バスティの虐殺

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  • バスティの虐殺
    概要 バスティの虐殺とは、アルファ1739年5月、ラ・ディアス帝国が行った南方侵略の過程で発生した虐殺事件である。 ラ・ディアス帝国の悲願であった南方進軍において、周辺諸国を戦わずして降伏させるため、小国バスティの首都は、焼け野原となるまで燃やし尽くされ、老若男女から家畜に至るまで全てを殺害せよと皇帝ロンディーナが命じた。 遠征総指揮官スレイナは、勅命には逆らえないとこれを実行、バスティは灰燼と化した。 真相 この虐殺事件により、皇帝ロンディーナの評判は地に落ちる。 だが、この命令は彼が発したものではなく、実際はスレイナが捏造した命令であった。 スレイナはこの時点で既に帝位簒奪を目論んでいた為、皇帝の評判を落とす工作を数多く行っていた、この虐殺事件はその総仕上げにも近い大掛かりな策であり、真相を知っていたのはクリスアーノと、彼の野望を知り、密かに接触し...
  • ラ・ディアス
    ...けた南方侵略においてバスティの虐殺を引き起こし、更にトルティナ国救援として、皇帝自ら出陣したにも関わらず、初戦で大敗し、撃退されるという行為を繰り返し、皇帝の威光は地に落ちる。だがこれは、全てスレイナが画策したことであり、皇帝を貶めたところで、彼がクーデターを起こし、救国の英雄として皇帝の椅子に座った。 歴史 253年  周辺諸国を併合し、ラ・ディアス帝国の原型が出来る。 308年  王が濫立する状態であったが、ディアスが他の王を一掃、この継承戦争と呼ばれる戦いに勝ち残り、ラ・ディアス帝国が正式に生まれる。 861年  強大な帝国として周囲に圧倒的な発言力を持ち、西の皇帝と呼ばれる。 877年 世界大戦時代が到来。トルティナ国とは同盟を結び、東国諸国を次々と併合する。 912年 ウラヌス国と和議を結び、世界大戦終結。 1737年時の勢力図 (クリックで拡大) ...
  • マルキィ
    ...ロンディーナが行ったバスティの虐殺のこともあり、帝国をよりよくする為の政変だと説かれたマルキィは、彼に協力しようと考え始めていた。しかし、その虐殺事件そのものが、皇帝の評判を落とす為にスレイナが仕組んだことだと知ってしまい、彼の元を去る。 フローラと共にヴァン・フレイ国へ向かう筈だったが、追手から逃れるうちに離れ離れとなってしまい、ようやく乗り込んだ船がたどり着いた先はアルビス国であった。後ろ盾もなく、その日の食事にも困った状態でサヌア達と出会い、以後行動を共にすることとなる。 サヌア傭兵団のマスコット的な位置でありながら、スカルオーネの戦いにも参戦、目の前で一方的に打ち倒されるリヴォル帝国軍を見て、かつてのバスティの虐殺のトラウマを思い出してしまう。 リヴォルの戦いにも参戦し、リヴォル帝国の終焉を見届けると、サヌア達と共にアルビス国からヴァン・フレイ国へ渡航。かつての同...
  • ボーン
    ...レイナの遠謀によってバスティの虐殺が勃発、徐々に皇帝ロンディーナの威光は傾きはじめ、1740年のトルティナ国救援においても皇帝自ら出陣しながら緒戦で敗北、これによりスレイナは「民衆救援」の大義名分を得て、自分が皇帝になろうとクーデターを計画する。 これを事前に知ってしまったマルキィは、ボーンに相談を持ち込むが、先手をうたれクリスアーノに内通の濡れ衣を着せられる。 ボーンはマルキィ、フローラの二人を国外に逃がす為、自ら囮となって奮戦し討ち取られた。 ボーンほどの義に厚い男が、スレイナに反抗したと知られれば、スレイナのクーデターの旗印となった「民衆救済」に懐疑心を持つ者が現れるかもしれないと考えたクリスアーノによって、ボーンの死を事故死として処理された。 人物 忠臣であり、ロンディーナの威光が地に堕ち、陣中で堂々と皇帝の悪口が言われる様になっても、最後まで忠誠を...
  • ロンディーナ
    ...が、1739年5月、バスティの虐殺が起き、ロンディーナの名声は地に落ちる。 更に1740年には、同盟国トルティナ救援の為、皇帝自らが出陣。これには、元々小国同士の戦いであった為、自ら大軍を擁して出陣し、約束された勝利を手にして皇帝の威光を取り戻そうという意図があったが、緒戦で突然の奇襲を受けて壊滅する。 こうしてロンディーナの威光は地に堕ちた。 だが、南方における虐殺、そしてトルティナの敗北は、全てスレイナが仕組んだ事であった。 ロンディーナを徹底的に無能、暴君に仕立て上げたところで、スレイナは救国の英雄という形でクーデターを実行。 ロンディーナは皇帝の地位から追い落とされ、民衆の怨嗟の声に包まれた刑場で処刑された。 人物 スレイナの罠によって徹底的に陥れられた為、同情できる部分もあるが、ガルゾーマに私怨を持って戦いを挑み大敗したのは事実である為、同情は...
  • スレイナ
    ...いて、皇帝の暴走からバスティの虐殺が行われ、それに対する反発を鎮めるため、更に度重なる遠征が行われる。 だが、これらは全てスレイナが裏で操っていた皇帝ロンディーナの評判を地に落とす策略であった。 更に1740年4月、ウラヌス国の侵略を受けたトルティナ国に、皇帝ロンディーナ自らが援軍を率いて出陣すると知ると、その情報を流し、緒戦で大敗させる。 ついに皇帝の権威は地に堕ち、スレイナは「民衆救済」という最高の旗印を手に入れて堂々とクーデターを起こし、ロンディーナを処刑した。 この時、真相を知ってしまったマルキィ、フローラ、ボーンには密かに追手を送り、ボーンは討ち取るが、マルキィ、フローラは国外に取り逃がす。 謀略によって手にした帝位だが、元々彼には自信があった為、その後の治世には才能を発揮、六界連合軍によるルーイガルド遠征の話を持ちかけられた時は、新たな植民地を得る機会と主...
  • フローラ
    ...だが、南伐で行われたバスティの虐殺が、実はスレイナが現皇帝ロンディーナの評判を落とすために策謀したことと知り、マルキィと共に国外へ脱出する。 共にヴァン・フレイ国へ向かうはずだった二人だが、脱出の混乱からはぐれてしまい、フローラだけがヴァン・フレイ国に無事に到着する。 彼女はこの国に仕官すると、その才能を認められてあっという間に国の中心人物にまで上り詰めた。 戦術家に才能が集中し、戦略に関しては王女ルナティスの独断に近かったヴァン・フレイ国において、フローラの戦略眼は期待されたのだ。 フィヨルドの戦いで、他国から流れてきたフローラが軍師に任命されるという異例の大抜擢を受けるが、この戦いそのものは疲弊したガライザラを一方的に駆逐するものだった為、目立った勲功はない。 その後、アルビス国を経由して、自由傭兵団の一員としてヴァン・フレイ国へやってきたマルキィと再会する...
  • バスティア
    概要 バスティアとは、ラドリザン、ユーラスティ大陸中央部(通称アレシア大陸)に存在する都市。 政治的にはアデリア海に浮かぶバスティア島全土を領土とする自治都市であり、1268年の永久中立宣言以降、周辺各国から事実上独立した中立地帯となっている。 中立地帯という政治的特性とその立地から、アデリア海有数の貿易都市として繁栄し、各国による外交交渉の舞台としても広く使われていた。 エンブレム 物語では一都市として扱われているが、歴史上においては独立国として見られていた為、エンブレムを記載する。 歴史 900年頃 アウドムラ帝国によって作られる。 1025年 アウドムラ帝国より自治都市として独立。 1184年 ルースの乱に加わることなく、「永久中立」を宣言する。 1261年 バスティアの会談がこの地において開催される。 1526年 クレアクライシスとラコ...
  • クリスアーノ
    ... その総仕上げとなるバスティの虐殺を実行し、全ての布石をそろえると、スレイナと共に政変を起こし、ラ・ディアス帝国ののっとりに成功する。 その後、六界連合軍結成時には、更なる領土欲を求めてルーイガルド侵攻作戦に参戦、遠征軍として自らもルーイガルドへと降り立つ。 政変時にスレイナに靡かず、国外へ脱出したフローラ、マルキィと六界連合軍において再会するが、互いに距離を保った為表立った対立はなく、逆にマルキィの能力を買って傭兵から将軍に推薦している。(ただし、本当にマルキィの才能を見抜いたのか、単なる政変時の混乱に対するせめてもの罪滅ぼしかは不明) ルーイガルド17327年、カティアの戦いにおいて大勝し、楽勝ムードが高まる中、手柄が他国に分散することを恐れたシュバインは、ビアスコア帝国へ艦隊を先行出陣させる案を出す。この作戦はサルファー、エリシア、フローラといった主だった軍師が乗り...
  • バスティアの会談
    概要 バスティアの会談とは、ラドリザン1261年9周期、ルディ、レディス、真田弥生によって行われた歴史的な三者会談である。 経緯 長き戦乱の時代は、誰もが「どこかの国が統一により終わらせる」まで続くと思われていた。 だが、ラグライナ帝国のルディ、ガルデス共和国のレディス、クレアムーンの真田弥生、平和を夢見る三人の女性がそれぞれの国の頂点に立った為、「三者会談による和平への道」という結末を迎えた。 勿論、国のトップがそうしたいと思っても、その通りになるほどあまくはなく、反対派、抵抗勢力といった数々の困難をそれぞれの腹心と共に撃ち破っての結果であり、決して平坦な道のりではなかった。 それまでも、ルディとレディス、ルディと真田弥生は、それぞれの国境において会談を行っているが、三者の会談の場合、その開催場所をどうするかが問題であった。その際、永久中立としとして自...
  • ストライア
    ...に従軍。ここでおきたバスティの虐殺に関して疑問を持ち、スレイナが皇帝ロンディーナの地位を落とすために画策したと読み、政変の時が近いと自らも準備、1740年に政変が起きると、真っ先にスレイナに協力を申し出た。 六界連合軍によるルーイガルド侵攻作戦がはじまると、ルーイガルド17327年カティアの戦い、艦隊を失い、大撤退戦となったハイネスブルの戦いに参戦。 彼が頭角を現すのはこれ以後で、壊滅的打撃を受けた六界連合軍の再編成において辣腕を振るい、軍師の一人にまで上り詰めると、様々な策略を実行することとなる。 しかし、彼の基本戦略はサルファーやエリシアのなるべく多くの国を仲間とする和平路線とは異なり、徹底的に侵略と征服することにこだわった。 再編成後、土台となる土地が必要となった六界連合軍は、クリスアーノの進言により、ローヴァー国、スパルス国に攻め込むこととなった。このときストラ...
  • バスティアーナ要塞
    概要 バスティアーナ要塞とは、ルーイガルドのフェルトビーン帝国が所有していた難攻不落の代名詞的存在の要塞である。 フェルトビーン帝国の建国直後に建造がはじまり、護国の象徴として存在していたが、フェルトビーン帝国が自国の危機に陥ることはほとんどなかった為、実戦を経験したことは少なく、その堅固さを世に知らしめたのは、7785年に勃発したフェルトビーン帝国を二分する内乱であり、堅固さに舌打ちをしたのは他国ではなく、同国の将兵という、失笑すべき皮肉な歴史を背負っている。 しかし、六界連合軍によるルーイガルド侵攻作戦がはじまると、フェルトビーン帝国ははじめて外敵から「亡国の危機」と言える侵入を許し、17328年皇帝チカをはじめとする主力部隊をこの要塞に集結させ、連合軍の侵攻を見据えながら、決戦のために出陣した。 しかし、カルダザルスの戦いにてフェルトビーン帝国軍は大敗し、残...
  • バスティアーナ要塞攻略戦
    概要 バスティアーナ要塞攻略戦とは、ルーイガルド17328年8月、六界連合軍とフェルトビーン帝国の間で行われたルーイガルド侵攻作戦中に起きた戦いであるが、通常の攻略戦とは全く別の戦法を用いている為、通常の「戦闘」とは別扱いされることが多い。 戦闘に至るまでの背景 カルダザルスの戦いにおけるフェルトビーン帝国軍の敗因、それは、六界連合軍が長き戦いを経て、ようやく一つの軍団としてまとまったのに対して、決戦以外の事を考える者を数多く内部に抱えていたフェルトビーン帝国の内情にあった。だが、それはチカの責任ではない。内部に問題を抱えない国家や軍勢などこの世には存在しない。ただ、連合軍の方は、退路のない薄氷の道を歩く、精神的に追い詰められた特殊な状態がうみだした、幻想や幻覚に近い団結力を発揮しただけであった。 残存軍はバスティアーナ要塞に立てこもり、連合軍を待ち構え...
  • リスティア
    基本情報 名前 リスティア・レーヴァイン 生没 ルーイガルド (17298~17372) 出身 ヴァレット国 種族 人間 性別 女 略歴 ヴァレット国の将軍だが、「ヴァレット国の暗部を書き記された書物(究極の魔道書)を見つけ出して処分せよ」という任務を受け、身分を偽って旅の剣士として各地を放浪していた。 様々な地を渡った末にユナイト国でアンジェリナたちと遭遇、彼女たちを傭兵として雇い、山賊の戦利品の中に「究極の魔道書」が紛れている情報を元に、山賊団ザルスに潜入するが、ヤムル族との戦いに巻き込まれ脱出、その後ネリス達と合流し、ザルカ国の剣術大会へと向かう。 この大会で、サラに「究極の魔道書」の正体を、キルスティに、父の仇の真相を伝える。 自身は準決勝でアンジェリナに敗れ、その後は他の参加者と同じくヴィルガードの餌にされる。 ヴィルガード事件終結後、...
  • ロスティ
    基本情報 名前 ロスティ・ジョルディ 生没 ザールック (2125~没年不詳) ※ただし、生まれはルーイガルド 出身 シャクティアナ帝国 種族 魔族 性別 女 略歴 アトレティア国将軍だが、実際はルーイガルド、シャクティアナ帝国出身で、ジルダー以外ただ一人六界の存在を知る者。 本来の目的は、ジルダーの補佐、場合によってはルーイガルドとの連絡員だが、ジルダーがルーイガルドと連絡を取り合った記録は残っていない為、本来の任務を行ったことはないとされている。 アトレティア国軍は、ダルスバード艦隊を駆使した遠征駐屯軍が中心で、本国との距離が遠かった為、ロスティは各艦隊司令官との間を行き来する連絡員に近い存在として働いた。 3329年、リゼルバの戦いの最中にジルダーが姿を消すが、そのことの説明を求められたロスティは、六界の存在だけをぼかして、ジルダーが恋人の仇を討つ...
  • ロステル丘の悲劇
    概要 ロステル丘の悲劇とは、アルファ1565年、アリアス国のロステル丘で行われた虐殺である。 建国以来、軍部の力が強く、軍事国家として君臨していたアリアス国だが、度重なる出兵に民衆は疲弊し、クーデターや内乱が日常的に起きた。 これらは全て失敗に終わり、首謀者はその度に見せしめのため悲惨な処刑をされてきたが、1565年に起きたクーデター未遂では、首謀者、その家族から関係者、さらにはペットや彼らが私生活で使用していただけの店の店員までもが連れ出され、ロステル丘で処刑され、そのまま丘から遺体を投げ捨てられた。 その数は5千人に及んだ。(数万人という説もあるが、当時のアリアス国の人口からして無理があるのではという否定意見もある) この虐殺は、逆に人々の反発を生む。 ガルゾーマによってアリアス国の首都が陥落し、フェローラ国の支配下となったとき、民衆にとってフェローラ国軍は解放...
  • システィ
    基本情報 名前 システィ・ルア・フェイルロード 生没 ルーイガルド (15405~没年不詳) 出身 シャクティアナ帝国 種族 魔族 性別 女 略歴 シャクティアナ帝国ギード領に住む魔道師。 先祖はゲルガインを封印した魔道師で、その伝承と七つの封印については代々受け継いでいるが、ゲルガインを利用しようとする者が現れない様に、決して人には漏らさない様にと言い聞かせられていた。 システィ自身も、大魔道師と呼んでも遜色のないほど優れた素質を持ち、また先祖の功名を誇りに思っていた。 七つの封印は、ばらばらに散らす為、各地へ散ったが、ひとつだけは自分の目のみえる所にないと不安と感じたのか、リーザの先祖だけは自身の家の隣に住まわせた。 代を重ねることで、リーザの家系の方は、自分が「封印の持ち主」だということをすっかり忘れていたが、システィはその経緯から、リーザを必要...
  • ナスティ
    基本情報 名前 ナスティ・カッサス 生没 ザールック (3306~3339) 出身 アーズ国 種族 人間 性別 女 略歴 アーズ国の外交を担当している文官。 元々は貴族の令嬢で、自身が手柄をあげたのではなく、先祖からの家柄で高い地位を手に入れているが、家柄を鼻にかけることもなく、また、本人が元々望んでいたこともあり、外交官としての能力は高く、アーズ国が周辺諸国より国力、軍事力共に上に立っていた為、大抵の無理難題が押し通せたという事実もあるが、五カ国連合会談に代表される、各国との会議をセッティングする調整能力と根回しは高く評価されていた。 しかし、アルスレーナがアーズ国の王女となると、独裁にも近い体制になってしまい、アーズ国は各国をまるで部下の様に扱いはじめた。これに危機感を抱いたナスティは、再三アルスレーナに自重を進言するが全て無視され、徐々に疎まれていく。そし...
  • ラスティ
    概要 ラスティとは、ラドリザン、ユーラスティ大陸中央部(通称アレシア大陸)に存在する都市。 シチルとラスティは、細い1本の道のみで繋がれている為、クレアムーン首都ヒモロギへ向かうための最重要拠点となっている。 歴史 1142年 水鏡莉奈が流民を引きつれこの地に到着、魔物を駆逐し、クレアムーンを建国。首都ヒモロギと共にラスティにも人が移り住む。 1254年 聖都の変により急ぎ本国へ戻るべく、ラグライナ帝国と和睦を結んだ柊飛鳥が、この地の南方でラディスと調印を結ぶ。 1255年 10周期、ラグライナ帝国がクレアムーンに再進軍、電光石火の攻撃に、守備軍が突破され帝国領土となる。 1257年 2周期、ラグライナ帝国において帝国内乱戦争が勃発、これによりクレアムーン方面軍が一斉に帰国した為、無統治状態となる。 1257年 帝国内乱戦争時、背後の脅威をなくすため、神聖帝国とクレ...
  • キルスティ
    基本情報 名前 キルスティ・レッドガード 生没 ルーイガルド (17306~没年不詳) 出身 イースティア国 種族 人間 性別 女 略歴 剣そのものに精霊を宿した武器を使いこなす一族の娘。 両親が何者かに殺害され、キルスティはその敵討ちをしようとするが、いくつかの武器の精霊が、まだ幼いキルスティに自分を満足させる契約は結べないと反抗する。武器の精霊に襲われていたところ、ネリスとサキに助けられ、以後行動を共にする。 ネリスを姉と慕い、彼女の行くところに常についていき、ユナイト国、ザルカ国までたどり着く。 ザルカ国の剣術大会では、決勝トーナメント準々決勝でリスティアと対戦、ここではじめて彼女の武器が、自分の親の形見であることを明かし、リスティアこそが親の仇と断言、激しい戦いを繰り広げるが、力及ばず敗退、その上、先にリスティアを裏切ったのは自分の両親であったことを知...
  • ロムスティ
    基本情報 名前 ロムスティ・クルストマン 生没 ルーイガルド (17285~) 出身 ランクヘン国 種族 魔族 性別 男 略歴 ランクヘン国王であった父リルトの三男。 父は次男を溺愛し、長男を迫害していた。やがて自身の病がいよいよ重くなってきた事を知ると、長男を呼び出し反乱罪で処刑してしまう。これに驚いた三男であったロムスティは、保身のため、先手を取って反乱を行い、次男と骨肉の争いへと突入する。 当初はロムスティに勝ち目はないと思われていたが、シャクティアナ帝国を後ろ盾としてこの戦いに勝利、病床のリルトは、ロムスティに脅迫同然に王位を継承させ、その直後に息を引き取った。 ロムスティによる毒殺も囁かれているが、既に余命いくばくもなかった父に対して毒殺してもおかしくないというのは、そこまで彼がこの骨肉の戦いの原因を作ったリルトを憎悪していたということを伺わせるエピソード...
  • コスティ
    基本情報 名前 コスティ・レドグリア 生没 アルファ (1658~1733) 出身 フェングランド国 種族 魔族 性別 男 略歴 1728年、フェングランド共和国議長に就任。 1739年、リヴォル帝国、バーン国との間で三国同盟を結ぶが、世界大戦時代以降、リヴォル帝国の属国に近い状態となっていた為、自分の意思と関係なく、リヴォル帝国が結ぶのなら無条件で自分達も結ぶ、という立場に立たされていた。 事実、彼はこの同盟に懐疑的で、アルビス国のカルディナの交渉により、あっさりと実質上の中立を約束。 ただし、正式な外交ではなく、あくまでも「口約束」であり、アルビス国の立場が少しでも危うくなればすぐに牙を剥くつもりであった。 その後、アルビス国がフェングランドに侵攻するが、これはバーン国をおびき寄せる為の罠であった。「口約束」から、それを判っていたコスティだが、元々猜疑心が強く...
  • イースティア
    正式名称 / 統治体制 イースティア王国 / 君主制 エンブレム 基本情報 人口 約1020万 宗派 大地神ラーヴァ 特徴 東大陸の大国で、経済、文化、交通の中心的存在。かつて栄華を誇り、首都を次々と遷都したナルス王国が、行き過ぎた贅沢と天変地異から滅亡し、その後に生まれたのがイースティアである。 王制を敷いていたが、各土地の領主が力をつけて独立に近い状態となり、苦肉の策として王は退陣を決意、イースティア王国は連邦と名を変えることとなる。 帝王軍との戦いにおいてはスポリティン帝国を背後から支えたが、帝国が陥落すると勢いにのった帝王軍によってイースティアも陥落する。(実際は直後の陥落ではなく、かなりの年月防衛をしている) 現在はシャクティアナ帝国の属国となり、王国となっているが、初代国王はシャクティアナ帝国から派遣されている。ただし...
  • ユーラスティ
    正式名称 / 統治体制 ユーラスティ諸侯国同盟(684~952) / 君主制 ユーラスティ帝国(952~1203) / 帝政 エンブレム 特徴 ガルデス共和国の北方に位置する君主制国家。 建国当初は12人の選帝侯から皇帝(正式な役職名は「同盟議長」だが、後に「皇帝」の称号が公式に使われるようになる)を互選する統治体制を敷いていたが、後にユーラスティ家のみに皇位継承を認める帝政へ移行する。 1100年代後半から国内で反乱が相次ぐようになり、1203年に隣国によって滅ぼされる。 The End of ELEGYでは名前すら登場しない国家であり、多くの人々の記憶からは忘れ去られている。 歴史 684年 侯爵位以上を持つ12人の有力貴族による会議。ユーラスティ諸侯国同盟の設立宣言と初代同盟議長の選出が行われる。 946年 第21...
  • スティニア
    基本情報 名前 スティニア 生没 ルーイガルド (16836~没年不詳) 出身 シャクティアナ帝国 種族 魔族 性別 女 略歴 帝王ラスブロスの娘だが、数千年に渡ってシャクティアナ帝国に君臨したラスブロスに、何人の子が居たのか、本人すら把握していない。 帝王の子供達は、ある者は将軍として、ある者は政略結婚の道具としてそれぞれの人生を歩んでいたが、スティニアだけは帝王の娘という呼ばれ方に反発し、何の肩書きも持たない裸一貫から始める決意をして、城を出て行った。 しかし、その思い切った行動とは裏腹に、彼女の性格は決して情熱的ではなく、寧ろ物静かで口数の少ない娘だった。この出奔も、決して感情的な発作的行動ではなく、表に出さない沸々とした長年の疑問から実行された計画的行動だった。その大人しい性格と存在感のなさが故に、父であるラスブロスの記憶には残らず、彼女の出奔の報告を聞いた時...
  • リスティ
    基本情報 名前 リスティ・トルヘス 生没 アルファ (1713~1736) 出身 ガルシーダ国 種族 人間 性別 女 略歴 ガルシーダ国の一兵卒、ガラハの幼なじみ、ティアナの友人でもある。 1736年のガルシーダの戦いでは首都に残っていたが、不運にもヴァーグリア国に内通した将を偶然見かけてしまった為、口封じの為その場で惨殺された。 関連項目 VALKYRIE CHILDREN
  • クリスティナ
    基本情報 名前 クリスティナ・ウェイクロフ 生没 ラドリザン (1497~1547) 出身 ラコルニア帝国 種族 人間 性別 女 略歴 帝国高級官僚チャールズ・ウェイクロフの長女。1514年に士官学校を首席で卒業し軍官僚となるが、同年11月に父が軍事物資横領で処刑(実際は冤罪)されると、連座で獄に繋がれ、鬼哭の谷周辺に位置する流刑地に幽閉された。後にクレアクライシスによって保護されると、守矢桔梗らの知己を得て、1518年7月にクレアクライシ ス軍の幕僚に名を連ねる。 その後クレアクライシス軍の機構改革を実施。後方支援体制の確立をはじめとする軍の近代化を成し遂げ、ラコルニア帝国との戦いにおいて自分が作り上げた後方支援体制の維持運営で辣腕を揮う。 政治家としては多数の実績を残したが、ラコルニア帝国仕込みの合理主義的な改革の数々や、自身の無神論的言動の数々、そして帝国との和...
  • ハスティア
    概要 ハスティアとは、アルファに存在する武器の一つ。 風の精霊の力を宿した弓剣で、弦と矢は現実的な道具ではなく、光属性の法術によって生み出される。 風と光の精霊の影響が薄い環境では力を発揮できない。 名前の由来は神話にでてくる神の名から。 もともとはヴァン・フレイ国のガリックが所持していたが、彼を討ち取ったシオンが所有者となる。 しかし、シオンがフィヨルドの戦いで討ち取られると、シオンと親友となったティアナが、形見として受け継いだ。 その際、「本当はガリック将軍のものなのに、シオンの形見と言っていいのだろうか」と自嘲した。 関連項目 LUNATIC DESTINY ガリック シオン ティアナ
  • コスティア
    正式名称 / 統治体制 コスティア族 / 民族 エンブレム 基本情報 人口 約20万 宗派 自然神 特徴 北の孤島。南岸は人々が集まり、集落として栄えているが、居住区以外は自然が手付かずのまま残ってる。その土地にしても殆どが凍土に覆われ、年間を通して冬である為、他国から完全に隔離されている忘れられた土地。作物は育たず、漁と狩猟のみで得た食料で生活している。国として確立はしておらずあくまでも民族の集落となっている。 歴史 年表 主な出身者 この国を舞台とした物語
  • レナスティーナ
    基本情報 名前 レナスティーナ・エストゥリア 生没 ラドリザン (1228~1281) 出身 レヴァイア王国 種族 人間 性別 女 略歴 レヴァイア王国の姫。父であるカルドス王は側室を多くもちながら、レナスティーナ以外に子宝に恵まれなかったことから、彼女は側室が浮気してできた子ではないかという陰口が叩かれていた。 性格が、父の優柔不断とは大きく異なり、即断即決で明朗な事が、この噂を更に真実味をもたらすこととなっている。 レヴァイア王国は、1247年ローグライスの戦いでラグライナ帝国に大敗。その後帝国に屈した父を毛嫌いしていた。 1253年、ラグライナ帝国と戦っていたガルデス共和国が、レヴァイア王国に帝国の後方を突く策を持ちかけられると、すぐにこれに乗り、父を押しのけて、自ら兵を率いて反帝国の軍勢を北上させ、レヴァイアの乱と呼ばれる戦いを引き起こす。 兵力で...
  • ノスティーライナ
    概要 ノスティーライナとは、ラドリザン、ユーラスティ大陸中央部(通称アレシア大陸)に存在する街道。曲がりくねった崖道が数多く存在する。 ガルデス共和国の首都へ向かう主要街道ではあったが、同時に首都防衛の為、大軍が送り込めない様にわざと道を細く整備してある。 ガルデス共和国の首都ガイ・アヴェリへ向かうには、モンレッドを突破して北から回り込む道と、クァル・アヴェリを突破して南から回り込む道の2本が存在した。 1256年、ラグライナ帝国は、モンレッド街道を確保したが、その勢いに乗り、要所であったクァル・アヴェリの陥落にも成功した。この時点で帝国は、2本の道どちらでも選べたが、クァル・アヴェリから出陣するに際して、最短距離のノスティーライナを選択した。この戦いにおいて、ガルデス共和国の議長ラヴェリアが暗殺されるという歴史的事件が勃発した。 歴史 900年頃 ...
  • ケルスティン
    基本情報 名前 ケルスティン・ベルツェーリウス 生没 アルファ (659~713) 出身 ルディック国 種族 人間 性別 女 略歴 ルディック城の商人出身。675年に官僚としてルディック帝国に仕官し、帝都と周辺地域の行政に携わっていたが、その手腕をバルディゴスに認められ、680年から将軍として任用された。将軍任用後はバルディゴスの片腕として帝国の行政改革や法律の刷新などに関わる。 バルディゴス暗殺とカルディスの政変によるロー・レアルス建国の際には、ルディック城の東方で軍事物資の確保や難民の保護に奔走していたためクーデターに対応することができず、カルディスのルディック入城後にクーデターを追認せざるを得ない結果となった。 カルディス政権下ではロー・レアルス南部諸都市の復興を任せられ、彼女もその命に応えて成果を挙げた。 レザベリアスの戦いによってカルディスが戦...
  • カルザイア
    名前 カルザイア・アングルス 生没 ルーイガルド (17005~17328) 出身 フェルトビーン帝国 種族 魔族 性別 男 略歴 フェルトビーン帝国将軍。四牙将の一人、「狼」の称号を持つ。 長い間国境を守っていたが、六界連合軍によるルーイガルド侵攻作戦により、17328年5月、チカの命令によりバスティアーナ要塞へ移動、四牙将が集結する。 エイクレア攻略戦が開戦する直前に、強行部隊を率いて出陣、先行していた連合軍の第19部隊アルビオス部隊を半壊させ、敵味方に武勇を見せ付けた。 17328年8月、六界連合軍とフェルトビーン帝国軍、両軍最大の決戦となったカルダザルスの戦いに参戦、一度は勝利を掴みかけるまで奮戦するが、足並みが乱れたフェルトビーン帝国軍は瓦解し、決戦に敗北、バスティアーナ要塞へと後退する。 バスティアーナ要塞攻略戦によって、その要塞も失うが、カルザイアは要塞を...
  • ユーラスティ大陸
    概要 ユーラスティ大陸とは、ラドリザンで最大の面積を持つ大陸。 あまりにも広すぎるため、中央部分は「アレシア大陸」、東部は「アドリアス大陸」という別称も持ち、それぞれの国によって正式名称の使い分けは異なる。 たとえば、アウドムラ帝国の繁栄を伝えるとき、ある国の史書には「ユーラスティ大陸中央部で最大の勢力を誇った」と書かれることもあれば、別の国では「アレシア大陸を支配した」ともある。 ただし、アドリアスは地形的に判別がつきやすい為、現在では完全に独立した大陸として扱われている。
  • ベスア
    名前 ベスア・キャルセル 生没 ルーイガルド (16505~17328) 出身 フェルトビーン帝国 種族 魔族 性別 男 略歴 フェルトビーン帝国将軍。四牙将の一人、「鮫」の称号を持つ。 長い間国境を守っていたが、六界連合軍によるルーイガルド侵攻作戦により、17328年5月、チカの命令によりバスティアーナ要塞へ移動、四牙将が集結する。 17328年8月、六界連合軍とフェルトビーン帝国軍、両軍最大の決戦となったカルダザルスの戦いに参戦、一度は勝利を掴みかけるまで奮戦するが、足並みが乱れたフェルトビーン帝国軍は瓦解し、決戦に敗北、バスティアーナ要塞へと後退する。 しかし、バスティアーナ要塞攻略戦によって要塞も失い、本国へ撤退。 ゴルゴダの乱勃発時には、チカを逃がす為、ゴルゴダの私邸に乗り込み、時間を稼いで討ち取られる。 人物 三代の皇帝に仕えてきた...
  • ラ・コリスティー
    概要 ラ・コリスティーとは、ラドリザン、ユーラスティ大陸中央部(通称アレシア大陸)に存在する都市。 歴史 925年 アウドムラ帝国から流れ着いた民衆により建設され、レヴァイア王国の首都となる。 1254年 レヴァイア王国が消滅により、以後ラグライナ帝国領土となる。 1263年 アレシア連邦成立により、連邦領土となる。 1498年 ラコルニア帝国建国により、ラコルニア帝国領となる。 blankimgプラグインエラー:ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 1524年2月時の勢力図(クリックで拡大) 関連項目 The End of ELEGY 都市一覧
  • ロスティック
    正式名称 / 統治体制 ロスティック連邦 / 連邦内閣制 エンブレム 基本情報 人口 約490万 宗派 なし 特徴 ルーイガルド、スパルティア大陸東部に位置する。 かつて大帝国を築き、各国を侵略したが、多国籍連合軍の前に敗れた国。連合軍の攻撃は徹底され、焼け野原同然という状況にまでされ、いくつもの小国が乱立、内乱の時代を迎えるが、長き戦乱の末連邦国として再建された。 過去の戦争を繰り返さない為、いかなる紛争にも中立、不戦、調停という立場を貫いたが、やがて時代の流れと共にかつての戦争の記憶は完全に消え、過去の反省より単なる無関心・無責任という見方が周辺国からも強くなり、国内においても再び強力な軍備を持つべきだという声が上がっていた。 結局前回の敗戦から700年の時を経て、絶対中立の立場は失われ、再び軍備が行われたが、周辺諸国の侵攻がそ...
  • ルディ
    基本情報 名前 ルディ・フォン・ラグライナ 生没 ラドリザン (1235~1265) 出身 ラグライナ帝国 種族 人間 性別 女 略歴 皇帝セルレディカの長女。父の激しさを受け継いだ次女セリーナとは異なり、母の優しさを受け継いだ。 セルレディカ崩御後、後継者になるべくカルカシアの神殿にて身を清めていた。しかし、ルディの帝位継承を認めない妹セリーナが、姉に対して反乱を起こしリングオブクラウンを奪取、帝位を継承する。 この妹の暴走にも特に反応を示さず、セリーナが帝国をまとめてくれるのなら、それでいいと隠遁生活を始めようとしたルディであったが、長女擁立派の派閥に誘拐同然に連れ去られ、説得を受け、結局妹セリーナの暴走を止めるという決意で神聖帝国女帝となる。 1258年ハルバートの戦いに自ら参戦し、セリーナと対陣。この戦いは引き分けで終わるが、その後もセリーナとの和解の...
  • ティファ
    基本情報 名前 ティファ・アルシュレット 生没 ルーイガルド (154311~没年不詳) 出身 シャクティアナ帝国 種族 人間 性別 女 略歴 シャクティアナ帝国領サラ領地、オーティスの街付近の山に住む少女。 一人で山小屋に住み、狩猟をして獲れた獲物をオーティスの街で売りさばくことで生計を立てている。 七巫女の一人であったことから、ガズエリアに襲われ、そこをバルニアたちに助けられ、自身が背負った運命を知ることとなる。 領主サラの薦めで、大樹海にあるエルフの隠れ里に一時身を潜めることにするが、そこも安息の地ではなく、突如現れたメネシアスによって、ルシーダと共に拉致される。 後に、システィによって救出され、行動を共にする。更にバルニア達とも再会、デュアーとの決着をつけるべく、監獄島へ向かう。 だが、ここでバルニアの裏切り(この時点では単純にバルニアのミス...
  • アリス
    基本情報 名前 アリス・ミリア 生没 ラドリザン (1238~1271) 出身 ラグライナ帝国 種族 人間 性別 女 略歴 幼い頃より剣術の達人、神童として名が知られていたが、ラグライナ帝国とガルデス共和国の間で起きたモンレッドの戦いの前哨戦となる小競り合いに男装して兵卒として参戦、敵将を討ち取った。 この戦果によりミナに見出されて将軍に推挙されると、直後に行われたモンレッドの戦いで敵陣を突破し、膠着した戦局を動かす手柄を立てた。 1255年、9周期23日目フェルグリアの戦いにも参戦、戦女神が取り憑いたかの様な獅子奮迅の突撃を見せ、ガルデス共和国軍が攻勢に入ろうとした瞬間に敵陣を突破、この戦いを勝利に導く最大のきっかけを作った。 翌年の第3次モンレッドの戦いにおいては遊撃隊を演じて勝利に貢献し、クァル・アヴェリの戦いにも引き続き参戦した。 帝国軍主力部隊とし...
  • ゴルゴダの乱
    概要 ゴルゴダの乱とは、ルーイガルド17328年9月、フェルトビーン帝国で起きた政変である。 それまで、輝皇帝と呼ばれ国民に絶大な支持を受けていたチカだったが、六界連合軍のルーイガルド侵攻作戦がはじまると、カルダザルスの戦い、バスティアーナ要塞攻略戦における連敗で、その支持は一気に地に堕ちた。 チカに私怨を持っていたゴルゴダは、これを好機と考え、ジモドを使い、国民にチカの悪い噂を流し、世論を扇動する。 さらに、その計画に気付いた(とゴルゴダが勝手に勘違いした)バッチを毒殺し、帝都が陥落するより前に行動を起こすべく、チカを私邸に呼ぶ。 表向きは、帝都決戦前に鋭気を養う宴と言われていたが、呼び出したチカを捕らえて六界連合軍に差し出し、帝都を無血開城させることがゴルゴダの計画であり、既に接近をはじめている連合軍のストライアとの連絡も取り合っていた。 しかし、い...
  • バッチ
    名前 バッチ・テルア 生没 ルーイガルド (17052~17328) 出身 フェルトビーン帝国 種族 魔族 性別 男 略歴 フェルトビーン帝国将軍。 17328年ガルーダ攻略戦に援軍として参戦する為、ビアスコア帝国へと向かう。六界連合軍を追い詰めるが、最終的に水攻めによるガルーダ陥落により、フェルトビーン本国へ撤退する。 17328年8月、六界連合軍とフェルトビーン帝国軍が直接対決することとなり、両軍最大の決戦となったカルダザルスの戦いに参戦。一度は勝利を掴みかけるまで奮戦するが、足並みが乱れたフェルトビーン帝国軍は瓦解し、決戦に敗北、バスティアーナ要塞へと後退する。 しかし、バスティアーナ要塞攻略戦によって要塞も陥落すると、ゴルゴダは露骨にチカへの不信を口に出し、国内に彼女の地位を落とす噂をばらまきはじめる。 その工作に気付いたバッチだが、ゴルゴダは先手を打ち、彼によ...
  • チカ
    名前 チカ・アイリアナ・ルグラス・フェルトビーン 生没 ルーイガルド (17215~17329) 出身 フェルトビーン帝国 種族 魔族 性別 女 略歴 輝皇帝と呼ばれ、フェルトビーン帝国をまとめた女帝。 ラスブロスに対しては恋慕にも似た感情を抱いているが、これは彼女が幼少の頃、父である先代の皇帝がシャクティアナ帝国に媚びを売るため、頼まれたわけでもないのにチカを人質に送り込み、そこで数年とはいえラスブロスを身近に接し、彼に憧れた為である。 父は恐怖から、娘は恋慕から、動機も理念も異なるが、皮肉なことに父娘二代揃って頼まれた訳でもないのに、自らシャクティアナ帝国の属国化したこととなる。 父である先代皇帝が崩御すると、帝位をめぐって親族の戦いが始まるが、ラスブロスの後ろ盾を受けたチカが帰国して、他の対抗者を沈黙させ帝位に就く。 その後は、安定した治世を見せ、輝皇帝と称される...
  • ウィッカー
    名前 ウィッカー・スプレイア 生没 ルーイガルド (17302~17328) 出身 フェルトビーン帝国 種族 人間 性別 男 略歴 フェルトビーン帝国将軍。四牙将の一人、「蛇」の称号を持つ。 長い間国境を守っていたが、六界連合軍によるルーイガルド侵攻作戦により、17328年5月、チカの命令によりバスティアーナ要塞へ移動、四牙将が集結する。 エイクレア攻略戦では、援軍を率いてエイクレアに到着するが、連合軍の隙のなさに、奇襲を仕掛けることはなく、エイクレアの陥落を容認した。これは、連合軍がこれまで大きな略奪を行っていないことから、後で取り戻せるのならここで余計な兵力を減らす必要はないという判断からきた静観であり、エイクレア陥落後、先行していたミッドガルツに奇襲を仕掛け、大打撃を与えてからバスティアーナ要塞へ帰還した。 17328年8月、六界連合軍とフェルトビーン帝国軍、...
  • ノスティーライナの戦い
    概要 ノスティーライナの戦いとは、ラドリザン1256年、9周期22日目、ガルデス共和国軍が、首都ガイ・アヴェリを目指して進軍するラグライナ帝国に奇襲を仕掛けた戦いである。 戦闘に至るまでの背景 map04-2.JPG クァル・アヴェリの戦いに勝利したラグライナ帝国軍は、クァル・アヴェリで軍を再編させると、ついにこの戦いの最後の決着をつけるべく、ガルデス共和国首都ガイ・アヴェリへの進軍を決意した。 帝国領土から首都ガイ・アヴェリへ向かう道は、モンレッド街道をそのまま進み、北から向かう道と、このノスティーライナ街道を使い南から向かう道が存在した。 当初はモンレッド街道を突破する予定だった帝国軍だったが、あえて完全勝利により共和国に精神的打撃を与え、(あるいは降伏を申し込むこを期待し)要所クァル・アヴェリを攻め落とした。 これにより、より首都に近いノスティー...
  • リュッカ
    概要 リュッカとは、ラドリザン、ユーラスティ大陸中央部(通称アレシア大陸)に存在する都市。 独立を保った町といえるが、実際はあまりにも小規模だった為、周囲の国に存在すら気付かれなかったといった方が正しい。また、永久中立都市バスティアとほぼ同化していたこともあり、クレアムーン、クレアクライシス、アレシア連邦、あらゆる国がこの地には手を出さなかった。(出す必要がなかったとも言える) その様な稀有な軌跡と、風光明媚で独特な形をした地形から、「戦乱が避ける地リュッカ」として、近年観光地となっている。 関連項目 The End of ELEGY 都市一覧
  • スレイマン
    基本情報 名前 スレイマン・サス 生没 ザールック (3304~3373) 出身 モルコア国 種族 人間 性別 男 略歴 モルコア国の将軍、アーズ国によるモルコア解放後、アーズ国と共に各地を転戦していた。 モルコア国の真なる独立を考え、ビーストバリア国軍がセロナバルス国に出兵したとき、モルコア国領土を無条件で通す代わりに、アーズ国へ口添えを頼む一方で、アーズ国の外交官でありながら、行方不明となっていたナスティを探し出し、救出しようと画策する。 しかし、3333年2月、モルコア国王グスタフが、アーズ国のパーティーに出席した際、突如病死する。この頃、アルスレーナは、強大なアーズ国の軍事力を背景に、本格的に周辺諸国の併合を考えていた為、瞬時に謀殺だと悟ったスレイマンは、ナスティに「アルスレーナの暴走を止めて欲しい」と伝令を送る。 その後、神器衆クーデター...
  • ラグライナ
    正式名称 / 統治体制 ラグライナ帝国 / 帝政 エンブレム 騎士、王冠、ペガサス、剣で構成されたエンブレム。 概要 1025年、アウドムラ帝国から独立して建国、その後の戦乱の時代にいち早く軍事介入し、領土を拡大、1245年には母国ともいえるアウドムラ帝国すら併合し、大勢力を築きあげる。 1251年、ガルデス共和国、クレアムーンという2大勢力が手を結び、反帝国の旗を掲げるが、既にラグライナ帝国一強時代になっていたこともあり、局地戦で苦しめられる事はあっても、基本的な国力、兵力の差もあり、1255年聖都クレアの戦い、1256年第3次モンレッドの戦いで、それまでの均衡は一気に帝国に傾き、大勢は決した。 このままラグライナ帝国が周辺諸国を統合して、何事もなく終わっていれば、この時代が後世「物語」に取り上げられることはなかった。しかし、セルレディカの...
  • エイクレア攻略戦
    概要 エイクレア攻略戦とは、ルーイガルド17328年6月、六界連合軍とフェルトビーン帝国の間で行われたルーイガルド侵攻作戦中に起きた戦いである。 戦闘に至るまでの背景 陸路部隊により主力部隊を壊滅させられたビアスコア帝国、そこに海路部隊までもが西海岸から出現し、ついにビアスコア帝国は六界連合軍に降伏した。 連合軍は、第16部隊ラウンディアス部隊を治安維持の為ビアスコア帝都に残し、次なる目的地フェルトビーン帝国へと進軍した。 そのフェルトビーン帝国では、チカの命令により、四方の国境に駐屯していた主力部隊四牙将が集結、ルカ、リナ、バッチといった優れた将軍を従え、バスティアーナ要塞へと進軍した。その中には、機会があれば連合側に寝返ろうと伺っていた獅子身中の虫ダスト、ゴルゴダも居た。 フェルトビーン帝国軍は、バスティアーナ要塞にて六界連合軍を...
  • グスティナの戦い
    概要 グスティナの戦いとは、ザールック3330年9月、ビーストバリア国と、ロザンド軍の間で起きた戦いである。 アトレティア内乱中の戦いであるため、ロザンドはアトレティア国軍ではなく、独立軍として扱われる。 戦闘に至るまでの背景 わざと自国を空にすることで、帝戟門の戦いを引き起こさせ、鬼龍をフレイミスト国によって討たせたベルーマは、そのまま軍を進めてセロナバルス国へと侵入する。 ロザンドはこの時、アトレティア内乱を静観し、ガザデルーとポルスを戦わせ、双方が疲れきった時点で乗り込み、制圧しようと考えていた。 彼の領土は肥沃なセロナバルスの地であり、北のポルスはガザデルーと犬猿の仲、南のモルコアはとても自力で何か行動が起こせれる国ではない為、自分だけが絶対安全な場所から見下ろしていると信じきっていたのだ。 敵も味方も全く予測していなかったビーストバリア国の遠征奇襲...
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