リヴォルの戦い

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リヴォルの戦い - (2009/10/07 (水) 18:59:37) のソース

&bold(){概要}
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リヴォルの戦いとは、[[アルファ]]1741年8月に、[[アルビス]]国と[[リヴォル]]帝国の間で行われた戦いであり、[[ドラグゥーン作戦]]最後の戦いである。

&bold(){戦闘に至るまでの背景}
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&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/lunatic-destiny/page/25.JPG,left)

[[スカルオーネの戦い]]に歴史的大勝を収めた[[アルビス]]国軍は、急ぐことなく堂々と進軍を進め、[[リヴォル]]帝国帝都リヴォルへ向かっていた。
これは、地盤を固めながら確実に帝国を追い詰めつつ、時間を与えることで相手側から和平なり降伏なりを持ちかける猶予を与えてのことであるが、[[三魔王]]の一人である[[シャラダン]]には、最初から降伏という選択肢は存在していなかった。
そんな最中、これまで「双方との繋がり」を維持したまま、日和見を決めていた[[フェングランド]]国が、突如[[リヴォル]]帝国との同盟を破棄し、[[アルビス]]国軍の援軍として到着する。
静観に静観を重ね、勝者がはっきりとした段階で同盟国さえも見限る。露骨すぎる選択だが、彼らには大義名分があった。「[[ティファーナの戦い]]において(誤解からとはいえ)、送り込んだ援軍をリヴォル帝国将軍[[アスタル]]によって壊滅させられている」というものであり、その遺恨を建前上の理由としたのだ。
[[アルビス]]国上層部は、この露骨な態度に嫌悪感を抱いたものの、それを表情には出さず、援軍を受け入れてリヴォル帝国帝都へと進んでいった。

[[スカルオーネの戦い]]において[[イズ]]、[[ガミラン]]をはじめとする多くの将軍と兵士を失ったリヴォル帝国だが、もう一つの主力部隊、[[アスタル]]、[[ベルンハルト]]達は、はるか海の彼方[[アディス]]国の首都を包囲したまま、追い詰められて牙を剥いたアディス国軍必死の抵抗によって釘付けにされたいた。
本国の危機を知り、急ぎ帰還したい彼らだが、包囲を解けば敵の猛追撃を受ける、憎悪が渦巻きすぎ既に停戦の使者すら斬られるという、動きたくても動けない膠着状態を迎え、ついに損害を無視した力攻めを決意する。([[アディスの戦い]])

[[リオネティアの戦い]]により、アディスの様な小国は放置してよいと決断したリヴォル帝国、その決断が、ここにきて彼らに強烈な復讐をしてきたのだ。

[[三魔王]]として君臨した[[シャラダン]]、そして、彼が帝位についてから、ついこの前まで敗北というものを知らなかった大帝国[[リヴォル]]帝国。
その帝都を完全包囲した[[アルビス]]国軍に対して、シャラダンの陣営はあまりにも寂しかった。
シャラダンは、攻勢においては強さを誇ったが、支配下とした領土に対してのさして興味を示さず、「領土の空洞化」が進んでいた。膨らみ続けた風船に、同時に数本の針を突き刺され、一瞬にして崩壊したリヴォル帝国。
その針こそが、[[ドラグゥーン作戦]]であったといえる。

&bold(){両軍の戦力}
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|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:''攻撃側''|BGCOLOR(#cccccc):|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:''守備側''|
|>|>|>|>|CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/char/monsyou/arubisu.PNG)&br()[[アルビス]]国軍|CENTER:''軍勢''|>|>|>|>|CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/char/monsyou/rivoru.PNG)&br()[[リヴォル]]帝国軍|
|>|>|>|>|CENTER:総兵力60000|CENTER:''兵力''|>|>|>|>|CENTER:総兵力11000|
|>|>|>|>|CENTER:[[カルディナ]]|CENTER:''総指揮''|>|>|>|>|CENTER:[[シャラダン]]|
|>|>|>|>|CENTER:|CENTER:[[エリシア]]''軍師''|>|>|>|>|CENTER:|
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#cccccc):CENTER:''主要参戦者''|
|CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/karudelina.PNG,width=55,height=55)&br()[[カルディナ]]|CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/erisia.PNG,width=55,height=55)&br()[[エリシア]]|CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/rutelie.PNG,width=55,height=55)&br()[[ルティエ]]|CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/ragi.PNG,width=55,height=55)&br()[[ラギ]]|CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/reisu.PNG,width=55,height=55)&br()[[レイス]]||CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/syaradan.PNG,width=55,height=55)&br()[[シャラダン]]|CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/zairyou/50.GIF,width=55,height=55)&br()|CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/zairyou/50.GIF,width=55,height=55)&br()|CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/zairyou/50.GIF,width=55,height=55)&br()|CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/zairyou/50.GIF,width=55,height=55)&br()|
|CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/sando.PNG,width=55,height=55)&br()[[サンド]]|CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/sanua.PNG,width=55,height=55)&br()[[サヌア]]|CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/char/ryuugi/sam/rorisuza-do.PNG,width=55,height=55)&br()[[ロリスザード]]|CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/reia.PNG,width=55,height=55)&br()[[レイア]]|CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/dairu-ga.PNG,width=55,height=55)&br()[[ダイルーガ]]|||||||
|CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/char/ryuugi/sam/shi-na.PNG,width=55,height=55)&br()[[シーナ]]|CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/viru.PNG,width=55,height=55)&br()[[ヴィル]]|CENTER:&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/char/lunatic-destiny/sam/marukili.PNG,width=55,height=55)&br()[[マルキィ]]|||||||||

&bold(){戦闘経緯}
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&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/6-war/lunatic-destiny/page/28-2.JPG,left)

[[ガリアの戦い]]、[[ティファーナの戦い]]、[[アディスの戦い]]、[[スカルオーネの戦い]]、[[フェングランド]]国、[[ミリィ]]拉致事件。
それらは、全て別々の事と見せて、1本の糸で結ばれていた。
いま、シャラダンがたった一人でアルビス国を迎えているのは、決して偶然や幸運ではなく、[[ドラグゥーン作戦]]の結果であった。

シャラダンを討ち取れば、その手柄は相当なものであると、全軍は帝都に殺到したが、城へ向かうには細い一本の橋のみが存在し、大軍ゆえの弱点である仲間同士の混乱を招いていた。
そこを狙われ、進軍は数度阻まれたが、それでもアルビス国軍は、徐々に城内に突入、シャラダンが討ち取られるのは時間の問題かと思われた。
しかし、その直後、突如城が大爆発を起こす。
当初、アルビス国上層部は、シャラダンがアルビス国軍を撒き沿いにしての自爆だと思っていたが、戦後になり生存者の言葉をまとめると、以上のことが判明した。
-爆発は、シャラダンの息子である[[シュラ]]が、城内に仕込んだ火薬に法術で火をつけて起こしたもの。
-[[ジルダー]]子飼いであった[[ベルバット]]が、この戦いの直前に突如姿を現し、シャラダンに面会を求めたが、それ以後誰もシャラダンとベルバットの姿を見ていない。
-シャラダンの遺骸は見つからなかったものの、戦死と断定。ただし、彼を討ち取ったという者は最後までアルビス国軍には現れなかった。

&bold(){戦いの結末}
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[[シャラダン]]を失い、[[リヴォル]]帝国は崩壊した。その後、リヴォル帝国は帝政を放棄し、[[アルビス]]国の属国として存続。また、焦土と化した[[アディス]]国もアルビス国が復興を行い、[[アルビス]]国により、[[リヴォル]]国、[[アディス]]国、[[シーフィールド]]国、[[フェングランド]]国による大連合同盟が生まれ、アルビス国がその盟主となった。

また、この戦いは、同時刻に行われた[[アディスの戦い]]、直後に行われた[[リヴォル残党軍強襲作戦]]と連鎖している為、全てをあわせて一つの戦いとされている。

&bold(){関連項目}
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-[[アディスの戦い]]
-[[リヴォル残党軍強襲作戦]]

&ref(http://yuzuriha.cool.ne.jp/zairyou/50.GIF,left)