究極の魔道書

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  • 究極の魔道書
    概要 究極の魔道書とは、ルーイガルドのナビルティー大陸に伝説として伝わる魔道書。 具体的にどのような法術が記されているかは、伝承や噂によって異なるため、統一性はないが、「誰もみたことのない強力な法術」という共通点はある。 正体 究極の魔道書の正体は、ヴァレット国の暗部が記された書物のことである。表向きの栄光に満ちた歴史とはまったく異なる、策謀、謀略といった闇の真実、それが世間に明るみに出れば、歴史さえひっくり返る様々な事実がそこに書かれている。 ヴァレット国で後継者争いが勃発し、皇族の兄弟が争った事があるが(正確に何年の誰の出来事かは謎となっている)、戦いに敗れた弟が、その書物が将来脅迫・取引の道具になると思い、これを奪って国外に亡命した。しかし逃走の最中に他の金品目当ての山賊によって殺される。 山賊に価値などわからず、他の戦利品と一緒に持ち出され、その...
  • サキ
    ... 略歴 「究極の魔道書」と呼ばれる書物を求めて各地を旅する少女。 しかし、正体の掴めない幻の書物ということもあり、行く先々でガセネタを掴まされていた。 鎖国中のイースティア国に存在するかもしれないという噂を聞きつけた彼女は、使者としてイースティア国へ向かう途中だったネリスが自分の村に逗留していると聞きつけ、彼女に自分も一緒にイースティア国へ連れて行ってほしいと嘆願する。 結局、イースティア国でも、究極の魔道書の情報は何も掴めなかったが、ネリス、キルスティと友情が芽生え、しばらく行動を共にする。 しかし、ネリスはアイエルス要塞攻略失敗の責任を押し付けられ投獄、サキは、ネリスに同情的な将軍の協力を得て、キルスティと共にネリスを救出、そのまま国外へと脱出する。 たどり着いたユナイト国で瑞樹と出会い、ヤムル族救援の戦いに身を投じる。 これは、ネリスたちとの友情だけ...
  • リスティア
    ...を書き記された書物(究極の魔道書)を見つけ出して処分せよ」という任務を受け、身分を偽って旅の剣士として各地を放浪していた。 様々な地を渡った末にユナイト国でアンジェリナたちと遭遇、彼女たちを傭兵として雇い、山賊の戦利品の中に「究極の魔道書」が紛れている情報を元に、山賊団ザルスに潜入するが、ヤムル族との戦いに巻き込まれ脱出、その後ネリス達と合流し、ザルカ国の剣術大会へと向かう。 この大会で、サラに「究極の魔道書」の正体を、キルスティに、父の仇の真相を伝える。 自身は準決勝でアンジェリナに敗れ、その後は他の参加者と同じくヴィルガードの餌にされる。 ヴィルガード事件終結後、母国であるヴァレット国に、サラと共に向かい、数々の冒険をこなしたというが、詳細は残されていない。 人物 法術を施した大剣「アタルガディス」を使いこなす。刃の部分が法術である為、見た...
  • アンジェリナ
    ...スティアの依頼で、「究極の魔道書」を探しに山賊団ザルスに潜入する。山賊団に入り込み、時間をかけて信用を得てから山賊の宝物庫を漁るつもりだったが、ヤムル族と山賊の戦いがはじまり、皆アジトから出て行った為、好機とばかりに山賊団のアジトで空き巣を働く。 結局何も見つからなかったが、部隊の壊滅により囚われていた瑞樹を偶然見つけだし、彼女を救出して脱出、その結果ここではじめてネリスと直接顔を合わせることとなる。(アイエルス要塞、大陸横断鉄道で交錯しているが、お互いに自覚はないため、本人達はここで初対面だと思っている) その後、それぞれの目標を達成するため、自分達を磨くべく、ザルカ国の剣術大会出場を提案、様々な冒険を経てザルカ国へたどり着く。 大会では、リスティアをはじめとする対戦相手を倒し、決勝までたどり着く、しかし、決勝戦でネリスと戦っている最中に、ヴィルガードがコロシアム地下か...
  • 魔導砲
    概要 魔導砲とは、火薬類を一切使わず、法術を蓄積させた砲台のことである。 精霊との契約によって生ずる法術は、本来その場限りのものである。しかし、唯一の例外として、水晶に蓄積することができる為、それを利用したマジックアイテムは数多く存在するが、その究極の形がこの魔導砲である。 主に城砦の城壁に備え付けられていたが、後にダルスバード艦隊の主砲としても採用された。 火薬と違い、誘爆事故を起こさなかった為、魔導砲は重宝されたが、所持していた国はよほどの大国に限られている。 関連項目 関連項目
  • ルナ
    名前 ルナ・イルト・ルース 生没 ルーイガルド (17298~17327) 出身 ザルカ国 種族 人間 性別 女 略歴 ザルカ国の名家出身で、アルミスの妹。 神官の家系だった彼女の家には、一般では手に入らない魔道書が数多くあった。ルナは幼い頃に読んだ「人魔融合」の魅力に取り憑かれ、危険な実験を繰り返し、優秀な姉と比較され両親からも疎まれた。 ついに家を飛び出したが、怪しげな実験を繰り返した為、人々に魔女と言われながら生きていた。 やがて、ザルカ国でヴィルガードが発掘され、ボルスがこれを私物化し、ネームレスが金銭、人材的バックアップを行うと、死の商人ともつながりがあったルナもこれに乗じて、自分が持っている「知恵」を売り込む。 その後は、魔女の名に恥じない神出鬼没の働きをみせ、あるときは、ヴィルガードのことを知った一団が、ヴィルガード輸送に使おうとしていた大陸横断鉄道...
  • 魔導器
    概要 魔導器とは、あらかじめ魔力を蓄えておき、法術師に共有する器状の機械である。 精霊からの魔力を一旦貯蔵し、内部の共鳴によって増幅され、付近にいる術者に送る事ができた。 戦場で使用すれば、法術隊は無限に術が放てる存在となる。 実際は魔道器の容量があるため、無限ではないが、ここに蓄積できた魔力は一日や二日で使いきれるものではなかったので、野戦においては無限と呼ばれていた。 リグライナ帝国とヴィッツ国におけるフィリアの戦いで実践投入されるが、このときヴィッツ国王ロルストーンは、魔導器のことを「過去の遺産」と呼んだ。 そのため、ヴィッツ国が作り出したものではなく、発掘したものだと考えられるが、リグライナ帝国が鉄の鎧兵を発見した様に、ノヴァの遺産だった可能性がある。 しかし、この戦いで魔導器が破壊されたため、その後の研究は一切行われておらず、詳細は不明である。 ...
  • 七巫女
    概要 七巫女とは、シャクティアナ帝国領土の辺境の地に伝わる伝承から生まれた言葉である。 なお、実際には七巫女という言葉は存在せず、あくまでも「七つの封印」が正式名称であるが、当事者達は「七巫女」と呼んでいた。 伝承内容 ルーイガルド8000年頃、シャクティアナ帝国領土の辺境の地にて、一匹の魔物、ゲルガインが暴れていた。突然変異的に生まれたその魔物の力は強大で、討伐部隊を幾度も撃退した。力で倒せないと悟った討伐部隊は、ゲルガインに偽りの降伏をして酒宴を開くが、その席で高名な魔道師により、ゲルガインを封印した。 封印は七つに別けられ、魔道師の弟子7人がそれぞれの水晶に封じ込めた。そして、彼らはその宝玉を「形のあるもの」では奪われる懸念があると、自らの体内に組み込み、物的に奪われない様にした。 しかし、唯一彼らの思いと違ったことは、ゲルガインは封印されながらも強力な...
  • ゲルガイン
    概要 ゲルガインとは、ルーイガルド8000年頃にシャクティアナ帝国に突如現れた魔物である。 突然変異的に生まれたゲルガインの力は強大で、討伐部隊を幾度も撃退した。力で倒せないと悟った討伐部隊は、ゲルガインに偽りの降伏をして酒宴を開くが、その席で高名な魔道師(システィの先祖)が封印の術を施した。 封印は七つに別けられ、魔道師の弟子7人がそれぞれの水晶に封じ込めた。そして、彼らはその宝玉を「形のあるもの」では奪われる懸念があると、自らの体内に組み込み、物的に奪われない様にした。 しかし、唯一彼らの思いと違ったことは、ゲルガインは封印されながらも強力な魔力を放ち続け、その封印は胎児へと受け継がれ、自分達一代で終わると思っていた魔道師達の思惑を裏切り、次の世代へと受け継がれることとなったことである。 この封印こそが、後に七巫女と呼ばれることとなる封印であった。 ゲルガインの...
  • システィ
    基本情報 名前 システィ・ルア・フェイルロード 生没 ルーイガルド (15405~没年不詳) 出身 シャクティアナ帝国 種族 魔族 性別 女 略歴 シャクティアナ帝国ギード領に住む魔道師。 先祖はゲルガインを封印した魔道師で、その伝承と七つの封印については代々受け継いでいるが、ゲルガインを利用しようとする者が現れない様に、決して人には漏らさない様にと言い聞かせられていた。 システィ自身も、大魔道師と呼んでも遜色のないほど優れた素質を持ち、また先祖の功名を誇りに思っていた。 七つの封印は、ばらばらに散らす為、各地へ散ったが、ひとつだけは自分の目のみえる所にないと不安と感じたのか、リーザの先祖だけは自身の家の隣に住まわせた。 代を重ねることで、リーザの家系の方は、自分が「封印の持ち主」だということをすっかり忘れていたが、システィはその経緯から、リーザを必要...
  • ディナ
    基本情報 名前 ディナ・スタッカート 生没 ルーイガルド (15408~没年不詳) 出身 シャクティアナ帝国 種族 人間 性別 女 略歴 シャクティアナ帝国に住む法術使い。 本人は将来の大魔道師といっているが、あくまでも一般の法術師より少し実力が上、レベルであった。 エルフの隠れ里付近にある水晶を手にしようと大樹海にやってきたが、道に迷って行き倒れになったところエルフに助けられる。 その後里でバルニア達と出会うが、このとき七巫女の証明であるペンダントを宿に忘れていた為、七巫女だということに気付かれなかった。荷物を忘れたことに気付いて里に戻るが、そこにはメネシアスの強襲を受けて、瀕死の状態となっていたバルニア、エスクードが居た。 自身も七巫女として狙われると知ったディナは、バルニア達と同行を願う。 バルニアと共にサラ領土奪還戦、更にシスティとも合流して、監獄...
  • 周辺魔族
    概要 周辺魔物とは、魔族や精霊のみが持つ独特の生活形態の一つである。 主に、国家を作らず、小数で群れを成して生息する「一団」を指して言う。 特徴 街や城といった建造物は作らない。(木を使っての柵や砦くらいは作る場合がある) 法律といったものが存在しない。(動物の群れと同じく、力のある者がボスになる) 獲物を求めて、または季節によって移動するタイプと、一箇所に住み着くタイプが存在する。 これらのことから、動物に近い生態であり、魔族の中でも、言語を操れない魔物が圧倒的に多いが、組織としては、「魔物だけ」のものと、「多くの魔物と、指揮をとる一部の魔族」という構成が半々の割合で存在する。 基本的に「群れ」という規模であり、他の国を根底から脅かす存在ではないが、中にはシーバズルの様に、国家に匹敵する巨大な勢力を作り出した者もいる。(ただし、これはごく稀な例外である)
  • ノアルスの戦い
    概要 ノアルスの戦いとは、アルファ1737年4月に、ラ・ディアス帝国の南方侵攻からはじまった戦いである。 これが、後に続くラ・ディアス帝国の南伐に繋がる。 戦闘に至るまでの背景 物語におけるこの戦いと、史実におけるこの戦いは、開戦のきっかけに若干の差異が生じる。 物語では、ヴァン・フレイ国のルナティスが、世界の裏で蠢く存在がガルゾーマではないかと睨み、フェローラ国進軍の橋頭堡確保としてアリアス国へ攻め込む。これに呼応してガルゾーマは、同胞シャラダンにアディス国進軍を要請、ラ・ディアス帝国南部の魔族系諸国にも同様の要請を送ることで、「人間対魔物」の図式を作りあげ、互いの旗色を明確にしていき、ガルゾーマは彼らを用いた「チェス」を楽しんだ……となっている。 しかし、史実においてガルゾーマの要請は、信頼できる資料が発見できず、あくまでもラ・ディアス帝国の南方...
  • ユーコ
    基本情報 名前 ユーコ・スペルンギルド 生没 ラドリザン (1231~1295) 出身 クレアムーン 種族 人間 性別 女 略歴 クレアムーンの蒼き凍嵐の魔術師と呼ばれた将。 放浪の旅をしていたが、自分の力を試す為にクレアムーンに仕官。以後ラグライナ帝国との決戦に従事し、主要な戦いのほぼ全てに参戦、その優れた指揮力を発揮する。 1253年、ウネピの戦いで援軍を率いて到着、一時は帝国軍を圧倒するほどの活躍を見せる。 シチルの戦いにおいても援軍として前線へ向かうが、その直後に聖都の変が起きたため、柊飛鳥達と共に急ぎヒモロギにまで帰還し、政変を起こした神官を一掃し、真田弥生を新たな神威巫女として盛り立てることとなる。 1255年の聖都クレアの戦いでは、真田弥生の護衛をしていた為、戦陣には加わっていない。 その後、帝国内乱戦争が勃発し、ラグライナ帝国は内紛を...
  • 聖なる魔女
    概要 聖なる魔女とは、ヴァン・フレイ国ルナティスの愛称。 優しい笑顔と小鳥の様な声で、辛辣な命令を下すことからそう呼ばれた。 関連項目 リルム ヴァン・フレイ国(ルナティス)と戦った事から、彼女との対比で「もう一人の魔女」「邪なる聖女」と言われる事がある。
  • サムルトン
    正式名称 / 統治体制 共和国サムルトン / 議会制 エンブレム 歴史 6453年 六柱将が、ユーラスティ大陸西部の魔族を駆逐、六柱将の六国が新たに建国される。 6885年 六柱将の国が内乱状態となり、以後クルーディア、サムルトン、リアムスの三つ巴の戦いへ突入する。 6891年 クルーディア帝国と共和国サムルトンの間でソフィードの戦いが勃発。 6892年 クルーディア帝国、共和国サムルトン連合軍がリアムス自治国家へ攻め込むランドヴァルク作戦が実施される。 6894年 クルーディア帝国が共和国サムルトンに攻め込むサムルトン遠征が勃発し、共和国サムルトンは併合され、歴史から消滅する。 主な出身者 ムゥナ ホーネット ガスタル この国を舞台とした物語 CHAOS CROWN
  • 武将位
    概要 武将位とは、クレアムーンに存在する地位の1つで、主に戦に関わる。 元々、水鏡莉奈が魔族の地を奪う形で建国されたクレアムーンは、旧領を回復しようとする魔族の侵攻を不定期に受けていた。それらの魔族と戦い、クレアムーンを守るのが武将位であり、武将に選ばれた武芸に優れた者が、各村に配備されていた。 この土地にいた魔族は、ほとんどが知恵のあまりない異形型だった為、軍勢としてではなく、あくまでも1~数匹で進入してきた。その為、武将位も個人単位で対応し、これらを退治してきた。 だが、後にラグライナ帝国や、ガルデス共和国との戦いがはじまると、武将位はそのまま他国で言う「将軍」や「軍人」の地位となり、兵士達を率いて戦うこととなる。 関連項目 巫女位 クレアムーン クレアクライシス The End of ELEGY
  • 香我美里奈
    基本情報 名前 香我美 里奈 (かがみ さとな) 生没 ルーイガルド (17298~没年不詳) 出身 ヤムル族 種族 人間 性別 女 略歴 ヤムル族の長。 山賊団ザルス、周辺の魔物を相手に戦った勇敢な武者。 しかし、山賊と魔物が、ルナの仲介によって手を結んだため、ヤムル族は敗北、里奈は山賊団と魔物の連合軍に囚われる。 その後、山賊団自体もルナの差し金により魔物の攻撃を受けて壊滅したため、混乱の中、彼女は行方不明となる。 後に、ヤムル族の再興を願って瑞樹が探し続けたが、ついに発見されることはなかった。 同じくルナによって壊滅させられた山賊団の頭領アルドラは、ルナによってヴィルガードの餌とされたが、里奈の場合はルナに手渡されず、長い間戦い続け、私怨をもつ魔物たちに渡された可能性が高い。 関連項目 DANCING PHANTOM
  • リアムス
    正式名称 / 統治体制 リアムス自治国家 / 議会制 エンブレム 歴史 6453年 六柱将が、ユーラスティ大陸西部の魔族を駆逐、六柱将の六国が新たに建国される。 6885年 六柱将の国が内乱状態となり、以後クルーディア、サムルトン、リアムスの三つ巴の戦いへ突入する。 6892年 クルーディア帝国とリアムス自治国家の間でシグリア攻略戦が勃発。 6892年 クルーディア帝国、共和国サムルトン連合軍がリアムス自治国家へ攻め込むランドヴァルク作戦が実施される。 6894年 カオスクラウンの戦いが勃発、グラスシード側につくことで、滅亡寸前であったリアムス国の存続が許される。 6905年 グラスシード崩御からはじまった戦いにより、六柱将の国が再び戦火を交える。 6913年 六柱将の六国は、ルスタル帝国により統合され、統一国家パレスと名を変える。 主な出身者 ...
  • 人間
    概要 人間とは、六界に住む中で、主に「言語を操り、二足歩行を行う」種族の一つである。 魔族、エルフとの違いは耳の形状で判別できる。 魔族、エルフ、精霊といった全ての種族の総称して「人類」と呼ぶが、その場合前述の言語と二足歩行が絶対条件であり、同じ魔族でも「異形の魔物」等は「人類」に含まれない。 人間と魔族、またはエルフ間の異種間結婚は珍しくないが、双方の寿命にあまりにも差があるという越えられない壁が存在する。その為、物語における魔族と人間の恋愛ものは、プラトニックなものとして幻想化される傾向にある。 魔族やエルフに比べると寿命において大きな違いがある人間だが、「結界に囲まれた地域から一歩も出られない」等といった特殊な状況下において、魔族に匹敵する寿命を手にすることができる。ただしこれは一般的な方法ではなく、ましてや俗世間からの遮断を意味する。(俗に言う賢者...
  • クルーディア
    正式名称 / 統治体制 クルーディア帝国 / 帝政 エンブレム 歴史 6453年 六柱将が、ユーラスティ大陸西部の魔族を駆逐、六柱将の六国が新たに建国される。 6885年 六柱将の国が内乱状態となり、以後クルーディア、サムルトン、リアムスの三つ巴の戦いへ突入する。 6891年 クルーディア帝国と共和国サムルトンの間でソフィードの戦いが勃発。 6892年 クルーディア帝国とリアムス自治国家の間でシグリア攻略戦が勃発。 6892年 クルーディア帝国、共和国サムルトン連合軍がリアムス自治国家へ攻め込むランドヴァルク作戦が実施される。 6893年 クルーディア帝国とパレスの間で牙谷の戦いが勃発し、パレスが併合される。 6894年 クルーディア帝国が共和国サムルトンに攻め込むサムルトン遠征が勃発し、共和国サムルトンが併合される。 6894年 カオスクラウンの戦...
  • 精霊
    概要 精霊とは、六界に住む種族の一つである。 主に自然と共存する存在で、火、水、土、風、光、闇といった属性に分別される。 視覚で認識できる者から、自然と一体化している為、姿の見えない者まで、様々な形態が存在する。 基本的に食欲や物欲といったものは持たないが、唯一の例外として魔力を好む。 法術とは、契約を交わした精霊の力を借りて行う術であるが、その見返りとして契約者の魔力を食させる。その為、より大きな法術を使うには、より位の高い精霊と契約しなければならず、必然的に要求される魔力も大きくなる。 人にとって魔力とは精神力であり、それを失うと、たとえ体力があっても体をささえることができなくなる。その為、契約者においても使用できる法術が限られてくるが、体力同様休息をとることにより自然回復する。 呼び方 精霊という呼び方で統一されるまでは、それぞれの土地に...
  • 水鏡莉奈
    基本情報 名前 水鏡 莉奈 (みかがみ りな) 生没 ラドリザン (1120頃~没年不明) 出身 クレアムーン 種族 人間 性別 女 略歴 クレアムーンを建国した少女。 元々は北から流れてきた流浪の民であったが、現在のヒモロギの地にて魔物を退治し、そこに人々を住まわせ、1142年にクレアムーンを建国した。 これは人間側からすれば女武者の英雄譚であるが、魔物側からすれば平穏に過ごしていた所を突然荒らされた侵略者であり、以後長きに渡って水鏡莉奈は周辺地域の魔物の間で侵略者の象徴として、暗殺の対象となった。たまたま外見が似ていたというだけで彼女と間違われて魔物の手にかかった巫女も数多く存在する。 クレアムーン建国後、人口は増え続けたが、北から移住してきた民族だけではなく当時ガルデス共和国から脱出した流民も多く混ざっていた。その多くが共和国の大きな派閥争いに敗れた各界...
  • 法術
    概要 法術とは、「人間」、「魔族」、「エルフ」といった種族が「精霊」の力を借りて行う特殊な術である。 精霊には火、水、土、風、光、闇の属性に分別される為、法術も大きくこの6系統に分類される。 最も有名なのは、それぞれの属性をそのまま増幅したいわゆる「攻撃型」であるが、人間の本来もつ治癒能力を促進する「治療型(水属性)」や、風の属性では一瞬だけ跳躍力を増幅させるもの、光の属性では文字通りランプ代わりに照らすものなど、その種類は豊富である。 法術は、あらかじめ使用者(以後「契約者」)が精霊を契約を結んでおく必要がある。 精霊は基本的に食欲や物欲といったものは持たないが、唯一の例外として魔力を好む為、契約を交わした精霊の力を借りて術を行った場合、その見返りとして契約者の魔力を食させる。その為、より大きな法術を使うには、より位の高い精霊と契約しなければならず、必然的に要...
  • ティファーナの戦い
    概要 ティファーナの戦いとは、アルファ1740年10月、リヴォル帝国とシーフィールド国の間で行われた戦いである。 リヴォル帝国はシーフィールド国侵攻を行っていた為、数々の小競り合いを行った上での最後の決戦であるが、この遠征全てを含めてティファーナの戦いと呼ぶ事が多い。 戦闘に至るまでの背景 リヴォル帝国とシーフィールド国は、これまでも何度も戦ってきた宿敵ではあったが、カオスギアの戦いのとき、アルビス国の要請を受けて、リヴォル帝国の注意をひきつけるため兵を挙げている。この戦いは、それを撃退し、更にシーフィールド国へ進軍するものであり、言うなれば三国同盟と三国連合の戦いの延長戦のようなものであった。 既にバーン国は崩壊し、三国同盟は自然消滅したが、リヴォル帝国はそれに関係なく、シーフィールド国首都を目指し進軍を続けていた。 更に、勝利するとわかった途端、...
  • シャラダン
    基本情報 名前 シャラダン・ガルザード 生没 アルファ (生年不詳~1741) ※ただし生まれはルーイガルド 出身 シャクティアナ帝国 種族 魔族 性別 男 略歴 三魔王の一人。 ガルゾーマ、ジルダーと共に、無からはじめてリヴォル帝国を手に入れるまで登りつめた実力者だが、二人が華々しい戦果に囲まれるのに対して、シャラダンは汚れ役を進んで引き受けていた。やがて手に入れたリヴォル帝国皇帝の地位に就くが、自らの半生を振り返った時、そこがあまりにも穢れていた事に絶望し、新たな人生を迎える事を機に、影武者のシャラダンを仕立て上げ、自らはリヴォル帝国四方将ボルドとして第二の人生を送る。 リヴォル帝国は、アディス国、シーフィールド国、バーン国と常に戦いを続けてきたが、それまでの均衡状態は突如崩れ、アディス国をリオネティアの戦いにて半壊させ、更に援軍としてノアルスの戦いに出陣し...
  • クライニースの戦い
    概要 クライニースの戦いとは、アルファ1736年(竜技暦441年)8月27日、ヴァーグリア国と周辺魔族の間で行われた戦いである。 国家をもたない周辺魔族が、一大国家であるヴァーグリア国と互角に戦ったという、稀有な例である。 戦闘に至るまでの背景 ヴァーグリア国は、過去多くの戦いを経験しているが、局地戦による敗北はあっても、傾国に結びつく大敗というものを経験したことがなく、いわゆる「強国」と呼ぶに相応しい国であった。 そんな彼らの国境をはじめて脅かしたのは、大帝国でもなければ諸国連合でもない、周辺魔族であった。 これにはいくつかの理由がある。相手が国として形成されていない為、いわゆる「国主」的存在が見当たらず、ヴァーグリア国からは、どこを叩けばいいのかわからない戦いが続いたこと、そして、攻める側の周辺魔族にしても、そのほとんどが知能をもたない魔物型であり、彼らに...
  • スティニア
    基本情報 名前 スティニア 生没 ルーイガルド (16836~没年不詳) 出身 シャクティアナ帝国 種族 魔族 性別 女 略歴 帝王ラスブロスの娘だが、数千年に渡ってシャクティアナ帝国に君臨したラスブロスに、何人の子が居たのか、本人すら把握していない。 帝王の子供達は、ある者は将軍として、ある者は政略結婚の道具としてそれぞれの人生を歩んでいたが、スティニアだけは帝王の娘という呼ばれ方に反発し、何の肩書きも持たない裸一貫から始める決意をして、城を出て行った。 しかし、その思い切った行動とは裏腹に、彼女の性格は決して情熱的ではなく、寧ろ物静かで口数の少ない娘だった。この出奔も、決して感情的な発作的行動ではなく、表に出さない沸々とした長年の疑問から実行された計画的行動だった。その大人しい性格と存在感のなさが故に、父であるラスブロスの記憶には残らず、彼女の出奔の報告を聞いた時...
  • 妖狩の里
    正式名称 / 統治体制 妖狩の里 / 巫女たちによる会議制 エンブレム 基本情報 人口 不明 特徴 真説妖狩巫女伝奇の舞台となった里だが、あまりにも昔のことということもあり、はっきりとした資料がほとんど存在せず、伝説や伝承に頼る部分が多い。 そもそも、里が存在していた場所についても、いまだにトークス大陸の東部説、北部説が存在し、論争に決着がついていない。物語も「真説」となっているが、実際は「存在するあらゆる説をまとめたもの」としての趣が強く、一応その中からひとつを「正史」と呼んでいるが、それも裏付ける史料は存在しない。 レイトン120年頃、まだ人が火を恐れていた時代。周辺の魔物(この時代はまだ統一した呼び方はなく、妖者(あやしもの)と呼んでいた)に怯えながら暮らしていた人間は、自然と集まり、里をつくっていた。 やがて、土地神(=精霊...
  • リーザス
    基本情報 名前 リーザス・ダクト 生没 アルファ (1523~1744) 出身 フェローラ国 種族 魔族 性別 男 略歴 フェローラ国で生まれ育った男だが、将軍というわけではなく、傭兵や、時には賊紛いのことをして生計を立てていた。 ガルゾーマとは、直接の面識はない雲の上の存在だったものの、潜在的に崇拝していた。 その魔王が傭兵サヌアに討ち取られたと聞き、サヌアの名前を記憶に刻んでいたが、数年後に傭兵として流れ着いたヴァン・フレイ国にサヌアが来ていると知ると、調子に乗って腕試しをしようと名乗り出る。しかし、実力の違いを見せ付けられると態度を一変、サヌアの舎弟の様に尻尾を降り始めた。 普段なら、その日限りの飲み仲間で別れる所だったが、この直前にダイルーガを失っていたサヌアは、心の喪失感を埋めようと、彼の同行を許可した。 実力的にはダイルーガの代わりを務めら...
  • レキレキ
    基本情報 名前 レキレキ 生没 ルーイガルド (生没年不詳) 出身 不明 種族 魔族? 性別 女 略歴 ザルカ近郊の魔物の群れに襲われた村落で偶然通りがかったアルミスが見付けた少女。 他者の能力と記憶を受け継ぐ力(本人は「食する」と呼ぶ)を持ち、ザルカ国において勃発したヴィルガード事件の時、世話をしてくれたアルミスが犠牲となるが、彼女の記憶を受け継いだ結果、その遺志までも受け継ぐこととなる。その結果、人魔融合を目論むアルミスの妹ルナを止める為、コズエ、イルザと共に旅をすることとなる。 一度はルナに追いつくが、人魔融合の力を手に入れたルナによって完敗する。その後、レフィル、シーナといった新たな仲間と出会い、再びルナと遭遇、激しい戦いの末に彼女を打ち破り、アルミスの望みを叶えた。 彼女は、「食する」以外にも、生命の灯火を感じる能力もあり、時折、その灯火が消え...
  • ベルンハルト (リヴォル帝国)
    基本情報 名前 ベルンハルト・オセリアス 生没 アルファ (1709~1741) 出身 シーフィールド国 種族 魔族 性別 男 略歴 通称「黒のベルンハルト」亡命者のみで結成されたシャラダン配下の精鋭部隊「ウルフェンリッター」指揮官。 範囲内の全ての魔力を消滅させる結界を持ち、敵味方の区別なく法術を封じて白兵戦のみでの戦いを繰り広げる。 リオネティアの戦いにも参戦し、先陣を受け、アディス国軍をひきつける大役を果たす。 1739年、グスタルが戦死した為、四方将東方将軍の称号を引き継ぐ。 リヴォル帝国はシーフィールド国との戦いが激化するが、その様な情勢下で人体発火事件が起きる。 シャラダンは、事件解決にベルンハルトを派遣、いまだ彼が四方将を任命された事に懐疑的だった者達に、実力を見せる為であった、しかしこの事件の真相には、ジルダー子飼いのベルバットが引き起こし...
  • 称号
    長き戦乱の時代には、特定の人物や国を表す「通り名」や「あだ名」というものが存在する。 名誉として正式に与えられた称号、市井の噂から生まれたもの、さらには自称まで名づけられるには様々な経緯があるが、ここに代表的なものを羅列する。 命名型 六界戦争「帝王親衛隊」 シャクティアナ帝国将軍。 「覇王将」 シャクティアナ帝国将軍。 「四方将」 リヴォル帝国将軍。 「四牙将」 フェルトビーン帝国将軍。 「竜技七将軍」 ヴァーグリア国将軍。 「竜技王」 ヴァーグリア国将軍最高位。 「三翼将」 ジルダー子飼いの将軍達。 「神器衆」 アーズ国将軍。 蜉蝣戦記「ロードレア四天王」 ロードレア国将軍。 「将星将軍」 ロー・レアルス国の国主不在時代を支えた将軍。 「シャリアル三牙王」 シャリアル国将軍。 「五舞将」 ベルザフィリス国将軍。 「アル国四天王」 アル国将軍。 「ヴァーグリア七星士」 ...
  • シーバズル
    基本情報 名前 シーバズル 生没 アルファ (1712~没年不詳) 出身 ヴァーグリア国付近? 種族 魔族 性別 男 略歴 魔族の将軍として、ヴァーグリア国付近の魔族を統括していた男。統率に欠けていたそれぞれの種族を、その卓越した戦闘力とカリスマ性でまとめあげた。 ヴァーグリア国の指揮官であるロリスザードとは、まだ互いに無名時代に戦場で激突している、その後、二人とも指揮官という立場になるが、ロリスザードは、将軍であることより一人の戦士という立場を貫くため、自ら最前線へと立ち、ライバルとなるシーバズルも、全く同じ気持ちを持っていた為、二人は両軍の総指揮官という立場にいながら、戦場で何度も直接戦うという、本来なら決してありえないシチュエーションを体験してきた。 この戦場での邂逅が、敵として戦ったロリスザードとの奇妙な友情関係を生み出し、やがてロリスザードと対立するよ...
  • スレイナ
    基本情報 名前 スレイナ・リヒテンシュタット 生没 アルファ (1706~1761) 出身 ラ・ディアス帝国 種族 人間 性別 男 略歴 ラ・ディアス帝国の若き将軍、皇室の血を引きながら兵士達と共に生活を送り、人望も厚い。 長年をかけて、自らの派閥を完成させているが、その胸の奥には帝位簒奪の野心があり、その準備を着実に進めていた。 1737年、南方侵略からはじまったノアルスの戦いでは、戦いこそガルゾーマ、シャラダンの魔王連合に敗れるが、ストライア、クリスアーノと共に更なる罠を見抜き、本国への撤退を決意している。 ただ、既にこの時点で将来の政変を意識していたとすれば、彼の説得によるすばやい撤退は、「皇帝ロンディーナが戦死しても構わない」という考えがあった為ともとれる。 ヴァン・フレイ国に利用される形でラ・ディアス帝国軍がフェローラ国に進軍しようとしたときは、出...
  • ダルスバード
    概要 ダルスバードとは、ザールックの技術力で作られた「空駆ける船」である。ザールックでは主要兵器として各地で活躍。 後にアルファのヴァン・フレイ国に技術提供がなされ、アルファにおいても数隻だけ製造され、リーズライディの戦いにて使用、その後六界連合軍としてルーイガルド侵攻作戦の序盤でも活躍した為、結果的にアルファ、ルーイガルドにその技術が移植されることとなった。 開発の歴史 ザールック3300年代、この世界を照らす2つの月、その月はそれぞれ自分たちで重力をコントロールする波動を放ち、ザールック本星の力を借りずに独自の軌道で衛星活動を行っていた事が判明される。 そして、その波動は本星にまでも届き、微かながら重力のバランスを自在に操る力を秘めている事が発見された。その力を特殊な水晶に閉じ込め、鏡合わせの要領で内部で増幅させる事により、水晶を動力とした「天駆ける船」を生...
  • リオネティアの戦い
    概要 リオネティアの戦いとは、アルファ1737年、リヴォル帝国がアディス国へ攻め込んだ戦いである。 戦闘に至るまでの背景 物語におけるこの戦いと、史実におけるこの戦いは、開戦のきっかけに若干の差異が生じる。 物語では、ルナティスが、世界の裏で蠢く存在がガルゾーマではないかと睨み、フェローラ国進軍の橋頭堡確保としてアリアス国へ攻め込む。これに呼応してガルゾーマは、同胞シャラダンにアディス国進軍を要請、ラ・ディアス帝国南部の魔族系諸国にも同様の要請を送ることで、「人間対魔物」の図式を作りあげ、互いの旗色を明確にしていった。 となっているが、シャラダンはこの戦いに勝利しながら、アディスを完全併合せずに帰国している為、若干疑問点が生じる。 そのため、史実において本当にガルゾーマから要請があったのかは謎であり、連鎖しての行動ではなく、互いに別々に動いた結...
  • 妖狩の巫女
    概要 妖狩の巫女とは、レイトンに存在していたといわれる妖狩の里の実質的な指揮をとっていた少女たちのことである。 真説妖狩巫女伝奇で語られているが、あまりにも昔のことということもあり、はっきりとした資料がほとんど存在せず、伝説や伝承に頼る部分が多い。 レイトン20年頃、まだ人が火を恐れていた時代。周辺の魔物(この時代はまだ統一した呼び方はなく、妖者(あやしもの)と呼んでいた)に怯えながら暮らしていた人間は、自然と集まり、里をつくっていた。 やがて、土地神(=精霊)と呼ばれる者たちと契約を結び、その力を使役して妖者と戦う少女が現れると、白と赤の衣を身に纏い、妖者を打ち破り、里を守り育てていった。 やがて、少女と同じ衣をその身に纏いし「巫女」と呼ばれる位がこの里に生まれ、統治することとなり、この巫女たちを「妖狩の巫女」と呼んだ。 まだ、占いや呪術による統治が当たり前だった...
  • ガルゾーマ
    基本情報 名前 ガルゾーマ・ヴァルトレッド 生没 アルファ (生年不詳~1737) ※ただし生まれたのはルーイガルド 出身 シャクティアナ帝国 種族 魔族 性別 男 略歴 生まれはルーイガルドのシャクティアナ帝国。 帝王ラスブロスの部下で、実力、人望、実績の全てを兼ね備えた三魔王の筆頭。 ラスブロスは、六界の存在を知ると、全ての世界の戦乱史を見届けるべく、各地に腹心中の腹心を送り込む。三魔王は1063年(アルファの年号で)にアルファに派遣されると、ほぼ零の状態から自分達の力だけで領土と部下を集め、1071年にフェローラ国を占拠する。 ガルゾーマは周囲の国への影響力も強め、フェローラ国を中心とした陣営(後に帝王軍となる色分けされる陣営)を作り出し、長い間アルファにおいて畏怖の対象として君臨していた。 自ら王位に就くことはせず、傀儡の王をたて、あくまでも軍...
  • リーズライディの戦い
    概要 リーズライディの戦いとは、アルファ1741年、ヴァン・フレイ国とクレアティボ国の間で行われた戦いである。 両国と、それに関わる数多くの国を巻き込んだ覇権争奪戦であると同時に、ヴァン・フレイ国はダルスバード艦隊、クレアティボ国は神座であるガウデバという、それまで存在すら知られていなかった常識を覆す兵器が同時に投入された戦いである。 戦闘に至るまでの背景 青色=ヴァン・フレイ国の提案によって結成されたアルファにおける六界連合軍となる同盟諸国。 赤色=クレアティボ国を中心とした同盟諸国。 黄色=明確に中立を宣言した国。 世界は混沌の時代から、ヴァン・フレイ、クレアティボという巨大な二つの勢力に色分けた次の段階へと移りつつあった。 クレアティボ国は、ヴァン・フレイ国を中心とした連合に露骨に反抗の意志を示し、リルムの命令により、クレアティボ国は...
  • 魔族
    概要 魔族とは、六界に存在する種族の一つ。 人間との最大の違いは、外見から能力までかなりの種類に細分化されていることである。 人型 外見は人間とそれほど差異はないが、エルフ族に近い長い耳を持つ。 身体能力や法術能力は人間とほぼ同じだが、最大の違いは寿命である。 種族にもよるため、一概には言えないが、人間と同じくらいの寿命から、100~500年くらいの者、1000歳前後の者、そして中にはラスブロスやヘドゥラの様に数千年単位の者も僅かだが存在する。 人間と魔族の混血児は、魔族の方に近い存在として生まれる。 人型の例(シーバズル) 外見と年齢 前述の通り、多くの魔族が100~500歳くらいの寿命であるが、中には1000歳を越す者もいる。その差の大きさから、人間と違い「平均寿命」というものに意味がない為算出されていない。 外見に関...
  • ストリアールの戦い
    概要 ストリアールの戦いとは、ルーイガルド17327年6月、六界連合軍と帝王軍の間で行われたルーイガルド侵攻作戦中に起きた戦いである。ただし、軍勢の国境突破戦は行われたが、戦いの名前となっているストリアール山脈において、軍勢が直接戦火を交えてはいない。 また、この頃から六界連合軍が戦う相手は、1国の軍勢ではなく、シャクティアナ帝国(または、その意向を受けた国)からの援軍等が加わる事が増えていった為、帝王軍とまとめて表記する事が増えてくる。 戦闘に至るまでの背景 ローヴァー国を制圧した六界連合軍は、そのままスパルス国へと向かった。六界連合軍の戦力を知っているスパルス国は、国境の戦いで有翼型の魔物を軍勢として使い、ダルスバード艦隊を撃墜しようとしたが、艦隊の砲撃により次々と落とされ、地上部隊もこの光景で戦意を喪失、脱走や同士討ちが相次いだ。 この勝利は、更...
  • ルナティス
    基本情報 名前 ルナティス・アルクス 生没 アルファ (1716~1744) 出身 ヴァン・フレイ国 種族 人間 性別 女 略歴 ヴァン・フレイ国の王女。 その繊細な容姿とは裏腹に、決断力と行動力の塊の様な存在であり、ヴァン・フレイ国の外交戦略は彼女の独断に頼る所が大きく、小鳥の様な声で辛辣な決断を平然とすることから、「聖なる魔女」と揶揄された。 彼女は、世界の流れは一見それぞれが独自に動いているかの様に見えているが、実は裏で見えざる糸が存在するのでは、と子供の頃から疑問に思い続け、その考えを立証させる機会を待っていた。だが、その思想には何の根拠もなく、ルナティス個人の幻想にも近いものであり、実際に何かをすることはないだろうと半ば諦めてもいた。 そんなルナティスだが、父と兄の急死により王位に座ることとなり、そこへ導かれるかの様にサヌア傭兵団が現れる。自ら...
  • ミリアス攻略
    概要 ミリアス攻略とは、アルファ1740年9月、アルビス国がリヴォル帝国の城塞都市ミリアスを攻め落とした戦いであるが、実質的な戦闘がほとんど行われなかった謀略戦であるため、「ミリアスの戦い」ではなく、「ミリアス攻略」として記述する。 戦闘に至るまでの背景 バーン国を完全併合したアルビス国だが、そのまま自然の流れでリヴォル帝国との戦いがはじまることを察していた。 これは、単に国境を接するからというだけではなく、リヴォル帝国が三国同盟の一角であり、その帝国が現在戦っているシーフィールド国は、アルビス国にとって三国連合の仲間であった為である。 元々は、アルビス国とバーン国の戦いに撒き沿いを受ける感じで結成された三国同盟と三国連合だが、「自分達の戦いが終われば後は知らない」という訳にはいかなかった。 また、戦略や外交とは全く無縁な世界ではあるが、三魔王...
  • ジルダー
    基本情報 名前 ジルダー・アルシャイト 生没 アルファ (生年不詳~1738) ※ただし、生まれはルーイガルド 出身 シャクティアナ帝国 種族 魔族 性別 女 略歴 元々は、帝王ラスブロスの腹心であり、ガルゾーマ、シャラダンと共に単身でルーイガルドからアルファに派遣された将軍。 三人は、まったくゼロの状態から自らの力だけでアルファにそれぞれの領土を持つに至り、三魔王と呼ばれるまでになるが、ジルダーは帝王の命令により、続いてザールックへと派遣される。 彼女はそこでも自身の才覚により、アトレティア国をのっとることに成功する。 しかし、ザールックで配下としたガザデルーやロザンドといった将軍は、アトレティア国だけでは満足せず、更なる領土拡大を進言。領土欲をもたないジルダーは、彼らに自由な行動を許可して全ての軍事行動を委任すると、自身は軍事最高顧問という地位につき、全て...
  • ジョルディアの戦い
    概要 ジョルディアの戦いとは、アルファ1744年5月、ヴァン・フレイ国とクレアティボ国の間で行われた戦いである。 戦闘に至るまでの背景 クレアティボ国は、リーズライディの戦いでヴァン・フレイ国に大敗し、アルファの主導権はヴァン・フレイ国が握った。このことからヴァン・フレイ国は、六界連合軍に多くの将兵を送り込むこととなる。 しかし、クレアティボ国は、アストリア、ノールッチ、ローザ国で形成された南方連合軍を再編成させ、虎視眈々と反撃の機会を伺いながら国力の回復に全力を傾けていた。 決戦に敗れたことから、クレアティボ国が表立った反旗を翻すことはないと考えていたヴァン・フレイ国は、この突然の挙兵に驚くこととなる。そして、クレアティボ国においても、ようやく国がたて直ったこの時に、なぜ挙兵するのかと、不信感が渦巻いていた。 クレアティボの王であるリルムは、思慮深...
  • クリスアーノ
    基本情報 名前 クリスアーノ・ウィッチ 生没 アルファ (1719~1749) 出身 ラ・ディアス帝国 種族 人間 性別 男 略歴 ラ・ディアス帝国の若き将軍。 童顔で体格も小さかった為、周囲の屈強な将軍たちに子ども扱いされていた。本人はそれを気にして必要以上に冷酷さを装っていたが、いつしかそれが仮面ではなく、真実の自分の顔である事に気付くこととなる。 スレイナの帝位簒奪の野望に早い段階で気付き、彼に自分を売り込んで協力した。 1737年、ラ・ディアス帝国の南方侵略からはじまったノアルスの戦いでは、戦いこそガルゾーマ、シャラダンの魔王連合に敗れるが、スレイナ、ストライアと共に更なる罠を見抜き、本国への撤退を決意している。 復讐戦となったフェローラ国とのムストア湾海戦においては、緒戦こそ勝利して上陸を果たすが、用意されていた罠にかかって撤退。この戦いそのものがガルゾ...
  • ストライア
    基本情報 名前 ストライア・ベタフェス 生没 アルファ (1706~1758) 出身 ラ・ディアス帝国 種族 人間 性別 男 略歴 ラ・ディアス帝国の智将、自身の智謀に自信を持ち、スレイナの野望にもいち早く気付いた為、早い段階で彼に接触して自分を売り込んだ。 1737年、南方侵略からはじまったノアルスの戦いでは、戦いこそガルゾーマ、シャラダンの魔王連合に敗れるが、更なる罠を見抜き、本国への撤退を決意している。 1738年にスレイナが総指揮に任命された南方制圧に従軍。ここでおきたバスティの虐殺に関して疑問を持ち、スレイナが皇帝ロンディーナの地位を落とすために画策したと読み、政変の時が近いと自らも準備、1740年に政変が起きると、真っ先にスレイナに協力を申し出た。 六界連合軍によるルーイガルド侵攻作戦がはじまると、ルーイガルド17327年カティアの戦い、艦隊を失い...
  • ヴィルガード事件
    概要 ヴィルガード事件とは、ルーイガルド17323年に起きた、神座であるヴィルガードを使った反乱事件である。 発掘されたヴィルガード 著しく発展していたザルカ国は、東の荒地を開拓し、新たな都市を作ろうとしていた。17321年、その工事の最中に地中からヴィルガードが発掘された。 ザルカ国の将軍であり、工事の担当を受け持っていたボルスは、正体不明の化け物の存在を何故か本国には伝えずに隠匿した。 彼は、「地盤が緩いため、この地は立ち入り禁止とする」とヴィルガードの周囲から人を遠ざけると、密かに招いた死の商人ネームレスを使って、商人の人脈を使い、ヴィルガードの正体を知っているルナを見つけ出し、招聘する。 自分が発掘した化け物の正体を知ったボルスの中に一瞬電撃が走った。 「このヴィルガードを利用すれば、自分の野望に使える」と。 こうして彼は、ヴィルガードを飼いならそ...
  • シオン
    基本情報 名前 シオン・ヴァルナ・ロック 生没 アルファ (1715~1740) 出身 ガライザラ 種族 魔族 性別 女 略歴 「暴嵐虎」と呼ばれたガライザラ王ゴルギウスの一人娘、騎馬を手足の様に扱ったことから、本人は「騎将姫」と呼ばれた。 ガライザラは、国というより様々な民族の集合体であり、ゴルギウスは主義も主張も異なるそれぞれの民族を纏め上げる器量と人徳をもっていたが、突然の病死により、部下であったバシュタルクがその地位を引き継ぎ、当時子供だったシオンは「姫」と呼ばれるお飾りの状態となる。 ノスタル高原の戦いでヴァン・フレイ国と戦い、傭兵サヌアもその実力に感嘆し、騎馬部隊を率いたその戦いぶりは、父ゴルギウスの再来とも呼ばれた。 また、ガルゾーマを討つ為、強行軍を進めるサヌア達と遭遇し、再戦を果たそうとするが、ヴァン・フレイ国の猛将ガリックが立ちはだかる。サヌアと...
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