2巻乙ノススメ @ まんがタイムきらら
ウィーンで歌ってみて
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作品情報
作品名 | ウィーンで歌ってみて |
作者名 | フクハラマサヤ |
掲載誌 | きららベース |
掲載期間 | 2016年4月30日~2017年5月20日 |
単行本発売日 | 1巻:2016年11月11日 2巻:2017年6月12日 |
他作品 | 前作『水瀬まりんの航海日誌』 |
備考 |
あらすじ
オーストリア、ウィーン。この音楽の都で声楽を学ぶ少女・リーナはある日、日本人の少女・歌音(カノン)と出会う。歌音はリーナに自分の曲を歌ってほしいと頼むが、インターネットを中心に活動する作曲家である彼女に対し、伝統音楽に携わるリーナの周囲の人々は冷たくて…。
管理者レビュー
ジャンル
評価点
- 音楽の都で描く音楽モノ。
- 音楽の都・ウィーンを舞台とした音楽漫画。「音楽の格式」「世間の評判」など、考えさせられる・悩ませる要素が多く、青春モノとして筋が通っている。音楽の表現も凝っており読み応えがある。
- 作中に「ボカロ」という単語が出てくるが、単行本あとがきに「VOCALOID」の商標が載っている。
- 百合漫画として。
- 声楽を学ぶオーストリア人少女・リーナとボカロPの日本人少女・
歌音 の二人が出会う。国境も音楽ジャンルも越えた関係が描かれている。
- 声楽を学ぶオーストリア人少女・リーナとボカロPの日本人少女・
- 舞台はウィーン。
- 上記の通り、オーストリア・ウィーンを舞台としている。街並みの再現度が高く、オーストリア知識も時折出てくる。
問題点
- 「ボカロ」の活用が少ない。
- 「ボカロ」という単語が出るシーンは数えるほどしかない。商標まで使ってもったいない感じがする。
総評
きららベースオリジナル作品で唯一の2巻乙。格式高い音楽の都・ウィーンと、現代音楽のボカロが組み合わさった良作。