レガード

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  • レガード
    基本情報 名前 レガード・フォン 生没 アルファ (656~697) 出身 アル国 種族 人間 性別 女 略歴 アル国は、多くの良将を有していながらも、アル国四天王が象徴するように、血統や官位にこだわった人事しか行わなかった。 レガードも出身の身分の低さと、生来の口下手から、ルドリアにもザグルスにも敬遠され、黙々と辺境を守備していた。それでも反乱軍鎮圧で采配を見せ、フィッツは彼の武勇は十分中央でも通用すると見て、幾度となくザグルスに献策するが、ついに聞き入れられなかった。 結果として彼に決戦合流の要請が下ったのは、アル国滅亡のル・ヴァラヴァ・ザードの戦い(697)となり、負け戦につき合わされる形となった。最初で最後の大舞台を存分に暴れて、ラゴベザスによって討ち取られる。 関連項目 蜉蝣戦記
  • アルガード
    基本情報 名前 アルガード・アゾリィ 生没 アルファ (676~708) 出身 ゴアル国 種族 人間 性別 男 略歴 父は元ゴアル国国主フィリス、彼の帰順によって、幼きアルガードもロードレア国に籍を置くこととなる。 698年にロードレア国将軍としてシャリアル遠征に従軍、グローリヴァス達と共に初陣を迎え、ロードレア国次世代を背負うロードレアの若獅子として期待が高まるが、皮肉にもその戦いの最中にレイディックは横死を遂げる。 その後ヴェリアと合流して、国主を狙う他の勢力と戦うが、父フィリスまでもが敵になると、一時将軍職を辞して平民になる。 2年後、アレスの説得に応じて将軍に復帰。 ヴェリアの大遠征(703~705)にも参加。しかし、この大遠征失敗後、ロードレア国は急速に衰退を始める。 アルガードは、他国へと向かうグローリヴァスの誘いを断り(このとき彼らの亡命を知...
  • ヴィルガード
    基本情報 名前 ヴィルガード 生没 ルーイガルド (前史?~17323) 出身 ザルカ国 種族 神座 性別 男 略歴 ルーイガルド、ナビルティー大陸にて、破壊を司っていた神座。その力はアルファの破壊神と呼ばれたガウデバには遠く及ばないが、それでもこの地で伝説となり、恐怖の代名詞として君臨するほどの力を有していた。 ザルカ国が新たな土地を開拓していたとき、かつて倒されたヴィルガードが地中から発掘された、その生命力は凄まじく、ヴィルガードはあくまでも「眠り」の状態であり、地中で生きていたのである。 ヴィルガードを発掘したザルカ国将軍ボルスは、これを隠匿、商人ネームレスの金銭、人材的バックアップ、そして魔女ルナの知恵を得て、ヴィルガードの私物化に成功。 密かに、大会会場となるコロシアムの地下倉庫でヴィルガードを飼っていた。 ザルカ国で行われた剣術大会に参加し...
  • リガード
    基本情報 名前 リガード・レハク 生没 アルファ (生没年不明) 出身 シャリアル国 種族 人間 性別 男 略歴 シャリアル国将軍。エルキバーナの戦い(694)でリューグ国軍16万を撃ち破った将軍の1人。 登場するのはエルキバーナの戦いのみで、それ以外の記述は現在のところ発見されていない。 関連項目 蜉蝣戦記
  • ル・ヴァラヴァ・ザードの戦い
    ...ン 0.JPGレガード ルーザ 戦闘経緯 組織とは、人が増えれば増えるほど綻びやすい。 徹底した実力主義により人材を集め、本国を出てから3ヶ月の間、アル国との戦いに悉く勝利し、領土深くまで侵入したベルザフィリス国においてもそれは例外ではなかった。 この時点ではまだ芽が出たに過ぎないが、この頃からベルザフィリス国の中核を担う「五舞将」に多少の図式ができつつあった。ガイヴェルド、ヴィルガスの「ベルザフィリス国」に忠誠を誓う者と、デイロード、シレンの「独眼竜ルーディア個人」に忠誠を誓う者の間に多少の考え方のずれが生じていたのである。だが、ラゴベザスがその両者と親交を持ち、五舞将が分裂しない中和の役割を務めていたこと、そして何よりも勝っている時はその様な問題が形として見えないことからこの時点では誰も気に留めていなかった。 事実、五舞将にしても、決して...
  • 蜉蝣戦記武将一覧
    ...ルドリア 0.JPGレガード レディナス 0.JPGワイゴス ルディック国 ガリィ カルディス ケルスティン ゴズ ゴルディア 0.JPGザウグ 0.JPGジョロス ゼノス ゾイ ゾニバリー 0.JPGゾルド テレサ ドゥバ バルシオン バルディゴス バロム ムゥズ 0.JPGリィド 0.JPGリヴァドル 0.JPGレザリア イージル国 キャルス ギラス レニース ゾリメック国 グルディア サリーア ナッシュ バルド国 ガズド ケーズ 0.JPGゾーグ デイル デスレーダ 0.JPGナルザード ボルゾック メロゥド レニィラ ゴアル国 バヌス フィリス シーザルス国 オルリア ヴィルガス ディアル ルーディア レイヴァイン ヴァーグリア国 ヴァル ガリア ソシア ベルド リィ...
  • ヴィルガード事件
    概要 ヴィルガード事件とは、ルーイガルド17323年に起きた、神座であるヴィルガードを使った反乱事件である。 発掘されたヴィルガード 著しく発展していたザルカ国は、東の荒地を開拓し、新たな都市を作ろうとしていた。17321年、その工事の最中に地中からヴィルガードが発掘された。 ザルカ国の将軍であり、工事の担当を受け持っていたボルスは、正体不明の化け物の存在を何故か本国には伝えずに隠匿した。 彼は、「地盤が緩いため、この地は立ち入り禁止とする」とヴィルガードの周囲から人を遠ざけると、密かに招いた死の商人ネームレスを使って、商人の人脈を使い、ヴィルガードの正体を知っているルナを見つけ出し、招聘する。 自分が発掘した化け物の正体を知ったボルスの中に一瞬電撃が走った。 「このヴィルガードを利用すれば、自分の野望に使える」と。 こうして彼は、ヴィルガードを飼いならそ...
  • 蜉蝣戦記
    ...ルドリア 0.JPGレガード レディナス 0.JPGワイゴス ルディック国 ガリィ カルディス ケルスティン ゴズ ゴルディア 0.JPGザウグ 0.JPGジョロス ゼノス ゾイ ゾニバリー 0.JPGゾルド テレサ ドゥバ バルシオン バルディゴス バロム ムゥズ 0.JPGリィド 0.JPGリヴァドル 0.JPGレザリア イージル国 キャルス ギラス レニース ゾリメック国 グルディア サリーア ナッシュ バルド国 ガズド ケーズ 0.JPGゾーグ デイル デスレーダ 0.JPGナルザード ボルゾック メロゥド レニィラ ゴアル国 バヌス フィリス シーザルス国 オルリア ヴィルガス ディアル ルーディア レイヴァイン ヴァーグリア国 ヴァル ガリア ソシア ベルド ...
  • ルドリアの南征
    ...グレシア 0.JPGレガード ルーザ 0.JPGメリア ヒサヴェヌア 戦闘経緯 10月8日、アル国四天王を率いて堂々と出陣したルドリアは、12日、16日に二度の小競り合いで、小城を陥落させた。 この時、元々アル国の城でありながら、ベルザフィリス国に靡いた罪により、住民は虐殺され兵士達の略奪が許可された。 「所詮は辺境の反乱軍、本気で制圧に乗り込めばこんなに簡単なことだった」と、ルドリアは上機嫌となり、このままベルス城まで向かうべく、南下を続けた。 しかし、全てはベルザフィリス国の新たな国主となったルーディアの策略であった。彼女は、ディアルの後を継ぐと決めたとき、自らの心を殺し、鬼になると決意していた。ディアルの軍師であった頃のルーディアなら、先の2つの小城を見捨てる様な作戦は立てなかっただろう。しかし、今のルーディアにはそれができた。 ベルス城を目...
  • ロードレアの若獅子
    概要 ロードレアの若獅子とは、アルファにおける蜉蝣時代、ロードレア国で活躍した四人の将軍の総称である。 メンバー グローリヴァス メネヴァ ファルザス アルガード グローリヴァス メネヴァ ファルザス アルガード ロードレア国の新時代を背負うと期待された四人。 だが、皮肉な事に、彼らの初陣こそが、レイディックがアルヴァドスに討たれる戦いとなる。 しかし、そこからの彼らの働きはすさまじく、アレスを守り、彼女の指揮に従って、完全包囲された戦局から奇跡の生還を果たした。 その後も、ロードレア国の為に戦うが、ヴェリアの堕落により、四人の運命は大きく分かれていく。 ファルザス、アルガードは、最後まで国に残り、それぞれクルス山地の戦い、ギルラ高地の戦いで戦死。 グローリヴァスは一月の別離酒で、メネヴァはロードレア滅亡により、ロー・レアルス国の将軍と...
  • ロードレア遠征
    概要 ロードレア遠征とは、蜉蝣時代の戦乱の中で、アルファ708年12月、ベルザフィリス国軍とロー・レアルス国軍が、それぞれのルートからロードレア国へ侵攻した戦いである。この遠征により、ロードレア国は滅亡する。 ギルラ高地の戦い、クルス山地の戦いもこの中に含まれている。 ヴェリアの死 706年7月14日。 良将は失われ、国主は聡明さを失い、兵は暴力に走る。 ロードレア国は、完全に衰退していた。この隙を逃さずベルザフィリス国、ロー・レアルス国、そしてフェルスデッド国が一気に国境を突破してロードレア国に侵入する。元々唯一他4国の全てと国境を接していた国である。ヴェリアという存在が睨みを効かせていた時代が終わりを告げると、一瞬にして脆さを露呈した。 ディルセアを総大将とするベルザフィリス国には、ファルザス、レイアス、グロライドを、国主ベルザウス自らが指揮をとるフェル...
  • ルナ
    名前 ルナ・イルト・ルース 生没 ルーイガルド (17298~17327) 出身 ザルカ国 種族 人間 性別 女 略歴 ザルカ国の名家出身で、アルミスの妹。 神官の家系だった彼女の家には、一般では手に入らない魔道書が数多くあった。ルナは幼い頃に読んだ「人魔融合」の魅力に取り憑かれ、危険な実験を繰り返し、優秀な姉と比較され両親からも疎まれた。 ついに家を飛び出したが、怪しげな実験を繰り返した為、人々に魔女と言われながら生きていた。 やがて、ザルカ国でヴィルガードが発掘され、ボルスがこれを私物化し、ネームレスが金銭、人材的バックアップを行うと、死の商人ともつながりがあったルナもこれに乗じて、自分が持っている「知恵」を売り込む。 その後は、魔女の名に恥じない神出鬼没の働きをみせ、あるときは、ヴィルガードのことを知った一団が、ヴィルガード輸送に使おうとしていた大陸横断鉄道...
  • ボルス
    基本情報 名前 ボルス・ゴーバット 生没 ルーイガルド (17272~17323) 出身 ザルカ国 種族 人間 性別 男 略歴 ザルカ国将軍。 ザルカ国で毎年行われる剣術トーナメント大会の運営や、東部の新都市計画等を担当している。ただし、どちらも最高責任者というわけではなく、現場監督に近い立場だった。 新都市建築工事の最中、偶然にもヴィルガードを発掘、利用できると判断し、これを隠匿した。 その後、死の商人ネームレスのバックアップを受け(ネームレスが担当する工事現場から発掘され、ネームレスの方から話を持ちかけたという説もある) 剣術大会に出場し、敗退した選手を次々と捕らえては、コロシアム地下倉庫に連れ込み、ヴィルガードの餌として生命力を与えていた。 こうして、ヴィルガードを使い、自らの野望を果たそうとしたボルスだが、ボルスは野望以外の何ももたない男であった。...
  • キルスティ
    基本情報 名前 キルスティ・レッドガード 生没 ルーイガルド (17306~没年不詳) 出身 イースティア国 種族 人間 性別 女 略歴 剣そのものに精霊を宿した武器を使いこなす一族の娘。 両親が何者かに殺害され、キルスティはその敵討ちをしようとするが、いくつかの武器の精霊が、まだ幼いキルスティに自分を満足させる契約は結べないと反抗する。武器の精霊に襲われていたところ、ネリスとサキに助けられ、以後行動を共にする。 ネリスを姉と慕い、彼女の行くところに常についていき、ユナイト国、ザルカ国までたどり着く。 ザルカ国の剣術大会では、決勝トーナメント準々決勝でリスティアと対戦、ここではじめて彼女の武器が、自分の親の形見であることを明かし、リスティアこそが親の仇と断言、激しい戦いを繰り広げるが、力及ばず敗退、その上、先にリスティアを裏切ったのは自分の両親であったことを知...
  • アルミス
    基本情報 名前 アルミス・イルト・ルース 生没 ルーイガルド (17296~17323) 出身 ザルカ国 種族 人間 性別 女 略歴 ザルカ国の神官の家系に生まれ、本人もその資格をもつ。 優れた法術の使い手であり、ザルカ国で毎年行われる剣術トーナメントの審判を勤めている。これは、興奮した選手が静止を聞かず、対戦相手を殺そうと暴走状態となっても、瞬時に法術で相手の動きを封じ込めるという、言うなれば「大会優勝者すら静められる」ほどの実力者ということである。 17323年、妹でありながら異常な行動をとるため勘当されていたルナが、大会の水面下で暗躍していると知り、使い魔的存在であったレキレキを派遣、更に自らも大会に参加するネリスやアンジェリナにルナを見つけたらその動向に気をつけてほしいと依頼する。 しかし、剣術大会の決勝戦直前にアルミスは突如行方不明となる。 ...
  • 大陸横断鉄道
    概要 大陸横断鉄道とは、ルーイガルド、スポリティン帝国が所有していた輸送手段。 水晶に恵まれなかったかわりに、石炭が多く出たスポリティン帝国ならではの、独自の技術で作られた蒸気機関車。 17205年に完成、当初はスポリティン帝国の帝都から、イースティア国まで路線があったことから大陸横断鉄道と呼ばれていたが、17220年、イースティア国が鎖国宣言を行うと同時に路線を切断してしまったため、スポリティン帝国内のみの路線となる。 さらに、17323年に突然の脱線事故も発生している。 百年戦争終結後は、軍事物資だけではなく、民間にも広く利用されることとなるが、乗り心地が最悪なため、物資の輸送と最低限の人員移動に留まっている。 17323年の事故 一説によると、この頃ザルカ国で発掘されたヴィルガードを、ネームレス経由で聞きつけたスポリティン帝国の豪商が手に入れ様としてい...
  • 神座
    概要 神座とは、六界に存在する種族の一つだが、他の種族である人間、魔族、エルフといった存在とはあらゆる面で根本的に異なる。 人というより、神に近い存在ということで、神座と名づけられたが、決して神ではなく、神座自身も、生命がどこから来てどこへ行く、世界はいかにして生まれた、といった世界の真理を知っているわけではない。 特徴 人間や魔族を遥かに凌駕した能力、生命力、寿命を持ち、風の巫女の様に「守り神」として崇められた者、ガウデバの様に「破壊神」として恐れられた者もいる。 数は絶対的に少なく、世界に数えるほどしか存在しない上に、外見も人型から異形型まで様々な姿をしているため、神座同士が出会って子孫を残すという事は不可能であり、家系や子孫といった者は存在せず、神座はあくまでもその神座本人である「個人」が存在するのみである。 その為、元は人間、または魔物だった者が、なん...
  • ガーマス
    概要 六界の一つ、全体的に文明、文化共に他の世界より数歩劣っている。 大陸リーナー大陸 バルロイナ大陸 マイクリスト大陸 バルトマルト大陸 人口推定2億人(六界戦争終結時) 歴史 6973年 ラスブロスの腹心が転移ゲートを使い始めてガーマスに降り立つ。この年をガーマスにおける六界戦争開戦年とする。 8820年 六界戦争終結。 主な国 この世界を舞台とした物語 BLADE of NIGHTMARE
  • グリシア
    基本情報 名前 グリシア・ヤヌス 生没 ルーイガルド (17299~17336) 出身 レチス国 種族 人間 性別 女 略歴 レチス国出身の剣士。 自身の腕を過信して傭兵に喧嘩同然の形で戦いを挑み敗北、そのときに右目を失った。 それ以後、自分の腕を磨くことだけを考え、とくに明確な目的を持たず、気の向くまま旅を続ける流れ者となる。 クラウス帝国に逗留していたとき、偶然アンジェリナとぶつかり、(アンジェリナが一方的ともとれるが)意気投合、以後行動を共にすることとなる。 やがてそこにカルラ、リスティアも加わり、各国を歩き回った末ザルカ国へと到着する。 ザルカで行われた剣術大会では、決勝トーナメントまで進むが、準々決勝でネリスに敗れる。 その後、睡眠薬を飲まされコロシアムの地下へ連行され、ヴィルガードが目覚めるまでの餌にされる。 ネリスたちの奮戦もあり、ヴィル...
  • カルラ
    基本情報 名前 カルラ・ハーゲンダッツ 生没 ルーイガルド (17304~17385) 出身 クラウス帝国 種族 人間 性別 女 略歴 クラウス帝国の皇女ティーナに仕えるメイド。 しかし、ティーナは弟であるアルタスの命令で政略結婚の道具としてユナイト国へ送られることとなる。 カルラは、ティーナを守るため、バーサーカーの呪いと呼ばれる契約を自らに課した。しかし、その契約は数日を要するものであり、彼女が力を手に入れたとき、既にティーナの馬車は出立していた。 その頃、クラウス帝国に傭兵として駐留していたアンジェリナ、グリシアに協力してもらい、ティーナを追いかけるが、彼女が馬車に追いついたとき、既に山賊によってティーナ一行は襲われ、壊滅していた。 仕えるべき主人を失い路頭に迷ったカルラだが、アンジェリナが同道を申し込み、彼女と一緒に行動することとなる。 アンジェリ...
  • イルザ
    基本情報 名前 イルザ・フィルティア 生没 ルーイガルド (1538~1744) 出身 レッツァ国 種族 魔族 性別 女 略歴 シャクティアナ帝国の将軍であり、親衛隊の一員でもある。 幼少の頃から各国の争いや山賊など戦いのある場所に紛れ込み、自分の槍と策がどこまで通用するのかを試していた。そんな中で、敵として対峙したシャクティアナ帝国親衛隊のバーナにその腕を見込まれ、誘われてシャクティアナ帝国親衛隊の一員となる。 親衛隊の一員となってからも実力を存分に見せたが、とある戦いで指揮を執った際、自らの判断ミスから戦局を不利にした為、自身を鍛える為将軍職を辞して放浪の旅へと出た。 その旅の最中にコズエ、レキレキと出会い、ザルカ国で勃発したヴィルガード事件に遭遇、味方の剣士がいたり、ヴィルガード自身が目覚めたばかりの不完全な状態だったりと、いくつかの要素があったとはいえ、人の...
  • リスティア
    基本情報 名前 リスティア・レーヴァイン 生没 ルーイガルド (17298~17372) 出身 ヴァレット国 種族 人間 性別 女 略歴 ヴァレット国の将軍だが、「ヴァレット国の暗部を書き記された書物(究極の魔道書)を見つけ出して処分せよ」という任務を受け、身分を偽って旅の剣士として各地を放浪していた。 様々な地を渡った末にユナイト国でアンジェリナたちと遭遇、彼女たちを傭兵として雇い、山賊の戦利品の中に「究極の魔道書」が紛れている情報を元に、山賊団ザルスに潜入するが、ヤムル族との戦いに巻き込まれ脱出、その後ネリス達と合流し、ザルカ国の剣術大会へと向かう。 この大会で、サラに「究極の魔道書」の正体を、キルスティに、父の仇の真相を伝える。 自身は準決勝でアンジェリナに敗れ、その後は他の参加者と同じくヴィルガードの餌にされる。 ヴィルガード事件終結後、...
  • 瑞樹
    名前 交喙 瑞樹 (いすか みずき) 生没 ルーイガルド (17305~17334) 出身 ヤムル族 種族 人間 性別 女 略歴 ユナイト国の辺境にある小さな民族ヤムル族出身。 周辺の山賊団ザルス、魔物に襲撃を受けていたヤムル族は、助けを求めて、瑞樹を派遣する。ヤムル族、山賊、共に少数だったこともあり、軍勢などではなく、腕の立つ助っ人が数人見つけるつもりであった。 ユナイト国の首都で、ネリス、サキ、キルスティと出会い、三人を伴ってヤムル族に帰還。 里長である香我美里奈と共に、山賊団への奇襲を計画する。 しかし、この奇襲は敵に筒抜けだった上に、山賊団と魔物がルナの手引きで手を結び、ヤムル族は壊滅、瑞樹も囚われ、山賊たちの拷問を受けたが、山賊に潜入していたアンジェリナたちに助けられ、そのままネリス達と合流する。 ザルカ国の剣術大会では、決勝トーナメントまで進むものの...
  • アンジェリナ
    基本情報 名前 アンジェリナ・チェリー 生没 ルーイガルド (17302~17398) 出身 神聖国ルージェ 種族 人間 性別 女 略歴 ルージェ国の教会で育てられたシスター。 しかし、義父である神父に内緒で、密かに詐欺まがいの商売をしたり、自ら武器をふるって賞金稼ぎのようなことをしていた。これらが全てばれてしまい、勘当される。 クラウス帝国へと流れ着いた彼女は、そこでグリシア、カルラと出会い、ザルカ国で行われる剣術大会への出場を決めるが、それまでの時間を傭兵として過ごす。 スポリティン帝国が、アイエルス要塞を陥落させるべく軍勢を派遣したとき、援軍として要塞に向かうが、道に迷ってしまい、それが結果的に敵軍の主力伏兵部隊を発見する手柄に繋がった。 しかし、その戦勝祝賀会で、勝ちに驕ったクラウス帝国兵は、この戦いで捕虜となった敵兵を祝賀会のゲームと称して虐殺した。その...
  • ネリス
    基本情報 名前 ネリス・ハーバルト 生没 ルーイガルド (17301~17370) 出身 スポリティン帝国 種族 人間 性別 女 略歴 スポリティン帝国は、隣国であるクラウス帝国と、慢性的な国境争いを繰り広げていた。 帝国将軍であるネリスは、この戦いで数々の手柄をあげるが、祖父が起こした反乱事件が原因で、これまで重ねた手柄とは比例しない冷遇的扱いを受けていた。 更に、クラウス帝国との停戦を進言したため、皇帝ベルトリア四世の逆鱗に触れ、「イースティア国へ同盟締結の使者として向かえ」と命令される。 イースティア国は、鎖国政策をとり、完全な中立宣言をしていたため、これはネリスに「無茶な命令を与えて、途中でのたれ死ぬか、失敗して処刑されるか、好きな末路を選べ」ということであった。 イースティア国へ向かう途中、立ち寄った村でサキに、国境でキルスティに出会い、行動を共にするこ...
  • アルドラ
    基本情報 名前 アルドラ・バックス 生没 ルーイガルド (17293~17323) 出身 ユナイト国 種族 人間 性別 女 略歴 山賊団ザルスの頭領。 ヤムル族と何度も戦っていたが、ルナの仲介によって、魔物と手を結び、ヤムル族を壊滅させる。 しかし、その直後アルドラ自身もルナに裏切られ、山賊団も壊滅する。 アルドラはその際、ルナによってザルカ国に連れて行かれ、ヴィルガードの餌にされ、そのまま衰弱死した。 関連項目 DANCING PHANTOM
  • シャリアル遠征
    概要 シャリアル遠征とは、蜉蝣時代の戦乱の中で、アルファ698年2月、ロードレア国軍とシャリアル国軍の間に起きた戦いである。 シャリアル国への出兵から、アルヴァドスの反乱、アレスによる撤退までの一連の戦いを総称してシャリアル遠征と呼んでいる。シャリアル国に進軍した国は多々あるにも関わらず、単に「シャリアル遠征」といえば、この戦いを指すほど有名なものとなっている。 戦闘に至るまでの背景 ▲698年3月における勢力図 遅れてきた英雄というものがいる。 類稀な才能を持ちながら、戦乱の時代に身を乗り出した時、既に国の大勢が決まり、自らの才能を持て余す者、または評価されない者、そして才能を開花させつつも結果を出すには時間があまりにも限られた者。 シャリアル国の若き将ルーは、後に登場するリディと並んで「遅れてきた英雄」の代名詞となる。 その彼が始めて歴史に登...
  • バンガーナ
    基本情報 名前 バンガーナ・バンス 生没 アルファ (651~713) 出身 シャリアル国 種族 人間 性別 男 略歴 シャリアル国将軍。エルキバーナの戦い(694)で、ゾゥドと共にリューグ国軍16万を撃ち破り、撤退するリューグ国軍を追撃、敵将4人を討ち取る。 ベルザウスの伏兵によってそれ以上は進めなかったものの戦果を充分にたてた。 シャリアル国滅亡後は浪々の身だったが、その武芸を見込まれてベルザフィリス国へ仕官する。 人物 ベルザフィリス国で年に一度行われる御前試合では、3度の準優勝を飾っている。(ただし、五舞将は参加していない) 関連項目 蜉蝣戦記
  • DANCING PHANTOM
    剣術大会の裏で蠢いた闇とは……【DANCING PHANTOM】本編を読む。 人には器がある 人には目的がある 目的には手段がある ある大会の影で蠢いたもの…… 器を遥かに越す「手段」を手にしたばかりに、「目的」なきまま手段だけを悪戯に持て余した者 様々な動機の元、輝ける星たちが、暗闇を照らすかの様にそこへ導かれる。 そして 数千年の眠りは 妨げられた。 舞台 ルーイガルド 17323年 登場人物 ザルカ国 アルミス ルナ レキレキ ボルス 大会出場者 ネリス アンジェリナ キルスティ リスティア カルラ 瑞樹 サキ グリシア 神座 ヴィルガード
  • ドルトン
    基本情報 名前 ドルトン・メッフェン 生没 アルファ (655~706) 出身 ルディック国 種族 人間 性別 男 略歴 カルディスがロー・レアルス国を建国した後に仕官してきた将軍。 ルディック国を攻めてテレサを撃ち破る功績をあげている。 レザベリアスの戦い(692)にも従軍、メファイザスが主力を引き連れて帰国したため、臨時軍師に任命される。 この戦いでカルディスが戦死した為、帰国後責任をとり自ら降格を申し出る。 ヴェリアの大遠征(703~705)では国境で1万の軍を率いてアレス、リディ、ナッシュ、アルガード、メネヴァの大軍勢を待ち受ける。 当初の目的の時間稼ぎを果たして後軍に合流。705年のメファイザスの逆遠征にも参加するが、その帰国後病にかかって没する。 関連項目 蜉蝣戦記
  • 物語別登場人物一覧
    LUNATIC DESTINY サヌア傭兵団 サヌア ロリスザード レイア ダイルーガ シーナ リーザス ヴァン・フレイ国 ルナティス ガラ ミュー ラン ビルド アーリナ ティアナ ジュディス ガリック アゼル ゴトラス ローザ ベチカ アルビス国 エリシア カルディナ ルティエ リドラ ラギ レイス レクシア サンド ラ・ディアス帝国 フローラ スレイナ ボーン ホルス クリスアーノ ストライア マルキィ ティネゼリア帝国 シュバイン メッツ帝国 グラシス アストリア国 パール シーザルス国 リチヤ アリアス国 ミッドガルツ アディス国 リフィティ ヴァーグリア国 フライヤ マルタナ シーバ...
  • 香我美里奈
    基本情報 名前 香我美 里奈 (かがみ さとな) 生没 ルーイガルド (17298~没年不詳) 出身 ヤムル族 種族 人間 性別 女 略歴 ヤムル族の長。 山賊団ザルス、周辺の魔物を相手に戦った勇敢な武者。 しかし、山賊と魔物が、ルナの仲介によって手を結んだため、ヤムル族は敗北、里奈は山賊団と魔物の連合軍に囚われる。 その後、山賊団自体もルナの差し金により魔物の攻撃を受けて壊滅したため、混乱の中、彼女は行方不明となる。 後に、ヤムル族の再興を願って瑞樹が探し続けたが、ついに発見されることはなかった。 同じくルナによって壊滅させられた山賊団の頭領アルドラは、ルナによってヴィルガードの餌とされたが、里奈の場合はルナに手渡されず、長い間戦い続け、私怨をもつ魔物たちに渡された可能性が高い。 関連項目 DANCING PHANTOM
  • ザルカ
    正式名称 / 統治体制 ザルカ王国 / 君主制 エンブレム 年に一度国をあげての剣術大会を行うことで有名な国。エンブレムは建国の伝説に出てくる天使が描かれている。 基本情報 人口 約100万 宗派 太陽神リリィ 特徴 ルーイガルド、ナビルティー大陸東部に位置する。 辺境に数多く存在する小国の一国だが、堅固な城塞都市を構え、ユナイト、クラウスからの生産受注が増え労働者も住み付き、ここ数年の急成長は周辺諸国を驚かせ、現在も新都市開発の土地整備工事が続く繁栄の一途を辿っている。 毎年行われる男女別のトーナメント大会による興行収入も大きい。また、隣国ユナイトの文化が流れ込み、この国も独自の文字や名前が存在する。 歴史 17322年 剣術大会でヴィルガード事件が勃発する。 主な出身者 アルミス ルナ ボルス コズエ ...
  • ネームレス
    名前 ネームレス 生没 ルーイガルド (17022~没年不詳) 出身 ザルカ国 種族 魔族 性別 男 略歴 ルーイガルドを飛び交う死の商人。武器、情報を商売道具として、あらゆる陣営に売り込むが、商談に応じて様々な名前を使い分けた為、名無しという意味を込めて後世ではネームレスと呼ばれた。 ザルカ国で工事現場からヴィルガードが発掘されたことを知ると、これを隠匿したボルスに密かに接触し、バックアップを約束する。(ネームレスが担当する工事現場から発掘され、ネームレスの方から話を持ちかけたという説もある) 六界戦争も終盤に差し掛かると、六界連合軍としてルーイガルドに到着したラドリザン、ガーマス、レイトンの軍勢を手引きする。 この時点で、既に彼は連合側を相手に商売する方が得策と決断していた証である。 六界戦争終戦後も、各国に姿を現しては、様々な取引を行い、そこから生まれ...
  • ヴェリアの大遠征
    概要 ヴェリアの大遠征とは、蜉蝣時代の戦乱の中で、アルファ703年2月から、704年10月(全軍の帰還終了までなら705年1月)まで行われた、ロードレア国によるロー・レアルス国への大進軍である。 当時の戦史の常識では考えられない規模の大遠征となった。 戦闘に至るまでの背景 ▲700年6月における勢力図 ロードレア国……というより、ヴェリア個人は、かつての同門であったメファイザスこそ最大の敵になる事と確信していた。 彼さえ倒し、ロー・レアルス国を制すれば、ベルザフィリス国は自分の力でなんとでもなると考えていた節がある。 ヴェリアにとってこの遠征は、メファイザスと決着をつけるまで決して帰国しない覚悟で、ロー・レアルス国を併合し、そのまま天下統一まで一気に加速する最大のチャンスと考えていた。 実際、蜉蝣時代の終焉を見ても、大勢力同時の均衡した状態...
  • LUNATIC DESTINY
    傭兵と帝王……六界戦争がいま、終焉に向けて加速しようとしている……【LUNATIC DESTINY】本編を読む。 蒼い月は妖しく嗤う 紡ぎ紡がれた物語が一つになろうとしている 白い月は妖しく微笑む 一つの物語が糸の綻びの様に幾つにも分かれようとしている 紅い星は妖しく照らす 六つの世界に散らばった破片を繋ぎ合わせて ク ル イ ビ ト ハ ウ タ ウ 鎮魂歌さえもない時代 舞台 アルファ 1737~1744 ルーイガルド 17322~17329 ザールック 3326~3336 登場人物 サヌア傭兵団 サヌア ロリスザード レイア ダイルーガ シーナ リーザス ヴァン・フレイ国 ルナティス ガラ ミュー ラン ビルド アーリナ ティアナ ジュディス ガリック アゼル...
  • 英霊名
    概要 英霊名とは、アルファに存在する風習である。 英雄と呼ぶに相応しい者が亡くなったとき、死後つけられる「あだ名」であり、その人間の生き様を一言で語るには相応しい、という言葉がつけられる。 称号が、存命中から呼ばれるのに対して、こちらは死後につけられるものであるが、称号と同じく、名づけるのに正式なルールが存在するわけではなく、誰もが納得する人物に対して自然とつけられるものである。 ルーディアの様に、生前の称号と死後の英霊名が同じという例外も存在する。 国の正式な儀式に用いられることもあったが、基本的にはあくまでも「あだ名」の類に過ぎないので、王位、帝位についていない者にも「王」や「帝」といった字が使われた。 主な英霊名 六界戦争 蜉蝣戦記「小烈王」 アルガード 「白儀牙」 アレス 「忠烈候」 ヴァイナック 「火竜王」 ヴァル 「風槍」 ヴィルガス 「智帝」 ...
  • グローリヴァス
    基本情報 名前 グローリヴァス・スクー 生没 アルファ (678~711) 出身 ロードレア国 種族 人間 性別 男 略歴 ロードレア国将軍、ファルザス、アルガード、メネヴァと並んで「ロードレアの若獅子」と称された新世代を背負う将軍であった。 しかし、皮肉な事に彼ら若獅子の初陣こそが、シャリアル遠征であり、レイディック最期の戦いとなってしまう。 レイディック死後は、ヴェリアやアレスに従軍して、期待通りロードレア国の中心人物へと成長していく。 ディースの戦い(701)ではバイアラスと共に、五舞将のラゴベザス、デイロード、ヴィルガスを相手に互角に渡り合い、ヴェリアの大遠征(703~705)にも主力として参戦する。 しかし、遠征失敗後にヴェリアは酒に溺れて堕落していく。グローリヴァスはロードレア国の未来に絶望し、706年の「一月の別離酒」においてバイアラス達...
  • 人魔融合
    概要 人魔融合とは、人と魔物という2つの生命を融合させ、1つの生命にするという技術である。人としての知恵とそれまでの経験を維持しながら、魔物の力を発揮する。 その存在は、高名な賢者くらいしか知らないが、「神をも冒涜した禁呪」、「異形の法」と忌み嫌われ、封印された。 たとえば、アルファに残されていた記録によると、「二つの命が一つになるということは、技術以前にその生物の「心」がどこにあるのかという問題や、倫理、宗教観など、様々な問題が出て、結局研究は頓挫、というより、神への冒涜であると過激な一団が研究所を強襲して研究員を殺害し抹消した、唯一生き残った研究員が、可能な限りその方法を書物に書き残した」とあり、後述するベルバットは、ジルダーの居場所をデルアーミーに売ったとき、その見返りとしてこの書物を受け取った。 六界戦争末期の頃、全く偶然ながら、アルファではベルバットが、ルーイ...
  • サキ
    基本情報 名前 サキ・クロスローディー 生没 ルーイガルド (17304~17369) 出身 スポリティン帝国 種族 人間 性別 女 略歴 「究極の魔道書」と呼ばれる書物を求めて各地を旅する少女。 しかし、正体の掴めない幻の書物ということもあり、行く先々でガセネタを掴まされていた。 鎖国中のイースティア国に存在するかもしれないという噂を聞きつけた彼女は、使者としてイースティア国へ向かう途中だったネリスが自分の村に逗留していると聞きつけ、彼女に自分も一緒にイースティア国へ連れて行ってほしいと嘆願する。 結局、イースティア国でも、究極の魔道書の情報は何も掴めなかったが、ネリス、キルスティと友情が芽生え、しばらく行動を共にする。 しかし、ネリスはアイエルス要塞攻略失敗の責任を押し付けられ投獄、サキは、ネリスに同情的な将軍の協力を得て、キルスティと共にネリスを救出、...
  • ロードレアの内乱
    概要 ロードレアの内乱とは、蜉蝣時代の戦乱の中で、アルファ698年5月から7月に渡って繰り広げられた、レイディックの後継を巡って行われたロードレア国内の戦いである。 戦闘に至るまでの背景 ▲698年5月における勢力図 レイディックの横死により、ロードレア国は、空席となった国主の座を巡っての戦いが始まった。 この戦いに名乗りを上げたのが軍師ヴェリアを筆頭に、ボルゴス、デイズ、ミルフィー、そして本人が名乗り出た訳ではないものの、自動的にその立場に置かれたアルヴァドスであった。 また、この時点ではフィリスは明確な意思表示をしなかったものの、独自に兵を集めていた事は確かである。 ヴェリアはまずは軍勢をまとめて東へと向かった。その先に立ちはだかるボルゴスを討伐するためである。 この時代、兵士は民からの交代式の徴兵制で、普段から各地に駐屯し、大掛かりな遠征で...
  • エルキバーナの戦い
    概要 エルキバーナの戦いとは、蜉蝣時代の戦乱の中で、アルファ694年4月、リューグ国軍とシャリアル国軍の間に起きた戦いである。 戦闘に至るまでの背景 ▲694年2月における勢力図 リューグ国はこの頃、シャリアル国への侵攻を計画していた。まずは大した守備兵のいないラケイト城を陥落させ、続いて本命であるエルキバーナ城を目指す。その先陣に名乗りを上げたのはアルファーであった。アルファーはまだ若き将であり、兄の力で将軍になれたと日頃から言われていたこともあり、手柄を上げる機会をひたすら待ち続けていた。この意気を買われてアルファーを先陣に抜擢したライグだが、与えた兵数は少なく、本心から信頼していたわけではいなかった。 事実、4月16日の前哨戦で、手柄を焦って進軍しすぎたアルファーの部隊は待ち伏せにあい、ゾゥドの伏兵に退路を遮断されて散々に打ちのめされた。 ...
  • フィードの戦い
    概要 フィードの戦いとは、蜉蝣時代の戦乱の中で、アルファ693年7月、ロードレア国軍とシャリアル国軍の間に起きた戦いである。 戦闘に至るまでの背景 ▲693年2月における勢力図 この頃、大陸中に奇妙な噂が流れた。カルディスが生きているという噂である。 この噂の真相については蜉蝣時代最大の謎とされている。アルディア著の蜉蝣戦記にも噂の事ははっきりと書かれているが、その後カルディスが歴史の表舞台に立つことがないことから、単なる噂だったという説が有力である。 しかし、近年アルディアの日記が発見され、全身に傷を負いながらも奇跡的に生還を果たしたカルディスが、山奥で隠遁生活を送り、たずねてきたアルディアと接触。彼の性格が穏やかになっていたこと、二度と乱世の表舞台に立つつもりのないこと、更にはその後、アルディアの従者として、共に旅をしたこと等が書かれている。 ...
  • 称号
    長き戦乱の時代には、特定の人物や国を表す「通り名」や「あだ名」というものが存在する。 名誉として正式に与えられた称号、市井の噂から生まれたもの、さらには自称まで名づけられるには様々な経緯があるが、ここに代表的なものを羅列する。 命名型 六界戦争「帝王親衛隊」 シャクティアナ帝国将軍。 「覇王将」 シャクティアナ帝国将軍。 「四方将」 リヴォル帝国将軍。 「四牙将」 フェルトビーン帝国将軍。 「竜技七将軍」 ヴァーグリア国将軍。 「竜技王」 ヴァーグリア国将軍最高位。 「三翼将」 ジルダー子飼いの将軍達。 「神器衆」 アーズ国将軍。 蜉蝣戦記「ロードレア四天王」 ロードレア国将軍。 「将星将軍」 ロー・レアルス国の国主不在時代を支えた将軍。 「シャリアル三牙王」 シャリアル国将軍。 「五舞将」 ベルザフィリス国将軍。 「アル国四天王」 アル国将軍。 「ヴァーグリア七星士」 ...
  • ルー
    基本情報 名前 ルー・ファウス 生没 アルファ (679~711) 出身 シャリアル国 種族 人間 性別 男 略歴 西はリディ、東はルー、10年早く生まれていれば歴史はどう動いていたかと言われた「遅れてきた英雄」の代名詞。 シャリアル国将軍として696年に初陣、その戦いぶりは鬼神と称された。 698年にシャリアル遠征を行ったレイディックが、国境突破と見せかけてフェルス城を攻めたとき、ただ一人その策を見抜き、城主より先に防戦体制をとっていた。 結果的にレイディックは、アレスの説得によって作戦を変更したため、二人の対決は戦火を交えることはなかったが、歴史家達は実際戦っていればおそらくルーが勝利していただろうと推測する。 後にシャリアル国が滅亡すると、城主ゾルデスクと共にロー・レアルス国へ帰順。 彼が頭角を現すのはそこからで、戦場の駆け引き、突撃に関しては敗北を...
  • ロディ
    基本情報 名前 ロディ・ワイトライグ 生没 ザールック (3301~3341) 出身 不明 種族 人間 性別 女 略歴 流れ者の傭兵、フレイミスト国に雇われ、リゼルバ攻略戦、チャリオスの戦い、チャリオスの戦いを戦い抜くが、その後フレイミスト国がアーズ国陣営から離脱し、アトレティア陣営につくと、契約満了を理由にフレイミスト国を後にする。 この時、兄の陣営鞍替え方針に反発を感じた国王リョウの妹レンゲも、共に国を出る決意を固め、ロディにボディガードを頼むこととなる。 レンゲをビーストバリア国まで送ると、そのままロディもビーストバリア国と契約。トリスの戦いにおいて、フレイミスト国とビーストバリア国は激突。この時ロディは、かつて親交のあったフレイミスト国のエレナと戦場で遭遇し、彼女を討ち取ることとなる。 その後もビーストバリア国に残留し、アーズ国と共に主要な戦いに参戦し...
  • レキレキ
    基本情報 名前 レキレキ 生没 ルーイガルド (生没年不詳) 出身 不明 種族 魔族? 性別 女 略歴 ザルカ近郊の魔物の群れに襲われた村落で偶然通りがかったアルミスが見付けた少女。 他者の能力と記憶を受け継ぐ力(本人は「食する」と呼ぶ)を持ち、ザルカ国において勃発したヴィルガード事件の時、世話をしてくれたアルミスが犠牲となるが、彼女の記憶を受け継いだ結果、その遺志までも受け継ぐこととなる。その結果、人魔融合を目論むアルミスの妹ルナを止める為、コズエ、イルザと共に旅をすることとなる。 一度はルナに追いつくが、人魔融合の力を手に入れたルナによって完敗する。その後、レフィル、シーナといった新たな仲間と出会い、再びルナと遭遇、激しい戦いの末に彼女を打ち破り、アルミスの望みを叶えた。 彼女は、「食する」以外にも、生命の灯火を感じる能力もあり、時折、その灯火が消え...
  • ノード
    基本情報 名前 ノード・フィルカッツ 生没 アルファ (647~692) 出身 ルディック国 種族 人間 性別 男 略歴 ルディック帝国出身。 先祖は勇名を轟かしたらしいが、彼自身にはみるべき能力はなく、常に強い者に媚びることで先祖から受け継いだ城主の地位を維持していた。 カルディスがロー・レアルスを建国すると、いち早く旗色を変えてこれに従う。ロー・レアルス国は急激な領土拡大により人材が追いつかなくなった為、能力に疑問の残る彼も辺境のディロゥ城をまかされることとなる。 しかし、ここではカルディスの目が届かなくなったことをいいことに、略奪、暴行をほしいままにし、民衆を苦しめた。 レイディックの東征(692)時。バイアラスが初めて副将から将軍に昇格し、自ら軍を率いて戦う相手がこのノードだった。 迫りくるバイアラスに降伏を考えるが、エザイス、リガイア2将が奇策を...
  • ルード
    概要 オルサス国の伝説的人物。 南方諸国の戦乱を優れた智謀で収め、小国を次々とオルサス国に併合していった。 ただし、史料が少なく、伝説として加筆された部分も多く、真相は未だに謎に包まれている。 関連項目 ローズワード 六界戦争時代の将、ルードの再来と言われた。
  • ギード
    基本情報 名前 ギード・レンタス 生没 ルーイガルド (15387~15429) 出身 シャクティアナ帝国 種族 人間 性別 男 略歴 シャクティアナ帝国の領主だが、彼の土地は痩せ細り、治安も悪かった。 隣接する領主サラ、ファルサスとの関係も、険悪とまではいかなくとも決して良好ではなかった。 それでも、祖父の代から定期的に行っているサラとの食事会は行っていたが、その席でサラが「北から山賊が流れ込んで困っている」と言った言葉を、「自分の領土を侮辱した」と早とちりして激怒、賊を討伐するという口実で部隊を派遣すると、サラ直轄地であるオーティスの街を占領し、サラを監禁する。 だが、彼の短絡的で後先考えない行動は、ファルサスに出兵の口実を与え、サラ領土奪還軍が派遣される。 もはや本国にも戻れないと悟ったギードは、迫り来る軍勢に特攻、ファルサスの娘であるソフィアに斬りか...
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