レイアル砦

六界全史内検索 / 「レイアル砦」で検索した結果

検索 :
  • レイアル砦
    概要 レイアル砦とは、アルファ、ロンドーナ大陸東部に存在した砦である。 蜉蝣戦記の舞台となった。 歴史 500年頃 ルディック帝国の区でありながら、独立国の様に振舞っていたゲーリー国が、ルディックとの国境付近に砦を築く。 684年 ゲーリー国領土として蜉蝣時代の幕開けを迎える。 684年6月時の勢力図(クリックで拡大) 687年 3月、レイアル砦の戦いの舞台となり、偽帝討伐連合軍の攻撃を受け陥落、ロー・レアルス国領土となる。 703年 ヴェリアの大遠征により、ロードレア国領土となる。 705年 9月、メファイザスの逆遠征によりロー・レアルス国領土となる。 711年 ルディックの陣によって、ロー・レアルス国が瓦解、ベルザフィリス国領土となる。 735年頃 大寒波による民族大移動により破棄される。 関連項目 蜉蝣戦記群雄割拠図 蜉蝣戦記 都市一覧
  • レイアル砦の戦い
    概要 レイアル砦の戦いとは、アルファ687年、偽帝討伐連合軍とゲーリー国軍の間に起きた戦いである。 戦闘に至るまでの背景 ▲686年10月における勢力図 ゲーリー国は、アゾル国領土を手に入れ、当時最大勢力を誇っていた。単純の面積だけの問題ではなく、肥沃だった旧アゾル領土は、ゲーリー国の戦意を上げるのに効果的であった。 兵士たちの士気は高く(これはある程度の略奪が黙認されていた事もある)国力も充実していた。 ここで彼はかねてから計画していた「皇帝」の地位を名乗る事を実行に移す。バルディゴスの遺児を見つけ出し、皇帝の地位を禅譲させるという茶番劇(この遺児すら偽者という説が有力)の末、彼は皇帝の地位を自称する。これに唯一反対したリディアニーグではあったが、マラの逆鱗に触れ、自決を命じられる。 マラは、バルディゴスの時代とは違い、互いに疑心暗鬼となっている...
  • ヴァイナック
    ... ゲーリー国領レイアル砦を守り続けた将軍。 687年、偽帝討伐連合軍がレイアル砦に迫るが、ヴァイナックは迎撃の指揮をとり、ロードレア国先陣のフィリスを撃退する。しかし、この時フィリスの副将に任命されていたラディアが彼に挑み、二人は互角の一騎討ちを演じるが、これにヴァイナックの息子メナスがラディアに矢を放ち、乱入する。ヴァイナックは、一騎撃ちに横槍を入れた息子の行為を叱り付け、ラディアに再戦を約束して撤退する。 その後、国主マラの命令によって、ゲーリー国軍はフェザリアード城(未作成)で再集結を図ることとなった。 だが、マラが暗殺されたことによりゲーリー国は瓦解。その報告を聞いたヴァイナックは、残存兵をまとめメヌド砦に立てこもり、周囲の将が降伏していく中徹底抗戦の構えを見せた。 これに対し、ラディアは決着のついている戦いに兵士を巻き込まない様、二人だけで決着をつけるべく一騎...
  • メナス
    ...伐連合軍を迎え撃ったレイアル砦の戦いで、ラディアと一騎討ちを繰り広げる父を矢で援護するが、父は一騎討ちに水を差したと息子を叱責する。 偽帝マラが暗殺された後は、父と共にメヌド砦に入り、降伏を拒絶して徹底抗戦の構えを見せる。 父の死を見届けると、その後を追って自決した。 関連項目 蜉蝣戦記
  • メネシア砦
    ... 687年 3月、レイアル砦の戦いの舞台となり、偽帝討伐連合軍の攻撃を受け陥落、ロー・レアルス国領土となる。 703年 ヴェリアの大遠征により、ロードレア国領土となる。 705年 9月、メファイザスの逆遠征によりロー・レアルス国領土となる。 711年 ルディックの陣によって、ロー・レアルス国が瓦解、ベルザフィリス国領土となる。 735年頃 大寒波による民族大移動により破棄される。 関連項目 蜉蝣戦記群雄割拠図 蜉蝣戦記 都市一覧
  • ゲーリー
    ...連合軍の攻撃を受け、レイアル砦の戦い、フェリアザード海戦で大敗、マラは暗殺され、ロードレア、ロー・レアルス両国によって滅亡する。 主な出身者 マラ この国を舞台とした物語 蜉蝣戦記
  • レイアル
    正式名称 / 統治体制 レイアル国 / 君主制 エンブレム 特徴 歴史 2156年 レイアル国が建国される。 3327年 セルカティーナが艦隊を率いて進軍、実際はリゼルバ陥落を誤魔化す為のはったりであったが、後方に大部隊が控えていると思い込み、しばらく動きを封じられる。(同年8月に奪還) この国を舞台とした物語 LOST MOON FLEET
  • 偽帝討伐連合軍
    ...マラ軍の戦い レイアル砦の戦い フェリアザード海戦 討伐連合軍解散 マラの死によって、討伐連合軍はその役目を終えて解散する。 ロードレア、ロー・レアルス国は、それぞれ領地を拡大、領地が離れていたリューグ国は、それに相応するかなりの物資と金銭を受け取ることで分配とした。 ゾリメック国は、レイディックに完全な帰順を要請、これによりロードレア国に吸収されることとなる。 そして、レイディックとカルディスは、ついにお互いの国の領地が隣接することとなり、これ以後本格的な戦いがはじまることとなる。 関連項目 蜉蝣戦記
  • 都市一覧
    ...ネシア砦 メヌド砦 レイアル砦 レッド・ロウ砦 古戦場ヴァイグ高地 エィディス平原 エスデリア平原 ギルラ高地 クルス山地 ゼイレアン平原 ゼノグリア山地 ディース高原 ニーグロス平原 バザルアンの森 フィード平原 リアーズ平原 リイラード平原 リッヅ山地 リッドゾーン盆地 リファード平原 ルーズ平原 ル・ヴァラヴァ・ザード平原 レザベリアス平原 海域(海戦が行われた場所限定)シーア海域 フェリアザード海域 リザイア海域 The End of ELEGY 都市アデリア ヴェルティカ ガイア ガイ・アヴェリ カッチェ カルカシア カルスケート カルディア 鬼哭の谷 キリグアイ クァル・アヴェリ グラディエスト コーデリアス コーネリア シチル シュツットガルド ドルムウント バスティア バライ パルチアン ハルバート ヒモロギ ミスリート ライカーン ラ・コリスティー...
  • 蜉蝣時代
    ...と、ゲーリー国の間でレイアル砦の戦いが起きる。 687年 3月、偽帝討伐連合軍と、ゲーリー国の間でフェリアザード海戦が起きる。偽帝マラ暗殺され、ゲーリー国が滅亡する。 687年 偽帝討伐連合軍解散と同時に、ゾリメック国がロードレア国に帰順を申し込み、その傘下となる。 688年 ディアルが、ベルス城を奪う。(ベルザフィリス建国記) 690年 2月、ロードレア国、ロー・レアルス国の間でゼイレアンの戦いが起きる。 691年 1月、ルディック国、ロー・レアルス国の間でソルドレイカの戦いが起きる。 691年10月の群雄割拠図 691年 10月、ルドリアの南征により、アル国主ルドリアが戦死。 692年 5月、ロードレア国、ロー・レアルス国の間で第5次ゼイレアンの戦いが起きる。 692年 8月、ロードレア国、ロー・レアルス国の間でレザベリアスの戦いが起き、カルディスが戦死する。 692年...
  • レイアス
    基本情報 名前 レイアス・ゲーダ 生没 アルファ (657~708) 出身 ロードレア国 種族 人間 性別 男 略歴 バルディゴス討伐連合軍(684)が結成され、主要な将軍が出陣していったが、彼はロードレア本国に残留し、諸国の情勢を探り、そこに今後の推移を予測した文章を製作した。 この報告書がレイディックの目にとまり、外交使節として諸国を回る重役に就く。 レイアスの働きで回避された国同士の問題は多くあるが、最も有名なのがバルド国侵攻の時である。 彼はバルド国進軍の報告を聞くと、急いで献上品を与え、使者に自分もまぎれて同行、出陣している将軍を観察、司令官を弁舌一つで上機嫌にさせると同時に偽情報をさりげなく流し、堂々と帰国している。 翌日偽情報を信じたバルド国軍は、ロードレア国軍の待ち伏せにあって全滅した。 これらの勲功からヴェリアに目を付けられ、レザベリアスの戦い...
  • レイア
    基本情報 名前 レイア・カルタリア 生没 アルファ (1717~1744) 出身 イスタル国 種族 人間 性別 男 略歴 自由傭兵を名乗る一団の一人。 教会の前で捨てられていた赤子だったレイアは、神父に育てられた。しかし、自分を育ててくれた父代わりの神父を唯一の例外として、教会の世界も金と欲望に塗れていた事を知り、彼も世俗に塗れる事を恥じなかった。 戦火に巻き込まれて教会は焼け落ち、育ての親も失った彼は、僧侶という立場を利用した詐欺まがいの行為を行いながら各地を歩き回りサヌアと出会う。 その後は傭兵として彼と行動を共にし、それぞれの戦いに赴くが、決して前線には出ず、後方から憎まれ口を叩くのが常であった。ただし、自身の剣術は普通の傭兵を凌駕するほど高かった。ちなみに僧侶は刃物をもてないという戒律は、彼の前ではあまりにも無意味なものである。 サヌアと共にヴァン...
  • ガルレイア
    基本情報 名前 ガルレイア・ラコルニア 生没 ラドリザン (1458~1508) 出身 アレシア連邦 種族 人間 性別 男 略歴 1488年、アレシア連邦が内部抗争をはじめたとき、彼は武力をもってこれを統一、1497年に分裂したアレシア連邦を再統一させる。 その後、ガルレイアはアレシア連邦を乗っ取り、ラコルニア帝国を建国するが、連邦内乱により疲弊していた民衆は、英雄としてカリスマ性を備えていたガルレイアの手腕に期待して、その決断を歓迎した。 内政に手腕を発揮し、ラコルニア帝国を発展させる一方で、この地域だけが独自の暦だったものを、他の大陸と統一させるといった柔軟な対応も見せた。 民衆に対する慈愛は、支持を得るための見せ掛けではなく、彼の本心であり、「もっとも独裁的な博愛主義者」と後世語り継がれることとなった。 人物 なぜ独裁の象徴ともいえる「帝国」でな...
  • 戦闘一覧
    ...蜉蝣戦記 687年 レイアル砦の戦い 偽帝討伐連合軍 × ゲーリー国 蜉蝣戦記 687年 フェリアザード海戦 偽帝討伐連合軍 × ゲーリー国 蜉蝣戦記 688年 カルドの戦い シャリアル国 × アル国 蜉蝣戦記 690年 ゼイレアンの戦い ロードレア国 × ロー・レアルス国 蜉蝣戦記 691年 ソルドレイカの戦い ルディック国 × ロー・レアルス国 蜉蝣戦記 691年 ルドリアの南征 アル国 × ベルザフィリス国 蜉蝣戦記 692年 第5次ゼイレアンの戦い ロードレア国 × ロー・レアルス国 蜉蝣戦記 692年 レザベリアスの戦い ロードレア国 × ロー・レアルス国 蜉蝣戦記 692年 レイディックの東征 ロードレア国 × ロー・レアルス国 蜉蝣戦記 692年 エィディスの戦い バルド、シャリアル国 × ベルザフィリス国 蜉蝣戦記 693年 ノーウェイの戦い リューグ国 × ロードレ...
  • グレイアス
    gureiasu01.jpg 基本情報 名前 グレイアス 生没 ラドリザン (1215~1278) 出身 ラグライナ帝国 種族 人間 性別 男 略歴 ラグライナ帝国貴族の三男坊。士官学校を素行不良で退学になってから風来坊をしていた。 しかし、次男を流行り病で失い、その2年後に長男も事故で大怪我をして寝たきりになり、跡目を憂いた父親に後継者として呼び戻される。町での暮らしが長かったので、貴族らしい態度も上辺だけで、家に戻った後も気軽に町に出かけていたという。 兵からは「見た目は怖いが、下の者にも気軽に声を掛ける将軍」「怒ると怖いが戦場では頼りになる人」と慕われている。 帝国軍の戦いあるところにグレイアスありと言われるほど各地で名を轟かせ、ローグライスの戦い、ウネピの戦い、シチルの戦いに参戦し、手柄をあげる。 1255年、聖都クレアの戦いにも出陣、突然の...
  • ロードレアの内乱
    ...なかった。 だが、レイアル砦に続いて、エルグライ城が陥落したと聞いた時、デイズの顔色が変わった。 エルグライ城は、デイズ軍の補給基地であり、彼の妻子もそこにいた。ミルフィーが城を狙う事はわかっていたため、あえて進行ルートから大きく逸れていたエルグライ城を拠点としていたのだ。何故ミルフィーは、この一刻を争う時にあえて侵攻ルートから外れたエルグライ城を攻撃したのか、デイズには理解できなかった。 それは、ヴェリアがアルヴァドスに授けた策の序章であった。ミルフィーにエルグライ城を攻撃し、デイズが引き返してミルフィーと一戦交える様にこちらで仕掛けるので、両軍が共倒れした時、アルヴァドスが横槍を突くことで勝利を得よ……と。 では、ヴェリア自身は、何故デイズがエルグライ城に補給拠点を構えたのか判ったのか……それは、692年、カルディスを討った後に行われたレイディックの東征、この戦いでヴェリ...
  • ヴェリアの大遠征
    ...た。 ネルヴァ城、レイアル砦、メネシア砦も落とし、大きな戦いで6回、小さな戦いなら記録に残っているだけで20回という連戦の全てに勝利したロードレア国軍は、ひたすら進撃を続けていた。 さすがの大兵力も、城に篭られると一度の戦いに時間を要する事があったが、それでも、ここまではヴェリアの計画と時間的にも進軍ルート的にも、それほどの誤差はなく進んでいた。 ロー・レアルス国の次なる防衛陣は、ゾッグ、ドゥバ、ドルトンといった将が、部隊を2手に別けて遠征軍を挟み撃ちにする体勢をとった。これに対してヴェリアも軍を二手に別けてあたることとなる。 軍を二手に別けて対峙した矢先、アレス部隊である事件が起きていた。 この時点で、既に遠征から1年に及ぶ戦いが続いており、流石に兵士達の疲労を蓄積させたのか、3名の兵士が部隊を離れて近隣の村で略奪行為を行っていた。すぐさま囚われた兵士達。軍律では、...
  • ラッツヘルトの戦い
    概要 ラッツヘルトの戦いとは、ザールック3327年8月、アトレティア国とアヤクリス国の間で行われた戦いである。 戦闘に至るまでの背景 リゼルバを攻略し、更に奪還の為出陣したアトレティア国軍を、サルファーの遠謀によって、ほとんど戦うことなく防衛したアーズ国。 アトレティア国軍はすぐさま第二派攻撃を仕掛けたかったが、アーズ国軍が城壁の修理等、早急な地盤固めに成功した為、全軍を配備したままにらみ合いとなる。 一方、リゼルバの戦略的価値を落とすため、ソート、イントス、レイアルの三国を速攻で孤立化させたセルカティーナだったが、ガザデルーはその策を無駄と決めつけ、後続を送ることなく、ひたすらリゼルバ奪還に力を注ぎ込んだ。三国としても、いつか現れると覚悟していた後続部隊が一向に姿を現さないことから、セルカティーナの制圧が空洞化していることに気づき始め、すぐさま奪還の動きを見せ...
  • セルカティーナ
    基本情報 名前 セルカティーナ・レドッソ 生没 ザールック (3306~3331) 出身 辺境の小国としか記述なし 種族 魔族 性別 女 略歴 アーズ国付近に領土を持っていた名もなき小国の貧乏貴族の娘。言葉使いは誰に対しても丁寧で、物静かな少女の風貌をしているが、胸に秘めた智謀と鎌を自在に操る剣術は天才的といってもよく、二物を兼ね備えた才女。 父は家名を上げようとアーズ国との戦いに赴くが、サウラによって討ち取られる。その報告を聞いたセルカティーナは、アスハ、ファリミス、キリィの三人だけの部下を率いて、以後サウラを父の仇として狙うこととなる。 しかし、実質的な戦力をもたないセルカティーナは、アトレティア国に流れ着き、ジルダーに認められて客将となる。 そこで、残された僅かな私財の全てを投げ打って兵を雇い、マドリアル攻略に参加を願い出ると、当時難攻不落と言われていた...
  • ザールック
    六界戦争末期における勢力図 ▲3325年 赤=アトレティア国の同盟、または友好国(後世になって帝王軍と色別けられた国) 青=帝王軍と敵対した陣営(後世になって六界連合軍と色別けられた国) 概要 六界の一つ。六界の中でもっとも優れた文明を持っていた上に、六界戦争に巻き込まれた年代ももっとも遅い。 この世界は、文明を築き、栄え、その頂点を極めるとそこから様々な問題を噴出させ、自らが作り上げた文明が元で、まるで世界をリセットするかの様に資源の枯渇から文明が崩壊し、再びゼロから歴史を作りだす。これをほぼ2000年周期で繰り返していた。 その為、どれだけ時代を重ねても、かつての古代文明を凌ぐ程の文明を築く事はできなかった。 3300年代、この世界を照らす2つの月、その月はそれぞれ自分たちで独自に重力をコントロールする波動を放ち、ザールック本星の力を借...
  • ノイア
    基本情報 名前 ノイア・バゥズ 生没 アルファ (650~701) 出身 ルディック国 種族 人間 性別 男 略歴 ロー・レアルス国領土ガイア城を守備していたが、レイディックの東征(692)時に、城主エルドの出陣後、民衆と協力してレイディックに内応して蜂起。レイディックはそのまま彼をガイア城城主に任命する。 その後は治世に務め、未開発だったこの地で「ノイア法令」と呼ばれる治安維持の地方令(国の法とは別に存在している地域の法)を作り上げた。 この法令は完成度が高く、蜉蝣時代終幕後も各国へと流れ、多くの国が教典としている。 関連項目 蜉蝣戦記
  • ギザイア
    基本情報 名前 ギザイア・フーリアス 生没 アルファ (658~721) 出身 ロッド国 種族 人間 性別 男 略歴 後世、蜉蝣時代将軍の人気投票を行うと、必ず嫌いな将軍部門の上位にその名を連ねる男。 彼がラディア、アリガル、シルフィーナの死を演出し、レイディック豹変の原因を作り、それが元でレイディックの死、ロードレア国の滅亡へと(ギザイアはそこまで計算したわけではなかったが、結果的に)導いた為である。 そして、本人は蜉蝣時代終結まで生き延び、静かな余生を送った。 勿論彼は、国のために謀略を行ったのだからそれを批判するのは筋違いだが、後世ラディア達があまりにも神格化してしまったことが彼の不幸なのかもしれない。 元々は外交官としてロッド国に仕官。いくつもの困難な会談を成功させている。 これは相手の性格を事前に調べ尽くしてそれにあった方法を随時とった為である。...
  • ケイア
    基本情報 名前 ケイア・ゴド 生没 アルファ (660~735) 出身 ルディック国 種族 人間 性別 男 略歴 ロー・レアルス国将軍として、ブゥルと共にニィズ砦を守備していた将軍。 レイディックの東征(692)がはじまると、ザルドを引き連れ、1万の軍をもってレイディックを待ち受けるが、力の差を見せ付けられて大敗し、すぐさま降伏する。 そのまま東征軍に組み込まれていたが、その後の記録はほとんど残されていない。 おそらく、帯同したものの、ケイアの将としての器を見限られ、辺境の北方地帯守備に回されたものと思われる。 ロードレア国滅亡後は、平民として暮らしたという。 関連項目 蜉蝣戦記
  • リガイア
    基本情報 名前 リガイナ・コルセット 生没 アルファ (654~691) 出身 ルディック国 種族 人間 性別 男 略歴 ロー・レアルス国将軍。 元々はルディック国将軍だったが、カルディスのロー・レアルス建国に従った。 レイディックの東征(692)でバイアラスに攻められたディロゥ城の守備をしていた。正面から戦っても勝ち目はないと、エザイスと共に偽りの降伏を行い、内部から霍乱しようとするが、バイアラスに策はあっさりと見破られ、エザイスと共に斬られた。 関連項目 蜉蝣戦記
  • ダイルーガ
    基本情報 名前 ダイルーガ・タケイス 生没 アルファ (1714~1741) 出身 ロップス国 種族 人間 性別 男 略歴 物心ついた頃から両親を知らず、少年時代から既に傭兵として生きていく事を強いられ、一匹狼として各地を転戦していた。 ある仕事で使い捨ての部隊として最前線に送られ、敵中に孤立するが、この時共に戦い生還したサヌア、レイア、ロリスザードと意気投合し、その日の夜酒場で飲み明かし、以後行動を共にする。 サヌアと共にヴァン・フレイ国にてルナティスの依頼を受け、マルガランの戦い、アリアス遠征、アリアスの戦いに相次いで参戦。サヌア、レイアと共にメッツ帝国への使者として立ち、プライドの高いメッツ帝国をヴァン・フレイ国に協力させ、ロヴェリア遠征にも参戦するという大仕事をやり遂げた。 ノスタル高原の戦いでは、独立傭兵団という部隊が編成され、少数ながら独自の...
  • ノイア法令
    概要 ノイア法令とは、蜉蝣時代に存在した法令の一つ。 アルファ692年、レイディックの東征によりガイア城が陥落するが、そのとき、ガイア城に入城したアレスは、城下町の行き届いた地方令(国の法とは別に、その地域のみに有効な治安維持用の法令)に感嘆し、その法を纏め上げたというノイアを、国主レイディックに推薦した。 レイディックも、彼がまとめあげた地方令に感嘆し、本国でも採用した。 更にノイアには、ガイア城だけではなく、周辺の城にまで影響力を持つ権限を与え、法の更なる改正を命じた。 後に完成した地方令は、「ノイア法令」と呼ばれることとなり、蜉蝣時代以降も、書物となって様々な国に流れ、多くの国が法を作るときの参照にした。 関連項目 蜉蝣戦記
  • 物語別登場人物一覧
    LUNATIC DESTINY サヌア傭兵団 サヌア ロリスザード レイア ダイルーガ シーナ リーザス ヴァン・フレイ国 ルナティス ガラ ミュー ラン ビルド アーリナ ティアナ ジュディス ガリック アゼル ゴトラス ローザ ベチカ アルビス国 エリシア カルディナ ルティエ リドラ ラギ レイス レクシア サンド ラ・ディアス帝国 フローラ スレイナ ボーン ホルス クリスアーノ ストライア マルキィ ティネゼリア帝国 シュバイン メッツ帝国 グラシス アストリア国 パール シーザルス国 リチヤ アリアス国 ミッドガルツ アディス国 リフィティ ヴァーグリア国 フライヤ マルタナ シーバ...
  • ラコルニア
    正式名称 / 統治体制 ラコルニア帝国 / 帝政 エンブレム ラコルニア帝国エンブレム、武断的だったラグライナ帝国のエンブレムに比べて比較的落ち着いた印象を与えている。 特徴 特徴 歴史 1498年 ガルレイア、アレシア連邦を乗っ取り、ラコルニア帝国を建国、再統一の英雄であった彼の決断に民衆は酔いしれ、彼の皇帝宣言に喝采を上げた。 1505年 ラコルニア帝国は鉱山発掘を背景に発展、地域による格差が更に開いていく。 1516年 旧クレアムーン領土が、ラコルニア帝国からの独立を宣言、クレアクライシスと名乗る。 1520年 レアルーシ、ラコルニア帝国の帝位に就く。 1522年 アレシア大陸に大寒波が襲い掛かり、ラコルニア帝国においても大きな打撃を受ける。 1523年 もともと寒波に強く、大寒波の中でも作物が取れていたクレアクライシスの土地...
  • ロードレア遠征
    概要 ロードレア遠征とは、蜉蝣時代の戦乱の中で、アルファ708年12月、ベルザフィリス国軍とロー・レアルス国軍が、それぞれのルートからロードレア国へ侵攻した戦いである。この遠征により、ロードレア国は滅亡する。 ギルラ高地の戦い、クルス山地の戦いもこの中に含まれている。 ヴェリアの死 706年7月14日。 良将は失われ、国主は聡明さを失い、兵は暴力に走る。 ロードレア国は、完全に衰退していた。この隙を逃さずベルザフィリス国、ロー・レアルス国、そしてフェルスデッド国が一気に国境を突破してロードレア国に侵入する。元々唯一他4国の全てと国境を接していた国である。ヴェリアという存在が睨みを効かせていた時代が終わりを告げると、一瞬にして脆さを露呈した。 ディルセアを総大将とするベルザフィリス国には、ファルザス、レイアス、グロライドを、国主ベルザウス自らが指揮をとるフェル...
  • ガイア城
    概要 ガイア城とは、アルファ、ロンドーナ大陸東部に存在した城である。 蜉蝣戦記の舞台となった。 歴史 684年 アゾル国領土として蜉蝣時代の幕開けを迎える。 684年6月時の勢力図(クリックで拡大) 686年 1月アゾル国の滅亡により、ゲーリー国領土となる。 687年 ゲーリー国滅亡により、ロードレア国領となる。 692年 ソフィスの戦死によりロー・レアルス領となる。 692年 10月3日、レイディックの東征によりロードレア国領となる。 709年 3月、ロードレア国の滅亡により、ロー・レアルス国領土となる。 711年 ルディックの陣によって、ロー・レアルス国が瓦解、ベルザフィリス国領土となる。 735年頃 大寒波による民族大移動により破棄される。 関連項目 蜉蝣戦記群雄割拠図 蜉蝣戦記 都市一覧
  • 第二次リゼルバ攻略戦
    概要 第二次リゼルバ攻略戦とは、ザールック3327年4月、アーズ国と、アトレティア国の飛び地領土となっていたリゼルバの間で行われた戦いである。 アトレティア国側からは「リゼルバ防衛戦」となるが、ここでは一般的に多用されている「リゼルバ攻略戦」で統一する。 戦闘に至るまでの背景 3327-0.JPG アーズ国は、5カ国(アーズ、ビーストバリア、フレイミスト、セロナバルス、モルコア)連合の盟主となり、アトレティア国軍討伐の主役を張るつもりであった。リゼルバを橋頭堡とし、ロンダイア、ヴェスタをアトレティア勢力から奪取し、退路を絶った上で南半球のアトレティア国軍をすべて駆逐する。それがアーズ国軍師たるサルファーが描いた未来地図であった。 しかし、リゼルバ攻略戦で、勝利を目前にしながら、国主アルスレーナの暴走によって生じた予想外の大敗により、それは全て机上の空論と...
  • LUNATIC DESTINY
    傭兵と帝王……六界戦争がいま、終焉に向けて加速しようとしている……【LUNATIC DESTINY】本編を読む。 蒼い月は妖しく嗤う 紡ぎ紡がれた物語が一つになろうとしている 白い月は妖しく微笑む 一つの物語が糸の綻びの様に幾つにも分かれようとしている 紅い星は妖しく照らす 六つの世界に散らばった破片を繋ぎ合わせて ク ル イ ビ ト ハ ウ タ ウ 鎮魂歌さえもない時代 舞台 アルファ 1737~1744 ルーイガルド 17322~17329 ザールック 3326~3336 登場人物 サヌア傭兵団 サヌア ロリスザード レイア ダイルーガ シーナ リーザス ヴァン・フレイ国 ルナティス ガラ ミュー ラン ビルド アーリナ ティアナ ジュディス ガリック アゼル...
  • 蜉蝣戦記武将一覧
    rogo-kagerou.GIF蜉蝣戦記 蜉蝣時代簡略年表 武将ファイルを開く(別ウィンド) 群雄割拠図を開く(別ウィンド) ※群雄割拠の物語なので、複数の国に所属した将軍は重複して表記、並びは五十音順。 ロードレア国 アイル アリガル アルヴァドス アルガード アレス イル ヴェリア 0.JPGエルジレア グローリヴァス グロライド ケイア サリーア ザルス 0.JPGザロ シルヴァス ソフィス デイズ ナッシュ 0.JPGノース ノイア バイアラス バグゼス バドス ファクト 0.JPGファリア ファルザス フィリス ブゥル 0.JPGボゥル ボルゴス ミリフォン ミルナス ミルフィー メシズ メディ メネヴァ ラディア ラドゥ リディ 0.JPGリューズ ルガッツ 0.JPGレア レイアス レイディック レイバード ロゥズ ロザグ ロ...
  • エルザイア城
    概要 エルザイア城とは、アルファ、ロンドーナ大陸東部に存在する都市。 城外には見晴らしが良い草原地帯が広がるため、軍馬の育成には最適だという事で馬に依存した経済が非常に多く見られる。アゾル国はここを軍馬及び騎兵の訓練場として位置付け、訓練が満了した騎馬兵を本国及び国境に配備する形式を取っていた。 しかし、アゾル国の主力騎馬隊がルーズの戦いで壊滅的打撃を受け、エルザイアからは訓練満了前の騎馬兵も国境線沿いに配備される事となり、精鋭騎馬兵も僅かな教導兵を除いて全て居なくなってしまった。騎馬隊の育成を急いだアゾル国ではあったが、戦力が回復する前にゲーリー国に攻撃される。 国境線がエルザイア城付近にまで後退していた為、城の責任者であるリンはエルザイア城を野戦病院兼補給所として活用。兵力が劣勢であったにも関わらず相当程度持ち堪える事が出来たのは、この城の影響が大きかった。だが、負傷して...
  • The End of ELEGY
    rogo.GIF 巨大な帝国が残した遺産とは……【The End of ELEGY】本編を読む。 一人の皇帝と翼の軍師を唄い その皇帝の二人の娘を想い その子孫達の物語を語ろう 一つの大地で繰り広げられた三つの物語 それは、悲壮なる調べを奏でながら語り継がれる「偽りの遺産」 舞台 ラドリザン 1025~1575 登場人物 ラグライナ帝国 セルレディカ エル ルディ セリーナ ネル キリカ グレイアス アリサ バーネット ベルンハルト カレン ユウ ラビー ミナ オーディス ラディス アリス 紅 ガルデス共和国 ラヴェリア レディス ゴゥド ミズハ 煌槍の彩音 エヴェリーナ ゲイル リナ カオス キロール クレアムーン 水鏡莉奈 月風麻耶 真田弥生 成瀬美雪 ヴェルナ 成瀬風華 エア...
  • 文献
    ここでは、六界に登場した文献の中から、物語の舞台となった乱世を動かしたもの、またはその登場人物が絡んだものを一覧として羅列する。 文献一覧 文献名 種別 上梓年※現地年表記 執筆者名※複数人存在する場合は太字で代表者を表記 アルファで執筆された文献 ロールソレアの密書 書簡 684年 ロールソレア・メネグレア ノイア法令 法令 690年代 ノイア・バゥズ ウラヌス法 法令 1200年代 不明 鳴鳳の海将 小説 不明 不明 鳳龍伝 小説 不明 不明 蜉蝣戦記 歴史書 不明 アルディア 赤い花束 戯曲・小説 1400年頃 不明 蜉蝣時代武将ファイル デルタ編 歴史書 900年代 デルタ・マネジルス 蜉蝣時代武将ファイル レーション編 歴史書 1300年代 レーション・ケルゲリア ルディック城の人々 戯曲・小説 1900年頃 不明 ラドリザンで執筆された文献 コストア...
  • サヌア傭兵団
    概要 サヌア傭兵団とは、サヌアを中心とした傭兵達によるチーム。 実際にその様な部隊が存在したのではなく、あくまでも彼らを呼ぶときの愛称である。 彼らが所属した国の将軍だけではなく、軍師、国王レベルの人物までもが、彼らを呼ぶときにこの呼称を使用した為、当時から既に相当のネームバリューを秘めていたと思われる。 エンブレムは、多少絵心のあるサヌアがレイアやダイルーガの意見を聞き入れ、自身でデザインしてかきあげた。 主要メンバー サヌア ロリスザードシーナ ただし、ロリスザード個人の私兵。 ダイルーガ レイア サヌア ロリスザード シーナ ダイルーガ レイア 後に参加したメンバー マルキィ ヴィル リーザス マルキィ ヴィル リーザス 関連項目 称号
  • ストライア
    基本情報 名前 ストライア・ベタフェス 生没 アルファ (1706~1758) 出身 ラ・ディアス帝国 種族 人間 性別 男 略歴 ラ・ディアス帝国の智将、自身の智謀に自信を持ち、スレイナの野望にもいち早く気付いた為、早い段階で彼に接触して自分を売り込んだ。 1737年、南方侵略からはじまったノアルスの戦いでは、戦いこそガルゾーマ、シャラダンの魔王連合に敗れるが、更なる罠を見抜き、本国への撤退を決意している。 1738年にスレイナが総指揮に任命された南方制圧に従軍。ここでおきたバスティの虐殺に関して疑問を持ち、スレイナが皇帝ロンディーナの地位を落とすために画策したと読み、政変の時が近いと自らも準備、1740年に政変が起きると、真っ先にスレイナに協力を申し出た。 六界連合軍によるルーイガルド侵攻作戦がはじまると、ルーイガルド17327年カティアの戦い、艦隊を失い...
  • バイアラス
    基本情報 名前 バイアラス・バルゥド 生没 アルファ (667~714) 出身 ロードレア国 種族 人間 性別 男 略歴 ロードレア国の将軍。 元々はラディア隊に所属する一兵卒だったが、レザベリアスの戦い(692)前哨戦でゼノスの攻撃からラディアを救い、一千の兵をまるで自分の手足の様に扱い敵を翻弄させる。 ラディアは、兵卒だったバイアラスを自分の副将として抜擢し、「その采配は風の如し」と褒め称えた。レザベリアスの戦い本戦では、ゼノスと壮絶な戦いを繰り広げて自らの武勇を内外に示し、その後レイディックの東征(692)では副官から一人の将軍として昇格、指揮官となると戦場での指揮だけではなく、統治においても公平な采配を見せる。 しかし、師と仰ぎ、憧れ、尊敬していたラディアが、ロッド国によって殺害されると、その仇討ちの戦いがはじまる。 バイアラスも志願してロッド国への...
  • 蜉蝣戦記
    rogo-kagerou.GIF 英雄・豪傑入り乱れる、群雄割拠の時代を制するのは……【蜉蝣戦記】本編を読む。 人々は、国という組織を作り始め、歴史という資料を残し始めた。 数多くの滅亡と繁栄を繰り返す中、一つの歴史がそこにあった。 「皇帝」 その大陸の覇者はそう呼ばれていた。 大陸を統一した者だけが名乗ることが許されたその者は、大陸をいくつもの区に別け、自らの配下を統治者として派遣した。 やがて時は流れ…… 自らの領土で力を蓄え始めた領主達は、皇帝すら凌駕する独自の「国」を築き上げ、「国主」を名乗るまでになっていた。 地上歴684年 皇帝を補佐する存在であったバルディゴスは、既に権威を失いつつあった皇帝を毒殺。 その一族を蟠踞乱戦争と呼ばれる十日間の戦いによって攻め滅ぼすと、自らが皇帝の地位を名乗った。 ...
  • 第2次ディースの戦い
    概要 第2次ディースの戦いとは、蜉蝣時代の戦乱の中で、アルファ702年8月、ロードレア国と、ベルザフィリス国軍の間に起きた戦いである。 ディースの戦いと同じ場所で、攻守入れ替えて行われた戦いである。 戦闘に至るまでの背景 ▲700年6月における勢力図 ガイヴェルドが国主となったベルザフィリス国は、更なる富国強兵に務め、702年8月、ロードレア国に対して二度目の決戦を挑んだ。 前回のディースの戦いは、ベルザフィリス国がとりあえずの勝利を収めていたが、ロードレア国の防衛により、それ以上領内へ侵入できなかった為、ディース高原は放置されていた。 全く同じ地を決戦の舞台として選んだ両国は、前回よりも多くの兵力を動員してこの地へと戻ってきた。 両軍の戦力 攻撃側 守備側 ロードレア国軍 軍勢 ベルザフィリス国軍...
  • アル
    エンブレム 正式名称 / 統治体制 アル国 / 君主制 特徴 蜉蝣時代の群雄割拠を戦った一国だが、ロードレア国の様にルディック国の区から独立したのではなく、最初からルディック国と対等に外交関係を結んでいた国。 ル・ヴァラヴァ・ザードの戦いに敗れ、ベルザフィリス国に降伏、歴史の幕を閉じた。 歴史 500年頃 建国。 691年 10月、ルドリアの南征により、アル国主ルドリアが戦死、政変の末ザグルスが国主となる。 693年 3月、アル国とベルザフィリス国の間でロイアの戦いが起きる。 693年 11月、アル国とベルザフィリス国の間でシーア海戦が起きる。 694年 1月、アル国とベルザフィリス国の間でエンパイアコスモスの戦いが起きる。 694年 9月、アル国とベルザフィリス国の間でリッドゾーンの戦いが起きる。 697年 2月、ベルザフィリス国...
  • レザベリアスの戦い
    概要 レザベリアスの戦いとは、蜉蝣時代の戦乱の中で、アルファ692年8月、ロードレア国軍とロー・レアルス国軍の間に起きた戦いである。 レイディックとカルディスの決着をつけた最後の決戦として知られている。 戦闘に至るまでの背景 ▲692年8月における勢力図 軍師現る ソフィスの戦死から数日、国境を巡っての混乱は、レイディックがラディアを派遣したことにより、ようやく落ち着きを取り戻していた。 そんな中、レイディックは町で笛を嗜む少女と出会う。 レイディックは、その少女にソフィスへの鎮魂歌を頼み、少女もこれに応じて一曲披露した。レイディックは礼として彼女を城に招く。純粋に鎮魂の唄に対しての礼という意味もあったが、この時代、各地を旅する吟遊詩人は貴重な情報源として各国にて重宝されていた事もあり、情報と引き換えに食事に招くことは別段珍しいことではなか...
  • レイディックの東征
    概要 レイディックの東征とは、蜉蝣時代の戦乱の中で、アルファ692年9月から10月にかけて、ロードレア国軍とロー・レアルス国軍の間に起きた戦いである。 複数の戦いを一度の遠征で行った一連の軍事行動の総称であるので、ここでは一つ一つの戦いを表記していく。 戦闘に至るまでの背景 ▲692年8月における勢力図 戦闘に至るまでの背景 宿命のライバルとも呼べるカルディスを、レザベリアスの戦いで打ち破ったレイディックは、そのまま勢いにのってロー・レアルス領土東北地帯へと攻め寄せた。 第5次ゼイレアンの戦いでロードレア国軍が敗れた事から、カルディスはこの地を電撃的に進軍し、占領していたが、この急激な領土拡大に人材が追いつかず、この地には、ロー・レアルス国建国時にルディック国から勝ち馬に乗る形で旗色を変えた人物達を配置していた。 これは、他の戦線でもいえた...
  • 統帥治論
    概要 『統帥治論』とは、ラドリザン1310年に上梓された思想書。軍事・政治・外交を主な題材とする。作者はゲイル・アレイア。 ユーラスティ大陸では当時最も複雑な政治体制を擁していたガルデス共和国の軍人・外交官として名を馳せ、構成各国の思惑が複雑に交錯するアレシア連邦議会の実情をも詳しく知るゲイル・アレイアが、自らの経験・知識と、国内政治の混迷に翻弄されたことの余波で、一再ならず軍事的劣勢を余儀なくされたガルデス共和国時代の反省を元に作成した思想書。 本書は全12章で構成されており、そのカバーする範囲は統治体制・政治学から兵站に至るまで多岐にわたっているが、その根底に流れる思想は下記の5点に集約されている。 「国民に対する奉仕者」としての為政者。如何なる統治体制においても為政者は国民に対する責務を果たす必要があることを強調するなど、政治家としての心得を説く内容となってい...
  • ミリアス攻略
    概要 ミリアス攻略とは、アルファ1740年9月、アルビス国がリヴォル帝国の城塞都市ミリアスを攻め落とした戦いであるが、実質的な戦闘がほとんど行われなかった謀略戦であるため、「ミリアスの戦い」ではなく、「ミリアス攻略」として記述する。 戦闘に至るまでの背景 バーン国を完全併合したアルビス国だが、そのまま自然の流れでリヴォル帝国との戦いがはじまることを察していた。 これは、単に国境を接するからというだけではなく、リヴォル帝国が三国同盟の一角であり、その帝国が現在戦っているシーフィールド国は、アルビス国にとって三国連合の仲間であった為である。 元々は、アルビス国とバーン国の戦いに撒き沿いを受ける感じで結成された三国同盟と三国連合だが、「自分達の戦いが終われば後は知らない」という訳にはいかなかった。 また、戦略や外交とは全く無縁な世界ではあるが、三魔王...
  • フィードの戦い
    概要 フィードの戦いとは、蜉蝣時代の戦乱の中で、アルファ693年7月、ロードレア国軍とシャリアル国軍の間に起きた戦いである。 戦闘に至るまでの背景 ▲693年2月における勢力図 この頃、大陸中に奇妙な噂が流れた。カルディスが生きているという噂である。 この噂の真相については蜉蝣時代最大の謎とされている。アルディア著の蜉蝣戦記にも噂の事ははっきりと書かれているが、その後カルディスが歴史の表舞台に立つことがないことから、単なる噂だったという説が有力である。 しかし、近年アルディアの日記が発見され、全身に傷を負いながらも奇跡的に生還を果たしたカルディスが、山奥で隠遁生活を送り、たずねてきたアルディアと接触。彼の性格が穏やかになっていたこと、二度と乱世の表舞台に立つつもりのないこと、更にはその後、アルディアの従者として、共に旅をしたこと等が書かれている。 ...
  • ノアルスの戦い
    概要 ノアルスの戦いとは、アルファ1737年4月に、ラ・ディアス帝国の南方侵攻からはじまった戦いである。 これが、後に続くラ・ディアス帝国の南伐に繋がる。 戦闘に至るまでの背景 物語におけるこの戦いと、史実におけるこの戦いは、開戦のきっかけに若干の差異が生じる。 物語では、ヴァン・フレイ国のルナティスが、世界の裏で蠢く存在がガルゾーマではないかと睨み、フェローラ国進軍の橋頭堡確保としてアリアス国へ攻め込む。これに呼応してガルゾーマは、同胞シャラダンにアディス国進軍を要請、ラ・ディアス帝国南部の魔族系諸国にも同様の要請を送ることで、「人間対魔物」の図式を作りあげ、互いの旗色を明確にしていき、ガルゾーマは彼らを用いた「チェス」を楽しんだ……となっている。 しかし、史実においてガルゾーマの要請は、信頼できる資料が発見できず、あくまでもラ・ディアス帝国の南方...
  • スレイナ
    基本情報 名前 スレイナ・リヒテンシュタット 生没 アルファ (1706~1761) 出身 ラ・ディアス帝国 種族 人間 性別 男 略歴 ラ・ディアス帝国の若き将軍、皇室の血を引きながら兵士達と共に生活を送り、人望も厚い。 長年をかけて、自らの派閥を完成させているが、その胸の奥には帝位簒奪の野心があり、その準備を着実に進めていた。 1737年、南方侵略からはじまったノアルスの戦いでは、戦いこそガルゾーマ、シャラダンの魔王連合に敗れるが、ストライア、クリスアーノと共に更なる罠を見抜き、本国への撤退を決意している。 ただ、既にこの時点で将来の政変を意識していたとすれば、彼の説得によるすばやい撤退は、「皇帝ロンディーナが戦死しても構わない」という考えがあった為ともとれる。 ヴァン・フレイ国に利用される形でラ・ディアス帝国軍がフェローラ国に進軍しようとしたときは、出...
  • アリアス遠征
    概要 アリアス遠征とは、アルファ1737年に、ヴァン・フレイ国がアリアス国に向かって出陣した遠征である。 戦闘に至るまでの背景 フェローラ国の支配下となっていたアリアス国を解放する、というのが表向きの目的であったが、実際にはルナティスによるガルゾーマ討伐の為の橋頭堡確保の戦いであった。 両軍の戦力 攻撃側 守備側 ヴァン・フレイ国軍 軍勢 アリアス国軍 総兵力55000 兵力 総兵力28000 ガラ 総指揮 軍師 主要参戦者 ガラ ミュー ラン ガリック ティアナ アゼル ジュディス サヌア レイア ロリスザード ダイルーガ 戦闘経緯 ジュディスが指揮する艦隊が密かに上陸を...
  • @wiki全体から「レイアル砦」で調べる

更新順にページ一覧表示 | 作成順にページ一覧表示 | ページ名順にページ一覧表示 | wiki内検索