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OS
AmigaのOS周りは多少独特です。
Amigaを起動・利用するためにはどうしても必要な知識ですので、改めて説明します。
Amigaを起動・利用するためにはどうしても必要な知識ですので、改めて説明します。
AmigaOSの構成
ドキュメントより抜粋したAmigaOSの構成を、以下に示します。
参考として、Windows系OSとのおおよその比較も示します。
参考として、Windows系OSとのおおよその比較も示します。
AmigaOSの構成とWindows系OSの比較
AmigaOS | Windows NT | Windows 9x/Me | |
---|---|---|---|
デスクトップ環境 | Workbench | Windows NT | Windows 9x/Me |
OS(基本機能) | AmigaDOS | ||
OS(コア機能) | Kickstart | MS-DOS | |
ブートストラップ | MBR/UEFI | MBR | |
ファームウェア | BIOS/UEFI | BIOS |
AmigaOSの説明
AmigaOSは、上記の表に示したように「Kickstart」「AmigaDOS」「Workbench」にて構成されています。
- 「Kickstart」はAmigaOSのコア機能、ブートストラップ、ファームウェアであり、Amiga本体に取り付ける256~512kbのROMチップに格納されています。
- 「AmigaDOS」はAmigaOSの基本機能であり、Workbenchのフロッピーディスクに同梱されて提供されています。
- 「Workbench」はデスクトップ環境であり、Workbenchのフロッピーディスクにて提供されています。
ファームウェアやブートストラップにあたる部分だけでなく、OSのコア機能もKickstartのROMに含まれる、というところがWindows系のPCとは大きく異なる部分です。
このようにOSの機能が、ROMに格納された「Kickstart」と、フロッピーディスクに格納された「AmigaDOS・Workbench」に分かれていることから、AmigaOSを購入すると「Kickstartが格納されたROMチップ」と「Workbenchのフロッピーディスク(AmigaDOSを含む)」が手に入ります。
そしてAmigaOSを使う場合は、Amiga本体にKickstartのROMを取り付け、そしてWorkbenchをフロッピーディスクから起動する、という使い方となります。
そしてAmigaOSを使う場合は、Amiga本体にKickstartのROMを取り付け、そしてWorkbenchをフロッピーディスクから起動する、という使い方となります。
なおデスクトップ環境も含めてOSという見方もあることから、AmigaのOSはWorkbenchである、としている文献もあります。
上記の構成を基に、適宜文脈から読み解いてください。
上記の構成を基に、適宜文脈から読み解いてください。