カオスゼロ

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  • カオスゼロ
    概要 カオスゼロとは、ラドリザンに存在した兵器である。圧縮された魔力を放出する、巨大砲の役割を果たす。 六柱将が、魔族と戦ったとき、魔族の切り札として用意されたが、六柱将によって破壊された。 その後、共和国サムルトンが発掘し、修復作業を行い、サムルトン遠征におけるレンシアの戦いで猛威を振るうが、この戦いで完全に破壊された。 一説には、帝国はこの兵器を無傷で手に入れたが、グラスシードが、将来また別の人間に利用されることを憂いアレスに命じて密かに破壊させたともある。 かつて、魔族が使用し、六柱将を苦しめるものの、6人の団結によって破壊されたカオスゼロ。その残骸を、サムルトンの子孫が修復し、クルーディアの子孫を撃退するために使ったという事実から、世の中の無情、時の移り変わりの虚しさを揶揄する言葉として引用されることがある。 関連項目 CHAOS CROW...
  • サムルトン遠征
    ...ルザを呼び戻し、更にカオスゼロを配備する様に命じた。 グラスシードとフェリサスは、それぞれのルートから進軍を続けるが、その交差点になるレンシアの地にカオスゼロが配置され、ファルザに防衛を命じた。 先に到着したフェリサスがカオスゼロに挑むが、先陣を切ったフレイズはカオスゼロの破壊力の前に全滅し、フレイズも負傷する。はじめて目にした未知の兵器の威力にフェリサス部隊の動きが止まるが、カオスゼロは連射ができないことから、続いてゼクトが突撃を仕掛けるが、ファルザによって撃退される。 グラスシードもレンシアに到着し、ここに両軍の進軍速度の差はなくなったが、カオスゼロとファルザという鉄壁の防衛が立ちはだかることに変わりはなかった。 両軍は数日に渡るにらみ合いを続けるが、ここで予期せぬ事態が起きた。 コルカフォーンが再び乱入するが、ファルザが仮眠中だったこともあり、将軍達は焦って帝国軍の攻...
  • アレス (クルーディア帝国)
    ...スが無傷で手に入れたカオスゼロを、将来のため密かに破壊したとも言われているが、これもファルザ失脚と同じく明確な証拠はない。おそらくは後世の創作だと思われるが、それほどのことをしても不思議ではないと思わせる智謀を見せた証拠でもある。 フェリサスによるクーデターが勃発すると、カオスクラウンの戦いに参戦、リアムス自治国家に単身赴き、グラスシード軍の正当性と、仲間になることで将来の安泰を約束させ、ルーザをグラスシード軍に招くことに成功する。 カオスクラウンの戦いに勝利し、正式に帝位に就いたグラスシードは、アレスに帝国元帥の地位を与えようとするが、彼女はこれを辞して再び旅に出ると言い残し、グラスシード達の前から姿を消した。 人物 責任感が強く、一度軍師となってからは常に最良の策を進言する。 ムゥナとファルザの不仲を利用してファルザを失脚させたのもアレスという説があるが...
  • フレイズ
    ...戦、レンシアの戦いでカオスゼロの前に負傷するが、遠征は帝国軍の勝利で終わる。 論功によってフレイズは新領土を貰い、フェリサス部隊から独立、フレイズ部隊を結成することとなる。 フェリサスによるクーデターが起きると、部下としてこれに付き従い、神聖クルーディア帝国に名を連ねる。 カオスクラウンの戦いにおいて、グラスシードと敵対、シングリア川の戦い、帝都クルーディア攻略戦で激突するが、アレスの放った矢に眉間を貫かれて戦死する。 人物 実家は代々武器屋を営んでいた為、あらゆる武器を使いこなす武器師と呼ばれている。 カスターとは肌が合わず、軍議の席では常に口論を起こしていた。彼を討ったのはグラスシード軍ではなく、シングリア川の戦いで敗北しながらも、自身の器のなさを認めないカスターに怒ったフレイズによるという説もある。 関連項目 CHAOS CROWN
  • カオス
    基本情報 名前 カオス・ミュンスター 生没 ラドリザン (1234~1302) 出身 ガルデス共和国 種族 人間 性別 男 略歴 孤児院で育ち、食べる為に自然な形で軍属となる。以後山賊との戦いで手柄を重ね、移民、亡命者、傭兵などで編成された「青嵐隊」に所属、やがて青嵐隊隊長となる。 1253年から本格的に始まったラグライナ帝国との戦争では、モンレッド方面を中心に国防のため奮戦。堅実な戦いを基調としていたためあまり華々しい戦果は見られないが、よく戦いよく守り抜いたと言われる。 1255年、9周期23日目フェルグリアの戦いにも参戦し、エルの本陣まで肉薄する活躍を見せる。 翌年の第3次モンレッドの戦いでも、バーネット部隊を突破するが、半壊した部隊では帝国本陣を脅かすには至らず、ラヴェリア部隊の突破まで持ちこたえることはできず撤退した。 その後、クァル・アヴェリの戦いに参...
  • カオスクラウン
    概要 カオスクラウンとは、ラドリザンのクルーディア帝国に伝わる王冠。 所有者は、歴代の皇帝となっているが、儀式のとき以外は宝物殿にて、代々神官が守っている。 ラドリザン6885年、ファルスは、本来なら帝位を継ぐ者ではなかったが、兄を毒殺して皇帝の地位を手に入れた。 その事実を知った神官は、皇帝の証であるカオスクラウンをファルスに継承することを拒否、これに対して、ファルスは権力でを強引に神官の娘アルディナを皇后に迎える。 盛大な皇帝の婚儀が行われ、民衆の多くが近いうちにカオスクラウンがファルスに戴冠される為、より絆を強める婚儀だと思ったが、事実を知る者からすれば、これは完全な人質であった。 しかし、皇后アルディナは、ファルスの内に眠る残虐性に気付き、この男に帝位は危険すぎると、単身カオスクラウンを持って帝都から逃げ出した。 国境でアルディナが捕らえられた時、カ...
  • カオスフォース
    基本情報 正式名称 NSX-M0カオスフォース 製造   ノヴァ 略歴 リグライナ帝国が発掘した、ノヴァが生産した過去の遺産。 ノヴァに存在していた中央機器に接続された状態で、あらゆる機械、無人兵器(鉄の鎧兵)を無線操作し、その力は旧王都ノヴァを天に浮遊させるほど巨大だったという。(上記の図は、接続を取り外した本体のみの状態) 実は、帝国が発掘したすべての鉄の鎧兵は、地中に眠っていたこのカオスフォースから無線で動力を受けていたことで動いていた。しかし、当時の技術ではその解析は不可能であり、リグライナ帝国は発掘したカオスフォースを、その外見から単に「巨大な鉄の鎧兵」と認識していた。 だが、ラグダーナによって本来の機能が起動され、王都ノヴァを再び天空に浮かばせ、鉄の鎧兵を全てその制御下においた。 このとき、リグライナ帝国が独自に改良した機械、鉄の鎧兵も支配...
  • カオスクラウンの戦い
    概要 カオスクラウンの戦いとは、ラドリザン6894年、クルーディア帝国内でおきた内乱であり、物語としてのCHAOS CROWNにおける最後の戦いとなる。 戦闘に至るまでの背景 サムルトン、パレスは既に滅亡、リアムスも外交圧力により、クルーディア帝国に屈するのは時間の問題であった。 こうして、六柱将の国における戦乱の時代は終わりを遂げたかに見えたが、いまだに帝都では、皇帝ファルスに関する不穏な噂が後を絶たず、物資不足や根拠のない噂に惑わされた民衆の暴動が続いた。 何者かが意図的に帝国を混乱させているのは目に見えていたが、その噂の元が突き止められずにいた。 そして、突如として一つの事件が帝都で起きた。 フェリサスが、皇帝ファルスを暗殺、病死として発表し、自らが後継者に任命されたと、帝位の継承(簒奪)を発表、カスター、ゼクト、フレイズといった、彼の息のかかっ...
  • ソフィードの戦い
    ...た時に破壊したというカオスゼロを密かに復旧しているという情報が入る。 真相を確かめるため、カスターはグラスシードに偵察を依頼する。これは、グラスシードが手柄をあげることを快く思わないカスターが、難題を押し付ける形で依頼したものだが、グラスシードはこの偵察でホーネット、ファルザと遭遇戦に突入、フレイズ、ラヴァの援軍を得て、ホーネットを戦死させ、カスターの思惑とは逆に手柄をあげることとなる。 更に、先行して壊滅した第6部隊を救出し、ラグ、ラディナという二人の頼もしい仲間を得る。 パレスの乱入 サムルトンへの進撃を続けるクルーディア軍は、侵攻部隊を4つのルートにわけ、それぞれのルートから進入するが、そこにパレスがクルーディア帝国軍の背後をつくべく出陣したとの報告が届く。 パレスは、独立国ではあるものの、実質上はサムルトンの庇護で生まれた国であり、傘下といっても過言では...
  • カオスギアの戦い
    概要 カオスギアの戦いとは、アルファ1739年9月に、アルビス国とバーン国の間で起きた戦いである。 両国だけではなく、それぞれの援軍を加えて、合計六ヶ国に及ぶ大部隊が一つの戦いに関わった、文字通りの決戦であった。 戦闘に至るまでの背景 三国同盟と三国連合、それは決して一枚岩の存在ではなかった。 同盟の一角を担いながら、アルビス国とも密かに接触するフェングランド国、連合の一角でありながら、リヴォル帝国に人質を送り逆らう意志なしの立場を明確にしたアディス国。 それぞれの立場と駆け引きを胸に秘めながら、両陣営は後に「決着」の代名詞となる戦場、カオスギアへ向かって進み始めていた。 リアリッピ争奪、バーン国の後継問題、三国同盟、三国連合、全ての細い糸は、カオスギア平原という目的地に向かって、一本の太い糸に紡がれ様としていた。 アルビス国は、実戦を知ら...
  • カオス (ガルデス共和国)
    基本情報 名前 カオス・ミュンスター 生没 ラドリザン (1234~1302) 出身 ガルデス共和国 種族 人間 性別 男 略歴 孤児院で育ち、食べる為に自然な形で軍属となる。以後山賊との戦いで手柄を重ね、移民、亡命者、傭兵などで編成された「青嵐隊」に所属、やがて青嵐隊隊長となる。 1253年から本格的に始まったラグライナ帝国との戦争では、モンレッド方面を中心に国防のため奮戦。堅実な戦いを基調としていたためあまり華々しい戦果は見られないが、よく戦いよく守り抜いたと言われる。 1255年、9周期23日目フェルグリアの戦いにも参戦し、エルの本陣まで肉薄する活躍を見せる。翌年の第3次モンレッドの戦いでも、バーネット部隊を突破するが、半壊した部隊では帝国本陣を脅かすには至らず、ラヴェリア部隊の突破まで持ちこたえることはできず撤退した。 その後、クァル・アヴェリの戦いに参戦す...
  • アルディナ
    基本情報 名前 アルディナ・ラスレーダー 生没 ラドリザン (6864~6885) 出身 クルーディア帝国 種族 人間 性別 女 略歴 クルーディア帝国で、カオスクラウンを守護する神官の家系の娘。 彼女の父は、ファルスが帝位継承したとき、彼に危険な匂いを感じ、カオスクラウンの戴冠を渋った。 実際ファルスは、兄を毒殺して帝位継承権を手に入れているが、神官である一族にそれらの謎を調べる力はなく、神官故の本能的な力で察したという。 業を煮やしたファルスは、権力に物を言わせて強引にアルディナと婚儀を結ぶ。 事情を知らない民衆は、戴冠式を前に皇帝と神官の娘が結ばれるという夢の様な話を思い描いていたが、事実は完全な人質であり、アルディナを手元に置くことで、神官も観念するだろうという目論見であった。 しかし、父以上に人の心を敏感に察するアルディナは、ファルス...
  • ファルス
    基本情報 名前 ファルス・クルーディア 生没 ラドリザン (6853~6894) 出身 クルーディア帝国 種族 人間 性別 男 略歴 クルーディア帝国皇帝。 三男であったが、兄が相次いで病死した為、帝位継承者となる。 しかし、これはファルスが行った兄への毒殺であり、そのことに気付いた神官は、帝位継承の際に行われるカオスクラウン戴冠に難色を示した。 これに怒ったファルスは、神官の娘であるアルディナを人質同然に自らの元に嫁がせる。 娘を人質にとれば、いずれ神官も諦めて戴冠の儀式を行うだろうと思ったが、それよりも早くアルディナは、ファルスの心に潜む残虐性に気付き、カオスクラウンをもって帝都から脱出する。 ファルスはアルディナを捕らえると、カオスクラウンの場所を吐かす為、拷問にかけて殺害する。 結局カオスクラウンの居場所はわからずに、戴冠式も行われず、「后殺し」...
  • 第3次モンレッドの戦い
    概要 第3次モンレッドの戦いとは、ラドリザン1256年2周期7日目年、ラグライナ帝国とガルデス共和国の間で行われた戦いである。 戦場の舞台となったモンレッドは、ガルデス共和国首都へ向かう街道の中の1つで、重要拠点であった。 戦闘に至るまでの背景 map03.JPG フェルグリアの戦いに勝利したラグライナ帝国軍は、ガルデス共和国軍との決着をつけるべく一気に進軍、モンレッドの地へ向かう。 皇帝セルレディカ自らも出陣し、兵の士気は最高潮となり、今度は引き分けは許されないという緊張感が将兵の間に湧き上がっていた。 共和国軍も、議長でありながら戦場の人であるラヴェリアが自ら指揮をとり、両国の最高責任者が直接戦場で相対した。 両軍の戦力 攻撃側 守備側 ラグライナ帝国軍 軍勢 ガルデス共和国国軍 総兵力86...
  • 三国同盟 (バーン国、リヴォル帝国、フェングランド国)
    概要 三国同盟とは、アルファ1739年2月7日、リヴォル帝国、バーン国、フェングランド共和国の三国で結ばれた同盟である。 リヴォル帝国 バーン国 フェングランド共和国 リヴォル帝国 バーン国 フェングランド共和国 この同盟は、第4次リアリッピの戦いでアルビス国を相手に大勝を飾ったバーン国が、アルビス国に進軍する為、背後のリヴォル帝国と同盟を結び、戦力をアルビス国方面に集中させ、更にフェングランドには北からアルビス国へ攻め込ませるという理想をもって結ばれた。 リヴォル帝国にとっても、隣接国が敵にならないというのは価値のある話であり、この同盟に同意。 フェングランドの場合は、力関係からリヴォル帝国の決定に逆らうことはできない為、自動的にこれに準じた。 三国の国境が交わる中心地点にて、バーン国王女リルル、フェングランド国議長コスティ、リヴォル帝国...
  • ケルカ
    基本情報 名前 ケルカ・クルーディア 生没 ラドリザン (6886~6894) 出身 クルーディア帝国 種族 人間 性別 男 略歴 クルーディア帝国皇太子。 悪戯盛りの子供で、メイドを振り切って城内を探検していた所をラディナと出会い、彼女に城下町へと連れ出される。 この日のことがよほど気に入ったのか、後にサムルトン遠征終了後、ラディナに勲功が行われたとき、ケルカの子守を兼ねた帝室近衛兵の地位が渡された。 その直後にフェリサスによるクーデターが勃発、皇帝ファルスをはじめとする皇族は次々と討たれたが、ラディナがかろうじてケルカを連れ立って城から脱出、更に戴冠式直前のため、無防備におかれていたカオスクラウンも奪取し、この2つの切り札がカオスクラウンの戦いにけるグラスシード軍の正当性を示すものとなる。 しかし、脱出の際にケルカは怪我を負う。 そのため、グラス...
  • 鉄の鎧兵
    鉄の鎧兵とは、機械都市と呼ばれたノヴァで生産された無人の戦闘兵器である。 後にリグライナ帝国が発掘し、自国で使用できる様に再調整している。 ただし、根底となる技術は当時のリグライナ帝国の技術では完全に解明できず、あくまでも発掘した部品がまだ動いていた為再利用したというだけであり、「何故動いているのか」といった根本的なことは不明なままであった。 後に、帝国産と称する新たな鉄の鎧兵も実戦投入されるが、これもゼロから作られたのではなく、部分的に破損していた鎧兵を繋ぎ合せた結果うまれたものであるが、他国への侵略を開始していたリグライナ帝国は、自国の威厳を高めるため、これらの鉄の鎧兵に独自の形式番号をつけ、いかにもゼロから作り出したかの様に触れ回っていた。 発掘されたもの リグライナ帝国が発掘し、使用できるように調整したもの。 NSX F01プロトノヴァ NSX F02(名...
  • ノヴァ
    概要 ノヴァとは、ザールックにかつて存在していた文明国家である。 明確に何年頃に存在していたのかは記録がなく、伝承と伝説でのみ語られる国である。 魔力を源としながらも、全く違う性能を持つ「機械」という技術を生み出し、急速に成長を遂げ、文明を築きあげた。 やがては「鉄の鎧兵」そしてノヴァに存在するあらゆる機械の総括する大型機械頭脳「カオスフォース」まで作り上げた。 ノヴァの科学力は留まる事を知らず、ついにはカオスフォースを中枢とした空中飛行都市「大王都ノヴァ」を完成させるにまで至った。 だが、それが同時にノヴァの限界であった。 首都を空中都市に上げ、そこから地上を支配するという発想は、いつしか地上と空中に隔たりを呼び、地上都市が大寒波に見舞われた時にその隔たりは形となって軋轢を生んだ。 そして皇帝が跡継ぎを残さずに崩御した事から後継を巡っての骨肉の争いが勃発。 ...
  • 神聖クルーディア帝国
    概要 神聖クルーディア帝国とは、ラドリザン6894年、フェリサスがクーデターを起こして手に入れたクルーディア帝国の別称。 正式な国名ではなく、グラスシードがケルカ皇太子とカオスクラウンを持ち、正統クルーディア帝国を名乗った為、物語や戦史における「所属軍の色分け」として便宜上名付けられた名前である。 帝位に就いたフェリサスが「神聖なる帝国」という言葉を発した為、そこから名付けられたものである。 カオスクラウンの戦いの敗戦により、フェリサスは在位数日で落命した為、神聖クルーディア帝国は(正式な国名ではないが)歴史上最も短命に終わった国といえなくもない。 関連項目 CHAOS CROWN
  • フェルグリアの戦い
    概要 フェルグリアの戦いとは、ラドリザン1255年9周期23日目、ラグライナ帝国とガルデス共和国の間で行われた戦いである。 戦闘に至るまでの背景 map02-2.JPG ラグライナ帝国は、優勢を守りながらも、ガルデス共和国首都へ続く2本の街道(モンレッド、クァル・アヴェリ)をいまだ占拠できずにいた。 そこで、共和国軍を誘い出し野戦で決着を付けようとした。 守りを固める共和国軍を誘い出すのは容易なことではなく、たとえおびき出したとしても、決戦に敗れれば逆に敵軍を帝国領土に深入りさせることとなる。 危険な賭けではあったが、ミナはあえてその策を採用した。 共和国軍では、議長であるラヴェリアが自ら出陣する。これに対して、帝国軍も皇帝セルレディカ自らが出陣する筈だったが、体調の不調から軍師エルが総司令官となって出陣する。 ラグライナ帝国軍とガルデス共和...
  • ライウン
    基本情報 名前 ライウン・アルケイト 生没 アルファ (1652~1739?) 出身 バーン国 種族 魔族 性別 女 略歴 バーン国将軍、大局を見る戦略眼はなく、決して大軍の総大将には向かないが、局地戦における一軍の将軍としては比類なき手腕を持つ。 アルビス国とのリアリッピの戦い、第2次リアリッピの戦いにもサザンクロスに指名され、主力部隊として参戦。 第3次リアリッピの戦いにおいては、雨を待って奇襲をする筈が、逆に奇襲を受けることとなる。しかし、彼女の指揮によって部隊は崩壊を免れ、かろうじて踏みとどまったことで、本陣崩壊を防ぎ、戦いを引き分けに持ち込ませた。 この戦いで精鋭を失ったライウンには、討伐されて降伏した山賊たちが新たな部下に編成された。 これは、彼女の高い指揮能力により、夜盗当然の彼らをいずれは精鋭に鍛え上げるためという上層部の意向があったが、当の本人は...
  • グスタル
    基本情報 名前 グスタル・レンド 生没 アルファ (1608~1739) 出身 リヴォル帝国 種族 魔族 性別 男 略歴 シャラダンが率いる四方将の一人。その破壊力はリヴォル帝国軍随一といわれ、バーン国との戦いでも数々の戦功をあげた。 リオネティアの戦いにも参戦し、存分に破壊力を発揮、その後リヴォル帝国とバーン国は三国同盟により同盟国となり、アルビス国との決戦であるカオスギアの戦いに援軍を差し向ける。 グスタルは、イズ、ラスコップと共に援軍を率いて参戦、同じく援軍であったヴァーグリア国軍の軍勢と真正面からぶつかり、互角の戦いを見せた。 だが、カオスギアの戦いはアルビス国軍が勝利、援軍であるリヴォル帝国軍も撤退を開始するが、追撃に入ったアルビス国軍を伏兵により壊滅させようと、グスタルはガリアの戦いを起こした。 しかし、保身に走ったラスコップの裏切りにより部隊は壊滅、...
  • ガリアの戦い
    概要 ガリアの戦いとは、アルファ1739年9月に行われたカオスギアの戦いにおける追撃戦である。 その為、この戦いだけを単独で話に出す事はあまりなく、「カオスギアの戦いの最終局面」として、セットで語られることが殆どである。 戦闘に至るまでの背景 カオスギアの戦いはアルビス国が僅かの差で戦場に踏みとどまった。 しかし、アルビス国軍もまた、勝者と呼ぶのを憚るほど、損害と疲労を蓄積させていた。 それでも、この戦いの勝者が自分達だということを知らしめる為、アルビス国軍はあえて追撃を行った。 バーン国軍は、背後からの攻撃に次々と損害を出しながらもかろうじて本国に帰国、リヴォル帝国軍はガリア地帯にて再布陣し、あえて退路をなくした地形に布陣、追撃するアルビス国軍を引き込んだところで背後から伏兵を送り、逆に壊滅させるべく待ち構えていた。 両軍の戦力 ...
  • リディ (クルーディア帝国)
    基本情報 名前 リディ・レグス 生没 ラドリザン (6876~6942) 出身 クルーディア帝国 種族 人間 性別 女 略歴 グラスシードの実の妹。戦争を嫌い、その戦いを己の出世に利用する兄をも嫌う。 それでも、兄に付き従い、ソフィードの戦い、シグリア攻略戦を戦い抜く。シグリアの都が完全に帝国領土となったことを内外に知らしめるため改名すると提案されたとき、リディがクルーディア帝国二代目皇帝にして、名君だったカシルスの名をとって、カシルスの都と提案、これが採用された。 その後、クルーディア帝国と共和国サムルトンが連合軍を組み、リアムス自治国家に遠征を開始、ランドヴァルク作戦が実施され、ルーニアの戦い、ドゥカースの戦い、グラウスの戦い、牙谷の戦い、サムルトン遠征と連戦する。 戦乱の中、苦楽を共にすることで、ようやくグラスシードとの間に兄妹の信頼が生まれかけて...
  • モンレッドの戦い
    概要 モンレッドの戦いとは、ラドリザン1253年3周期14日目、ラグライナ帝国とガルデス共和国の間で行われた戦いである。 戦場の舞台となったモンレッドは、ガルデス共和国首都へ向かう街道の中の1つで、重要拠点であった。 戦闘に至るまでの背景 map01.JPG ラグライナ帝国、ガルデス共和国、クレアムーンを中心とした戦乱は、ついに「にらみ合い」から、本格的な戦闘へと突入していった。 この戦いは、ラグライナ帝国とガルデス共和国が、はじめて主力部隊を投入して行われた戦いとなる。 両軍の戦力 攻撃側 守備側 ラグライナ帝国軍 軍勢 ガルデス共和国国軍 総兵力87000 兵力 総兵力72000 オーディス 総指揮 ゲイル ミナ 軍師 カオス 主要参...
  • ノスティーライナの戦い
    概要 ノスティーライナの戦いとは、ラドリザン1256年、9周期22日目、ガルデス共和国軍が、首都ガイ・アヴェリを目指して進軍するラグライナ帝国に奇襲を仕掛けた戦いである。 戦闘に至るまでの背景 map04-2.JPG クァル・アヴェリの戦いに勝利したラグライナ帝国軍は、クァル・アヴェリで軍を再編させると、ついにこの戦いの最後の決着をつけるべく、ガルデス共和国首都ガイ・アヴェリへの進軍を決意した。 帝国領土から首都ガイ・アヴェリへ向かう道は、モンレッド街道をそのまま進み、北から向かう道と、このノスティーライナ街道を使い南から向かう道が存在した。 当初はモンレッド街道を突破する予定だった帝国軍だったが、あえて完全勝利により共和国に精神的打撃を与え、(あるいは降伏を申し込むこを期待し)要所クァル・アヴェリを攻め落とした。 これにより、より首都に近いノスティー...
  • リグライナ
    正式名称 / 統治体制 リグライナ帝国 / 帝政 エンブレム 攻撃の剣、そして防御の盾、戦場における絶対的な自信を表した紋章。 鉄の鎧兵を手に入れてから、その機体にも紋章が描かれることとなり、周辺諸国にとっては恐怖の象徴となっていた。 特徴 リグライナ帝国には、特筆すべき時代がある。 1400年代、それまで、実在していたのかすら不明であった古代の文明都市ノヴァを発掘し、これらの技術を流用することで、他国とは全く異なる独自の文明をもっていた。 地下を網羅した鉄の箱で作られた車両、夜を昼間のごとく照らす街灯、それらはすべてノヴァで発見された動力で動いていたが、実はリグライナ帝国の技術者をもってしても、その原理はわからなかった。 原理はわからないが、動力はあるから利用する、という形で生まれたかりそめの文明は、カオスフォースの崩壊によって王都ノヴ...
  • グノー
    基本情報 名前 グノー・アルヴァイン 生没 アルファ (1583~1739) 出身 バーン国 種族 魔族 性別 男 略歴 バーン国将軍。1737年リアリッピの戦い、第2次リアリッピの戦いに参戦。戦後捕虜への扱いは多少度が過ぎるものがあったが、堅実な動きをサザンクロスに買われ、引き続き第3次リアリッピの戦い、第4次リアリッピの戦いにも参戦する。 ストリアブの戦いでは、サヌア傭兵団の攻撃により部隊が混乱、サザンクロスの負傷もあって本国へ帰還するが、このときも大量の捕虜を連れ帰ったという。 その後、バーン国、リヴォル帝国、フェングランド国で三国同盟が結ばれ、後顧の憂いをなくしたバーン国は、サザンクロスを総指揮官にアルビス国制圧部隊を派遣する、しかし、第5次リアリッピの戦いで息を吹き返したアルビス国軍の猛反撃を受け、保身に走ったグノーは、ライウン部隊を見捨て、更にヴィル...
  • ラディナ
    基本情報 名前 ラディナ・ビルト 生没 ラドリザン (6867~6924) 出身 クルーディア帝国 種族 人間 性別 女 略歴 クルーディア帝国染都将軍。 ソフィードの戦いにおいて、ラグと共に第6部隊の副官を務めていたが、指揮官の無謀な攻撃によって部隊は半壊、残存部隊を率いて撤退中を、第8部隊のグラスシードに救われた。 半壊した第6部隊は第8部隊に吸収され、以後グラスシードの部下となる。 その後、シグリア攻略戦、ランドヴァルク作戦において、グラスシード部隊の将軍として活躍する。 グラスシードのお供として帝都に赴いたとき、皇太子であるケルカと出会う。まだ幼少で、悪戯盛りだったケルカは、メイドたちを振り切って城内で1人で遊んでいた、そこに出会ったラディナが、外で遊びたがっていたケルカを連れて遊んだのがきっかけであるが、これが後の戦いで、大きな鍵となる。 ...
  • コスティ
    基本情報 名前 コスティ・レドグリア 生没 アルファ (1658~1733) 出身 フェングランド国 種族 魔族 性別 男 略歴 1728年、フェングランド共和国議長に就任。 1739年、リヴォル帝国、バーン国との間で三国同盟を結ぶが、世界大戦時代以降、リヴォル帝国の属国に近い状態となっていた為、自分の意思と関係なく、リヴォル帝国が結ぶのなら無条件で自分達も結ぶ、という立場に立たされていた。 事実、彼はこの同盟に懐疑的で、アルビス国のカルディナの交渉により、あっさりと実質上の中立を約束。 ただし、正式な外交ではなく、あくまでも「口約束」であり、アルビス国の立場が少しでも危うくなればすぐに牙を剥くつもりであった。 その後、アルビス国がフェングランドに侵攻するが、これはバーン国をおびき寄せる為の罠であった。「口約束」から、それを判っていたコスティだが、元々猜疑心が強く...
  • カスター
    基本情報 名前 カスター・フォン・アルケイト 生没 ラドリザン (6857~6894) 出身 クルーディア帝国 種族 人間 性別 男 略歴 クルーディア帝国壕候将軍。フェリサスの才能を早い段階で見抜き、虎の威を借りるために近づいてくる。 本人も決して無能ではなく、それなりの武勲をたてた為、フェリサスの腹心的地位にいる。 クルーディア帝国と共和国サムルトンが連合軍を組み、リアムス自治国家に遠征を開始、ランドヴァルク作戦が実施され、ルーニアの戦い、ドゥカースの戦いと連戦するが、突如として「皇帝崩御」の急報が入ると、真偽を確かめるためフェリサスは極秘裏に帝都へ帰還、その際総指揮を託され、グラウスの戦いでは、個人的に確執のあったグラスシード達をあえて危険地帯に配備、それが逆にこの戦いを勝利へと導くこととなる。 サムルトンが突然の裏切りを起こした時は、右往左往して自らの...
  • ミシティア
    基本情報 名前 ミシティア・ラルク 生没 ザールック (1456~1484) 出身 リグライナ帝国 種族 人間 性別 男 略歴 リグライナ帝国将軍。 カオスフォースを発掘するという大事業を成し遂げた後、ヴィッツ国との決戦となるフィリアの戦いに参戦。 しかし、圧勝できると信じていたこの戦いで、ヴィッツ国軍の思わぬ反撃にあい苦戦、クロスビルのリーダーであるアインを打ち破るも、その直後に全身に矢を受けて落命した。 人物 愛妻家で、妻ローレライを心底愛していた。 関連項目 久遠草
  • エレス
    基本情報 名前 エレス・ローラル 生没 ザールック (1465~1484) 出身 リグライナ帝国 種族 人間 性別 女 略歴 クロスビルの一員、水使い。 1484年、レイド国の滅亡を知ると、皇帝ガルバード暗殺計画を実行するが失敗、リグライナ帝国を脱出し、ヴィッツ国へと流れる。 カオスフォースを破壊するため、封牙舞、デイと共に王都ノヴァへ乗り込むが、この戦いで舞を先に行かせる為、鉄の鎧兵の前に立ちふさがり、感情を持たない機械兵の攻撃により落命する。 人物 同世代の友人がほとんどいなかった舞にとって、親友となる存在であった。 関連項目 久遠草
  • デイ
    基本情報 名前 デイ・コンラッド 生没 ザールック (1458~1541) 出身 リグライナ帝国 種族 人間 性別 男 略歴 クロスビルの一員。 1484年、レイド国の滅亡を知ると、皇帝ガルバード暗殺を自ら発案し、封牙舞に実行させるが失敗、リグライナ帝国を脱出し、ヴィッツ国へと流れる。 フィリアの戦いを経て、カオスフォースを破壊するために封牙舞、エレスと共に王都ノヴァへと乗り込む。 戦後は、クロスビルの生き残りとして、リグライナ帝国と魔法国家ヴィッツの和平締結に、裏方として協力した。 人物 かなりのお調子者で、後先を考えずに舞に様々な無理難題を提案していた。 関連項目 久遠草
  • ケルベロス
    基本情報 正式名称 RAF-03ケルベロス 製造   リグライナ帝国 略歴 プロトノヴァで発見された技術を元に、リグライナ帝国本来の技術を融合させた帝国産鉄の鎧兵。プロトノヴァに比べて戦闘パターンの豊富さと状況解析能力は劣るが、驚異的な移動速度、距離を誇る。 しかし、根本的な技術、動力は解析が不可能だったため、あくまでもプロトノヴァの外装だけを付け替え、独自に開発した機能を後付したものである。 そのため、ラグダーナによってカオスフォースが制御され、鉄の鎧兵が彼の支配下におかれたとき、制御装置を共有している「帝国産」の鉄の鎧兵も、ラグダーナの支配下となった。 関連項目 久遠草
  • フィリアの戦い
    概要 フィリアの戦いとは、ザールック1484月、リグライナ帝国と、ヴィッツ国の間で起きた戦いである。 戦闘に至るまでの背景 鉄の鎧兵を背景に、次々と周辺諸国を支配下としたリグライナ帝国。 その帝国とまともに戦えるのは、もはや魔法国家と呼ばれたヴィッツ国のみとなっていた。 しかし、この大国は、周辺諸国からの救援要請を常に黙殺し、見捨てられた諸国からは、「威厳を保っている様に見えて、その実内心では帝国を相手に震えているのでは」という風聞も立っていた。 しかし、リグライナ帝国の本格侵攻はついにヴィッツ国にも矛先が向けられ、この眠れる大国がついに動き出した。 過去の遺産 リグライナ帝国が鉄の鎧兵を発掘したのと同様に、ヴィッツ国もまた魔導器を発掘していた。 これは、魔力を蓄積して、法術隊に与えることができるもので、この道具により実質上法術部隊は、法術攻...
  • ロルストーン
    基本情報 名前 ロルストーン・フィックス・ヴィッツ 生没 ザールック (1454~1567) 出身 ヴィッツ国 種族 人間 性別 男 略歴 魔法国家ヴィッツ国の国王。 リグライナ帝国から流れ着いた反帝国組織クロスビルのメンバーを受け入れつつ、来るべき帝国との戦いにおいて、古代の兵器である魔導器の復旧を成し遂げる。 1484年に行われたリグライナ帝国軍との決戦となるフィリアの戦いにおいて、一度は勝利を掴みかけるが、カオスフォースの出現により戦局は逆転、撤退していくこととなる。 しかし、その後起きた皇帝暗殺による内乱により、ヴィッツ国は立ち直る時間が与えられた。 後にリグライナ帝国と休戦協定を結び、一連の帝国侵略戦争を終わらせる存在になる。 関連項目 久遠草
  • The End of ELEGY
    rogo.GIF 巨大な帝国が残した遺産とは……【The End of ELEGY】本編を読む。 一人の皇帝と翼の軍師を唄い その皇帝の二人の娘を想い その子孫達の物語を語ろう 一つの大地で繰り広げられた三つの物語 それは、悲壮なる調べを奏でながら語り継がれる「偽りの遺産」 舞台 ラドリザン 1025~1575 登場人物 ラグライナ帝国 セルレディカ エル ルディ セリーナ ネル キリカ グレイアス アリサ バーネット ベルンハルト カレン ユウ ラビー ミナ オーディス ラディス アリス 紅 ガルデス共和国 ラヴェリア レディス ゴゥド ミズハ 煌槍の彩音 エヴェリーナ ゲイル リナ カオス キロール クレアムーン 水鏡莉奈 月風麻耶 真田弥生 成瀬美雪 ヴェルナ 成瀬風華 エア...
  • シーフィールド
    正式名称 / 統治体制 シーフィールド王国 / 君主制 エンブレム 羅針盤、帆船が描かれている。 基本情報 人口 約740万 宗派 女神シルフィーナ 特徴 水の国と呼ばれ、国内には数多くの大河と巨大な湖が存在、それを利用した水路が発展している為、物資の輸送は馬車よりも帆船を多用する。東には広大な湿原が広がり、雨季はあらゆる行動が制限される。 過去幾度となく分裂と統合を繰り返し、その度に他国を併合したり国名が変わったりと不安定な情勢が数百年に渡って続いていたが、1153年にシーフィールド国として落ち着いた。豊富な高山資源をもつベオグラティス地区を占拠し、先住民を奴隷として使っていたが、1485年、ベオグラティスが独立宣言、これを認めず長き戦争がはじまる。 しかし、1521年、休戦協定が結ばれ、独立を認める。 その後、国境を挟ん...
  • レッド・ゲアルの戦い
    概要 レッド・ゲアルの戦いとは、ラドリザン1257年7周期、ガルデス共和国とクレアムーンの間で行われた戦いである。 戦闘に至るまでの背景 map06.JPG クレアムーンが建国された時、水鏡莉奈の引き連れた流民の中には、ガルデス共和国からの亡命者も多く含まれていた。それらの返還を求めたガルデス共和国との間で、クレアムーンは何度も戦っている。 ラグライナ帝国という巨大すぎる共通の敵が現れたこともあり、一時は手を結んでいたが、あくまでも「個々に帝国と戦う」だけで、連合を組んでいたわけではなかった。 そして、セルレディカ崩御により、帝国内乱戦争がはじまると、ルディとセリーナは、後方の脅威をなくすため、それぞれクレアムーン、ガルデス共和国と和議を結んだ。 これにより、ガルデス共和国とクレアムーンの間にくすぶっていた火種が再発火、更に、帝国内乱戦争が終わったとき...
  • バーン (国名)
    正式名称 / 統治体制 バーン王国 / 君主制 エンブレム バーン国を建国した夫婦の剣士が紋章のデザインに用いられている。 基本情報 人口 約690万 宗派 女神シルフィーナ 特徴 アルファ、ロンドーナ大陸北部に位置する。 864年に建国。多くの鉱物が発掘される土地ながら、文明、文化の遅れから国民にその価値はわからず、「透明な玉座を持つ国」と揶揄され、周辺諸国からの侵略を受け続けた結果、その領土は全盛期の3分の2にまで縮小される。 1083年、魔族の英雄キュリオが一度は首都を奪還し、国の復興を宣言するが、その後彼に続く者も援助する国も現れず、孤立したキュリオは戦死、再び混乱の時代を迎える。周囲が彼を見捨てたのは彼の性格に原因があったといわれている。その後、血の百年と呼ばれた泥沼の時代を経て、ようやく国内は安定し、領土もかつての広大さ...
  • ディルギオフ
    基本情報 名前 ディルギオフ・オスタル 生没 アルファ (1638~1739) 出身 バーン国 種族 魔族 性別 女 略歴 バーン国将軍、長い間リヴォル帝国との国境に駐屯し、この巨大な帝国を相手に脅えず、怯まず、その国境を睨み続けた。 三国同盟の締結により、リヴォル帝国方面軍をアルビス国との戦いに回せるようになった為、第5次リアリッピの戦いからサザンクロスの率いるアルビス方面軍に回されている。 だが、この戦いでは手痛い敗北を喫し、名誉挽回の為挑んだ両国最大の決戦カオスギアの戦いにおいて、アルビス国の名将レクシアの猛攻撃を受け戦死する。 人物 第5次リアリッピの戦いにおいて、「全てがアルビス国の掌の上だったか……こんな筈は…こんな筈はないのだっ!!!我等がアルビス国を追い詰めた立場にいたはずっ!!前回の勝利は何のためかっ!!三国同盟は何の為かっ!!全てはア...
  • リアムス
    正式名称 / 統治体制 リアムス自治国家 / 議会制 エンブレム 歴史 6453年 六柱将が、ユーラスティ大陸西部の魔族を駆逐、六柱将の六国が新たに建国される。 6885年 六柱将の国が内乱状態となり、以後クルーディア、サムルトン、リアムスの三つ巴の戦いへ突入する。 6892年 クルーディア帝国とリアムス自治国家の間でシグリア攻略戦が勃発。 6892年 クルーディア帝国、共和国サムルトン連合軍がリアムス自治国家へ攻め込むランドヴァルク作戦が実施される。 6894年 カオスクラウンの戦いが勃発、グラスシード側につくことで、滅亡寸前であったリアムス国の存続が許される。 6905年 グラスシード崩御からはじまった戦いにより、六柱将の国が再び戦火を交える。 6913年 六柱将の六国は、ルスタル帝国により統合され、統一国家パレスと名を変える。 主な出身者 ...
  • フェリサス
    基本情報 名前 フェリサス・ルツィア 生没 ラドリザン (6868~6984) 出身 クルーディア帝国 種族 人間 性別 男 略歴 クルーディア帝国緋影将軍。 帝国の若き将軍として功績をあげていく。 ソフィードの戦いの為行軍していた所を、国境の小競り合いをしていたグラスシードと遭遇、彼を援護して、噂に聞いていた「姉妹を連れた二刀流将軍」を自分の部隊に編入する。 ソフィードの戦いで大勝利をあげると、本国に帰還、その後は北方の反乱軍を倒し、そのまま別ルートでリアムス領土も削り、(同じ頃にグラスシードもシグリア攻略戦で手柄をあげているが、勲功の派手さから世間はフェリサスの方を重視していた)更に、皇帝ファルスと共にサムルトンとの会談に赴き、クルーディア帝国と共和国サムルトンの同盟、リアムス自治国家への連合軍による攻撃を承認させる。 これらの功績から、帝国元帥の位も近...
  • アルビス
    正式名称 / 統治体制 アルビス国 / 議員内閣制 エンブレム 自由を象徴した翼を数多く用いられたエンブレム。 基本情報 人口 約420万 宗派 多国籍な民族が商売目的で交わる為、特定の国教を設定していない。 特徴 アルファ、ロンドーナ大陸北部に位置する。商人の町であり、「世界の台所」と呼ばれている。 各都市は商業の発展と地域振興に躍起であり、様々な珍大会が毎週どこかで行われている。 発展からくる心の余裕からか、芸術や音楽に関しても造詣が深い。南北に面した海から様々な海路を作り出し、世界を相手に貿易をするが、その反面、行き過ぎた商業主義からあらゆる勢力と手を結ぶ為、「死の商人の巣窟」と揶揄されることもある。 小国が連合する形で452年に建国。世界各国を調べ尽くし、それぞれの国の「売りたいもの」と「買いたいもの」を徹底的に調べ...
  • クリディス
    基本情報 名前 クリディス・ケルト 生没 ラドリザン (6867~6906) 出身 クルーディア帝国 種族 人間 性別 男 略歴 クルーディア帝国将軍。 帝都に駐屯していたが、フェリサスがソフィードの戦いに出陣するため、急遽自分の部隊を増強、彼も編入された。 しかし、グラスシードと合流した為、彼への信頼の証としてグラスシード隊に預けられた。 これ以後は、グラスシード隊として行動することとなり、シグリア攻略戦、ランドヴァルク作戦、牙谷の戦い、サムルトン遠征に従軍。特筆するべき大きな勲功にこそ恵まれなかったが、与えられた任務を着実にこなした。 フェリサスによるクーデターが起きると、グラスシード軍としてカオスクラウンの戦いに参戦、この戦いに勝利して、グラスシードが皇帝に即位した後も彼に忠誠を誓った。 しかし、皇帝グラスシードによる西方侵略の失敗時に、...
  • ヴォルガ
    基本情報 名前 ヴォルガ 生没 ラドリザン (6863~6898) 出身 不明 種族 人間 性別 男 略歴 傭兵として生活を営む男。 ソフィードの戦いにおいて、クルーディア帝国軍を撤退させるために横槍を入れたパレス国軍は、目的を果たしたため撤退を開始する。 その際、追撃に迫るグラスシード隊を足止めするためにヴォルガはホワンに雇われた。 牙谷の戦いにおいてもホワンの傭兵として戦うが、最終決戦直前に姿を消す。 これは、ホワンが彼に依頼したことであり、「自分が亡き後、信徒が狂信者となって暴走したら、止めてほしい、その際は自分が見込んだグラスシードに仕事料を貰え」と言われていた。 後に、その依頼を守り、カオスクラウンの戦いにグラスシード軍として参戦する。 戦いが終わった後は、再びフリーの傭兵として活動するが、6898年、傭兵として戦場に散った。 人物 ...
  • ゼクト
    基本情報 名前 ゼクト・マーラー 生没 ラドリザン (6859~6894) 出身 クルーディア帝国 種族 人間 性別 男 略歴 クルーディア帝国西覇将軍。 より強く、より強大な敵を求めては挑み、戦場での武勲こそ最高の誇りとしている。 リアムス自治国家との戦いで総指揮を務めて大勝利したこともある。その後フェリサスの配下となり、よりその突撃力に磨きをかけた。 6892年、クルーディア帝国と共和国サムルトンが連合軍を組み、リアムス自治国家に遠征を開始、ランドヴァルク作戦が実施され、ルーニアの戦い、ドゥカースの戦い、グラウスの戦いと連戦するが、サムルトンの裏切りにより、遠征は失敗、かろうじて帝都に帰国する。 6894年、サムルトン遠征に参戦、レンシアの戦いでファルザの前に負傷するが、遠征は帝国軍の勝利で終わる。 フェリサスのクーデターには進んで協力し、カオ...
  • クルーディア
    正式名称 / 統治体制 クルーディア帝国 / 帝政 エンブレム 歴史 6453年 六柱将が、ユーラスティ大陸西部の魔族を駆逐、六柱将の六国が新たに建国される。 6885年 六柱将の国が内乱状態となり、以後クルーディア、サムルトン、リアムスの三つ巴の戦いへ突入する。 6891年 クルーディア帝国と共和国サムルトンの間でソフィードの戦いが勃発。 6892年 クルーディア帝国とリアムス自治国家の間でシグリア攻略戦が勃発。 6892年 クルーディア帝国、共和国サムルトン連合軍がリアムス自治国家へ攻め込むランドヴァルク作戦が実施される。 6893年 クルーディア帝国とパレスの間で牙谷の戦いが勃発し、パレスが併合される。 6894年 クルーディア帝国が共和国サムルトンに攻め込むサムルトン遠征が勃発し、共和国サムルトンが併合される。 6894年 カオスクラウンの戦...
  • グラスシード (クルーディア帝国)
    基本情報 名前 グラスシード・レグス 生没 ラドリザン (6868~6912) 出身 クルーディア帝国 種族 人間 性別 男 略歴 クルーディア帝国蒼陣将軍。 「姉妹を連れた二刀流の帝国将軍」と呼ばれた男。 自身の剣術で手柄をあげて将軍となり、その後も順調に出世を重ねていたが、帝国貴族が指揮する戦いに編入され敗北、貴族の失敗の責任を押し付けられ、国境の中でもあまり戦略的価値のない土地に左遷された。 しかし、サムルトン国軍との小競り合いの中、フェリサスと出会う。 ソフィードの戦いで、ファルザと戦場で邂逅、剣を交え、互いに腕を認めあうライバルとなる。 この戦いでは、ラグ、ラディナ、クリディスという部下を得て、ファルサス部隊のラヴァ、フレイズとの友情も生まれた。 その後、パレスの横槍によって軍勢を撤退させることとなったクルーディア帝国軍だが、フェリサスはグラス...
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