【詳細】
CBによって最初に開発されたガンダムであり、後に開発される全ての
太陽炉搭載型MSの基となったモビルスーツ。
デザインモチーフは初代ガンダム。
この時点では太陽炉を覆うコーン型のメインスラスター部分の技術が成熟しておらず、アストレア以降の次世代機等と比べ大型化しているのが特徴。
また、主な武装である
ビームガンや
ビームサーベルは、
GN粒子を使用した後の兵器のプロトタイプであるため、名称に「GN」という文字は冠されていない。
武力介入のテストケースで出撃した際のパイロットはリボンズ・アルマーク。
2301年に中東クルジスの紛争に参加した際、少年兵だった刹那・F・セイエイが本機を目撃し、ガンダムを神のごとく見つめる姿がリボンズの目に留まったことで彼がヴェーダにガンダムマイスターとして推薦される一因となった。
第2、第3世代機の開発時はその演習パートナーやアグレッサーを務め、運用データの収集に貢献した。
第3世代機による武力介入開始後は、CBの支援組織・「フェレシュテ」に一時保管されており、その太陽炉はフェレシュテ管理下にあった各第2世代機に使い回しされされた。
国連軍との決戦後機体はプトレマイオス組に戻され、その太陽炉は開発中であった第4世代機・
GN-0000 ダブルオーガンダムの左肩に搭載されることになるが、残された機体そのものは保管されており、最終決戦において
GNコンデンサーを搭載した
GN-000 0ガンダム実戦配備型として戦闘に参加。
ラッセがパイロットを務め、ソレスタルビーイングの内部に侵入してこようとするガガをビームガンで撃墜していたが、コンデンサーの粒子が切れたため戦闘不能になった機体をその場に放置されラッセは脱出してトレミーに合流。
そしてダブルオーからオリジナルの太陽炉を奪ったリボンズが漂う0ガンダムを発見し、入手した太陽炉を搭載してマッチングをクリアした上で再起動された。
時を同じくして修復されたエクシア、
GN-001REⅡ ガンダムエクシアリペアⅡに乗り込んで現れた刹那との一騎打ちの末、両者の太陽炉は破壊された。
元々ダブルオーガンダムに搭載された太陽炉はエクシアと0ガンダムのものであり、それぞれがかつてのパイロットの手に渡り、過去の愛機の改修機に組み込まれ激突するいう数奇な運命を辿っている。
最終更新:2024年10月22日 18:01