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解説/ゼノサーガシリーズ - (2012/07/26 (木) 23:23:09) の編集履歴(バックアップ)


作品概要

三部作で構成される濃密なSFロールプレイングゲームシリーズ。
シリーズ作品は2002年から2006年まで断続的に発売された。原作ゲームのストーリーはすでに完結している。
コマンド入力タイプのシンプルなRPGながら、本編ストーリーに加え必殺技等でも
キャラクターがムービーで動き回り、映像で“魅せる”作品作りが特徴。
生身の戦闘に加え、A.G.W.S.(エイグス)、E.S(イーエス)といった人型ロボットに搭乗して戦うなど
スペースオペラである本編ストーリーを活かしたシステムが豊富。

舞台は宇宙戦艦・巨大ロボット・アンドロイドが蔓延する超未来的な世界。
人類は「グノーシス」と呼ばれる正体不明の怪物に苦しんでいた。

登場キャラクター

・KOS-MOS

コスモス。正式名称は「対グノーシス用人型掃討兵器 KOS-MOS」。
その名が示す通り、通常兵器では全く攻撃の通じないグノーシスに対する攻撃手段と、
ミサイル、ガトリングガン、相転移砲など異常とも言える程の火力を備えている。
疑似人格OSを搭載し、人並みの態度は取れるが感情の起伏は乏しい。
性格としては機械故プログラムされた「役割」に忠実で、冷静で判断力に長けるが時に頑固で聞き分けの無い人物として映る。
しかし、時々たまに人格が変わったかの様な謎の変化が現れる。
ちなみに、PXZの彼女の身体は「ver.4」で、色々な意味で変態じみた技術の粋が集められたシリーズ最強の身体で有る。
cv:鈴木麻里子

・T-elos

テロス。最新型のグノーシス用兵器。
KOS-MOSの姉妹機とも言える存在で、その名は「終わり」「完成」といった意味を持っている
KOS-MOSとは違い、激しい感情を露わにしながらKOS-MOSの破壊を執拗に狙ってくる。
「また異世界か~」という公式サイトの台詞の通り、彼女は以前にも
「無限のフロンティア」「無限のフロンティアEXCEED」といったゲームに登場し、
KOS-MOSと対立ないし共闘を臨む事態に陥った事がある。
+ 以下ネタバレ注意
彼女の身体は実は殆どが生身で、ある人物の「肉体」が流用されている。テラエロス
その人物の「魂」はKOS-MOSの中で眠っており、KOS-MOSを破壊・回収しある目的のために「完全な存在」となるのが彼女の存在理由であり、
彼女もKOS-MOS同様プログラムされた「役割」には忠実で有るが故に本来ならば和解の道は存在し得ない。
cv:鈴木麻里子

その他

  • PXZを開発している「モノリスソフト」が製作を手がけていたため、同社が開発する様々なゲームにキャラクターがゲスト出演することが多い。
  • 特にKOS-MOSはクロスオーバー系のゲームに複数回登場し、その度に設定の変化が生まれている。「ナムコクロスカプコン」では姿と武器が段階に応じ変わるはずのKOS-MOSがその段階を無視して武器を操ったり、「無限のフロンティア」では原作ゲームにおいて彼女の仲間が使うはずの技(例:STORM・WALTZなど)を使える様になっている。
  • 現スクウェア・エニックスの知る人ぞ知る名作「ゼノギアス」との関連を匂わせる点が多数存在している
    • 諸事情により3部作の予定だったが一作で完結となってしまった同タイトルの事実上の続編(時系列的には遥か過去だが)となっているが、設定などは再構築され、可能な限りぼかされている。

シリーズ一覧

  • ゲーム
    • ゼノサーガ エピソードi 力への意志 (2002 PS2)
    • ゼノサーガ エピソードi リローデッド (2003 PS2)
    • ゼノサーガ エピソードii 善悪の彼岸 (2004 PS2)
    • ゼノサーガ フリークス (2004 PS2)
    • ゼノサーガI・II (2006 DS)
    • ゼノサーガ エピソードiii ツァラトゥストラはかく語りき (2006 PS2)
  • アニメ
    • Xenosaga THE ANIMATION (2005 TVシリーズ)