ウェザー・リポート


「オレの唯一の生きる希望は、ヤツとの決着をつけることだ」

漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第6部『ストーンオーシャン』の登場人物。
「ウェザー」の略称で呼ばれる事が多い。
担当声優はゲーム『オールスターバトル』『アイズオブヘブン』では 大川透 氏。
アニメ版は大川氏がナレーターを務めている事との兼ね合いもあるのか、 梅原裕一郎 氏が起用されている。

殺人未遂の罪で州立グリーン・ドルフィン・ストリート重警備刑務所に服役している囚人であるが、
投獄された経緯を含め刑務所へ入るまでに至る過去の記憶が欠落している。
本名すら覚えていないため、項目名の名前も自身のスタンドと同じ名前を便宜上用いている仮のもの。
寡黙かつ会話の際に顔を思いっきり近付けて話すなど常識知らずな面もあるが、
思いやりのある性格にして冷静沈着かつ判断力・洞察力に優れている人物でもある。
エンリコ・プッチが自らの記憶についてを知っている事を知り、彼を追う空条徐倫と行動を共にするようになる。

+ その正体(ネタバレ注意)
その正体はプッチ神父の双子の弟ドメニコ・プッチと言い、記憶が無いのはプッチ神父に記憶のDISCを抜き取られていたためだった。
生後すぐに、ある女性の死んだ子と入れ替えられて本来のプッチ家とは別の家庭で育ち、そこでの本名はウェス・プルーマリン
彼の身に何が起きたのかはプッチ神父のページに詳しく記載されている。

+ スタンド「ウェザー・リポート」

「オレは自分の人生を呪っている……
 この現象に対し何かスカッとする気持ちも心の底にはあるんだ 自分でも止められない」

破壊力:A スピード:B 射程距離:C
持続力:A 精密動作性:E 成長性:A
頭に棘が生えた人型のスタンドで、天候を自由に操る能力を持つ。
ありとあらゆる気象現象を起こすことが可能で、豪雨を降らせたり霧を発生させるだけでなく、
本気を出せば雷やハリケーンを生み出したり、果ては毒カエルを降らせることもできる。
この応用で、気温を操作したり、大気を構成する成分の濃度を変化させたり、
近距離戦で風圧を乗せて強力なパンチを繰り出す芸当も可能。

近距離パワー型で射程距離もCランクだがこれは「本体が動ける範囲」の話で、
気象現象の操作可能範囲はその限りではなく、非常に広い(一応本体に近い方がより精密に能力を発揮できる)。

+ 真の能力
  • 「ヘビー・ウェザー」
記憶が戻った事により発現した、「ウェザー・リポート」の真の能力。
オゾン層の密度を操作し、太陽光線の屈折率を変化させ、天然のサブリミナル効果を持つ「悪魔の虹」を作り出す。
その光を見た者は自分が「カタツムリ」になると思い込むようになり、
やがて本当に身体が段々とカタツムリと化していく。
そのカタツムリに触れた者も同様にカタツムリへと変化させるため、カタツムリ化のパンデミックを起こす。
この能力は無意識に発動するため、スタンドの本体であるウェザー自身にも全く制御できず、
彼が生きている限り効果は永続する上に、無差別広範囲の能力のため仲間まで巻き込んでしまう。
よって、能力を止めるには再度ウェザーの記憶を封印するか、彼を殺すかのいずれかしかない
(スタンドがオートでウェザーの身を守るため彼には自殺という手が取れない)。
しかしサブリミナル映像という効果の関係上、盲目の人間には通用しない
(『アイズオブヘブン』でもこれを再現し、ンドゥールには通用しなくなっている)。

+ カタツムリ化まとめ
『EoH』版カタツムリ
『ASBR』版カタツムリ
『ASBR』版カタツムリ(究極生命体)


MUGENにおけるウェザー・リポート

mysh_2002氏の製作した『JUS』風ドットを用いたMUGEN1.0以降専用のちびキャラが公開中。
通常技ではウェザー・リポートを用いたリーチの長い近接攻撃、
必殺技では突風や落雷などの飛び道具を用いて戦う性能となっている。
また、切り札として相手をカタツムリに変える即死技「ヘビー・ウェザー」も持つ。
AIもデフォルトで搭載されている。
DLは下記の動画から


「おまえは……自分が『悪』だと気づいていない…
 もっともドス黒い『悪』だ…」

出場大会

  • 「[大会] [ウェザー・リポート]」をタグに含むページは1つもありません。


最終更新:2024年02月13日 15:25