ディラグーン - ＧＤＷ世界 ヴァイオレット創作@ ウィキ

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更新日：2016/09/11 Sun 01:46:43
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▽タグ一覧
キュルティロン銀河系 ザイオノイド セニレイン系統人属 リーヴァス大系統人属 半魚人 監視者 種族

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出身天体：キュルティロン銀河系
出身惑星：イードゥンティスⅢ
根源系統：人属
中系統：セニレイン系統人属
スペック：雌雄２性型、平均身長2.5ｍ、平均出力gex6.5、平均寿命5000年
評価：能力4、知性６、社会6.5、合計16.5

キュルティロン銀河系の海洋惑星イードゥンティスⅢ出身の個性的なザイオノイド種族。
リーヴァス超銀河系の海洋戦神族であるクラクメアー同様に水中で生存可能に
進化した数少ないヒューマノイド系種族の一つとして知られる。
彼らは人属系種族でありながら鱗が体の各部に存在し、
サメのようにザラついた肌とピラニアやサメのような刃物の様に鋭い歯の
並んだ口を持つというヒューマノイドとしてはあまり見ない特徴を持っている種族として知られているが
これには理由がある。
元々母星イードゥンティスⅢは元々海の割合もあるにはあるものの、現在のように9割が海ではなかった環境であり、
緑あふれる豊かな惑星だった。
彼らの居住区も大陸や島に集中しており、この時点では海慣れしてはいるものの、まだ水中で生きていけるという生態ではなかった。
ところが基準年より100万年ほど前の開発者時代に大規模な惑星変動が発生した結果、海面が急上昇し、
居住区域が殆どなくなってしまうという異常事態に遭遇してしまい、
宇宙へ脱出した者もいたものの、避難が間に合わなかった者たちは残念ながら多くが命を落としてしまった。
その後超巨大な宇宙船で宇宙を漂流しながら生活し、科学者達はなんとか母星に戻ることはできないかと模索し、
試行錯誤の上で議論と研究を重ねた。
その結果たどり着いた結論が水の惑星と化した母星に"適応する"事であった。
実は母星をいったん脱出する際に星や周辺宙域に住むあらゆる生物の因子サンプルを持ち込んでおり、
その中に当時母星に生息していた巨大魚や周辺宙域に生息していた宇宙魚の因子を拒絶反応を
最小限まで抑える加工を施した上で自らの肉体に合成するという手段を使ったのだ。
するとこれが功を成し、水の惑星という環境に適応することに成功、その後量産された因子を他の者たちも合成、
しかもそれが世代を重ねても消滅せずに受け継がれる事が判明し、プロジェクトから10万年後、
戦闘の為ではなく、生き残る為に肉体を強化した事が認められ新種認定、同時に監視者の認定も受けたのだ。
ただこの時に拒絶反応を抑えるために使ったのが実はオメガリクスではないかともされており、
そうした意味では黒歴史を抱えた種族ともいえよう。
現在は実際の彼らの経験を生かして母星が惑星変動を起こした種族への援助を積極的に行っており、
明確な答えは教えないものの、ヒントを与えるポジションとして活躍しているのである。
その一方でアナキス種に相当する原種は急速に数を減らしており、間もなく絶滅するものだと思われる。
また、この進化経歴がある為か、ヒューマノイドでありながら例外的に3次元の空間把握能力を持っており、
宇宙での作業も苦にせず、造船技術に長ける事から船大工として活躍する個体も多いのだ。

感想：モチーフは中東神話に登場する半魚人ダゴンと日本や中国の伝承に登場する妖怪水虎。
バリエーションの多いセニレイン系統を見て、水に適応したセニレイン系統がいてもいいのではと思い、
考証したもののなかなかいい答えが出ず、ようやく思いついたのが"惑星への適応の為"自らを強化したというものだった。
歴史の長い半魚人という部分はダゴンから来ており、ヴィゴネルと被るものの、
こちらは人のパーツの部分が多い点で差別化しているつもりである。
鋭い歯を持つ点は水虎がモチーフだが甲羅までつけるとさすがに人属の枠を外れてしまうのでさすがに甲羅はない。
モチーフというほどではないが外見はＯＮＥＰＩＥＣＥの魚人族に近いかもしれない。