サングラス(属性)

登録日:2018/11/14 (水曜日) 09:44:58
更新日:2024/02/26 Mon 13:04:55
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サングラスとは、太陽(Sun)等強い光から目を保護するため黒い色をした眼鏡(Glass)のことである。

本項目では現実世界やフィクションにおけるサングラス装着キャラの傾向について述べる。


目次


●サングラスをかける理由

1:目を保護するため
サングラス本来の存在意義。真夏の日差しや紫外線、雪焼け等「眼を痛める」ないし「視界を阻害する」ものから目を守るため使われている。
アジア人やアフリカ人に比べてメラニン色素の少ないヨーロッパ系の白人は紫外線に弱く、そもそも光を眩しく感じやすいため屋外ではサングラスをかけることが多い(特にオゾンホールの影響で紫外線の強いオーストラリア)。
海面や雪面で太陽光が反射して紫外線が強くなるため、マリンスポーツ、ウィンタースポーツの際にかけることも。
高高度では大気が薄く、紫外線が強くなるため、航空機のパイロットの必需品でもある。
また怪我などで眼に傷を負った場合や、1色覚(モノクロでしか物が見えず視力が極端に低いレアな色覚異常)等視覚障害の場合もサングラスを必要とする。
アメリカ軍では兵士用に防弾のバリスティック・グラスが支給されている。
なお、サングラスのUVカット機能は永続するものではなく、年々低下していく。使う頻度や紫外線の強さにもよるが、だいたい5年を目安に保護用としては意味がなくなると思っていいだろう。
さらに、UVカット機能が同等であれば、色の薄いサングラスの方が保護効果は高い。色が濃いと瞳孔が開いてしまい、サングラスの隙間から入ってくる紫外線を余計に取り込んでしまうのである。

2:目の異常を隠すため
怪我や疾病により負った目付近の異常やオッドアイ等、目元を人に見せたくない時着用する。
外見に異常がない場合でも、盲目だと視線が不自然になることがあるため色の濃いサングラスをかけるといった例もある。
あと目元の小皺を隠してアンチエイジングなんてことも。

3:正体を隠すため
上の派生形。素顔を隠すためサングラスを仮面代わりにする。
変装アイテムとしてもメジャー。
アニヲタ的には普通の眼鏡と並んで芸能人キャラがプライベート時に着用する姿を見ることも多かろう。

4:威圧感を与える
目というのは顔の中でも感情表現が豊かなパーツであり、それをサングラスで隠すことで「何を考えてるかわからない」「怖い」といった印象を相手に抱かせ、威圧する。

5:視線を隠す
サングラスで目を隠すことで視線を悟られないようにする。
欧米のSPがよくサングラスをかけているのは、これとカメラフラッシュから目を保護するためである。

6:顔を隠すことで羞恥心を抑える
5の派生型。サングラスを仮面代わりに使うことで目線を人から隠し、面と向かっては言いにくい事も言いやすくなる。
但しこの場合「保護」等正統な着用理由も薄いため、怪しげに見られることも。
板門店(北緯38度線)で勤務する韓国兵が揃ってサングラスをかけているのも5と6の理由からだとか。

7:ファッションの一環
純粋にサングラスを着用している方がカッコよさそうだから付けているもの。
頭の上に乗せる、シャツのネックにかけるなど目元を覆わないかけ方をすることもある。

8:能力を封じる為
メデューサの如く他人と目を合わせると石化させてしまうような、何かしら視覚的に自動で発動してしまうような能力を制御する為の手軽なアイテムとして装着するパターン。

8:小道具として用いる為
ハイテク近未来のスパイものやSP等で、フレームにスイッチがあり、それで通信を開いたりレンズに情報を投影したり。
なまじ遮光性があり外側からはレンズ裏は見えにくいので隠密性もある。


●キャラクターとしてのサングラス装備

現実的に考えてもこれだけ着用理由があるため「サングラスキャラといえばコレ」という統計は取りづらいが、どちらかというと「怪しい」・「堅い」・「チャラい」・「裏がありそう」といったイメージが付与されることが多め。
例えば都市伝説をモチーフにした映画『メン・イン・ブラック』では、「過去を消し、宇宙人の痕跡を消すエージェント」の標準装備として使われ、「明らかに普通ではないが、何らかのルールに沿って行動している」ことを示している。
またやくざやマフィア等裏稼業を取り扱う作品ではモブなどでもこれをつけることで「怪しい連中」という事を分かりやすくし、逆に『西部警察』の大門団長、『あぶない刑事』のタカとユージ等(一応)秩序側のキャラでも、クライマックスにサングラスを装備することで「決め時」だと分かりやすくすることもある。

一方サングラスをいつも着用することで、逆説的にではあるが「サングラスを取った素顔」を想像しにくくし、正体隠しがしやすくなるケースもある。



●主なサングラス着用キャラ(ごく一部)

サングラスキャラは多数いるため、ここでは特徴的なものを取り上げる。
サングラスでタグ検索
グラサンでタグ検索


現実世界

  • ダグラス・マッカーサー
太平洋戦争を戦い抜いた元アメリカ陸軍元帥。
コーンパイプをくわえ、サングラスをかけた出で立ちで、左斜め45度の角度から写った写真はあまりに有名。
素顔の写真もたくさん残っているにもかかわらず、サングラス姿の方が多く連想される人物ではなかろうか。
なお、かけているサングラスは、名門レイバン社の「アビエイター」というモデル。
いわゆるティアドロップ型と呼ばれる形で、今でも生産が続けられている超定番モデル。
マッカーサーの他、映画『トップガン』でトム・クルーズが、ドラマ『西部警察』で渡哲也が使用していた。

コメディアン。
幼少期の怪我が元で片目を失明しているため、デビュー当初は眼帯をつけていたが、70年代後半~80年代初期から現在の様にサングラスをかけるようになった。

  • たむらけんじ
コメディアン。
探偵!ナイトスクープ』等衣装によっては裸眼な事もあるが、大抵着用している。
全国的にはサングラス顔モードの知名度が高いため、『Yes!プリキュア5GoGo!』ゲスト時には素顔で現れるもエンディングまで芸能人と気づかれないというネタが入った。
また逃走中では 夜間でも着用していた

  • 浜田光夫
俳優。
20代の頃片目に大怪我を負い視力が低下、以来屋外ではサングラスを手放せなくなった(そのためハワイでの結婚式でも着用)。屋内なら普通の眼鏡やコンタクトで大丈夫の様だが。
彼が特撮番組『アイアンキング』で演じた「霧島五郎」(アイアンキングの変身者で副主人公)がいつもグラサン着用なのも、ロケ撮影が多かったためと思われる。

  • 藤子不二雄A
漫画家。
そこそこ早い段階からサングラスを好んでおり、自画像もコンビ時代は普通の眼鏡顔だったが独り立ち後はサングラス装備に変更された。

元タレント。
サングラスをかけて出演することが多かったが、本人曰くあがり症で眼鏡やサングラスをかけていないとテレビに出るのが難しかったとのこと。
そのストレスの末に薬物などに手を出し、転落の一途をたどってしまった…

  • 渡哲也
ご存じ石原プロモーションに所属していた俳優兼2代目社長。
五分刈りヘアとサングラス姿は「西部警察」の大門団長でおなじみだが、このスタイルは西部警察よりも6年も前に主演した映画「ゴキブリ刑事」で披露したのが最初。
因みにサングラスは「いい年こいた男性が拳銃でドンパチするのは恥ずかしい」という照れ隠しの意味からかけていたという。

  • 桜井賢
THE ALFEEのベーシスト。
「ALFIE」時代は素顔だったが、「ALFEE」として再デビューしてからはサングラスがデフォルトとなった。
調べれば素顔時代の写真は見つかるが、近年の資料では素顔写真にグラサンが合成されることも…。

  • 木根尚登
TM NETWORKのギタリスト兼キーボード奏者。
TMとしてのメジャーデビュー時「キャラをつけるため」とコーディネーターに薦められサングラスを着用する様になった。
素顔写真はTM以前のバンド『SPEEDWAY』時代のもので確認でき、他にも90年代のレギュラー番組『ソリトン』等で眼鏡顔を見せている。

  • 浜田省吾
サングラスがトレードマークのシンガーソングライター。
1976年のデビュー時から形は変われどサングラスは外さない。
ソロデビュー前に所属していたバンド・愛奴でドラム担当だった時に少しでも目立ちたいのと、ジョン・レノンやスティービー・ワンダーと尊敬しているミュージシャンがサングラスをかけているのでそれにあやかってかけてるんだとか。
ある時某写真週刊誌にプライベートの姿を素顔ともども撮られてしまったことがあり、その時の憤慨した気持ちを込めたタイトルの曲が作られた。それが「I DON'T LIKE "FRIDAY"」。
(ちなみに曲の内容はその雑誌とはまったく関係のないものだったりする)

  • みうらじゅん
ロン毛にサングラスと見るからに胡散臭いおっさん。
エッセイストだったりコレクターだったり、何やってんだかわからない人だが、本業は漫画家である。
実は「マイブーム」、「クソゲー」、「ゆるキャラ」などの言葉を考案した凄い人。

Sound Horizon・Linked Horizon主宰のサウンドクリエイター。
活動初期に当たるコンサート版『Elysion』DVD収録のメイキング映像で素顔を確認出来るが、以降は滅多に素顔を見せなくなり(2・3枚程素や眼鏡写真はあるが)、
結果『ヴァニシング・スターライト』では作中でも「グラサン」と呼ばれ、『Nein』では何と意志を持ったサングラス(人間体は猫耳グラサン)をメインキャラにし特典にもグラサンを付けた。
なおキャリアを重ねるにつれサングラスが色濃くかつ大きめのものになっており、最近ではサインもグラサンを掛けている
下記の久保帯人含む似て非なる人々の顔で素顔を確認できるとか言ってはいけない。

  • 久保帯人
ご存知BLEACHの作者。
漫画家にあるまじきオサレなグラサン姿と茶髪を度々披露していたため、漫画家でグラサン=久保帯人師匠と想像する人が多数いた模様。そもそも自画像の時点でサングラスしてるし。このインパクトは後々の風評被害につながってくるのだが…。
ちなみにゾンビパウダーからBLEACHの中盤まではよくサングラスを掛けた写真でインタビューなどに答えていたのだが、
某無関係なセクシー男優と合わせてネタにされるようになったからか現在はサングラス姿はあまり披露しなくなっている。悲しいなぁ…

  • 浜崎あゆみ
歌手。2000年代前半に全盛期を迎え、そのファッションも注目された。
その特徴の一つがサングラスであり、メディアに露出する際は、顔の半分を覆うかのようなデカいサングラスを着用していた。
もちろん、サイズの合わないものを使っていたのではなく、そういうデザイン。
愛用していた品はいくつかあるが、最も有名なのはフランスのファッションブランドのクリスチャン・ディオール。

フィクション作品


アニメ・漫画

かつての名前と額の傷を隠すため大きめのサングラスを着用している。
……冷静に考えれば、1年戦争時ずーーーっとあのマスク付けてたシャアの素顔を知っているヤツの方が少ないんだから正体隠す要素にはならない気がするので、傷を隠す方が主な目的かも。
アニメと並行して監督が執筆していた小説版だと、「強い太陽光線下では付けていると目が楽」というサングラス本来の実用目的で愛用している事になっている。*1
流石にMSで出撃する時は外す。
その他ガンダムのサングラスキャラは仮面の人(ガンダム)を参照。

サングラス着用風顔に設定されることで「人を傷つける始末屋」属性が強化されている。
またドラえもん自体も『タイムピストルで"じゃま物"は消せ』時サングラスと帽子・銃で殺し屋の如くのび太を脅しつけた。

シティーハンター(CITY HUNTER)』世界と『エンジェル・ハート』世界で素性と理由は異なるが、
いずれでも「過去の負傷が原因で失明し、サングラスを着用している」という点は共通している。

サングラスをかけた人間ではなく、グラサンが本体という珍しい例。彼の高い(らしい)戦闘力の大半はグラサンが占めている。
人間部分は「マダオ」「グラサンかけ機」と呼ばれ、たとえ敵に襲われてダメージを受けても登場人物たちはグラサンのほうを心配する。
同作にはほかにもメガネが本体の新八というキャラも登場する。

ほとんど外すことのない三角サングラスをかけている。理性崩壊時にはひっくり返すことで全てを眼鏡に染め上げる 「ガネメ」 が発動できる。
無印終盤ではグラサンそのものに人格があることが判明した。名前はグラサンマン……ではなく「コンマ」。つまり「ボボボーボ・ボーボボ」の中丸の部分
かけなおしたビュティに短時間ながら力を与えた。

  • 黒服(カイジシリーズ)
帝愛グループ一般従業員の皆さん。一様に黒スーツ・角刈り・サングラスという出で立ちをしている。
中間管理録トネガワ」で語られたところによれば、帝愛グループの社則にある黒服の服装規定に則ったものらしい。
つまりサングラスを含めて、あれが彼らのユニフォームということになる。
幹部候補生になるとサングラスを外し黒以外のスーツを着ることが許される。

作中最強キャラの一人。オークリー社の「ジュリエット」というモデルを愛用している。
野球選手のイチローも愛用していたものだが、本来はスポーツ用ではなくファッション用サングラス。
レンズやフレームの材質にもよるが、3万~7万ほどする高価なモデルである。

戦好きの悪い城に仕える悪役の忍者隊。
首領の八方斎ら数名を除くほぼ全員が時代考証ガン無視で丸眼鏡タイプのサングラスを装備。

キュラフォーチュンのパートナー妖精。頭にサングラスを付けているのが名前の由来。

破壊大帝デスザラス率いるデストロンのブレストフォースの一人。
鷹状のメットと丸眼鏡状の赤いカメラアイが特徴。

BP-601タイプの白バイ刑事もカメラアイが隠れるほどのバイザー状のサングラスが特徴。誰が呼んだか「日よけ眼鏡」(Byシャドウ丸)。
外すとオレンジ色のカメラアイが見えます。

  • 近藤静也(静かなるドン)
表の顔は平凡な下着デザイナー、裏の顔は関東で最大規模のヤクザの総長という二つの人生を生きる男。
会社の同僚など堅気の人たちに裏の顔を隠すため、ヤクザのときは常にサングラスを着用している。
コミック全108巻全ての表紙に彼が描かれているが、素顔を晒しているのは3巻、13巻、16巻、29巻、101巻の僅か5回だけ。
あるシーンでは「(心が)強い男ならサングラスなんか着けてない」といった趣旨の台詞を呟いており、彼にとって良くも悪くも自分自身の象徴となっている。

ONE PIECEのライオン型のミンク族。
常にサングラスを掛けており、威嚇の際に外すのだが、目がつぶら過ぎて可愛いので全く怖くない。本人は自覚無し。

ゲーム

KOFの2代目主人公。
特に理由は無いがグラサン着用。超必殺技「チェーンドライブ」ではこのグラサンを投げつけるが、 何故か飛び道具を貫通する
…どんな材質で出来てるんだこのグラサン。

スト4のパーソナルアクションで着脱可能、ただそれだけ。
スト5では標準装備。

ペーパーマリオシリーズでは敵キャラであることをわかりやすくするため、
サングラスのほか腕輪や首輪も装備している。

ゲームシステムの関係上、サングラスが弱点になっている。

サングラスとマスクをして、名前通り意地でも動こうとしないサル。
強力な助っ人の筈が、召喚しても本当にやられるまで動かない完全なハズレキャラ。
粘るだけ無駄なのでさっさと帰ってもらうべし。
わしゃ 死んでも動かんっ!……あ!?

映画

シュワちゃんが扮するターミネーター。
毎回必ずサングラスを掛けている。そして毎回途中で破損するが、大抵はその後1回は別のサングラスに掛け替える(概ねそれも破損するが)。
おそらく創作界隈に於ける『サングラスを掛けた、無骨で筋骨隆々な大男』というテンプレ的キャラ造形の嚆矢となったであろう存在。
T3のT-850は サングラスには妙な拘りがあるらしい 所があり、
最初に掛けた星形の派手なサングラスは気に入らなかったのか 掛けてからすぐに外して踏み潰した が、
その直後に手に入れた別の常識的な外見のサングラスには満足してか、掛けてからそのままにしていた。
更にそのサングラスを失った後、コンビニで食料調達した際は、食料は歩きながら適当に買い物かごに放り込んでいたが、
サングラスの売り場にさしかかると足を止め、じっくり吟味 していた。
第1作目で着用していたのは、アメリカの「ガーゴイルズ」、第2作目のはイタリアの「ペルソール」というメーカーの市販品である。
使われた時代が時代なので、どちらのモデルも廃盤になっている。

後述の理由で、マトリックス内では登場人物のほぼ全員がサングラスを着用しており、
例外はオペレーターなどの現実世界で活動する者や予言者、メロビンジアンなど非戦闘員のキャラクター。
登場人物が多い作品ながら サングラスをかけていないキャラの方が少ない という珍しい例。

原因は有名になった「リンボーダンスの姿勢でカメラがグルングルン回るシーン」。
あのシーンはカメラが回ってるのではなく、複数台のカメラで撮影したものを合成して回しているように見せている。
そのため、サングラスで目を隠しておかないと「目線があっち向いてホイとばかりにおかしな方向を向く」=合成なのがバレバレになってしまう。
なのでその手のシーンに登場するキャラは敵も味方もサングラス装備になった。
なお、これらのサングラスは市販品ではなく、ドイツのローデンストック社製の特注品。
グッズとして一般販売もされたが、フレームレスのはずがフレームがついていたり*2と、劇中の仕様とは微妙に異なる。

一見すると地球人と同じような姿だが、男性は醜い素顔を隠すためにサングラスを常に着用している。
一方女性は美しい顔をしているが、X星人の美的感覚の為その全員が同じ顔になっている。

報道機関「CNM」の会長ハワード・クリフォードの秘書。
その正体はメタモンであり、人間の姿であるミス・ノーマンや他の人間に化けることで、密偵・裏工作などを行っていた。
メタモンの特性上、目だけは変身でごまかせないため、サングラスをかけて正体を隠していた。


特撮

正体を隠すために着用するサングラスがトレードマークになっている。

27話に登場した、妖怪王女配下のサングラスがモチーフのジンドグマ怪人。
サングラスを掛けた蝶ネクタイにマントの男に化け、子供の味方チャイルドXを名乗り、サングラス型の手錠やで、大人をやっつけながら子供達に銀色のフレームの洗脳サングラス「Xメガネ」を配り、犯罪集団ГX軍団」を作り上げようとしていた。
顔のサングラスからは催眠光線を出し、胸の目玉からピンク色の光線爆弾を発射して攻撃する。またチャイルドX時同様に剣や手錠を使った事もある。
最後は、パワーパンチでサングラスを割られスーパーライダー月面キックで倒された。
配下のジンファイターはサングラス型の手錠を武器に使う。
なお、この作品に登場する戦闘員ドグマファイターとジンファイターの目はサングラス状である。

エネトロンを狙う人類の敵・ヴァグラスから人々の生活を守るエネルギー管理局の戦闘チームも出動時にはサングラスを着用する。
ただし、敵を前にしたり変身する前だと速攻で捨てる
アクション指導監督も役者らに「サングラスは投げ捨てるもの!」と指導していたとか…。
また、スーツや変身アイテム、ロボットなどにもサングラスやゴーグルがモチーフとして取り入れられている。
強化アイテムに至ってはサングラス二重掛けである。

  • レン(KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT)
仮面ライダー龍騎の北米リメイク版において、ナイトこと仮面ライダーウイングナイトに変身する青年。
常にかけているサングラスがトレードマークなのだが、敵に遭遇した時は上着にしまっていたサングラスをわざわざかけてから変身したり、バイクに乗る時にもフルフェイスヘルメットの風防の下にしっかりサングラスをかけていたりと、並々ならぬこだわりがある模様。
番組が日本で放送された際のおまけコーナー「DRAGON KNIGHT FACT FILE」でもネタにされ、パーソナリティの杉田智和から「THEグラサン」とあだ名をつけられた。

強化変身形態である闘魂ブースト魂の戦専用装備に「サングラスラッシャー」という銃剣がある。
二個の眼魂をソケット部に装填することで必殺技が発動するが、この部分がサングラスそのまんま
おまけに眼魂を二個セットすることで「マブシー! マブシー!」、更にオレ魂と闘魂ブースト魂をセットすることで「メガマブシー! メガマブシー!」という待機音が鳴り響く。

  • パワーレンジャー・ジャングルフューリー
獣拳戦隊ゲキレンジャーの北米リメイク版にて、初期メンバー3人がサングラス型変身アイテムの「ソーラーモーファー」を使用する。
フレームのデザインは各メンバーの変身後のマスクを模しており、通信用のインカムも搭載されている。
原典ではグローブ型の変身アイテム「ゲキチェンジャー」が登場し、指の骨を鳴らす要領でスイッチを入れて変身するのだが、この描写がアメリカの厳しい放送コードに引っかかることから代わりに用意されたアイテムである。
着用してから側面のスイッチを押し、構えをとってオーラを解放することでスーツが装着され、最後にモーファーがヘルメットに変化して変身が完了する。
ゲキレンジャーのマスクのバイザーをサングラスに見立てたデザインが秀逸な一品。
なお、追加戦士であるウルフレンジャー(ゲキバイオレット)とライノレンジャー(ゲキチョッパー)は原典と同じくゴングチェンジャーとサイブレードで変身する。

  • デストラップ工作員(電脳警察サイバーコップ)
眼の部分がメカが剥き出しになっており、それを隠すためにサングラスを着用している。


小説・ラノベ

前者はレジェンドヤクザをもとにしたクローン戦闘員であり、ヤクザとしてサングラスを装備している。
後者は作中で一般的なウェアラブル端末、サイバーサングラスを装備しており、能力のイビルアイの威力調整をサングラスの透過率変更で行っている。
サイバーサングラス自体は一般にも広く浸透しているアイテムであり、携帯IRC端末などと合わせて現実でいうスマホのようなポジションを担っている。


その他

賞金を懸けてゲームに参加した「逃走者」を追跡し捕縛するサングラスを掛けた黒服達。設定上はゲーム開催者たる「クロノス社」の職員が開発したアンドロイドとされている。

  • 玄人志向
自作PCの知識あれば知らない人はいないと思われるPCパーツのブランド。
半笑い気味のグラサン男の顔がトレードマーク。
そのモデルは開発スタッフの一人のこと。

  • モグラ
絵本等の創作物ではサングラスを掛けている事が多い。
『光の届かない地中で暮らしているため光に弱い』、もしくは『目が退化している→ほぼ盲目→盲目といえばサングラス』という印象が理由であろう。
外ならともかく 地中でサングラスなんか掛けたら何も見えないんじゃないか とか言ってはいけない。
因みに、現実的には「モグラは光に弱い」「強い光を見ると死ぬ」という事は無く、日照下でも問題なく活動可能である。

  • 教科書の落書き
不真面目な子供たちによる悪戯。
教科書に掲載されている偉人や作家の肖像画や近影写真にサングラスを描いたり眼鏡を黒く塗りつぶしてサングラスにするのはヒゲや髪型変更と並ぶ定番中の定番である。
主に肖像画や近影写真がある国語・社会(歴史)・理科・音楽の教科書で見られることが多いが、目元が描かれた絵や写真があれば何でもよい。例えば保健体育の心肺蘇生法の図にサングラスを落書きすることも可能。
教科書の落書きといえば新たに人物(棒人間)を描き足すのも定番だがそれらがサングラスをかけている例は滅多にない。

  • ドットサングラス
「ドヤッていい?」的な意味で時々使われる海外産のコラ素材。
直訳すると「グラサンの種類なんて気にするな」。
葉巻とセットで付けるそうで。





追記・修正はサングラスをかけてお願いします。



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最終更新:2024年02月26日 13:04

*1 一年戦争時代でもガルマの国葬放送中で着用している

*2 おそらく一般販売するにあたっての強度の問題