原作でのキャラクター
対シャドウ制圧兵器と呼ばれる人型の兵器群「対シャドウ特別制圧兵装」シリーズのラストナンバー。
元々は
桐条グループが企てたシャドウ研究に合わせ、シャドウが暴走した際の保険として開発された存在である。
対シャドウ制圧兵器は元々は普通の戦略兵器の形で開発が進められていたが、
「ペルソナでなければシャドウは倒せない」という事実が判明して以降、
オーバーテクノロジーたる「黄昏の羽根」を搭載することによってペルソナ能力の源たる精神を与えられ、
「自我を持ちペルソナを使える自立兵器」というコンセプトで開発が進められるようになった。
それが、アイギスが姿だけでなく思考も(完全再現とはいえないまでも)人間に酷似した形で作られた理由である。
アイギスより前に作られた6機の内、少なくとも3機は同じコンセプトで作られた「
姉達」だったようだが、
本編10年前のより事故により現存するのはアイギスだけとなり、以降の開発は凍結されていた。
語尾に「~であります」を付ける独特の語り口が特徴。
自我を持つとはいっても人間が織り成す感情の機微を完全に再現するところまでは至っておらず、場の空気を完全に無視した素っ頓狂な言動を放つ事もしばしば。
自身に与えられた学生服を「学園用迷彩」と言い放つ辺りにも、それは見て取れる。
初登場時、初対面の筈の
主人公に強い執着を見せるが…?
『ペルソナ3 FES』で追加されたストーリーでは主人公を務める。
ある事情からキタローと同じくワイルドの力に目覚め、追加ダンジョンを突き進む事になる。
原作中の性能
固有ペルソナは「パラディオン」及び「
アテナ」。
アルカナは戦車。
主に物理攻撃と補助魔法を取得する。特にバフ系は仲間の中で彼女しか使用できないため、いざという時は頼りになる。
また「オルギアモード」という専用コマンドがあり、使用すると攻撃力がアップするが、
規定ターンを終了するとオーバーヒート状態となり、行動不能になる。
『P4U2』でのアイギス
使用ペルソナは『ペルソナ3』後期のアテナ。
固有で「オルギアゲージ」を持ち、通常時とオルギアモードを使い分けて戦うキャラクター。
通常時の性能は低いほうだが、オルギア時の機動力を持って密着戦にて相手を事故らせる戦法が得意。
遠距離技も複数持つが、ラウンド中に回復不可能な弾数制限があるため考えなしのバラマキは悪手。
ちなみにキャッチコピーは「その指は機銃、その瞳は照準器!全身凶器の心なき天使!」
…P3本編をクリアした人は突っ込みを入れずにはいられないだろう。
MUGENにおけるアイギス
Planeptune氏の製作した
MUGEN1.0以降専用キャラが公開中。
ボイスは英語で、
スプライトはXelectromanx10氏による手描きの『
JUS』風の物を使用している。
故に
ちびキャラであり、ATK85・DEF90とデフォの能力値も低めに設定されている。
各種動作は『P4U2』を元にしているらしく、召喚されるペルソナもアテナである。
弱・強・強(ペルソナ召喚)の3ボタン式で、スーパージャンプを持ち、ボタン連打で
通常技が
コンボになる。
そのため簡単な操作でスタイリッシュなコンボを繋いでくれるが、ペルソナを使うものは
ゲージを少量消費するので注意。
通常
必殺技は存在せず、
コマンド入力で出せる物は全て
超必殺技となっているのが特徴。銃火器を使用した遠距離攻撃が多く、運送技も所持している。
ただし、コマンド自体は簡単な物ばかりとはいえReadmeの類が付属しておらず、正確に把握するにはcmdファイルを開く必要がある。
全体的に派手で見栄えが良いのだが、上記の通りATKの初期値が低く、通常技のコンボではあまりダメージを与えられないのが難点である。
また、このキャラは下段技が無く(しゃがむ事自体は可能)、かつ投げ技も持っていない。
おまけに
ジャンプ攻撃がしゃがみガード可能という謎仕様のため、ガードを固められると崩す手段が無かったりする。
一応通常技にも削り効果があり、超必殺技の削りダメージは中々でゲージ溜めもあるので、完全に詰むという事はない……はず。
AIはデフォルトで搭載されている。
出場大会
最終更新:2023年01月22日 18:54