vs八島 聡美






聡美の強さを知る



長所

・リーチと判定に優れた通常技による圧倒的な横押し能力
発生、リーチ、判定と3拍子揃った強力な牽制技による地上戦が聡美最大の持ち味。
これらの技で圧倒され、飛んだところをEX火焔斬で落とされてしまうのが、聡美戦での典型的な負けパターンと言える。

・EX火焔斬による対空
発生0F、攻撃範囲が非常に広く、攻撃力も高い。
裏周りの軌道も問答無用で落とすため、非常に強力。
この技の存在のおかげで、vs聡美戦は基本的に前ジャンプという選択肢が一部のキャラクター以外ではほぼ封じられることになる。

・獄炎踵による高い崩し能力
発生12Fという驚異の早さを持つ中段攻撃は、見てからのガードがほぼ不可能といってよい。
ヒット毎にダウンを奪われてしまうので、非常にストレスの溜まる試合展開になりやすい。


短所
・まとまったダメージを取る手段に乏しい
ジャンプ攻撃を通す、対空EX火焔斬、画面端で3D先端ヒット、密着状態で2B→C応報、画面端密着で2Dヒット。
対空、密着下段、画面端のどれかの要素が噛み合わないとまとまったダメージが出せない。
獄炎踵の中段は非常にいやらしいが所詮単発であり、中段のリターン自体はかなり低い。

・獄炎踵の距離に近づくまでの接近手段に乏しい
前ダッシュの途中停止が出来ない為、5Cや2C先端距離から獄炎踵の距離まで詰める為にはジャンプするか歩いて近づくしかない。

・ジャンプ攻撃の性能が控えめ
下方向に強い技がなく、低姿勢になる地上技を持っているキャラクターは、それを振るだけで当たらなくなるレベル。


対策戦術



・聡美の主要技を知る

・5C
発生5F、持続3F、全体動作20F
弱攻撃並の発生速度とコンパクトな全体動作を持つ聡美の主力技その1。
リーチは2Cに劣るが、前ダッシュ中に滑りながら出すことが出来るので全体的な射程は5Cに軍配が上がる。
珠緒、聡美、サキ、マテリアルのしゃがみガードに当たらない。
その他のキャラクターのしゃがみ状態には当たってしまうが、低姿勢状態になる技は下を潜って当てることが出来る。
聡美戦の重要対策の一つなので、立ち回りでは常に狙っていきたい。

5Cへの主な対策一覧
珠緒:しゃがめば当たらない
優香:なし、気吼弾で止めるのがベター
千穂:2D、3D
恭子:なし
真奈美:なし
綾子:2B、2C、2D
えりりん:なし、しかしそもそも聡美よりリーチが長い
久保田:2D
かおり:2D
レイミ:2D
サキ:しゃがめば当たらない。2D


・2C
発生6F、持続3F、全体動作23F
5Cより発生も全体動作もやや劣るが、打点が低く技のリーチが長い。
5Cの先端をガードした後の距離がちょうどこの技が機能する距離。
5Cの下を潜ろうと出される低姿勢技を潰す為に振る、対択としての使用が主な使い道。
垂直ジャンプ攻撃で上から潰すか、空振りを誘って差し返すかの二つが主な対策とる。


・3D
発生8F、持続8~24F、全体動作36F
入力後1F(技の動作に入った瞬間)から低姿勢状態になり、裂尖蹴以外の飛び道具の下を潜ることが出来る。
射程は3つの技の中で最も長く、通常の入力で2Cより長く、ダッシュ属性を仕込むとダッシュCをも上回る。
画面端の相手に先端ヒットすれば2Aで拾って1ゲージ4割の火力を出すことが出来るので、リターンも高い。
聡美の牽制技の中で、実は最も警戒しなければならない技。
一方で全体動作は長めで、空振りをするとEX技での差し返しは最もやりやすい。
打点は低いので、垂直ジャンプ攻撃で上から被せるのが主な対策となる。



・聡美は急に止まれない?
聡美には「前ダッシュが4方向入力で途中停止できない」という欠点がある
細かいダッシュを刻んで接近することが不可能で、ジャンプをするか5Cを出す以外に手がない。
ダッシュ5Cが非常に強い行動である為見逃されがちであるが、そこに飛び道具や低姿勢技を置かれると、聡美は機動力に大きな問題を抱えることになってしまう。


・まずはしっかりとガード
ダッシュ5Cや2Cは非常に強い技ではあるが所詮単発技であり、削りダメージがあるわけでもないので、ガードすればそれ以上何も起こらない。
聡美の本命は「強力な牽制技で黙らせた相手に接近し投げや中下段で崩す事」だが、残念ながら「5C&2C先端の距離から獄炎踵が届くまでのおおよそ2キャラ分の距離を詰める手段が乏しい」のである。
先にボタンを押す権利は聡美にあるが、先にボタンを押したことによって生じるリスクもまた聡美にのしかかってしまう。
聡美と戦う時はとにかく我慢の展開となる。


・応報の機能する距離を考える
応報で飛び道具を跳ね返され、それを盾に接近される展開は非常に厄介なので、跳ね返されても聡美側にあまり有利にならない状態で撃ちたい。
具体的には「ギリギリ3Dが届かない距離」が理想。
この距離ならば跳ね返されたとしても、すぐにその飛び道具をガードするか垂直ジャンプで避ければ、聡美にとって有利な状況になり難い。


・ガードキャンセルを狙う
本来、単発の牽制技に対しGCを狙うことは難易度が高い。
しかし、後ろに下がりながら戦う展開になりがちな聡美戦では立ちガードを意識すると意外と狙いやすい。
3Dに対して無防備になってしまうのが欠点なので、相手のダッシュCに狙いを定めつつ、逆にGC狙いであることを聡美側に悟らせないようにしたい。


・読み合いを回していく

対策:2C&3Dに対して垂直ジャンプ、空振り誘いの前後移動、素直にガードしてやり過ごす

聡美:差し返し行動咎める為にダッシュCで詰める

対策:ダッシュCを置き飛び道具や低姿勢技で潰す

聡美:置き技を潰すために2Cや3Dを出す~

対策:差し返し行動で対処etc…

で読み合いを回していこう。


・獄炎踵起き攻め対策
起き上がりに獄炎踵(中段)と2B→獄炎踵(下段→中段)を重ねる、聡美を象徴する起き攻め。
連続してダウンを奪われるストレスの溜まる展開ではあるが、実はタイミングこそ難しいが受け身が可能。
とはいえ、獄炎踵ヒットを見てから受け身を入力することは不可能。
そこで、一発喰らう事は割り切って、起き上がった時点で下方向を連打するぐらいの感覚で入力をすれば、起き攻めループを脱出出来る。
これに対して聡美は普通に技を重ねるか、下段からコンボに行くのが対策の対策となる。
しかし、これを行うと中段択が消えてしまい、読み合いが一つ増えてしまう。
画面中央では受け身さえできればその後の聡美の追撃はないが、画面端では受け身を取ってもその後聡美側の投げや弱攻撃が確定してしまう。
しかし、聡美側も最速で入力しないといけない為、受け身確認からは不可能。完全な読み合いとなる。
むしろ受け身側の投げ擦りの方が通りやすい場面なので、強気に下入力を連打しよう。



各キャラクター対策ポイント


・優香
聡美のダッシュCに対しての明確な対処法が気吼弾しかなく、応報や3Dで返されるのが一番厳しい。
一方で、2B、4D、EX気吼連弾、EX韋駄天足を使った置きや差し返し行動のリターンが高く、ワンチャンスで取れるダメージは聡美を大幅に上回る。
遠距離からの飛びはEX気吼連弾、近距離は早出しのA蒼龍撃など、対空面での不安は他キャラより薄い。
ダメージのほとんどがゲージ消費行動になる為、いかに効率よくゲージを溜めるかが勝負になる。
場合によってはダメージよりも距離を離すことを優先する選択肢も必要になるだろう。

・千穂
ジャンプはEX火焔斬で落とされ、紫閃剣は応報や3Dで返される。
ある意味かおりを越える千穂最大の天敵。
自慢の機動力を奪われる形になるので、地上戦中心でじっくりと戦っていくこととなる。
ダッシュCは紫閃剣、2D、3Dを置くことで対処できるが、一方で2Cと3Dに対して有効な手段がない。
他キャラのように垂直ジャンプによる牽制で咎めようにも、ジャンプが高く、聡美側に見てからEX火焔斬で対処されやすい。
基本判定面では厳しい戦いを強いられるが、技の発生はそう劣るものではない。
ダッシュCやダッシュ属性仕込の3Dは聡美の2Cの外から差し込めるので、地上戦でも渡り合えるレベル。
特にダッシュC→残影陣は、ヒットすればゲージ残量次第では即死レベルのダメージを与える事が出来るので、聡美への強い抑止力になる。
常に狙っていきたい。
それ以外にも、接近された際のEX飛燕撃での割り込みや、動き出しに真・空牙斬を合わせる等、残影陣にこだわらずゲージ行動をフルに使って戦いたい。

・恭子
聡美の牽制技に対し何一つ勝てる技がなく、とにかくガードを固めて勝機を見出していく他ない。
ある意味全キャラ中最も厳しい戦いになる。
対空はEX山茶花で問題ないが、地上戦に関しては終始ガードをし続ける展開となる。
歩きで接近してきた聡美に置き2B→EX女郎花、技をガードした後に一気にダッシュで接近しガード不能EX女郎花をねじ込んでいく戦いが主軸となる。
全ラウンドタイムアップも辞さない覚悟で挑もう。

・綾子
聡美のダッシュC、2C、3D全てに対して置き2Cで潰すことが出来る。
非常に強力な選択肢であるが、モーションが大きく、出掛かりを潰されたり、空振りを差し返されたりする危険性も高い。
モーションの短い5Bで聡美の動き出しを止める事が出来る為、地上戦では互角に近い立ち回りをすることが可能。
しかし基礎攻撃力に差があり、単発の当て合いをしていると高確率で競り負けるので、どこかでダウンを奪い、起き攻めを仕掛けたい。
起き攻めを仕掛ける際は、密着状態から一歩距離を置いて2Bを重ねる行動が有効。
リバーサルのガード不能EX火焔斬を空振りさせることが出来るので、GC以外の聡美側の全ての選択肢を潰すことが出来る。
起き攻めでダメージを稼ぐことが勝利への近道なので、ある意味綾子らしい普通に立ち回りで勝負ができる、杞憂な例と言える。

・久保田
聡美の全ての択に対して2Dで戦いを挑む展開となる。
ダッシュCには一方的に勝ち、2Cと3Dに関してはタイミング勝負となる。
また、ローリスクな手段として立ち回りでおもむろにスウェーを出して様子見をするという手もある。
ダッシュCと3Dを空振りさせることが出来れば、距離によっては久保田バスターが確定する。
また、強引な考え方ではあるが、あえてハイジャンプJ2Cで強引に裏周りジャンプ攻撃を勇猛果敢かに仕掛ける戦術も有効。
通ればそれでよし、例え対空EX火焔斬を食らっても2割、EX火焔斬×2のコンボでも3割強のダメージなので、持ち前の防御力であえて喰らって聡美のゲージを消費させることが出来る。
返しにそれ以上の火力でねじ伏せれば結果オーライ。最後に立っていた者が勝者である。
特に2~3ラウンド目で効果を発揮する、レスラーらしい戦術も可能だ。

・えりりん
これと言って特別な対策はないが、単純に聡美よりリーチが長く、技の発生に劣ることもない。
普通にえりりんの立ち回りで互角以上に立ち回ることが出来る。
問題は単純な単発の攻撃力差であり、その差を埋めるための近距離の崩し行動を仕掛けたいところで、全てガード不能EX火焔斬で拒否されるところにある。
ダウンした聡美から1.5キャラ程離れれば当たらないが、そこから仕掛けられる択はえりりんチョップと2Dのみとなる。
画面中央では大きなダメージは望めないが、画面端であればどちらも大ダメージを狙えるチャンスとなるので、まずはとにかく画面端でダウンを取る事を意識しよう。

・かおり
各種地上牽制技に螺旋蹴りを差し込めれば勝ちなので、聡美側も迂闊に技が触れない。
一方で地上技の相性が著しく悪く、裂尖蹴と2D以外に触れる技がないという苦しい側面もある。
裂尖蹴を応報で跳ね返されると苦しい展開になるので、考えなしに撃つのは控えよう。

・レイミ
ダッシュCは2D、2Cと3Dは垂直ジャンプJDで対応するという、聡美対策の基本に準じた戦い方で対応することになる。
2Dは発生が遅く、5Cに差し込んだ際はある程度のヒット確認が出来るので、可能であればDローズスティンガーまで繋いでダメージアップを図りたい。
全体的に様子見が多くゲージが余りがちな展開になる為、中距離からのDローズスティンガー→EXバーニングロースでリターン重視の強引なぶっぱなしで攻めることも可能。
攻撃力と防御力に関してはレイミに分がある為、無理をせずレイミらしいじっくりとした立ち回りでチャンスを伺いたい。

・サキ
聡美の5Cがしゃがむだけで当たらず、応報で跳ね返すような飛び道具もないので、事実上いかに2Cと3Dを捌くかになる。
こちらも垂直ジャンプDで対処可能だが、飛びの上昇中にダッシュCをねじ込まれたり、ジャンプを読まれて前ダッシュEX火焔斬を狙われると厄介。
起き上がりの攻防も、互いのガード不能暗転技が機能するので、対策が読み合いの域を越えない。
結局のところお互い様な展開になりがち。
火力を出すポイントとして、5Cに対する2D→EX剟→彲と、対空ずらし空中焔は常に意識しておきたい。

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最終更新:2022年01月10日 22:22
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