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居合道とは?

 居合(抜刀術とも)とは、刀を鞘から抜くと同時に、敵を斬りつける、又は攻撃を受け流して二の太刀で倒す技術で構成された武術(古武道)です。居合の成り立ちには諸説あり、合戦において武器を瞬時に切り替えるためとも、仇討ちのためとも言われています。

 また居合は「鞘の内」という「戦わずして勝つこと」を奥義としています。これは、修行によって心身を磨くことで備わった人格を以て、自然と敵を退けることができるという精神論と、敵がこちらのどこをどう斬ろうかシュミレートしても、こちらが全てに応じることができるため、敵が手を出せない状態を作りだすことができるという技術論で説明されます。

 この居合が現代武道化されたものが居合道です。礼節を尊ぶ世界に身を置いて、ひたすら自分を見つめ直し、想定される逆境を打破するための修行を通して心身を磨きます。

 居合道は道着と袴を着用し、日本刀を使って稽古をします。日本刀とはいっても、学生の内は模擬刀という斬れない刀を使います。また、初心者の場合は、最初のひと月ほどは木刀を使って刀の扱い方や礼儀作法などを学びます。

 稽古の方法はさまざまですが、基本的には素振りと型(攻防の想定における理想的な体の使い方)を繰り返す稽古をします。大会では、その型の完成度(敵を意識しているか、隙がないかなど)を競います。また、稽古の一環として試し斬りをしたり、二人一組になって木刀で打ち合ったりすることもあります。
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