開け、細き一条の血路(後編) ◆IVe4KztJwQ
■ ■
『D-4エリア』
グラハムら四人を乗せた軍用ジープが士郎のいるD-5へと走る。
その
現在位置は北に望む円形闘技場と東にある薬局を越えた所まで来ていた。しかし、彼らの口は重く静かに閉ざされていた。
理由は明解、此処へ来るまでの道筋である。
約4時間前にB-6を出航したエスポワール号はF-3船着場に到着した。
この時、島の南西部に初めてやって来たグラハムらは
多くの驚くべき光景を目にする事になったからだ。
焦土と化し跡形も無く消滅したG-2エリアの太陽光発電所跡、
激しい暴風雨に見舞われたかのように壊滅的な打撃を受けた様子の
F-3及びF-4周辺の工業地帯のそれらは、とても尋常の戦闘結果とは
思えないほど生々しい破壊の爪跡を各所に残していた。
そして、ようやく象の像を越えD-4までやってきた彼らの前に
現れたものは戦闘により細部が崩れ落ちた円形闘技場や
巨大な爆心地の如く、深く抉られら陥没した大地など、
倒壊、破壊しつくされた民家や道路の数々がこれでもかというほど
そこかしこに転がっていた。
殺し合いという名の悪魔の遊戯、それが開始して18時間。
此処まで、わずかな人間としか遭遇する事のなかったヒイロと
ファサリナ。
島の東部を巡りながらも実際には戦闘を経験してこなかったグラハム。
エスポワール号で待機していた
天江衣の四人。
一体何が起きたのか。それすらも想像すらできない戦場の跡を見て口を噤んでいた。
「これほどの戦闘行為が起こっていながら
それらに今まで遭遇しなかった我々は
運がよかったのだろうか」
いや、戦闘行為に遭遇する事ができなかった結果、見ず知らずだとしても
これまで散った多くの民間人の命を守る事ができなかった事は
一軍人として不運に他ならないだろうと、その悔しさにグラハムが唇を噛む。
「衛宮少年のいる場所まで、もうすぐだな」
四人の行く手に島を左右に分ける河の流れと反対岸へと架かる橋が見えてきた。
「ああ、状況を確認する」
ヒイロは手元の双眼鏡を取り出し、河の対岸へと照準を絞っていく。
暗闇の中、西側へと続く橋のわずか手前なのだろうか。
其処に空へと舞う炎と黒煙を見やり、急いで
衛宮士郎の位置情報と照らし合わせた。
デバイスに表示された現在地は『E-4エリア南』を指し示す。
それは間違いなく燃え盛る炎の脇だった。
「まずいぞグラハム、やはり彼らは何者かの襲撃を受けているようだ」
「なんだと」
ヒイロの言葉に切迫したグラハムがアクセルを踏み込み、
脳裏には窮地に立たされているであろう士郎や黒子の姿が浮かぶ。
「着いたらすぐに出るぞ、準備はいいかファサリナ」
「ええ、私はいつでも大丈夫ですよ」
二人はそれぞれ手持ちのコルト・ガバメントやゲイボルグを手に執ると
士郎達の下へ駆けつけた際の役割を決めていく。
彼らを救出するため、まずはヒイロとファサリナの二人が前衛を務めて
非力な天江衣を守る為にグラハムは後衛から援護にまわる。
簡単な作戦を決めたグラハムがヒイロに声かける。
「ヒイロ、これは君が使ってくれ」
運転を片手に彼が取り出した物は
静かに鈍色の輝きを放つ五飛の青龍刀だった。
「いいのか?」
「仲間の物なのだろう。ならば私が持つよりも君が使うに相応しい」
「了解した」
代わりという訳ではないが、ヒイロもまたグラハムにある物を渡す。
それは狂戦士と魔王が激突した戦場で無残に命を散らした
リリーナ・ドーリアン、彼女の首輪だった。
「もしもの時は、お前が使え」
「…了解した」
一瞬の思考を経てグラハムが頷く。
四人の視界に目視でもはっきりとした炎が見えてきた。
橋を一気に渡ろうとしたグラハムがジープのブレーキを突然踏み、
無闇にハンドルを切らないでいた車体が斜めに傾きながら横滑りする。
東側へと続く橋は各所が破壊されており、とても車一台が渡れる状態ではなかったのだ。
「ここまで来ておいて。なんという事だ」
俺達が先行する。と即座にヒイロが叫ぶ。
「行くぞ、ファサリナ」
「ええ、わかりました」
後部座席から飛び降りたヒイロとファサリナが朽ち掛けた橋の上を跳ねる。
「グラハム…」
「心配するな、すぐに戻る」
不安そうに覗き込む天江衣の頭を優しく一度だけ撫でると、
気を引き締めた表情でグラハムは二人の後を追う。
■ ■
『D-5 橋東側』
そこにヒイロの声が轟く。
「衛宮士郎ッ」
ライダーを襲った新たな乱入者。
橋の中央からグラハムが放った銃撃を空中で身を翻してかわすライダー。
その前で士郎と黒子の元へとヒイロとファサリナの二人が駆けつける。
二度も呼ばれた自分の名に頷きながら、士郎は彼らの名前を聞き返す。
グラハム達からお前の事は聞いている。
簡素に自己紹介をして黒子の怪我の状態を目視したヒイロが叫ぶ。
「お前はその女を連れて橋まで後退しろ。
グラハムが待っている。そのまま安全圏まで脱出しろ」
「解った、すまない」
顔面蒼白な黒子を抱きかかえて士郎は橋へとひた走る。
「うぅ…」
「黒子、しっかりしろ。グラハム達が来てくれたからもう大丈夫だ」
か細い声をあげて苦しそうな黒子を彼は必死に叱咤する。
四者が入り乱れる最中、彼らより少し離れた位置で伏せていたユフィは
必死に地べたを這いずりながら、わずかでも遠くに逃げようとしていた。
「誰一人として逃がしません」
「させません」
空中でライダーとファサリナの身体が折り重なる。
交差する宝具と宝具、天の鎖エルキドゥと魔槍ゲイボルグが
互いを拒絶するかのように弾き合う。
開いた両者の距離、隙を拭う形で横合いから
放たれるグラハムとヒイロの援護射撃にライダーは舌打ちする。
戦況は再び拮抗した。
■
「無事だったか、少年ッ!!」
「グラハムさん」
橋の中央部で約4時間ぶりの再会を果たす三人。
しかしそのうちの一人は瀕死に近い有様だ。
「すいません、俺が無茶をしたばかりに」
掌を握り締め、悔しさに歯噛みをしながら士郎が話す。
「秋山の位置情報は最後にE-5の海上で見失ってしまって」
「海上だと!?」
一体どういう事なのだろうか。考え込むグラハムに交戦中のヒイロが届く。
「ここは俺達が相手をする。グラハムは怪我人を連れて今すぐ撤退しろ」
すまない、と一言返し。
疲弊している様子の士郎から黒子の体を受け取り退却しようとするグラハム。
そこへ、士郎が鬼気とした様子で話しかける。
「俺はここに残ります。だから黒子を頼みます」
「正気か、少年」
思わぬ士郎の台詞。いや、持ち前の勇気が無鉄砲と同義な
この少年からならば十分に予想できる言葉だった。
しかしグラハムは彼のその瞳が数時間前とは異なる強い輝きを放っている事に気付く。
「それに俺達を逃がすために、この先でゼクスさんがまだ戦っているんです」
「ゼクスが一緒だったのか、彼は無事なのか」
「きっと、今のところは」
だから、まだ戦える力を持つ自分まで一緒に逃げる訳にはいかない。
敵の追撃を防ぐためにも、相手の事を知っている俺が残りますと叫ぶ。
士郎の顔を見つめたグラハムはその決意を認めそうになる。
グラハムの背中で力なく震えていた黒子が微かに声をあげた。
「士郎さん…約束…忘れないで…」
「ああ、黒子との約束は必ず守ってみせる」
だから、後を頼みます。
最後にそういい残し、グラハムが止める間もなく士郎は戦場へ身を投じていった。
戦場に戻る彼を慌てて止めようとするがもう遅い。
「死ぬなよ…、少年」
その言葉を最後にして、重症の黒子を背負ったグラハムもまた駆け出した。
■
飛び交う刃と銃弾の嵐。
ヒイロとファサリナの絶妙なコンビネーションにライダーが手を焼いていると、
黒子を連れて撤退したはずの士郎が駆けてきた。
「衛宮士郎、何故戻ってきた」
「あの女、ライダーとは以前にも戦った事があるんです。だから此処は俺が戦う」
剣を振るいながら士郎が言葉を続けた。
「あんたの名前はゼクスから聞いている。
ここから東へ行った場所でゼクスが一人で戦っているんだ」
敵は眼前のライダーただ一人ではない。
闇を纏った女がすぐ近くに迫っているのだという事実を告げると
今も一人で戦っているはずのゼクスを助けに行ってほしいと話す。
ヒイロは士郎が振るう剣とファサリナを交互に見た。
「ファサリナ、暫く任せられるか?」
「あなたが望むのならば」
果敢にゲイボルグを操りながら、ファサリナが笑顔で応える。
「了解した、ゼクスの事は俺に任せろ。俺が戻るまでここは頼む」
ライダーと対峙し、果敢に切り結ぶファサリナがヒイロに叫ぶ。
「ええ、なんなら先に片付けてしまってもいいのでしょう?」
「ああ、それでも構わないさ」
ファサリナへと言葉を返しながらヒイロが東へと一直線に走りだした。
■ ■
黒子を抱きかかえたグラハムが天江衣の待つジープへと戻り、
ぐったりとしている黒子の様子に衣が小さな悲鳴を上げた。
「黒子、しっかりするのだ」
「衣、すまないが白井の怪我を見ていてくれ」
ジープの運転席に滑り込んだグラハムは素早くエンジンを吹かす。
応急道具を漁りながら、士郎が戻っていない事に気付いた衣が声をあげる。
「グラハム、士郎やヒイロ達は…」
「彼らは敵の追撃を防ぐ為に戦ってくれている。
そして私は少年から預かった白井黒子を救わねばならない」
だから、今は一旦引くしかないのだと。
軍人として戦えない悔しさに奥歯を噛み締める。
【E-4 橋西側/一日目/夜】
【グラハム・エーカー@機動戦士ガンダムOO】
[状態]:健康
[服装]:ユニオンの制服
[装備]:コルト・パイソン@現実 6/6、コルトパイソンの予備弾丸×30、軍用ジープ@現実
[道具]:基本支給品一式、、ゼクスの手紙、SIG SG552(30/30)@現実(予備弾30×3)
『ガンダムVSガンダムVSヨロイVSナイトメアフレーム~
戦場の絆~』解説冊子、
双眼鏡@現実、水着セット@現実、サンドイッチ@現実×10、ピザ@現実×10、ミネラルウォーター@現実×20
ギャンブル船商品カタログ(機動兵器一覧)第3回放送分@オリジナル、リリーナ・ドーリアンの首輪
[思考]
基本:殺し合いには乗らない。断固辞退。
0:重症の白井黒子を助ける。
1:天江衣をゲームから脱出させる。
2:衛宮士郎とヒイロ・ユイを会わせ、首輪を解除する。
3:首輪解除後、『ジングウ』を奪取または破壊する。
4:主催者の思惑を潰す。
5:ヒイロからもっともっとガンダムについて詳しく聞きたい。
6:ガンダムのパイロット(刹那)と再びモビルスーツで決着をつける。
※刹那の名を知らない為、相手が既に死んでいることを知りません。
7:衣の友達づくりを手伝う。
8:夜は【憩いの館】で過ごすべきか。『戦場の絆』も試してみたい。
9:モビルスーツが欲しい。できればフラッグ。更に言うならオーバーフラッグ。
10:死ぬなよ…少年。
【備考】
※バトル・ロワイアルの舞台そのものに何か秘密が隠されているのではないかと考えています
※利根川を帝愛に関わっていた人物だとほぼ信じました
※Eカード、鉄骨渡りのルールを知りました
※エスポワール会議に参加しました
※衛宮士郎の【解析魔術】により、首輪の詳細情報(魔術的見地)を入手しました。
上記単体の情報では首輪の解除は不可能です。
※ユーフェミアの外見的特長を把握しました。
※『黒子の仮説』を聞きました。
※
原村和が主催者に協力している可能性を知りました。
※ヒイロ・ファサリナと情報交換し、今まで判明した情報を『エスポワール・ノート』で整理しました。
※エスポワール船底に『ジングウ』が存在していることを知りました。
※ギャンブル船にて機動兵器が売られていることを知りました。
※ヒイロから【憩いの館】にある遊技台、『戦場の絆』について聞きました。
【天江衣@咲-saki-】
[状態]:健康、不安
[服装]:いつもの私服
[装備]: チーズくんのぬいぐるみ@コードギアス反逆のルルーシュR2
[道具]:麻雀牌セット、レイのレシーバー@ガン×ソード、水着セット@現実、
ペリカード(残金1000万)、サンドイッチ@現実×10、ピザ@現実×10、ミネラルウォーター@現実×20
[思考]
基本:殺し合いには乗らない、麻雀を通して友達を作る。
1:グラハムを信じる。
2:《はらむらののか》と《清澄の嶺上使い》を救い出したい!
3:ギャンブルではない麻雀をして友達をつくる。
4:チーズくんを持ち主である『しーしー』(
C.C.)に届けて、原村ののかのように友達になる。
5:皆が望むとあらば麻雀に臨みペリカを入手する。
6:黒子…、士郎…。
[備考]
※利根川を帝愛に関わっていた人物だとほぼ信じました。
※Eカード、鉄骨渡りのルールを知りました。
※エスポワール会議に参加しました。
※ユーフェミアの外見的特長を把握しました。
※『黒子の仮説』を聞きました。
※ヒイロ・ファサリナと情報交換し、今まで判明した情報を『エスポワール・ノート』で整理しました。
※エスポワール船底に『ジングウ』が存在していることを知りました。
※ギャンブル船にて機動兵器が売られていることを知りました。
【白井黒子@とある魔術の禁書目録】
[状態]:重症(左腹部に銃創)
[服装]:常盤台中学校制服、両手に包帯
[装備]:スタンガン付き警棒@とある魔術の禁書目録、
[道具]:基本支給品一式、ペーパーナイフ×6@現実
[思考]
基本:士郎さんと共に生きてこの世界から出る。
0:士郎さん…約束…。
1:士郎さんが解析した首輪の情報を技術者へ伝え、解除の方法を探す
2:お姉さまを生き返らせるチャンスがあるなら……?
3:士郎さんが勝手に行ってしまわないようにする
4:士郎さんが心配、意識している事を自覚
5:士郎さんはすぐに人を甘やかす
6:
一方通行、ライダー、
言峰綺礼を警戒
7:少しは士郎さんを頼る
8:イリヤって士郎さんとどういった関係なのでしょう?
[備考]
※本編14話『最強VS最弱』以降の参加です
※空間転移の制限
・距離に反比例して精度にブレが出るようです。
・ちなみに白井黒子の限界値は飛距離が最大81.5M、質量が
130.7kg。
・その他制限については不明。
※Eカード、鉄骨渡りのルールを知りました。
※エスポワール会議に参加しました。
※美琴の死を受け止めはじめています。
※帝愛の裏には、黒幕として魔法の売り手がいるのではないかと考えています。
そして、黒幕には何か殺し合いを開きたい理由があったのではとも思っています。
※衛宮士郎の【解析魔術】により、首輪の詳細情報(魔術的見地)を入手しました。
上記単体の情報では首輪の解除は不可能です。
※原村和が主催者に協力している可能性を知りました。
※バトルロワイアルの目的について仮説を立てました。
※衛宮士郎の能力について把握しました。
※衛宮邸の自転車(二号)はD-5政庁跡に放置されています。
■ ■
『D-5 戦場』
士郎達を先に逃がす為、一人で美穂子との戦闘を繰り広げていた
ゼクスは自身も西へと駆けながら機関銃のトリガーを引き絞る。
銃口から放たれた強烈なマズル・フラッシュが視界を灼き、
音速を超え400m/秒で迫る9mm弾の嵐が美穂子の体をかすめていく。
いや、ゼクスの精密射撃は確実にその身体を捕らえていた。
しかし眼前の敵はそれを一顧だにせず、飛来する全ての弾丸は
鞭のように飛び交う漆黒の触手に絡め取られていた。
そして目の前の敵はまるで獲物をいたぶるかのようにソレを振るう。
「くっ、こちらの攻撃手段が一切通じないか…」
対するゼクスの方は無傷ではなく、体に負った無数の火傷に体力を削られてゆき、
手にした武器の弾丸を消費しながらその全てを確実に磨り減らしていく。
瘴気を纏い総てを融解させるその攻撃を
辛うじて回避しながらもジリ貧である自身の状況を呻く。
「だが、ここまで時間稼ぎができれば
少年やユフィ達は島の西側へと抜けた頃だろう」
なんとかしてこの怪物を振り切って彼らと合流しなければ。
残った体力を振り絞り、追撃の手を避けながらひた走る。
ここまでゼクスが無事だったのは奇跡に近かった。
理由は二つ、ゼクスの身体能力や戦闘経験がヒイロや五飛、デュオ達のような
ガンダムパイロットと同等、比肩する程の腕を持つエースに他ならない。
さらには敵対する美穂子自身が己の強大な魔力を正確に制御出来ていなく、
その攻撃に粗が多く、散発的だった事が救いだったろうか。
それでなければ、如何にゼクスとはいえ
とうの昔に触手の餌食になっていたかもしれない。
歯痒い状況に美穂子の奥底で激しい怒りが渦巻き。
「あの男が言っていた私の力はこんな物なの」
もはや顔と名前さえ定かではない言峰綺礼。
彼はその膨大な魔力をいずれ使いこなせると言っていた。
しかし強大な力といえど、当たらなければ意味がない。
美穂子から逃げ回るゼクスの眼がそう語っているかのようだった。
だが美穂子の感情の高ぶりに反応したのか、
瘴気を纏う闇は攻撃の精度と威力を少しずつ増していき、
遂にその身体を捕らえる。
「ぐぁああああ」
焼かれるゼクスの左腕が融解してゆき、わずかに骨までが露出する。
さらなる追撃の手を地を転がり、身を翻しながらかわしきる。
しかしその視線の先に、西側から上がる炎が揺らめいていた。
「なん…だと…」
ゼクスの耳に届く微かな剣戟の音。
「まさか、西へ逃げた少年達が他の者に襲われているのか…」
地に膝を着き焦燥に駆られるその背後で美穂子の頭上に
無数の瘴気が集まり、巨大な楕円形を描きながら肥大していく。
■
「こんな場所で、私はユフィを守れずに果てるのか」
膨れ上がる瘴気と酸を内包した闇が爆ぜる。
その直前に響き渡る声。
「目標確認、ターゲット・ロックオン」
「なっ、この声はまさか」
ゼクスと美穂子の戦闘を後方から確認したヒイロは
通常火力の兵器が相手の防御を突破できずにいる様子を看破し、
美穂子の身体を取り巻く黒い渦を突破する為には自身の持つ武器、
GNバスターライフルを最大出力で撃ち込むしかない。
そう結論を出し、初撃で勝負を決めるべく武器を地に構え、狙い撃つ。
響いたヒイロの声に応えるように、ゼクスが起き上がった。
「まだ死ぬ訳にはいかん」
私はユフィを守ると誓ったのだから。
咄嗟、MP5A短機関銃、最後の予備弾倉を左手で抜き放ち、眼前の敵に向かい投擲する。
即座、右手に構えたもう一挺、ヘッケラー&コッホ社製ソコームピストルの引き金を力強く引く。
ダブルアクションにより、45口径の銃口から放たれた同型ACP弾。
それが中空の予備弾倉を正確に貫き、内部に込められた40発の9mmパラベラム弾が
無作為に弾け飛び、美穂子の眼前で激しい閃光と爆発が炸裂する。
しかし、その程度の火力では、此れまで同様に瘴気の防御を突破できない。
が、視界を遮る一瞬の隙を見逃さず。
「伏せろゼクス!!」
四散する弾薬の破片と響く声に身を屈めるゼクス。
GNツインバスターライフルから放たれた翡翠色の閃光が地を掠めて、
美穂子の上半身を貫いたかのように見えた。
■
ヒイロの放った光が収まってゆくと、其処に怒りの表情を露にした美穂子の姿が在った。
結果はこういう事だ。
微かな視界の端から迫る光に対し、ゼクスを屠ろうと集中していた
魔力と瘴気の塊を咄嗟、身を守る事に使い防御に成功。
そして、閃光の飛来した方向をみた美穂子はヒイロの後方、
島の西側に繋がる橋の手前で飛び回る紫色の衣装を
纏った女の姿を捉えてしまう。
「あっ…」
彼女がこの島に来て以来、絶えず憎悪を抱いてきた相手。
もはや名前さえ思い出せない、片■小■郎を殺したラ■ダ■の姿を。
美穂子の内に、理解出来ない激しい憎しみが心の奥底から渦巻いてゆき。
それに呼応するかの如く、身から立ち昇る瘴気の渦が天を貫いた。
【D-5 西側/一日目/夜】
【
福路美穂子@咲-Saki-】
[状態]:怒りによる破壊衝動、常時開眼、アンリ・マユと契約、
[服装]:黒いロングドレス(備考参照)
[装備]:レイニーデビル(左腕)、聖杯の泥@Fate/stay night
[道具]:支給品一式*2、六爪、
伊達政宗の首輪、伊達政宗の眼帯、包帯×5巻、999万ペリカ
[思考]
基本:様々な要因から混乱中の為不明(後の書き手氏にお任せします)
1:紫の衣装の女(ライダー)に対して深い憎悪と憎しみ。
2:目の前の男が邪魔、殺したい。
[備考]
登場時期は最終回の合宿の後。
※ライダーの名前は知りません。
※トレーズがゼロの仮面を持っている事は知っていますが、ゼロの存在とその放送については知りません
※名簿のカタカナ表記名前のみ記載または不可解な名前の参加者を警戒しています
※浅上藤乃・
織田信長の外見情報を得ました
※死者蘇生はレイニーデビルやアンリ・マユを用いた物だと考えています。
※アンリマユと契約、黒化しました。
※アンリマユとレイニーデビルの両方が体から離れた場合、死に至ります。
※
バーサーカーと政庁の瓦礫、
竹井久と
ヴァンを体内に飲み込みました。
【聖杯の泥@Fate/stay night】
触れたもの全てを瞬時に溶かす瘴気の塊。
現在福路美穂子の体液全てがこれに切り替えられている。
通常ならばこれによって美穂子が融解することはない。
黒いロングドレスは、これを瘴気によってコーティングして形成した、まさに血と汗と涙の結晶。
任意で瘴気を解いてドレスに触れたものを溶かす事も可能。
※今まで出会った全ての人間の顔と名前が一致しない、わからない。
※レイニーデビルの腕はそのままですが、最早願いも思いも美穂子自身わかりません。
【レイニーデビル@化物語】
魂と引き替えに三つの願いを叶える低級悪魔。
【
ゼクス・マーキス@新機動戦記ガンダムW】
[状態]:疲労(極大)身体中に火傷(ダメージ中)左腕負傷(ダメージ大、肉の隙間から骨が露出)
[服装]:軍服
[装備]:H&K MARK23 ソーコムピストル(自動拳銃/弾数10/12発/)@現実、
[道具]:基本支給品一式 、ペリカの札束 、3499万ペリカ、おもちゃの双眼鏡@現地調達
真田幸村の槍×2、H&K MP5K(SMG/40/40発/)@現実 その他デパートで得た使えそうな物@現地調達、ピザ×10@現実
Draganflyer X6(残バッテリー約10分)@現実、Draganflyer X6の予備バッテリー×4@現実、
利根川幸雄の首輪
[思考]
基本:ユーフェミアを対主催のリーダーとする。
0:現状を打破する。
1:士郎達やユフィは無事なのか!?
2:ユーフェミアの洗脳を解く方法を探す。 日本人以外との接触が望ましいが……
3:【宇宙開発局 タワー】に向かうかを検討中。
4:ユーフェミアと『
枢木スザク』と会わせる。スザクならユーフェミアの洗脳を解けられる?
5:衛宮士郎が解析した首輪の情報を技術者、またはガンダム・パイロットへ伝える。
6:新たな協力者を探す。どんな相手でも(襲ってこないのなら)あえてこちらの情報開示を行う。
7:集団の上に立つのに相応しい人物を探す。
8:【敵のアジト】へ向かった2人組が気になる。
9:『ギアス』とは……?
[備考]
※学園都市、および能力者について情報を得ました。
※MSが支給されている可能性を考えています。
※主催者が飛行船を飛ばしていることを知りました。
※知り合いに関する情報を政宗、神原、
プリシラと交換済み。
※悪人が集まる可能性も承知の上で情報開示を続けるようです。
※サーシェスには特に深い関心をしめしていません(リリーナの死で平静を保とうと集中していたため)。
※ライダーと黒服の少女(藤乃)をゲーム乗った特殊な能力者で、なおかつ手を組んでいると推測しています。
※ギャンブル船で会議が開かれ、参加者を探索していることを知りました。
※グラハムから以下の考察を聞きました。
・帝愛の裏には、黒幕として魔法の売り手がいる。そして、黒幕には何か殺し合いを開きたい理由があった。
※衛宮士郎の【解析魔術】により、首輪の詳細情報(魔術的見地)を入手しました。
上記単体の情報では首輪の解除は不可能です。
※ユーフェミアと情報交換をしましたが、船組のことは伝えていません。
※ユーフェミアは魔術・超能力その他の手段で思考を歪められてる可能性に思い当たりました。
※
海原光貴(
加治木ゆみ)、
荒耶宗蓮(蒼崎橙子)の容姿は確認できていません。
※アーニャの最期の言葉を聴き、『ギアス』の単語を知りました。
※Draganflyer X6のリモコンは回収済み。
※ラブ・デラックスはD-5橋東側で大破、炎上しました。
【ヒイロ・ユイ@新機動戦記ガンダムW】
[状態]:左肩に銃創(治療済み)
[服装]:普段着(Tシャツに半ズボン)
[装備]:コルト ガバメント(自動銃/7/7発/予備7×3発)@現実、五飛の青龍刀@新機動戦記ガンダムW
M67破片手榴弾x**@現実(ファサリナとはんぶんこした)、大型マチェット@現実
[道具]:基本支給品一式、シャベル@現実、
Oガンダム@現実(通信機、ゼロシステム@新機動戦記ガンダムW )、落下杖@新機動戦記ガンダムW、
GNツインバスターライフル、GNチャージキット、双眼鏡@現実、水着セット@現実、
参加者位置情報2時間(衛宮士郎)、サンドイッチ@現実×10、ピザ@現実×10、ミネラルウォーター@現実×20
ギャンブル船商品カタログ(機動兵器一覧)第3回放送分@オリジナル
[思考] 基本:主催を倒し、可能ならリリーナを蘇生させる。
0:状況を打開する。
1:首輪を解除する。
2:首輪解除後、『ジングウ』を奪取または破壊する。
3:モビルスーツ、ないしはそれに類する兵器の奪取。
4:「結界」の破壊。
5:ゼロなどの明確な危険人物の排除。
6: 禁止エリアが集中してる北東地帯、及び【櫓】が気になる。
7:モビルスーツを入手する為のペリカを入手する手段を模索する。
[備考]
※ファサリナの言う異星云々の話に少し信憑性を感じ始めています。
※ファサリナのことは主催に対抗する協力者として認識しています。
※それと同時に、殺し合いに乗りうる人物として警戒もしています。
※
忍野メメという人物が味方の工作員かもしれないと疑っています。
※結界によってこの島の周囲が閉ざされていることを知りました。
また、結界の破壊により脱出できる可能性に気が付きました。
※グラハム・衣と情報交換し、今まで判明した情報を『エスポワール・ノート』で整理しました。
※エスポワール船底に『ジングウ』が存在していることを知りました。
※ギャンブル船にて機動兵器が売られていることを知りました。
■ ■
『D-5 橋東側』
魔槍を携えたファサリナが穂先を旋回させ雲渦の如く舞い、
衛宮士郎の剣技が壮絶な勢いで迫る中、
地を走るGN粒子の閃光を見たライダーは舌打ちをする。
東に駆けて行った茶色髪の少年、ヒイロ・ユイが持つ武器だろうか、
衛宮士郎や先の女二人以外にも近くで戦闘をしている
仲間が居るのは誤算だった。
同じ英霊や戦国武将でもない相手を前に、如何に二対一とはいえ、
人を超えた能力を持つライダーがそう簡単に遅れを取る道理はない。
それでも予想外の剣技を振るう衛宮士郎の存在。
そして敵対する二人が持つ武器の厄介さがライダーの攻勢を阻み苛立たせていた。
士郎の持つ、選定の宝剣であるカリバーン。
ファサリナの手にした本来はランサーの持つ宝具である
刺し穿つ死棘の槍ゲイボルグ。
これ等は枢木スザクや
レイ・ラングレンの銃撃然り。
この場では、それ以上にライダーの身体を傷付けることは明確だった。
唇を噛みながら、今は彼女の名前を呼ぶ。
「フジノさえ居れば…」
そう呟いた時、茶色の男が駆けていった付近から
天に昇る瘴気と其処にいる女の姿にライダーは気付く。
「あれは、福路美穂子!?」
【D-4/橋東側/一日目/夜】
【衛宮士郎@Fate/stay night】
[状態]: 疲労(中)魔力消費(中)、背中に火傷、額に軽い怪我(処置済み)
[服装]: 穂村原学園制服
[装備]: カリバーン@Fate/stay night、日本刀(打刀)@現実、
[道具]: 基本支給品一式、特上寿司×20人前@現実、
基本支給品外の薬数種類@現地調達 、ペリカード(残金5100万)
[思考]
基本:主催者へ反抗する。黒子と共に生きてこの世界から出る。
0:ライダーを倒し、ゼクスを助ける。
1:黒子、無事でいてくれ!
2:秋山澪と合流する。
3:首輪の情報を技術者へ伝え、解除の方法を探す。
4:黒子を守る。しかし黒子が誰かを殺すなら全力で止める。
5:女の子を戦わせない。出来るだけ自分で何とかする。
6:黒い魔術師(荒耶宗蓮)への警戒心。
7:一方通行、ライダーを警戒。
8:そう言えば他のマスター達はどうなっているんだろうか?
10:知らず知らず黒子の事が気になっている事に気付く。
[備考]
※参戦時期は第12話『空を裂く』の直後です
※Eカード、鉄骨渡りのルールを知りました
※エスポワール会議に参加しました
※帝愛の裏には、黒幕として魔法の売り手がいるのではないかと考えています。
そして、黒幕には何か殺し合いを開きたい理由があったのではとも思っています。
※衛宮士郎の【解析魔術】により、首輪の詳細情報(魔術的見地)を入手しました。
上記単体の情報では首輪の解除は不可能です。
※ゼクスの手紙を読みました。
※ユーフェミアの外見的特長を把握しました。
※原村和が主催者に協力している可能性を知りました。
※『黒子の仮説』を聞きました。
※『ペリカの投影』には『通常の投影』より多大な魔力を消費します。よって『ペリカの投影』は今後は控える方向性です。
※白井黒子の能力について把握しました。
※自身の歪みについて気が付きました。
※「剣」属性に特化した投影魔術を使用可能。
今後、投影した武器の本来の持ち主の技を模倣できるようになりました。
※投影魔術で「約束された勝利の剣」の投影に成功(真名開放可能かは不明。仮に出来たとして膨大な魔力が必要)
※片岡優希のマウンテンバイク@咲-Saki-は政庁跡に放置されています。
【ファサリナ@ガン×ソード】
[状態]:健康
[服装]:自前の服
[装備]:ゲイボルグ@Fate/stay night 、M67破片手榴弾x*********@現実(ヒイロとはんぶんこした)、イングラムM10(9mmパラベラム弾32/32)
[道具]:基本支給品一式、軽音部のラジカセ@けいおん、シャベル@現実、プラネイトディフェンサー@新機動戦記ガンダムW
イングラムの予備マガジン(9mmパラベラム弾32/32)×5、お宝ディスク、Blu-ray Discドライブ搭載ノートパソコン 、
水着セット@現実、サンドイッチ@現実×10、ピザ@現実×10、ミネラルウォーター@現実×20
[思考] 基本:主催を倒し、可能なら
カギ爪の男を蘇生させる
1:ヒイロと共に行動する
2:なるべく単独行動は避けたい
3:ゼロなどの明確な危険人物の排除。戦力にならない人間の間引き。無理はしない。
4:首輪が解除できたらダリアを呼んでみる?
5:お友達……。
6:オリジナルヨロイが奪われてはいないでしょうか……
[備考]
※トレーズ、ゼクスを危険人物として、デュオ、五飛を協力が可能かもしれぬ人物として認識しています 。
※ヒイロを他の惑星から来た人物と考えており、主催者はそれが可能な程の技術を持つと警戒(恐怖)しています。
※同志の死に疑念を抱いていますが、ほとんど死んだものとして行動しています 。
※「ふわふわ時間」を歌っている人や演奏している人に興味を持っています 。
※ラジカセの中にはテープが入っています(A面は『ふわふわ時間』B面は不明) 。
※結界によってこの島の周囲が閉ざされていることを知りました。また、結界の破壊により脱出できる可能性に気が付きました。
※グラハム・衣と情報交換し、今まで判明した情報を『エスポワール・ノート』で整理しました。
※エスポワール船底に『ジングウ』が存在していることを知りました。
※ギャンブル船にて機動兵器が売られていることを知りました。
【ライダー@Fate/stay night】
[状態]:疲労(小)、右腕に深い刺し傷(応急処置済み)、、両足に銃痕(応急処置済み)、雑音(中)
[服装]:自分の服
[装備]:天の鎖(エルキドゥ)@Fate/stay night、
[道具]:基本支給品一式x3、簡易版魔女狩りの王@とある魔術の禁書目録、ライダーの眼帯、
不明支給品x0~4、眼鏡セット(魔眼殺しの眼鏡@空の境界 を含む)@アニロワ3rdオリジナル、
ウェンディのリボルバー(残弾1)@ガン×ソード 、参加者詳細名簿@アニロワ3rdオリジナル、デリンジャー(2/2)@現実
[思考]
基本:優勝して元の世界に帰還する。
0:目の前の衛宮士郎達を倒したい。
1:あれは福路美穂子!?
2:出来るだけ戦闘を避けながらフジノと合流する。
3:政庁で何がおきたのか確認したい。
4:できればサーシェスを利用する
5:織田信長を警戒。
6:魔力を集めながら、何処かに結界を敷く。
7:戦闘の出来ない人間は血を採って放置する。
8:できれば首輪を回収したい。
9:
阿良々木暦が生きていたら今度は私が確実に殺す。
[備考]
※参戦時期は、第12話 「空を裂く」より前。
※C.C.の過去を断片的に視た為、ある種の共感を抱いています。
※藤乃の裏切りに備えて魔眼で対応できる様に、眼帯を外しています。
※藤乃の千里眼には気づいていない様子です。
※戦国BASARA勢の参加者をサーヴァントと同様の存在と認識しました。
※以下の石化の魔眼の制限を確認しました。
通常よりはるかに遅い進行で足元から石化。
魔眼の効果を持続させるには魔力を消費し続けないといけない。
なお、魔力消費を解除すれば対象の石化は解ける。
※E-3の象の像の前に、第三放送前に対主催派の人間が集まる事を知りました。
■ ■
『D-5 南西』
一方、士郎達が戦う戦闘区域よりわずかに南。
ライダーの攻撃、天の鎖の一撃で肩口に刺傷を負った
ユフィは、少しでも戦闘の場から離れようと逃げていた。
その手から白井黒子の生徒手帳がこぼれ落ちる。
「こんな場所で死ねない、もっと日本人を殺さないと」
その瞳にうっすらと赤い燐光が輝いていた。
【D-5 南西/一日目/夜】
【
ユーフェミア・リ・ブリタニア@コードギアス 反逆のルルーシュR2】
[状態]:全身打身、肩口に刺傷(中)、ギアス発動中、自身への疑念
[服装]:さわ子のスーツ@けいおん!
[装備]:
[道具]:基本支給品×4、豪華なドレス、アゾット剣@Fate/stay night、神原のブルマ@化物語、
ティーセット@けいおん!、特上寿司×20@現実 、空のワインボトル×4@現実、ピザ×10@現実
ルイスの薬剤@機動戦士ガンダムOO、 シャトー・シュヴァル・ブラン 1947 (1500ml)×26@現実
紬のキーボード@けいおん! ペリカード(3000万ペリカ)@その他、3449万ペリカ@その他、
レイのレシーバー@ガン×ソード、脇差@現実、即席の槍(モップの柄にガムテープで包丁を取りつけた物)
シグザウアーP226の予備弾倉×3@現実
[思考]
基本:他の参加者と力を合わせ、この悪夢から脱出する。自分にできる事をする
特殊:日本人らしき人間を発見し、日本人である確証が取れた場合、その相手を殺害する
0:日本人をもっと殺す為に今は戦闘の場から逃げる(ギアス発動中の為)
1:通信施設を探し、偽ゼロの存在を全参加者に知らせる。
2:【宇宙開発局 タワー】に向かうかを検討中。
3:殺し合いには絶対に乗らない。
4: ゼクスさんは兄様っぽい。
5:方法があるなら、盗聴されていた内容を確かめる。
[備考]
※一期22話「血染めのユフィ」の虐殺開始前から参戦。
※ギアス『日本人を殺せ』継続中。特殊条件を満たした場合、ユフィ自身の価値観・記憶をねじ曲げ発動する。
現在は弱体化しているため、ある程度の意識レベルで抵抗すれば解除可能。
今後も発動中に他の発動しているギアスと接近すれば弱体化、あるいは相殺されます。時間経過により回復。
会場において外部で掛けられたギアスの厳密な効果・持続期間に影響が出ているかは不明。
※ギアスの作用により、ヒイロのことは忘れています。
※ギアス発動時の記憶の欠落を認識しました。発動時の記憶、ギアスそのものには気付いていません。
※アーニャの最期の言葉を聴き、『ギアス』の単語を知りました。
シグザウアーP226(16/9+1)@現実はD-4橋東に放置されています。
■ ■
『D-5 戦場付近』
数者が入り乱れ、其処で戦い合うその様子を見守っていた者がいる。
それは神父服に黒の外套を身に纏った長身痩躯の姿。
愉悦に身を委ね、生を享受する男、言峰綺礼。
「福路美穂子、此処で因縁あるライダーと邂逅をするか」
その光景に、両者か片方どちらが倒れたとしても、
確実に英霊の魂の回収が出来るだろうと言峰は嗤う。
「お前たちの戦う様、存分に愉しませてもらうとしよう」
【D-5 西付近/一日目/夜】
【言峰綺礼@Fate stay/night】
[状態]:健康
[服装]:神父服、外套
[装備]:???
[道具]:???
[思考]
基本:???
0:福路美穂子とライダーの様子を一旦見守る(愉しむ)。)
1:サーヴァントの死体(魂)を回収する。
2:荒耶宗蓮に陰ながら協力する。
3:この立場でバトルロワイアルを楽しむ。
4:結界の修復を手伝う。ただし1を優先する。
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最終更新:2010年05月08日 03:29