飛鳥優








「お兄ちゃんがボクに内緒で彼女を作るはずないんです!」

 身長 : 160cm
 体重 : 51kg
 スリーサイズ : B:91 W:55 H:90
 勤務先 : M・Y・home
 流派 : 総合格闘
 性格 : おだやかで優しい。基本的に争いごとを好まないが、兄が絡むと冷静さを失う。

戯画から発売された18禁ファミレス格闘アドベンチャー『V.G.NEO』の主人公兼メインヒロイン。「あすか ゆう」と読む。
後に製作されたファンディスク『Xross Scramble』『オトメクライシス』にも登場している。CVは三重野亜未氏。

兄の雅貴(まさき)とお店の2階で2人暮らし。その兄が経営しているファミレス[ M・Y・home ]の看板娘。
成績は優秀だが、兄のために昼はウェイトレスとして働いており、夕方から定時制の学校に通っている。
[ M・Y・home ]の面接係も兼務しており、アルバイトに応募してきた女の子が兄(イケメン)に関心があると、
どんな娘でも落としてしまうという重度のブラコン(兄も兄で相当のシスコン)。
幼い頃からころころと師範が変わる不思議な道場で格闘技を習っていたが、
両親が亡くなった後は、現在はお店を手伝うために格闘技はやめてしまっている。
ちなみに一人称は「ボク」。
+ V.G.NEOとは
『V.G.NEO』とは、ヴァリアブル・ジオ10周年記念としてヒロイン総入れ替えで製作された作品。
ただし格闘ゲームではなく、先述のようにノベルタイプのアドベンチャー・ゲームである。
過去の大会で試合に負けた女性は輪姦された(しかも作中では大会自体黒歴史扱い)と説明するなど、
それまでの作品での設定を拾った上で世界観が改変されている。
武内優香のみ続投して登場しているが、若くていい男に目がないなど性格がかなり変わっている。
まあエロゲだから歪んだ設定になっているのも仕方ないのかもしれないが、「やりすぎ」との声も。

単体の作品としてみた場合は、優を始めとした出場選手全員に大会に出場するに至った経緯が細かく描かれており、
また試合に負けた後でも見せ場があり、全員に感情移入が可能である。

ストーリー

『 V.G.(Variable Geo)』
この世で一番熱く、一番美しく…そして最も淫らな闘い。

勝者は全てを得る。 そして敗者は全てを失う。

『 V.G.』 それは最強のウェイトレスを決める格闘大会。
しかし、その陰で暗躍していたミランダの陰謀が暴かれたとき、
『 V.G.』は謝華グループの解散とともにその幕を閉じた。

(公式より抜粋)

そして幾年後、「V.G.」という名を冠した大会、「Venus Games」が開催される。
+ 導入部
あるとき優は、父親が多額の借金をしていた事を知らされ、
その借金が雅貴にのしかかった事を知る。
そして[ M・Y・home ]に戻ると、店が荒らされ、雅貴も暴行を受けていた。
「「V.G.」で優勝すれば、今までのような兄との幸せな生活が送れる…」
そう考えた優は、「V.G.」へ出場するため、一人夜明け前に家を出るのだった…。

+ 優の出生の秘密(ネタバレ)
優はミランダの指揮下にあるグループによって作られた、
武内優香の細胞核を植え付けた卵細胞から生まれた少女、つまり優香のクローンである。
雅貴の母と同じ母体から生まれてはいるが、雅貴と遺伝的な繋がりはない。
そして雅貴には、偽の両親と共に家族として優を育てるという任務が与えられた。

一方、7年前にレイミがミランダを打倒して残党狩りを開始し、優を生んだグループも嗅ぎ付けられつつあった。
そこで3年前に優の世話は雅貴に任せて海外逃亡、この際に「両親の事故死」というシナリオを実行する。
事故死というのは芝居で、実際は両親役も一緒に逃亡した。

そして3年して新たなスポンサーを見つけて帰還し、優をV.Gに参加させて成長を確認しようとするが、雅貴は離反を決意。
武内優香の元を訪れ「優が優香のクローン」である事を告げ、謝華と連絡を取れるように頼み込む。
が、これがバレてしまい、導入部に繋がる事になる。
よって借金の話も全て嘘である。


キャラクター性能

TEAM BALDRHEAD製作のデュエルセイヴァー系のアクションゲームである 『Xross Scramble』にて初登場。
さらには『オトメクライシス』にもメインキャラクターで登場。

遠距離では飛び道具で牽制しつつ、中距離からの地上では回り込みで、
空中からは高速空中ダッシュで相手との間合いを一気に詰め、
パンチラッシュからエリアルに繋げるコンボタイプのキャラクター。
デュエルセイヴァー系のキャンセル条件として
攻防ゲージの赤部分(ようするにパワーゲージ)が続く限り攻撃のキャンセルが可能なので
止め処ないコンボラッシュが可能となる。
また優は攻撃のヒット時に各種キャンセルが可能なので地上、空中問わずコンボのバリエーションが広いのも魅力。


MUGENにおける飛鳥優

『Xross Scramble』のスプライトを元にしたものがIwakick氏により製作・公開されており、AIも搭載されている。
『Xross Scramble』を元に若干のアレンジを施したとの事。
コンボラッシュがメインとなる近距離コンボキャラ。通常飛び道具や対空、地上バウンドのハンマーナックルなどが使用できる。

通常攻撃のリーチはあまり長くないが、密着ヒット時はチェーンコンボにより、
エリアル始動からの空中コンボに持っていく事が可能。ゲージはMAX3ゲージで超必殺技はいずれも1ゲージ消費。
強化単発飛び道具連射、連続サマーソルトキック、空中からの強化ハンマーナックルなどが使用可能。
地上ダッシュ、バックステップ。空中44や66の空中ダッシュ。緊急回避動作、回り込みなどを持つ。

また原作の攻防ゲージが導入されており(原作と同様のゲージを使用しているが効果は制作者独自に改良)、
ラウンド開始時は最大1ゲージまででゲージ増加量は時間経過のみとなる。
敗北後次ラウンドで1ゲージを追加して最大2ゲージまでストック可能となる。
GIGA CANCELというドリームキャンセルのような超必殺技を超必殺技で繋ぐ際に消費する。

体力が減少するとT.O.P.IN風に攻撃力が10%、防御力が10%上昇。
アルカナフォースのようなものによるコンボからの脱出も体力減少後1ラウンド1回使用可能。
また敗北後の次ラウンドからはT.O.P.INまでは攻撃力が3%、防御力が2%上昇する。

1ラウンド取得時、優の体力3割以下かつ相手体力1/3以下で、
1ゲージ+1攻防ゲージを消費して究極気吼弾による一撃必殺技が使用可能。
ヒット時には主題歌We Surviveが流れる。

+ 一撃技が使用された動画(ネタバレ注意)
10:30あたりから一撃技

+ 大会ネタバレ
大盛りシングルトーナメントに参戦。
緒戦のベール=ゼファー戦で絶望的な体力差からの即死コンボでの大逆転勝利で注目を集める。
その後ムクロケン、といった相手たちとの一進一退の攻防を繰り広げるも、逆転ファイトで勝利を収めた。
その後はMVC4強の一角と対決。
これまで全てストレート勝ちで駒を進めてきた彼に初めてラウンド奪取の土をつけるも、力及ばずここで敗退となる。
アイキャッチ、勝利演出、数々の逆転劇と多くの視聴者に印象を残したといえる。

出場大会



最終更新:2019年12月15日 09:47