Gospel in the Future ◆C8THitgZTg



いつの間にか、気を失っていたらしかった。
美穂子の視界に広がるのは、ビルに区切られた狭い夜空。
背中に感じるのは、舗装された地面の感触と、厚手の布の肌触り。
天に向かってビルの壁が伸び、その向こうに暗い空が覗く。
まるで深い井戸の底にいるかのよう。

「―――あ」

一時停止していた意識が動き出す。
ここはどこかの路地裏で、私はそこに横たわっている―――
霞がかった思考回路で現状を把握する。
意識を失っていたのは、どれくらいの時間なのだろう。
何時間も眠っていたような、数秒だけまどろんでいたような。
空を掴むように両腕を伸ばす。
けれど、宙を切るのは右腕だけ。
脳髄から発せられる命令を受諾する左の腕は、もう存在していない。
本来の左腕も、悪魔が与えた左腕も。
美穂子は右手で左の肩口に触れた。
ぐじゅり、と膿んだ肉のような泥の触感がした。

「そうだ―――あの人は?」

記憶と意識が次第に明瞭になっていく。
戦いの果て、あの少年と傘のような機械でビルから飛び降りて、コートの女に助けられた。
そこから先は何も覚えていない。
恐らく、疲労と安堵で意識を手放してしまったのだろう。
美穂子は上体を起こして周囲を見渡した。
車も入れないような狭い路地。
袋小路の壁を伝う、埃にまみれた太い配管。
薄汚れた路面が、まさしく街の掃き溜めを思わせる。
時折、工事現場の騒音のような音が響いては、反響だけを残して消えていく。
そこに美穂子以外の人影はない。
美穂子は立ち上がろうとして、自分の下に置いてあったソレに気がついた。

「……これって」

カーキ色の制服が、美穂子の下でシーツのように広げられていた。
見間違えようなどあるものか。
あの少年が着ていた、知らない学校の制服である。
背中の部分には焼け焦げた孔が幾つも開き、あちらこちらに切れた跡と血痕がある。
持ち主と同じくらいにボロボロだ。
もはや無傷の場所を探すほうが難しい。
そんな彼の上着が、どうしてここに置いてあるのか。
理由はすぐに思い当たる。
気を失った美穂子を横たえる際、固い地面で痛くないように―――そういう心遣いに違いない。

「どうして……」

どうしてこんなにしてくれるんだろう。
名前も知らない。
顔だってハッキリ覚えてない。
面と向かって言葉を交わしたことも殆どない。
あまりにも希薄すぎる関係性だ。

けれど、湧き上がってくる感情は、紛れもない『嬉しさ』だった。

残酷な言葉をかけてくれたこと。
自分の運命に立ち向かえたこと。
身を挺して助けようとしてくれたこと。
一緒に死から逃れられたこと。
美穂子は唯一残された腕で自分の身体を抱きしめた。
こんな感情を覚えるなんて、少し前の自分からは想像もできなかった。
狂気に溺れるのではなく、明確な意志で立ち向かえる。それが堪らなく嬉しい。
だからきっと大丈夫だ。
今の自分なら、過去を背負った上で未来へ歩いていける。
心の奥底で反響する、世界を呪う言葉になんか負けたりしない―――

―――ぼろり、と。


腕の中で何かが崩れた。
はっと腕を放し、身体を検める。
全身を覆う黒いドレスが、端の方から形を崩していた。
まるで古い洋紙が砕けていくように。
美穂子は息を呑んだ。
このロングドレスは泥を利用して編まれたものだ。
彼女が泥の影響力を押さえ込めば、その分だけ力の発露が低下するのは当然である。
まして美穂子は魔術の素養を身に刻んでいない。
影響を最低限に抑えつつ、最大限の力を引き出すという細緻な制御など望むべくもなかった。

「…………」

それでも、全ての力が失われるわけではないようだ。
魔王に僅かながら抵抗できたように、ある程度の行使なら可能だろう。
しかしレイニーデビルを失った今となっては、限界がかなり低くなっている。
これは扱える量の問題ではない。
泥を扱う彼女自身の体力と精神力の問題だ。
影響力を抑えたことによる出力の低下。
その出力を扱う能力の低さ。
こういった要素の積み重ねが、ドレスの崩壊という現象で具象化しているのだ。

「まだ、大丈夫……」

美穂子は意思を強く持ち、ロングドレスに意識を傾けた。
それによって、ドレスの崩壊は停止する。
―――問題ない。
疲労さえ回復すれば必要最小限のことはできるはずだ。
事実、今の美穂子が動員可能な魔力量でも、一般的な魔術師のそれを大きく上回っている。
もっとも、そのことを彼女自身が確かめる術などないのだが。
美穂子は首周りが寂しくなったドレスを見て、少年の制服を手に取った。
ドレスの崩壊は食い止めたが、まだ元に戻すには至らない。
肩が見えるほど崩れてしまった状態で彼の前に出る勇気は持ち合わせていなかった。

「ごめんなさい、少しだけ借ります」

ロングドレスの上から制服に袖を通す。
しかし、左腕がないせいで羽織るだけではずれ落ちそうになってしまう。
仕方なく、美穂子はボタンを幾つか閉めることにした。

「……暖かい」

美穂子は開きっぱなしだった右目を閉じた。
この暖かさが、横たわっているときに移った自分の体温なのか、それとも彼の温もりなのかは分からない。
どちらだとしても、冷たい夜に晒された身体を癒すには充分だった。


    ………………………………!

………………………………

    ………………………………!

………………………………


どこからか声が聞こえる。
耳を澄ますと、若い男と女が何やら言い合っていると分かった。
会話の内容までは分からないが、穏健なやりとりではないらしい。
美穂子は立ち上がり、声のする方向―――路地の奥へと歩き出した。
袋小路だと思っていたが、どうやら曲がり角があるようだ。
今までは暗くて見えなかったのだろう。
路地の最奥まで歩いていき、角から身を乗り出してこっそりと様子を窺う。
男の声は、あの少年のものだ。
女の声は、殆ど聞き覚えがない。

「だからって、誰かを見捨てなきゃならないなんて……そんなこと!」

少年の後姿が見える。
焼けた背中と傷だらけの腕が痛々しい。

「それがおまえの限界だ。全てを背負うのは不可能であると自覚しろ。
 おまえが私に伝えた事柄の範疇ですら自明のことだ」

対する女の姿はよく見えない。
距離がありすぎて、夜闇に溶け込んでしまっている。
はっきりと分かるのは声のトーンだけだ。
落ち着いているというのを通り越して、人間味すら感じられない。
機械のような声だと美穂子は思う。
無機質な声という表現がこれほどしっくりくるなんて滅多にないだろう。

「理解が及ばぬなら、もう一度聞かせよう。
 まずは白井黒子。これにもはや猶予はない。
 命を引き伸ばす術を持たぬ以上、腹部の銃創は致命的である。
 早急に治療を施さなければ落命は免れ得ない」

コートの女―――確かアオザキと名乗ったはずだ―――が訥々と語り出す。
感情の起伏がない声だが、絶対的な宣誓のような響きを帯びている。

「そして屋上に残した者達。これらを救うには織田信長一方通行との敵対が不可避だ。
 魔力が底を突いた今のおまえでは、代わりの犠牲となることすらできまい」

美穂子は息を潜め、少年とアオザキの会話に耳を傾けていた。
この場を離れることも、割って入ることもできなかった。
まるで魂ごと釘付けにされてしまったかのように。
彼らが何を話しているのかは分からない。
白井黒子が何者なのかも、屋上の人達が誰なのかも。
けれど、決して他人事ではないような気がした。
アオザキの冷徹無比な見解に、少年はそれでも食い下がる。

「でも……あんたも魔術師なんだろ」

魔術師―――
そのあまりに非現実的な単語を、美穂子は躊躇いなく受け入れていた。
今まで幾つもの超常を目の当たりにしていながら、魔術師だけは信じないという方が不合理だ。
それよりも美穂子の意識を惹いたのは、『あんたも』という表現であった。
この言い方では、他の何者かと同じくアオザキも魔術師である、というニュアンスになる。
では『何者か』とは誰なのか―――真っ先に脳裏を過ぎったのは、漆黒の魔王と戦う少年の姿だった。
何もない空間から、何本もの刀を取り出して、ついには六爪流まで再現した、あの力。
あれを魔術と称するなら、何も疑問は浮かばない。

「然り。白井黒子を治療することを望むのならば承諾しよう。
 だがおまえが屋上へ戻ると言わないことが条件だ。救えるのはどちらか片方。それが現状での限界だ」

アオザキが放つ言葉には微塵の容赦もなかった。
感情や人間性などは一切踏まえずに、理屈のみを提示している。

「そんなこと……分かってる。けど……!」
「まだ決断できないのか。無駄な時を過ごせば事態は悪化するのみだ」

美穂子は右手で胸元をぎゅっと握った。
詳しい事情は分からないが、彼が極限の選択を迫られているということは理解できる。
自分に向けられた言葉ではないのに、こんなにも押し潰されそうになってしまう。
きっと、それは命を天秤に掛ける行為だから。
赤の他人である自分ですらこんなに苦しいのに、彼の心のうちは如何ほどなのだろうか。

「おまえはこの地に生き残っている唯一の魔術師だ。
 私にとっておまえ以上の協力者の候補はいない。ゆえに、必要な便宜をはかる用意はあるが―――
 そうだな、肯定的な判断材料を一つ与えよう。主催に抵抗する者が数名、この近辺に存在している。
 あれほどの規模の戦闘が起きた以上、私のように引き寄せられることも考えられる」

暗闇の中で、少年が拳をきつく握り締めたのが分かった。
アオザキの言葉は、少年をここから離そうとしているように取れる。
そして恐らく、それこそが最善の選択なのだろう。

「――――分かった」

搾り出すような声だった。
美穂子は曲がり角の向こうから顔を逸らし、路地裏の壁に背を預けた。
これ以上見ていることができなかった。
少年を助けに来た人達は、彼が死地から逃れることを望んでいた。
屋上へ戻るのは彼らに対する裏切りだ。
それでも、見捨てることを決断しなければならないなんて―――

「――――白井を、助けてくれ――――」

美穂子は胸元から右手を離し、掌で唇を押さえた。
そうしなければ、余計な言葉を漏らしてしまいそうだったから。

「承諾した。白井黒子の傷を治癒しよう」

契約のように響く声。
この瞬間、誰かの運命が変わってしまった―――そう思わずにはいられなかった。
美穂子は路地の奥から接近する足音に気付き、曲がり角から身を離した。

「暫くここで待て。哨戒が必要だ」

角の向こうから姿を現したのは、丈の長いコートを羽織った大人の女性だった。
燃えるような赤色で染め上げられた頭髪に、氷のような鋭い眼差し。
彼女がアオザキなのだろう。
アオザキは壁際の美穂子を一瞥すると、そのまま表通りの方へと歩いていく。
コートの背中が路地裏から消えるのを見送っていた美穂子に、あの少年の声が投げかけられた。

「よかった、気がついたのか」

彼の顔は微笑みを形作っていた。
苦悩の残滓も感じさせないほどに。
それでも、美穂子にはすぐに分かった。
悲しみや苦しみを押し隠しているだけなのだと。
それを理解できたからこそ、美穂子はあえて知らない振りをした。

「私、どれくらい眠ってたのかな」
「眠っていた、なんていうほど時間は経ってないな」

少年はデイパックから時計を取り出し、美穂子に示した。
時計だけを見せられても時間経過は分からなかったが、とりあえず頷いて納得した素振りを見せておく。
なにせ、美穂子は前回の放送の直後から正常な判断力を喪失していたのだから。
デパートの戦いがいつ始まり、いつ逃走したのか把握しているはずがない。
だから今は、彼が言うことを信じようと思った。

「そういえば、さっきの人は?」
「ああ、蒼崎橙子っていう人で、俺達の味方……らしい」

少年の口ぶりはどこか曖昧だ。
アオザキの名前と、自分達の味方を名乗ったことは美穂子も覚えている。
それと同じ内容を答えたということは、まだ彼も新しい情報を得ていないということなのか。
あるいは、部外者である自分を気遣って情報を伏せているのだろうか。
美穂子がそんなふうに考え込んでいると、少年は、まだ会ったばかりだから確信できないんだ、と付け加えた。
確かに、屋上を飛び降りてからそこまで時間が経っていないなら、深く話をする時間もなかったろう。

「…………」

不意に少年は表情を曇らせ、美穂子の半身に視線を向けた。
そこでは、収めるべき腕を持たない左袖が所在無さそうに揺れていた。

「ごめん、俺がもっとしっかりしてれば……」
「えっ……」

少年が口にした一言の意味を、美穂子はしばらく掴めなかった。
この腕は美穂子の意思で捨てたものだ。
どうして彼が責任を感じることがあるのか。

「そんなこと……傷だって塞がってるし、痛くもないから……」

美穂子は小さく首を横に振った。
あのとき掛けてくれた言葉があったから。
あの福音を届けてくれたから、生きようと思えたのだ。
それを恨むだなんて、ありえない。
だから美穂子は、精一杯の笑顔で少年を見返す。

「ねぇ、よかったら名前を教えてもらえないかな」

いつまでも『少年』としてしか見られないのは何となく気が惹けた。
けれど当の彼は、急に向けられた質問に戸惑っているらしい。
なので、美穂子は自分から名前を告げることにした。

「えっと……私は風越女子高校三年の、福路美穂子です」

どこかぎこちなくて、どこか初々しい名乗り。
こんな風にきちんと名乗ったのはいつ以来だろう。
少し前のような、遠い昔のような、不思議な感覚だった。
美穂子の雰囲気につられたのか、彼も戸惑い気味に口を開く。

「穂群原学園二年、衛宮……士郎」

衛宮士郎
美穂子は六つの発音からなるその名前を、しっかりと記憶に刻み込んだ。

「二年生なの? じゃあ、私の方がお姉さんなんだ」

同い年だと思ってたと、くすくす笑う。
美穂子のそんな表情を見て、彼――士郎は安堵したように肩の力を抜いた。
そんなどこか弛緩した雰囲気の中に、アオザキの声が石のように投じられる。

「デパートの戦闘は未だ終結していない。行くならば裏路地だ」

たった一言で、路地の空気が変貌する。
喩えるなら、今立っている場所が、地獄の穴の縁であるかのような錯覚。
彼女と向かい合うだけで魂が底冷えする気さえした。

「分かった。進路は任せる」

士郎が美穂子を庇うように一歩踏み出す。
アオザキは無言で士郎と美穂子の傍らを通り抜け、路地の奥へと歩いていく。
その後姿をしばし見送ってから、士郎は美穂子に向き直った。

「俺達はこれから西に行く。仲間がそこにいるんだ。……福路は、どうする?」

やはり士郎は美穂子に苦悩を漏らそうとはしなかった。
衛宮士郎という少年は、こうして何でもかんでも背負い込もうとするのだろう。
美穂子を庇って勝ち目のない敵に挑んだのと同じように。
それなら返す言葉は決まっている。

「衛宮君……私も一緒に行っていいかな」

美穂子の答えを受け、士郎は大きく頷く。
―――生きたいと願った。
自分自身には絶対に負けたくないと思った。
そうして死地から逃れることはできたけれど、殺し合いという戦いはまだ終わっていないのだ。
悔しいけれど、今の自分に屋上に残した人達を助ける力はない。
アオザキが士郎に向けていた言葉は、丸ごと美穂子にも当てはまる。
全てを背負うことはできない。
だから、せめて手が届く範囲のことからは逃げないと誓おう。
それを貫いている限り、泥から伝わる憎悪の囁きなんかに負けたりしないはずだから。
美穂子は士郎から見えないように気をつけて、疼く左肩を押さえつけた。








【D-5 西側 路地裏/一日目/夜中】



【衛宮士郎@Fate/stay night】
[状態]: 疲労(極大)魔力消費(極大)、全身打撲(治療中)全身に軽い切り傷(治療中)、背中に火傷、額に軽い怪我(処置済み)
[服装]: 穂群原学園制服(上着なし、ボロボロ)
[装備]: 落下杖(故障)
[道具]: 基本支給品一式、特上寿司×20人前@現実、
     基本支給品外の薬数種類@現地調達 、ペリカード(残金5100万)
[思考]
基本:主催者へ反抗する。黒子と共に生きてこの世界から出る。
0:黒子の所に急ぐ。
1:福路美穂子や蒼崎橙子(荒耶宗蓮)と同行する。
2:蒼崎橙子(荒耶宗蓮)は信頼しきっていない。
3:秋山澪と合流する。
4:首輪の情報を技術者へ伝え、解除の方法を探す。
5:黒子を守る。しかし黒子が誰かを殺すなら全力で止める。
6:女の子を戦わせない。出来るだけ自分で何とかする。
7:一方通行、織田信長、黒い魔術師(荒耶宗蓮)への警戒心。
8:そう言えば他のマスター達はどうなっているんだろうか?
9:知らず知らず黒子の事が気になっている事に気付く。
[備考]
※参戦時期は第12話『空を裂く』の直後です
※Eカード、鉄骨渡りのルールを知りました
※エスポワール会議に参加しました
※帝愛の裏には、黒幕として魔法の売り手がいるのではないかと考えています。
 そして、黒幕には何か殺し合いを開きたい理由があったのではとも思っています。
※衛宮士郎の【解析魔術】により、首輪の詳細情報(魔術的見地)を入手しました。
 上記単体の情報では首輪の解除は不可能です。
※ゼクスの手紙を読みました。
※ユーフェミアの外見的特長を把握しました。
原村和が主催者に協力している可能性を知りました。
※『黒子の仮説』を聞きました。
※『ペリカの投影』には『通常の投影』より多大な魔力を消費します。よって『ペリカの投影』は今後は控える方向性です。
※白井黒子の能力について把握しました。
※自身の歪みについて気が付きました。
※「剣」属性に特化した投影魔術を使用可能。
 今後、投影した武器の本来の持ち主の技を模倣できるようになりました。
※現在投影可能である主な刀剣類:エクスカバー、カリバーン、六爪、打ち刀

※片岡優希のマウンテンバイク@咲-Saki-は政庁跡に放置されています。

【福路美穂子@咲-Saki-】
[状態]:アンリ・マユと契約、左腕欠損(処置済み)、疲労困憊
[服装]:黒いロングドレス (ボロボロ)、穂群原学園男子用制服(上着のみ、ボロボロ)
[装備]:聖杯の泥@Fate/stay night
[道具]:支給品一式*2、伊達政宗の首輪、伊達政宗の眼帯、包帯×5巻、999万ペリカ
[思考]
基本:自分自身には、絶対に負けたくない。失った人達の分まで勝利を手にしたい。
1:ただ己が正しいと信じたことを為し遂げる。
2:衛宮士郎や蒼崎橙子(荒耶宗蓮)と同行する。
3:蒼崎橙子(荒耶宗蓮)は信頼しきっていない。
4:「魔術師」「魔力」などの聞きなれない言葉を意識。
5:死した人達への思い。
[備考]
登場時期は最終回の合宿の後。
※名簿のカタカナ表記名前のみ記載または不可解な名前の参加者を警戒しています。
※死者蘇生はレイニーデビルやアンリ・マユを用いた物ではないかと考えています。
※アンリマユと契約しました。
※今は精神汚染を捻じ伏せています。

※所持していた六爪はエリアD-5のビル郡に散らばりました。




【荒耶宗蓮@空の境界】
[状態]:身体適合率(大)、身体損傷(中)、発現可能魔力多少低下、格闘戦闘力多少低下、蒼崎橙子に転身
[服装]:白のワイシャツに黒いズボン(ボロボロで埃まみれ)
[装備]:
[道具]:オレンジ色のコート, 凛のペンダント(魔力残量:極小)@Fate/stay night
[思考]
基本:式を手に入れ根源へ到る。
0:衛宮士郎に今死なれては困る。
  福路美穂子を士郎の魔力ブーストとして利用する?
1:西へ寄り道をして、白井黒子を治療する。
2:二人の保護と櫓の状況を確認すべく、工房に向かう。
3:体を完全に適合させる事に専念する。
4:信長を利用し、参加者の始末をしてもらう。
5:必要最小限の範囲で障害を排除する。
6:利用できそうなものは利用する。
7:可能なら、衛宮士郎の固有結界を目覚めさせ、異界として利用する。

※B-3の安土城跡にある「荒耶宗蓮の工房」に続く道がなくなりました。扉だけが残っており先には進めません。
※D-5の政庁に「荒耶宗蓮の工房」へと続く隠し扉がありますが崩壊と共に使用不可能になりました。
※エリア間の瞬間移動も不可能となりました。
※時間の経過でも少しは力が戻ります。
※今現在、体は蒼崎橙子そのものですが、完全適合した場合に外見が元に戻るかは後の書き手にお任せします。
海原光貴(エツァリ)と情報を交換しました。
※A-7の櫓に、何かしらの異常が起きた事を察知しました。
バーサーカーを倒したのは、ルルーシュであると確信をしています。
※何か強力な武器が手に入ったら、信長に渡す約束をしています。
※信長の首輪が、爆破機能と共に盗聴機能まで失ったかは次の書き手様にお任せします。
 もしも機能が失われていない場合、主催側に会話の内容が漏れた可能性があります
※一方通行の異常に気付きました。


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247:疾走スル狂喜 【伍】 福路美穂子 254:シスタープリンセスを追え
247:疾走スル狂喜 【伍】 衛宮士郎 254:シスタープリンセスを追え
247:疾走スル狂喜 【伍】 荒耶宗蓮 254:シスタープリンセスを追え


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最終更新:2010年05月11日 00:20