登録日:2012/07/23 (月) 14:54:00
更新日:2024/03/14 Thu 08:11:52
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伝説の巨竜、神の力を纏う――。『巨神竜』、復活。
オレのプライド───そしてオレの魂!
またオレと共に闘ってくれるか 光と闇の竜……
王者の鼓動、今ここに列をなす!天地鳴動の力を見るがいい!
闇に輝く銀河よ、希望の光になりて我が僕に宿れ!
漆黒の闇より愚鈍なる力に抗う反逆の牙!今、降臨せよ!
閉ざされし世界を貫く我が新風!
●目次
概要
他のカードゲームの御多分に洩れず、非常にパワフルなモンスター達が犇めく強力な種族である。
青眼の白龍と
真紅眼の黒竜がずば抜けて有名だが、
第4期までは他の上級ドラゴン族は層が薄く、タイラント・ドラゴンやカイザー・グライダーあたりが数少ない戦力になった程度。
現在はその強さやかっこいいイメージから原作漫画やアニメにおいても優遇されており、特に
ZEXALまでの歴代ライバル達が操る切り札は全てドラゴン族モンスター。
というか
5D'sに至ってはタイトルからドラゴンがテーマ。
ARC-Vでは主人公他、いろいろと曰くのありそうなドラゴン族モンスターが登場している。
エースカードに選出されやすい一方で、純粋なドラゴン族デッキの使い手は意外と少なく、レギュラーキャラだとミザエルやリボルバー(特にマスタールール時)ぐらい。
OCGにおいては特に上級、最上級モンスターに優秀なものが多く、展開力や持ち前のパワーを生かしてガンガン攻めていくのに適している。
その一方、下級モンスターは「決して弱くはないが、何かが足りない」といったものがほとんど。
種族全体として「質」の展開力に長ける反面「数」の展開力に難がある為、盤面を先に制圧されたり、特定の上級モンスターに対してピンポイントで対抗策を打たれると大変。
その性質から、いかに素早く上級モンスターを召喚出来るかが、勝負の分かれ目となるだろう。
ちなみにドラゴン族モンスターはSTRIKE OF NEOSからRETURN OF THE DUELISTで途切れるまで、6年以上パックに登場していた。
ドラゴン族テーマ
使用者:
万丈目準
LVモンスターの先駆けの一つで、ガッシリとした身体を持ちボクサーグローブの様な分厚い拳を持つドラゴン。単体カードとしては後述。
成長段階を「LV」で表現し、戦いを経験していく事にどんどん大きく育っていく。効果も破壊をメインとした攻撃的なものが多い。
遊戯王GXにて万丈目が中盤以降から愛用しており、11期では彼を意識した新たなアームド・ドラゴン、その名も「アームド・ドラゴン・サンダー」が登場した。
使用者:リボルバー/鴻上了見
ハノイの騎士筆頭、リボルバーが「よき力」こと
トポロジックと併せて愛用する、弾丸と銃を模した竜達。
「恐ろしいカード」もといミラーフォース等のリンクモンスターへのメタを駆使する彼らしく、「弾丸」担当のヴァレットモンスターはリンクモンスターから対象を取られると自身を破壊し、相手に害を与える効果を発動する。
また、「銃」担当であるヴァレルモンスターは能動的に自身の場のモンスターを対象に取る効果を持っており、「弾丸」担当のヴァレットの効果発動トリガーになる事が可能。
銃に
弾丸を装填し、相手を着実に撃ち抜いていく。
使用者:
天城カイト、
ミザエル
宇宙を翔け銀河に輝く光の竜達。
機械族や戦士族等も含まれるが、主力がドラゴン族なので一応ここに記載。
ランク8の大型エクシーズがメインで、コイツを立てて敵主力と殴り合いを行うというド派手な戦法を得意とする。
内部でテーマが派生しており、ZEXALでのカイトが使っていた「
フォトン」、ARC-Vでのカイトが使っていた「サイファー」を含むカードも多い。
使用者:
丸藤亮、
丸藤翔
またの名を「裏サイバー流」。使用者の命を蝕む代わりに力を与える、貪欲に勝利を求め進化し続ける機械の竜。
元々は機械族オンリーだったが、OCGオリジナルの追加カードがどっからどう見ても機械族だがなぜかドラゴン族なものがメインで、結果としてドラゴン族・機械族混成テーマとなった。
もっとも、元々墓地のドラゴン族を装備して強くなるテーマなのでその時点でドラゴン族とは密接なつながりがあったのだが。
使用者:
覇王龍ズァーク
ARC-Vのラスボスである
フリー対戦中毒者、妖怪この我とデュエルしろドラゴンことズァークの使うテーマ。
その名の通りズァーク自身の配下としてデザインされており、闇属性のドラゴン族かつペンデュラムモンスターで統一されている。
構成モンスターは一体(しかも後述するが制限カード)を除き全てEXであるため、メインデッキをどう組むかがキモ。
使用者:
闇遊戯
我らが王様こと闇遊戯が用いた様々なカードは、時代の流れで
それぞれがテーマとして独立し始めたが、竜殺しの剣士も例外ではなかった。
戦士族・ドラゴン族混成のこのテーマは一言で言えば「
ドラゴン族絶対殺すマン」。ドラゴンなら殺すし
ドラゴンじゃなくても無理矢理ドラゴンにして殺すという、ドラゴン族への殺意に振り切れたカードデザインとなっている。
また、カードイラストではいずれ殺す事になるとしても一匹の仔竜をバスター・ブレイダーが相棒として育て、時が流れ暴れ狂う竜となった仔竜を自らの手で斃し、
そして魂だけとなってもバスター・ブレイダーを守る守護者として仔竜は側に在り続けるというドラマチックなストーリーも描かれている。
使用者:
海馬瀬人
「青眼の白龍」単体については後述。馴染みの社長の嫁達。ストラクチャーデッキにてテーマ化し、現在は戦士族・
魔法使い族混成のテーマとなっている。
テーマとしての青眼は「高火力のドラゴンを立てる」事を重視しており、とにかくバンバンと大型が飛び出してくる脳筋テーマ。
上記ギャラクシーに負けず劣らずのパワフルなバトルスタイルは、まさに社長好みの「スゴいぞー!カッコいいぞー!」な仕上がり。
使用者:
城之内克也、
ダイナソー竜崎、
天上院吹雪
「真紅眼の黒竜」単体(ry。ブルーアイズと対を成す黒竜。我らが凡骨こと城之内、元祖レッドアイズ使いのダイナソー竜崎、そして天JOINなお兄様など使っているネームドキャラは多い。
かつては青眼と比較するとパッとしないイメージがあったが、時が流れこちらもテーマとして形になり戦えるようになっていった。
殴り合いメインの青眼に対して、こちらは破壊効果やバーンダメージで敵陣を荒らしていくタイプ。
レダメや
ドラグーンの様な環境を破壊し尽くした問題児も多数在籍。
使用者:
ジャック・アトラス
ご存知キングことジャックの愛用するカテゴリ。シグナーの竜、或いは決闘竜の一つ。
その特性上シンクロモンスターに集中しているので、デッキとして組むにはサポートテーマの
リゾネーターや相性の良い悪魔族、ドラゴン族などが欲しい。
ライバルのカード故にアームド・ドラゴン、青眼、ギャラクシーと同じく打点3000越えははデフォ。やはりというか、パワーと破壊に命をかけた漢らしい脳筋テーマとなっている。
「キングは常に一人」という彼の矜持を反映してか、自分以外を消し飛ばし相手も自分も焼け野原にして単体で君臨する効果も多い。
「Pの一族」に属するテーマの一つで、竜魔王が魔術により生み出した竜のなり損ない達。様々な生物が中途半端に竜へと変化しているグロテスクな風貌をしている。
テーマ内モンスターのほぼ全てが「自身が場にいる限りお互いにアモルファージ以外EXから出せない」という強烈なEXメタを持ち、追加で各個が何かしらの妨害を持ち合わせている。
鳥獣族混成の風属性テーマ。「端末世界」ストーリーに登場する、ミスト・バレーの竜使い達。
ドラゴン族チューナーを自身に装備する効果で引き寄せ、装備解除からシンクロで大型を出す戦法がメイン。
かつては真っ当にビートダウンしていたが、現在はカードプール増加と装備解除からの頭数増やしを利用した連続シンクロによる制圧がメイン。
チューナー達は装備されると何かしらのメリットを付与する効果を持ち、サイバー・ダークはここに着目して出張していたりした。
「星遺物」に関連するテーマの一つ。各地に存在する謎の巨大建造物「星遺物」に宿る、星の守護者達。
一応テーマといえばテーマだが、どういう訳か殆どの効果の対象がテーマ名ではなくドラゴン族という緩い縛りになっており、ドラゴン族をサポートするカードとしてデザインされたようである。
……が、その有用性から様々なデッキ・コンボで悪用され、現在は主要のリンクモンスター2枚が禁止カードという状況。後述の征竜共々、「制限の緩い種族・属性サポートテーマは環境を壊す」という事を体現しているとも言える。
なお某ファイアウォールも守護竜の二つ名を持つが、一切関係はない。揃って大暴れし揃って規制されたのは同じだが。
エジプト神話の神々がモチーフのドラゴン。
打点を0にして特殊召喚を行うという効果や、バニラのドラゴンを特殊召喚したり、リリースに応じて恩恵を得るという効果がメイン。この特性から青眼とは昔から仲良し。
リチュアと組み合わせた
聖刻リチュアというデッキが猛威を振るったりと、混成にて輝く場面も多い。
それぞれ大地、水、風、火山の自然環境を守る4体の善なる竜。自然のエネルギーが暴走しないようにそれを程よく食べて成長していき、育ちきったらそのエネルギーを放出し劇的な環境改善をもたらす存在。
……が、その本性は自然の環境は守っても遊戯王OCGの環境は守るどころか荒らし尽くしたテーマ。
同時期に超強化された「魔導」と環境を二分し、「征竜魔導環境」という暗黒時代を作り上げた張本人達。
あらゆるドラゴン族とそのサポートを利用し、多数のカードが規制されても1年以上に渡って環境の上位に居座り続けた。
本来は地・水・風・火の4属性をサポートする為に作られたテーマだったのだが……。詳細は個別項目にて。
麻雀の「
三元牌」を具現化した、荒れ狂う三匹の龍神。
出しづらいが一度決まれば一瞬で相手ライフをゼロにするポテンシャルを持つ《トライデント・ドラギオン》をリメイク&サポートしたテーマで、効果も非常に攻撃的。
バトルフェイズ中に特殊召喚やシンクロ召喚を行い、次々と敵に連撃を叩き込んで勝負を決めるデッキ。
勝機を読んでドラ(ゴン)を揃え、
大型の猛攻で相手のLPをゼロにしてやろう。
ドラゴンでメイドなテーマ。「竜人のメイドさん」という流行を取り入れまくった美少女テーマ。
その華やかなデザインに反して、戦法は正統派ドラゴン族テーマとも言えるもの。墓地肥やしと大型展開に秀でる。
下級の人間態で墓地を充実させつつ、戦闘時は上級・最上級のドラゴンとしての本性でおもてなし(物理)を行う。
メイド長ハスキーの竜としての姿であるシュトラールの無効化効果がかなり強力で、モンスターの見た目だけでなく性能面でも人気の高いテーマ。
「烙印世界」ストーリーに属するテーマ。ついに本性を顕したアルベルが召喚した災厄の獣であり、後述の「烙印」とは密接に関連している。
デッキ内はほぼ全て上級か最上級だが、自分もしくは相手墓地の闇・光モンスターを除外することで特殊召喚が出来る。
特殊召喚全般をメタる効果が多く、11期後半にて暴れる
パチンカー人魚や
炭酸、
変身ヒロイン相手に強気に出られる為、彼ら相手に対等に渡り合った挙げ句
四天王に加わって環境デッキの仲間入りという状況にある。
とても緩い特殊召喚条件に加え、後述するマグナムートの効果からドラゴン族デッキ全般と仲良く出来るポテンシャルを持っている。11期ではビーステッド混成タイプのドラゴン族デッキが多く見られていた。
その結果上記の守護竜、征竜と同じく規制コースとなったのは内緒だ!
「烙印世界」ストーリーに属するテーマ。
アルバスの落胤やその周囲に関連しつつ物語の根底に深く関わる、深淵の力を宿す烙印。
融合に絡む効果が多く、主要のモンスターはドラゴン族融合がメイン。
守護竜や征竜の様に特定ジャンルのサポートを重視したテーマでもあり、融合を使うデッキと混ぜやすい。
上記のアモルファージを含む「Pの一族」の中心にあるテーマ。鎧兜姿の謎の騎士「竜剣士」と、それと相対する「竜魔王」の戦いを描いている。
主にペンデュラム召喚をメインとしており、レベル4が多いのもポイント。
「Pの一族」テーマの力を借りた強化形態が各種存在しており、
イグナイトの力でシンクロ、
ダイナミストの力で融合、
マジェスペクターの力でエクシーズ、アモルファージの力で儀式を行う。
また、最近追加された新規は各種「Pの一族」サポートカードとしての顔を持っており、種族もドラゴン族じゃなかったりする。
以下、代表的なドラゴン族モンスター
通常モンスター
みんな大好き
社長の嫁で、
通常モンスターでは最高の
攻撃力3000を誇る。
遊戯王黎明期、
Vol.シリーズの頃は「サンダー・ボルトで除去って青眼で殴る」が基本戦術だったので、最強のモンスターとして大活躍していた。
その後、エキスパートルールが導入され、
生け贄召喚のルールが出来てから一気に使いにくいモンスターとなってしまった。
しかし星8、光、ドラゴンの通常モンスターという
あまりにも恵まれたステータスや専用サポートの充実ぶりから、現在は当初の輝きを取り戻しつつある。
征竜魔導環境の頃は「
征竜」と組んだり、「
魔導」では「
乙女」とのシナジーを活かしてアタッカーになったりと面白い活躍をしていた。
「青眼の亜白龍」の登場後は、「目覚めの旋律」で2体まとめてサーチして使われることが多い。
「トレード・イン」に対応し、「伝説の白石」でサーチできることからデッキを回転させるコストとしても使える。
こちらはご存知
城之内くんの相棒。
赤眼ではない。深紅でも龍でもない。
対となる「
青眼の白龍」とは違い、星7の2400打点といった点から、使おうとしてもどうしても力不足感が露呈してしまう。
しかし、
第9期では大量の新規が追加され、新たな戦い方が成立した。
「
真紅眼融合」で墓地肥やししながら大型の融合モンスターを繰り出し、
バーンダメージを与えつつ殴ることが可能。
また、「レッドアイズ」を参照する蘇生カードは豊富なので、手軽に蘇生してランク7
エクシーズに繋げることができる。
効果モンスター
第二期のパック「闇を制する者」で繰り広げられた「ハ・デス軍vsドラゴン軍vs王国軍」の三つ巴の戦いの、ドラゴン軍のリーダー。我らが切り込み隊長もこの戦争の参加者。
実は意外と珍しい正統派のドラゴンそのまんまのデザインで人気があり、様々なカードのイラストに登場。
効果も癖こそあれど豪快なインパクトがありその面でも人気。
上述の真紅眼の派生モンスター。通称「レダメ」。
ドラゴン族デッキの必須カードにして展開の要兼切り札。
登場してからしばらくは入手困難だったが、
ストラクに再録されて容易に入手出来るようになった。
かつてはドラゴン族が一部を除いて地味だったためながらく無制限に留まっていたのだが、星10なのでグスタフマックスされ制限化、そしてワンキルに悪用された結果あえなく
禁止化。
あまりにもレッドアイズとは無関係な汎用性の高すぎる性能から、真紅眼ファンからはこいつはレッドアイズに含めるのかという議論が時折交わされる。
後にある程度弱体化されて開放。前ほどの無法は出来なくなったが、ドラゴン族デッキの潤滑油として今日も活躍している。
相手のカードをカウンター罠で無効化した時に特殊召喚でき、無効化したカードの種類によって異なる追加効果を発揮できるという【パーミッション】向きのモンスター。
魔法を無効化すれば相手に1500ポイントのダメージ、罠なら相手の場のカードを1枚破壊、モンスター効果なら自分の墓地からモンスター1体を蘇生できる。攻撃力も2800と高め。
現在はボルテニス等のライバルもいるが、こちらは特殊召喚時のリリースが必要ないことや条件次第で相手のカードを破壊する以外のメリットをもたらせる点で勝る。
手札1枚を捨ててモンスターの効果破壊を防ぐ効果を持つ上級モンスター。
スタダの弱点である「一時的に場を離れる」効果を補うことが出来るのが大きい。
しかしやはり除外やバウンスには無力。スタダと違って魔法、罠を守ることが出来ないことにも注意が必要。略称はマテドラ。
GXにて万丈目サンダーの使用するレベルモンスター。手札をコストに全体除去を行い、LVが上がる毎に範囲も広がる。
後にダーク化もした。……っていうか闇属性デッキでダークが大暴れして制限カードになってた時期もあるくらいには使われた。
こちらもレベルモンスター。LVが上がる毎に強力な魔法耐性を身につける。
破壊を得意とするアームド・ドラゴンとはある意味対の関係と言えるか。
「王宮のお触れ」と合わせて魔法罠を封殺するデッキが流行った。
- 混沌帝龍-終焉の使者-
最凶最悪の龍。デュエルどころか遊戯王OCGそのものを終焉させかけた。
今でこそエラッタも込でかなり落ち着いた良カードになったのだが、かつては対抗手段の少なさから「出されたら負け」レベルのバケモノであった。
ぶっ飛んだネーミングとイラストアドが持ち味の、カイトのエースモンスター。
攻撃力2000以上2体をリリースして特殊召喚する効果、
戦闘相手と共にバトルフェイズ終了まで除外される効果、エクシーズを対象に除外した場合素材の数だけ強化される効果を持つ。
それぞれの効果は特別優秀とは言い難い。が、決して役に立たない訳ではない。特に2つ目の効果のおかげで場持ちが良いのは大きい。
歴代ライバルのエースとして、ステータスや3体合体したモンスターの存在、攻撃名等、青眼を意識したと思われる要素が非常に多い。
「烙印世界」テーマの主人公であり、ある日空に開いた大きな"ホール"より落ちてきた竜の本来の姿。見た目は浅黒い肌の少年の姿だが、出自が出自なのでちゃんとドラゴン族。
フィールドへの着地成功後、手札を一枚切って自分自身と相手のモンスターを素材に融合を行う。
要するに生きた超融合。
各種「烙印世界」テーマに対応した融合体を持っており、条件も「そのターン中に特殊召喚されたモンスター」「一定攻撃力以上のモンスター」と比較的緩めとなっている。相手を除去しつつ、こちらは大型を立てて威圧するという戦術がメイン。
サポートテーマである
烙印や物語上の敵でもある
デスピアとは特に相性が良いが、融合体の条件を複数満たせる
壊獣とも好相性。
フリー対戦中毒者…もとい、ズァークの眷属にして
過労死担当。アニメでは唯一の下級ということであの手この手で使い回されていたが、現実でも同じであった。
覇王門サーチによる覇王眷竜サポートカードなのだが、最後にしれっと書かれた「このカードが墓地にいる状態で自分の場にモンスターがいなければ自己蘇生する(
※この手の効果にありがちなターン1制限や再利用封じの除外はありません)」がミソ。
覇王眷竜や魔術師などで使う際にはオマケになるこの効果が、ドラゴン族デッキではむしろ本体としてとにかく悪用されまくった。
竜の渓谷でデストルドーと共に落とせば簡単にレベル7シンクロを出せた為、
エンシェント・フェアリー・ドラゴンを速攻で呼び出す起爆剤として暴れまくり、最終的には本来の用途である覇王眷竜+魔術師の【覇王魔術師】でも使われまくった為、あえなく制限入り。
それでも未だに「勝手に墓地から生えてくる便利なドラゴン」として、ドラゴン族グッドスタッフデッキに採用されている。
ズァーク共々最近浄化されて光属性になったらしい。
終始シリアスだった漫画版万丈目が用いたモンスター。漫画登場時点からその効果からドラゴン族使いにOCG化を熱望されていた1枚。
効果はドラゴン族限定の
ダブルコストと、墓地にいるこのカードの除外する代わりに墓地からレベル5以上のドラゴン族1体をサルベージしつつ、追加でアドバンス召喚ができるというもの。
高レベルドラゴンの再利用は説明不要な便利さで、アドバンス召喚まで含めるとオッドアイズ・アドバンス・ドラゴンが噛み合う。
レベル1かつ光属性、おまけに攻守0という点もサーチのしやすさに繋がっている。
ミザちゅわ~んミザエルを意識してデザインされたOCGオリジナルカード。ミザエルモチーフなので宇宙に関する用語を名前に持つ。
場と手札のドラゴン族を任意枚数墓地送りにし、そのレベル合計と同じレベルのドラゴン族をサーチでき、さらに墓地のこのカードを除外することで闇か光のレベル8ドラゴン族を墓地よりサルベージできる。
墓地送り対象はコラプサーペント&ワイバースターや上述のダークヴルム等、墓地に落ちてからが本番なモンスターが良いだろう。
8期最凶最悪の死刑囚集団「征竜」、その一つにしてシャバの空気を吸うことが許された者。それでも効果が単純にヤバいので制限カードだが。
手札から風属性とこのモンスターを墓地に送ることでとりあえずビール感覚で適当に1体好きなドラゴンをサーチ可能。そしてドラゴンか風属性を手札か墓地より除外する事で墓地より自己蘇生。
風属性との協働を前提とするが、非常にゆるい条件でのサーチや特殊召喚効果からドラゴン族デッキで未だ引っ張りだこな1枚。風属性かつドラゴンということでドラグニティやアームド・ドラゴンとは特に仲良し。
8期最凶最悪(ry。例によって制限での復帰。こちらは炎属性と自身の墓地送りで相手のカードを1枚割れる。
シンプルながら強力な効果であり、当時は「○○はブラスターに割られるからダメ」「ブラスターに割られないかどうか、割られてもカバーできるか」とデッキ構築時における仮想敵として扱われるほど。
今でこそ「対象を取る破壊」はかなり対処がしやすい効果となった上に制限なので飛び交う事は無いものの、全盛期征竜はこの効果を好きなタイミングでポンポンと放ってきた為、メタ用の永続魔法・罠やモンスターをすぐに除去されていたのだ。
現在でも「緩い条件で撃てる緩い制約の破壊効果」「炎属性をコストに使う」という点が便利である為、炎属性デッキの隠し味として使われ始めている。
自分または相手の墓地にある闇・光モンスター1枚を除外することで、簡単に特殊召喚出来るドラゴン。
しかも条件付きとはいえ何故か相手ターンでも出せる。さらにこの特殊召喚はビーステッドの共通効果なので他のビーステッドも同じことをやる。
このモンスターは特殊召喚成功後のエンドフェイズ時、マグナムート以外の任意のドラゴン族をデッキからサーチor墓地から回収可能。要はビーステッドどころかドラゴン族デッキの万能リクルーター。
自分の墓地をリソースにしてもいいが、相手が闇・光のデッキであれば相手のリソースを枯らしつつ新たな後続を呼べるというとても便利な1枚。
シンプルに色々やりすぎたので制限カードになった。
融合モンスター
遊戯王OCGにおける固定の攻撃力では最高値となる5000打点が一際輝く。
登場当初は縛りこそないとは言え、場と手札にドラゴン5体を用意する必要がある融合モンスターということでロマン扱いされていた。
しかし後にこのカードと相性がいい未来融合―フューチャー・フュージョンと龍の鏡が登場。
これらを駆使した通称「未来龍」は一躍要注意デッキに仲間入りした。
光属性以外のモンスターとの戦闘では破壊されないが、そもそもこの攻撃力では滅多に戦闘破壊されない為若干空気気味。
しかし光属性には「ダメステ入っていいすか?^^」でお馴染みの
みんな大好きガチムチ天使がいるので注意。
アルバスの落胤+ドラゴン一体以上で出せる融合。そしてその実態は
ドラゴン族版のフォートレスである。
フォートレスと同じく融合を使わず相手と自分の場の素材になるモンスターを墓地送りにして直接特殊召喚可能で、相手がドラゴン族デッキであればアルバスが強力なメタカードとなる。
さらに素材数が多いほど攻撃回数が増える効果、墓地に行くと「融合」もしくは「フュージョン」をデッキからサーチする効果と、とにかく書いてあることに無駄がない。
出張専門テーマ
召喚獣に属する融合モンスター。水属性+アレイスターで出せる。
高い守備力とあらゆる効果の対象にならず、破壊も受け付けないという場持ちの良さがポイント。
とはいえ、『OCGの環境』で活躍したかといえば微妙なところもあり、除去しようと思えば割と簡単に除去できる。
もっとも、緩い融合指定と召喚獣というテーマそのものの汎用性の高さから、超融合で相手を吸うために使うという用途にも使えるのは便利。
……そして、このカードの本領は『OCGではない環境』。
遊戯王デュエルリンクスでは一転して極悪耐性のバランスブレイカーとして暴れまくり、最終的に禁止されるまでになった。
シンクロモンスター
かつてのエクストラデッキ採用率第1位にして蟹のエースで嫁でドM。アニメラストで雌疑惑浮上。
自身をリリースして破壊効果を無効にする非常に使いやすい誘発即時効果を持つ。しかも自己再生可能。
ただしあくまでも無効に出来るのは破壊効果のみなので除外やバウンスには無力。権力やインチキに負けてしまう2500打点も地味に痛い。
250円同盟の一員で元キングのエース。歴代ライバルのエースモンスターに並ぶ3000打点が脅威。
しかし効果の癖が強く、自分のモンスターを巻き込む危険性もあることから採用率はいまいち。
パックのパッケージを飾ることも出来なかったり色々と不憫。略称はレモン。
ドラゴン族モンスター屈指のふつくしさを持つ、アキさんのエースモンスター。
シンクロ召喚に成功した時、場を一掃できるわかりやすいリセット効果を所持。
デブリ・ドラゴンやブラック・ボンバー1枚から唐突に現れ、一瞬で劣勢を切り返すことも可能。
植物族デッキなら隠された第2の効果を発揮するらしいが……
略称はブラロ、黒薔薇。
- インフェルニティ・デス・ドラゴン
- ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン
- 煉獄竜オーガ・ドラグーン
満足町町長も御用達の満足龍。
いずれもレベル8/
闇属性/ドラゴン族/攻撃3000/闇属性チューナー指定という共通点がある。
役割分担が明確なので、住み分けはきっちりできている。
3体全部投入した上で実戦レベルのデッキを組むのは非常に容易い。これには鬼柳ファンも満足。
満足町町長も御用達の満足龍(仮)。
ご存知、レベル9シンクロ最強のドラゴン。
もう帰ってこないと思われたが、案外釈放は早かったお方。
ヴァレルロード・ドラゴン派生モンスターの一つで、シンクロを担当するカード。
縛りなしのレベル8シンクロでありながら3000打点を持ち、さらに自身の効果で自分の墓地のリンクモンスターを装備してその攻撃力の半分だけ自身を強化。
さらに装備したリンクモンスターのマーカーの数だけ万能無効化を使えるという至れり尽くせりな1枚。
エクシーズモンスター
ドラゴン厨というか銀河眼厨のバリアンの戦士、ミザちゅわ~ん…もとい
ミザエルのエースたるエクシーズモンスター。
オーバーハンドレッド・ナンバーズの一体で、効果解決時に自身以外の全てのモンスターの効果を無効にし、攻・守をリセットする効果。
また、その後相手のカードの効果が発動すると攻撃力を上げ、2回攻撃が可能となる残存効果を持つ。
こちらも青眼を意識している要素が多いが、劇中では真紅眼の要素も感じられる。
ヴェルズ化によって化け物と化した
グングニールの成れの果て。
自分が場にいる限り「
お互いにレベル5以上を特殊召喚出来ない」という強力な制圧効果を持っており、当時のヴェルズを環境へと食い込ませた立役者。
さらには素材を一つ消費することでデッキから「侵略の」名称を持つ魔法・罠をサーチ可能で、《侵略の汎発感染》というヴェルズモンスター全てに強力な耐性を付与する速攻魔法を用意して返しの手すらシャットアウトするという二段構えも鬼畜。
今でこそリンクモンスター等の抜け穴が多くあるため突破はしやすくなったものの、高レベルを使用するデッキ相手ならこいつ1枚で詰ませる事も不可能ではないポテンシャルを持つ。
リンクモンスター
ライバル名物3000打点ドラゴン、VRAINS代表。リボルバーのエースカードであり「ヴァレル」の主力。
チェーン不能の敵打点低下と、攻撃宣言時のコントロール奪取という攻撃的な効果を持ち合わせる。
更にモンスター効果を受けないので、相手が除去用のモンスターを立てても強気に出られるのが優秀。
難点は少々重めなリンク素材指定か。
リンク4の大型ドラゴンで、自身を出す際に使ったリンク素材の枚数に応じて効果が増えていく特徴を持つ。
素材3枚から使用可能な手札から任意モンスターの特殊召喚と、4枚から使用可能な
4ドローからの3枚ボトム送りという強力な手札交換効果が特に強く、海外では
未界域と組む事で大暴れしていた。
アニメ作中でも実用性が低いと言われていた
とあるロマンカードをただのロマン砲で終わらせず、
ほぼ確定で放てる凶悪ワンキルカードに仕立て上げた張本人。それ故に未界域が来日してからは制限カードとなった。
本来はヴァレット用のサポートモンスターなのだが、リンク条件が「レベル4以下のドラゴン族1体」という点がポイント。
墓地効果目当てでさっさと墓地送りにしたいドラゴン族モンスターはたくさん存在しており、それらをとりあえずで墓地送りに出来る為ドラゴン族デッキには大抵いるリンクモンスターとなった。
ヴァレットそのものもドラゴン族テーマなので、専用フィールド魔法サーチやヴァレット関連の効果を活かすためにヴァレットの混成デッキにする事も。ほんとドラゴン族は横の繋がりがやたら強いな……。
ドラゴン族2体で出せるリンクモンスター。聖刻竜の休眠形態である球体達が惑星のように陣形を組んでいるイラストが神秘的。
攻撃力0という貧弱すぎるステータスだが、相手ターンにこのカードを含む任意のモンスターを場か手札よりリリースすることで、フリチェのバウンスが発動可能。
更に聖刻の例に漏れずこのモンスター自身もリリースされると効果を発動し、手札かデッキからドラゴン族を効果無効化+攻守0化して特殊召喚出来る。
相手のターンに妨害をしつつ、さらなる後続を用意できる1枚。
その他ドラゴン族サポート、相性のいいカード
デッキから融合素材を墓地に送り、2ターン後に融合召喚する永続魔法。上述のF・G・Dや青眼の究極竜との相性が非常にいよい実質ソラゴン族5体墓地肥やし。
ただし墓地肥しとして暴走しすぎたので、ゴヨウとなりエラッタ。運用するならちゃんと2ターン守るように。
場と墓地から融合素材を除外してドラゴンを融合召喚するドラゴン族融合モンスターの十八番。
上述の未来融合で墓地に送ったドラゴン5体を除外してF・G・Dを融合召喚するのが「未来龍」の基本的な戦い方だった。
いまいち使いづらいが、除去手段に乏しいドラゴン族においては貴重な全体除去。
自身が場にいる限り、場のドラゴンを対象を取る効果から守る。自身が魔法使い族で、ステータスが貧弱なのが残念。
神竜 ラグナロクとの融合で強力な竜魔人 キングドラグーンになれる。大概は融合呪印生物―闇が優先されちゃうけど。
上記の支配者がいる時に手札からドラゴン2体を特殊召喚できる。
墓地に置かれたからってカードをドローさせてもらうとドラゴンじゃなくてジャッジを呼ばれるので注意。
手札の攻撃力1000以下のチューナードラゴンを捨てて2枚ドロー。
白石を捨ててみんなも満足しよう。
こちらは手札の星8を捨てて2枚ドロー。ドラゴン族サポートではないがドラゴンには優秀な星8が多いので相性がいい。
発動ターンに手札から捨てたドラゴンと、場からリリースしたドラゴンの合計枚数分ドロー。
上記2枚とスタダを組み合わせてやっぱり満足できる。
手札1枚と引き換えに攻撃力3000以上、守備力2500以下のドラゴンを最高2枚までサーチ出来るカード。
ロード・オブ・ドラゴンが何故かギターをノリノリで奏でているというシュールなイラストを見ても分かるように、青眼を手札に引き込む事をイメージしてデザインされたと思われる。
実際、青眼とオルタナティブをサーチすれば効果でオルタナティブを出せたりと青眼との相性はバツグン。それ以外でも条件合致するドラゴンは多く、各種ドラゴン族テーマはこのカードを活用している。
ドラグニティ用のフィールド魔法。手札1枚と引き換えにデッキからドラグニティをサーチするか、デッキからドラゴン族を墓地に送る効果を選択して発動可能。
……お察しのいい人ならピンと来ただろう。そう、毎ターン1枚好きなドラゴン族カードを墓地送りに出来るのである。
なのでドラグニティ以外でも色々と悪用されており、征竜大暴れ時代には制限カード化の規制を喰らいドラグニティ使いがとばっちりを受けた。
現状は無制限なので、ドラグニティはもちろん、各種ドラゴン族テーマでも複数枚採用されている事が多い。
青眼を意識した魔法カード。ドラゴン族用の
おろかな埋葬。
この時点でもかなり強力なのだが、墓地に送ったドラゴン族がバニラなら
追加で更に1枚ドラゴン族の墓地肥やしのおかわりが出来る。
竜の渓谷と同じく征竜で悪用された他、聖刻でもバニラを用いるドラゴン族デッキという点から色々と活用されていたのでこちらも長い間制限カード入りしていた。
レベル7か8のドラゴン族の完全蘇生が出来る魔法カード。効果がシンプル故に強力で、レベル7・8のドラゴン族は粒ぞろいのラインナップとなっている。
オマケに墓地のこのカードを除外すると場のドラゴン族の破壊・除外の身代わりになる。捨てるところが一切無い優秀な効果の1枚。
地味に1ターン制限が無いのもポイント。
リリース1体のドラゴン族はこのカードの恩恵を受けられない点で不遇となっている節がある。
などなど
新しいドラゴンが出たら追記修正お願いします。
- アニメや漫画の主なキャラにはドラゴン族がエースモンスターのキャラが多い -- 名無しさん (2016-02-22 20:32:28)
- 征竜の悲劇から「龍・竜・ドラゴと名前のついたドラゴン族以外のモンスター」を激烈にサポートするカードがほしくなる -- 名無しさん (2016-11-08 21:11:49)
- ↑海外が死にそうw -- 名無しさん (2016-11-08 21:15:23)
- 漫画GXに出てきた輪廻竜サンサーラ(効果はドラゴン族版馬頭鬼)のOCG化はよ -- 名無しさん (2019-04-17 21:29:32)
- Fを遊作が使ったことてわ十代以外全員使ったのか -- 名無しさん (2019-09-28 23:19:25)
- ↑3シャーク・ジョーズ・鮫もなんとかしてくれ -- 名無しさん (2019-09-28 23:55:46)
- 幻竜族を刷るものの結局焼け石に水で、竜グッドスタッフがいつまで経っても終わらないのであった -- 名無しさん (2021-11-20 06:26:49)
- とうとうドラゴン版キメフォを出すに至ったか…問題は自然と組み込めるデッキが現環境上位に位置するデッキと言う所 -- 名無しさん (2022-01-17 20:06:52)
- ここの記事、他の種族項目と比べて内容弱くない?カテゴリ一覧もないしリストの内容が古いのばっかだし -- 名無しさん (2022-02-16 08:09:04)
最終更新:2024年03月14日 08:11