ゴルゴダ

六界全史内検索 / 「ゴルゴダ」で検索した結果

検索 :
  • ゴルゴダ
    名前 ゴルゴダ・バストール 生没 ルーイガルド (17004~17328) 出身 フェルトビーン帝国 種族 魔族 性別 男 略歴 数代に渡ってフェルトビーン帝国将軍を勤めた家系。まともな勲功より策を弄して他者を陥れる事にのみ奔走する男であり、勇猛といわれた先祖の面影は全くなくなっていた。 自分を軽く見る女帝チカに恨みを持ち、彼女をいつか帝位から引き摺り下ろそうと画策。フェルトビーン帝国に巨大勢力を持つ教祖ジモドと密かに接触、信徒を手足の如く扱うが、ジモドの方も彼を泳がせて、何か事を起こす寸前に彼を売り飛ばし、その手柄をもって自分達の勢力を拡大させようと企んでいた。互いに互いを利用し、いつ見切りを付けるかを水面下で狙っていた関係である。 ルーイガルド17327年、六界連合軍がビアスコア帝国にまで進軍すると、フェルトビーン帝国から派遣された援軍として、バッチ、ルカ、ダスト...
  • ゴルゴダの乱
    概要 ゴルゴダの乱とは、ルーイガルド17328年9月、フェルトビーン帝国で起きた政変である。 それまで、輝皇帝と呼ばれ国民に絶大な支持を受けていたチカだったが、六界連合軍のルーイガルド侵攻作戦がはじまると、カルダザルスの戦い、バスティアーナ要塞攻略戦における連敗で、その支持は一気に地に堕ちた。 チカに私怨を持っていたゴルゴダは、これを好機と考え、ジモドを使い、国民にチカの悪い噂を流し、世論を扇動する。 さらに、その計画に気付いた(とゴルゴダが勝手に勘違いした)バッチを毒殺し、帝都が陥落するより前に行動を起こすべく、チカを私邸に呼ぶ。 表向きは、帝都決戦前に鋭気を養う宴と言われていたが、呼び出したチカを捕らえて六界連合軍に差し出し、帝都を無血開城させることがゴルゴダの計画であり、既に接近をはじめている連合軍のストライアとの連絡も取り合っていた。 しかし、い...
  • ジモド
    ...兵として利用しようとゴルゴダが接近する。ゴルゴダは、ジモドに「宗派統一の聖戦をいずれ起こす」と説得して仲間とし、一方的に利用するつもりであったが、実はジモドの方も、ゴルゴダにそんな力があるとは思っておらず、彼に利用されているふりをしてゴルゴダの計画を探り、もっとも高値で売れる時期をまって、皇帝チカに報告するつもりであった。ジモドはその手柄をもって、自分の存在感を強め、帝国内における発言力とチカの保護を得ようとしていた。 こうして、互いが「自分こそが相手を利用している」と信じ込んでいる歪んだ同盟関係が結ばれた。 しかし、フェルトビーン帝国軍がカルダザルスの戦い、バスティアーナ要塞攻略戦で連敗すると、帝国の未来はないと思い、基本方針は維持したまま、売り手をゴルゴダから六界連合軍へと切りかえ、ゴルゴダの失策を期待しながら、連合に売り飛ばすための準備をはじめる。 その後、ゴルゴダの乱が...
  • バッチ
    ...て要塞も陥落すると、ゴルゴダは露骨にチカへの不信を口に出し、国内に彼女の地位を落とす噂をばらまきはじめる。 その工作に気付いたバッチだが、ゴルゴダは先手を打ち、彼によって毒殺された。 人物 ゴルゴダの工作に気付いて毒殺されたとされているが、実際はまだ気付いておらず、ゴルゴダが気付かれたと勘違いして彼を毒殺したとの説もある。 関連項目 LUNATIC DESTINY
  • ベスア
    ...国へ撤退。 ゴルゴダの乱勃発時には、チカを逃がす為、ゴルゴダの私邸に乗り込み、時間を稼いで討ち取られる。 人物 三代の皇帝に仕えてきた忠臣であり、チカに「爺」と呼ばれ、慕われ、カルダザルスの戦い前哨戦においては援軍であるイルザの作戦に、「自分は武勇に自信はあるが智謀は遅れをとる、お前が立てた作戦を信じてただ言われたことを実行しよう」と、策を聞くこともなくしたがっている。 幼少の頃、チカはベスアのことを「爺」と呼び、ベスアも彼女を孫のように可愛がっていた。 関連項目 LUNATIC DESTINY
  • フェルトビーン
    ...12328年 9月 ゴルゴダの乱勃発。フェルトビーン帝国六界連合軍に降伏。 主な出身者 チカ リナ ルカ バッチ ゴルゴダ ダスト カルザイア ベスア ウィッカー アイリ ジモド この国を舞台とした物語 LUNATIC DESTINY
  • エイクレア攻略戦
    ...獅子身中の虫ダスト、ゴルゴダも居た。 フェルトビーン帝国軍は、バスティアーナ要塞にて六界連合軍を迎え撃つべく守りを固めるが、それと平行してカルザイアは、エイクレアの都市まで進軍を続ける連合軍を奇襲する為、出陣した。 両軍の戦力 攻撃側 守備側 六界連合軍 軍勢 フェルトビーン帝国軍 参戦国 総兵力130000 兵力 総兵力不明 サルファー 総指揮 エリシア 軍師 主要参戦者 第1部隊【六界連合軍本陣部隊】兵力8000   フェルトビーン帝国エイクレア守備部隊 サルファー ジャル ガル ロディ 第2部隊【アルビス国部隊】兵力6100   エリシア ラギ ...
  • チカ
    ...ら従っていたダスト、ゴルゴダが相次いで離反、ゴルゴダの乱が勃発する。 乱から命からがら逃れたチカは、辺境の村に匿われていたが、六界連合軍によってそれも発見される。しかし、彼女を慕う民衆が多いことから、連合軍は説得により彼女を帰属させた。 チカは皇帝としての職務を全うするため、領民達のため、六界連合軍の傀儡となることを承知でフェルトビーン帝国に戻り、見事に国を復旧させたが、それは同時に六界連合軍を潤わせ、ラスブロスの戦いを困難にさせることも理解していた。 皇帝として民衆を救ったチカではあったが、恋する一人の乙女としては、ラスブロスを裏切った自らの行動を許すことができず、ラスブロスが討たれた報告を聞くと、その後を追い自決した。 人物 文武共に優れた能力を持つが、自身が優秀な為、能力に劣る将軍に対しての扱いが冷たく、人の活かし方を苦手とする。その為、面従腹背で本心...
  • カルザイア
    ...っている。 ゴルゴダの乱勃発によりフェルトビーン帝国が降伏すると、アイリと共にシャクティアナ帝国に亡命し、六界連合軍との徹底抗戦を敢行するが、サヌアの強襲を受けて戦死した。 関連項目 LUNATIC DESTINY
  • ガルーダ攻略戦
    ...カ バッチ ダスト ゴルゴダ 第7部隊【フレイミスト・モルコア部隊】兵力3000   レンゲ スレイマン 第8部隊【クロスロード部隊】兵力4000   グラーバル ミッドガルツ マルラ 第9部隊【シルティア部隊】兵力5500   ジュディス クリスアーノ 第10部隊【アルムニエ部隊】兵力4000   グラシス 第12部隊【獣王部隊】兵力11000   霊虎 ガイラス 黒狼 龍牙 第16部隊【ラウンディアス部隊】兵力4000   第18部隊【シュヴァルティア部隊】兵力4000   第20部隊【ヤースクライネ部隊...
  • リナ (フェルトビーン帝国)
    ...退させる。 ゴルゴダの乱が勃発した時に、もいち早く駆けつけチカを救出、スタルスの町付近の村で彼女をかくまう。 チカが六界連合軍に降り、再び皇帝の地位につくと、これを内政面で補佐した。 六界戦争が終結し、チカが自決した後は歴史の表舞台から一切名前を消す。 人物 性格は内気で必要以上に言葉を発しないが、発言には重みがある。 六界戦争終了後、表舞台から姿を消すが、辺境の村に隠遁し、子供達に読み書きを教えていた姿が一度確認されたことがある。ただし目撃者の言葉のみで、明確な証拠が残っているわけではない。 関連項目 LUNATIC DESTINY
  • LUNATIC DESTINY
    ...リナ ルカ バッチ ゴルゴダ ダスト カルザイア ベスア ウィッカー アイリ ジモド ロスティック国 レフィル サルディーシャ国 カルス ガディア クルス ザルカ国 アルミス ルナ ボルス ヴィルガード レキレキ その他 バルザック ネームレス
  • ストライア
    ...して勝利を収めると、ゴルゴダの内通から、彼を利用する策を実行、フェルトビーン帝国の疲弊を間接的に演出し、負の遺産を全てゴルゴダに背負わせて処刑した。 17329年8月、シャクティアナ帝国との決戦となったエリス・ラゴンの戦いに参戦するが、ラスブロスの猛攻により一度は撤退、六界連合軍はその直後にラスブロス強襲作戦を行い、サヌア傭兵団の強襲を成功させる為の陽動部隊として帝都で奮戦した。 六界戦争終戦後はラ・ディアス帝国に帰国し、ウラヌス制圧にも多大な功績を残し、更なる栄達を果たしたが、彼の欲望に終わりはなく、トルティナ、ロップスを完全併合するべく策を弄する。 だが、帝国内において七騎士反乱が勃発すると、今後の情勢をすばやく読み取り、いち早く反乱側に寝返る。 彼自身は勝利の確信を持っての寝返りだったが、その身替りの早さから使命を受けての潜伏ではないかとの警戒心を呼び、酒宴の最中...
  • カルダザルスの戦い
    ...ーザス レイア ゴルゴダ 第14部隊【ヴァルキリア部隊】兵力3200   シャクティアナ帝国援軍第1部隊 兵力3400 ベチカ ストライア イルザ パール 第19部隊【アルビオス部隊】兵力3000   シャクティアナ帝国援軍第2部隊 兵力2700 ルーイン 前哨戦 ゲルトエルトの戦い 47-2.JPG 不意打ちの筈だったゲルトエルトに、既にウィッカー、アイリが待ち伏せしていた。彼らは地面の下に仕込んでおいた火薬を目掛けて炎の法術を放ち爆発させる。そして、怯んだ連合軍に向かって、後方に伏せていたイルザ、ベスア、ルーインが襲い掛かる。 ベレル国攻略においても、自らの策の失敗を悔やみ、自信喪失していたエリシアは、完全に読まれていたこの作戦で一瞬茫然自失となる。ラギの説得ですぐに陣形を...
  • アイリ
    ...国へ撤退。 ゴルゴダの乱勃発によりフェルトビーン帝国が降伏すると、同じ四牙将カルザイアと共にシャクティアナ帝国に亡命して仕官、再び連合軍と対峙する。 しかし、カルザイアもサヌアに討たれ、アイリは戦いでも知略でも勝てない事を悟ると、一つの決意を実行に移した。 自ら捕虜となり、兄と仲間の戦死で精神が崩壊し、サヌアを兄と思い込むことでかろうじて均衡を保っているという「芝居」をはじめた。最も憎むべき兄の仇を、最も敬愛していた兄と信じ込む、これは想像以上に彼女の精神を蝕む芝居であったが、これを演じきり、サヌアがラスブロスを討ち取るという最高の舞台で彼の背中を刺した。 サヌアは残された力を振り絞りアイリを刺し返すが、この時彼女は兄のいない世界に未練はないと、それを避ける事もしなかった。 関連項目 LUNATIC DESTINY
  • 物語別登場人物一覧
    ...リナ ルカ バッチ ゴルゴダ ダスト カルザイア ベスア ウィッカー アイリ ジモド ロスティック国 レフィル サルディーシャ国 カルス ガディア クルス ザルカ国 アルミス ルナ ボルス ヴィルガード レキレキ その他 バルザック ネームレス rogo-az.GIFLOST MOON FLEET アーズ国 サウラ アリン ラベリス トウリョ サルファー ガル トウマ ジャル カラ トミラス アルスレーナ ゴルドバ ラシャ ファルケ イルス ナスティ ビーストバリア国 ベルーマ マジタ 霊虎 黒狼 青龍 火龍 フレイミスト国 リョウ ガリュウ レンゲ ロディ エレナ アトレティア国 ジルダー ロスティ ジェルダー ゲルジュ ベルマ ムガ ガバゼ ...
  • バスティアーナ要塞攻略戦
    ...大勝利を収めた。 ゴルゴダは露骨にチカへの不信感を口にしはじめ、バッチと対立、密かに「チカがラスブロスに媚びる為だけにこの戦いを引き起こして、国を滅亡に導こうとしている」と市井に噂を流し民衆にチカ不信を植え付ける。さらにその工作を見られた為、バッチを毒殺した。
  • ルーイガルド
    ...17328年、9月、ゴルゴダの乱勃発、フェルトビーン帝国六界連合軍に降伏。 17328年、11月、ディージャ国に、ラドリザン、レイトン、ガーマスからの軍勢が到着、ここに真の意味で「六界連合軍」となる。 17328年、12月、ディージャ国に、現れた南方六界連合軍に対して、シャクティアナ帝国を中心としたコルト国、ル・マンティス国、クリート国による軍勢が対峙、ブスケルツの戦いにおいて南方六界連合軍を打ち破る。 17329年時の勢力図 (クリックで拡大) 17329年、4月、六界連合軍が最終目的地であるシャクティアナ帝国の領土に向かって出陣、シャクティアナ領遠征がはじまる。 17329年、11月、六界連合軍とシャクティアナ帝国の間で最大の決戦となるエリス・ラゴンの戦いが勃発、その直後に行われたラスブロス強襲作戦によりラスブロス戦死。六界戦争終戦となる。 17329年 12月、六界連...
  • ルーイガルド侵攻作戦
    ...17328年、9月、ゴルゴダの乱勃発、フェルトビーン帝国降伏。 17328年、11月、ディージャ国に、ラドリザン、レイトン、ガーマスからの軍勢が到着、ここに真の意味で「六界連合軍」となる。 17328年、12月、ディージャ国に、現れた南方六界連合軍に対して、シャクティアナ帝国を中心としたコルト国、ル・マンティス国、クリート国による軍勢が対峙、ブスケルツの戦いにおいて南方六界連合軍を打ち破る。 17329年、4月、フェルトビーン帝国で戦力を立て直した六界連合軍が、最終目的地であるシャクティアナ帝国の領土に向かって出陣、シャクティアナ領遠征がはじまる。 17329年、11月、六界連合軍とシャクティアナ帝国の間で最大の決戦となるエリス・ラゴンの戦いが勃発、その直後に行われたラスブロス強襲作戦によりラスブロス戦死。六界戦争終戦となる。 終戦後 アルファ、ザールック、ルーイガルド出...
  • シーナ
    ...は残されていないが、ゴルゴダの乱で行方をくらましたチカを発見し、説得して帰参させたのも、サヌア傭兵団と言われている。 17329年8月、シャクティアナ帝国との決戦となったエリス・ラゴンの戦いに参戦するが、ラスブロスの猛攻により一度は撤退、六界連合軍はその直後にラスブロス強襲作戦を行う。 この、もはや戦略、戦術の範疇ではなく、「成功すれば勇者の英雄譚」に近い最終決戦において、ロリスザードに殉じるつもりであったが、土壇場でシーナをなんとしても生還させたいと考えたロリスザードに離脱を命令され、涙ながらにこれを承諾。戦いの後、ロリスザードの遺品となった剣を携えてヴァーグリア国へ帰還する。 その後、ヴァーグリア国は大きな戦いもなく、シーバズルと幸せな日々を送っていたが、1747年、突然の病魔に蝕まれ、マルタナの看病も空しく、シーバズルに看取られて眠りについた。 人物 ...
  • ロリスザード
    ... 公式史料はないが、ゴルゴダの乱で行方をくらましたチカを発見し、説得して帰参させたのも、南方六界連合軍の元へ単身赴き繋ぎをとったのも、サヌア傭兵団と言われている。 17329年8月、シャクティアナ帝国との決戦となったエリス・ラゴンの戦いに参戦するが、ラスブロスの猛攻により一度は撤退、六界連合軍はその直後にラスブロス強襲作戦を行い、サヌアと共にラスブロス強襲の戦いで傭兵団として城に突入、彼を帝王の元へ向かわせる為、帝王親衛隊グラスシードを討ち取り、ザグリードと壮絶な戦いの末、刺し違えて絶命する。 人物 剣、法術、智謀、全てにおいて才能を発揮したいわゆる天才であり、何をさせてもすぐに一流となったが、決して一番にはなれなかった。それは、天才であるが故に、一つの道のみを極めようとする努力を嫌った為といわれ、本人も時折自分が将軍なのか剣士なのか判らず、決めることもできない...
  • サヌア
    ...、公式史料はないが、ゴルゴダの乱で行方をくらましたチカを発見し、説得して帰参させたのも、南方六界連合軍の元へ単身赴き繋ぎをとったのも、サヌア傭兵団と言われている。 これらの活躍が事実なのか、後の「物語・伝説」として次々と彼らの手柄に変換されたのかは、いまとなっては確認する術はない。 17329年8月、シャクティアナ帝国との決戦となったエリス・ラゴンの戦いに参戦し、ラスブロスの本陣にまで乗り込み一太刀浴びせる。 決戦そのものはシャクティアナ帝国軍に敗れて撤退するもののも、その直後にサヌア傭兵団によるラスブロス強襲作戦が行われ、六界戦争に決着をつけるラスブロス討伐を成し遂げる。 しかし、サヌアもこの最後の強襲作戦から生還することはなかった。 伝承によると、カルダザルスの戦いでサヌアに討たれたウィッカーの妹アイリは、サヌアへの復讐を成し遂げる為、精神を崩壊させた演技をして彼...
  • ボルゴス
    基本情報 名前 ボルゴス・ゴディ 生没 アルファ (661~698) 出身 ロードレア国 種族 人間 性別 男 略歴 レイディックを初陣から支えてきた将軍。 猛将として戦場では活躍したが、性格は短気にして粗暴。しかし、レイディックは彼の性格をよく熟知し、手綱をしっかりと握って使いこなしていたため、レイディック時代には特に衝突や問題を起こすことはなかった。 アリガルと共に双璧となって先陣を駆け抜けて手柄を重ね、後にシャリアル国との国境に配備される。 駐屯先の城主オーバストとは性格が合わず、密かに失脚を謀るが、それよりも前にオーバストが病で世を去ったため、労せずして後任として城主に任命された。 その後、自由に軍勢が動かせる立場となると、シャリアル国と何度も対陣、睨みをきかせ続け、フィードの戦い(693)前哨戦では、レイディック本隊到着までシャリアル三牙王の攻撃を篭城戦...
  • ゴルド
    基本情報 名前 ゴルド・エンリクス 生没 アルファ (1682~1739) 出身 アリアス国 種族 人間 性別 男 略歴 アリアス国王バーチャの側近だった男。 アリアス国は一度はフェローラ国に完全に統合され、国ではなくフェローラ国内の一領土となるが、その直後にガルゾーマが戦死、混乱に乗じて、フェローラ国が派遣していた領主をゴルドが討ち取る。 その後、空席となっていた国王の座を巡って内乱が起きるが、ゴルドはリムクラブと並んでその大本命になる。 しかし、ヴァン・フレイ国と共に攻め込んできたリムクラブの軍勢を相手にマイドルシンの戦いにおいて激突し、敗死した。
  • ゴルギウス
    基本情報 名前 ゴルギアス・ギア・ロック 生没 アルファ (1583~1719) 出身 ガライザラ 種族 魔族 性別 男 略歴 シオンの父、暴嵐虎と呼ばれた猛将。 ガライザラは、国というより様々な民族の集合体であり、ゴルギウスは主義も主張も異なるそれぞれの民族を纏め上げる器量と人徳をもち、他国で言う「国王」に近い存在として、ガライザラを統治していた。 しかし、1729年突然の病死により、部下であったバシュタルクがその地位を引き継ぐこととなる。 人物 バシュタルクに暗殺されたと思われるが、確かな記録はない。ただ、バシュタルクはシオンの矛先をかわすため、「ゴルギウスはガルゾーマに暗殺された」と吹き込んだ。ガルゾーマという絶対的過ぎる存在が相手なら、(その頃年端もいかない子供だった)シオンは泣き寝入りするしかないと思っていた為である。 「ギア」とは、ガライザラ...
  • ゴル
    基本情報 名前 ゴル・ボーン 生没 アルファ (636~686) 出身 ルディック国 種族 人間 性別 男 略歴 アゾル国主。 善政を敷き、ラディアやリヴァといった名将、そして民衆に慕われていた。 蜉蝣時代以前から、既に各国は国境付近で小競り合いや不穏な空気が渦巻いていたが、アゾル国においては、隣国ロードレア国、ゾリメック国との間に外交問題もなく、レイディックとの親交も深かった。 バルディゴス討伐連合軍(684)が結成されると、偽帝を討つためこれに参加し、盟主ボルゾックを補佐する参謀に推薦される。 ドルリア砦の戦いでは、ラディアを派遣して窮地に立たされていたイージル国軍を救援するも、決戦となったルーズの戦いでは、カルディスの猛攻を受け、主力の精鋭騎馬部隊を失う。 その為、連合解散後は兵役の任を解き、兵士の多くを本来の農民に戻した。 更に税率を下げ、国力の...
  • ゴルドバ
    基本情報 名前 ゴルドバ・ナル 生没 ザールック (3294~3331) 出身 アーズ国 種族 人間 性別 男 略歴 アーズ国将軍。ラシャとは兵卒時代から同じ戦場を共に駆けた仲で、互いに友誼をもっていた。 ザールック3325年モルコアの戦いにおいて、サウラに横槍を入れ様とする敵部隊を自らの突撃によって遮断し、勝利に大きく貢献する。 3326年5月、五カ国連合会談で結成された連合軍によるリゼルバ攻略戦にも参戦するが、勝利を目前にしながら、アルスレーナの判断ミスにより連合軍は瓦解、アトレティア国軍の反撃を受けて軍勢を半壊させながら撤退する。しかし、翌3327年4月に行われた第二次リゼルバ攻略戦に引き続き参戦、ゴルドバ自身も最前線で果敢に戦い、歴史的逆転勝利に貢献した。 それ以後も、3328年チャリオスの戦い、3329年アーズ国戦史上最大の激戦として名前を刻むリゼル...
  • ゴルディア
    基本情報 名前 ゴルディア・エフェク 生没 アルファ (662~687) 出身 ルディック国 種族 人間 性別 男 略歴 ルディック国将軍。 バルディゴス討伐連合軍(684)との戦いで、ドルリア砦の戦いの前哨戦となったガズス砦の戦いに参加。自らの武勇に自信を持っていたが、これがはじめての実戦であり、その自信はあくまでも訓練場でのものにすぎなかった。 この初陣となる戦いで、シャリアル国将軍ギディスの部隊を追い詰めるが、あまりにも速やかな撤退に副官は罠の危険性を説く。しかし目の前を逃げていく部隊という餌の魅力には勝てず追撃を命じた彼は、危惧したとおり罠にかかり、深追いしたところを伏兵に襲われて戦死する。 関連項目 蜉蝣戦記
  • 蜉蝣戦記武将一覧
    rogo-kagerou.GIF蜉蝣戦記 蜉蝣時代簡略年表 武将ファイルを開く(別ウィンド) 群雄割拠図を開く(別ウィンド) ※群雄割拠の物語なので、複数の国に所属した将軍は重複して表記、並びは五十音順。 ロードレア国 アイル アリガル アルヴァドス アルガード アレス イル ヴェリア 0.JPGエルジレア グローリヴァス グロライド ケイア サリーア ザルス 0.JPGザロ シルヴァス ソフィス デイズ ナッシュ 0.JPGノース ノイア バイアラス バグゼス バドス ファクト 0.JPGファリア ファルザス フィリス ブゥル 0.JPGボゥル ボルゴス ミリフォン ミルナス ミルフィー メシズ メディ メネヴァ ラディア ラドゥ リディ 0.JPGリューズ ルガッツ 0.JPGレア レイアス レイディック レイバード ロゥズ ロザグ ロ...
  • 蜉蝣戦記
    rogo-kagerou.GIF 英雄・豪傑入り乱れる、群雄割拠の時代を制するのは……【蜉蝣戦記】本編を読む。 人々は、国という組織を作り始め、歴史という資料を残し始めた。 数多くの滅亡と繁栄を繰り返す中、一つの歴史がそこにあった。 「皇帝」 その大陸の覇者はそう呼ばれていた。 大陸を統一した者だけが名乗ることが許されたその者は、大陸をいくつもの区に別け、自らの配下を統治者として派遣した。 やがて時は流れ…… 自らの領土で力を蓄え始めた領主達は、皇帝すら凌駕する独自の「国」を築き上げ、「国主」を名乗るまでになっていた。 地上歴684年 皇帝を補佐する存在であったバルディゴスは、既に権威を失いつつあった皇帝を毒殺。 その一族を蟠踞乱戦争と呼ばれる十日間の戦いによって攻め滅ぼすと、自らが皇帝の地位を名乗った。 ...
  • ファクト
    基本情報 名前 ファクト・ローザ 生没 アルファ (642~711) 出身 シャリアル国 種族 人間 性別 男 略歴 シャリアル国将軍。 ロードレア国軍とのフィードの戦いの最中、ボルゴスに敗れて捕虜となるが、ボルゴスにその度量を見込まれて、以後は配下となる。 しかし、698年の「ロードレアの内乱」で、ボルゴスが空白となった国主を狙う一人となるが、そこに未来は無いと見て、素早くヴェリアに内通する。 その後ロードレア滅亡の前哨戦クルス山地の戦い(708)で、多くの勇将が国に殉じて散っていく中、ただ一人降伏してロー・レアルス将軍となる。 ルディックの陣(711)では降伏することなく最期まで戦い、落城する城を包む炎の中に身を投じた。 人物 降伏に降伏を重ねて最期は身の置き所を失った一生だったと言われているが、戦う前にどちらが勝利するかを的確に判断する先見力と...
  • ロードレアの内乱
    概要 ロードレアの内乱とは、蜉蝣時代の戦乱の中で、アルファ698年5月から7月に渡って繰り広げられた、レイディックの後継を巡って行われたロードレア国内の戦いである。 戦闘に至るまでの背景 ▲698年5月における勢力図 レイディックの横死により、ロードレア国は、空席となった国主の座を巡っての戦いが始まった。 この戦いに名乗りを上げたのが軍師ヴェリアを筆頭に、ボルゴス、デイズ、ミルフィー、そして本人が名乗り出た訳ではないものの、自動的にその立場に置かれたアルヴァドスであった。 また、この時点ではフィリスは明確な意思表示をしなかったものの、独自に兵を集めていた事は確かである。 ヴェリアはまずは軍勢をまとめて東へと向かった。その先に立ちはだかるボルゴスを討伐するためである。 この時代、兵士は民からの交代式の徴兵制で、普段から各地に駐屯し、大掛かりな遠征で...
  • グスタフ
    基本情報 名前 グスタフ・ミルゴ 生没 ザールック (3281~3333) 出身 モルコア国 種族 人間 性別 男 略歴 3313年に即位したモルコア国王だが、モルコア国は3308年にアトレティアの進軍を受け、実質上の属国とされている為、形だけの王である。 しかし、3325年のモルコアの戦いによって独立、しかし支配者がアトレティア国からアーズ国に変わるだけで、引き続き属国扱いとされた。 更にアルスレーナは、属国ではなく完全に国を統合するべく、グスタフを酒宴に招いて暗殺、これが神器衆クーデター事件のきっかけとなる。
  • マイドルシンの戦い
    概要 マイドルシンの戦いとは、アルファ1739年、5月、アリアス国内でおきていた内乱の決着をつけた戦いである。 戦闘に至るまでの背景 アリアス国は、空白となった王位を巡り、4つの派閥に別れて争っていた。 中でも、ゴルドとリムクラブがその中の最大勢力であり、民衆の支持はバーチャの甥でありながら、暴君であったバーチャと違い、良識人であったリムクラブに傾いていた為、ヴァン・フレイ国は素早くリムクラブと接触、軍事協力と引き換えに、王位を継いだ後はヴァン・フレイ国と同盟を結ぶ交渉を行った。 当初は、ヴァン・フレイ国の傘下となることを危惧し、難色を示したリムクラブであったが、ゴルド派との戦力は拮抗しており、このまま自力で戦い続ければ勝利の保障もなく、また勝利を収めたとしても共倒れの可能性もあり、結局ヴァン・フレイ国が同格の同盟を結ぶと約束したことを信じ、この援軍を...
  • ドルリア砦の戦い
    概要 ドルリア砦の戦いとは、アルファ684年、バルディゴス討伐連合軍とルディック帝国軍の間に起きた戦いである。 ここでは、前哨戦となった戦いも併せて表記する。 戦闘に至るまでの背景 ▲684年6月における勢力図 バルディゴス討伐連合軍の侵攻をしったバルディゴスは、ルディック帝国の兵力を総動員して迎撃の態勢をとった。ルディック城への道は天然の山地に阻まれ、数少ない街道にはドルリア砦、レッド・ロウ砦という拠点がその道を塞いでいた。 バルディゴスは、ドルリア砦にガリィ、ゾニバリーという歴戦の将を派遣、これに対して連合軍は、ドルリア砦方面にゴルを総大将にライグ、キャルス、サリーア、メスロー、ディアルを派遣した。 両軍の戦力 攻撃側 守備側 バルディゴス討伐連合軍 軍勢 ルディック帝国軍 総兵...
  • ゼイレアンの戦い
    概要 ゼイレアンの戦いとは、蜉蝣時代の戦乱の中で、アルファ690年2月、ロードレア国軍とロー・レアルス国軍の間に起きた戦いである。 五回に渡って繰り広げられた戦いの最初の対決にして、レイディックとカルディスが、国主として最初に迎えた決戦として知られている。 戦闘に至るまでの背景 ▲689年4月における勢力図 ロードレア国とロー・レアルス国、レイディックとカルディス、二人の対決はもはや時間の問題であった。 事実、国境を接してからは緊張状態は極限まで高まり、小競り合いは幾度となく勃発、それでも、この年まで両雄が直接対決を避けていたのは、お互い背後に敵を持っていた事が原因であった。 しかし、ロードレア国は背後を脅かすロッド国と同盟を結ぶことに成功。ロー・レアルス国より早く攻勢の構えを取ることができた。 ここに両雄は、バルディゴス討伐連合軍以来の直接対決...
  • バシュタルク
    基本情報 名前 バシュタルク・ヤヌス・レイグリア 生没 アルファ (1685~1740) 出身 ガライザラ 種族 魔族 性別 男 略歴 騎馬民族の集合体で、国家ではないガライザラだが、後世「その時ガライザラで最大の勢力と発言力を持つ者」を便宜上「国王」と呼ぶ場合がある。 彼らは周辺諸国ほどの文明を持たず、一つの戦いのたびに部族間で同盟が結ばれ、戦いが終わればすぐに寝首をかく様な裏切りの日々を送っていた。 バシュタルクは、六界戦争末期の頃にガライザラで最大の勢力を誇っていたゴルギウスの腹心であり、ゴルギウス病没後その後を継いだ。 ゴルギウスの娘であるシオンの保護者でもあったが、彼女の能力と人望を恐れ、なるべく兵力を与えずに飼い殺しにするつもりであった。そのためシオンとは事あるごとに対立し、ガルゾーマの号令により、アリアス国へ出兵したときもシオンには留守を命じた(...
  • アゾル城の戦い
    概要 アゾル城の戦いとは、アルファ686年、ゲーリー国、ゾリメック国連合軍とアゾル国軍の間に起きた戦いである。 一般的にはニィズ砦の戦いの結末として語られることが多いが、本来は独立した戦いである。 戦闘に至るまでの背景 ▲686年1月における勢力図 ゲーリー、ゾリメック連合軍は、ニィズ砦の戦いで思わぬ苦戦を強いられていた。 しかし、三路からアゾル城を目指していたこともあり、別ルートの二つの軍勢は、着実にアゾル城に接近、ニィズ砦に釘付けにされていた本隊も、砦から脱出するラディアを追撃して、そのままアゾル城へと向かった。 両軍の戦力 攻撃側 守備側 ゲーリー、ゾリメック連合軍 軍勢 アゾル国軍 総兵力35000 兵力 総兵力5000 マラ 総指揮 ゴル リディアニー...
  • 黒耀騎兵団
    概要 黒耀騎兵団とは、ガライザラのシオンが作り出した部隊である。 騎馬民族の為、全軍を騎馬部隊で固めたが、その鎧を黒一色で固めたことから名づけられた。 黒一色の波の中に、シオンやイクルテイ、グラーバルといった将が立つ事で、彼らがよけいに引き立てられた。 一説によればゴルギウス直属の騎馬部隊も黒備えの武具で身を固めていたとされ、シオンが全軍を黒一色で統一したのは猛将として名高い父親にあやかったためとも、自らがゴルギウスの後継者であることを対外的に示そうとしたためともいわれている。 後にフェローラやアリアスに潜伏していたガルゾーマの残党を糾合することで勢力を拡大したが、急速な成長はバシュタルクの危機感を煽ることにつながり、皮肉にもガライザラ内乱が勃発する火種となった。 関連項目 称号 ガライザラ
  • バーナ
    基本情報 名前 バーナ・ボルゴス 生没 ルーイガルド (15382~17329) 出身 シャクティアナ帝国 種族 魔族 性別 男 略歴 シャクティアナ帝国でも最大の権限を持つ帝王親衛隊の一人で氷輝帝の名を持つ。親衛隊は任命されるまでは相当の勲功を必要とするが、任命されるとその名の通り帝王ラスブロスの膝元に居る期間が長くなる。ラスブロス自らが戦場に立つ様な戦局は滅多にない為、親衛隊が戦場に出る事も自然と少なくなり、必然的に世間からその名前は消えていくこととなるが、水面下では様々な働きを見せた。 17323年、シャクティアナ帝国への進軍を画策したランクヘン国に、逆に先制攻撃を加えるべく、帝王親衛隊、覇王将が久しぶりに一同に会し、ランクヘン国を攻め落とした。 その後六界連合軍によるルーイガルド侵攻がはじまり、親衛隊であるバーナもイルザと軍勢を引きつれ最前線に立つことと...
  • オーディス
    基本情報 名前 オーディス・バルゴアス 生没 ラドリザン (1231~1302) 出身 ラグライナ帝国 種族 人間 性別 男 略歴 細見で無表情、冷たい印象を与える男。 性格は真面目で味方や民衆には優しいが、その反面敵に対しては冷たい。 1253年3周期14日目、ラグライナ帝国とガルデス共和国の間で起きたモンレッドの戦いに総指揮官として出陣し、勝利に貢献する。 1255年、9周期23日目フェルグリアの戦いに参戦し、カオス部隊の前に一度は突破を許すが、その後はミナと合流し、共に本陣へ突撃しようとする後続部隊を遮断した。翌年の第3次モンレッドの戦いにも参戦、ラヴェリアの突撃により半壊しつつも、帝国本陣への突破をついに許さなかった。 その後、クァル・アヴェリの戦いに参戦。更にガルデス共和国首都を目指して進軍したが、その最中ノスティーライナの戦いにおいてラヴェリア...
  • ゴズ
    基本情報 名前 ゴズ・ボース  生没 アルファ (651~684) 出身 ロードレア国 種族 人間 性別 男 略歴 ルディック国将軍。 バルディゴス討伐連合軍(684)を迎え撃つ戦いで、ドルリア砦の戦いの前哨戦ガズス砦の戦いに、ゴルディアの副将として参戦。 この戦いでシャリアル国のギディスに挑むが、破れて敗死する。 関連項目 蜉蝣戦記
  • シオン
    基本情報 名前 シオン・ヴァルナ・ロック 生没 アルファ (1715~1740) 出身 ガライザラ 種族 魔族 性別 女 略歴 「暴嵐虎」と呼ばれたガライザラ王ゴルギウスの一人娘、騎馬を手足の様に扱ったことから、本人は「騎将姫」と呼ばれた。 ガライザラは、国というより様々な民族の集合体であり、ゴルギウスは主義も主張も異なるそれぞれの民族を纏め上げる器量と人徳をもっていたが、突然の病死により、部下であったバシュタルクがその地位を引き継ぎ、当時子供だったシオンは「姫」と呼ばれるお飾りの状態となる。 ノスタル高原の戦いでヴァン・フレイ国と戦い、傭兵サヌアもその実力に感嘆し、騎馬部隊を率いたその戦いぶりは、父ゴルギウスの再来とも呼ばれた。 また、ガルゾーマを討つ為、強行軍を進めるサヌア達と遭遇し、再戦を果たそうとするが、ヴァン・フレイ国の猛将ガリックが立ちはだかる。サヌアと...
  • アゾル
    エンブレム 正式名称 / 統治体制 アゾル国 / 君主制 特徴 ルディック国領内におけるアゾル区に過ぎなかったが、ルディック国の求心力が失われ、600年代に国として独立。領主は国主を名乗った。 歴史 451年 ルディック国領内におけるアゾル区として設立。 600年代 ルディック国の求心力が失われ、各区は既に独立国として振舞う。 684年 バルディゴス討伐連合軍に参戦。 686年 1月、ゲーリー国、ゾリメック国の連合軍に攻められ、ニィズ砦の戦い、アゾル城の戦いが起き、アゾル国滅亡。 主な出身者 ラディア ゴル リン この国を舞台とした物語 蜉蝣戦記
  • ニィズ砦の戦い
    概要 ニィズ砦の戦いとは、アルファ686年、ゲーリー国、ゾリメック国連合軍とアゾル国軍の間に起きた戦いである。 一般的には、パザルアンの戦い、アゾル城の戦いも、ここに内包して説明することが多い。 戦闘に至るまでの背景 ▲686年1月における勢力図 バルディゴス討伐連合軍解散後にはじまった乱世は、各地で戦いを生んでいた。 仁君で知られるアゾル国の国主ゴルも、ゲーリー国のマラに領土を急襲され、エルグライ城を奪われる。仁君であったが為に軍備の増強に積極的でなかったことがここにきて裏目にでていた。それでも、エルグライ城を橋頭堡に再三国境を侵略してくるゲーリー国軍を撃退、勝利できたのは、国主の人柄から兵士たちの士気が高かったためである。 これに業を煮やしたゲーリー国主マラは、軍師リディアニーグを使って本格的に動き始める。リディアニーグがまずうった手は隣国ゾリ...
  • トルキアス
    基本情報 名前 トルキアス・ルグプ・ボスト 生没 アルファ (1698~1740) 出身 ガライザラ 種族 魔族 性別 男 略歴 ガライザラ騎馬民族長の一人、シオンの父ゴルギウスに心酔していた部下で、ガライザラ内乱勃発時、その幻影を求めてシオンの元にはせ参じる。 しかし、圧倒的兵力で迫るバシュタルクに恐れを抱き、リオステリアの戦いにおいて裏切る。 シオンは、陣形をもって大軍でありながら乱雑に攻めるバシュタルクを押さえ込んでいたが、兵法を知らないトルキアスは、シオンが単純に手も足も出ないだけと判断して寝返った。 しかし、勝利の立役者にも関わらず、彼は敵対した者はこうなるという見せしめとしてバシュタルクに処刑された。 関連項目 LUNATIC DESTINY
  • リヴァ
    基本情報 名前 リヴァ・ファルス 生没 アルファ (660~686) 出身 アゾル国 種族 人間 性別 男 略歴 アゾル国軍師、国主ゴルを慕い、ラディアを妹のように可愛がり、彼女に治世術、歴史、兵法を教えてもいる。 バルディゴス討伐連合軍ではルーズの戦い(684)で、カルディス隊の猛攻を受けて壊滅寸前にまで陥るが、単身レイディックの元まで走り援軍を呼び寄せている。 連合解散後は治世に務めるが、ゲーリー国、ゾリメック国連合軍の攻撃により、リヴァも前線で指揮をとることとなる。 ゲーリー国軍を2度撃退するものの、別働隊に本国へ侵入された為撤退を余儀なくされ、炎に包まれるアゾル本城でラディアを守って全身に弓矢を受けて戦死する。 関連項目 蜉蝣戦記
  • ガライザラ
    正式名称 / 統治体制 ガライザラ地方 / 他民族集合体 エンブレム ガライザラは、数多くの騎馬民族が集合した地域の象徴であり、国家ではない為国旗の類は存在しない。 シオンの部隊が掲げていた旗が最も有名な為、後世これをガライザラの紋章としている。 基本情報 人口 約670万 宗派 自然神 特徴 アルファ、ガルドーラ大陸中央部に位置する広大な草原地帯。 国土の半分を高山とその下に広がる草原地帯に覆われ、その地域は実質上手付かずの自然が残った無人地帯となっている。 太古の時代よりいち早く道具を使いこなし、文明を作り出したが、その後周辺諸国が成長するのに対して、狩猟の時代のまま立ち止まり、やがて他国からは蛮族扱いを受ける。 良馬の出産地であり、人々は子供の頃から靴を履くかの様に馬を操り、熱心に自然神を崇拝し、天候の変化さえも全て神の仕...
  • ラディア
    基本情報 名前 ラディア・ルー・ロゥド 生没 アルファ (667~694) 出身 アゾル国 種族 人間 性別 女 略歴 風の舞姫と呼ばれ、蜉蝣時代を最も美しく、そして儚く舞った将。 蜉蝣時代到来前も、国内の反乱といった戦いは存在していたが、ラディアは5歳のときに、そういった戦いで家族を失った戦災孤児だった。 賊を鎮圧し、帰還しようとしたアゾル国主ゴルに見つかり、自らの指揮で家族を失わせた事に負い目を感じたゴルに拾われた。 ラディアは彼を恩人と思い、何かお返しがしたいと、剣術から治世術、兵法を学ぶ。その結果、驚くべき素質を見せ、あらゆる能力を開花させていった。 やがて将軍となり、その直後に勃発したバルディゴス討伐連合軍(684)にも従軍。ドルリア砦の戦いで敵将ゾニバリーを討ち取り、初陣とは思えない落ち着いた指揮と、剣術によって内外にその名を轟かす。 連合解散...
  • ガン
    基本情報 名前 ガン・ゴルドス 生没 ルーイガルド (15985~17327) 出身 シャクティアナ帝国 種族 魔族 性別 男 略歴 シャクティアナ帝国覇王将の一人、千年将ガン。 17323年、シャクティアナ帝国への進軍を画策したランクヘン国に、逆に先制攻撃を加えるべく、帝王親衛隊、覇王将が久しぶりに一同に会し、ランクヘン国を攻め落とした。 17327年、ルーインと共にシャクティアナ帝国からの援軍としてベレル国軍を率いて(シャクティアナ自身は兵を出さず、将のみを送りベレル軍を率いている、ここに当時のシャクティアナ帝国の威光の強大さを察することができる)六界連合軍をハイネスブルの戦いで撃破する。 続いてカスタリアの戦いにも参戦するが、統率の全くとれていないスパルス国軍では、再編成を果たした六界連合軍とまともに戦うこともできず、ここは後退。 その後は、ベレル国と...
  • @wiki全体から「ゴルゴダ」で調べる

更新順にページ一覧表示 | 作成順にページ一覧表示 | ページ名順にページ一覧表示 | wiki内検索