運行休止(サスペンション) ◆1ZCuwzjAYc



周りの景色が白んできている

どうやら、いつもと様子が違うインデックスが、このふざけた殺し合いに巻き込まれていたり
ゲーム開始早々、バラエティー番組のコントの如く小屋ごと爆死されられそうになったり
知らないねーちゃんに出会った早々、カッターを突きつけられた挙句自身の人格を完全否定されたり
セクシュアルハラスメントな発言でちっぽけな自尊心を傷つけられた散々なこの非日常も
ここだけはいつもと変わりない夜明けを迎えようとしているようだ

周囲の暗闇が徐々に晴れてくる早朝
夜明け特有の冷たい澄んだ空気と、海沿いの潮風の香りが混じる道路を歩きながら
上条当麻は周りの建物を漠然と眺めつつ思い出す

先ほど出会った「安藤守」という男の言葉についてだ

「(ギャンブル船に集合か・・・)」

上条当麻は考えていた
参加者同士を殺し合いさせるというこの状況について完全に把握できた訳ではない
一体誰が何の為に?という疑問は情報が少なすぎる今は考えなくてもいいだろう

今、重要なのは、どうやってゲームの主催者に操られているであろうインデックスを助け出すか?
そして今現在同行?している戦場ヶ原+3匹の支給品の事だ

上条当麻はふと、自分の前をスタスタ歩いている戦場ヶ原の方を見た

上条当麻の事などまるで気にもとめない素振りで歩いている戦場ヶ原
その彼女の後をまるでカルガモの親子のように付いてトコトコと歩いている三匹の猫達
この場面だけなら、まるで映画のワンシーンのような微笑ましい光景だ

彼女は言った

”恋人の阿良々木くんに逢いたい”と

自分の最重要目的であるインデックスを助け出す
これは絶対の行動指針だ
だが、戦場ヶ原に絶対恋人に逢わせると宣言した自分の言葉も偽りじゃない
さらに上条当麻の支給品であった、3匹の癒し系小動物という実に頼もしい仲間達もいる 


そうさ!どんな辛い状況でも信じあう仲間がいるなら乗り越えられる!いや、乗り越えるんだ!
ってのは、少年漫画ならベタベタな王道展開ですよね!


「ふうっ・・・」


上条当麻は思わずため息が出てしまう


自分と同行している仲間達の                                イマジンブレイカー
あまりの頼もしさに、この有りえない程の幸運をもたらしてくれているであろう、右手の幻想殺しへの感謝の気持ちで涙が出そうになるが


今優先すべき事は、彼女らをまず安全な場所まで連れて行く
自分の目的はその後でもいい


上条当麻はそんな事を思った後、不意に楽観的とも捉えられる自分の考えに更に心の中で自問した


「(・・・そもそも、この会場にそんな安全な場所があるのか?)」


しかし、結局の所、当てもなく会場を歩き回るよりは
少しでも人が集まりそうな場所の方が、周りの情報も手に入るだろう

戦場ヶ原の探し人についても、何か情報が入るかもしれない
もしかしたら、阿良々木君とやらも北へ向かった安藤と途中で出会っていれば
安藤が一緒にギャンブル船に連れて来る可能性だってある

ウダウダ悩んでいても仕方がない、と上条当麻は
ブンブンと左右に頭を振って意識を切り替え
自分のデイバックを探り、支給品の地図を取り出す
夜明けを迎え、周りが徐々に明るくなってきているのもあって
地図の内容を確認できる程度の視界は確保できている

そもそも、上条当麻という人間は
頭を動かしてアレコレ策を練るよりは、とりあえず目的に向かって直進する方が得意なのだ
というより
過去にインデックスを助けるために、魔術によって過去の記憶を喪失しているというのも、今の彼の思考に影響しているのかもしれない
もっとも、その事実について知るものは、上条当麻の周りにも殆どいないのだが

上条当麻は改めて地図を眺める
今自分達のいる位置はおそらく、F6と呼ばれる地帯の周辺
遠くに見える大きな建物、あれは方角的に考えると地図に表記されている展示場の事なのだろう
そして展示場の近く、エリア的には隣のF5区域には電車の駅だと思われる表記もある

現在地点から見ると、ギャンブル船は反対方向
いつ殺し合いに乗った連中に襲われるかと、心配しながら時間を掛けて長距離を移動するのと
電車の駅で、もしくは電車での移動中に襲撃されたらどうする?というどちらの案にも不安要素はあるが・・・



「(よし、戦場ヶ原に提案してみるか)」
「なぁ、せんじょ・・・」


意を決して、上条当麻が戦場ヶ原に話かけようと顔を上げ、口を開きかけた直後
先頭を歩いていたはずの戦場ヶ原の顔が、上条当麻の目の前にあった


「うおっ!???ツンドラ系美少女とイキナリドキドキ急接近とかこれなんてフラグですかーーーー!!!????」

「良かったわね。それは死亡フラグよ」


笑顔の戦場ヶ原が上条当麻の股間に容赦なく蹴りを入れる
男にしか理解できないであろうデリケートな部分を痛打された衝撃が、上条当麻の全身を駆け巡る!!!

「・・・・・・・・・・・・・・・・!!!!!!!!!!!!!」

声にならない悲鳴を上げながら道路をゴロゴロ転げまわる上条当麻
この痛みだけは、実際に体感したものでないと理解できない痛みであろう
そんな上条当麻に構わず、戦場ヶ原は話を続ける


「ねぇ、劣情トンマ君。近くの駅に向かいましょう」


「何だ!その明らかに意図的とも思える屈辱的な名前は!?」
「気に食わないの?だったら下條アトムでいいわ」
「ほとんど合ってねーしその元ネタを理解できるのはおっさんくらいだぁ!」
「あら、実は10万馬力の鉄腕ロボよりも出たのが先だなんて、日本人としての一般教養じゃないかしら?」

取りあえず激痛に苦しみつつもツッコミだけは入れた上条当麻
話を元に戻すためにもう一度さっきの話について触れてみる


「えっ、駅にですか?セ・ン・ジョー・ガ・ハ・ラ・センパーイ?」


股間の痛みも引いてきた上条当麻が再度尋ねる
どうやら、戦場ヶ原も上条当麻と同じような事を考えていたらしい

「まるで心がこもっていないカタカナ発音ね。
で、上条君はどうするの?何処か他に行きたい所でもある?」

戦場ヶ原と自分の目的地が一緒であるなら回答を躊躇う必要もない
上条当麻は答えた

「いや、駅に向かおう。目的地はギャンブル船なんだろう?」

その返事を聞いた戦場ヶ原は驚きの表情を浮かべてこちらを眺めていた
視線はまるで、パソコンのキーボードを器用に叩いて研究者の質問に答えるチンパンジーを見るような視線で

「驚いた・・・貴方に人間並みの思考能力があるとは想定外よ・・・
逆説的に考えると私の出した結論は、人間としての思考力じゃ落第点という事なのかしら・・・
深刻よ・・・深刻な問題よ・・・」

上条当麻の発言に対して、陰鬱な表情で肩を落として本気で落ち込んでいる戦場ヶ原を眺めて、
上条当麻は心の中で絶叫した


「(体の暴力の他にも、言葉の暴力ってのも存在するんですよおおおおおおお!!!!!!)」


声にならない悲鳴が上条当麻の心の中だけに響く
今、彼の小さな自尊心は、完全に自らの心の折れる音を聞いたのだった

しかし、あらゆる幻想をぶち殺してきた上条当麻は、この程度ではいつまでもへこたれない!

いや・・・本音でいうと、参加者同士で殺し合いをさせられているという、特殊な環境でなければ・・・

(見た目だけは)美少女にこんな罵倒を受けた日には・・・三日三晩は部屋の片隅で膝を抱えつつ
この世に生まれてきた事を後悔し、嗚咽をこぼしながら引き篭もる事だろう



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――



しばらく経ち、股間の痛みもすっかり引いた上条当麻は
戦場ヶ原によってポッキリ折られた心をなんとか奮い立たせようと、せめて颯爽と立ち上がり戦場ヶ原に促す


「じゃあ行こうぜ。もしかすると、阿良々木って人とも途中で会えるかもな」

勿論、必ず逢える確証なんてない
だがこんなところで立ち止まっていても、事態は何も好転しないのも事実
戦場ヶ原も今の状況はしっかりと認識しているようだ

「えぇ、時間が惜しいし、駅まで少し急ぐわよ
貴方も、わざわざ後ろから私の歩くペースに合わせなくてもいいわ
この子達も退屈してるみたいだし」

そう言って、3匹の頼もしい仲間達を見る戦場ヶ原
アーサーとあずにゃん2号とスフィンクス
だが、スフィンクスに関しては

「待ってください姐さん、あっしの、修羅場を潜り抜け鍛え上げられた鋼の肉体でも、これ以上は無茶ですぜ・・・」

と、言わんばかりに軽くバテ気味のようだが
これは猫としての体力的な限界というよりは、日ごろ室内でインデックスと食っちゃ寝食っちゃ寝の
不摂生な生活を送っていた為の自業自得だろう

ここはスフィンクスの健康の為に、敢えて心を鬼にすべき!と上条当麻は考えた

「決まりだな。じゃあ行くか」


今度は上条当麻が先頭になって駅まで向かう
その後に、戦場ヶ原、そして二匹の猫が続く

それから少し遅れてスフィンクスが

「いやいやいやこれ以上はマジ無理だから!!!
もう体力の限界、ほんと我慢の限界千代の富士!!!!!」

と不満タラタラな視線を感じるような気もするが、上条当麻は気にしない事にした


戦場ヶ原とその下僕と愉快な仲間達は無事
展示場の横を通り過ぎて駅に着いた

夜が完全に明けて、周囲が明るくなった事により
他の参加者に途中で襲撃されるんじゃないか?と上条当麻は警戒していたが
駅に到着するまで、幸いにも恐れていた事態には発展しなかった
だがそれは、もしかしたら駅に向かうまでに、殺し合いには賛同しない参加者と合流できるかもしれないという期待も
同時に叶わなかったという事だ

駅への改札へ向かう道の前で立ち止まる上条当麻
その自分の横でスフィンクスが

「燃えた・・・燃え尽きたよ真っ白によ・・・」

コーナーポストに寄りかかるように白い灰になっている
どうやら食って寝てばかりだったインデックスとの思い出を走馬灯のように回想しているようだが、上条当麻はそれを見なかったことにした

「あら?この子ぐったりしてるわ。大丈夫かしら」

スフィンクスの普段の怠惰な生活を知らない戦場ヶ原は、どうやら心配のようだ

戦場ヶ原に上条当麻は軽く答える
「大丈夫だって。コイツは普段からの運動不足でヘバってるだけだって」

そんな上条当麻の軽口に対してまるで動物園のサルを見るような目で戦場ヶ原が答えた

「はぁ・・・発情トーマス君のような猿人類並みの感性の持ち主に、人並みの思いやりを期待した私が愚かだった・・・」
「そんなお子様には分からない上に場所柄的に危ないネタを振るなぁぁぁ!」
「えぇ痴漢は立派な犯罪行為よ仮に私の学生服姿に興奮してしまったとしても、けっして赦される行為ではないの
 発情君も冷たい鉄の輪に両手を拘束されて延々と取調べを受けている最中、自らが犯した罪の重さを悔恨の涙を流して自覚するといい」
「なんで、すでに捕まってる前提なんだあああああああーーーーーーーー」 

戦場ヶ原のボケに戸惑いつつも、上条当麻は周りに視線を配る

上条当麻自身は学園都市で能力開発されている超能力者ではない
ただ、他人の面倒ごとに後先考えず首を突っ込みたがる性格の上に
神のご加護も打ち消す、幻想殺しのおかげなのか普通に暮らしている学生より厄介ごとに巻き込まれる事が多い

一部、ある意味自業自得な面もある自身の経験から、上条当麻は辺りを見回した
駅の中に入った時点で感じていたが、今の駅構内には、誰かが他にいるような気配はない

自分達の声以外はまったく響かない静かな空間となっている
生徒達の下校時刻を過ぎた学園都市の駅構内のようだと上条当麻は最近また改めて得た【記憶】を思い出しながら

「(ここは今、本当に無人なのかもしれないな。駅内の見晴らしの良い場所とはいえ
これだけ騒いだら、敵意を持った連中なら構わず仕掛けてくるだろうし・・・)」

とはいえ、まだ完全に安心は出来ない
上条当麻は戦場ヶ原に

「ちょっと向こうの様子を見てくる、そこでスフィンクスを見ていてくれよ。戦・場・ヶ・原・先輩」

と告げて改札に向かう

後ろから、戦場ヶ原が何か言っているが
上条当麻は敢えて無視して改札に向かった


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



「不幸だ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

上条当麻は思わず呟いた
彼を不幸のどん底に突き落としたのは、物陰に隠れて命を狙う思わぬ襲撃者でも
言葉と体の暴力を容赦なく振るう戦場ヶ原でもない

駅の改札入り口に表示された電光掲示板だった

【現在、線路の一部が破損した事により列車の運行を停止しています
運行再開までしばらくお待ち下さい】

繰り返し同じアナウンスが流れる掲示板を見て
上条当麻は己の不幸を呪う

「不幸だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」

その上条当麻の絶叫を聞きつけて
戦場ヶ原と3匹も駆けつける
スフィンクスもどうやら白い灰から復活したようだ

「根性君、その下品な雄叫びを止めないと・・・、」

もはや確信犯とも言える名前間違いで何か言い掛けた戦場ヶ原の動きが止まる
どうやら戦場ヶ原も電光掲示板を見たようだ

「そんな・・・。阿良々木君・・・阿良々木君・・・」

電光掲示板を凝視して動かなくなった戦場ヶ原がその場に力無く崩れ落ちる

「おっ、おい!?大丈夫か?」

思わず倒れそうになった戦場ヶ原を支える上条当麻
その時、上条当麻は改めて気付いたのだ

突然見知らぬ場所に送り込まれて
参加者同士で殺し合いしろと告げられた上
一晩中誰かに襲われるかもしれないという心配をしながら、神経と体力をすり減らして歩き通したのだ
態度には出さなかったものの、彼女はおそらく駅に向かうまでの最中も、ずっと神経を張り詰めていたのだろう

普通に考えたら、誰かにいきなり殺されるかもしれないなんて環境に置かれただけで、普通の神経の人間じゃ発狂する者も出るだろう
彼女は一見物怖じしない、性格的に図太いように見えるがそうではない

【阿良々木君に逢いたい】

その一心だけで自分を保ってきたのだ
もちろん、無事に会えるなんて保証はないのも本人は理解っていただろう
だが、その僅かな希望に向かう道が閉ざされた
その現状は彼女の体に今までの疲労を思い出させるのには充分な効果を発揮した

「やっぱり痴漢ね・・・どさくさに紛れて私の体に触れるなんて・・・
いっそ社会的に抹殺された上に、その息の根を止めるまで罪を自覚できないのかしら・・・」

毒舌もやはり先ほどまでの力が無い
ぱっと見て医者が必要な程の深刻な状態ではないが、少し休ませる必要があるだろう
上条当麻はふと改札横にある【駅長室】という表札を見た

「もしかするとあそこになら・・・」

心配そうに戦場ヶ原を見つめる三匹と共に
力なく上条当麻を罵倒する戦場ヶ原を【駅長室】と書かれた部屋に連れていく事にした

どうやら、鍵は掛かっていないようだった【駅長室】と書かれた扉を開けると
そこは、駅員の為の事務所のような空間になっていて、その奥はさらにいくつかの部屋に分かれていた
改めて【駅長室】と表札がある部屋もあったが、上条当麻の目的はその場所ではない

駅職員が業務の際の仮眠などで使う、通称仮眠室だ
上条当麻がグッタリとした戦場ヶ原を背負って見渡すと

あった。

おそらく職員の仮眠に使われているであろう部屋が
【談話所】と表記があるが、戦場ヶ原を休ませるスペースとしては問題ないだろう

上条当麻は扉を開けて【談話所】の中に入る
中の広さは8畳程の和室
古びたブラウン管のTVや壁際の棚には漫画や雑誌が並べてある
充分な年季を感じさせる部屋になっているが部屋に文句を言っている暇も無い

戦場ヶ原を畳の上に寝かせた上条当麻が、和室の押入れを空けると中に布団があった
どうやらこの駅ではこの部屋を仮眠室としても使っているらしい

中に入っている布団を畳の上に敷き、改めて戦場ヶ原を寝かせる
布団の上に寝かせた戦場ヶ原の呟きが聞こえてきた

「もしも動けない私に変な事をしてみなさい・・・
股間の粗末なブツをカッターで切り落としてそのまま頚動脈を掻き切ってやるんだから・・・」
「はいはい憧れの戦場ヶ原先輩を介抱できて
私、上条当麻は光栄のあまり失神しそうでありますよ。っと」

これだけ毒舌が吐けるなら大丈夫だろう
上条当麻は戦場ヶ原に

「心配すんなよ。戦場ヶ原先輩。俺は部屋の外に出てるから。
それに、もしかすると、ここでしばらく待ってれば、電車がまた動き出すかもしれないだろ?」

そういって、部屋を出ようとする上条当麻
3匹はさっそく戦場ヶ原の布団の上でくつろいでいるようだ

出口のドアに手を掛けた瞬間、急に後ろから声が聞こえてきた

「ありがとう。」

そんな上条当麻に声を掛ける戦場ヶ原
その口調は今までのものとは違う、本当に感謝のこもった言葉だった

 ・ ・ 
「童貞の癖に、優しいのは阿良々木君だけだと思ってた」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


やはり、いつも通りの戦場ヶ原の調子に安心しつつも、ある単語に対して非常に腹立たしい気持ちはあったのだが
上条当麻はそっと、和室のドアを閉めた


【F-5/駅構内談話室/一日目/早朝】

【戦場ヶ原ひたぎ@化物語】
[状態]:黎明の長距離移動から来る疲労の為、談話室で睡眠中
[服装]:直江津高校女子制服
[装備]:文房具一式を隠し持っている、スフィンクス@とある魔術の禁書目録、
    アーサー@コードギアス 反逆のルルーシュR2、あずにゃん2号@けいおん!
[道具]:支給品一式、不明支給品(1~3、確認済)
[思考]
基本:阿良々木暦と合流。二人で無事に生還する。主催者の甘言は信用しない。
 1:上条当麻に協力。会場内を散策しつつ阿良々木暦を探す。
 2:神原は見つけた場合一緒に行動。ただし優先度は阿良々木暦と比べ低い。
 3:ギャンブル船で阿良々木暦と合流したい。
 [備考]
 ※登場時期はアニメ12話の後。
 ※安藤から帝愛の情報を聞き、完全に主催者の事を信用しない事にしました。

【F-5/駅構内事務所/一日目/早朝】 

【上条当麻@とある魔術の禁書目録】
[状態]:健康、疲労(中)
[服装]:学校の制服
[装備]:なし
[道具]:支給品一式
[思考]
基本:インデックスを助け出す。殺し合いには乗らない。

 1:戦場ヶ原ひたぎに同行。阿良々木暦を探す。戦場ヶ原ひたぎと3匹の猫の安全を確保する
 2:他の参加者が集まるであろうギャンブル船に向かう(出来るだけ安全な方法で)
 3:危険人物以外をB-5のギャンブル船に集める。
 4:インデックスの所へ行く方法を考える。会場内を散策し、情報収集。
 5:壇上の子の『家族』を助けたい 。

[備考]
※参戦時期は、アニメ本編終了後。正体不明編終了後です。
※電車については狂戦士の歩み ◆axfxlx6u.Q(1日目/黎明)で線路を破壊された影響により運休しています
  今後壊された路線以外で運行再開するのか、またその運行再開時間などは他の作者様にお任せします
※駅構内の駅長室(事務所)は内側から鍵を掛けて施錠中です


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069:絶望への反抗 上条当麻 131:彼女らが恋した幻想殺し/彼の記憶
069:絶望への反抗 戦場ヶ原ひたぎ 131:彼女らが恋した幻想殺し/彼の記憶


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最終更新:2010年01月22日 23:58