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  • アル
    ... 統治体制 アル国 / 君主制 特徴 蜉蝣時代の群雄割拠を戦った一国だが、ロードレア国の様にルディック国の区から独立したのではなく、最初からルディック国と対等に外交関係を結んでいた国。 ル・ヴァラヴァ・ザードの戦いに敗れ、ベルザフィリス国に降伏、歴史の幕を閉じた。 歴史 500年頃 建国。 691年 10月、ルドリアの南征により、アル国主ルドリアが戦死、政変の末ザグルスが国主となる。 693年 3月、アル国とベルザフィリス国の間でロイアの戦いが起きる。 693年 11月、アル国とベルザフィリス国の間でシーア海戦が起きる。 694年 1月、アル国とベルザフィリス国の間でエンパイアコスモスの戦いが起きる。 694年 9月、アル国とベルザフィリス国の間でリッドゾーンの戦いが起きる。 697年 2月、ベルザフィリス国とアル国の間でル・ヴァラヴァ・ザード...
  • アル城
    概要 アル城とは、アルファ、ロンドーナ大陸東部に存在した城である。 蜉蝣戦記の舞台となった。 歴史 500年頃 ルディック帝国が、未開の地として手をつけなかった最北端の地で、アル国が生まれ、首都として栄える。 684年 アル国領土として蜉蝣時代の幕開けを迎える。 684年6月時の勢力図(クリックで拡大) 697年 2月、アル国の滅亡により、ベルザフィリス国領土となる。 735年頃 大寒波による民族大移動により破棄される。 関連項目 蜉蝣戦記群雄割拠図 蜉蝣戦記 都市一覧
  • アルミス
    基本情報 名前 アルミス・イルト・ルース 生没 ルーイガルド (17296~17323) 出身 ザルカ国 種族 人間 性別 女 略歴 ザルカ国の神官の家系に生まれ、本人もその資格をもつ。 優れた法術の使い手であり、ザルカ国で毎年行われる剣術トーナメントの審判を勤めている。これは、興奮した選手が静止を聞かず、対戦相手を殺そうと暴走状態となっても、瞬時に法術で相手の動きを封じ込めるという、言うなれば「大会優勝者すら静められる」ほどの実力者ということである。 17323年、妹でありながら異常な行動をとるため勘当されていたルナが、大会の水面下で暗躍していると知り、使い魔的存在であったレキレキを派遣、更に自らも大会に参加するネリスやアンジェリナにルナを見つけたらその動向に気をつけてほしいと依頼する。 しかし、剣術大会の決勝戦直前にアルミスは突如行方不明となる。 ...
  • アルファー
    基本情報 名前 アルファー・グルート 生没 アルファ (669~697?) 出身 リューグ国 種族 人間 性別 女 略歴 兄がリューグ国文官として、ライグの信任を得ていたため、妹のアルファーも本人の志願により将軍に任命された。諸将からは「兄がいなければ将軍になれるわけがない」と陰口をたたかれいたため、自分の実力で将軍になったのだと示すために手柄を立てる機会を待ち続けていた。 エルキバーナの戦い(694)で念願の先陣を授かるが、シャリアル国の名将ゾゥドに戦場深く誘い込まれ、挟撃されて部隊は壊滅する。これにより、諸将の嘲笑はさらに高まるが、決戦時は一転して活躍、ライグ本陣が壊滅する中、汚名返上のために敵を必死に食い止める。 この功績が認められ、辺境とはいえ城の城主を任命される。ただしこれは大敗であることを国内に悟られない様に見せた虚勢の褒美との見方も強い。 697...
  • アル国四天王
    概要 アル国四天王とは、アルファにおける蜉蝣時代、アル国に存在した将軍職である。 ただし、先祖の勇名により生まれ、その後本人の資質に関係ない「世襲制」で受けついだ名前だったため、ロードレア四天王に比べると数段劣る。 主要メンバー ザグルス レディナス メネシス フェルド ザグルス レディナス メネシス フェルド ベルザフィリス国のディアルが病死した直後に、国主ルドリアの召集により四人が久しぶりに一堂に会す。主力部隊を集結させて、ベルザフィリス国に進軍したルドリアだったが、ルーディアの伏兵作戦によって国主であるルドリアが戦死する。 この直後、自分にチャンスが来たと悟ったザグルスは本国に帰還し、政変を起こして権力を手に入れる。これに怒ったメネシス、フェルドだったが、ザグルスによって斬られる。 レディナスは、ザグルスとの摩擦を避けて辺境へ篭るが、...
  • ルーザ (アル国)
    基本情報 名前 ルーザ・リッド  生没 アルファ (645~697) 出身 アル国 種族 人間 性別 男 略歴 アル国の将軍だが、ベルザフィリス国との最後の戦いとなるル・ヴァラヴァ・ザードの戦い(697)直前に、ルーディアに内通の意志を示す。ルーディアの攻撃と同時にルーザが後方で軍を撹乱させるという策をとる筈であったが、事前に発覚してザグルスにその場で処刑された。 ザグルスはすぐに使者を本国に送り、ルーザの家族も連座刑として、見せしめのため公開処刑した。 人物 近年発見された史書によると、彼自身もアル国で縦横無尽に暴力を働いた将であり、ルーディアへの内通は、それまで通説とされていた「アル国の将来を見据え、ベルザフィリス国に協力し、早い段階でアル国の再建を願っていた」ではなく、あくまでも自身の保身のみが目的であった。 それを踏まえ、ベルザフィリス国は、彼を保...
  • レイアル
    正式名称 / 統治体制 レイアル国 / 君主制 エンブレム 特徴 歴史 2156年 レイアル国が建国される。 3327年 セルカティーナが艦隊を率いて進軍、実際はリゼルバ陥落を誤魔化す為のはったりであったが、後方に大部隊が控えていると思い込み、しばらく動きを封じられる。(同年8月に奪還) この国を舞台とした物語 LOST MOON FLEET
  • ディアル
    基本情報 名前 ディアル・グラウン 生没 アルファ (659~691) 出身 シーザルス国 種族 人間 性別 男 略歴 シーザルス国主、バルディゴス討伐連合軍(684)では、猛将ゼノスを罠にかけて敗走させる等、戦果を上げる。また、その時点ですでにレイディックの器に気づいていた数少ない将軍。 連合解散後に帰国するが、シーザルス国は蜉蝣時代の群雄割拠とは位置的に離れた場所にあったが、連合解散後に戦乱の時代がくると予期し、資源的に裕福な中央へ侵攻しなければ、いずれ来るレイディックとの決戦に勝ち目はないと読み、大陸中央へ討ってでるため、ルーディアの反対を押し切ってヴァーグリア国に挑む。 しかし、ヴァーグリア国とのアニスの戦いに敗れて敗走、国への帰路を閉ざされ、ルーディアと共に流浪することとなる。 放浪を続けながらも、山賊のベヌロゥズを配下にする等、器の片鱗を見せ、アル国の城...
  • アルディア
    基本情報 名前 アルディア・ミルトール 生没 アルファ (660~1730頃?) 出身 不明 種族 エルフ 性別 女 略歴 蜉蝣時代を生きた歴史の生き証人。 山奥の小さなエルフの村で生まれ、幼い頃から学識を積んだアルディアは、他のエルフと違って人間界のことに興味を示し始めた。 あるとき、アルディアの聡明さを聞きつけた麓の小城の城主が、彼女を自分の娘の教育係にしたいと招く。 この時代はまだ二つの民族の交流は浅く、全くなかったわけではないが、街でエルフを見かければ、珍しいと振り向かれる様な存在であった。そのため、本人はこの申し出に乗り気であったが周囲の者は心配する。しかし父親のみ彼女の考え方に同調し、山里から降りて人間のいる世界を見てくる様にすすめた。 こうして彼女は人間と混ざって生活し、あらゆる知識を蓄えていくが、あるとき、彼女は領内の巨大な遺跡を見つけると、そこで...
  • アルファ
    ... 小国が連合する形でアルビス国が建国される。 528年 ティネゼリア帝国とメッツ帝国が最初の激突。 553年 ルーン国が建国される。 568年 リヴォル帝国建国。 603年 カルヴァロッサの戦いでティネゼリア帝国がメッツ帝国に大勝。 648年 ライドクロウの戦いにおいてメッツ帝国がティネゼリア帝国を撃退、帝都奪回。 650年頃 クレアティボ国建国。 684年 偽帝バルディゴス討伐連合軍が結成され、東大陸において蜉蝣時代が幕を開ける。     (蜉蝣時代詳細) 711年 ルディックの陣によって蜉蝣時代が終焉する。 735年 クレアティボ国が先住民が住んでいた地域(後のノールッチ国を植民地とする。 821年 クレアティボ国、ノールッチ国の独立を認める。 864年 バーン国建国。 877年 世界大戦時代の到来。     (世界大戦時代詳細) 912年 世界大戦時代の終幕。 10...
  • ルーディア包囲網
    ...したメスローであり、アル国、バルド国が賛同し、包囲網が完成された。 これに対して、ベルザフィリス国は、背後だけはとられないという、地の利を生かしつつ、ロードレア国と友好関係を結び、バルド国、(バルドの国替えが行われた後はシャリアル国)への牽制を頼むこととなる。 ルーディア包囲網に参加した国 シャリアル国 バルド国 アル国 ルーディア包囲網とベルザフィリス国軍の戦い 692年 エィディスの戦い (ベルザフィリス国 × シャリアル国、バルド国連合軍) 693年 ロイアの戦い (ベルザフィリス国 × アル国) 693年 フィードの戦い (ロードレア国 × シャリアル国)※ベルザフィリス国から、包囲網への牽制を頼まれたことも、出陣の理由の一つであった。 693年 シーア海戦 (ベルザフィリス国 × アル国) 694年 エンパイアコスモスの戦い (ベルザフィ...
  • カルドの戦い
    概要 カルドの戦いとは、蜉蝣時代の戦乱の中で、アルファ688年6月、アル国軍とシャリアル国軍の間に起きた戦いである。 戦闘に至るまでの背景 ▲687年3月における勢力図 アル国は、蜉蝣時代到来以前から北のロッド国と戦い続けていた。 しかし、暴君であるルドリアの野心は、乱世の到来と共に更に燃え盛り、東のシャリアル国も視野に捉え始める。 このとき、アル国とバルド国の間には、巨大な湖が壁となって立ちはだかり、その周辺は無人地帯だった為、国境を隣接させているという実感がなかった。そこで、リッヅ山地を挟んでシャリアル国への遠征を決意する。 アル国は、アル国四天王を揃えて出陣、対するシャリアル国も、国主メスロー自らがシャリアル三牙王を率いて迎撃に向かう。 両軍の戦力 攻撃側 守備側 アル国軍 軍勢 シャリアル国...
  • ガズド
    基本情報 名前 ガズド・カーン 生没 アルファ (644~692) 出身 アル国 種族 人間 性別 男 略歴 元はアル国の将軍だったが、バルド国との交戦中に包囲されて投降、以後はバルド国将軍となる。 この時、アル国主ルドリアは、自身が援軍を送らなかったことを棚に上げ、怒り狂って国に残っていたガズドの家族を捕らえて処刑した。ガズドはこれに憤慨、ボルゾックから一軍を授かって仇討ちに出陣するが、アル国の防戦の前に国境を突破することはできず戦果なく引き返した。 その後もアル国と戦い続けたが、ルーディア包囲網が結成されることとなり、バルド国はアル国と手を結ぶこととなる。彼は当然これに反対するが、それは私情だといわれて却下される。 結局、望まない戦いとなったエィディスの戦い(692)で、猛将ヴィルガスに挑むものの、力及ばず戦死する。 関連項目 蜉蝣戦記
  • ベルザフィリス
    ...国の国主であったディアルは、ヴァーグリア国へ遠征を仕掛けるも、大敗して行方不明となる。シーザルス国と敵対していた周辺諸国が国境を固めてしまった為、彼は本国に戻ることができなくなり、北へと逃れていく。ディアルはしばらく潜伏して人材を集めた後、691年にアル国の最南端ベルス城を乗っ取り、ベルザフィリス国の建国を宣言する。既に話が通っていた周囲の諸城もこれに続き、一夜にして国が興された。 これは、当時のアル国は、暴君ルドリアの圧制で、民衆が虐げられていたこともあり、ディアルの存在が民衆には救世主に見えたという側面もある。 歴史 691年 アル国から独立する形でディアルにより建国される。(ベルザフィリス建国記) 691年 9月、初代国主ディアル病没、ルーディアが後を継ぐ。 691年 10月、ルドリアの南征を撃退し、アル国主ルドリアを討ち取る。 692年 11月、ルーディア包囲...
  • ルドリアの南征
    概要 ルドリアの南征とは、蜉蝣時代の戦乱の中で、アルファ691年、アル国軍とベルザフィリス国軍の間に起きた戦いである。 戦闘に至るまでの背景 ▲691年10月における勢力図 アル国は、蜉蝣時代到来より前から、ロッド国と慢性的な戦争状態になっていた。 その為、ディアルがベルザフィリス国を建国したときも、「辺境の地方反乱」くらいにしか捉えておらず、国主ルドリアも一笑に付していた。 しかし、ベルザフィリス国の勢力は日に日に広がり、さすがに無視できなくなった為、討伐の為に艦隊を派遣するが、これが奇襲にあって逆に艦艇を奪われ、それまでの地方の小城とは違い、一大拠点であるメヌズロゥ城までもが奪われ、ついにルドリアの怒りは頂点に達する。(ベルザフィリス建国記) まさに風雲急を告げる戦局の中、ベルザフィリス国は、国主ディアルを突然の病気で失うという最悪の事態が起き...
  • ザガ
    基本情報 名前 ザガ・ボーン 生没 アルファ (663~693) 出身 アル国 種族 人間 性別 男 略歴 アル国の漁師だが、のちに彼らの街はディアルの決起により、ベルザフィリス国のものとなり、アル国の圧制から解放される。 これに怒ったルドリアは、アル国艦隊を派遣するが、漁師出身のザガはリザイア海域にリザイアの嘲笑と呼ばれる嵐が来る事を予見し、嵐により足止めされたアル国艦隊を待ち伏せして、艦を奪取する策をディアルに提案、これを実行して成功させる。(ベルザフィリス建国記) この功績により、ベルザフィリス国艦隊司令官となる。 以降、アル国のルッダリザ艦隊が編成されるまでは、海戦で何度となく勝利をもたらすが、ルッダリザ艦隊の出陣を知ると、圧倒的な性能差から正面からの戦いを無謀と思い、リザイアの時と同様の艦隊奪取作戦を進言。 しかし、この作戦はフェザリアードに先読み...
  • ル・ヴァラヴァ・ザードの戦い
    ...蝣時代の戦乱の中で、アルファ697年2月、ベルザフィリス国軍とアル国軍の間に起きた戦いである。 アル国の最後の戦いであり、ルーディア包囲網が事実上崩壊する戦いでもある。 戦闘に至るまでの背景 ▲696年10月における勢力図 ロッド国への電撃的侵攻を続けていたロードレア国を、レイディックの弟アイルに反逆させる(ルバークの乱)という手で撤退させるべく手を打っていたベルザフィリス国。 そのベルザフィリス国自身も、大掛かりな出陣の準備にとりかかっていた。 バルド国が滅びてからルーディア包囲網連合軍は、急速に互いの連携行動を欠きはじめた。別にバルド国が連合の楔として重要な役割を働いていたわけではない。連合参加の一国が滅びた事から「共にルーディアに当たる」から「ルーディアと対峙する危険は他国に押し付ける」という思考に傾き始めた為である。 こうして、それまで防戦...
  • ラミア
    基本情報 名前 ラミア・アルマー 生没 アルファ (666~702) 出身 アル国 種族 人間 性別 女 略歴 ザグルスの恐怖政治を裏で支えた将軍の1人。 主に北方に配置され、ザグルスの副将格としてともにロッド国への警戒に当たっていたが、ルドリアの南征で国主ルドリアが戦死すると、ザグルスの野心を察し、共に帰還して政変に協力。 ザグルスの横暴に抗議に来たフェルド・メネシスとの会見の場を用意するが、他の将からの邪魔が入らないように息の掛かった兵士達に厳重に周囲を固めさせていた。 その後はザグルスの参謀格として動き、メスローから提案されたルーディア包囲網へも率先して参加を促し、ベルザフィリス国を苦しめている。 だが、シャリアル国やバルド国とより連携し、力を付け切る前にベルザフィリス国を討つべきだと幾度となく進言するも、シャリアル国やバルド国に苦労を押し付けたいザグ...
  • イェーガ
    基本情報 名前 イェーガ・ルド 生没 アルファ (648~694) 出身 アル国 種族 人間 性別 男 略歴 元々はアル国の艦隊指揮官の一人だったが、ディアルアル国領内でベルザフィリス国を建国したとき、暴君ルドリアに未来はないと、周辺の城はディアルに靡いた。 彼が駐屯していた領土もベルザフィリス国のものとなった為、イェーガもディアルに希望を見つけ、そのまま仕官した。 その際、接収された艦艇は、そのままベルザフィリス国ムーン艦隊となり、イェーガはザガと共に指揮官として艦隊を率いていたが、ザガ戦死後はムーン艦隊の総司令官に任命される。 シーア海戦(693)では、アル国最強のルッダリザ艦隊を誘い込み包囲するが、そこに現れた海戦の天才フェザリアードのサイリオン艦隊に側面を突かれて敗北し、苦渋を舐めさせられるが、フェザリアードがアル国で疎まれはじめ、中央の意向で艦隊か...
  • レガード
    基本情報 名前 レガード・フォン 生没 アルファ (656~697) 出身 アル国 種族 人間 性別 女 略歴 アル国は、多くの良将を有していながらも、アル国四天王が象徴するように、血統や官位にこだわった人事しか行わなかった。 レガードも出身の身分の低さと、生来の口下手から、ルドリアにもザグルスにも敬遠され、黙々と辺境を守備していた。それでも反乱軍鎮圧で采配を見せ、フィッツは彼の武勇は十分中央でも通用すると見て、幾度となくザグルスに献策するが、ついに聞き入れられなかった。 結果として彼に決戦合流の要請が下ったのは、アル国滅亡のル・ヴァラヴァ・ザードの戦い(697)となり、負け戦につき合わされる形となった。最初で最後の大舞台を存分に暴れて、ラゴベザスによって討ち取られる。 関連項目 蜉蝣戦記
  • シャリアル遠征
    概要 シャリアル遠征とは、蜉蝣時代の戦乱の中で、アルファ698年2月、ロードレア国軍とシャリアル国軍の間に起きた戦いである。 シャリアル国への出兵から、アルヴァドスの反乱、アレスによる撤退までの一連の戦いを総称してシャリアル遠征と呼んでいる。シャリアル国に進軍した国は多々あるにも関わらず、単に「シャリアル遠征」といえば、この戦いを指すほど有名なものとなっている。 戦闘に至るまでの背景 ▲698年3月における勢力図 遅れてきた英雄というものがいる。 類稀な才能を持ちながら、戦乱の時代に身を乗り出した時、既に国の大勢が決まり、自らの才能を持て余す者、または評価されない者、そして才能を開花させつつも結果を出すには時間があまりにも限られた者。 シャリアル国の若き将ルーは、後に登場するリディと並んで「遅れてきた英雄」の代名詞となる。 その彼が始めて歴史に登...
  • フィッツ
    基本情報 名前 フィッツ・アロゥ  生没 アルファ (653~697) 出身 アル国 種族 人間 性別 男 略歴 アル国将軍。その戦績はアル国四天王を全て累計しても及ばないと言われたアル国の隠し玉。 しかし、出自が平民だったというだけで、国主ルドリアもザグルスも彼を重宝せず、フィッツ自身もそれを感じていた為、中央に留まることなく、進んで辺境の地へと駐屯し、国境激戦区を転戦していた。 ベルザフィリス国に独眼竜ルーディアありといわれたが、そのルーディアをも震え上がらせた「もう一人の独眼竜」と呼ばれた。 ルーディアとの初対戦では、巧みにルーディアを誘い込みリッドゾーンの戦い(694)で疲労の極致となったときに襲いかかり、散々に打ち破る。その後追撃戦に移るが、ガイヴェルドの見事な防衛網を見るなり、追撃をやめ、すぐに本国へ撤退していく。この時フィッツの忠告を聞かずに追撃...
  • ミルズ
    基本情報 名前 ミルズ・シクラス 生没 アルファ (639~688) 出身 アル国 種族 人間 性別 男 略歴 アル国の暴君ルドリアの親族。 血筋で地位を手に入れたため、将としての才能は乏しく、彼が指揮官としてアル国四天王を従えて出陣したカルドの戦いで大敗を喫する。 かろうじて本国にたどり着いたミルズだが、怒り狂ったルドリアに、その場で斬り殺された。 関連項目 蜉蝣戦記
  • 蜉蝣時代の戦い
    ...である。 そこで、アルディアの残した書物に頼ることになるが、風の精霊を駆使していたとはいえ、基本的には、彼女がそのとき滞在していた国を中心にまとめるのが精一杯である。 その為、空白の時間帯、名前しか判明していない戦い、存在は確認できるが、詳細が不明な将軍が多々存在する。 これらは、移民の時に共に流出した文献、将軍の手記などの発見により、後世突然発見されることがある。 今後も、新たな資料の登場により、存在しか知られていなかった戦いの詳細、更にそこで活躍したいまはまだ名前も知られていない新たな英雄たちの登場が期待されている。 ある程度詳細がわかっている戦い 戦闘一覧 アルファ684年~711年が該当する戦い。 前後の状況から、存在した筈の戦い 685年 フェザリアードが率いるアル国艦隊が、ロッド国艦隊に勝利、(フェザリアードは常勝を誇ったとあることから、海...
  • ルドリア
    基本情報 名前 ルドリア・ケインガ 生没 アルファ (658~691) 出身 アル国 種族 人間 性別 男 略歴 アル国主。まさに暴君の代名詞的な存在としてその名を残した男。 バルディゴスやマラといった偽帝と呼ばれた彼らも、全ての土台に民衆がいたことは理解し、治世術に長けていたが、ルドリアは典型的な暴君として、民衆を己の家畜として扱い、反乱が起きれば女子供も容赦せず、個人的趣向も手伝ってより残虐な処刑法を彼らで試していた。 ディアルが自分の領土を奪ってベルザフィリス国を建国したときは烈火の如く怒り、幾度となく討伐隊を派遣するが、ことごとく敗れる。 ディアルの病死を聞くと、これまでの怨みを晴らすべく自らアル国四天王を率いて攻め込む(ルドリアの南征)が、跡を継いだルーディアによる伏兵作戦によりあえない最期を遂げる。 民から強引に徴収した妻が15人いたが、子供がいなかっ...
  • フェザリアード
    基本情報 名前 フェザリアード・リア 生没 アルファ (665~694) 出身 アル国 種族 人間 性別 男 略歴 アル国艦隊司令官、蜉蝣時代において、最も優れた艦隊指揮官と称される。 蜉蝣時代が到来するより前から、アル国とロッド国は、既に戦闘状態となっていた。フェザリアードは、戦死した父の地位を世襲で継ぎ、若くして艦隊指揮官となると、ロッド国との海戦において常勝を飾った。しかし、暴君であったルドリアは、自分に媚びを売る将軍ばかり重宝した為、フェザリアードは自然と中央から遠ざけられていた。 ルドリア戦死後、ザグルスの政変が行われるが、国はよくなるどころか、更なる混乱へと陥る。この一件で政局に嫌気が差し、将軍職を辞して辺境の地での隠遁を決意した。 しかし、アル国が総力をかけて建造したルッダリザ艦隊が完成すると、これほどの艦隊を指揮できる者は誰かいないかというザグ...
  • ムーン艦隊
    概要 ムーン艦隊とは、アルファの蜉蝣時代に存在した艦隊。 アル国の領内において、ディアルがベルザフィリス国を建国するが、そのとき彼は智謀をもって戦わずしていくつもの城を仲間に引き込んでいる。これは、当時のアル国が暴君ルドリアの暴政によって疲弊し、ディアルが救世主に見えたという側面もある。 こうしてディアルに靡いた城、都市の中には、元々海に面していたアル国の艦艇も存在した。それらを接収し、ベルザフィリス国艦隊として再編させ、ムーン艦隊と名づけられた。 初代指揮官はザガ、2代目指揮官はイェーガ。 イェーガがザルド艦隊の指揮官に異動した後の司令官に関しては資料が残っていないが、エンパイアコスモスの戦いで損害を受けながらも艦隊は生き残った。 その後、ベルザフィリス国の主な戦場は内陸へと移動するため、物語から姿を消す。 関連項目 蜉蝣戦記
  • ベルザフィリス建国記
    概要 ベルザフィリス建国記とは、ディアルとルーディアによる、ベルザフィリス国建国のいきさつをまとめた戦記。 蜉蝣戦記の中の一部だが、軍勢を率いての戦いではなかった為、戦闘一覧とは別途に扱われる。 ベルザフィリス建国 アニスの戦いで大敗を喫し、シーザルス国への帰路も閉ざされたディアルは、ルーディアを伴ってアル国最南端の城ベルス城にたどり着いていた。 688年7月、山賊頭のベヌロゥズを配下としたディアルは、旅商人に姿を変えてベルス城の城主を人質にとり、城を内部から占領。城主はアル国の暴君ルドリア派であり、人心は離れていた為、既に城下町の長老をはじめとする実力者の知己と協力を得ていたディアルの決起に、民衆は進んで協力した。 更に、ディアルは周辺地域の小城も次々と説得により自軍になびかせ、ベルザフィリス国の基礎を築き上げる。 年は変わり689年4月3日、...
  • ザーブ
    基本情報 名前 ザーブ・カーブ  生没 アルファ (655~694) 出身 アル国 種族 人間 性別 男 略歴 アル国将軍、フェザリアード子飼いの将。 アル国四天王レディナスの元で長く従軍していたが、693年フェザリアードの招きに応じてサイリオン艦隊に合流する。 フェザリアード子飼いの将は、その連携と友誼においては乱世の中の友情と呼ぶに相応しい鉄の結束を誇っていたが、能力的にはフェザリアードには遠く及ばず、エンパイアコスモスの戦い(694)で次々と戦死、ザーブもベルザフィリス国の艦隊特攻を受けて歩兵が艦内に進入、乱戦の中流れ矢に当たって戦死する。 関連項目 蜉蝣戦記
  • フェルド
    基本情報 名前 フェルド・ムゥナ 生没 アルファ (659~691) 出身 アル国 種族 人間 性別 男 略歴 アル国四天王と呼ばれた将軍の一人。 しかし、この四天王は、先祖の功績を引き継いだだけの世襲制官位だったため、この乱世にはあまり通用しなかった。 東の国境でシャリアル国と睨み合っていたが、ルドリアの南征(691)に合流する為呼び戻される。 しかしこの戦いでルドリアは戦死、フェルドは撤退するアル国の殿軍となり、自軍は全滅したが何とか帰国する。 しかし、帰国した彼を待っていたのは、同じ四天王のザグルスによる政変であった。これに反発したフェルドはメネシスと共にザグルスに抗議するべく会見を求めるが、その会見中にザグルスに斬り殺された。 関連項目 蜉蝣戦記
  • ザッツ砦
    概要 ザッツ砦とは、アルファ、ロンドーナ大陸東部に存在した砦である。 蜉蝣戦記の舞台となった。 歴史 600年頃 アル国が、防衛の為に砦を完成させる。 684年 アル国領土として蜉蝣時代の幕開けを迎える。 684年6月時の勢力図(クリックで拡大) 694年 9月リッドゾーンの戦いの舞台となる。 697年 2月、アル国の滅亡により、ベルザフィリス国領土となる。 735年頃 大寒波による民族大移動により破棄される。 関連項目 蜉蝣戦記群雄割拠図 蜉蝣戦記 都市一覧
  • ネイゲイ
    基本情報 名前 ネイゲイ・ロゥズ 生没 アルファ (643~694) 出身 アル国 種族 人間 性別 男 略歴 アル国主ザグルスの妹婿。水軍司令官だが特に勲功はなく、その為にザグルスは性能の良いルッダリザ艦隊の司令官を任せることで手柄をたてさせようとした。 しかし、艦隊は性能ではなく指揮官が生かしも殺しもするということを後世に示すだけであった。逆に言えば、最強のルッダリザ艦隊をフェザリアードではなくネイゲイが指揮したからこそ、ベルザフィリス国は制海権を取り戻すことができ、その後のアル国滅亡、さらには天下統一へと移っていくこととなる。 エンパイアコスモスの戦い(694)で、蜉蝣時代最強にして最も運のなかったルッダリザ艦隊旗艦と、運命を共にして海中に沈む。 人物 歴史に「もしも」は禁断だが、もし海上の指揮をフェザリアードが執り、陸上の指揮をフィッツがとってい...
  • シーア海戦
    概要 シーア海戦とは、蜉蝣時代の戦乱の中で、アルファ693年11月、ベルザフィリス国軍とアル国軍の間に起きた海戦である。 戦闘に至るまでの背景 ▲693年11月における勢力図 アル、バルド、シャリアルによる、ルーディア包囲網、この苦境の中、ベルザフィリス国は、ヴァーグリア国との同盟に向かって動き始めていた。ヴァーグリア国とルーディアといえば、かつて先王ディアルと共にシーザルス国に居た時、彼女が制止したのも聞かずディアルは出兵し、完膚なきまでに叩かれた経緯がある。思えばその事があったからこそベルザフィリス国は生まれたのだが、そのヴァーグリア国に国主ルーディア自らが同盟を申し込む為に赴くのも奇妙な縁としか言いようがなかった。 ルーディアは最低限の共を連れ、国主不在を悟らせない様に細心の注意を払って10月16日にヴァーグリア国に到着。国主から外交における全て...
  • リッドゾーンの戦い
    概要 リッドゾーンの戦いとは、蜉蝣時代の戦乱の中で、アルファ694年9月、ベルザフィリス国軍とアル国軍の間に起きた戦いである。 それまでも、建国以降ギリギリの綱渡りの様な戦いを繰り広げてきたルーディアが、自身が指揮官として望む戦いでは、生涯ではじめて完敗を喫することとなる戦いである。 戦闘に至るまでの背景 ▲694年2月における勢力図 ベルザフィリス国を囲むルーディア包囲網、アル国、シャリアル国、バルド国、更には、舞姫散華により、方向転換を強いられたロッド国までもがこの連合に加わると、ロッド国は、直接兵を送る事はなかったが、アル国の兵力を全て南のベルザフィリス国に向けさせることに成功した。 各方面から同時に攻め込まれたベルザフィリス国軍は、国境の戦いで次々と敗れ、国境を侵食され、建国以来最大の危機を迎えていた。 ルーディアは同盟国ヴァーグリア...
  • ザグルス
    基本情報 名前 ザグルス・ボーン  生没 アルファ (651~697) 出身 アル国 種族 人間 性別 男 略歴 アル国四天王の一人で、その破壊力は国内最強と言われた猛将。 蜉蝣時代到来前から既に交戦状態であったロッド国との国境に駐屯し、何度も戦火を交え、特にギザイアとの戦いは、この地域の民に「知謀はギザイア、力はザグルス」とうたわれるほどの激戦であった。 691年、アル国の南方を強奪し、ベルザフィリス国を建国したディアルが病死したと知ると、直ちに国主ルドリアは南征を計画、ザグルスもそれに賛同し軍勢を率いるが、国主ルドリアは伏兵の攻撃を受けて戦死する。(ルドリアの南征)。 多くの将が右往左往する中、ザグルスの野心は一気に膨れ上がり、他部隊を置き去りにして急ぎ本国へ帰還すると、ルドリア一族を皆殺しにして自ら国主の座につく。 ベルザフィリス国の追撃から本隊を守っ...
  • ロイアの戦い
    概要 ロイアの戦いとは、蜉蝣時代の戦乱の中で、アルファ693年2月、ベルザフィリス国軍とアル国軍の間に起きた戦いである。 艦隊が戦いに大きく絡んでいるが、戦いの主役が陸上戦だった為、「ロイア海戦」とは呼ばれない。 戦闘に至るまでの背景 ▲693年2月における勢力図 3月10日、ベルザフィリス国が最も恐れていた、アル国の新造艦隊「ルッダリザ艦隊」がついに完成。指揮官として水軍指揮においては右に出るものはいないと言われた名将フェザリアードがその地位についた。 最強の艦隊と最強の水軍指揮官、まさしくベルザフィリス国撃破の切り札であった。しかし、フェザリアードは、ルドリアの政変時に反対の意思を見せて中央から地方へと自ら異動した経歴があり、ルドリアは彼を心底信用してはいなかった。 これに対して艦隊の数でも火力でも明らかに劣っているベルザフィリス国軍は、かつて...
  • エリィン
    基本情報 名前 エリィン・ゴゥラ 生没 アルファ (621~692) 出身 アル国 種族 人間 性別 男 略歴 アル国で内政を務めていた老将。 若き頃はアル国の発展に多大な功績を残していたが、ルドリア、ザグルスと二代続けて暴君が現れると、法は軽んじられ、エリィンの献策は悉く黙殺されていた。 度重なる出兵で、軍費が底をついたとき、ザグルスはルドリアの墓を暴いて財宝を掘り返そうとした。このときエリィンは、果敢にもザグルスに挑み、これまで積みに積まれた彼の罪状を並び立てるが、怒り狂ったザグルスにその場で殴り殺された。 彼の遺体は切り刻まれて魚の餌にされ、一族全てが連座処刑され、美形だった孫娘は無理やりザグルスの妻にされた。 関連項目 蜉蝣戦記
  • ギザイア
    基本情報 名前 ギザイア・フーリアス 生没 アルファ (658~721) 出身 ロッド国 種族 人間 性別 男 略歴 後世、蜉蝣時代将軍の人気投票を行うと、必ず嫌いな将軍部門の上位にその名を連ねる男。 彼がラディア、アリガル、シルフィーナの死を演出し、レイディック豹変の原因を作り、それが元でレイディックの死、ロードレア国の滅亡へと(ギザイアはそこまで計算したわけではなかったが、結果的に)導いた為である。 そして、本人は蜉蝣時代終結まで生き延び、静かな余生を送った。 勿論彼は、国のために謀略を行ったのだからそれを批判するのは筋違いだが、後世ラディア達があまりにも神格化してしまったことが彼の不幸なのかもしれない。 元々は外交官としてロッド国に仕官。いくつもの困難な会談を成功させている。 これは相手の性格を事前に調べ尽くしてそれにあった方法を随時とった為である。...
  • ルーディア
    基本情報 名前 ルーディア・グライン  生没 アルファ (667~714) 出身 アル国 種族 人間 性別 女 略歴 シーザルス国将軍として、ディアルの影となって付き従った内政官。 しかし、ディアルのヴァーグリア遠征を諌めるが聞き入れられず、そのためアニスの戦いに敗れて、ディアルと共に流浪し、ベルザフィリス建国に至る。この流浪時代に山賊との戦いで片目を失った。 後にディアルが建国したベルザフィリス国では、軍師として多方面で動くが、ディアルの急死によって国主となる。(ベルザフィリス建国記) この時ルーディアは、ディアルの意志を継ぐために自らの心を捨てて修羅になることを誓い、ここに独眼竜ルーディアが生まれた。 以降、宿敵アル国を筆頭に、バルド国、シャリアル国によるルーディア包囲網に苦境に立たされながらも奮戦、シャリアル、バルド連合18万を8万の軍勢で完膚無きまでに叩い...
  • エルキバーナの戦い
    概要 エルキバーナの戦いとは、蜉蝣時代の戦乱の中で、アルファ694年4月、リューグ国軍とシャリアル国軍の間に起きた戦いである。 戦闘に至るまでの背景 ▲694年2月における勢力図 リューグ国はこの頃、シャリアル国への侵攻を計画していた。まずは大した守備兵のいないラケイト城を陥落させ、続いて本命であるエルキバーナ城を目指す。その先陣に名乗りを上げたのはアルファーであった。アルファーはまだ若き将であり、兄の力で将軍になれたと日頃から言われていたこともあり、手柄を上げる機会をひたすら待ち続けていた。この意気を買われてアルファーを先陣に抜擢したライグだが、与えた兵数は少なく、本心から信頼していたわけではいなかった。 事実、4月16日の前哨戦で、手柄を焦って進軍しすぎたアルファーの部隊は待ち伏せにあい、ゾゥドの伏兵に退路を遮断されて散々に打ちのめされた。 ...
  • シレン
    基本情報 名前 シレン・ルーグ 生没 アルファ (670~701) 出身 アル国 種族 人間 性別 男 略歴 アル国将軍、戦闘においては天才的な才能をもっていたが、行く先々の現場で上官と問題を起こし、シャリアル国、ロッド国、バルド国国境へと次々と転属、一ヶ所に留まることの無かったことから同僚から「流れ者将軍」と噂されていた。 シレン自身、アル国に何の未練も関心もなく、同僚に対してなんら感情を持つこともなく、ただ与えられた作戦をやり遂げるだけだった。 しかし、693年にベルザフィリス国境でガイヴェルドと壮絶な一騎打ちを繰り広げると、初めて己の居所を見つけたのか、ガイヴェルドの呼びかけにあっさりと応じて投降。以後はベルザフィリス将軍となる。 ルーディアは彼を高く評価して、五舞将の一人として任命。新参の、しかも敵国から寝返ったばかりの者に対してあまりにも寛大な評価であった...
  • メネシス
    基本情報 名前 メネシス・アボゥド 生没 アルファ (655~691) 出身 アル国 種族 人間 性別 男 略歴 アル国四天王の一人、主に南方で内政を担当し、暴君ルドリアの恐怖政治の中で、彼の領土は比較的反乱は少なかった。 カルドの戦いでは軍師を努めるが、敗戦した。 後にベルザフィリス国が建国されたときは、ディアルに対抗することができず、ベルザフィリス国の増強を許している。その後行われたルドリアの南征(691)に参戦、彼は参謀として侵攻作戦を立案するが、軍事に関してはルーディアの敵ではなく、戦場でベルザフィリス国軍に翻弄され、そのために国主ルドリアをも戦死させてしまう。 敗残軍をまとめてようやく帰国するが、戦場から真っ先に脱出したザグルスが、アル国を乗っ取った事を知ると、フェルドと共に抗議のためザグルスの元を訪れる。しかし、その会見中に殺害された。 人物 ...
  • グレシア
    基本情報 名前 グレシア・ミッシャンド 生没 アルファ (619~707) 出身 アル国 種族 人間 性別 男 略歴 元アル国軍師。 アル国2代の国主に仕えたが、ルドリアが国主になると、奸臣を好み、知者を遠ざける統治に嫌気がさし、ルドリアを避けて隠居、森で静かに暮らし人々から「一代の賢人」と呼ばれていた。 ディアルを病で失い、ベルザフィリス国主の地位についたばかりのルーディアは、森に賢者ありとの噂を聞くと、自ら出向いてグレシアを参謀に招こうとする。 世捨て人となったグレシアは最初は断っていたが、何度も尋ねてくるルーディアの熱意に負け、出仕を決意。以後はベルザフィリス国の内政を担当することとなる。 ルーディアがリッドゾーンの戦い(694)で敗北し、一人で罪を背負おうとする時には彼女を諌めた。 ガイヴェルドが国主を継いでからも引き続き内政の最高責任者とし...
  • 蜉蝣時代
    概要 蜉蝣時代とは、アルファ684年~711年の間、ロンドーナ大陸東部(通称「東大陸」)で続いた戦乱時代のことである。 綺羅星の如く登場する英雄、豪傑、智将、謀将が織り成す群雄割拠の物語であり、当時を生きたアルディアによってまとめられた史書蜉蝣戦記を元に、様々な派生物語が生まれ続けている。 蜉蝣時代に至るまでの年表 451年 大陸東部を統一した皇帝によるルディック帝国の絶対王政時代が始まる。 600年代 ルディック帝国の求心力が失われ、各区は独立国として振舞いはじめる。 蜉蝣時代年表 684年6月の群雄割拠図 684年 バルディゴス討伐連合軍が結成され、東大陸において蜉蝣時代が幕を開ける。 684年 7月2日、バルディゴス討伐連合軍とルディック帝国軍の間でドルリア砦の戦いが起きる。 684年 7月4日、バルディゴス討伐連合軍とルディック帝国軍の間...
  • エンパイアコスモス
    概要 エンパイアコスモスとは、アル国が建造した海上要塞。 アル国は、海に面した国であるが、この時点で海を挟んだ遠国と海戦をする可能性はなく、本来海上要塞を必要とする局面ではなかった。 しかし、国主であるザグルスの個人的趣向により、海上要塞の建造が命令され、694年に海上要塞エンパイアコスモスが完成する。このとき、要塞建設に反対を述べた文官、技術者が20名処刑されたという。 結果的に、先年完成したルッダリザ艦隊と並んで、既に搾取と強制労働で苦しめられていたアル国の民衆を、更に圧迫させることとなった。(ただし、ルッダリザ艦隊は戦果を出している為、決して無駄ではなかった) 要塞は、当初はそれ自体が巨大な船ともとれる移動式要塞を提案していたが、技術的な問題から結局不動のものとなってしまった。 しかし、莫大な資金と労働力を費やして完成した要塞は、完成直後のエンパイアコスモスの...
  • レディナス
    基本情報 名前 レディナス・ミーナ 生没 アルファ (667~697) 出身 アル国 種族 人間 性別 女 略歴 アル国四天王の一人、主に南方に配置され、ベルザフィリス国が建国されてからは、国境をめぐって戦い続けていた。 しかし、智謀に関してはディアルに及ばず、ベヌロゥズの山賊隊の奇襲により城を奪われ撤退。(記録には残っていないが、おそらくメヌズロゥ城のことだと思われる)この時、国主ルドリアはレディナスに処刑を命じるが、ザグルスがこれを諌めた。その為、ザグルスに借りができてしまい、逆らうことができず、ルドリアの南征後に起きたザグルスの国主簒奪にも、あえて反抗はしなかった。 その後、ザグルスとの摩擦を避けるように辺境の小城へ自ら移動する。 ここでは、アル国の治安悪化により、好き勝手に暴れていた盗賊団を手勢を率いて壊滅させたため、民衆の間では英雄として扱われていた...
  • ベルス城
    概要 ベルス城とは、アルファ、ロンドーナ大陸東部に存在した城である。 蜉蝣戦記の舞台となった。 歴史 580年頃 アル国の新都市として城と城下町が作られる。 684年 アル国領土として蜉蝣時代の幕開けを迎える。 684年6月時の勢力図(クリックで拡大) 686年 ディアルがこの城にたどり着き、人心を掌握しはじめる。 688年 7月、ディアルが城を奪取、独立を宣言する。(後のベルザフィリス国) 712年 ルディック城がベルザフィリスの新首都となった為、一都市となる。 735年頃 大寒波による民族大移動により破棄される。 関連項目 蜉蝣戦記群雄割拠図 蜉蝣戦記 都市一覧
  • リガリオン
    基本情報 名前 リガリオン・ミレーア 生没 アルファ (629~693) 出身 シャリアル国 種族 人間 性別 男 略歴 シャリアル三牙王の一人。 カルドの戦い(688)では、アル国四天王フェルドを撃ち破る。以後はアル国との国境に駐屯するが、ルーディア包囲網が完成すると、ロードレア国方面に移動した。 フィードの戦い(693)でディグドに召集され、ロードレア国軍と戦う。 初戦こそロードレア四天王の攻撃を防いでいたが、徐々に押され、ディグドがヴェリアの離間の策によって本国へ送られてからは、リガリオンが代理の指揮官となるものの、レイディックの総攻撃を防げずに戦死する。 関連項目 蜉蝣戦記
  • メヌズロゥ城
    概要 メヌズロゥ城とは、アルファ、ロンドーナ大陸東部に存在した城である。 蜉蝣戦記の舞台となった。 歴史 500年頃 アル国の新都市として城と城下町が作られる。 684年 アル国領土として蜉蝣時代の幕開けを迎える。 684年6月時の勢力図(クリックで拡大) 689年 4月、ディアルがこの城を奪取、正式にベルザフィリス国を名乗ったのは、このときからと言われている。 735年頃 大寒波による民族大移動により破棄される。 関連項目 蜉蝣戦記群雄割拠図 蜉蝣戦記 都市一覧
  • ルバス
    基本情報 名前 ルバス・ボーン  生没 アルファ (670~745) 出身 アル国 種族 人間 性別 男 略歴 ザグルスの長男。 暴君であったザグルスが、ル・ヴァラヴァ・ザードの戦いで戦死すると、急遽その後を継ぎ、アル国主となった。 だが、その最初の仕事は、自らルーディアの元へ赴き、膝を付き、降伏を申し込むことであった。 幸いなことに、父ザグルスの暴力的な性格を引き継いでいなかった為、ルーディアはこの降伏を受諾した。 以後は、平民として過ごすこととなる。 関連項目 蜉蝣戦記
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