フィヨルドの戦い

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&bold(){概要} ---- フィヨルドの戦いとは、[[アルファ]]1740年9月、[[ガライザラ内乱]]の終結と同時に姿を現した、この内乱を裏で操っていた[[ヴァン・フレイ]]国が、内乱の勝者である[[シオン]]を駆逐した戦いである。 &bold(){戦闘に至るまでの背景} ---- &ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/lunatic-destiny/page/21.JPG,left) [[ガライザラ]]は、元々国というより騎馬民族の集まりであった。それぞれの民族に長が存在し、更にそれを束ねる長の中の長が居る。 後世、史書をまとめる際に、便宜上「ガライザラ国王」をつけなくてはならないというのなら、その地位にいるのは、数日前までは[[バシュタルク]]であったが、[[ケルティアの戦い]]により、その座は[[シオン]]に移り渡った。 だが、[[ガライザラ内乱]]により戦いが相次ぎ、勝者である筈のシオンが率いる兵力は、既に全盛期の半数にも満たなかった。 そこに突如現れた[[ヴァン・フレイ]]国の正規軍、そして、その軍勢の中にいたかつての親友。 自分達の、騎馬民族の誇りを賭けた戦いは、その全てが[[聖なる魔女]]の掌の上で踊らされていただけだった事を、この時シオンは認めざるを得なかった。 &bold(){両軍の戦力} ---- |>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:''攻撃側''|BGCOLOR(#cccccc):|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:''守備側''| |>|>|>|>|CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/char/monsyou/vanfurei.PNG)&br()[[ヴァン・フレイ]]国軍|CENTER:''軍勢''|>|>|>|>|CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/char/monsyou/garaizara.PNG)&br()[[シオン]]軍| |>|>|>|>|CENTER:総兵力52000|CENTER:''兵力''|>|>|>|>|CENTER:総兵力14000| |>|>|>|>|CENTER:[[ガラ]]|CENTER:''総指揮''|>|>|>|>|CENTER:[[シオン]]| |>|>|>|>|CENTER:[[フローラ]]|CENTER:''軍師''|>|>|>|>|CENTER:| |>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:''主要参戦者''| |CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/gara.PNG,width=55,height=55)&br()[[ガラ]]|CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/furo-ra.PNG,width=55,height=55)&br()[[フローラ]]|CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/azeru.PNG,width=55,height=55)&br()[[アゼル]]|CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/ran.PNG,width=55,height=55)&br()[[ラン]]|CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/zyudelisu.PNG,width=55,height=55)&br()[[ジュディス]]||CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/sion.PNG,width=55,height=55)&br()[[シオン]]|CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/ikuruteli.PNG,width=55,height=55)&br()[[イクルテイ]]|CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/gura-baru.PNG,width=55,height=55)&br()[[グラーバル]]|CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/zairyou/50.GIF,width=55,height=55)&br()|CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/zairyou/50.GIF,width=55,height=55)&br()| |CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/teliana01.PNG,width=55,height=55)&br()[[ティアナ]]|CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/myu-.PNG,width=55,height=55)&br()[[ミュー]]|CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/gotorasu.PNG,width=55,height=55)&br()[[ゴトラス]]|CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/middogarutu.PNG,width=55,height=55)&br()[[ミッドガルツ]]|CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/ro-za.PNG,width=55,height=55)&br()[[ローザ]]||||||| &bold(){戦闘経緯} ---- &ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/lunatic-destiny/page/24-2.JPG,left) [[ヴァン・フレイ]]国軍は、決して[[ガライザラ]]を過小評価してはいない、むしろ、[[フェローラの戦い]]や[[リオナ海の戦い]]で手痛い目に会い、その実力を高く買っていた。だからこそ、[[ガライザラ内乱]]を影で操り、その力を削いだ。 その結果、既に戦いとは呼べないほど圧倒的な兵力差がうまれたが、ヴァン・フレイ国軍は決して手を抜くことなく、更なる策を弄した。 それは、餌付けした[[魔物]]を一列に並べ、一斉に敵陣に突撃させるという戦法であった。 &ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/lunatic-destiny/page/24-2-2.JPG,left) [[ミッドガルツ]]、[[ミュー]]部隊から解き放たれた魔物は、一直線にガライザラ陣へ突撃、冷静に対処すれば、決して倒せない突進ではないが、見た目のインパクトは兵士達の士気をそぎ落とし、ガライザラ陣は蹂躙された。 騎馬民族としてのプライドまで踏みにじられたと、[[イクルテイ]]は突撃を仕掛けるが、[[ゴトラス]]部隊で止められ、全身に矢を受けて絶命。 同時刻、かろうじて突撃する魔物を打ち払ったシオンだが、既に部隊とは呼べないほど壊滅した自軍を見ると、ヴァン・フレイ国本陣への特攻を決意する。 イクルテイ、シオン、そして数日前の[[バシュタルク]]、自ら馬を駆っての敵本陣への特攻は、まさに騎馬民族最後の誇りでもあり、同時に、最後の輝きでもあった。 そのシオンの前に、[[ティアナ]]が立ちはだかる。 既に体力の限界まできていたシオンは、自分を討ち取って手柄にしろと語りかけるが、ティアナは手柄のためではなく、シオンの誇りの為に彼女を討ち取る。 &bold(){戦いの結末} ---- [[ガライザラ]]にとっては、戦いすらも聖なる儀式であり、自らの誇りを賭して戦い続けた。だが、常に近代戦を行ってきた[[ヴァン・フレイ]]国の前では、その彼らの誇りを賭けた戦いさえも「新戦術の実験台」であった。 ヴァン・フレイ国が試した「餌付けした魔物の突撃」は、興奮した魔物がそのまま命令を無視して四方に散った為、これ以後使われることはなかった。 ガライザラの各部族は、この戦いの後ヴァン・フレイ国に毎年貢物を差し出す事を誓い、その支配下となった。 そして、謁見の際にその才知を見出された[[グラーバル]]は、人質という名目でヴァン・フレイ国に送られ、後に将軍の中に並ぶこととなる。 この戦いは、純粋に生きたシオンたちのプライドをあまりにも土足で踏み潰し(特に実験として行われた魔物突撃戦法)た為、後世のみならず、当時においても一部から批難された。 だが、それに対して[[ガラ]]は、「なら、相手にあわせて正面から戦って、死なずに済んだ味方の兵を殺し、その家族を泣かしてもいいというのか」と、冷静に答えたという。 &ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/zairyou/50.GIF,left)
&bold(){概要} ---- フィヨルドの戦いとは、[[アルファ]]1740年9月、[[ガライザラ内乱]]の終結と同時に姿を現した、この内乱を裏で操っていた[[ヴァン・フレイ]]国が、内乱の勝者である[[シオン]]を駆逐した戦いである。 &bold(){戦闘に至るまでの背景} ---- &ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/lunatic-destiny/page/21.JPG,left) [[ガライザラ]]は、元々国というより騎馬民族の集まりであった。それぞれの民族に長が存在し、更にそれを束ねる長の中の長が居る。 後世、史書をまとめる際に、便宜上「ガライザラ国王」をつけなくてはならないというのなら、その地位にいるのは、数日前までは[[バシュタルク]]であったが、[[ケルティアの戦い]]により、その座は[[シオン]]に移り渡った。 だが、[[ガライザラ内乱]]により戦いが相次ぎ、勝者である筈のシオンが率いる兵力は、既に全盛期の半数にも満たなかった。 そこに突如現れた[[ヴァン・フレイ]]国の正規軍、そして、その軍勢の中にいたかつての親友。 自分達の、騎馬民族の誇りを賭けた戦いは、その全てが[[聖なる魔女]]の掌の上で踊らされていただけだった事を、この時シオンは認めざるを得なかった。 &bold(){両軍の戦力} ---- |>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:''攻撃側''|BGCOLOR(#cccccc):|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:''守備側''| |>|>|>|>|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/monsyou/vanfurei.PNG)&br()[[ヴァン・フレイ]]国軍|CENTER:''軍勢''|>|>|>|>|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/monsyou/garaizara.PNG)&br()[[シオン]]軍| |>|>|>|>|CENTER:総兵力52000|CENTER:''兵力''|>|>|>|>|CENTER:総兵力14000| |>|>|>|>|CENTER:[[ガラ]]|CENTER:''総指揮''|>|>|>|>|CENTER:[[シオン]]| |>|>|>|>|CENTER:[[フローラ]]|CENTER:''軍師''|>|>|>|>|CENTER:| |>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:''主要参戦者''| |CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/gara.PNG,width=55,height=55)&br()[[ガラ]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/furo-ra.PNG,width=55,height=55)&br()[[フローラ]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/azeru.PNG,width=55,height=55)&br()[[アゼル]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/ran.PNG,width=55,height=55)&br()[[ラン]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/zyudelisu.PNG,width=55,height=55)&br()[[ジュディス]]||CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/sion.PNG,width=55,height=55)&br()[[シオン]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/ikuruteli.PNG,width=55,height=55)&br()[[イクルテイ]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/gura-baru.PNG,width=55,height=55)&br()[[グラーバル]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/zairyou/50.GIF,width=55,height=55)&br()|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/zairyou/50.GIF,width=55,height=55)&br()| |CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/teliana01.PNG,width=55,height=55)&br()[[ティアナ]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/myu-.PNG,width=55,height=55)&br()[[ミュー]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/gotorasu.PNG,width=55,height=55)&br()[[ゴトラス]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/middogarutu.PNG,width=55,height=55)&br()[[ミッドガルツ]]|CENTER:&ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/ro-za.PNG,width=55,height=55)&br()[[ローザ]]||||||| &bold(){戦闘経緯} ---- &ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/lunatic-destiny/page/24-2.JPG,left) [[ヴァン・フレイ]]国軍は、決して[[ガライザラ]]を過小評価してはいない、むしろ、[[フェローラの戦い]]や[[リオナ海の戦い]]で手痛い目に会い、その実力を高く買っていた。だからこそ、[[ガライザラ内乱]]を影で操り、その力を削いだ。 その結果、既に戦いとは呼べないほど圧倒的な兵力差がうまれたが、ヴァン・フレイ国軍は決して手を抜くことなく、更なる策を弄した。 それは、餌付けした[[魔物]]を一列に並べ、一斉に敵陣に突撃させるという戦法であった。 &ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/6-war/lunatic-destiny/page/24-2-2.JPG,left) [[ミッドガルツ]]、[[ミュー]]部隊から解き放たれた魔物は、一直線にガライザラ陣へ突撃、冷静に対処すれば、決して倒せない突進ではないが、見た目のインパクトは兵士達の士気をそぎ落とし、ガライザラ陣は蹂躙された。 騎馬民族としてのプライドまで踏みにじられたと、[[イクルテイ]]は突撃を仕掛けるが、[[ゴトラス]]部隊で止められ、全身に矢を受けて絶命。 同時刻、かろうじて突撃する魔物を打ち払ったシオンだが、既に部隊とは呼べないほど壊滅した自軍を見ると、ヴァン・フレイ国本陣への特攻を決意する。 イクルテイ、シオン、そして数日前の[[バシュタルク]]、自ら馬を駆っての敵本陣への特攻は、まさに騎馬民族最後の誇りでもあり、同時に、最後の輝きでもあった。 そのシオンの前に、[[ティアナ]]が立ちはだかる。 既に体力の限界まできていたシオンは、自分を討ち取って手柄にしろと語りかけるが、ティアナは手柄のためではなく、シオンの誇りの為に彼女を討ち取る。 &bold(){戦いの結末} ---- [[ガライザラ]]にとっては、戦いすらも聖なる儀式であり、自らの誇りを賭して戦い続けた。だが、常に近代戦を行ってきた[[ヴァン・フレイ]]国の前では、その彼らの誇りを賭けた戦いさえも「新戦術の実験台」であった。 ヴァン・フレイ国が試した「餌付けした魔物の突撃」は、興奮した魔物がそのまま命令を無視して四方に散った為、これ以後使われることはなかった。 ガライザラの各部族は、この戦いの後ヴァン・フレイ国に毎年貢物を差し出す事を誓い、その支配下となった。 そして、謁見の際にその才知を見出された[[グラーバル]]は、人質という名目でヴァン・フレイ国に送られ、後に将軍の中に並ぶこととなる。 この戦いは、純粋に生きたシオンたちのプライドをあまりにも土足で踏み潰し(特に実験として行われた魔物突撃戦法)た為、後世のみならず、当時においても一部から批難された。 だが、それに対して[[ガラ]]は、「なら、相手にあわせて正面から戦って、死なずに済んだ味方の兵を殺し、その家族を泣かしてもいいというのか」と、冷静に答えたという。 &ref(http://izayoi-moon.sakura.ne.jp/zairyou/50.GIF,left)

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