赤01

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赤01

起点 経由 終点 新設・変更 廃止・変更 担当営業所 備考
(1) 赤羽駅東口 放水路・赤羽北一丁目・志村坂下・坂下一丁目・四葉町 下赤塚駅 1976年12月16日廃止 志村営業所
(2) 赤羽駅西口 北赤羽駅入口・志村三丁目駅・練馬北町車庫・平和台駅・練馬春日町駅・豊島園 練馬駅 2007年9月16日新設 現在運行中 練馬営業所

赤01-2

起点 経由 終点 新設・変更 廃止・変更 担当営業所 備考
(1) 練馬駅 豊島園→練馬春日町駅→平和台駅→練馬北町車庫→志村三丁目駅→北赤羽駅入口
志村消防署通過
赤羽駅西口 2013年2月16日新設 現在運行中 練馬営業所 土曜・休日運休

路線解説

東京都内は練馬区・北区・板橋区・豊島区・足立区などを中心に、埼玉県内は川口市・戸田市・さいたま市などに大きく路線網を持つ国際興業バス。その都内最大ターミナルが赤羽駅で、その赤羽駅発着路線のトップナンバーである。初代は赤羽駅東口から環八経由で下赤塚駅へ向かう路線で志村営業所が担当していた。現在も運行を続けているドル箱路線・赤02(赤羽駅西口-志村三丁目駅-成増駅北口)と途中まで同経路で運行していたが、運行当時は赤羽駅西口が存在せず、東口から一度北へ進路を変え、いわゆる遠回り経路で運行していた。この経路による道路混雑からの遅延なのか、準急停車駅である成増駅へ向かう赤02に乗客が流れていったのかは定かではない。長らくトップナンバーが存在しない赤羽駅発着路線だったが、2006年5月に環八・北町若木トンネルが開通したことで、平和台駅〜志村三丁目駅間を一直線で結ぶようになった。このトンネル開通は近隣の交通に大きな影響を与え、練馬春日町から赤羽までの往復が非常に便利となった。トンネルの開通から遅れること一年、練馬営業所がついに悲願の主力路線を開通させることとなる。それが2代・赤01で、トップナンバーが31年ぶりに復活した。

練馬側は長らく上板01(上板橋駅-錦団地-平和台駅-豊島園-練馬駅)と練95(練馬駅-豊島園-平和台駅-錦団地-練馬北町車庫)および上板02(上板橋駅-氷川台駅-練馬区役所)が運行していたがいずれも本数が少なく、乗客も減少傾向で不採算系統であった。しかも上板02は光03(光が丘駅-氷川台駅-練馬区役所)の本数を削減した分を充てており、練馬営業所自体も2003年11月の大規模再編で朝霞地区を失い、主力路線が石02(石神井公園駅-比丘尼橋-成増駅南口)・光02(光が丘駅-平和台駅-練馬北町車庫-池袋駅東口)と練馬駅と関係ない路線に偏っていた点を解消させたい思惑があったため、練馬駅-赤羽駅間を一直線で結べる赤01は練馬営業所にとって悲願の主力路線開通である。しかし系統番号は「栄光」よりも「たまたま空いていた」赤01を選定したのだろう。方向幕に収録されていないため、使用される車両は運行開始当初からLED車に限定されている。同時に赤羽側の出入庫として赤85(赤羽駅西口-志村三丁目駅-練馬北町車庫)が新設された。

開通直後から相次ぐ若木地区の停留所増設に表れているように、当初から練馬側・赤羽側から乗り換え無しで反対側へ行けることからダイヤ改正ごとに本数が増便されている。赤01開通によって上板02が廃止され、残された上板01も減便の末に2010年2月に運行を終えてからは、練馬営業所における「練馬駅を発着とする」最主力路線の地位を確立しつつある。練馬駅では関東・西武・京王が北口ロータリーまで営業運転を行うのに対し、国際興業バスは千川通り上の降車専用停留所で営業を終え、北口ロータリーへは回送で向かう。北口ロータリーでは駅舎から最も離れた1番乗り場を都営と共用している。

2013年に、志村地区の道路渋滞による遅延を防止するために陸橋経由で「志村消防署」停留所を通過する赤01-2が新設され、志村消防署の赤羽方向は平日朝9時20分頃まで赤01が停車しなくなったが、赤羽駅へは6:08発の赤85(平和台駅6:00発)で向かうことが出来る。

最終更新:2023年11月13日 08:51