殿堂解除(デュエル・マスターズ)

登録日:2022/07/08 Fri 16:55:00
更新日:2024/04/14 Sun 14:33:11
所要時間:約 15 分で読めます





殿堂解除とは、デュエル・マスターズにおいて殿堂入りが解除されることである。


●目次

解説


まず、殿堂入りとはデュエル・マスターズにおいてあまりに強力なカードに与えられる称号であり、指定されたカードは1枚しか使用できなくなる。
つまり他TCGで言うところの制限カードである。

ただし、殿堂入りはあくまでも「特別な切り札に与えられる称号」とポジティブなものとして扱われている。
そのため、殿堂レギュレーションの導入から長らくの間制限解除が行われることは無かった。
カードにとっては4枚入れられるようになることでありつつも、殿堂入りという名誉の剥奪という性質を有しているからである。

だが、革命編で《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》がプレミアム殿堂から殿堂入りに格下げになったことをきっかけに、様々なカードに殿堂入りへの変更、もしくは殿堂解除が施行されている。
こうしたスタンスの変更には、インターネットの普及によって殿堂レギュレーションの確認が容易になったことや、インフレによって力不足になっているカードでも、あくまでも名誉の称号であるためカードデザインの枷となることが大きいと思われる。

なお、この記事は殿堂解除、すなわち無制限への移行を扱う記事であるため、殿堂入りに留まったカードはそちらの記事で扱うものとする。

殿堂解除カード一覧


※単独項目があるカードの詳しい解説は個別項目にて。また、カードは解除順に記載する。

【プレミアム殿堂→殿堂解除】

炎槍と水剣の UC 水/火文明 (6)
呪文
パワー3000以下のクリーチャーをすべて破壊する。その後、こうして破壊したクリーチャー1体につき1枚カードを引いてもよい。
先に撃った側が場を一掃したうえで一方的にリソースを得るという凶悪カードだったが、2016年2月1日にまさかの一発解除
一発解除で多くのプレイヤーを驚かせこそしたが、パワー水準やゲーム速度のインフレによってこれをマナを支払って唱える暇はなく、S・トリガーが付いて破壊が相手限定になったリメイクの《炎乱と水幻の裁》がトリガーや踏み倒し前提で使われる程度。

詳しくは個別項目を参照。

ボルメテウス・サファイア・ドラゴン VR 火文明 (10)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン 11000+
スピードアタッカー
パワーアタッカー+3000
T・ブレイカー
このクリーチャーがシールドをブレイクする時、相手はそのシールドを手札に加えるかわりに墓地に置く。
踏み倒しから逆転を封じるシールド焼却を叩き込むフィニッシャー。2015年9月19日のプレ殿解除を経て2020年12月18日に殿堂解除に。
《インフェルノ・ゲート》《母なる大地》などのプレ殿による軽量踏み倒しの規制、S・トリガー封じができる《古代楽園モアイランド》《超神龍バイラス・カースド》などといった大型クリーチャーのインフレが理由だろう。

詳しくは個別項目を参照。

凶星王ダーク・ヒドラ SR 闇文明 (6)
クリーチャー:ダークロード 6000
W・ブレイカー
自分のクリーチャーが出た時、そのクリーチャーと同じ種族をひとつでも持つクリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻してもよい。
相互に同名カードを回収できるシステムクリーチャーで、消耗戦で強力。2016年2月1日にプレ殿解除、2022年7月1日に殿堂解除。
回収能力自体は強力だがインフレによってマッハファイターなどで容易に除去でき、バトルゾーンに維持することで真価を発揮するこのカードはもはや遅すぎた。

詳しくは個別項目を参照。

サイバー・ブレイン UC 水文明 (4)
呪文
S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
カードを3枚まで引く。
最初期のMTGのドロー軽視からほとんど学んでいない軽量壊れドローソースの一角であり元祖。2021年7月1日にプレ殿解除、2022年7月1日に殿堂解除された。
S・トリガーを抜きにすれば3色とはいえ3マナ3ドローに他のモードを持つ《T・T・T》が登場しており、S・トリガー前提でないと現在ではもはや悠長なのも一因。規制解除後はハンデスに負けない手札補充としての役割を買われて採用されており、なんだかんだで優良カードの域に収まっている。

次元流の豪力 C 自然文明 (5)
クリーチャー:ビーストフォーク/エイリアン 2000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、コスト6以下の光、火、自然いずれかのサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。
エイリアン2枚目のプレミアム殿堂カード。超次元クリーチャーを呼び出すシンプルな効果だが、呼び出せるサイキック・クリーチャーの範囲が異常に広いおかげで柔軟な動きが可能。
このクリーチャー自身はサイキック・クリーチャーを出す以外の仕事ができないものの、呼び出したサイキック・クリーチャーが別の能力を持っているので、実は万能の力を兼ね備えた存在である*1
4枚搭載できた頃は《フェアリー・ギフト》による高速召喚で《勝利のリュウセイ・カイザー》を呼び出し、早期に実質的なT・ブレイカーを降臨させつつ相手の動きを遅らせるコンボで猛威を振るっていた。
2012年8月11日に殿堂入りに指定されていたものの、その利便性の高さと緑単デッキの台頭が災いし、2016年9月15日にプレミアム殿堂入り。
しかし近年はサイキックの衰退とお供の《フェアリー・ギフト》の規制、メクレイドという超次元抜きで似たようなことができる能力の登場もあり、2022年7月1日付で殿堂入り、そして2024年3月11日にはついに殿堂解除に。

超次元バイス・ホール UC 闇文明 (6)
呪文
相手の手札を見てその中から呪文を1枚選び、捨てさせる。
次のうちいずれかひとつを選ぶ。
►自分の超次元ゾーンにあるサイキック・クリーチャーを2体まで、コストの合計が6以下になるように選び、バトルゾーンに出す。
►コスト10以下の闇のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンからバトルゾーンに出す。
超次元プッシュが落ち着いたエピソード2以降も活躍し続けた超次元呪文。
相手の妨害をしつつこちらの展開ができるというのは非常に強い。キルヤヌス(スピードアタッカー二体分を同時に出すコンボ)や大型サイキック・クリーチャーを出したりと、強力な物が多い超次元呪文の中でも特に汎用性が高かった。
特に「2体まで出せる」のが強く、このカードが存在しないことを前提に作られているサイキック・クリーチャーも多い。
一発プレミアム殿堂入りの一枚であり、突然の規制は多くのプレイヤーに衝撃を与えた。
ところが、2021年に《超次元ジェニー・ホール》として可愛く復活。その後このカードも2022年7月1日付で殿堂入り、2024年3月11日付で殿堂解除に。

【殿堂入り→殿堂解除】

4マナS・トリガー呪文で、相手のクリーチャーの数だけドローする。
確かに複数ドローできるのだが、同時期に殿堂入りした《サイバー・ブレイン》や《ストリーミング・シェイパー》と比べると正直見劣りするため殿堂入りする必要はあったのか?という意見が割と多かった。
2016年2月1日に殿堂解除。

3マナパワー2000のキャントリップクリーチャー。
手堅い性能で多くのデッキで使われていたが、なぜか種族違いの《クウリャン》と入れ替わりで殿堂入り
サイバー種族をドローが得意な色にしたかったのか8枚体制を嫌ったのかは不明だが、どちらにせよかなり理不尽な殿堂入りだった。
2016年2月1日に殿堂解除されたが、《アクア操縦士 ニュートン》や上位互換の《電脳 ハルカス-1》などの登場によって種族デッキでも居場所があるかは怪しい。

  • パシフィック・チャンピオン
2マナのマーフォーク進化クリーチャーで、進化以外に攻撃もブロックもされない。
しかし、種族自体に長らく新規が登場しなかったこともあってか2016年2月1日で殿堂解除。

  • 雷鳴の守護者ミスト・リエス
他のクリーチャーが出た時に1枚ドローできる、5マナのシステムクリーチャー。
クリーチャーを主体としたコントロールではほぼ必ず採用されて殿堂入りしたが、2016年2月1日で殿堂解除。
パワーの低さは無視できないが、相手のクリーチャーでも反応する点は今でも強力。

  • 龍神ヘヴィ
ヘヴィ・デス・メタルの左側であり、単体での優秀さから殿堂入りしていた。
2016年2月1日で殿堂解除されたことで晴れてトライ・G・リンクが可能になり、HDMファンを喜ばせた。
現在は1マナ軽くなり左G・リンクOMGを得た、ほぼ上位互換の《極限龍神ヘヴィ》が存在する。

  • 予言者ローラン
【ヒラメキドレーン】で暴れたことで殿堂入り……つまりスーパーデッキで再録したヒラメキの身代わりである。
結局あちらが殿堂入り(後にプレ殿)したため、2016年2月1日で殿堂解除。

  • 王機聖者ミル・アーマ
呪文のコストを1軽減する、ブロッカー持ち3マナクリーチャー。
コストパフォーマンスの優秀さから【白青黒超次元】などで活躍して殿堂入りしたが、2016年9月15日に殿堂解除。
あくまでもコスト軽減とブロッカーだけなので、インフレが進んだ環境の速度ではやや悠長な点が決め手だろう。

シールド・フォースでブロッカーを得て、バトルゾーンを離れなくなる。その防御力と場持ちの良さから多くの白を使うデッキで採用されて殿堂入り。
しかし、パワーや速度のインフレによって踏み倒しにくいという部分が目立つようになり、侵略や革命チェンジによって高パワーのクリーチャーが出ることで信頼度が低下したためか、2017年1月30日に殿堂解除。

圧倒的なマナブースト能力を持つドラゴンで、《母なる大地》などでのデメリットのキャンセルや《インフェルノ・サイン》でのデメリットの利用など使い道は多岐に渡る。《母なる大地》と《母なる紋章》とのプレミアム殿堂コンビ*2を経て自身も殿堂入りした。その後、《剛撃古龍テラネスク》という単色だが似たようなマナ加速クリーチャーが出た事もあってか、2018年1月29日に殿堂解除された。

  • 天雷の導士アヴァラルド公
デッキ上から3枚を見て、呪文を全て手札に加える3マナクリーチャー。
クリーチャーの枠として扱える超次元呪文が登場したことで強化されたために殿堂入りしたが、2018年1月29日に殿堂解除された。
クリーチャーでも呪文でもあるツインパクトカードや自身のツインパクト版である《天雷の導士アヴァラルド公/魔弾アルカディア・エッグ》の登場など、追い風となる要素は多く恵まれているほう。

ニンジャ・ストライク7で出た時に相手1体のパワーを-6000するニンジャ。防御札としての強力さから殿堂入りしたが、7マナ溜まるまでに決着が付くことも多いこと、複数には対処できないことからもはや問題ないのではないか、という声が増え始め、2019年1月21日に殿堂解除。
解除後はドルマゲドンの封印を外しつつ除去できるカードとしてしばしば採用されている。

  • ミステリー・キューブ
呪文を唱えられなくなった《ホーガン・ブラスター》であり、そちらの調整版としてその殿堂入り直後に登場した
案の定リペアとして暴れて殿堂入りしたが、踏み倒しメタの増加や《カブトリアル・クーガ/ミステリー・ディザスター》の登場が契機となってか2019年1月21日に殿堂解除。

言わずと知れた黎明期の凶悪進化クリーチャーだが、2019年1月21日に殿堂解除。
サイバー・ウイルスが長らく不遇であり、インフレから取り残されているのが理由だろう。

クリーチャーを1体回収し、同じ種族──つまりナイトかパラサイトワームならそのまま進化できる。
大邪眼B・ロマノフ》を出す動きが強力であり殿堂入りしたが、インフレの影響もあって2020年1月1日で殿堂解除。

  • 希望の絆 鬼修羅
ガチンコ・ジャッジでビクトリーレアかコスト10以上のクリーチャーを踏み倒す。
《獰猛なる大地》と組んで暴れたがあちらが殿堂入りし、こちらも踏み倒しの強力さからか殿堂入り。
その後、踏み倒しメタが増加したためか2020年1月1日に殿堂解除された。

  • セブンス・タワー
通常は3マナ1ブーストだが、メタモーフ(マナ7枚以上)で3ブーストになる。
【Nエクス】や召喚を必要とするゼニスのサポートとして使用されて殿堂入りしたが、マナ加速手段がインフレしたことからか2020年1月1日に殿堂解除。7マナ溜める前に3ブーストできる《獅子王の遺跡》の存在も大きいだろう。

  • 超次元ドラヴィタ・ホール
コスト3以下の呪文を回収し、コスト5以下から任意の数か、光のコスト7以下のサイキック・クリーチャー1体を出す呪文。
《超次元シャイニー・ホール》と違いアドバンテージを得やすいことからあらゆる【超次元コントロール】で採用され、案の定殿堂入り。
その後、踏み倒しメタやインフレによるサイキックの相対的弱体化で許されたのか2020年1月1日付で殿堂解除となった。

  • 勝利のアパッチ・ウララー
相手の手札次第でハンター・サイキック・クリーチャーを呼び出すクリーチャーで、団長の生け贄の一角。
団長自体の殿堂入りに伴い2020年1月1日で殿堂解除され、ドギラゴン系のデッキでは引き続き使われた。

  • ガチンコ・ルーレット
ガチンコ・ジャッジで勝つと手札に戻るマナブースト。
【ミステリー・キューブ】での活躍で規制されたがその実態はキューブや《勝利宣言 鬼丸「覇」》の身代わりであり、2020年7月1日で殿堂解除された

  • 真・龍覇 ヘブンズロージア
光のコスト7のドラゴンであるドラグナーであり、《ドラゴンズ・サイン》で踏み倒せることと、様々なドラグハートの使い分けが強み。
【ロージアミラダンテ】の影響で殿堂入りしたが、革命チェンジ先の《時の法皇 ミラダンテXII》の殿堂入りと《最終龍覇 グレンモルト》の登場によって強みの大半が失われ、2020年7月1日で殿堂解除された。

  • 魂と記憶の盾
進化でないクリーチャーをシールド送りにする3マナ除去。
シールド除去がデメリット換算されていることもあってか軽く、【白青黒赤ライブラリアウト】を始めとしたコントロールで活躍したことで2008年4月15日に殿堂入り。
しかし長い時を経て除去が大きくインフレしたこと、鬼タイムなどの影響でシールド回収カードも強化されたからか、2020年7月1日に殿堂解除。

  • 超次元ホワイトグリーン・ホール
  • 超次元ガロウズ・ホール
それぞれ《勝利のプリンプリン》との組み合わせ、《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》によるカウンター、共通して《龍素記号Sr スペルサイクリカ》による使い回しが強力だったことから殿堂入りした超次元呪文。
踏み倒しメタやインフレによる影響力の低下を加味してか2020年12月18日に殿堂解除された。

汎用性の高い侵略&革命チェンジ元。
インフレの影響と速度面で問題のあった《“龍装”チュリス》と入れ替わる形で2022年1月1日に殿堂解除された。

2022年07月01日解除

ルール上「フィールドにゲーム開始時から存在するカードはいずれか1セットしか使用できない」と定義されたことで殿堂入りにフレーバーとして以上の意味が無くなったため、2022年7月1日に殿堂解除。
逆に言えばルールで指定されるまでは殿堂ゼロデュエルで複数投入可能だったため、それを活かした変態コンボが考案されたりもした。ドキンダムとドルマゲドンを限界まで投入して試合開始前にライブラリアウトで負けるデッキを作る物好きもいた。

  • プラチナ・ワルスラS
3マナの進化クリーチャーで、攻撃時に3枚ドローして1枚捨てるW・ブレイカーと登場時点では破格のスペックであり、【赤青ドギラゴン剣】のサブプランとして活躍したことで殿堂入り。
その後、手札補充や進化クリーチャーがインフレしたことに合わせて2022年7月1日に殿堂解除された。

  • パーロックのミラクルフィーバー
指定したカードが出るまで山札を表向きにして全てを手札に加える。《偽りの名 iFormulaX》と組んだ【フォーミュラエクストラウィン】で暴れた結果殿堂入りに。
だが、ドローソースのインフレによって7マナは重すぎるためか殿堂解除された。

G・ゼロで出して《アストラル・リーフ》への進化が鉄板……だったが、インフレによってもはやサイバー種族デッキ自体が力不足のためか解除された。

2マナS・トリガーで、クリーチャー1体を手札に戻す。
攻守に役立つ点こそ変わらないが、除去呪文自体が大きくインフレしたこともあってか問題ないと判断された模様。

  • カモン・ピッピー
自身は5マナパワー1000だがサイキック・クリーチャー……主に《勝利のリュウセイ・カイザー》を呼び出すため、実質5マナT・ブレイカー。
同時に《次元流の豪力》も殿堂入りに変更されており、間接的なサイキック強化という扱いなのだろう。

  • 鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス
スレイヤー、スピードアタッカー、破壊時マナゾーン行きを味方全体に付与するワンショットキルのお供だったが、《次世代龍覇 グラッサ&タレット》といった似た役割のカードが登場したからか殿堂解除された。

  • 破界秘伝ナッシング・ゼロ
無色ジョーカーズによって3ブレイク追加が当たり前となり、《ジョリー・ザ・ジョニー》とのコンボで活躍したことで殿堂入り。
だが、スーパー・S・トリガーを踏みやすいことから《超特Q ダンガンオー》に活躍を譲っていた節があり、殿堂の必要性はやや疑問視されていた。
その後、ジョーカーズの有色化が進んだことからか殿堂解除となった。

極・龍覇 ヘルボロフ》の相方であり、【黒単ドラグナー】で活躍。デスゴロスでヘルボロフを蘇生→2枚目以降のウェルカム・ヘルを展開する動きが強力で殿堂入りしたが、インフレを考慮してか殿堂解除された。

  • 獰猛なる大地
お互いのマナゾーンから1体ずつ出し、その後お互いのクリーチャーを1体ずつマナゾーンに置く。
8マナかつS・トリガーが無い重さを差し引いても除去と踏み倒しを兼ねる凶悪な呪文であり、当時無制限の《勝利宣言 鬼丸「覇」》を踏み倒すなどの活躍を見せていた。
踏み倒しメタの普及や《蒼龍の大地》を考慮した結果か解除されたが、EXライフによって更地に出しても場に留まれるディスペクターという新たな踏み倒し先と組んで活躍している模様。

  • ガヨウ神
ジョーカーズの優秀なドローソース……だが、その真価は《ジョット・ガン・ジョラゴン》に装填することで複数のジョラゴン・ビッグ1を誘発させること。
【ジョラゴンループ】のキーパーツとして活躍した結果規制されたが、ジョラゴン自体が殿堂入りしたため強力なドローソースの範疇に収まると判断された模様。
なお殿堂解除には珍しく現在も大活躍している。

2023年03月20日解除

一度に4枚のカードに干渉するアドバンテージの塊。とはいえ《天災 デドダム》を始めとしてアドバンテージの獲得速度が飛躍的に上がり、7マナという重さもネックになるためか殿堂解除。
ただし4枚使えるならばそれに特化したデッキを組めるようになるため、インフレに本当に埋もれているかは未知数か。

《フェアリー・ギフト》を火のドラゴン限定にした調整版と思いきや、なぜかスピードアタッカーも付与してしまう。《メガ・マナロック・ドラゴン》と共に無制限だった当時はマナを荒らしまわるのが日常茶飯事であった。
だが、主な採用デッキであった【モルト NEXT】では《爆熱天守 バトライ閣》のプレミアム殿堂やマナゾーンのドラゴンを参照するためこれが邪魔になる《爆炎龍覇 モルトSAGA》といった逆風が多く、コスト軽減へのメタカードも登場したからか殿堂解除に。

2023年08月11日解除

ガチンコ・ジャッジで追加ターンを得て、大抵の場合はそのままなし崩し的に勝利できるフィニッシャー。
この追加ターン能力はプレイヤー達から様々な感情を向けられていたようで、殿堂入りが発表された際には「「覇」破るわ」という発言がネット上に溢れ、実際にズタズタに破られたカードの画像をSNSに投稿する者もいた。
追加ターン獲得があくまでも不安定であることからインフレも考慮して解除されたと思われるが、「ビクトリーBEST」で登場したハンターツインパクトや《「勝利」の頂 カイザー「刃鬼」》など、強化と言える要素も多い。

2024年03月11日解除

かつて「ボルバルマスターズ」を招いた元凶温泉旅館から帰ってきた姿。
追加ターンこそ失ったものの、パワーやSAといった基本的なスペックはそのままにマナの全アンタップ能力を獲得しており、登場当初から【Nエクス】などで活躍した。
だが、そんなカードもついに殿堂解除に。高マナ域のインフレが著しい現在ではそもそもこのカードで打点を水増しするまでもなく勝てることがザラであり、ある意味適正となったからだろう。
ループで使えるとの声はあったが火自然のループ適正のなさ、なによりエクスをループで使う際に真っ先に挙げられていた《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》が入れ替わりで殿堂入りしたことも判断理由として大きいと思われる。



追記・修正はサファイアを野に放ってからお願いします。

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最終更新:2024年04月14日 14:33

*1 マナタップインによる遅延、ブロッカーとシールド追加、クリーチャーの攻撃及びブロック不可など、出来る事よりも出来ない事を数えた方が早いほどにオールマイティ

*2 指定された組み合わせの片方しかデッキに入れられない特殊な殿堂