黒崎一心





「俺の惚れた女は

 自分のガキを守って死ねる女だってことさ」


 身長:186cm
 体重:80kg
 血液型:AB型
 誕生日:12月10日

漫画『BLEACH』の登場人物。
アニメの担当声優は 森川智之 氏。

黒崎一護の父親で職業は開業医。
妻の黒崎真咲とは本編開始前に死別しているが、本編時点でも変わらず溺愛し続けている。
死神になる前から霊感体質だった息子や娘と異なり霊は見えないらしく、息子を羨む発言をしている。
息子と大人げない言動で口喧嘩するのが黒崎家の日常。
石田雨竜の父・竜弦は開業医と総合病院院長という間柄か仕事上の付き合いがある。

+ ネタバレ
実はその正体は死神。しかも護廷十三隊十番隊隊長を務めていた高位の死神。
最愛の妻の亡くなった年月について何故か記憶が適当(時間の感覚が人間と違う)だったり、
一護が死神化している間、義魂丸で別の魂を宿している際は決して「一護」と呼ばなかったり、
朽木ルキア救出のため密かに尸魂界へ旅立とうとする一護に「お守り」を渡したりと、
ささやかながら一護の事情を知っていた伏線は初期から見られていた。

かつて現世で藍染惣右介が生み出した改造「ホワイト」と交戦した際に窮地に陥った所を滅却師であった真咲に救われたことがあり、
その戦いで負った傷が原因で虚化しかけた真咲を救うために、事情を知った浦原喜助の助力で、
入った死神の魂魄を人間のものとする義骸を真咲とリンクさせ、それに一心が入り死神の力を流し込むことで虚化を防ぐという手段を取り、
そのせいで彼は死神の力を本編中盤まで失っていたのである。
事前に一度その義骸に入ってしまえば二度と死神に戻れないことを伝えられていたが、一心は迷うことなく真咲を助けることを即決。
この出来事が馴れ初めとなり、二人は結婚したのであった。
竜弦ともこの騒動が切っ掛けで知り合っている。

なので本編初期では本当に霊力を失っており、当時の言動や1話で雑魚虚に殺されかけたのは全てが演技ではない。
真咲の死後も死神の力を取り戻さなかったのは、一護の中に継承された虚を抑えるべく繋がっていたためである。
しかし、尸魂界篇でその虚が呼び起こされたことにより繋がりが完全に途切れた結果、死神の力を20年ぶりに取り戻し、
人知れず妻の仇である大虚グランドフィッシャーを打倒。
その後の空座町の決戦で遅れて駆け付け、息子に正体を明かした。
ちなみにグランドフィッシャーのことはあまり恨んでおらず、むしろ許せないのは妻を救えなかった無力な自分の方らしい。

完現術者篇では浦原と暗躍し、一護に死神の力を取り戻すための協力をしていた。
小説『The Death Save The Strawberry』でこの詳細が語られており、
再び戦場に身を置く事になるため一護に死神の力を取り戻させることを躊躇していたが、
無力感に苛まれる息子を見て、真咲を救えなかった自分を重ねて浦原に協力を申し出た事情が語られた。

ちなみに旧姓は「志波」。尸魂界の名門貴族・志波家の分家出身である。
元々志波家は冷遇気味だったが、彼の出奔がダメ押しとなって没落が決定的となった。
日番谷冬獅郎及び松本乱菊は元部下で、彼らが劇中で黒崎家を訪れた際に顔こそ合わせなかったものの気付かれていたのだが、
2人は「訳有りなんだろう」と空気を読んで気付いていない振りをしたらしい。

  • 斬魄刀「剡月」
読みは「えんげつ」。炎を操る能力がある。
また、直接攻撃力も高く、一護の斬月と同じく月牙天衝を使用できるが、
一心のそれは斬撃に炎と霊圧を乗せて斬る近接攻撃で、一護のそれとは名前が同じだけの別物である。

卍解も取得済みだが、非常に強力な反面負担が大きい代物らしく本編では未使用。
また、使用経験は無いようだが本人の言動を見る限り「最後の月牙天衝」も取得済みだった模様。
下っ端死神数十人分は霊圧を食うとされる界境固定を一人で2000時間保たせるなど霊力も莫大である。


MUGENにおける黒崎一心

Mounir氏の製作した『JUS』風ドットを用いたちびキャラが公開中。
通常技はコンボ数は多くは稼げないが一撃一撃が重い性能となっている。
超必殺技では飛び道具の「月牙天衝」や剡月でかち上げて叩き切る技が使える。
AIもデフォルトで搭載されている。
+ 動画(ネタバレ注意)
DLは下記の動画から


「…そして忘れんなよ。
 オメーはその俺の惚れた女が命がけで守った男なんだぜ」

出場大会

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最終更新:2024年02月22日 01:37