原闘混成 ボルシャックADEVE

登録日:2022/08/05 Fri 22:09:46
更新日:2023/12/02 Sat 10:48:50
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その名は新たな始まりを象徴するものだった( its name is given a new beginning )
*1


原闘混成 ボルシャックADEVE(アデブ)》とは、TCGデュエル・マスターズ』のクリーチャー。デブ…?
DMEX-19「マスター・ファイナル・メモリアル・パック」に収録されたベリーレアカードの一枚であり、あの《ボルシャック・ドラゴン》と《蒼世神 ADAM》《創聖神 EVE》を合体させたディスペクター
ジョー編の最後に収録されたカードであると同時に種族としては最初に造り出されたクリーチャーでもあるという、始まりにして終わりのディスペクターとなっている。


解説

ボルシャックADEVE VR 光/水/火文明 (8)
クリーチャー:ディスペクター/アーマード・ドラゴン/ゴッド/オリジン 10000+
EXライフ
ブロッカー
パワード・ブレイカー
自分のシールド1枚につき、このクリーチャーのパワーを+1000する。
このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。相手はそれを山札の下に置く。
このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から2枚を見てもよい。そうしたら、そのうちの1枚をシールド化しもう1枚を手札に加える。

ディスペクター特有のEXライフに加えてブロッカー、そしてパワード・ブレイカーと三つのキーワード能力を搭載している。
加えてシールド1枚につきパワーが1000上がるため、事前にシールドが1枚でも残っていればEXライフ分と合わせて12000以上となり、パワード・ブレイカーで大抵は三打点が保証される。

cipによる除去能力も有しており、墓地やマナゾーンではなく山札の最下層に追いやってしまうのでかなり強烈。
厄介な《SSS天災 デッドダム》でもバトルゾーンに戻って来れなくなる。

更には、攻撃時に山札の上から2枚を確認しながら手札とシールドへそれぞれ振り分けられる。
シールド追加により《ADEVE》のパワーと打点を増強しつつ、捲ったカードによってはS・トリガーで防御を固める事も可能。
SAの類いを備えておらず出たターンには使えない効果だが、EXライフにより一回は耐え凌げるで発動の機会はあるだろう。

総じて8コストのクリーチャーとしてはそこそこ優秀な性能だが、《ADEVE》の真骨頂は自身の属性によって得られるサポートの数々にある。
ボルシャックの名を冠した光文明のブロッカーであり、かつディスペクター・ドラゴンゴッドオリジンサポート豊富な種族を四つも兼ね備えているのだ。


相性の良いカード

ボルシャック・クロス・NEX SR 火文明 (9)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン 12000+
スピードアタッカー
パワーアタッカー+5000
T・ブレイカー
すべてのプレイヤーは、コスト4以下のクリーチャーを召喚できない。
ボルシャック英雄譚 SR 火文明 (8)
呪文
自分の山札の上から6枚を見る。その中から、《ボルシャック》と名前にあるドラゴンを好きな数、バトルゾーンに出してもよい。残りを好きな順序で、山札の一番下に置く。

ボルシャック・クロス・NEX》のツインパクト版カード。
呪文面の《ボルシャック英雄譚》では山札の上から6枚を確認した上で「ボルシャック」と名の付いたクリーチャーなら場に出せるため、《ADEVE》も踏み倒し対象として並べられる。

ヘブンズ・ゲート  光文明 (6)
呪文
S・トリガー
進化クリーチャーではない光の「ブロッカー」を持つクリーチャーを2体まで、自分の手札からバトルゾーンに出す。

光ブロッカーにとって鉄板のサポートカード。
cipによる除去効果を持つ《ADEVE》なら場に出ると同時に相手クリーチャーを退けられるので、S・トリガーで繰り出せるブロッカーの中でも受け札としての性能が格段に高い。
《ADEVE》自身のアタックトリガーによるシールド仕込み効果と好相性なのも追い風。

ゴッド・ゲート R 水文明 (6)
呪文
S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
自分の山札の上から5枚を見る。その中からコスト9以下のゴッドを1体出してもよい。残りを好きな順序で山札の下に置く。その後、そのゴッドにリンクできるゴッドを1体、自分の手札からコストを支払わずに召喚してもよい。

ゴッドの踏み倒し呪文。
S・トリガーなので《ヘブンズゲート》と同じ感覚で使用できる上に、あちらとは違い手札に抱えていなくても山札の上から五枚の中にあれば場に出せる。

灰燼と天門の儀式 VR 光/闇/火文明 (6)
呪文
S・トリガー
コスト8以下のクリーチャーを1体、自分の墓地から出す。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーに「ブロッカー」を与える。その後、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その2体をバトルさせる。

コスト8以下のクリーチャーを蘇生させた上でバトルさせる呪文。
《ADEVE》はコスト8なのでちょうど対応している。
ブロッカー付与に関しては元々持っているので腐ってしまうものの、《ADEVE》のcip除去は使えるので相性は悪くない。

天龍神アークゼオス SR 光文明 (10)
クリーチャー:ファイブ・オリジン・ドラゴン 15500
ブロッカー
T・ブレイカー
自分のドラゴンが攻撃する時、カードを1枚引いてもよい。その後、光のコスト9以下の、「ブロッカー」を持つ進化ではないクリーチャーを1体、自分の手札から出してもよい。
相手が自分のクリーチャーを選ぶ時、このクリーチャーは選べない。(ただし、このクリーチャーを攻撃またはブロックしてもよい)

光文明のファイブ・オリジン・ドラゴン
《ADEVE》はドラゴンなのでアタックトリガーの起点役となれる上に、その効果で踏み倒せる「光文明」「コスト9以下」「ブロッカー持ち」「進化ではない」クリーチャーにも対応している。
更にはオリジンサポートも共有でき、光のブロッカーなので《ADEVE》と同様に《ヘブンズ・ゲート》から踏み倒せるなどメチャクチャ相性が良く、専ら【天門】デッキでは揃って入れられている。
背景ストーリーでの五龍神とオリジンの因縁、そして《ADEVE》よりディスペクターが作られ始め行く行くは《Volzeos-Balamord》に至る事を考えるとかなり皮肉な関係だが…。


関連カード

ボルシャック・ドラゴン VR 火文明 (6)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン 6000+
W・ブレイカー
攻撃中、自分の墓地にある火のカード1枚につき、このクリーチャーのパワーを+1000する。

ボルシャック・ドラゴン GS P 火文明 (6)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン 6000+
G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
W・ブレイカー
攻撃中、このクリーチャーのパワーを、自分の墓地にある火のカード1枚につき+1000する。

蒼世神 ADAM R 水文明 (7)
進化クリーチャー:ゴッド/オリジン 8000+
進化:自分のオリジン1体の上に置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある相手のクリーチャーを1体選ぶ。相手はそのクリーチャーを自身の山札の一番下に置く。
W・ブレイカー
G・リンク《創聖神 EVE》の右横。
メテオバーン−このクリーチャーがリンクしていて攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを5枚墓地に置いてもよい。そうした場合、相手のマナゾーンにあるカードをすべて裏向きにして、新しいシールドとして、持ち主のシールドゾーンに加える。

創聖神 EVE R 光文明 (6)
進化クリーチャー:ゴッド/オリジン 5000+
ブロッカー
進化:自分のオリジン1体の上に置く。
メテオバーン−このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりに、このクリーチャーの下にあるカードを1枚選び墓地に置いてもよい。そうした場合、このクリーチャーはバトルゾーンにとどまる。
G・リンク《蒼世神 ADAM》の左横。
このクリーチャーは、リンクしている時「T・ブレイカー」を得る。

元ネタになったカード達。
ボルシャックの「墓地の仲間達を糧にしてパワーアップする効果」はシールドを参照したパワー上昇に置き換わっている他、《ADAM》のcipによる相手クリーチャーを山札の下に送る効果と《EVE》のブロッカーをそれぞれ受け継いでいる。

勝嵐電融 トルネビウス UC 火文明 (6)
クリーチャー:ディスペクター/アーマード・ドラゴン/アース・ドラゴン 6000+
EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
バトル中、このクリーチャーのパワーを+6000する。

ディスペクターとして《神羅トルネード・ムーン》と融合させられた《勝利の覚醒者ボルシャック・メビウス》。
設定上《メビウス》は《ボルシャック・ドラゴン》と同一人物であり、存在しないはずの《ボルシャック》のディスペクターが何故か登場した事で収録当初は結構突っ込まれたりした。
後に語られたデュエチューブでの解説によると、ディスペクターを造り出していた黒幕のドラゴン・オーブ現実世界のカードの歴史にアクセスして合体素材を抽出するという能力を有しており、《ボルシャック・ドラゴン》と《ボルシャック・メビウス》がそれぞれ別の歴史として捉えられたためである事が明かされている。

《ADEVE》の登場以前はこのカードを《ボルシャック・ドラゴン》のディスペクターの代わりにして、他の12王のディスペクターと共に「超獣王来烈伝(ザ・キング・オブ・レジェンド)」で飾るユーザーも結構いた。


背景ストーリー


「はじまり」を象徴するもの同士が、始まりのディスペクターとなった。


歴代のクリーチャー達を無理やり合体させて造り上げられた冒涜獣(ディスペクター)、その第1号とされている。
超獣王来烈伝」に刻まれし12王の中で《ボルシャック・ドラゴン》のみがディスペクター化を免れており、本来存在するはずの無かったクリーチャーなのだが、
「12の王の中で何故ボルシャックだけがこのような状態になったのか?」
モモキングと出会う以前はボルシャックもディスペクターだったのではないか?」

との疑問がファンの間で上がっており、それらに応える形で登場したのがこのディスペクターであった。

超獣世界では「決闘王」ボルシャック・ドラゴン》と《蒼世神 ADAM》《創聖神 EVE》のディスペクターとして《龍魂珠》が最初に造り出したと思われるが、詳細な動向は一切が不明となっている。
何せ王来篇の序盤も序盤に《ボルシャック・ドラゴン》が《モモキング》と出会っており、そのディスペクターであるこいつは出番自体が存在しないのだ。
《龍魂珠》の目的が12の王の魂にあったにも関わらず本編前に野望が達成できていない事から、全ての王の魂が囚われる前に何らかの形で《ADEVE》の混成が解けてしまったのは確かである。
初期作故に合成の仕方が甘かったのだろうか?

超獣世界と対になるもう一つの世界「鬼の王の歴史」では、「邪鬼王来烈伝」に連なる王の一人「創世王」蒼世神 ADAM》《創聖神 EVE》と《ボルシャック・ドラゴン》のディスペクターとして《鬼魂珠》が最初に造り出した。
王来烈伝系列のディスペクターの中では一番始めに《終来王鬼 ジャオウガ》へと挑んだが、どうやら真っ先に撃破された上で屈服してしまったようだ…。
《ボルシャック・ドラゴン》より引き剥がされた「創世王」は《ジャオウガ》の軍門に降り、その後G・リンクを分割される形で最強の鬼レクスターズ神ナル機カイ「亜堕無」》《EVENOMIKOTO》として新生する事になる。

《ADEVE》より解き放たれた王はその後、超獣世界では《モモキング》に度々助言を授ける影の功労者として活躍し、鬼の世界では《ジャオウガ》にとっての最強の部下として暴れ回っており、二つの歴史における物語の「はじまり」に携わる極めて重要なディスペクターだったと言える。


元ネタの関係性

記事冒頭の「その名は新たな始まりを象徴するものだった(its name is given a new beginning)」という詩は、「超獣王来烈伝(ザ・キング・オブ・レジェンド)」において禁断文字として《ボルシャック・ドラゴン》の欄に記載されていたもの。
これらの詩は12王のディスペクターとしての合体先を予告しており、該当クリーチャーが存在しないボルシャックの詩に関しては長らく《ボルシャック》個人のもについて書かれたものだと考えられていた。
しかし、王来烈伝で対となる「創世王」が登場した事で創世神についても謡っていると分かり、同時に「はじまり」を担うクリーチャー同士が選抜された事も明らかになった。

《ボルシャック・ドラゴン》と言えば基本セット第1弾から登場したデュエル・マスターズの看板クリーチャーであり、まさにデュエマの始まりを象徴する存在である。
実際DMEX-01「ゴールデン・ベスト」で再録された時には、フレーバーテキストに「デュエル・マスターズの歴史はここから始まった。」とも書かれている。

一方の創世神はというと、これまた超獣世界の始祖たる古代種族・オリジンにおけるゴッドとして君臨するクリーチャーとして登場している。後付けで五大龍神から剥奪した事にされたけど
オリジン・ゴッドの中では起源神に次ぐ三番手として登場しているが、あちらは神化編終盤にオリジナル・ハートによって産み落とされて誕生した存在である事から、それ以前は創世神がオリジンの頂点として君臨する最高神であった可能性が高く、やはり始まりを象徴するに相応しいクリーチャーだろう。
実際、DM22-EX1ではオリジンを生み出す神であった事が明かされており、一族にとってはまさに種族の母と呼ぶべき存在だったようである。

神化編の背景ストーリーでは、「ボルシャック」の名を冠する者の一人《ボルシャック・NEX》の強化形態である《ボルシャック・クロス・NEX》が創世神に挑んでいる。
王来篇に登場する《ボルシャック・ドラゴン》は歴代「ボルシャック」の概念が集合したような存在として描かれており、その《ボルシャック》と創世神が合成したこのクリーチャーは無関係な者同士で合体させられる事が大半なディスペクターの中では珍しい直接戦った事がある者同士の合体と言える*2


イラスト

最初に造られたディスペクターなだけあって、合体素材の両者をこれでもかと侮辱したディスペクト精神に溢れるデザインをしている。

《ボルシャック・ドラゴン》からは戦いを通して相互理解を深めるための大切な拳を奪われており、代わりに右腕と左腕にはそれぞれ《ボルシャック》の拳を接続された《EVE》と《ADAM》が尾でくっつけられている。
一方の《ADAM》と《EVE》はデザイン自体にかなり変更が加わっており、下半身に備わっていた脚が削除されて《ボルシャック》へと移植され、それぞれ左肩と右肩に備えていたドラゴンの頭は胸へと移動している。

《ボルシャック》にしてみれば四肢を奪われ戦うための拳も失い、創世神にしてみれば本来在るべき者とのG・リンクを引き離され不格好な拳を与えられるという、双方にとって屈辱極まりない冒涜的な見た目をなっている。


余談

  • ジョリー・ザ・ジョニー》系列以外で基礎パワー10000のクリーチャーはかなり珍しく、《ADEVE》でようやく5種類目である。
    また、「ボルシャック」クリーチャーとしては地味に初のブロッカーでもある。

  • 名前に関しては「デブ」という直球過ぎるネーミングから公開直後はネタにされまくっていた。
    せめて「アダブ」とかじゃダメだったんだろうか…というか《EVENOMIKOTO》然り《EVE》本来の読み方は「イブ」ではなく「イヴ」なのだから「アデヴ」にするという手もあったはず。
    もっとも、既存クリーチャーに対する軽蔑・冒涜がディスペクターのテーマなので意図的にこのネーミングにしたという線も考えられるが。

  • 邪帝縫合王 ザ=デッドルナ》《熱核連結 ガイアトム・シックス》《終末縫合王 ミカドレオ》《縫合 ディアブロシンオー》、そしてこのクリーチャーの登場を持ってオリジン・ゴッド全員がディスペクター化された事になった。優遇なんだか不遇なんだか…
    ちなみに彼ら四体(五体)の中では《ADEVE》が唯一種族としてのオリジンを維持しつつ、合体元の種族と文明を全て引き継いでいる。初めての合成なのでドラゴン・オーブも製作に力が入ったのだろうか。

  • 記事では「はじまりのディスペクター」として紹介してきたが、後にドラゴン・オーブが《アイアンラビットンボ》を最初のディスペクターとして製造した事が語られており、矛盾染みた状況が発生している。
    これについては「アデブのはじまりとはただの象徴で、実際にディスペクター第1号というわけではない」「ラビットンボの方はクリーチャー同士を合成してない0号とでも呼ぶべきプロトタイプで、初めて超獣と超獣を合成した実質的なディスペクター第1号がアデブ」等の説が推測として挙げられている。



追記・修正は最初に冒涜された方がお願いします。

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最終更新:2023年12月02日 10:48

*1 画像出典:Twitter イラストレーターゆーこー/yuukoo009氏 @yuukoo009 2022年7月23日掲載より https://twitter.com/yuukoo009/status/1550691931830697985?s=20&t=kTXLMV4MfnqPZaNhWHLShg ©Wizards of the Coast/Shogakukan/Mitsui-Kids

*2 ただし、《ボルシャック・NEX》と《ボルシャック・クロス・NEX》は同一人物だが、《ボルシャック・ドラゴン》と《ボルシャック・NEX》は別人という設定なので厳密には直接関係があるわけではなかったりする。