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大会結果/2013単色ビートダウン大会/風単大会」を以下のとおり復元します。
#divclass(word){
&big(){&strong(){2013単色ビートダウン大会(風編)}}
}

|SIZE(36):COLOR(white):BGCOLOR(aqua):&bold(){[[現在(H25/05/02時点)、大会参加者募集中です。>>http://abcd-hide.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/4-558b.html]]}|

#contents

*1:概要

**ルール解説
[[無属性]]および指定属性単色[[カード]]のみを使って、[[サイドボード]]無しの[[デッキ]]を組みます。
又、特殊ルールとして最後のLPはクリーチャーによるダメージで削らないといけません。
例えば、[[再構築Lite]]や[[再構築]]を連発して相手のライブラリを切らせてから、自分だけ[[図書館の掟]]や[[整備兵]]でライブラリを再生してライブラリアウトで勝った場合は、大会だと負け扱いとなるはずです。
詳しいルールは運営ページに記載されていますのでそちらを参照ください。
[[運営ページ参照>>http://abcd-hide.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/4-558b.html]]

**参加方法
ひで氏の登録所のコメント欄に氏名と共に使用デッキのCRCを記録すれば参加申請は終わりです。
[[登録所ページはこちら>>http://abcd-hide.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/4-45ee.html]]

*2:メタゲーム予想

**①除去から見た風単色環境

 この大会では最終ダメージを[[クリーチャー]]に依存する為、[[除去]]能力を持ったカードが環境を左右してきました。
 そこで風単色(と無色)で利用可能な除去を列挙してみると、大きく3系列に分かれる事が分かります。

   &color(red){α;低MPの1点火力}
[[《衝撃波》]]・[[《翼破弾》]]・[[《耐破弾α》]]・[[《耐破弾β》]]・[[《シルバーバレット》]]の5種です。

   &color(green){β;攻撃力4以上を完全破壊}
[[《古びた研究所》]]から召喚される[[《戦国魔神》]]の斬艦分断撃・[[《斬鉄剣》]]の2種です。

   &color(blue){γ;特定能力持ちを完全破壊}
飛行持ちに効果のある[[《電磁嵐》]]・[[《ダウンバースト》]]、先手持ちを完全破壊する[[《追突事故》]]・[[《速度制限機械》]]の速度制限、復活持ちを完全破壊する[[《霊魂成仏風》]]の5種です。

 この中で最も重要なのは恐らく&color(green){β;攻撃力4以上を完全破壊}の系列、もっと言えば[[《斬鉄剣》]]です。以下にその理由を4つ挙げます。

   &color(red){一、貫通持ちを確殺できる}
この環境で貫通を持つクリーチャーは[[《竜巻巨人》]]、[[《緑色の悪魔》]]、[[《無限のプラナリア》]]、[[《バンニップ》]]の4体のみでいずれも攻撃力が4以上です。
これが何を意味するかというと、貫通持ちに[[《超進化》]]をチラつかせる戦略が取れない事を意味します。交戦したら有無を言わさず[[《斬鉄剣》]]で斬り捨ててしまえば良いからです。貫通持ちさえいなければ、名高き[[《超進化》]]も直撃以外ではダメージを取れません。

   &color(green){二、進化リスクに対処できる}
風属性を相手にすると、[[《緊急進化》]]や[[《超進化》]]で返り討ちにされる、あるいは1/1だからと素通ししたら[[《超進化》]]でHPを半分近く削られる、等の進化リスクが常に付き纏います。
ですが[[《プチ進化》]]を除けば、進化系[[バトルスペル]]を発動した瞬間に攻撃力はほぼ確実に4以上となります。
守備に回った時限定の話ではありますが、[[《斬鉄剣》]]を撃てる限り安全に相手の攻撃に隙を晒せるわけです。

   &color(blue){三、コアラを除去できる}
[[《タスマニアデビル》]]や[[《フクロモモンガ》]]は[[ランドスペル]]の枚数次第では素で[[《バニラのワーム》]]越えの戦闘力を持つ場合もあります。
ところが、この2体の強化タイミングは[[バトルスペル]]発動の手前の[[イニシャライズ]]で行われます。つまり、強化後に[[《斬鉄剣》]]の判定が行われる為、攻撃力4以上まで強化されたコアラ達も[[《斬鉄剣》]]で除去できるのです。
これは通常時の攻撃力を参照する[[《古びた研究所》]]からの[[《戦国魔神》]]にはできない芸当です。

 以上3つの理由より、この環境下での除去筆頭は[[《斬鉄剣》]]でしょう。
 ほぼ全ての[[フィニッシャー]]に対する回答であるばかりでなく、[[《超進化》]]のように[[クリーチャー]]の存在を前提としないので場が空っぽでもMPだけで相手に圧力を与えれますし、何より読みさえ当たれば[[クリーチャー]]どころか一部の[[バトルスペル]]すら迎撃可能、おまけに[[バトルスペル]]なので[[《加速装置》]]でタイミングを外す事さえできないとなれば採用しない理由は無いと思います。

 さて、[[《斬鉄剣》]]が環境の基本除去となるなら、相手もホイホイと攻撃力4以上の[[クリーチャー]]を出す事も無いでしょう。
 何せ、[[《斬鉄剣》]]は消費MP4なのです。攻撃力4以上で最も消費MPの安い[[《竜巻巨人》]]ですらMP6、普通に相討ちを取られては[[テンポアドバンテージ]]の点で損です。
 しかし逆を言えば、攻撃力3以下の[[クリーチャー]]を受け切れるなら[[《斬鉄剣》]]と併せて相手の勝ち筋を完封し得ると言う事です。
 ですので次は防御面から環境を分析して、相手の攻撃を受け潰せるかどうかを考えます。

**②防御から見た風単色環境

 前節では今大会環境下で[[《斬鉄剣》]]が有力である事を示し、攻撃力3を上限とした[[クリーチャー]]が主力となるだろうと予想しました。
 ですが、攻撃力3程度であれば受け切れる[[クリーチャー]]も少なくありません。又、[[ソーサリー]]や[[ランドスペル]]を利用して耐えれる環境を作る事もできます。
 そこで、この節では攻撃力3を受け潰す対策と、その現実性について考察します。

   &color(#F00){α;単独クリーチャーで受け切る場合}
 攻撃力3以下且つ体力4以上を確実に満たすのは[[《風の壁》]]と[[《巻雲》]]のみです。
 [[《タスマニアデビル》]][[《フクロモモンガ》]][[《戦乙女》]][[《流砂の渦蜘蛛》]][[《軍隊蟻》]]も条件が整えば3/4と丁度良い値になりますが、調整が困難で現実味が薄いです。

 更に[[《巻雲》]]もこの環境下では使いにくいです。
 [[《巻雲》]]を活かすには初手に[[《上層林冠》]]を配置するのが必須ですが、4枚積んで2回引き直したとしても15%の確率で[[《上層林冠》]]が出てこない可能性があるからです。
 一応[[《ダウンバースト》]]も怖いですが、何より[[《翼破弾》]]を撃たれた瞬間に置物と化してしまいます。この環境では総じて無属性の[[《シルバーバレット》]]より風属性付きの[[《翼破弾》]]の方が強いのもマイナス材料です。

 一方、[[《風の壁》]]には防御面での弱点がありません。
 飛行持ちを素通しする弱点こそありますが、[[《飛行鯨》]]は[[《斬鉄剣》]]で斬れる上にそれ以外の飛行持ちも[[《電磁嵐》]]で撃ち落とせます。
 攻撃力を3以下に抑える[[デッキ]]ならばこのカードへの対策は必須です。

 尚、[[《コモド・ドラゴン》]]も攻撃力3対策に有効です。
 復活スキル持ちなので攻撃力3と相討ちしても元が取れるのです。
 追加コスト系の[[クリーチャー]]なので多少クリスタル事故が起きても動かせる、復活スキルのMP消費が3なのでクリスタルが潤沢なら行動の片手間に復活できる、壁属性を持たないので攻めにも利用できる、辺りが[[《風の壁》]]と比べた利点でしょう。

   &color(#00F){β;クリーチャーと他カードを併用して受ける場合}
 条件を満たすカードは[[《結束力》]][[《爆風防壁》]][[《防風円陣》]]の3枚のみ。
 他の強化カードは攻撃力も上げてしまう為、体力4以上になった途端に[[《斬鉄剣》]]の餌食となります。

 [[《結束力》]]は速攻色の強い風相手に3体も[[クリーチャー]]を温存しないと使えないので論外、[[《防風円陣》]]も先手を付加される為[[《追突事故》]]に狩られる危険性が高まります。
 [[《追突事故》]]は条件さえ満たせば非常に優秀な除去である上、風のドローソースである[[《風速》]][[《竹林の加速機》]]への回答になる、[[《加速装置》]][[《風速》]]があれば強引に活用できる、利用できない状況でも[[リサイクル]]できるから腐らない。
 等、活用次第では[[《斬鉄剣》]]以上に便利な除去なので、これの射程に入るリスクは先手を得ても打ち消しがたいでしょう。

 結局、併用法で行くなら[[《爆風防壁》]]が一番無難でしょう。

 以上より、[[《斬鉄剣》]]対策に攻撃力3以下の[[クリーチャー]]のみで攻める場合、受け潰される原因となるカードは[[《風の壁》]][[《コモド・ドラゴン》]][[《爆風防壁》]]の3枚だろうと結論が出ました。

 ですので次は攻撃面から環境を分析して、相手の防御を突き破れるかどうかを考えます。

**③攻撃から見た風単色環境
 前節では[[《斬鉄剣》]]と攻撃力3[[クリーチャー]]では[[《風の壁》]][[《コモド・ドラゴン》]][[《爆風防壁》]]の3枚を突破できないだろうと予想しました。

**関連リンク
[[用語集]]

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