ベステロス

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  • ベステロス
    正式名称 / 統治体制 ベステロス王国 / 君主制 エンブレム 特徴 ユーラスティ帝国の後継国家にして、ラドリザンの歴史に登場した大国の1つ。 その歴史は、初代国王アルヴィスによって建国されてからゴゥド族の侵攻によって王都が陥落するまでの時期(ロフォーテン朝ベステロス王国)と、中興の祖ベオウルフによって王国が再建されてから完全な滅亡を迎えるまで時期(ハランド朝ベステロス王国)に分かれている。 ロフォーテン朝ベステロス王国 1203年、元帝国総督アルヴィス・ベステロスがユーラスティ帝国を滅ぼして建国。 その後、相次ぐ征服戦争によりユーラスティ帝国を上回る版図を獲得し、14世紀初頭にはアレシア連邦と同盟を結ぶなど、ラドリザンにおいて有数の勢力を誇る大国に成長した。 だが、14世紀に入ると、王国北方を中心にゴゥド族と呼ばれる騎馬民族...
  • ゴゥド (国・民族名)
    ...め、1516年には、ベステロス王国が築いたグレートウォールを突破、同国を滅亡においやり、後継のハランド朝ベステロス王国と激戦を繰り広げる等、中原においても覇を唱えた。 ゴゥド・ハン国の形成  16世紀中葉になるとキルプゥト・ハンの元、法律を整備し、中原の文化を取り入れる等更に国力を蓄え、1593年にはユーラスティ大陸北部諸部族をほぼ統一、メラニルムに首都を置いた。なお歴史書ではこの年を正式なゴゥド・ハン国の建国年としている。  1629年には、キルプゥトの孫であるメウチゥト・ハンがアザルと軍事同盟を結び、1632年に長年の宿敵であるハランド朝ベステロス王国を滅ぼす等国家として最盛期を迎えた。  しかし、1641年メウチゥトが亡くなると彼に子供がいなかったことから後継者問題が発生、またキルプゥトの代から続く中原文化導入に対する反発が表面化し、内乱状態となる。  その後大...
  • グレートウォール
    ...ませたロフォーテン朝ベステロス王国は既存の長城を大規模に改修し、1419年にグレートウォールと名付けて完成させた。ただゴゥド族もベステロス王国も常時戦争状態という訳ではなく、平時では長城沿いに両者の交易の場としていくつも市が立つなど賑わいを見せていた。  ベステロス王国の安全保障に大いに貢献する一方、莫大な改修費及び維持費は財政を圧迫し、同国の滅亡の遠因にもなった。  ゴゥド・ハン国滅亡後は要塞としての役目を終え、長らく放置された末に地元住民によって石材を持ち去られたりする等、一時荒廃が進んだが、現在では修復されて世界的な観光スポットとして人気を集めている。 歴史 1347年 ゴゥド族がベステロス王国北の草原地帯に出現。 1419年 グレートウォールが完成する。 1516年 ゴゥド族がグレートウォールを突破し、ベステロス王国領への侵入を開始。 関連項目 ...
  • バシュルカ
    ...勢力となった。その後ベステロス王国軍による討伐を何度も受けるが、その度に大量の傭兵を雇いこれに対抗した。 アザルの出現  その後ゴゥド族の侵攻によりベステロス王国が混乱状態に陥ると、政治的に安定期に入るが今度は南方より侵入してきたアザル山賊団(ミルド)と緊張状態に入る。  アザルの急激な勢力伸長に危機感を募らせた指導者のベルドスは1532年ハランド朝べステロス王国と水面下で軍事同盟を組むと1534年には、アザルの頭領であったルイーザの暗殺に成功するなど一時的に優位に立つが、今度はアザルの反撃によりベルドスが殺害されてしまう。  その後、指導者不在の状態が続き、商人同士の不和を利用され1540年、アザルによる併合により約60年の歴史に幕を閉じた。 歴史 800年頃 バシュルカ湖周辺の開発が進み、水運業等が栄える。 1203年 ロフォーテン朝べステロス王国が成...
  • アザル
    ...棄し、その活動拠点をベステロス王国領の最南部に移動した。だが、この動きは再統一が進んでいたベステロス王国側の反発を招き、王国の再統一者となったベオウルフ・ハランドやその同盟者・バシュルカ湖賊との戦いの中で、ルイーザは暗殺によってその命を落としてしまう。 ルイーザ没後のアザルは、ルイーザ時代からの側近グループとルイーザの養子・アルナスが中心となって活動を展開。1540年にバシュルカ湖賊を併合し、1553年にアルナス・ランドルフを初代執政官とする独立国・アザルが建国された。 建国当初は小規模な国家であったアザルであるが、その後は移民受け入れなど国力増強を積極的に推し進めた。そして、建国から約80年にして、(ゴゥド族との連携が存在したことは考慮すべきであるが)宿敵であったベステロス王国の打倒を果たすこととなる。 なお、ベステロス王国に移動してからの彼らは、王国南部で活動し...
  • ラドリザン
    ...族 バシュルカ湖族 ベステロス国 ラグライナ帝国 ラコルニア帝国 レヴァイア国 ユーラスティ帝国 アウドムラ帝国 バスティア国 ベックス国 コストア国 シュツットガルド国 パルチアン国 CHAOS CROWNの時代 クルーディア帝国 共和国サムルトン パレス リアムス自治国家 この世界を舞台とした物語 CHAOS CROWN The End of ELEGY
  • ロスティ
    基本情報 名前 ロスティ・ジョルディ 生没 ザールック (2125~没年不詳) ※ただし、生まれはルーイガルド 出身 シャクティアナ帝国 種族 魔族 性別 女 略歴 アトレティア国将軍だが、実際はルーイガルド、シャクティアナ帝国出身で、ジルダー以外ただ一人六界の存在を知る者。 本来の目的は、ジルダーの補佐、場合によってはルーイガルドとの連絡員だが、ジルダーがルーイガルドと連絡を取り合った記録は残っていない為、本来の任務を行ったことはないとされている。 アトレティア国軍は、ダルスバード艦隊を駆使した遠征駐屯軍が中心で、本国との距離が遠かった為、ロスティは各艦隊司令官との間を行き来する連絡員に近い存在として働いた。 3329年、リゼルバの戦いの最中にジルダーが姿を消すが、そのことの説明を求められたロスティは、六界の存在だけをぼかして、ジルダーが恋人の仇を討つ...
  • ベスア
    名前 ベスア・キャルセル 生没 ルーイガルド (16505~17328) 出身 フェルトビーン帝国 種族 魔族 性別 男 略歴 フェルトビーン帝国将軍。四牙将の一人、「鮫」の称号を持つ。 長い間国境を守っていたが、六界連合軍によるルーイガルド侵攻作戦により、17328年5月、チカの命令によりバスティアーナ要塞へ移動、四牙将が集結する。 17328年8月、六界連合軍とフェルトビーン帝国軍、両軍最大の決戦となったカルダザルスの戦いに参戦、一度は勝利を掴みかけるまで奮戦するが、足並みが乱れたフェルトビーン帝国軍は瓦解し、決戦に敗北、バスティアーナ要塞へと後退する。 しかし、バスティアーナ要塞攻略戦によって要塞も失い、本国へ撤退。 ゴルゴダの乱勃発時には、チカを逃がす為、ゴルゴダの私邸に乗り込み、時間を稼いで討ち取られる。 人物 三代の皇帝に仕えてきた...
  • ロステル丘の悲劇
    概要 ロステル丘の悲劇とは、アルファ1565年、アリアス国のロステル丘で行われた虐殺である。 建国以来、軍部の力が強く、軍事国家として君臨していたアリアス国だが、度重なる出兵に民衆は疲弊し、クーデターや内乱が日常的に起きた。 これらは全て失敗に終わり、首謀者はその度に見せしめのため悲惨な処刑をされてきたが、1565年に起きたクーデター未遂では、首謀者、その家族から関係者、さらにはペットや彼らが私生活で使用していただけの店の店員までもが連れ出され、ロステル丘で処刑され、そのまま丘から遺体を投げ捨てられた。 その数は5千人に及んだ。(数万人という説もあるが、当時のアリアス国の人口からして無理があるのではという否定意見もある) この虐殺は、逆に人々の反発を生む。 ガルゾーマによってアリアス国の首都が陥落し、フェローラ国の支配下となったとき、民衆にとってフェローラ国軍は解放...
  • ロスティック
    正式名称 / 統治体制 ロスティック連邦 / 連邦内閣制 エンブレム 基本情報 人口 約490万 宗派 なし 特徴 ルーイガルド、スパルティア大陸東部に位置する。 かつて大帝国を築き、各国を侵略したが、多国籍連合軍の前に敗れた国。連合軍の攻撃は徹底され、焼け野原同然という状況にまでされ、いくつもの小国が乱立、内乱の時代を迎えるが、長き戦乱の末連邦国として再建された。 過去の戦争を繰り返さない為、いかなる紛争にも中立、不戦、調停という立場を貫いたが、やがて時代の流れと共にかつての戦争の記憶は完全に消え、過去の反省より単なる無関心・無責任という見方が周辺国からも強くなり、国内においても再び強力な軍備を持つべきだという声が上がっていた。 結局前回の敗戦から700年の時を経て、絶対中立の立場は失われ、再び軍備が行われたが、周辺諸国の侵攻がそ...
  • スティニア
    基本情報 名前 スティニア 生没 ルーイガルド (16836~没年不詳) 出身 シャクティアナ帝国 種族 魔族 性別 女 略歴 帝王ラスブロスの娘だが、数千年に渡ってシャクティアナ帝国に君臨したラスブロスに、何人の子が居たのか、本人すら把握していない。 帝王の子供達は、ある者は将軍として、ある者は政略結婚の道具としてそれぞれの人生を歩んでいたが、スティニアだけは帝王の娘という呼ばれ方に反発し、何の肩書きも持たない裸一貫から始める決意をして、城を出て行った。 しかし、その思い切った行動とは裏腹に、彼女の性格は決して情熱的ではなく、寧ろ物静かで口数の少ない娘だった。この出奔も、決して感情的な発作的行動ではなく、表に出さない沸々とした長年の疑問から実行された計画的行動だった。その大人しい性格と存在感のなさが故に、父であるラスブロスの記憶には残らず、彼女の出奔の報告を聞いた時...
  • ラスブロス
    基本情報 名前 ラスブロス・レイド・ラグ・バルドフェイア 生没 ルーイガルド (10326~17329) 出身 シャクティアナ帝国 種族 魔族 性別 男 略歴 六界戦争を起こした張本人。多くの物語では、六界支配を目論む悪の帝王として描かれているが、実際はシャクティアナ帝国のみを支配し、それも暴君ではなく、名君に近い統治を施している。 魔族の中でも高位種族であり、神座にすら迫る存在であるラスブロスの一族だが、彼が幼少の頃、後継者を巡り母親方の親族(いわゆる外戚)との戦いを見せ付けられた。 この戦いで自分の一族が二手に別れ、互いの血を啜るかの様に争う姿を見て、彼の中で戦いそのものに対する独自の哲学がうまれた。 その後、外戚との戦いに勝利して一族の長となると、勢力を拡大しシャクティアナ帝国を占拠し、皇帝の地位に就く。 周辺諸国との激しい戦乱を経て、多くの国を同盟国...
  • LUNATIC DESTINY
    傭兵と帝王……六界戦争がいま、終焉に向けて加速しようとしている……【LUNATIC DESTINY】本編を読む。 蒼い月は妖しく嗤う 紡ぎ紡がれた物語が一つになろうとしている 白い月は妖しく微笑む 一つの物語が糸の綻びの様に幾つにも分かれようとしている 紅い星は妖しく照らす 六つの世界に散らばった破片を繋ぎ合わせて ク ル イ ビ ト ハ ウ タ ウ 鎮魂歌さえもない時代 舞台 アルファ 1737~1744 ルーイガルド 17322~17329 ザールック 3326~3336 登場人物 サヌア傭兵団 サヌア ロリスザード レイア ダイルーガ シーナ リーザス ヴァン・フレイ国 ルナティス ガラ ミュー ラン ビルド アーリナ ティアナ ジュディス ガリック アゼル...
  • サザンクロス
    基本情報 名前 サザンクロス・バルディッシュ 生没 アルファ (1489~1739) 出身 バーン国 種族 魔族 性別 男 略歴 バーン国の智将、本人は風流と信じているが、周囲の賛同はあまりえられない独特の口調で話しかける。 アルビス国とは長きに渡り国境でにらみ合ってきたが、バーン国王ガデスが病床に伏すと、大臣達の専横がはじまり、戦略的に意味のない無理な出陣が増えてくる。 それらをサザンクロスの智謀と、ライウンの采配で乗り切ってきたが、両国の間で勃発したリアリッピの戦いにおいて、はじめてアルビス国の主力部隊と本格的に対戦。 この戦いはかろうじて勝利を収めるものの、攻守を入れ替えて行われた第2次リアリッピの戦いではアルビス国の策略によって進軍を断念。 その戦いの最中、国王ガデスが病没し、傀儡として幼きリルルが王に担ぎ出され、大臣達の本格的な暴走が始まる。 戦...
  • ジョロス
    基本情報 名前 ジョロス・ジョーヌス 生没 アルファ (648~684) 出身 ルディック国 種族 人間 性別 男 略歴 ルディック国将軍。 実戦派の将軍として各地の反乱を鎮圧していた叩き上げの将軍。蟠踞乱戦争にも参戦、バルディゴスの反対派を粛正した。 バルディゴス討伐連合軍を迎え撃ったレッド・ロウ砦の戦いでは、遊撃隊として砦の外に陣を構える。これだけの大軍同士の戦いは流石に初めてだったが、よく連合軍を食い止めるが、大局が変わり始めた昼過ぎに混戦の中戦死する。 関連項目 蜉蝣戦記
  • クロスビル
    概要 クロスビルとは、リグライナ帝国の侵略戦争に対抗するべく、帝都にて様々な破壊活動を行うゲリラ組織である。 直接人命は奪わない活動に終始徹し、彼らが行ったのは主に鉄の鎧兵の補給物資や工場を破壊することであった。 自分達が鉄の鎧兵の動きを封じることで、周辺諸国の反撃を促そうとしたが、既に個人の破壊活動で止まる様な規模ではなく、更に頼みであったレイド国も滅亡すると、最後にガルバード暗殺を目論むが失敗する。 その後、ヴィッツ国に流れ着き、客将としてフィリアの戦いに参戦したが、この戦いでリーダーであるアインを失い、以後は組織としての行動は行われず、クロスビルという単語も自然消滅していった。 なお、エンブレムは、メンバーの一人であるデイが、冗談で封牙舞にデザインを依頼したところ、真面目な舞がこれを正規の依頼と受け取り、困惑した末自分の家の家紋「月烏」をモチーフにデザインした。...
  • 物語別登場人物一覧
    LUNATIC DESTINY サヌア傭兵団 サヌア ロリスザード レイア ダイルーガ シーナ リーザス ヴァン・フレイ国 ルナティス ガラ ミュー ラン ビルド アーリナ ティアナ ジュディス ガリック アゼル ゴトラス ローザ ベチカ アルビス国 エリシア カルディナ ルティエ リドラ ラギ レイス レクシア サンド ラ・ディアス帝国 フローラ スレイナ ボーン ホルス クリスアーノ ストライア マルキィ ティネゼリア帝国 シュバイン メッツ帝国 グラシス アストリア国 パール シーザルス国 リチヤ アリアス国 ミッドガルツ アディス国 リフィティ ヴァーグリア国 フライヤ マルタナ シーバ...
  • ラディオロス
    正式名称 / 統治体制 ラディオロス国 / 少数民族の集合体 基本情報 人口 約10万 宗派 自然神 特徴 メルシーダ国の隣国。 様々な少数民族が集まって作られた為、正式な国家というより民族の集合体である。 その為、隣国のメルシーダ国から侵攻を受けた時、それぞれの民族が各自勝手に戦った為、蹂躙されることとなる。 その後、ヴァーグリア国の援軍により奴隷制度からは解放されるが、国としてのラディオロスは復興させず、それぞれの民族のまま存続することとなった。 やがて、交通の発達等により、島から人々が離れて行き、少数の民族を多数維持することができる時代ではなくなり、自然統合されていく形でメルシーダ国に吸収された。 歴史 400年頃 少数民族の集合体という形で建国される。 686年 メルシーダ国の侵略を受け、攻め滅ぼされる。 692年 9月、ヴァ...
  • ラディオロス城
    概要 ラディオロス城とは、アルファ、ロンドーナ大陸東部に存在した城である。 蜉蝣戦記の舞台となった。 歴史 400年頃 ラディオロス国建国にともない、首都となる。 684年 ラディオロス国領土として蜉蝣時代の幕開けを迎える。 684年6月時の勢力図(クリックで拡大) 686年 メルシーダ国に攻め滅ぼされ、メルシーダ国領土となる。 692年 メルシーダ国がヴァーグリア国に降伏したことにより解放されるが、国としての復興はしなかった為、一民族の都市となる。 関連項目 蜉蝣戦記 都市一覧
  • ケルベロス
    基本情報 正式名称 RAF-03ケルベロス 製造   リグライナ帝国 略歴 プロトノヴァで発見された技術を元に、リグライナ帝国本来の技術を融合させた帝国産鉄の鎧兵。プロトノヴァに比べて戦闘パターンの豊富さと状況解析能力は劣るが、驚異的な移動速度、距離を誇る。 しかし、根本的な技術、動力は解析が不可能だったため、あくまでもプロトノヴァの外装だけを付け替え、独自に開発した機能を後付したものである。 そのため、ラグダーナによってカオスフォースが制御され、鉄の鎧兵が彼の支配下におかれたとき、制御装置を共有している「帝国産」の鉄の鎧兵も、ラグダーナの支配下となった。 関連項目 久遠草
  • ニーグロス平原
    概要 ニーグロス平原とは、アルファ、ロンドーナ大陸東部に存在した平原である。 蜉蝣戦記、ニーグロスの戦いの舞台となった古戦場であるが、735年の大寒波により、現在は無人の土地となっている。 関連項目 蜉蝣戦記 都市一覧
  • ナスティ
    基本情報 名前 ナスティ・カッサス 生没 ザールック (3306~3339) 出身 アーズ国 種族 人間 性別 女 略歴 アーズ国の外交を担当している文官。 元々は貴族の令嬢で、自身が手柄をあげたのではなく、先祖からの家柄で高い地位を手に入れているが、家柄を鼻にかけることもなく、また、本人が元々望んでいたこともあり、外交官としての能力は高く、アーズ国が周辺諸国より国力、軍事力共に上に立っていた為、大抵の無理難題が押し通せたという事実もあるが、五カ国連合会談に代表される、各国との会議をセッティングする調整能力と根回しは高く評価されていた。 しかし、アルスレーナがアーズ国の王女となると、独裁にも近い体制になってしまい、アーズ国は各国をまるで部下の様に扱いはじめた。これに危機感を抱いたナスティは、再三アルスレーナに自重を進言するが全て無視され、徐々に疎まれていく。そし...
  • システィ
    基本情報 名前 システィ・ルア・フェイルロード 生没 ルーイガルド (15405~没年不詳) 出身 シャクティアナ帝国 種族 魔族 性別 女 略歴 シャクティアナ帝国ギード領に住む魔道師。 先祖はゲルガインを封印した魔道師で、その伝承と七つの封印については代々受け継いでいるが、ゲルガインを利用しようとする者が現れない様に、決して人には漏らさない様にと言い聞かせられていた。 システィ自身も、大魔道師と呼んでも遜色のないほど優れた素質を持ち、また先祖の功名を誇りに思っていた。 七つの封印は、ばらばらに散らす為、各地へ散ったが、ひとつだけは自分の目のみえる所にないと不安と感じたのか、リーザの先祖だけは自身の家の隣に住まわせた。 代を重ねることで、リーザの家系の方は、自分が「封印の持ち主」だということをすっかり忘れていたが、システィはその経緯から、リーザを必要...
  • ラスブロス強襲作戦
    概要 ラスブロス強襲作戦とは、17329年8月、六界連合軍とシャクティアナ帝国の間で行われたルーイガルド侵攻作戦最後の戦となるエリス・ラゴンの戦い直後に行われたサヌア傭兵団によるラスブロスただ一人を狙って突撃を仕掛けた戦いである。 六界戦争最後の戦いにして、戦略や戦術を通り越えた、神話や御伽噺に近い戦いである。 詳細はエリス・ラゴンの戦いの後半部分に記載。
  • ラスティ
    概要 ラスティとは、ラドリザン、ユーラスティ大陸中央部(通称アレシア大陸)に存在する都市。 シチルとラスティは、細い1本の道のみで繋がれている為、クレアムーン首都ヒモロギへ向かうための最重要拠点となっている。 歴史 1142年 水鏡莉奈が流民を引きつれこの地に到着、魔物を駆逐し、クレアムーンを建国。首都ヒモロギと共にラスティにも人が移り住む。 1254年 聖都の変により急ぎ本国へ戻るべく、ラグライナ帝国と和睦を結んだ柊飛鳥が、この地の南方でラディスと調印を結ぶ。 1255年 10周期、ラグライナ帝国がクレアムーンに再進軍、電光石火の攻撃に、守備軍が突破され帝国領土となる。 1257年 2周期、ラグライナ帝国において帝国内乱戦争が勃発、これによりクレアムーン方面軍が一斉に帰国した為、無統治状態となる。 1257年 帝国内乱戦争時、背後の脅威をなくすため、神聖帝国とクレ...
  • キルスティ
    基本情報 名前 キルスティ・レッドガード 生没 ルーイガルド (17306~没年不詳) 出身 イースティア国 種族 人間 性別 女 略歴 剣そのものに精霊を宿した武器を使いこなす一族の娘。 両親が何者かに殺害され、キルスティはその敵討ちをしようとするが、いくつかの武器の精霊が、まだ幼いキルスティに自分を満足させる契約は結べないと反抗する。武器の精霊に襲われていたところ、ネリスとサキに助けられ、以後行動を共にする。 ネリスを姉と慕い、彼女の行くところに常についていき、ユナイト国、ザルカ国までたどり着く。 ザルカ国の剣術大会では、決勝トーナメント準々決勝でリスティアと対戦、ここではじめて彼女の武器が、自分の親の形見であることを明かし、リスティアこそが親の仇と断言、激しい戦いを繰り広げるが、力及ばず敗退、その上、先にリスティアを裏切ったのは自分の両親であったことを知...
  • リスティア
    基本情報 名前 リスティア・レーヴァイン 生没 ルーイガルド (17298~17372) 出身 ヴァレット国 種族 人間 性別 女 略歴 ヴァレット国の将軍だが、「ヴァレット国の暗部を書き記された書物(究極の魔道書)を見つけ出して処分せよ」という任務を受け、身分を偽って旅の剣士として各地を放浪していた。 様々な地を渡った末にユナイト国でアンジェリナたちと遭遇、彼女たちを傭兵として雇い、山賊の戦利品の中に「究極の魔道書」が紛れている情報を元に、山賊団ザルスに潜入するが、ヤムル族との戦いに巻き込まれ脱出、その後ネリス達と合流し、ザルカ国の剣術大会へと向かう。 この大会で、サラに「究極の魔道書」の正体を、キルスティに、父の仇の真相を伝える。 自身は準決勝でアンジェリナに敗れ、その後は他の参加者と同じくヴィルガードの餌にされる。 ヴィルガード事件終結後、...
  • バスティアーナ要塞攻略戦
    概要 バスティアーナ要塞攻略戦とは、ルーイガルド17328年8月、六界連合軍とフェルトビーン帝国の間で行われたルーイガルド侵攻作戦中に起きた戦いであるが、通常の攻略戦とは全く別の戦法を用いている為、通常の「戦闘」とは別扱いされることが多い。 戦闘に至るまでの背景 カルダザルスの戦いにおけるフェルトビーン帝国軍の敗因、それは、六界連合軍が長き戦いを経て、ようやく一つの軍団としてまとまったのに対して、決戦以外の事を考える者を数多く内部に抱えていたフェルトビーン帝国の内情にあった。だが、それはチカの責任ではない。内部に問題を抱えない国家や軍勢などこの世には存在しない。ただ、連合軍の方は、退路のない薄氷の道を歩く、精神的に追い詰められた特殊な状態がうみだした、幻想や幻覚に近い団結力を発揮しただけであった。 残存軍はバスティアーナ要塞に立てこもり、連合軍を待ち構え...
  • フェルトビーン
    正式名称 / 統治体制 フェルトビーン帝国 / 帝政 エンブレム フェルトビーン帝国の建国時より使用されていた為、今ではその由来を知る者はいない。 基本情報 人口 約830万 宗派 太陽神リリィ 特徴 ルーイガルド、スパルティア大陸中央に位置する。 シャクティアナ帝国の皇女を妻に迎え、「帝国連合」と呼ばれる大同盟を結ぶが、後に自国を二分する内乱が起き、その戦いが終わると、今度は各地の実力者が蜂起、戦国時代へと突入する。200年に渡る戦乱が漸く終わりを告げ再統一されたが、国名こそ同じだが、支配者は次々とその出自を変え、シャクティアナとの同盟も明確な破棄がなされないまま自然消滅していた。 後にフェルトビーン帝国が再び力を蓄え、巨大な帝国としての威厳と実力を取り戻すと、シャクティアナ帝国との同盟が再び結ばれる。以後は二大帝国として、最大の...
  • バスティア
    概要 バスティアとは、ラドリザン、ユーラスティ大陸中央部(通称アレシア大陸)に存在する都市。 政治的にはアデリア海に浮かぶバスティア島全土を領土とする自治都市であり、1268年の永久中立宣言以降、周辺各国から事実上独立した中立地帯となっている。 中立地帯という政治的特性とその立地から、アデリア海有数の貿易都市として繁栄し、各国による外交交渉の舞台としても広く使われていた。 エンブレム 物語では一都市として扱われているが、歴史上においては独立国として見られていた為、エンブレムを記載する。 歴史 900年頃 アウドムラ帝国によって作られる。 1025年 アウドムラ帝国より自治都市として独立。 1184年 ルースの乱に加わることなく、「永久中立」を宣言する。 1261年 バスティアの会談がこの地において開催される。 1526年 クレアクライシスとラコ...
  • ロムスティ
    基本情報 名前 ロムスティ・クルストマン 生没 ルーイガルド (17285~) 出身 ランクヘン国 種族 魔族 性別 男 略歴 ランクヘン国王であった父リルトの三男。 父は次男を溺愛し、長男を迫害していた。やがて自身の病がいよいよ重くなってきた事を知ると、長男を呼び出し反乱罪で処刑してしまう。これに驚いた三男であったロムスティは、保身のため、先手を取って反乱を行い、次男と骨肉の争いへと突入する。 当初はロムスティに勝ち目はないと思われていたが、シャクティアナ帝国を後ろ盾としてこの戦いに勝利、病床のリルトは、ロムスティに脅迫同然に王位を継承させ、その直後に息を引き取った。 ロムスティによる毒殺も囁かれているが、既に余命いくばくもなかった父に対して毒殺してもおかしくないというのは、そこまで彼がこの骨肉の戦いの原因を作ったリルトを憎悪していたということを伺わせるエピソード...
  • コスティ
    基本情報 名前 コスティ・レドグリア 生没 アルファ (1658~1733) 出身 フェングランド国 種族 魔族 性別 男 略歴 1728年、フェングランド共和国議長に就任。 1739年、リヴォル帝国、バーン国との間で三国同盟を結ぶが、世界大戦時代以降、リヴォル帝国の属国に近い状態となっていた為、自分の意思と関係なく、リヴォル帝国が結ぶのなら無条件で自分達も結ぶ、という立場に立たされていた。 事実、彼はこの同盟に懐疑的で、アルビス国のカルディナの交渉により、あっさりと実質上の中立を約束。 ただし、正式な外交ではなく、あくまでも「口約束」であり、アルビス国の立場が少しでも危うくなればすぐに牙を剥くつもりであった。 その後、アルビス国がフェングランドに侵攻するが、これはバーン国をおびき寄せる為の罠であった。「口約束」から、それを判っていたコスティだが、元々猜疑心が強く...
  • リスティ
    基本情報 名前 リスティ・トルヘス 生没 アルファ (1713~1736) 出身 ガルシーダ国 種族 人間 性別 女 略歴 ガルシーダ国の一兵卒、ガラハの幼なじみ、ティアナの友人でもある。 1736年のガルシーダの戦いでは首都に残っていたが、不運にもヴァーグリア国に内通した将を偶然見かけてしまった為、口封じの為その場で惨殺された。 関連項目 VALKYRIE CHILDREN
  • ユーラスティ
    正式名称 / 統治体制 ユーラスティ諸侯国同盟(684~952) / 君主制 ユーラスティ帝国(952~1203) / 帝政 エンブレム 特徴 ガルデス共和国の北方に位置する君主制国家。 建国当初は12人の選帝侯から皇帝(正式な役職名は「同盟議長」だが、後に「皇帝」の称号が公式に使われるようになる)を互選する統治体制を敷いていたが、後にユーラスティ家のみに皇位継承を認める帝政へ移行する。 1100年代後半から国内で反乱が相次ぐようになり、1203年に隣国によって滅ぼされる。 The End of ELEGYでは名前すら登場しない国家であり、多くの人々の記憶からは忘れ去られている。 歴史 684年 侯爵位以上を持つ12人の有力貴族による会議。ユーラスティ諸侯国同盟の設立宣言と初代同盟議長の選出が行われる。 946年 第21...
  • イースティア
    正式名称 / 統治体制 イースティア王国 / 君主制 エンブレム 基本情報 人口 約1020万 宗派 大地神ラーヴァ 特徴 東大陸の大国で、経済、文化、交通の中心的存在。かつて栄華を誇り、首都を次々と遷都したナルス王国が、行き過ぎた贅沢と天変地異から滅亡し、その後に生まれたのがイースティアである。 王制を敷いていたが、各土地の領主が力をつけて独立に近い状態となり、苦肉の策として王は退陣を決意、イースティア王国は連邦と名を変えることとなる。 帝王軍との戦いにおいてはスポリティン帝国を背後から支えたが、帝国が陥落すると勢いにのった帝王軍によってイースティアも陥落する。(実際は直後の陥落ではなく、かなりの年月防衛をしている) 現在はシャクティアナ帝国の属国となり、王国となっているが、初代国王はシャクティアナ帝国から派遣されている。ただし...
  • ニーグロスの戦い
    概要 ニーグロスの戦いとは、蜉蝣時代の戦乱の中で、アルファ694年2月、ロードレア国軍とリューグ国軍の間に起きた戦いである。 ノーウェイの戦いと同じく、国の興亡に直接関わる様な規模の戦いではないが、ラディアにとって大きな意味のある戦いだった為、物語では大きく取り扱われている。 戦闘に至るまでの背景 ▲694年2月における勢力図 この頃、ラディアは再びリューグ国との国境に駐屯していた。 そこには、かつては夫婦の誓いまでしたキルレイツが、リューグ国軍を率いていた。 偶然や運命の悪戯というにはあまりにも出来すぎている為、これはどちらかが、あるいは双方がお互いの駐屯地を調べた上での行動だったと思われる。 どちらにしても、本来なら万の位の兵を率いるに相応しいこの2将が、僅かな兵力で、配下の将、部隊も最小限という状況で大局に影響のない場所で対陣するという異様...
  • クリスティナ
    基本情報 名前 クリスティナ・ウェイクロフ 生没 ラドリザン (1497~1547) 出身 ラコルニア帝国 種族 人間 性別 女 略歴 帝国高級官僚チャールズ・ウェイクロフの長女。1514年に士官学校を首席で卒業し軍官僚となるが、同年11月に父が軍事物資横領で処刑(実際は冤罪)されると、連座で獄に繋がれ、鬼哭の谷周辺に位置する流刑地に幽閉された。後にクレアクライシスによって保護されると、守矢桔梗らの知己を得て、1518年7月にクレアクライシ ス軍の幕僚に名を連ねる。 その後クレアクライシス軍の機構改革を実施。後方支援体制の確立をはじめとする軍の近代化を成し遂げ、ラコルニア帝国との戦いにおいて自分が作り上げた後方支援体制の維持運営で辣腕を揮う。 政治家としては多数の実績を残したが、ラコルニア帝国仕込みの合理主義的な改革の数々や、自身の無神論的言動の数々、そして帝国との和...
  • コスティア
    正式名称 / 統治体制 コスティア族 / 民族 エンブレム 基本情報 人口 約20万 宗派 自然神 特徴 北の孤島。南岸は人々が集まり、集落として栄えているが、居住区以外は自然が手付かずのまま残ってる。その土地にしても殆どが凍土に覆われ、年間を通して冬である為、他国から完全に隔離されている忘れられた土地。作物は育たず、漁と狩猟のみで得た食料で生活している。国として確立はしておらずあくまでも民族の集落となっている。 歴史 年表 主な出身者 この国を舞台とした物語
  • レナスティーナ
    基本情報 名前 レナスティーナ・エストゥリア 生没 ラドリザン (1228~1281) 出身 レヴァイア王国 種族 人間 性別 女 略歴 レヴァイア王国の姫。父であるカルドス王は側室を多くもちながら、レナスティーナ以外に子宝に恵まれなかったことから、彼女は側室が浮気してできた子ではないかという陰口が叩かれていた。 性格が、父の優柔不断とは大きく異なり、即断即決で明朗な事が、この噂を更に真実味をもたらすこととなっている。 レヴァイア王国は、1247年ローグライスの戦いでラグライナ帝国に大敗。その後帝国に屈した父を毛嫌いしていた。 1253年、ラグライナ帝国と戦っていたガルデス共和国が、レヴァイア王国に帝国の後方を突く策を持ちかけられると、すぐにこれに乗り、父を押しのけて、自ら兵を率いて反帝国の軍勢を北上させ、レヴァイアの乱と呼ばれる戦いを引き起こす。 兵力で...
  • ハスティア
    概要 ハスティアとは、アルファに存在する武器の一つ。 風の精霊の力を宿した弓剣で、弦と矢は現実的な道具ではなく、光属性の法術によって生み出される。 風と光の精霊の影響が薄い環境では力を発揮できない。 名前の由来は神話にでてくる神の名から。 もともとはヴァン・フレイ国のガリックが所持していたが、彼を討ち取ったシオンが所有者となる。 しかし、シオンがフィヨルドの戦いで討ち取られると、シオンと親友となったティアナが、形見として受け継いだ。 その際、「本当はガリック将軍のものなのに、シオンの形見と言っていいのだろうか」と自嘲した。 関連項目 LUNATIC DESTINY ガリック シオン ティアナ
  • バスティの虐殺
    概要 バスティの虐殺とは、アルファ1739年5月、ラ・ディアス帝国が行った南方侵略の過程で発生した虐殺事件である。 ラ・ディアス帝国の悲願であった南方進軍において、周辺諸国を戦わずして降伏させるため、小国バスティの首都は、焼け野原となるまで燃やし尽くされ、老若男女から家畜に至るまで全てを殺害せよと皇帝ロンディーナが命じた。 遠征総指揮官スレイナは、勅命には逆らえないとこれを実行、バスティは灰燼と化した。 真相 この虐殺事件により、皇帝ロンディーナの評判は地に落ちる。 だが、この命令は彼が発したものではなく、実際はスレイナが捏造した命令であった。 スレイナはこの時点で既に帝位簒奪を目論んでいた為、皇帝の評判を落とす工作を数多く行っていた、この虐殺事件はその総仕上げにも近い大掛かりな策であり、真相を知っていたのはクリスアーノと、彼の野望を知り、密かに接触し...
  • ノスティーライナ
    概要 ノスティーライナとは、ラドリザン、ユーラスティ大陸中央部(通称アレシア大陸)に存在する街道。曲がりくねった崖道が数多く存在する。 ガルデス共和国の首都へ向かう主要街道ではあったが、同時に首都防衛の為、大軍が送り込めない様にわざと道を細く整備してある。 ガルデス共和国の首都ガイ・アヴェリへ向かうには、モンレッドを突破して北から回り込む道と、クァル・アヴェリを突破して南から回り込む道の2本が存在した。 1256年、ラグライナ帝国は、モンレッド街道を確保したが、その勢いに乗り、要所であったクァル・アヴェリの陥落にも成功した。この時点で帝国は、2本の道どちらでも選べたが、クァル・アヴェリから出陣するに際して、最短距離のノスティーライナを選択した。この戦いにおいて、ガルデス共和国の議長ラヴェリアが暗殺されるという歴史的事件が勃発した。 歴史 900年頃 ...
  • カルダザルスの戦い
    概要 カルダザルスの戦いとは、ルーイガルド17328年8月、六界連合軍とフェルトビーン帝国の間で行われたルーイガルド侵攻作戦中に起きた両軍の最大決戦となった野戦である。 ここでは、その戦いに至るまでに行われた局地戦もあわせて表記する。 戦闘に至るまでの背景 エイクレア攻略戦に勝利した六界連合軍だが、フェルトビーン帝国としては、遠征軍をバスティアーナ要塞まで引きずり込みたかった為、これは予定の行動であった。また、シャクティアナ帝国からも、イルザ、ルーインという援軍が到着した為、決戦前の前哨戦へと突入していく。 まずは、イルザとベスアが出陣、イルザはかつてこの土地にいた時に懇意となった山賊を操り、神出鬼没に姿を現しては連合軍の食料、補給路を襲撃した。いずれ連合軍は食糧確保の為後退、場合によっては占領した土地で食料を強奪する、そうして民衆の怨嗟を蓄積させるこ...
  • ケルスティン
    基本情報 名前 ケルスティン・ベルツェーリウス 生没 アルファ (659~713) 出身 ルディック国 種族 人間 性別 女 略歴 ルディック城の商人出身。675年に官僚としてルディック帝国に仕官し、帝都と周辺地域の行政に携わっていたが、その手腕をバルディゴスに認められ、680年から将軍として任用された。将軍任用後はバルディゴスの片腕として帝国の行政改革や法律の刷新などに関わる。 バルディゴス暗殺とカルディスの政変によるロー・レアルス建国の際には、ルディック城の東方で軍事物資の確保や難民の保護に奔走していたためクーデターに対応することができず、カルディスのルディック入城後にクーデターを追認せざるを得ない結果となった。 カルディス政権下ではロー・レアルス南部諸都市の復興を任せられ、彼女もその命に応えて成果を挙げた。 レザベリアスの戦いによってカルディスが戦...
  • バスティアの会談
    概要 バスティアの会談とは、ラドリザン1261年9周期、ルディ、レディス、真田弥生によって行われた歴史的な三者会談である。 経緯 長き戦乱の時代は、誰もが「どこかの国が統一により終わらせる」まで続くと思われていた。 だが、ラグライナ帝国のルディ、ガルデス共和国のレディス、クレアムーンの真田弥生、平和を夢見る三人の女性がそれぞれの国の頂点に立った為、「三者会談による和平への道」という結末を迎えた。 勿論、国のトップがそうしたいと思っても、その通りになるほどあまくはなく、反対派、抵抗勢力といった数々の困難をそれぞれの腹心と共に撃ち破っての結果であり、決して平坦な道のりではなかった。 それまでも、ルディとレディス、ルディと真田弥生は、それぞれの国境において会談を行っているが、三者の会談の場合、その開催場所をどうするかが問題であった。その際、永久中立としとして自...
  • ユーラスティ大陸
    概要 ユーラスティ大陸とは、ラドリザンで最大の面積を持つ大陸。 あまりにも広すぎるため、中央部分は「アレシア大陸」、東部は「アドリアス大陸」という別称も持ち、それぞれの国によって正式名称の使い分けは異なる。 たとえば、アウドムラ帝国の繁栄を伝えるとき、ある国の史書には「ユーラスティ大陸中央部で最大の勢力を誇った」と書かれることもあれば、別の国では「アレシア大陸を支配した」ともある。 ただし、アドリアスは地形的に判別がつきやすい為、現在では完全に独立した大陸として扱われている。
  • ラ・コリスティー
    概要 ラ・コリスティーとは、ラドリザン、ユーラスティ大陸中央部(通称アレシア大陸)に存在する都市。 歴史 925年 アウドムラ帝国から流れ着いた民衆により建設され、レヴァイア王国の首都となる。 1254年 レヴァイア王国が消滅により、以後ラグライナ帝国領土となる。 1263年 アレシア連邦成立により、連邦領土となる。 1498年 ラコルニア帝国建国により、ラコルニア帝国領となる。 blankimgプラグインエラー:ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 1524年2月時の勢力図(クリックで拡大) 関連項目 The End of ELEGY 都市一覧
  • グラーバル
    基本情報 名前 グラーバル・ライベルト・コルス 生没 アルファ (1706~1958) 出身 ガライザラ 種族 魔族 性別 男 略歴 ガライザラに数多く存在する少数騎馬民族の長、ガライザラ内乱においてシオンに協力した一人。 当初は内乱に対して中立を保っていたグラーバルだったが、リオステリアの戦い以後、バシュタルクの人の使い方では勝てないと見越してシオン陣営に参陣した。 しかし、ガライザラの内乱(未作成)は、元々ヴァン・フレイ国が裏で糸を引いた内乱であった。そのため「なるべく内乱を引き伸ばして双方を疲弊させよ」という密命を秘めていたミッドガルツは、シオンに力のバランスが傾き始めたことを懸念、グラーバルを酒宴に誘い、酔って口が軽くなった姿を演じてわざとシオン軍の弱点をもらした。これまでの騎馬民族長なら、この情報を手土産に短絡的にバシュタルクの元に向かうところであったが、グ...
  • 四牙将
    概要 四牙将とは、フェルトビーン帝国において四方の国境を守る4人の将軍の総称である。 フェルトビーン帝国の周囲には、数多くの小国が存在するが、それらの中にはフェルトビーン帝国と正面から敵対し、国境を脅かす国も多い、そこで帝国の中でも最も精鋭部隊で結成された四牙将と呼ばれる部隊が生まれ、四方の国境をそれぞれ守備していた。彼等は戦死、または引退の度に将を引き継ぎながら、数百年に渡って国境を守り続けていた。 ルーイガルド17328年、六界連合軍によるフェルトビーン帝国侵攻がはじまると、この過去にない帝国存亡の危機に、女帝チカは国境より四牙将をバスティアーナ要塞へ呼び寄せた。 歴代の四牙将は、動物に例えられ、四牙将「○」と名づけられるのが通例化していた。 主要メンバー ルーイガルド17328年時点における四牙将。 四牙将「狼」カルザイア 四牙将「鮫」ベスア ...
  • バスティアーナ要塞
    概要 バスティアーナ要塞とは、ルーイガルドのフェルトビーン帝国が所有していた難攻不落の代名詞的存在の要塞である。 フェルトビーン帝国の建国直後に建造がはじまり、護国の象徴として存在していたが、フェルトビーン帝国が自国の危機に陥ることはほとんどなかった為、実戦を経験したことは少なく、その堅固さを世に知らしめたのは、7785年に勃発したフェルトビーン帝国を二分する内乱であり、堅固さに舌打ちをしたのは他国ではなく、同国の将兵という、失笑すべき皮肉な歴史を背負っている。 しかし、六界連合軍によるルーイガルド侵攻作戦がはじまると、フェルトビーン帝国ははじめて外敵から「亡国の危機」と言える侵入を許し、17328年皇帝チカをはじめとする主力部隊をこの要塞に集結させ、連合軍の侵攻を見据えながら、決戦のために出陣した。 しかし、カルダザルスの戦いにてフェルトビーン帝国軍は大敗し、残...
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