六界戦争末期における勢力図
概要
六界の一つ、
六界戦争時代ではもっとも優れた文明を持っていた上に、
六界戦争に巻き込まれた年代も他星より遅い。
ザールックでは、文明を築き、栄え、その頂点を極めるとそこから様々な問題を噴出させ、自らが作り上げた文明が元で、まるで世界をリセットするかの様に資源の枯渇から文明が崩壊し、再びゼロから歴史を作りだすという破壊と再生の歴史をほぼ2000年周期で繰り返していた。
そのため、
鉄の鎧兵や
魔導器など、過去のオーパーツがたびたび発掘され、原理がわからないまま再利用されてきたことも何度もあった。
3300年代、この世界を照らす2つの月は、それぞれ自分たちで独自に重力をコントロールする波動を放ち、ザールック本星の力を借りずに独自の軌道で衛星活動を行っていた事が判明される。そして、その波動は本星にまでも届き、微かながら重力のバランスを自在に操る力を秘めている事が発見された。
その力を
水晶に閉じ込め、鏡合わせの要領で内部で増幅させる事によって動力とした「天駆ける船」
ダルスバードを生み出す事に成功。
それは、過去の世界においても既に実現していた技術だが、発掘ではなく、過去の何の資料も記憶もない状態で、現在を生きる人間の知恵と技術により作られた彼らにとっての「新発見」であった。
しかし、その技術は開発者の期待を裏切り、直後にこの星を巻き込んだ
六界戦争により、まず最初に軍事利用されることとなってしまう。
空駆ける船は、この世界における最強にして最高の部隊として産声をあげ、他部隊からの羨望と嫉妬の眼差しで見られることとなる。
そして、この艦隊は、動力維持の為、夜間には月光を水晶に受けなくてはならない。その姿がさながら月の光を独り占めし、その姿すら奪うのではないかと、空駆ける船を妬む者達は、皮肉を込めて彼らを「
LOST MOON FLEET(失月艦隊)」と呼んだ。
歴史(六界物語の主軸となるもの限定)
主な国
この世界を舞台とした物語
最終更新:2024年06月29日 14:59