寮歌・前口上
京都大学の前身は、旧制第三高等学校でした。
このため、部のコンパや水輪会のレセプションの際、締めくくりとして、
皆で円陣を組み、前口上に続けて“逍遙の歌”(第三高等学校寮歌)を歌うのが慣例です。
寮歌(逍遙の歌)
現役諸君には、せめて春夏秋冬の4番までは予習しておいてほしいもの。
寮歌の前口上
高貴名門なる乙女に恋するを、純情なる恋と誰が言う。
路頭に彷徨(さまよ)う女に恋するを、不純なる恋と誰が言えようか。
春宵微笑の膝枕、月下の巷(ちまた)に春を売る女にまさに睡蓮がごとき純情あり。
風吹かば吹け、
雨降らば降れ。
酒は飲むべし百薬の長、
女は買うべしこれ人生無上の快楽なり。
さて、ここに集いし我等が同胞(はらから)、共に歌おうではないか。
第三高等学校寮歌 紅萌ゆる逍遥の歌 アイン・ツバイ・ドライ
コメント
読むからに蛮カラな風です。
通常、この前口上は現役主将が行うのですが、
56代の主将(歴代初の女性主将)も
このようなセリフを口にしたのでしょうか。
最終更新:2019年08月15日 21:39