作品概要

いわずとしれたカプコンの定番格闘ゲーム。
1987年にシリーズ第一作がアーケードで稼動したが、実際は1991年の『ストリートファイターⅡ』の大ヒットからシリーズの歴史が、そして対戦型格闘ゲームの歴史が始まったといっても過言ではない。

「波動拳」や「昇龍拳」といった代表的な技と共に、多くの物が後のゲームに影響を巻き起こした。
特に、「見知らぬ相手と対戦する」というプレイスタイルを生み出した影響は大きい。

登場キャラクター

・リュウ

ストリートファイターシリーズの主人公(ストⅢなど例外アリ)。格闘家として、強さを求めて日々鍛錬を続けている。
作品によってバラつきはあるが、格闘家としてのストイックな姿勢とは裏腹に温厚な性格の常識人。
どんな困難も自分が強くなるための試練や修行と考える、タフで落ち着きのある人物として描かれる事が多い。
暗殺拳を師匠の剛拳が格闘技へと昇華させた武術を扱うが、一つの流派に固執せず他流派の技も自分なりに組み込んだ独自のスタイルを構築している。
非常にストイックな性格で、ひたすら「真の格闘家」を目指して修行を続ける孤高の求道者。
格ゲー界を代表するキャラクターであり、そのいかにも格闘家然とした求道的な生き様は、
(鉢巻きに道着という外見面も含め)いい意味で格闘ゲーム主人公のステレオタイプ像を構築したといっていいほど。
最近では任天堂の『大乱闘スマッシュブラザーズ for 3DS/Wii U』にも参戦している。
cv:高橋広樹

・ケン・マスターズ

リュウと同門の日系アメリカ人*1。リュウの良きライバルでもあり親友でもある。妻子持ちで、マスターズ財閥の御曹司(作品による)。
アメリカで活躍した全米格闘王であり、求道的で真面目な性格のリュウとは対照的に、サバサバとして砕けた性格。
もちろん、リュウ同様に格闘家としての自分なりの強い信念や独自の考え方を持っているほか、
リュウが悩みに揺れた時は身を呈して解決に尽力する、人情と友情も持ち合わせている。
最初はリュウのコンパチだったが、シリーズを重ねるうちに差別化が図られていった。
cv:岸祐二

・春麗

ICPOの刑事。犯罪組織「シャドルー」の専任であり、父親がシャドルーの手によって殺害されたことからも、シャドルーを追っていることが多い。
主に蹴り技を得意とし、お団子頭と鍛え上げられた脚線美が特徴。
落ち着いた雰囲気の大人の女性として描かれることが多いが、ゲームでは勝利後に跳び上がってはしゃぐという無邪気な一面も見られる。
格ゲー界を代表する女性キャラクターであり、格ゲーにおける女性キャラのパイオニア的存在として国内外双方で非常に高い知名度を誇る。
リュウやケンと共に他ゲームへゲスト参戦することも多い。
cv:折笠冨美子

・イングリッド

「紋章」の力を持つ謎の少女。CODE HOLDER(コードホルダー)と呼ばれる「神なる力を持つ者」のひとり。一人称「わし」、語尾に「じゃ」などの古風な口調を好む。
PSP版『ストリートファイターZERO3↑↑』で追加参戦したが、元はストリートファイターのキャラではなく、カプコンのクロスオーバー2D対戦格闘『カプコンファイティングジャム』のオリジナルキャラとして登場した。
さらに元を辿れば、元々は発売中止になった3D対戦格闘『カプコンファイティングオールスターズ』の三人の主人公の一人だった。仲間に「ルーク」と「D.D.」という同様の能力を持つ男性2人が居り、『オトレンジャー』では「コードホルダー」名義で3人トリオで登場していた。

・ハン・ジュリ

軍事組織S.I.Nの工作員。
極めて残忍で享楽的な性格で、相手を徹底的に破壊することを何よりの楽しみとする危険な快楽主義者である。
かつては若干15歳にして韓国テコンドー界のトップに立つ天才的な実力の持ち主だったが、シャドルーの調査を行っていた検事の父と共にシャドルーに拉致され暴行を受け、左目の視力を失う。
それ以来、ベガを殺すためにセスに接近、彼の立場を利用する目論みでS.I.Nに服従している。
左眼に埋め込まれた風水エンジンと呼ばれる特殊な義眼によって超常的な能力を得ており、原作の特典アニメでは春麗と仲間二人を圧倒していた。
なお、前作ではソロユニットだった。
cv:喜多村英梨

・ベガ

秘密結社シャドルー総統。サイコパワーという超常的な能力を操り、その力を持って世界征服を目論む。
世界規模であらゆる犯罪行為を働いている他、優秀な格闘家に目を付けてサイコパワーで洗脳し手駒として利用している。
また、公式キャッチコピーで「魔人」と称されているように、肉体を破壊されても他人の肉体に魂を乗り移らせることで
何度でも復活できるという人ならざる能力をも持っており、リュウの肉体をサイコパワーに耐え得るだけの力を持つ新たな器と見定め我が物にしようと付け狙っている。

『ストII』シリーズの頃はやや細身な体系だったが、キャラデザそのものが一新された『ZERO』シリーズでは
アニメ映画版『ストリートファイターII MOVIE』のキャラデザを反映してかなりの筋肉質体型になった。
『新たな肉体に乗り移ったため』という設定になっており、以降のシリーズ作品や外部作品でも基本的に筋肉質体型で描かれている。



シリーズ一覧