暁の守人

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  • 暁の守人
    概要 暁の守人とは、ラグライナ帝国に存在した組織の一つ。 情報収集、情報伝達、斥候といった隠密部隊行動から、破壊工作、暗殺、誘拐といった国の「暗部」まで背負った組織である。この組織に選ばれると、その人物は戸籍からも抹消され、「存在しない人」となる。紅の本名が正確に残っていない、等がその例である。 どの国にもそれに類する部隊は存在するが、暁の守人は、帝国内乱戦争において、皇族であったセリーナ自らが指揮を執り、堂々と歴史の表舞台に姿を現した為、他国に比べてその存在感が際立って強い。 帝国内乱戦争終結にともない、本来なら帝位についたルディに仕えるべき組織だったが、暗部だった自分達を高く評価し、自ら指揮をとったセリーナに恩義を感じ、「真の帝位はセリーナのもの、今は一時的に追い落とされているだけで、それを取り戻す戦い」と認識し、引き続きセリーナに仕えた。「個人ではなく国に仕えるべ...

  • ...かつ寡黙に実行する「暁の守人」司令官。 セルレディカ時代は出生不明の将軍として通常の任務に就いていたが、後に「帝国内乱戦争」が勃発する直前にセリーナの命令で暁の守人司令官となる。 紅とは、あくまでも暁の守人におけるコードネーム的なものであるが、後世の物語では初登場シーンから紅で統一されている。彼女が暁の守人に任命された段階で、帝国の正式文書から彼女の名前は抹殺され、表向きは「そんな人物は存在しない」という扱いにされ、資料が残っていない為である。 当時の将軍の日記等にわずかに残る情報から、「アルクス・ダーバウィン」が本名ではないかと言われているが確証はない。 1253年、ウネピの戦いに参戦、クレアムーンの本陣強襲部隊を食い止めるという戦功をあげる。更に1254年のシチルの戦いでは、工作部隊を率いてクレアムーンの目を盗み堀に細工をするという難易度の高い作戦を成し遂げた...
  • 国境断絶事件
    ...力が欲しかった。 「暁の守人暗躍説」 帝国内乱戦争時にガルデス共和国、クレアムーンを疲弊させるため、セリーナが暁の守人を使い全ての火種を撒き、巫女一葉も暗殺した。状況証拠だけなら最も説得力があり、事実クレアムーンでも「帝国が裏で動いている」という意見が出たと記録が残っているが、その反面、あまりにも難易度の高い謀略を全て成功させることなど本当に可能だったのか?と疑問視されている。 「巫女一葉自作自演説」 巫女一葉には、身分違いの恋人がいたとの説もあり、使者を理由に駆け落ちしたという説もある。これにより、前半は暁の守人が策をめぐらし、後半は一葉の自作自演だった、前半はガルデス共和国の策謀だった、等、あらゆる人物の行動が様々な組み合わせを生み、この事件を複雑にさせ、真相を闇の中に隠している。 関連項目 クレアムーン ガルデス共和国
  • ミナ
    ...に存在する隠密組織「暁の守人」の家系に生まれ、幼き頃からルディ直属の裏工作のプロとして育てられる。しかし、ルディに 「謀略より政治、軍略を学んでほしい」といわれ、彼女は裏の道を捨てる。 こうして帝国軍師となった彼女は後の帝国内乱戦争時に神聖帝国の中心人物となる。 1253年3周期14日目、ラグライナ帝国とガルデス共和国の間で起きたモンレッドの戦いには、軍師として出陣し、戦場にてアリスを見出し将軍に推薦、この戦いでの勝利にも貢献する。 1255年、9周期23日目フェルグリアの戦いでは軍師として参戦し、エルを補佐してこの激戦に勝利をもたらし、翌年の第3次モンレッドの戦い、クァル・アヴェリの戦いにも引き続き参戦した。 更に、ガルデス共和国首都を目指して進軍したが、その最中ノスティーライナの戦いにおいてラヴェリア自らが指揮する部隊による奇襲を受ける。かろうじてこれを撃退したが、その直後...
  • キリグアイの戦い
    ...めないセリーナ率いる暁の守人による妨害工作、更に、セルレディカ時代からの将は多くがラグライナ帝国の武力による完全統合を望み、ルディの望みと全く反対の方向を向いていた。 更に、セルレディカ時代の侵攻により、ラグライナ帝国という名前そのものが既に侵略者の代名詞となっていたガルデス共和国、クレアムーンに根付いた疑心と抵抗心は、ルディの想像以上に深いものであった。 それでも、ルディは腹心であるラディスを単身使者として送り込み、レディスとの間で停戦ではなく、完全な和平を結び、両国首都の中心にあるキリグアイにて調停を結ぼうと持ちかけた。 ガルデス共和国は、ラグライナ帝国だけではなく、その後勃発したクレアムーンとの戦いにおいても敗北し、疲弊は限界まできていた。帝国からの申し出は、議会ではすぐさま承諾され、レディスはキリグアイの地へと向かった。 だが、その道中を突如ラグライナ帝国兵士に扮した...
  • ミズハ
    ... ラグライナ帝国に暁の守人が存在した様に、ミズハもガルデス共和国において、「裏」の仕事を受け持つ家系であった。 ミズハの初仕事は1251年、元々一触即発だったラグライナ帝国とクレアムーンの国境に騒動の種をまき、両国を本格的な抗争に持ち込ませることであった。 1253年7周期には、ラヴェリアが、レヴァイア王国をも戦いに巻き込むべく、ゴゥドを使者に送るが、これは帝国軍の哨戒網に引っかかる。だが、ゴゥドは囮であり、本命のミズハがシルベニアを通り、無事レヴァイアに到着し、ラヴェリアの言葉をレナスティーナに告げ、レヴァイアの乱を起こさせる。 1254年、ロンドリアの戦いで、敵将を火攻めで倒した事に快感を覚え、1255年9周期23日目のフェルグリアの戦いでも、工作部隊を率いて本陣の火攻めを行う、しかしこれは先読みされたエルの機転により妨害される。 このとき捕虜になった兵の口から、エルは...
  • ゴゥド (ガルデス共和国)
    ...れていたが、ゴゥドが暁の守人の名を使って裏工作をしていた為、セリーナと紅によって暗殺されたとの説が近年有力である。 人物 物語では、長い間「小物」として描かれていたが、実際は自身の強力な派閥をもっていたり、ラヴェリアに対抗できない間は静かに身を潜め、レディスの手から零れ落ちそうになった議長の座を奪い取った野心と能力を有している。その為近年の物語では「政治家」としての能力も再評価されている。 議会では財務委員会・国土開発委員会の両者に属し、政府支出による積極的な地方振興と景気対策を推進していた。政敵であったレディスは財政均衡を第一に考えていたためゴゥドの提案に反対することも少なくなく、それ故に両者は「ラグライナ帝国との戦争が無かったとしても」宿命のライバルに近い対立関係を強いられていたのではないかと言われている。 関連項目 The End of ELEGY
  • キリカ (ラグライナ帝国)
    ...カは、「ミナも所詮元暁の守人」と苦笑した。 関連項目 The End of ELEGY
  • アリス
    ...既に紅をはじめとする暁の守人精鋭部隊を作ったセリーナが、その腕試しとしてアリスを狙った。 「成瀬風華説」 アリスのクレアムーン亡命を後押しするため、彼女を説得した成瀬風華が擬態としての暗殺部隊を放った。 「自作自演説」 アリス自身がクレアムーンへ亡命する為、架空の暗殺事件をでっちあげた。 関連項目 The End of ELEGY
  • セリーナ
    ... 以後は紅と共に暁の守人を使ってラグライナ帝国、ガルデス共和国、クレアムーンが互いを恨み、戦い続ける様に様々な裏工作を行い、1259年4周期のカルディアの戦い、5周期におきたゴゥド急死に関与されたと言われている。 1259年7周期、レディス暗殺未遂により、ルディとの和平会談が頓挫したとき、これもセリーナの手引きだと思われたが、現在ではイリスが真犯人であった可能性が高い。 そのイリスが戦死すると、私邸に細工をしてキリグアイの戦いの原因が彼女にあったということにして、更なるガルデス共和国の怒りを誘う。(ただし、本当にイリスが犯人だった場合、濡れ衣を着せた相手が真犯人ということになる) また、セリーナの謀略を妨害し続けたミナを捕らえ、報復の私刑により半殺しの目に合わせると、あえて解放してその姿をルディに見せることで精神的ダメージを与えるという、サディストにも似た冷酷な...
  • カルディアの戦い
    ...に加えて、セリーナが暁の守人を使って噂を流し、帝国進軍はもはや事実と判断したシュツットガルドは、街道工事中の工兵に軍勢を派遣した。 戦いの結末 この時、工事の視察として派遣されていたカレン、ラビーの両将軍は、シュツットガルド軍出陣の報告を聞くと、すぐさまカルディア駐屯軍を率いて出陣し、シュツットガルド軍を撃退した。 その後、シュツットガルドは都市にて守りを固めたが、ラグライナ帝国はそれ以上の攻撃はしなかった。 だが、この戦いは、クレアムーンに大きな影響を与えた。 今回の出陣がラグライナ帝国の侵攻の再開では、と懸念したクレアムーンは、ラグライナ帝国を警戒。それを察した帝国も、ルディの国書を送り、今回の戦いは偶発的な事故と説明したが、一度疑惑をもってしまったクレアムーンにとっては、全ての言葉に裏があるのではと、疑念を持ち続けることとなった。
  • オーディス
    ...る一方で、ミナと共に暁の守人を相手に水面下での謀略戦を展開し、1260年5周期には煌槍の彩音を待ち伏せして討ち取る。 更に、ミナの策により、セリーナの居場所を突き止め、壊滅に成功。 その後、病没したルディの意志を継ぎ、旧帝国貴族軍との戦いにおいて、謀略戦に活躍、敵軍を内紛させた。 その謀略は、裏でミナが協力していたとも言われている。 関連項目 The End of ELEGY
  • ローグライスの戦い
    ...攻め込むべく、密偵の暁の守人を派遣していた。 そこで得た情報から、レヴァイア王国の軍備を「帝国侵略の野心あり」と強引にこじつけ、レヴァイア王国へ進軍を開始した。 これに怒ったレヴァイア国王カルドスだが、帝国との戦力差から、一度は降伏を考える。しかし、血気盛んな諸将の説得により、迎撃部隊を派遣することを決意した。 両軍の戦力 攻撃側 守備側 ラグライナ帝国軍 軍勢 レヴァイア王国軍 総兵力不明 兵力 総兵力不明 セルレディカ 総指揮 軍師 主要参戦者 セルレディカ ネル グレイアス 戦闘経緯 この戦いに参戦した正確な兵力は資料が残っていないが、帝国軍の方が数で勝っていたことは確かである。 レヴァイア軍は、細い街道となっているロー...
  • ラディス
    ...さない為、セリーナが暁の守人を使って行った。 「ガルデス共和国説」 共和国は会見の席でルディの暗殺を画策、それをラディスに見破られた為、彼女を殺害すると、実在しない暗殺団をでっちあげて帰国した。 「レヴァイア復興説」 レヴァイア王国を復興させるには大きな手柄が必要であり、その為の「戦場」を失わせたくなかったイリスが暗殺団を指揮、レディスを取り逃がした為、今度はラディスを殺害、ルディには上記のガルデス共和国説となる「共和国は会見の席でルディの暗殺を画策、それをラディスに見破られた為、彼女を殺害すると、実在しない暗殺団をでっちあげて帰国した」を報告した。 人物 無口で人との交わりを拒むが、以外と行動力があり、自分が信じた道はまっすぐ突き進む。 ウネピの戦いで、突如アリサに共和国戦線への異動を命じた。これは、戦場で出会った敵将ヴェルナの馬を見て、アリサは馬の病気だと確信し、使者を...
  • ゴアス
    基本情報 名前 ゴアス・フォン 生没 アルファ (685~692) 出身 ルディック国 種族 人間 性別 男 略歴 ロー・レアルス国将軍。 レイディックの東征(692)でラディアが攻めたグルス城の守備を務めていた将軍の一人。 アメシアンが一兵卒から育て上げた実戦派の将軍で、名将とまでは呼べなくとも、十分アメシアンの期待に応えてきたが、この戦いでラディアの副将に任命されていたメシズに討ち取られる。 関連項目 蜉蝣戦記
  • ミラージュ
    基本情報 名前 ミラージュ 生没 ルーイガルド (16689~17328?) 出身 ベレル国 種族 魔族 性別 男 略歴 ベレル帝国将軍。 六界連合軍によるベレル国進軍において、首都の守備を任されたとの記述があるが、具体的な働きは史料が残っていない。この頃、ベレル首都は和平派、抗戦派による内紛状態となっていたこともあり、彼はその鎮圧に奔走されていたと思われる。 首都陥落後、彼の名は一切出てこない為、戦死した可能性が高い。 関連項目 LUNATIC DESTINY
  • リガイア
    基本情報 名前 リガイナ・コルセット 生没 アルファ (654~691) 出身 ルディック国 種族 人間 性別 男 略歴 ロー・レアルス国将軍。 元々はルディック国将軍だったが、カルディスのロー・レアルス建国に従った。 レイディックの東征(692)でバイアラスに攻められたディロゥ城の守備をしていた。正面から戦っても勝ち目はないと、エザイスと共に偽りの降伏を行い、内部から霍乱しようとするが、バイアラスに策はあっさりと見破られ、エザイスと共に斬られた。 関連項目 蜉蝣戦記
  • ゾーグ
    基本情報 名前 ゾーグ・クルィス 生没 アルファ (662~722) 出身 シャリアル国 種族 人間 性別 男 略歴 西の守備として派遣され長くアル国境に駐屯していたが、隣接していた土地がベルザフィリスに奪われたため、今度はベルザフィリスに備えることとなる。 ディルセアのバルド国侵攻作戦によるリッヅの戦い(695)により捕虜となるが、説得に応じそのままベルザフィリス将軍となる。 以後はディルセア隊に編入されバルド領内の案内を担当。 ディルセア隊としてロードレア国、ロー・レアルス国と戦い、天下統一後はディルセアを見習って素早く引退する。 関連項目 蜉蝣戦記
  • ルガッツ
    基本情報 名前 ルガッツ・メルド 生没 アルファ (651~698) 出身 ロードレア国 種族 人間 性別 男 略歴 アレス隊副官の一人。 常にアレスの真意を悟って、気配りの取れた行動をとっていたため、高い信頼を得ていた。 698年、そのアレスの指示でシャリアル遠征時にレイディック本陣の守りにつく。この時ばかりは珍しく、慎重すぎる布陣に一言だけ異論を唱えたが、アレスの説得により移動。 その直後にアルヴァドスの反乱が置き、アレスの不安が現実のものとなると、彼は急ぎレイディックを守るために駆けつけるが、アルヴァドス部隊の攻撃により戦死する。 関連項目 蜉蝣戦記
  • ライナ
    基本情報 名前 ライナ・エルトラス 生没 アルファ (1268~1295) 出身 ヴァーグリア国 種族 人間 性別 女 略歴 ヴァーグリア国に生まれ育った少女。天才的な剣術の能力を持ち、この頃侵攻を続けていた、魔族が指揮を執る隣国に立ち向かった。 侵攻拠点として築かれた巨大な塔へと乗り込んだライナは、回廊を血で染めながら最上階へと向かい、最後の戦いに挑み、相打ちに近い状態で勝利を手にした。 伝説によると、その後神座として覚醒し、以後はヴァーグリア国の守り神的存在となったが、それが真実なのか、おとぎ話の類なのかは今となっては確認することはできない。 伝説 長い間、伝説上の人物として扱われている為、不明瞭な点の多い人物だった。 人間が、突然変異的に神座に覚醒したという例は、六界においても、ライナを含めて数えるほどしかなく、本当に神座になったのか、神話的存...
  • ザルス
    基本情報 名前 ザルス・ゲイガス 生没 アルファ (641~692) 出身 ロードレア国 種族 人間 性別 男 略歴 ロードレア国将軍としてソフィス隊に所属、バルディゴス討伐連合軍(684)ではアゾル国救援にも参加している。 その後はソフィスと共にロー・レアルスとの国境激戦区に駐屯するが、ソフィス戦死後は軍団再編成によってエルザイア城の守備を任される。 ロー・レアルス国軍のガイアスがエルザイア城を攻めてきたときに、ラディアに法外な数の援軍を要求、ラディアはゼノスと戦っていた為、余力が一切なかったにも関わらず、この要求を引き受けた。 このとき派遣されたのが、この戦いで名を馳せることとなるバイアラスであり、彼が指揮する援軍によって、ガイアスは撃退されたが、ザルスはラディア、バイアラスに礼の一言もいわずに再び城に篭る。 692年、一連の国境攻防戦に決着をつけるべく...
  • アルガード
    基本情報 名前 アルガード・アゾリィ 生没 アルファ (676~708) 出身 ゴアル国 種族 人間 性別 男 略歴 父は元ゴアル国国主フィリス、彼の帰順によって、幼きアルガードもロードレア国に籍を置くこととなる。 698年にロードレア国将軍としてシャリアル遠征に従軍、グローリヴァス達と共に初陣を迎え、ロードレア国次世代を背負うロードレアの若獅子として期待が高まるが、皮肉にもその戦いの最中にレイディックは横死を遂げる。 その後ヴェリアと合流して、国主を狙う他の勢力と戦うが、父フィリスまでもが敵になると、一時将軍職を辞して平民になる。 2年後、アレスの説得に応じて将軍に復帰。 ヴェリアの大遠征(703~705)にも参加。しかし、この大遠征失敗後、ロードレア国は急速に衰退を始める。 アルガードは、他国へと向かうグローリヴァスの誘いを断り(このとき彼らの亡命を知...
  • シルフィ
    基本情報 名前 シルフィ 生没 ラドリザン (6867~6894) 出身 不明 種族 人間 性別 女 略歴 グラスシードの姉だが、血のつながりはなく、グラスシードの父に拾われた娘。 自分の出生が判らないため、自分の人生を捨て、グラスシードに身を委ね、彼の成長を自身の喜びにしようとする。 常にグラスシードに付き従い、彼の戦いには傍らにいた。 血が繋がっていないことから、グラスシードからの求愛を受けるが、これまでの関係を崩したくないと、彼の想いに応えることはなかった。 やがて、グラスシードにセリカという存在ができると、これを影ながら応援する。 牙谷の戦いにおいて、ティアの突撃からグラスシードを身を挺しての守り、重傷を負うが、怪我を治した後サムルトン遠征にも従軍。セリカを失い、精神的に不安定になっていたグラスシードを支えた。 しかし、カオスクラウン...
  • ドリエリア
    基本情報 名前 ドリエリア・ファッツ 生没 アルファ (659~709) 出身 リューグ国 種族 人間 性別 男 略歴 リューグ国に仕え、かつてはバロゥドの副官として活躍したが、後に一軍を任される指揮官となる。 エルキバーナの戦い(694)では第3陣として参戦、前哨戦でアルファー隊が壊滅したことにより戦局は不利となり、決戦時は奮戦するものの敗戦して帰国。その後はサイファ城の守備に回される。 サイファ城内で、反ベルザウス派として、ガザ刺殺事件勃発後、ベルザウスの糾弾と処刑の要求を行う。 だが、一度は追い落としたと思っていたベルザウスは、結局数年後にクーデターを起こしてリューグ国を乗っ取り、フェルスデッド国を建国し、兵権を手にする。 ドリエリアは、ベルザウスからの復讐を恐れて、ノードゥ達と共にロー・レアルス国へ亡命。しかし、数年後フェルスデッド国はロー・レアルス...
  • ソフィス
    基本情報 名前 ソフィス・ガロゥ 生没 アルファ (664~692) 出身 ロードレア国 種族 エルフ 性別 男 略歴 レイディックの守役としてアリガルと共に幼少の頃から側に付き従う。 主従共にエルラディースの元であらゆる学問を学び、レイディックがロードレア国主となると、軍師として仕えた。 まだ改善するべき場所の多かったロードレアの法を改め、治安維持に務め、瞬く間にロードレア国を強国へと押し上げる内政手腕を見せて、彼がただ幼なじみというだけで出世したのではないことを世間に納得させた。 ロードレア国の方針は彼が立案し、それをレイディックと共に協議にかけて修正していき、その後に諸将との軍議にかけるが、その時点ではもう手直しするところが見つからないほど完璧に仕上がっていたという。 バルディゴス討伐連合軍への参加を拒んだレイディックに、連合軍に加わることの重要性と将...
  • エルドス
    基本情報 名前 エルドス・ガナント 生没 アルファ (659~700) 出身 リューグ国 種族 人間 性別 男 略歴 リューグ国将軍。 親友グフスと並び、「攻めのエルドス、守りのグフス」と称され、騎馬部隊による突破力において比類なき活躍を見せた。 エルキバーナの戦い(694)では留守部隊として決戦には参戦していなかったが、本隊が崩壊したとの報告が入るとグフスと共に軍勢を率いて国境へ向かい、国主ライグを守って帰国、自身はそのままシャリアル国との国境に配備され、敵軍の進入を許さなかった。 ベルザウスが反乱を起こして国を乗っ取った時、親友であるグフスは、ベルザウスとの友情から進んで叛乱に協力したが、エルドスは国主ライグを守れなかったことを恥じて引退。しかし、ベルザウス自らが隠居していた彼の元を訪ねて説得、グフスの薦めもあり、二人の熱意にほだされてフェルスデッド国将軍...
  • エテラファオー
    基本情報 名前 エテラファオー 生没 ルーイガルド  出身 レチス 種族 魔族 性別 男 略歴 神聖国家ルージェの宗教における天使の一人。唯一神ルージェの「御使い」である。 天使長デルデケアスに「可視顕現」(目に見える形で下界に降り立つこと)を許可されている、という位置づけがなされている(教義上、一般的な大部分の天使は見えない)。 生前は、ルージェの神託を受けた勇者を前にして異教を捨て従うことを選んだレチスの従軍神官だという。死後天使となった彼は宗教者の守護天使として崇敬を受けている。 ルージェ信仰では、信者・非信者を問わず記録天使が一人ずついるとされているが、宗教上の最高指導者にはさらに彼が記録天使として加わるという。通常の記録天使は善行と悪行両方を記録するが、エテラファオーは悪のみを記録する。 宗教上の最高指導者の場合、死後の審判において、就任以後...
  • リアリッピの戦い
    概要 リアリッピの戦いとは、アルファ1737年に、アルビス国とバーン国の国境であるリアリッピ川を舞台に行われた戦いである。 戦闘に至るまでの背景 バーン国とアルビス国は、国境をめぐって過去何度も衝突していたが、これまでにない進軍をもって、バーン国が領土深く進入してきた為、アルビス国軍も主力部隊を派遣し、本格的な衝突を迎える。 両軍の戦力 攻撃側 守備側 バーン国軍 軍勢 アルビス国軍 総兵力55000 兵力 総兵力58000 サザンクロス 総指揮 カルディナ 軍師 主要参戦者 サザンクロス ライウン グノー カルディナ ルティエ リドラ 援軍 マーノ 戦闘経緯 この戦いは、...
  • ノスティーライナの戦い
    概要 ノスティーライナの戦いとは、ラドリザン1256年、9周期22日目、ガルデス共和国軍が、首都ガイ・アヴェリを目指して進軍するラグライナ帝国に奇襲を仕掛けた戦いである。 戦闘に至るまでの背景 map04-2.JPG クァル・アヴェリの戦いに勝利したラグライナ帝国軍は、クァル・アヴェリで軍を再編させると、ついにこの戦いの最後の決着をつけるべく、ガルデス共和国首都ガイ・アヴェリへの進軍を決意した。 帝国領土から首都ガイ・アヴェリへ向かう道は、モンレッド街道をそのまま進み、北から向かう道と、このノスティーライナ街道を使い南から向かう道が存在した。 当初はモンレッド街道を突破する予定だった帝国軍だったが、あえて完全勝利により共和国に精神的打撃を与え、(あるいは降伏を申し込むこを期待し)要所クァル・アヴェリを攻め落とした。 これにより、より首都に近いノスティー...
  • ロイカーンの戦い
    概要 ロイカーンの戦いとは、ラドリザン1525年1月、ラコルニア帝国とクレアクライシスの間で起きた戦いである。 この時代の闘争に決着をつけた両国における決戦とされている。 戦闘に至るまでの背景 map11.JPG 食糧問題から端を発したラコルニア帝国とクレアクライシスの戦いだったが、戦局はクレアクライシスに大きく傾いていた。しかし、クレアクライシスに広大なラコルニア帝国を完全制圧する力はなく、両国は決め手を欠いたにらみ合いが続いていた。 セリーナは、ティアと和解し、その軍勢を得て、クレアクライシスとの決戦に挑んだ。常に平和路線を口にしていたティアがこの戦いに協力したのは、「この一回だけ矛を貸してもらい、ロイカーンの戦いで勝利して、その戦果をもってクレアクライシスと和睦を結ぶ」とラスケートに説得された為である。 ラコルニア帝国軍は、帝都の守備を蜂起してま...
  • ムストア湾海戦
    概要 ムストア湾海戦とは、アルファ1737年11月、ヴァン・フレイ国のルナティスが、フェローラ国の三魔王ガルゾーマを討つ為に行ったフェローラの戦いにおいて、フェローラ国主力部隊をひきつけるためにラ・ディアス帝国が行った戦いである。 ただし、ラ・ディアス帝国にその意思はなく、ヴァン・フレイ国の遠謀で操られていた形となる。 戦闘に至るまでの背景 ノアルスの戦いでガルゾーマの前に大敗を喫したラ・ディアス帝国。もともとプライドの塊の様な大帝国は、この敗戦が許せず、機会があれば必ずフェローラ国かリヴォル帝国に攻め込むつもりでいた。 その気持ちをヴァン・フレイ国のルナティスは読み取り、フェローラ国がアリアス国との戦いで疲弊、今なら容易に攻め落とせると吹き込む。(それも、アストリア国経由で情報を送るという念の入れ方である) 人は、自分がこうなってほしい、という情報...
  • レイアル砦の戦い
    概要 レイアル砦の戦いとは、アルファ687年、偽帝討伐連合軍とゲーリー国軍の間に起きた戦いである。 戦闘に至るまでの背景 ▲686年10月における勢力図 ゲーリー国は、アゾル国領土を手に入れ、当時最大勢力を誇っていた。単純の面積だけの問題ではなく、肥沃だった旧アゾル領土は、ゲーリー国の戦意を上げるのに効果的であった。 兵士たちの士気は高く(これはある程度の略奪が黙認されていた事もある)国力も充実していた。 ここで彼はかねてから計画していた「皇帝」の地位を名乗る事を実行に移す。バルディゴスの遺児を見つけ出し、皇帝の地位を禅譲させるという茶番劇(この遺児すら偽者という説が有力)の末、彼は皇帝の地位を自称する。これに唯一反対したリディアニーグではあったが、マラの逆鱗に触れ、自決を命じられる。 マラは、バルディゴスの時代とは違い、互いに疑心暗鬼となっている...
  • 第4次リアリッピの戦い
    概要 第4次リアリッピの戦いとは、アルファ1738年11月に、アルビス国とバーン国の国境であるリアリッピ川を舞台に行われた戦いである。 戦闘に至るまでの背景 第3次リアリッピの戦いで結ばれた休戦協定は終わりを告げた。 バーン国は元々リルル統治の下、国をまとめる為に「戦勝」が欲しかった為、停戦期限が切れるのを待ちかね、期限切れと同時に侵攻を開始した。 アルビス国も、それは予定の行動であった為、すぐさま準備していた部隊を出陣させる。 だが、アルビス国は軍略の要であるカルディナが、出陣直前にバーン国との内通容疑で逮捕されるという事態が起きていた。 これは、死の商人を排除しようとする彼女の動きに先手を打たれた形で、完全なる冤罪であったが、その事情を知らない兵士達は、彼女が召集した歴戦の勇将が任地に戻されたことと、総指揮官ですら敵軍に寝返った、次は誰が裏切る...
  • 第2次グルファ城の戦い
    概要 第2次グルファ城の戦いとは、蜉蝣時代の戦乱の中で、アルファ696年10月、ロードレア国軍とロッド国軍の間に起きた戦いである。 戦闘に至るまでの背景 ▲696年10月における勢力図 ロードレア四天王の一人ラディアは毒矢に倒れ、同じく四天王の一人アリガルは寝首をかかれた。 この2度の事件を裏で操っていたのがロッド国軍師ギザイアである。698年10月28日、ついにロッド国を真正面から討つことを決めたレイディックは、各地の将に集結命令を下し、総兵力12万という大軍を動員させた。 総大将にレイディック、軍師にヴェリア、副軍師にアレス、先陣にバイアラスという磐石の陣営であった。 ラディアの敵討ちというこの戦いに、彼女の愛弟子だったバイアラスの戦意はこれまでになく高揚していた。彼は自軍の旗に「翼」の絵柄を用い、その全てに「舞風の仇討ちを」と書かせた。 バ...
  • アークナイン奪還戦
    概要 アークナイン奪還戦とは、ルーイガルド10413年8月から行われた、クリートがル・マンティスに占領されていた首都アークナインを奪還しようとした戦いである。 戦闘に至るまでの背景 クリートにとって、首都奪還は悲願であった。そのため、十全な計画と戦力を整えた上で必勝の作戦として開始された。一方、アークナインを占拠していたル・マンティスは、占領政策がうまく行かず、聖地クーティへの遠征どころか、年月を追うごとに駐留軍の疲弊は慢性化していくばかりの状態だった。そのため、クリート軍の奪還作戦を事前に察知した本国からの大増援がなされたが、既存の駐屯軍と戦略面での折り合いがつかず、全軍での意思統一ができなかった。 両軍の戦力 攻撃側 守備側 クリート国軍 軍勢 ル・マンティス国軍 総兵力不明 兵力 総兵力不明 ...
  • ベルザフィリス建国記
    概要 ベルザフィリス建国記とは、ディアルとルーディアによる、ベルザフィリス国建国のいきさつをまとめた戦記。 蜉蝣戦記の中の一部だが、軍勢を率いての戦いではなかった為、戦闘一覧とは別途に扱われる。 ベルザフィリス建国 アニスの戦いで大敗を喫し、シーザルス国への帰路も閉ざされたディアルは、ルーディアを伴ってアル国最南端の城ベルス城にたどり着いていた。 688年7月、山賊頭のベヌロゥズを配下としたディアルは、旅商人に姿を変えてベルス城の城主を人質にとり、城を内部から占領。城主はアル国の暴君ルドリア派であり、人心は離れていた為、既に城下町の長老をはじめとする実力者の知己と協力を得ていたディアルの決起に、民衆は進んで協力した。 更に、ディアルは周辺地域の小城も次々と説得により自軍になびかせ、ベルザフィリス国の基礎を築き上げる。 年は変わり689年4月3日、...
  • リファードの戦い
    概要 リファードの戦いとは、アルファ686年、ロー・レアルス国と、ガルシーダ、ヴァーグリア連合軍の間に起きた戦いである。 戦闘に至るまでの背景 ▲686年3月における勢力図 ロー・レアルス国を建国したカルディスは、その野望の炎を更に燃やし、隣国への侵攻を開始していた。まずは旧ルディック領土を蹂躙し、次々とロー・レアルス国に旗色を変えて行く。戦場においては常勝の名を欲しいままにし、統治においては民の心を掴み、彼の進軍は順調そのものであった。 既に、ルディック国制圧は時間の問題だと思ったカルディスは、ルディック方面を部下に任せ、この年の3月自らは天然の要害に守られたガルシーダ国に兵を差し向ける。これに対してガルシーダ国は、同盟国であるヴァーグリア国に援軍を要請、これにより状況は一変する。 後の六界戦争でも数多くの英雄を生み出すこととなるヴァーグリア国は、...
  • ル・ヴァラヴァ・ザードの戦い
    概要 ル・ヴァラヴァ・ザードの戦いとは、蜉蝣時代の戦乱の中で、アルファ697年2月、ベルザフィリス国軍とアル国軍の間に起きた戦いである。 アル国の最後の戦いであり、ルーディア包囲網が事実上崩壊する戦いでもある。 戦闘に至るまでの背景 ▲696年10月における勢力図 ロッド国への電撃的侵攻を続けていたロードレア国を、レイディックの弟アイルに反逆させる(ルバークの乱)という手で撤退させるべく手を打っていたベルザフィリス国。 そのベルザフィリス国自身も、大掛かりな出陣の準備にとりかかっていた。 バルド国が滅びてからルーディア包囲網連合軍は、急速に互いの連携行動を欠きはじめた。別にバルド国が連合の楔として重要な役割を働いていたわけではない。連合参加の一国が滅びた事から「共にルーディアに当たる」から「ルーディアと対峙する危険は他国に押し付ける」という思考に傾...
  • レイディックの東征
    概要 レイディックの東征とは、蜉蝣時代の戦乱の中で、アルファ692年9月から10月にかけて、ロードレア国軍とロー・レアルス国軍の間に起きた戦いである。 複数の戦いを一度の遠征で行った一連の軍事行動の総称であるので、ここでは一つ一つの戦いを表記していく。 戦闘に至るまでの背景 ▲692年8月における勢力図 戦闘に至るまでの背景 宿命のライバルとも呼べるカルディスを、レザベリアスの戦いで打ち破ったレイディックは、そのまま勢いにのってロー・レアルス領土東北地帯へと攻め寄せた。 第5次ゼイレアンの戦いでロードレア国軍が敗れた事から、カルディスはこの地を電撃的に進軍し、占領していたが、この急激な領土拡大に人材が追いつかず、この地には、ロー・レアルス国建国時にルディック国から勝ち馬に乗る形で旗色を変えた人物達を配置していた。 これは、他の戦線でもいえた...
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