ふたば系ゆっくりいじめ 309 時をかけるまりさ 完結編

時をかけるまりさ 完結編 17KB



※俺設定
※いろいろと被るかもしれません
※ユ○ルイネタじゃないです
※今後、ユ○ルイにも絡ませません
※ただの単体SSです




時をかけるまりさ 完結編












「まりさはこのもりでいちばんつよいんだぜ!!!」


まりさは自信満々に、まわりのゆっくりたちにアピールする。

「ゆ~ん!!!れいむはまりさにみたいになりたいよ~」
「とかいはのまりさはむれのりーだーにふさわしいわぁ~」
「むきゅ!!!ぱちゅりーはまりさみたいにつよくなりたいわ!!!」
「まりさはつよいんだね!!!わかるよー!!!」



あれ・・・ここはどこ・・・



まりさは、真っ白な空間に1匹だけいた。
そして、目の前には、ボンヤリとした円の中に、
森の中にいるゆっくりたちを写した風景が広がっていた。

そのゆっくりたちは、よく見ると・・・

人間の村に向かう前、
いつも仲良くしていたれいむ、ありす、ぱちゅりー、ちぇんがいた。

そして、どこかで見たことがあるまりさもそこにいた。



ああ・・・れいむ、ありす、ぱちゅりー、ちぇん・・・
懐かしいなぁ・・・
どうして・・・・
まりさは・・・
こんなつらい目にあったのかなぁ・・・
あの頃は・・・すごくゆっくりしてたのに・・・



まりさは、彼らのゆっくりしている姿を見て、自然に涙が出てきた。
どうして、こんなにまりさだけつらい目に遭うのか。
悔しくて、悲しくて、涙が止まらなかった。



『まりさ!!!よく見てね!!!
 あのまりさは・・・まりさだよ!!!』


どこからか、女性の声が響き渡る。


何を言ってるんだ・・・
まりさはここにいるんだ・・・
あのまりさは・・・
まりさのはずないじゃないか・・・


まりさは聞こえてきた声に対して反論した。


『よく見てごらん!!!
 あれはまりさのお帽子でしょ!!!
 あれはまりさが人間さんの畑に向かう前のまりさなんだよ!!!
 ゆっくり理解してね!!!』


まりさは、声の言われるがまま、目の前に写る光景にいるまりさの帽子を凝視する。


あれ・・・あれは・・・
まりさのお帽子・・・
じゃあ・・・あのまりさは・・・まりさ・・・!?
でも・・・まりさはここに・・・


『まりさはここにいるけど、あれは過去のまりさだよ!!!
 過去、ゆっくりしていた頃のまりさだよ!!!』


白い空間に、女性の声が響き渡る。


そうか・・・
あれは・・・
まりさなんだ・・・
あんなにゆっくりしていたんだ・・・まりさは・・・
どうして・・・
どうして・・・こんなことに・・・


まりさは、女性の声の言うことを理解し、
目の前にいるまりさは自分であることを理解した。
そして、再び、目を瞑り、涙を流した。
今思えば、自分のゆん生を振り返って、この時が一番幸せであったと思うまりさ。


あのれいむと暮らした日々は、確かに充実したモノであった。
ゆん命の出逢いから、一目惚れし合い、
会ったその日にすっきりをして、子供たちが出来た。
それから、れいむと子供たちとゆっくりした生活を過ごしていたが、
毎日毎日、日没まで、狩りに出かけて、ゆっくりする間もなかった。
家に帰れば、疲れていても、食事の8割以上を子供たちが食べてしまう。
ゆっくりしたくても、子供たちが擦り寄ってきて、ゆっくり出来なかった。
まあ、自分の可愛い子供たちと思えば、それもまたゆっくりであったのだが、
先ほどの最悪な別れをしてしまった後では、そんなものは窮屈だったと感じ出した。

それに引き換え、この頃は、知り合いのゆっくりからも、
羨望の眼差しで見つめられ、自分がとってきた食料は全部、自分自身で食べることが出来たので、
まりさはこの頃の自由さを懐かしんでいた。


『ここからだよ!!!よく見ていてね!!!』


まりさは、この言われるがままに、目の間に写る映像を眺めた。









「このあいだもかぶとむしさんとたたかったんだぜ!!!」

胸を前に突き出すかのに後ろに仰け反るまりさ。

「ゆっ!?かぶとむし?あんなにこわいこわいつのさんをもっているかぶとむしさんとたたかったのぉ~!!!」
「まりさ・・・あなただいじょうぶなの?かぶとむしさんはつよいんだよ!!!」
「ぱちゅりーのおかあさんはかぶとむしさんのつのさんにささってころされたのよ!!!」
「そんなつよいつよいかぶとむしさんとたたかうなんてわからないよー!!!!」

みな、一様に不安がる。

「ゆふん!!!かぶとむしさんはたしかにつよかったんだぜ!!!
 でもまりさのてきじゃあなかったんだぜ!!!!」

ニヤリと笑い、周りのゆっくりたちに話しかける。

「「「「すご~いまりさ!!!」」」」

声を合わせるかのようにまりさを称えるゆっくりたち。

「かぶとむしさんはつよかったけどまりさはもっとつよいんだぜ!!!」

褒められて機嫌をよくするまりさ。









そんなこともあったなぁ・・・
カブトムシさんを倒した時、嬉しさのあまり、
みんなに自慢したなぁ・・・
それまで・・・
まりさは・・・みんなが羨ましかったんだ・・・

れいむのように、お歌が上手いわけじゃない・・・
ありすのように、おうちが綺麗なわけじゃない・・・
ぱちゅりーのように、頭が偉いわけじゃない・・・
ちぇんのように、足が速いわけじゃない・・・


まりさには・・・これといって・・・
特に何もなかった・・・

だから・・・
カブトムシさんを倒した時・・・
これでみんなと肩を並べられるって思ったんだ・・・



ただ、周りと比べて、何も特技がないというコンプレックスから、
カブトムシを倒したということを自慢したまりさ。
実は、それまでは、自分に自信がなくて、他のゆっくりと比べて、
体が大きいだけのゆっくりにしか過ぎなかったのだ。



『ふ~ん。そうなんだ!!!
 まりさは最初から強気だったわけじゃないんだね!!!』


まりさを詰るかのように、女性の声はまりさに言った。


そうだよ・・・
まりさは・・・
みんなと同じように・・・
すごいって言われたかったんだよ・・・


目をウルウルと潤わせて、泣くのを我慢するまりさ。










「まりさはこのもりのおうじゃなんだぜ!!!
 だけどまりさはこんなもりなんかじゃあまんぞくしないんだぜ!!!
 まりさのゆめはまりさのおうこくをつくることなんだぜ!!!」

煽てられたまりさは調子に乗り出した。




みんなに・・・
すごいって言われた時・・・
なんだか・・・自分でも・・・
止まらなくなっちゃったんだ・・・
気分がよくなって・・・
つい・・・森の王者って言っちゃったんだ・・・




自分の過去の発言を恥ずかしがるかのように、
下を向き、ボソボソと呟くまりさ。



『まあ、そういう奴、どこにでもいるねぇ~。
 結局、まりさもそういう奴の一人ってワケだったんだね!!!』



まりさをあざ笑うかのように、囁く声。




そうだよ・・・
まりさ・・・
何か大きなことを言わないと・・・
このままだと・・・
ただ・・・カブトムシさんを倒しただけで・・・
終わってしまいそうだから・・・
だから・・・


『それでこんなことを言っちゃったんだね!!!!』








「まずてはじめににんげんさんがすんでいるむらをせいふくしてくるんだぜ!!!」

いきなり人間の住んでいる村を襲撃すると言い出した。




この時、人間さんを倒すとか大きなことを言えば・・・
みんな・・・
ゆっくりしてるねって・・・
言ってくれると思ってたんだ・・・


『この時は人間さんに勝てるって思ってたの?』


少しだけ・・・
だって・・・カブトムシさんと戦って・・・
なんとなく・・・勝てるんじゃないかなぁ・・・
って思ってたの・・・

それに・・・勝てなくても・・・
まりさ・・・かわいいから・・・
人間さんが・・・わざと負けてくれそうな気がして・・・
というか・・・そう考えてくると・・・
絶対勝てるなぁ・・・って・・・思い出した・・・

次第に・・・そう思っていると・・・
人間さんより・・・まりさの方が強いんだ・・・
って・・・いつの間にか・・・・
自分でも・・・いつしか・・・
人間なんか・・・イチコロで倒せるんだ・・・って・・・





『・・・。
 とんでもないバカなんだね!!!
 まりさは!!!!
 今更だけど、びっくりしちゃったよ!!!』












「ゆうううぅうう!!!まりさぁああ!!!にんげんさんとたたかうのぉぉお!!!!」
「やめてぇえ!!!まりさぁああぁああ!!!にんげんさんはゆっくりできないわぁあ!!!」

人間という言葉を聞いて、びっくりするれいむとありす。






この時・・・適当なことを言って・・・
話を終わらせるつもりだったんだ・・・
だけど・・・

絶対・・・人間さんには勝てるって・・・
思ってたけど・・・


やはり・・・このまま・・・ゆっくりしていたかった・・・






「むきゅ!そんなことないわ!!!まりさはかぶとむしさんにかったのよ!!!
 かつかのうせいはじゅうぶんにあるわ!!!!!」

ぱちゅりーがなぜか自信満々に答える。

「そうだよ!!!かぶとむしさんをやっつけられるまりさならにんげんさんなんか
 やっつけられるんだね!!!わかるよー!!!!」

ぱちゅりーに釣られて、賛同するちぇん






なんだか・・・
賢者のぱちゅりーが・・・
勝つ可能性があるっていった瞬間・・・
今まで・・・少しだけあった・・・迷いが・・・
なくなっちゃって・・・



いつしか・・・人間を支配して・・・
ゆっくりの王になっているまりさを思い浮かべちゃったんだ・・・
そしたら・・・








「ということなんだぜ!!!
 みんなまっているんだぜ!!!
 これからにんげんさんのむらをせいふくしてくるんだぜ!!!
 そしたらにんげんさんたちをどれいにしておやさいさんやあまあまさんを
 いっぱいたべさせてあげるんだぜ!!!!」


と、息巻くまりさ。

「ゆゆ~ん!!!おやさいさんとあまあまさんはゆっくりできるよぉ~」
「ついにゆっくりできないにんげんさんがせいさいされるひがきたのよ~」
「むきゅ!!!ひどいことするにんげんさんにてんばつがくだされるわ!!!」
「ゆっくりできないにんげんさんをゆっくりたおすんだね!!!わかるよー」

おのおの、まりさの強気な発言に感動する。







もう・・・この時には・・・
適当に言ったことなのに・・・
いつのまにか・・・まりさ自身がそうだと思っちゃったんだ・・・






『もう・・・笑えないよ・・・あまりに餡子脳すぎて・・・
 ここまで来ると・・・哀れむどころか・・・生きていてつらそうだね!!』










「じゃあみんないってくるんだぜ!!!
 ゆっくりまってるんだぜ!!!
 もりのおうじゃのしゅつじんなんだぜ!!!!」


声を高々にその柔らかい体をポヨンポヨンと弾ませて、
ゆっゆっと飛び跳ねていくまりさ。


「「「「ゆ~☆ゆっくりしていってね~」」」」

他のゆっくりたちは、まりさの勝利を確信して、
笑顔で見送った。












まりさは・・・
わかったよ・・・
ここで間違えてたんだね・・・
やっとわかったよ・・・




『ゆっくり理解できたね!!!』


女性の声が、高々に響く。











まりさは村へ向かう途中、さらなる夢、野望を描いていた。


人間の村を征服した暁には、そこにこの森に住んでいるすべてのゆっくりを集めて、
ゆっくりが本当にゆっくり出来るゆっくりプレイスを作り、
面倒くさい狩りや子育ては、全部、奴隷(人間)にやらせて、
ゆっくりたちは、心行くまま、む~しゃむ~しゃしたり、すっきりしたり・・・。


そんな壮大な妄想を思い描きながら、ニコニコと笑顔を振りまきながら、
村へ向かっていく。





その様子を見て、まりさは思った。





なんて愚かなんだ・・・
なんてまりさは愚かなんだ・・・
どうして・・・
どうして・・・
こんなにバカなんだ・・・
まりさはゆっくりしたい・・・
まりさがニコニコと笑顔になりながら進んでいる道は・・・
ゆっくり出来ない道なんだ・・・
まりさは・・・
人間さんには・・・絶対適わないんだ・・・
なのに・・・・どうして・・・あんな能天気な顔をしているんだ・・・・







「♪ゆ~ゆ~ゆ~ゆゆゆのゆ~」



呑気に歌を口ずさみながら、人間の村へ進んでいくまりさ。
今となっては、アホ面丸出しで、地獄に向かっているかのように見えるまりさ。



やめて・・・
もうやめて・・・
これ以上・・・
進まないで・・・
お願いだから・・・
今・・・まりさが引き返してくれたら・・・
まりさは・・・ゆっくりできるんだよ・・・
お願いだから・・・
お願いだから・・・



「♪ゆゆゆ~にんげんさんをどれいにして~」
「♪まりさはゆっくりぷれいすをつくる~」
「♪ゆゆゆ~まりさはもりのおうじゃだぜ!!!」


音程外れっぱなしの雑音を発生しながら、死への道筋を一生懸命進んでいくまりさ。


やべでっぇぇぇええ!!!
おねがいだがぁぁぁああ!!!
びぎがぇじぇえっぇえええ!!!!
おねがいだがぉあぁあああ!!!!
ばでぃざぁぁぁぁああああ!!!!
もうぐるじみだぐないぃいいぃい!!!!
ゆんやぁぁああああ!!!!!



己の愚かさに、ついに我慢できず、無様に叫びだすまりさ。


「♪まりさはもりのおうじゃだぜ!!!」


やべでっぇぇええええ!!!
やべでぇぇっぇぇえええ!!!
やべ


「るんだぜぇええぇえええ!!!!!
 いまずぐびぎがえずんだぜぇえええええ!!!!!
 いまならまにあうんだぜぇえええええ!!!!」




不思議なことが起きた。
先ほどまで、白い空間にいたまりさが、
映像の中に入って、過去のまりさに叫んでいた。
まりさは、精神的に追い詰められていたせいか、
心なしか、頬がこけ、ゲッソリしていた。



過去のまりさは、まりさの方へ振り返ると・・・

何か、不思議そうな顔をして、



「ゆっ!?なにをいっているんだぜ!!!
 ゆっくりできないまりさなんだぜ!!!」


過去のまりさはまりさに睨みながら、言い返した。


「ばでぃざばにんげんざんにがでるどおもっでるげどぉぉおぉお!!!
 ぞんなごどばないんだぜぇっぇえぇええ!!!」


過去のまりさは驚いた表情をした後、


「ゆふん!!!まりさはつよいんだぜ!!!
 かぶとむしさんにもかったんだぜ!!!
 ゆっくりできないまりさはまりさとはちがうんだぜ!!!!
 ゆっくりりかいするんだぜ!!!」


と、まりさを見下したかのように、バカにした表情で軽く笑った後、
足早に村へ向かっていった。


「やべでぇぇええええ!!!
 びぎがえじでぇぇええええ!!!
 おねがいだがらぁぁぁぁあああ!!!
 ゆんやぁっぁぁっぁぁあああ!!!
 ばでぃざっぁっぁあぁあああ!!!!! 
 ばでぃざぁっぁあああああ!!!!!!
 どぼぢでぞんなごどずるのぉぉおぉおおぉおぉおぉおおぉお!!!
 ゆんやぁっぁぁあぁぁぁあああああ!!!!
 がえっでぎでぇぇっぇっぇえええええ!!!
 おねがいだがらっぁっぁぁあああああああああああ!!!!」


まりさは、過去のまりさが見えなくなるまで、叫び続けた。
それは以前、自分が行なった行動そのものであり、
決して、変えられぬ過去なのか、知っているかどうかわからないが、
まりさは過去のまりさの愚かさを嘆いた。





『ゆっくり理解したね!!!
 まりさがくだらない見栄のために地獄の日々を過ごしてしまったって!!!』


再び、白い空間に戻されたまりさ。



『すべてを理解した後、過去の愚かな自分と話をすると、
 どれだけ苦痛なのかって、考えてくると・・・
 何だかわくわくしてきてね!!!!!
 つい、いじわるしちゃったよ!!!!』


女性の声が、笑いながらまりさに言った。


どぼぢでぇっぇっぇええ!!!
どぼぢでぇっぇっぇええ!!!
どぼぢでぇっぇっぇええ!!!
どぼぢでごんなびどいごどずるのぉおjdfklhんdrvぅもんtyvyvptmrvyん¥!!!!


白い空間の中で、まりさの叫び声が木霊した。

『え!?暇つぶしだよ!!!
 まさか、特別に何かあるとでも思ったの?』


まりさは信じられないという顔をした。
これだけ、とてつもない神懸かった力を使って、
何度も何度も過去に戻り、未来を変えてまで、
まりさをいじめるのだから、
よほどゆっくりに恨みがある誰かの仕業だと、まりさを思っていた。

それでなくても、
まりさにひどいことをするこの何者かは、
神か悪魔かそれらの類で、なぜまりさだけにこんな苦難を与えるのか、
何か意味があるのではと思っていた。
いや、思わざるを得なかった。
それほどまでに、まりさが受けた屈辱は・・・
耐えられなかったものなのだ・・・。


しかし・・・


『君たち、ゆっくりっていうのは、
 犬のクソ以下の価値なんだよ!!!
 いや、犬のクソの方がまだまだ貴重だよ!!!
 そんなカスとも言えるゆっくりを、
 圧倒的な力でいじめちゃうとどうなるかなぁ~って思っただけだよ!!!』



そんな・・・
そんなバカな・・・
そんなことで・・・


『ホントホント、でもまあ・・・。
 十分楽しんだよ!!!
 だから・・・ご褒美に生き返らせて上げるよ・・・』


どぼぢでっぇっぇえええ!!!!
どぼぢでえっぇぇぇえええ!!!!
どぼぢでぇぇぇぇぇええええ!!!!




『じゃあね!!!まりさ!!!ゆっくりしていってね!!!』


どぼぢでっぞんなごどいうのぉおぉおおおぉ!!!!
ばでぃざぁぁぁああばぁぁぁああ!!!
もういぎだぐないよぉおおおぉおお!!!
あんなみじめなゆんぜいばぁぁぁあああ!!!
おぐりだぐないよぉおおぉおおおおお!!!!!
ごろじでっぇぇぇええええ!!!!
ごろじでぇっぇえええええ!!!!
おねがいだがらぁぁぁあああ!!!!
もうゆっぐりざぜでぇぇえええ!!!
えいえんにゆっぐりざぜでっぇええええ!!!!!!













ある森の中・・・






「ゆ~ん!!!れいむはまりさにみたいになりたいよ~」
「とかいはのまりさはむれのりーだーにふさわしいわぁ~」
「むきゅ!!!ぱちゅりーはまりさみたいにつよくなりたいわ!!!」
「まりさはつよいんだね!!!わかるよー!!!」





「・・・」


まりさは白目を向き、口を空けたまま、呆然としていた。



「ま・・・りさ・・・?どうしたの・・・?」
「まりさっ!?ゆっくりしてよ!!!」
「むきゅ!!!たいへんだわ!!!まりさがえいえんにゆっくりしちゃったわ!!!」
「わ、わ、わ、わからないよー!!!!!」




謎の声の言うとおり、まりさは再び、蘇った。
いや、正確には、時間が最初に戻ったのだ・・・。

しかし、まりさはこの後どうなるか、餡子の隅々まで理解していた。





絶望。








ただそれだけ。



その結果、瞬時に、中枢餡は破壊されて、まりさは苦悶の表情を浮かべて、
一瞬にして、死んでしまった。


まりさの表情からは、幾千幾万という地獄を見てきたかのような表情が浮かんでいた。













終わり








あとがき


『君たち、ゆっくりっていうのは、
 犬のクソ以下の価値なんだよ!!!
 いや、犬のクソの方がまだまだ貴重だよ!!!
 そんなカスとも言えるゆっくりを、
 圧倒的な力でいじめちゃうとどうなるかなぁ~って思っただけだよ!!!』
   ↑
 今回のコンセプト。


あと、この作品、自分が思う中では、ワースト1だと思いました。
ホント、オチがクソ。
いろいろと期待させてすみませんでした。






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感想

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  • ↓ひとのこのみだからね!ゆっくりりかいしてね! -- 2015-11-14 07:49:51
  • 今まで200くらいSS見てきて本当にこれは酷い、というか時間を無駄にしたと思ったSSは1つだけだったな

    このまりさはあれだな、時間が戻ったことによってやり直せるとは思えなかったんだな可哀想に -- 2012-12-17 20:19:25
  • ↓圧倒的な力を持つ奴がただの人間なわけないだろ
    それとも何?自分は正常だよアピール?ここに書き込んだ時点で君も同類だ。

    まぁ、わかってその言葉を言ったんなら、深いとは思う -- 2011-05-07 19:17:39
  • まあでもこういうの見てると人間はくそだな、って思うよね -- 2011-04-14 04:20:47
  • 真理を悟った人間は仏になるが、最弱という真理を悟ったゆっくりはただの動かない饅頭になるんだな。正に真理w -- 2011-04-12 17:47:52
  • 何万回巻き戻しても破滅の未来しかないゆっくり…どうしようもないっすねwww -- 2011-03-15 01:18:55
  • ↓それは人それぞれ好みによる。一人で勝手に断言するな。 -- 2011-01-30 14:00:44
  • >自分が思う中では、ワースト1だと思いました。

    飾りの価値はシリーズよりかは遥かにマシだから安心してくれw -- 2010-09-12 01:01:23
  • 素晴らしき暇つぶしだな。生き返った後の壊れ具合も見てみたかったな。面白かったです。愚かなり糞饅頭!! -- 2010-09-02 17:47:51
最終更新:2009年10月24日 08:01
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