カルヴァロッサの戦い

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  • カルヴァロッサの戦い
    概要 カルヴァロッサの戦いとは、アルファ603年、ティネゼリア帝国とメッツ帝国の間で行われた戦い。 メッツ帝国は、皇帝自らが出陣し、将兵の士気を高めたが、数で劣っていたティネゼリア帝国軍の前に大敗。皇帝戦死と首都陥落という屈辱を味わう。 40年後のライドクロウの戦いで首都を奪還するまで屈辱の日々が続き、六界戦争終戦間際のルーイガルド侵攻作戦に至るまで、両国の出身者が激しく対立するほどのわだかまりを残している。 関連項目 ティネゼリア帝国 メッツ帝国 ライドクロウの戦い
  • ライドクロウの戦い
    概要 ライドクロウの戦いとは、カルヴァロッサの戦いでティネゼリア帝国に大敗し、首都まで奪われたメッツ帝国が、長き屈辱の日々を耐え、第二首都で軍備の再編に成功し、アルファ648年、電撃作戦で首都を奪還した戦いである。 両国の主張 この戦いにおいては、両国の間で激しく主張が対立している。 ティネゼリア帝国 カルヴァロッサで大勝を収め、いつでもメッツ帝国を完全併合することはできたが、情けとして見逃していた。 ティネゼリア帝国にとってメッツ帝国はもはや完全に自分達に臣従していた存在と思い、彼らのプライドを尊重して臣下の礼こそとらせなかったが、いつでも受け入れる準備をしていた。その為、もはや戦う理由はないと旧首都の防備も薄めていた。 そこまで温情をかけていたにも関わらず、卑怯にもメッツ帝国が不意打ちを仕掛けてきた。 メッツ帝国 カルヴァロッサでこそ勝利を収...
  • ティネゼリア
    ...に激突、603年にはカルヴァロッサの戦いにおいて、メッツ帝国に大勝、その後占領した帝都を奪還されるものの、いまだにその勝利を誇りに思い、メッツ帝国を見下している。 その後、北のロヴェリアの水晶を狙い、西のメッツの肥沃な土地を狙い、南のルーンは労働力として奴隷狩りの為、周辺諸国を相手に次々と侵略を繰り返し、それが世界大戦時代の引き金となる。世界大戦においてもメッツ帝国と激闘を繰り広げ、結局その野望は周辺諸国の連合によって阻まれるが、決定的な敗北もせず、「終戦」ではなく「休戦状態」とも言える。 その後ガルゾーマの出現により南方にフェローラ国、ルーン国、ガライザラという脅威が生まれた為、メッツ帝国とはひとの戦いはひとまず控えられ、1737年ヴァン・フレイ国の提案により、渋々ながらメッツ帝国と共同戦線でロヴェリア、更にガルゾーマという後ろ盾を失ったルーン国を侵略した。しかし、両帝国が、最...
  • メッツ
    ...まりとなった603年カルヴァロッサの戦いでは、皇帝自らが戦死し、首都陥落という不名誉な敗戦の末、ティネゼリアに領土の半分を奪われる。この屈辱を晴らすには、40年後のライドクロウの戦いでの首都奪還まで待たなければならなかった。 世界大戦時代になると、両国は再び激突、泥沼の戦線となり、世界大戦が終了したことでかろうじて休戦が結ばれた。 1100年頃になると、ガルゾーマの出現により、フェローラ国と、そのフェローラと親睦を深めたルーン国が両国にとって共通の脅威となった為、やむを得ず休戦状態となっている。 しかし、1224年になると、リオナ運河を求めてイスタル国に攻め込み、ヴァン・フレイ国に撃退された。 1737年、そのヴァン・フレイ国の提案により、ロヴェリア国という餌をちらつかされ、渋々ティネゼリア帝国と共同戦線を張ると、その後はガルゾーマという後ろ盾をなくしたルーン国にティネゼリア...
  • アルファ
    ...国建国。 603年 カルヴァロッサの戦いでティネゼリア帝国がメッツ帝国に大勝。 648年 ライドクロウの戦いにおいてメッツ帝国がティネゼリア帝国を撃退、帝都奪回。 650年頃 クレアティボ国建国。 684年 偽帝バルディゴス討伐連合軍が結成され、東大陸において蜉蝣時代が幕を開ける。     (蜉蝣時代詳細) 711年 ルディックの陣によって蜉蝣時代が終焉する。 735年 クレアティボ国が先住民が住んでいた地域(後のノールッチ国を植民地とする。 821年 クレアティボ国、ノールッチ国の独立を認める。 864年 バーン国建国。 877年 世界大戦時代の到来。     (世界大戦時代詳細) 912年 世界大戦時代の終幕。 1063年 三魔王がアルファに出現(アルファにおける六界戦争開戦年) 1071年 ガルゾーマによりフェローラ国が陥落。以後ガルゾーマの支配下となる。 1084...
  • 戦闘一覧
    ...戦闘一覧 603年 カルヴァロッサの戦い メッツ帝国 × ティネゼリア帝国 648年 ライドクロウの戦い メッツ帝国 × ティネゼリア帝国 684年 ドルリア砦の戦い バルディゴス討伐連合軍 × ルディック帝国 蜉蝣戦記 684年 ルーズの戦い バルディゴス討伐連合軍 × ルディック帝国 蜉蝣戦記 685年 シシリスの戦い シャリアル国 × イージル国 蜉蝣戦記 685年 リイラードの戦い ロードレア国 × ゴアル国 蜉蝣戦記 686年 ニィズ砦の戦い ゲーリー、ゾリメック国 × アゾル国 蜉蝣戦記 686年 アゾル城の戦い ゲーリー、ゾリメック国 × アゾル国 蜉蝣戦記 686年 ネモリアの戦い ロードレア国 × ゾリメック国 蜉蝣戦記 686年 リファードの戦い ロー・レアルス国 × ガルシーダ、ヴァーグリア国 蜉蝣戦記 686年 アニスの戦い シーザルス国 × ガルシーダ、...
  • ルースの戦い
    概要 ルースの戦いとは、ロードレアの内乱において、ヴェリアとアルヴァドスの間で行われた内乱を終結させた最後の戦い。 詳細は、ロードレアの内乱を参照のこと。 関連項目 蜉蝣戦記
  • レイアル砦の戦い
    概要 レイアル砦の戦いとは、アルファ687年、偽帝討伐連合軍とゲーリー国軍の間に起きた戦いである。 戦闘に至るまでの背景 ▲686年10月における勢力図 ゲーリー国は、アゾル国領土を手に入れ、当時最大勢力を誇っていた。単純の面積だけの問題ではなく、肥沃だった旧アゾル領土は、ゲーリー国の戦意を上げるのに効果的であった。 兵士たちの士気は高く(これはある程度の略奪が黙認されていた事もある)国力も充実していた。 ここで彼はかねてから計画していた「皇帝」の地位を名乗る事を実行に移す。バルディゴスの遺児を見つけ出し、皇帝の地位を禅譲させるという茶番劇(この遺児すら偽者という説が有力)の末、彼は皇帝の地位を自称する。これに唯一反対したリディアニーグではあったが、マラの逆鱗に触れ、自決を命じられる。 マラは、バルディゴスの時代とは違い、互いに疑心暗鬼となっている...
  • アルヴァドス
    基本情報 名前 アルヴァドス・サイファス 生没 アルファ (659~698) 出身 ロードレア国 種族 人間 性別 男 略歴 レイディックの本陣を固める栄光ある「親衛黒牙団」の一人、ちなみにもう一つの部隊「親衛白牙団」はアレスが統括し、アレスの死と共に篭城戦で全員が殉じている。 親衛隊から、部隊長に抜擢され、レイディック直属の部隊として戦場をかけ抜けるはずであったが、691年辺境の反乱鎮圧において自軍を壊滅される。 この時、後方で待機していたレイディックは一歩も動かなかったが、これはアルヴァドスが反乱の首謀者と同郷だったために警戒したという説があるが、実際は情報伝達が機能しなかった為の不幸な事故であった可能性の方が高い。 しかしアルヴァドスはこの戦いで二人の弟が戦死し、弟の将来に期待していた両親との間に確執がうまれ、これ以降レイディックに対して深い遺恨を残す。 6...
  • エスデリアの戦い
    概要 エスデリアの戦いとは、蜉蝣時代の戦乱の中で、アルファ696年12月、ロードレア国軍とロッド国軍の間に起きた戦いである。 戦闘に至るまでの背景 ▲696年10月における勢力図 グルファ城を奪還したロードレア国軍は、そのまま勢いにのりロッド国領土へ侵攻した。 後方から更に部隊が合流したロードレア国軍は、戦史上稀に見る大進撃により、6つの城と13の砦を占領。 ロッド国は全軍をエスデリア平原に集結させ、国主リヴァイルシア自ら出陣、アル国を撃退したギザイア、ミルナスもこれに合流、国家の命運をかけた最後の戦いを挑むこととなった。 季節は冬を迎え、元々雪原地帯であったこの地方は雪に覆われていた。 両軍の戦力 攻撃側 守備側 ロードレア国軍 軍勢 ロッド国軍 総兵力112000 兵力 総兵力9...
  • 蜉蝣時代の戦い
    概要 蜉蝣時代は、群雄割拠の時代であり、各地で様々な戦いが行われた。しかし、「名も無き国境戦」では済まされない規模の戦いにも関わらず、詳細が残っていないものも存在する。 これは、蜉蝣時代全てのことに言えることだが、大寒波によって国土を捨てている為、他の時代に比べると、国が正式に残した史書といった資料が圧倒的に乏しい為である。 そこで、アルディアの残した書物に頼ることになるが、風の精霊を駆使していたとはいえ、基本的には、彼女がそのとき滞在していた国を中心にまとめるのが精一杯である。 その為、空白の時間帯、名前しか判明していない戦い、存在は確認できるが、詳細が不明な将軍が多々存在する。 これらは、移民の時に共に流出した文献、将軍の手記などの発見により、後世突然発見されることがある。 今後も、新たな資料の登場により、存在しか知られていなかった戦いの詳細、更にそこで活躍した...
  • ゼイレアンの戦い
    概要 ゼイレアンの戦いとは、蜉蝣時代の戦乱の中で、アルファ690年2月、ロードレア国軍とロー・レアルス国軍の間に起きた戦いである。 五回に渡って繰り広げられた戦いの最初の対決にして、レイディックとカルディスが、国主として最初に迎えた決戦として知られている。 戦闘に至るまでの背景 ▲689年4月における勢力図 ロードレア国とロー・レアルス国、レイディックとカルディス、二人の対決はもはや時間の問題であった。 事実、国境を接してからは緊張状態は極限まで高まり、小競り合いは幾度となく勃発、それでも、この年まで両雄が直接対決を避けていたのは、お互い背後に敵を持っていた事が原因であった。 しかし、ロードレア国は背後を脅かすロッド国と同盟を結ぶことに成功。ロー・レアルス国より早く攻勢の構えを取ることができた。 ここに両雄は、バルディゴス討伐連合軍以来の直接対決...
  • レザベリアスの戦い
    概要 レザベリアスの戦いとは、蜉蝣時代の戦乱の中で、アルファ692年8月、ロードレア国軍とロー・レアルス国軍の間に起きた戦いである。 レイディックとカルディスの決着をつけた最後の決戦として知られている。 戦闘に至るまでの背景 ▲692年8月における勢力図 軍師現る ソフィスの戦死から数日、国境を巡っての混乱は、レイディックがラディアを派遣したことにより、ようやく落ち着きを取り戻していた。 そんな中、レイディックは町で笛を嗜む少女と出会う。 レイディックは、その少女にソフィスへの鎮魂歌を頼み、少女もこれに応じて一曲披露した。レイディックは礼として彼女を城に招く。純粋に鎮魂の唄に対しての礼という意味もあったが、この時代、各地を旅する吟遊詩人は貴重な情報源として各国にて重宝されていた事もあり、情報と引き換えに食事に招くことは別段珍しいことではなか...
  • カルドの戦い
    概要 カルドの戦いとは、蜉蝣時代の戦乱の中で、アルファ688年6月、アル国軍とシャリアル国軍の間に起きた戦いである。 戦闘に至るまでの背景 ▲687年3月における勢力図 アル国は、蜉蝣時代到来以前から北のロッド国と戦い続けていた。 しかし、暴君であるルドリアの野心は、乱世の到来と共に更に燃え盛り、東のシャリアル国も視野に捉え始める。 このとき、アル国とバルド国の間には、巨大な湖が壁となって立ちはだかり、その周辺は無人地帯だった為、国境を隣接させているという実感がなかった。そこで、リッヅ山地を挟んでシャリアル国への遠征を決意する。 アル国は、アル国四天王を揃えて出陣、対するシャリアル国も、国主メスロー自らがシャリアル三牙王を率いて迎撃に向かう。 両軍の戦力 攻撃側 守備側 アル国軍 軍勢 シャリアル国...
  • リイラードの戦い
    概要 リイラードの戦いとは、蜉蝣時代の戦乱の中で、アルファ685年12月、ロードレア国軍とゴアル国軍の間に起きた戦いである。 戦闘に至るまでの背景 ▲685年7月における勢力図 レイディックは、バルド国との同盟は拒否したものの、デスレーダとの会見以後、彼の心の中に乱世を統一させるという火が付いた事は確かであった。 父親の代より国境を挟んでにらみ合っていたロッド国との本格的な衝突が始まったのもこの時期である。 そこで、まずは隣国の小国であるゴアル国を平定して、ロッド国に備えるべく、この時ついにレイディックは本格的に軍勢を差し向け、国主の急死により内乱状態になっていると聞いたゴアル国へと向かった。 その出陣準備の最中、レイディックの元に客人が訪れる。森の賢者と呼ばれたエルフのエルラディースであった。レイディックは幼い時に国主になるべき英才教育を受けるた...
  • ガルヴァウド城
    概要 ガルヴァウド城とは、アルファ、ロンドーナ大陸東部に存在した城である。 蜉蝣戦記の舞台となり、ロードレア国時代、首都に続く大都市であった。 歴史 300年頃 城と城下町が作られる。 451年 ルディック帝国ロードレア区の都市となる。 684年 ルディック国領土として蜉蝣時代の幕開けを迎える。 684年6月時の勢力図(クリックで拡大) 692年 8月レザベリアスの戦いにおいて、ロードレア国軍の最重要拠点となる。 709年 3月、ロードレア国の滅亡により、ロー・レアルス国領土となる。 711年 ルディックの陣によって、ロー・レアルス国が瓦解、ベルザフィリス国領土となる。 735年頃 大寒波による民族大移動により破棄される。 関連項目 蜉蝣戦記群雄割拠図 蜉蝣戦記 都市一覧
  • カオスクラウンの戦い
    概要 カオスクラウンの戦いとは、ラドリザン6894年、クルーディア帝国内でおきた内乱であり、物語としてのCHAOS CROWNにおける最後の戦いとなる。 戦闘に至るまでの背景 サムルトン、パレスは既に滅亡、リアムスも外交圧力により、クルーディア帝国に屈するのは時間の問題であった。 こうして、六柱将の国における戦乱の時代は終わりを遂げたかに見えたが、いまだに帝都では、皇帝ファルスに関する不穏な噂が後を絶たず、物資不足や根拠のない噂に惑わされた民衆の暴動が続いた。 何者かが意図的に帝国を混乱させているのは目に見えていたが、その噂の元が突き止められずにいた。 そして、突如として一つの事件が帝都で起きた。 フェリサスが、皇帝ファルスを暗殺、病死として発表し、自らが後継者に任命されたと、帝位の継承(簒奪)を発表、カスター、ゼクト、フレイズといった、彼の息のかかっ...
  • ヴァイグの戦い
    概要 ヴァイグの戦いとは、蜉蝣時代の戦乱の中で、アルファ709年12月(対陣は12月だが、決戦が行われたのは710年1月)、ベルザフィリス国軍とロー・レアルス国軍の間に起きた戦いである。 群雄割拠の時代は終わりを告げ、二つの強国に絞られた状況下で起きた、「天下分け目の大決戦」である。 戦闘に至るまでの背景 ▲709年5月における勢力図 ベルザフィリス国とロー・レアルス国、地図は二色に彩られ、互いに最後の戦いが近づいたことを意識していた。 そして、この日から水面下で激しい謀略戦が幕を開けることとなる。 まずはディルセアの指示により、隠密リディが各地に現れ、流言を飛ばしてロー・レアルス国を攪乱する。その間にディルセアは、ロー・レアルス国の将で、メファイザスと不仲だったリューズ将軍に、反乱を起こすように使者を送る。 だが、それまで流言を殆ど無視していた...
  • カルダザルスの戦い
    概要 カルダザルスの戦いとは、ルーイガルド17328年8月、六界連合軍とフェルトビーン帝国の間で行われたルーイガルド侵攻作戦中に起きた両軍の最大決戦となった野戦である。 ここでは、その戦いに至るまでに行われた局地戦もあわせて表記する。 戦闘に至るまでの背景 エイクレア攻略戦に勝利した六界連合軍だが、フェルトビーン帝国としては、遠征軍をバスティアーナ要塞まで引きずり込みたかった為、これは予定の行動であった。また、シャクティアナ帝国からも、イルザ、ルーインという援軍が到着した為、決戦前の前哨戦へと突入していく。 まずは、イルザとベスアが出陣、イルザはかつてこの土地にいた時に懇意となった山賊を操り、神出鬼没に姿を現しては連合軍の食料、補給路を襲撃した。いずれ連合軍は食糧確保の為後退、場合によっては占領した土地で食料を強奪する、そうして民衆の怨嗟を蓄積させるこ...
  • フィードの戦い
    概要 フィードの戦いとは、蜉蝣時代の戦乱の中で、アルファ693年7月、ロードレア国軍とシャリアル国軍の間に起きた戦いである。 戦闘に至るまでの背景 ▲693年2月における勢力図 この頃、大陸中に奇妙な噂が流れた。カルディスが生きているという噂である。 この噂の真相については蜉蝣時代最大の謎とされている。アルディア著の蜉蝣戦記にも噂の事ははっきりと書かれているが、その後カルディスが歴史の表舞台に立つことがないことから、単なる噂だったという説が有力である。 しかし、近年アルディアの日記が発見され、全身に傷を負いながらも奇跡的に生還を果たしたカルディスが、山奥で隠遁生活を送り、たずねてきたアルディアと接触。彼の性格が穏やかになっていたこと、二度と乱世の表舞台に立つつもりのないこと、更にはその後、アルディアの従者として、共に旅をしたこと等が書かれている。 ...
  • ルーズの戦い
    概要 ルーズの戦いとは、アルファ684年、バルディゴス討伐連合軍とルディック帝国軍の間に起きた戦い、両軍が総力をあげて雌雄を決した決戦である。 戦闘に至るまでの背景 ▲684年6月における勢力図 バルディゴス討伐連合軍は、ドルリア砦の戦い、レッド・ロウ砦の戦いに勝利したが、これはルディックにとっては、想定の範囲内であり、時間を稼いでいる間にバルディゴス自らが率いる主力部隊が出陣、ルーズ平原で砦からの撤退軍と合流した。 砦を突破した討伐連合軍も到着し、ここに両陣営の全軍勢20万に近い大軍勢がここに集結した。 兵士の数だけではない、この僅か四方数キロの一区間に、後の蜉蝣時代を彩る主人公たちが敵、味方にわかれて対陣、この戦いにより表舞台の主役へと駆け上がって行くこととなる。 その為ルーズの戦いは後の蜉蝣時代の幕開けとして位置づけられている。 代表的な者...
  • アニスの戦い
    概要 アニスの戦いとは、アルファ686年、シーザルス国が、陸路からヴァーグリア国を、海路からラディオロス国を同時に攻めた戦いである。 本来なら、別々の戦いであるが、ここでは一緒に表記する。 戦闘に至るまでの背景 ▲686年10月における勢力図 バルディゴス討伐連合軍解散後、レイディック、カルディスとは違う場所でその武勇を轟かしている男がいた。シーザルス国の国主ディアルである。 周囲の諸国も彼には一目置き、ディアルに領土や人質を差し出すことで庇護される事を選んでいた。そんな中、ラディオロス国とグルソ国が、それぞれディアルに書状を送ってきた。 中央から離れた島国に存在するラディオロス国からは、「メルシーダ国に攻め込まれ、国主は逃避行の末一族そろって洞窟で自爆、仇を討ち、メルシーダ国を攻めて欲しい」という書状。 ヴァーグリア国とシーザルス国に挟まれた小...
  • カルディアの戦い
    概要 カルディアの戦いとは、ラドリザン1259年4周期、ラグライナ帝国とシュツットガルドの間で行われた戦いである。 戦闘に至るまでの背景 map08.JPG ラグライナ帝国は、カルディアを中心に街道の大整備を行っていた。 これは、戦乱の時代を終わらせ新たな繁栄の時代を迎えるべく、交通と流通を発展させるためのルディが望んだ一大事業であった。 だが、当時自治都市であったシュツットガルドは、この街道整備は、自分達への進軍の布石ではないかと不安に思っていた。 帝国内乱戦争勃発時の混乱により、帝国から独立したシュツットガルドだが、そのとき駐屯していた帝国兵を撃退し、更に捕虜を虐殺していた為、その報復を恐れていた。また、シュツットガルドとしては、帝国内乱戦争が長期化することで、自分達の存在感は増し、どちらかが手を結びにくることで、立場も強化されると思っていたが、想...
  • スカルオーネの戦い
    概要 スカルオーネの戦いとは、アルファ1741年3月に、アルビス国とリヴォル帝国の間で行われた戦いであり、ドラグゥーン作戦最大の山場となった戦いである。 大国同士の大決戦でありながら、一方のみが壊滅し、もう一方の損害がほとんど出なかったという戦史上稀有な例となる戦いである。 戦闘に至るまでの背景 スカルオーネの戦いとは、ドラグゥーン作戦の一環であり、同時に最大の山場であった。 この戦いに至るまでの伏線として、リヴォル帝国軍がシーフィールド国と戦っている隙をついてミリアス攻略を行い、橋頭堡を確保、そしてアディス国を間接的に動かした結果起きたミリィ拉致事件により、シャラダンは主力を率いてアディス国へ攻め込んだ。 当然、アルビス国への抑えとして、同盟国フェングランドに警戒と牽制を依頼していたが、アルビス国はそのフェングランドをも抱き込み、堂々と出陣。 ...
  • シルヴァス
    基本情報 名前 シルヴァス・ガート 生没 アルファ (663~739) 出身 ロードレア国 種族 人間 性別 男 略歴 ロードレア国譜代の将軍、父の引退によって683年に将軍となる。 翌年のバルディゴス討伐連合軍結成時は、国に残って西のロッド国に備えた。 ロッド国との同盟が成り立った後は、バルド国、シャリアル国、ベルザフィリス国との国境激戦区へ転戦配置される。 これら強国を相手に一歩も退かず、697年にはベルザフィリス国五舞将デイロードとの国境遭遇戦で大勝利をおさめたこともある。 レイディック横死後のヴェリア新政権では、西伐総指揮官に就任。ロッド国との国境戦線を全て一任される。 この頃からバイアラス、リディと親交を深め始めた。 703年、ヴェリアの大遠征に伴う軍団再編成によって駐屯地から本国へ帰還、残留軍を統括する留守部隊の最高司令官となり、1年にも及ぶ...
  • リファードの戦い
    概要 リファードの戦いとは、アルファ686年、ロー・レアルス国と、ガルシーダ、ヴァーグリア連合軍の間に起きた戦いである。 戦闘に至るまでの背景 ▲686年3月における勢力図 ロー・レアルス国を建国したカルディスは、その野望の炎を更に燃やし、隣国への侵攻を開始していた。まずは旧ルディック領土を蹂躙し、次々とロー・レアルス国に旗色を変えて行く。戦場においては常勝の名を欲しいままにし、統治においては民の心を掴み、彼の進軍は順調そのものであった。 既に、ルディック国制圧は時間の問題だと思ったカルディスは、ルディック方面を部下に任せ、この年の3月自らは天然の要害に守られたガルシーダ国に兵を差し向ける。これに対してガルシーダ国は、同盟国であるヴァーグリア国に援軍を要請、これにより状況は一変する。 後の六界戦争でも数多くの英雄を生み出すこととなるヴァーグリア国は、...
  • アヴァロニア
    基本情報 名前 アヴァロニア・アルティボス 生没 アルファ (1402~1486) 出身 クレアティボ国 種族 魔族 性別 男 略歴 クレアティボ国将軍だったが、粛清王と呼ばれた暴君の統治によって暗黒の時代となったクレアティボ国を救うため、挙兵、民衆の協力を得て粛清王を打ち破り、新たな王となった。 リルムの先祖にあたる。 関連項目 リルム LUNATIC DESTINY
  • カインヴァルザの戦い
    概要 カインヴァルザの戦いとは、アルファ1737年11月、ヴァン・フレイ国のルナティスが、フェローラ国の三魔王ガルゾーマを討つ為に行ったフェローラの戦いにおいて、フェローラ国主力部隊をひきつけるためにヴァン・フレイ国主力部隊が行った陽動作戦である。 戦闘に至るまでの背景 ガルゾーマを倒すために行われたフェローラの戦い。まずはラ・ディアス帝国を遠謀によって誘導することに成功したヴァン・フレイ国は、自国の軍勢も出陣させる。 主力部隊を惜しみなく動員したが、それすらも陽動作戦であった。 東西から押し寄せる主力部隊に、さすがのフェローラ国も全軍を送らなければならなかった。そこをサヌア傭兵団を中心とした強襲部隊が、ガルゾーマ本人に奇襲を仕掛けるのが真の狙いであった。 両軍の戦力 攻撃側 守備側 ヴァン・フレイ国陽動部隊 ...
  • ソルドレイカの戦い
    概要 ソルドレイカの戦いとは、蜉蝣時代の戦乱の中で、アルファ691年1月、ルディック国軍とロー・レアルス国軍の間に起きた戦いである。 戦闘に至るまでの背景 ▲689年4月における勢力図 ロードレア国との決戦であるゼイレアンの戦いは、事実上の引き分けで終わった。 だが、その決戦ですら、戦いの始まりを告げる鐘に過ぎず、両国はこの後五度にわたる長き戦いを繰り広げることとなる。 その最中、バルディゴスの遺児ともいえるルディック国は、ロードレア国に目をとらわれているロー・レアルス国の後背を突いて、いまこそ領地を取り返すべしという意見があがっていた。これを採用するか、外交によってルディック国を存続させるべきか、意見はまとまらず、結論は先延ばしを繰り返していた。 しかし、カルディスの目線がゼイレアン平原に向き続けていたことから、691年1月、テレサはついに戦う道...
  • グルファ城の戦い
    概要 グルファ城の戦いとは、蜉蝣時代の戦乱の中で、アルファ696年8月、ロードレア国軍とロッド国軍の間に起きた戦いである。 戦闘に至るまでの背景 ▲694年2月における勢力図 ロードレア国領土にして、この時ロッド国の国境最前線基地となっていたグルファ城。この城にはロードレア四天王の一人、アリガルが守備を固めていた。 四天王ラディア、そしてレイディックの妹シルフィーナの死から、アリガルのロッド国へ対する怒りは激しく、彼は守備だけではなく、グルファ城付近に陣を張っていたロッド国の先発部隊を次々と撃破する。 アリガルの猛攻に耐え切れず、ロッド国の部隊から降伏の使者がやってくるが、アリガルはこれを受け入れず使者を追い返す。 本来アリガルは猪武者ではあるものの、人情家で情けに熱く、相手が降参すればそれを承諾する男であった。その彼をもってしても、ロッド国への怒...
  • リヴォルの戦い
    概要 リヴォルの戦いとは、アルファ1741年8月に、アルビス国とリヴォル帝国の間で行われた戦いであり、ドラグゥーン作戦最後の戦いである。 戦闘に至るまでの背景 スカルオーネの戦いに歴史的大勝を収めたアルビス国軍は、急ぐことなく堂々と進軍を進め、リヴォル帝国帝都リヴォルへ向かっていた。 これは、地盤を固めながら確実に帝国を追い詰めつつ、時間を与えることで相手側から和平なり降伏なりを持ちかける猶予を与えてのことであるが、三魔王の一人であるシャラダンには、最初から降伏という選択肢は存在していなかった。 そんな最中、これまで「双方との繋がり」を維持したまま、日和見を決めていたフェングランド国が、突如リヴォル帝国との同盟を破棄し、アルビス国軍の援軍として到着する。 静観に静観を重ね、勝者がはっきりとした段階で同盟国さえも見限る。露骨すぎる選択だが、彼らには大義...
  • ローグライスの戦い
    概要 ローグライスの戦いとは、ラドリザン1247年4周期に行われた、ラグライナ帝国とレヴァイア王国の戦いである。 戦闘に至るまでの背景 アウドムラ帝国から派生した各国は、互いに争う戦乱の時代を迎えていた。 その中でも最大の勢力であったラグライナ帝国は、南方のレヴァイア王国へ攻め込むべく、密偵の暁の守人を派遣していた。 そこで得た情報から、レヴァイア王国の軍備を「帝国侵略の野心あり」と強引にこじつけ、レヴァイア王国へ進軍を開始した。 これに怒ったレヴァイア国王カルドスだが、帝国との戦力差から、一度は降伏を考える。しかし、血気盛んな諸将の説得により、迎撃部隊を派遣することを決意した。 両軍の戦力 攻撃側 守備側 ラグライナ帝国軍 軍勢 レヴァイア王国軍 総兵力不明 兵力 総兵力不明 セルレデ...
  • リッドゾーンの戦い
    概要 リッドゾーンの戦いとは、蜉蝣時代の戦乱の中で、アルファ694年9月、ベルザフィリス国軍とアル国軍の間に起きた戦いである。 それまでも、建国以降ギリギリの綱渡りの様な戦いを繰り広げてきたルーディアが、自身が指揮官として望む戦いでは、生涯ではじめて完敗を喫することとなる戦いである。 戦闘に至るまでの背景 ▲694年2月における勢力図 ベルザフィリス国を囲むルーディア包囲網、アル国、シャリアル国、バルド国、更には、舞姫散華により、方向転換を強いられたロッド国までもがこの連合に加わると、ロッド国は、直接兵を送る事はなかったが、アル国の兵力を全て南のベルザフィリス国に向けさせることに成功した。 各方面から同時に攻め込まれたベルザフィリス国軍は、国境の戦いで次々と敗れ、国境を侵食され、建国以来最大の危機を迎えていた。 ルーディアは同盟国ヴァーグリア...
  • ガリアの戦い
    概要 ガリアの戦いとは、アルファ1739年9月に行われたカオスギアの戦いにおける追撃戦である。 その為、この戦いだけを単独で話に出す事はあまりなく、「カオスギアの戦いの最終局面」として、セットで語られることが殆どである。 戦闘に至るまでの背景 カオスギアの戦いはアルビス国が僅かの差で戦場に踏みとどまった。 しかし、アルビス国軍もまた、勝者と呼ぶのを憚るほど、損害と疲労を蓄積させていた。 それでも、この戦いの勝者が自分達だということを知らしめる為、アルビス国軍はあえて追撃を行った。 バーン国軍は、背後からの攻撃に次々と損害を出しながらもかろうじて本国に帰国、リヴォル帝国軍はガリア地帯にて再布陣し、あえて退路をなくした地形に布陣、追撃するアルビス国軍を引き込んだところで背後から伏兵を送り、逆に壊滅させるべく待ち構えていた。 両軍の戦力 ...
  • カスタリアの戦い
    概要 カスタリアの戦いとは、ルーイガルド17327年9月、六界連合軍とスパルス国の間で行われたルーイガルド侵攻作戦中に起きた戦いである。 戦闘に至るまでの背景 ストリアールの戦い、ハイネスブルの戦いで大敗を喫した六界連合軍であったが、トレスト国を脅迫同然で仲間として、すぐに再編成を果たした。 未来に絶望し、軍を抜けてルーイガルドのそれぞれの国に紛れた兵士もいたが、基本的には未知の地への遠征であったこともあり、兵士達は逃げ場はないと諦め、おとなしく従ったことも素早い再編成に影響を与えている。 軍の再編が終わる頃、食糧などの現実的な問題が表面化したこともあり、六界連合軍は土台となる土地を求めなければならなかった。 そこで、スパルス国、ローヴァー国を「暴君から救う」という大義名分の下、制圧することを決意する。 スパルス国王ジョンセンは、決して暴君で...
  • アッシリアの戦い
    概要 アッシリアの戦いとは、ザールック1482月、リグライナ帝国と、レイド国の間で起きた戦いである。 戦闘に至るまでの背景 鉄の鎧兵を発掘したリグライナ帝国は、その軍事力を背景に、1480年頃から周辺諸国に同時侵略をはじめた。 同時に複数の国を敵にまわすという本来ならば避けるべき軍事行為を平然と行えるほど、鉄の鎧兵の力は凄まじく、事実リグライナ帝国は、苦戦する戦いこそあったが、敗北知らずで周辺諸国を併合していた。 これは、皇帝ガルバードが、双臥の教えである国家統一論に心酔して、小国の乱立ではなく、巨大な一国を作り上げてこそ平和が維持できると信じていた為である。 北方の国をあるていど併合したリグライナ帝国は、続いて本格的な南方侵攻をはじめた。 その帝国軍の前に立ちはだかった大国がレイド国であった。 こうして両国は、冬のアッシリア草原にて対陣、アッシリアの戦い...
  • アリアスの戦い
    概要 アリアスの戦いとは、アルファ1737年、ヴァン・フレイ国がアリアス国の首都へ攻め込んだ戦いである。 戦闘に至るまでの背景 この頃、アリアス国はフェローラ国の支配下にあった。ヴァン・フレイ国の真の狙いはこのフェローラ国にあり、アリアス国からフェローラを駆逐し、首都を奪還するというのは、来るべきフェローラ攻めへの橋頭堡確保のためであった。 まずはアリアス遠征にて国境を突破、フェローラ国に首都を追われていた本来ならアリアス国王の地位にいたバーチャを戦列に加え、そのままアリアス首都へと攻め込みこの戦いへとなだれ込む。 国境突破から各地の防衛線突破、そしてアリアス首都攻防であるこの戦いまで、全てを含めてアリアス遠征とする見方もある。 両軍の戦力 攻撃側 守備側 ヴァン・フレイ国軍アリアス国軍 軍勢 フェロー...
  • マルガランの戦い
    概要 マルガランの戦いとは、アルファ1737年、ヴァン・フレイ国国境で起きた、ヴァン・フレイ国軍と、アリアス国軍の戦いである。 戦闘に至るまでの背景 本来なら、国境守備部隊が出陣し、名もなき国境戦で終わるはずだった戦いだが、ヴァン・フレイ国の王女ルナティスが、この頃ヴァン・フレイ国に滞在していたサヌア傭兵団に目をつけ、彼らが本当に信頼できる実力を持っているのかをテストする為、あえて主力の将軍達を派遣した。 両軍の戦力 攻撃側 守備側 アリアス国軍 軍勢 ヴァン・フレイ国軍 総兵力7000 兵力 総兵力14000 総指揮 ガラ 軍師 主要参戦者 ガラ ラン ガリック ミュー アゼル ティアナ サヌア ロリスザード...
  • カオスギアの戦い
    概要 カオスギアの戦いとは、アルファ1739年9月に、アルビス国とバーン国の間で起きた戦いである。 両国だけではなく、それぞれの援軍を加えて、合計六ヶ国に及ぶ大部隊が一つの戦いに関わった、文字通りの決戦であった。 戦闘に至るまでの背景 三国同盟と三国連合、それは決して一枚岩の存在ではなかった。 同盟の一角を担いながら、アルビス国とも密かに接触するフェングランド国、連合の一角でありながら、リヴォル帝国に人質を送り逆らう意志なしの立場を明確にしたアディス国。 それぞれの立場と駆け引きを胸に秘めながら、両陣営は後に「決着」の代名詞となる戦場、カオスギアへ向かって進み始めていた。 リアリッピ争奪、バーン国の後継問題、三国同盟、三国連合、全ての細い糸は、カオスギア平原という目的地に向かって、一本の太い糸に紡がれ様としていた。 アルビス国は、実戦を知ら...
  • ギルミアの戦い
    概要 ギルミアの戦いとは、蜉蝣時代の戦乱の中で、アルファ693年、ロー・レアルス国軍とシャリアル国軍の間に起きた戦いである。 アルディアが残した蜉蝣戦記には表記がなく、資料に乏しい戦いである。 戦闘に至るまでの背景 ▲693年2月における勢力図 シャリアル国は、686年、カルディスがリファードの戦いで敗れたとき、その混乱に乗じてジース砦、ドルリア砦を占領している。 長き間、これらの砦は放置されていたが、メファイザスが奪還を決意、自ら軍勢を率いて出陣した。 両軍の戦力 攻撃側 守備側 ロー・レアルス国軍 軍勢 シャリアル国軍 総兵力不明 兵力 総兵力不明 メファイザス 総指揮 リガリオン 軍師 主要参戦者 メファイザス ゼノス ゾッ...
  • ゲルトエルトの戦い
    概要 ゲルトエルトの戦いとは、ルーイガルド17328年、六界連合軍とフェルトビーン帝国の間で行われた最大の野戦カルダザルスの戦いの前哨戦として行われた戦いである。 詳細はカルダザルスの戦いに表記。 関連項目 カルダザルスの戦い
  • フェローラの戦い
    概要 フェローラの戦いとは、アルファ1737年、ヴァン・フレイ国のルナティスが、フェローラ国の三魔王ガルゾーマを討つ為に行った一連の戦いの総称である。 戦闘に至るまでの背景 聖なる魔女の名の通り、ルナティスは策謀というよりは、魔女の罠のごとく、布石に布石を重ねた戦いを演出してきた。 アリアス国を橋頭堡として解放し(その後、すぐにガルゾーマの攻撃で奪還されるが、治安安定のため、かなりの数の部隊をアリアスに駐屯させたままにした。これもルナティスにとって幸運なことであった)、フェローラ国に協力するであろうルーン国を封じ込めるため、ティネゼリア帝国、メッツ帝国を動かし、ラ・ディアス帝国のガルゾーマに対する私怨さえも利用する。 徹底的にフェローラ国に協力するであろう勢力を封じ込めたヴァン・フレイ国だが、そこまでしても、魔王の名を持つガルゾーマを倒すには、通常の戦...
  • 第2次グルファ城の戦い
    概要 第2次グルファ城の戦いとは、蜉蝣時代の戦乱の中で、アルファ696年10月、ロードレア国軍とロッド国軍の間に起きた戦いである。 戦闘に至るまでの背景 ▲696年10月における勢力図 ロードレア四天王の一人ラディアは毒矢に倒れ、同じく四天王の一人アリガルは寝首をかかれた。 この2度の事件を裏で操っていたのがロッド国軍師ギザイアである。698年10月28日、ついにロッド国を真正面から討つことを決めたレイディックは、各地の将に集結命令を下し、総兵力12万という大軍を動員させた。 総大将にレイディック、軍師にヴェリア、副軍師にアレス、先陣にバイアラスという磐石の陣営であった。 ラディアの敵討ちというこの戦いに、彼女の愛弟子だったバイアラスの戦意はこれまでになく高揚していた。彼は自軍の旗に「翼」の絵柄を用い、その全てに「舞風の仇討ちを」と書かせた。 バ...
  • アゾル城の戦い
    概要 アゾル城の戦いとは、アルファ686年、ゲーリー国、ゾリメック国連合軍とアゾル国軍の間に起きた戦いである。 一般的にはニィズ砦の戦いの結末として語られることが多いが、本来は独立した戦いである。 戦闘に至るまでの背景 ▲686年1月における勢力図 ゲーリー、ゾリメック連合軍は、ニィズ砦の戦いで思わぬ苦戦を強いられていた。 しかし、三路からアゾル城を目指していたこともあり、別ルートの二つの軍勢は、着実にアゾル城に接近、ニィズ砦に釘付けにされていた本隊も、砦から脱出するラディアを追撃して、そのままアゾル城へと向かった。 両軍の戦力 攻撃側 守備側 ゲーリー、ゾリメック連合軍 軍勢 アゾル国軍 総兵力35000 兵力 総兵力5000 マラ 総指揮 ゴル リディアニー...
  • ハイネスブルの戦い
    概要 ハイネスブルの戦いとは、ルーイガルド17327年6月、六界連合軍と帝王軍の間で行われたルーイガルド侵攻作戦中に起きた戦いである。 戦闘に至るまでの背景 ストリアールの戦い(実際は軍勢のぶつかりは存在しない「トラップ」との戦いである)において、ダルスバード艦隊を失った六界連合軍、その報告は地上残留部隊にも届き、将兵は浮き足立った。 逆に、これまで防戦一方なまま、首都まで追い詰められていたスパルス国、そして、一度は降伏したローヴァー国が一気に息を吹き返し、そこにシャクティアナ帝国から派遣されたルーイン率いる覇王将によって、ベレル国の軍勢までもが動き出し、六界連合軍に対する一大包囲網が敷かれた。 数だけならまだ六界連合軍の方が多かったが、艦隊を失った心理的ショックはあまりにも大きく、戦意は消失され、そこに包囲網という追い討ちにより戦う前から連合軍はどこ...
  • ル・ヴァラヴァ・ザードの戦い
    概要 ル・ヴァラヴァ・ザードの戦いとは、蜉蝣時代の戦乱の中で、アルファ697年2月、ベルザフィリス国軍とアル国軍の間に起きた戦いである。 アル国の最後の戦いであり、ルーディア包囲網が事実上崩壊する戦いでもある。 戦闘に至るまでの背景 ▲696年10月における勢力図 ロッド国への電撃的侵攻を続けていたロードレア国を、レイディックの弟アイルに反逆させる(ルバークの乱)という手で撤退させるべく手を打っていたベルザフィリス国。 そのベルザフィリス国自身も、大掛かりな出陣の準備にとりかかっていた。 バルド国が滅びてからルーディア包囲網連合軍は、急速に互いの連携行動を欠きはじめた。別にバルド国が連合の楔として重要な役割を働いていたわけではない。連合参加の一国が滅びた事から「共にルーディアに当たる」から「ルーディアと対峙する危険は他国に押し付ける」という思考に傾...
  • ドルリア砦の戦い
    概要 ドルリア砦の戦いとは、アルファ684年、バルディゴス討伐連合軍とルディック帝国軍の間に起きた戦いである。 ここでは、前哨戦となった戦いも併せて表記する。 戦闘に至るまでの背景 ▲684年6月における勢力図 バルディゴス討伐連合軍の侵攻をしったバルディゴスは、ルディック帝国の兵力を総動員して迎撃の態勢をとった。ルディック城への道は天然の山地に阻まれ、数少ない街道にはドルリア砦、レッド・ロウ砦という拠点がその道を塞いでいた。 バルディゴスは、ドルリア砦にガリィ、ゾニバリーという歴戦の将を派遣、これに対して連合軍は、ドルリア砦方面にゴルを総大将にライグ、キャルス、サリーア、メスロー、ディアルを派遣した。 両軍の戦力 攻撃側 守備側 バルディゴス討伐連合軍 軍勢 ルディック帝国軍 総兵...
  • フィヨルドの戦い
    概要 フィヨルドの戦いとは、アルファ1740年9月、ガライザラ内乱の終結と同時に姿を現した、この内乱を裏で操っていたヴァン・フレイ国が、内乱の勝者であるシオンを駆逐した戦いである。 戦闘に至るまでの背景 ガライザラは、元々国というより騎馬民族の集まりであった。それぞれの民族に長が存在し、更にそれを束ねる長の中の長が居る。 後世、史書をまとめる際に、便宜上「ガライザラ国王」をつけなくてはならないというのなら、その地位にいるのは、数日前まではバシュタルクであったが、ケルティアの戦いにより、その座はシオンに移り渡った。 だが、ガライザラ内乱により戦いが相次ぎ、勝者である筈のシオンが率いる兵力は、既に全盛期の半数にも満たなかった。 そこに突如現れたヴァン・フレイ国の正規軍、そして、その軍勢の中にいたかつての親友。 自分達の、騎馬民族の誇りを賭けた戦いは、そ...
  • ディースの戦い
    概要 ディースの戦いとは、蜉蝣時代の戦乱の中で、アルファ701年1月、ロードレア国と、ベルザフィリス国軍の間に起きた戦いである。 両国が、はじめて真正面から激突した戦いである。 戦闘に至るまでの背景 ▲700年6月における勢力図 ヴェリアがロードレアの新たなる国主となってからも、戦いはそれまでと同じく、いやそれまで以上に激しく続いていた。 ロードレア国、ロッド国、フェルスデッド国、ロー・レアルス国、ベルザフィリス国、時には結び、時には戦う5国の乱戦は各地で一進一退の攻防を続け、701年を迎えていた。 シャリアル国が滅亡し、ロッド国も大きな脅威とはならなくなった為、ベルザフィリス国とロードレア国が、ついに国境を挟んで直接対峙することとなる。 ルーディア包囲網が敷かれていた時代には、ルーディアとロードレア国は、共通の敵の前に協力体制を結んでいたが、そ...
  • カティアの戦い
    概要 カティアの戦いとは、ルーイガルド17327年3月、六界連合軍によるルーイガルド侵攻作戦における戦いの一つにして、連合軍の本格的な進軍がはじまり、最初に立ちはだかったローヴァー国と交戦した戦いである。 戦闘に至るまでの背景 ローヴァー国は、突如として現れた「謎の大軍勢」の正体が、六界連合軍だということを知るのにそれほど時間はかからなかった。これは、連合軍の方からそう名乗った為であり、自分達の目的を述べた上で軍勢の通過を要求した。 だが、ローヴァー国は、突如現れた軍勢に土足で領土を踏み込むことを許すつもりはなく、すぐさま迎撃の準備にとりかかり、両軍はカティアの地でにらみ合った。 両軍の戦力 攻撃側 守備側 六界連合軍 軍勢 ローヴァー国軍 参戦国 総兵力360000 兵力 ...
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