コーエー歴史SLG作品

このページではコーエーテクモゲームス・コーエー(旧・光栄)ブランドの歴史シミュレーションゲームについて扱う。

歴史三部作シリーズ

機種 タイトル 概要 判定
信長の野望
信長の野望シリーズを参照。
三國志
三國志シリーズを参照。
蒼き狼と白き牝鹿シリーズ
PC*1 蒼き狼と白き牝鹿 ユーラシア大陸を舞台とした壮大な歴史シミュレーション。
PC*2/FC 蒼き狼と白き牝鹿 ジンギスカン 初代を改良した作品。
数々の画期的なシステムは以降の光栄・コーエー作品に様々な影響を与えた。
PC*3/FC/SFC/
MD/MCD/
PCE/PS
蒼き狼と白き牝鹿 元朝秘史 東西の文化や気候の差異といった地域ごとの差異が強調されている。
しかし、人事・能力値などで『信長の野望』や『三國志』シリーズと
差別化を図ろうと試みるも、裏目に出てしまった。
なし
Win/PS チンギス・ハーン・蒼き狼と白き牝鹿IV 事実上のシリーズ最終作。シリーズで唯一、全国家でのプレイが可能。

リコエイションゲームシリーズ*4

リコエイションゲームシリーズを参照。
※宇宙や架空世界が舞台になっている作品も一部ある点に注意。

WWIIゲームシリーズ

機種 タイトル 概要 判定
提督の決断
PC*5/SFC/MD 提督の決断 艦隊司令長官となり、太平洋戦争の勝利を目指す歴史シミュレーション。
最大の敵は提案に反対しまくる陸軍。
PC*6/SFC/PS/SS 提督の決断II 前作よりボリュームや忠実性が増加して本格的になったが、会議も長くなりテンポが悪化。 なし
PC*7/PS/SS 提督の決断III 前作の不満点であったテンポや自由度が改善され、気軽に楽しめるになった。
Win/PS2 提督の決断IV 大人の事情により、かなり仮想戦記的な内容となった。
またゲームシステムの変更もあり、賛否両論な作品になってしまった。
単発作品
PC*8/SFC/MD ヨーロッパ戦線 WWIIのヨーロッパ戦線が舞台。大戦略シリーズのようなマップクリア型戦術SLGとなっている。

それ以外のシリーズ

機種 タイトル 概要 判定
英傑伝シリーズ
PC98/Win/Mac/
SFC/PS/SS/GBA
三國志英傑伝 劉備を主人公としたマップクリア型SRPG。PC版は激ムズだったがCS版は簡略化された。
後に『真・三國無双』でも似たタイトルのSRPGが発売されている。
Win/Mac/
PS/SS/GBA
三國志孔明伝 孔明を主人公としたマップクリア型SRPG。
IFストーリーは条件が難しく、行けてもバッドエンド直行のお遊び要素。
Win/PS/SS 毛利元就 誓いの三矢 毛利氏を題材にしたマップクリア型SRPG。
当時の大河ドラマに便乗したものと思われるゲームだが、出来は悪くない。
Win/PS 織田信長伝 織田信長を主人公としたマップクリア型SRPG。
史実ルートだけでなく、本能寺の変を回避して天下統一を成し遂げるIFルートもある。
Win 三國志曹操伝 曹操を主人公としたマップクリア型SRPG。
IFストーリーのトンデモぶりは賛否両論。
バカゲー
決戦シリーズ
PS2 決戦 豊臣秀吉死後に起こった関ヶ原の戦いから大坂夏の陣までを描いたリアルタイムシミュレーション。
良質なシナリオにぶっ飛んだデザイン。こなれてないシステムとヌルゲーレベルの難易度。
なし
決戦II 舞台は三国志となっている。
決戦III 舞台は再び戦国時代だが、信長生存時代を題材にしている。
水滸伝シリーズ
PC*9/FC/PS/SS 水滸伝 天命の誓い 悲劇の物語「水滸伝」が絶妙バランスのゲームに。
Win 水滸伝 天導一〇八星 前作が最高傑作といわれたこともあり、不遇な扱いに。 なし
PS/SS 水滸伝 天導一〇八星 マップ縮小と自由度喪失により、PC版とはまったく別の何かになってしまった。 劣化

単発作品(タイトル50音順)

機種 タイトル 概要 判定
PC*10 川中島の合戦 コーエー(光栄)の原点でありコーエー歴史SLGの原型。
PC98/Win 源平合戦 治承・寿永の乱をテーマとしたSLG。家庭用ゲーム機には移植されなかったため、知名度は低い。
PC*11/SFC/MD 項劉記 楚漢戦争をテーマとしたSLG。
PC98/SFC/MD*12 独立戦争 Liberty or Death アメリカ独立戦争をテーマとしたSLG。元々は北米で発売された作品。
PC*13/FC ランペルール 後のフランス皇帝 ナポレオン1世をテーマとしたSLG。外交要素が強いという独特なゲームでもある。

関連作品

機種 タイトル 概要 判定
麻雀大会シリーズ
PC98/FC 麻雀大会 光栄歴史ゲームオールスター+αな麻雀ゲーム。
SFC/PCE スーパー麻雀大会 麻雀大会のコンシューマ版。
PC98/SFC 麻雀大会II 参戦人物の時代や地域が多様化。戦国時代からの登場人物は秀吉のみに。
Win/PS/
SS/DC
麻雀大会II Special 織田信長、諸葛亮、シブサワ・コウの3人がボスとして登場。
しかし、それ以外は光栄歴史ゲームと関係ない人物が多くなった。
PS2 麻雀大会III ミレニアムリーグ 対戦相手が歴史人物と無関係になったたため、シリーズの特色が失われてしまった。
PS3 麻雀大会IV 対戦相手が再び歴史人物になった。オンライン対戦にも対応している。
ロイヤルブラッドシリーズ
FC/PC*14/
MD/SFC
ロイヤルブラッド 欧風の架空世界を舞台にしたターン制ストラテジー。
Win ロイヤルブラッドII ~ディナール王国年代記~ 前作の『ロイヤルブラッド』との関連性は一切ない。
鋼鉄の咆哮シリーズ/ウォーシップガンナーシリーズ
Win 鋼鉄の咆哮 ウォーシップコマンダー 第二次世界大戦期を舞台にしたトップビューの海戦アクションゲーム。
ボスとして様々な架空のトンデモ戦艦「超兵器」が登場する。
PS2 鋼鉄の咆哮 ウォーシップコマンダー 追加要素を加えたPS2移植版
Win 鋼鉄の咆哮2 ウォーシップコマンダー 『WSC』シリーズ2作目
Win 鋼鉄の咆哮2 ウォーシップコマンダー エクストラキット PC版『WSC2』のパワーアップキット
Win 鋼鉄の咆哮3 ウォーシップコマンダー 『WSC』シリーズ3作目
PS2 鋼鉄の咆哮2 ウォーシップガンナー PS2版『WSC1』を『鋼鉄の咆哮1』として派生したTPS(サードパーソンシューター)である『鋼鉄の咆哮2』。
提督の決断4からモデリングを流用。
鋼鉄の咆哮2 ウォーシップコマンダー PC版『WSC2』とは内容が異なる新作のPS2版『WSC2』。
ウォーシップガンナー2 鋼鉄の咆哮 『WSG』シリーズ2作目。『WSG1』とタイトルが紛らわしい。
PSP ウォーシップガンナー2 ポータブル 追加要素を加えた『WSG2』のPSP移植版
PS2 亡国のイージス2035 ~ウォーシップガンナー~ 小説『亡国のイージス』の30年後の近未来を舞台とする『WSG』シリーズ派生作品
封神演義シリーズ
PS 封神演義 『封神演義』を題材にしたシミュレーションRPG。
藤崎竜版およびその原作である安能務版とは無関係。
PS2 封神演義2 アクションRPG
GBA マジカル封神 RPG
GC バトル封神 無双系アクション
PS2 超・バトル封神
その他
PS 西遊記 『西遊記』を題材にしたシミュレーションRPG。
ゲームシステム的には『封神演義』の後継作品にあたる。

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最終更新:2024年03月27日 18:55

*1 PC-8801/FM-16β/MZ-2500/MSX/FM-7/X1/Win(Steam)

*2 PC98/PC88/MSX/MSX2/X68k/Win98~XP

*3 PC98/PC88/MSX/MSX2/X68k/TOWNS/Win98~XP

*4 「リコエイション(RÉKOEITION)」は光栄(現・コーエーテクモゲームス)の造語である。

*5 PC98/PC88/MSX2/X68k/TOWNS

*6 PC98/TOWNS/Win95

*7 PC98/Win3.1/Win95~Me

*8 PC88/PC98/MSX2/TOWNS/X68k/DOS/Win

*9 PC98/PC88/MSX2/X1turbo/FM77AV/Win

*10 PC-8001/FM-7/MZ-80/BML3/Win

*11 PC98/X68k/TOWNS/Win98~XP

*12 北米版のみ

*13 PC98/PC88/MSX2/X1/X68k/TOWNS/Win98~XP

*14 PC88/PC98/MSX2/X68/TOWNS/Win