麻雀黙示録カイジ 衣編 ◆6lyiPawAAI


希望の船・エスポワール……。
元々の用途からして希望の船と呼ぶのをためらってしまうこの船。
この殺し合いの最中でも新たな惨劇を巻き起こしていた。

「クソっ…! どうしてこんなことになっちまったんだ…!」

エスポワールの甲板に立つ、カイジ。
その傍らには物言わぬ骸と化したかつての宿敵、利根川幸雄の姿があった。
そして利根川によって海に突き落とされた八九寺真宵……生存は絶望的である。

こんな惨状になったのは僅か数十分前の事だった。
しかも一瞬……、本当に一瞬。
ものの数分で2人の命が消えた。
そのあっけなさにカイジは戦慄せざるを得ない。

「人の命は何よりも重いってのに、なんだってこんなあっさり逝っちまうんだ! こんなのはもうたくさんだ!」

ここに来てカイジは新たに決意を固める。
――これ以上、人の命が失われてはならないと。

(利根川を殺してしまった俺が何を考えるかって嘲笑われるかもしれないけどよ……
だからって他人を殺すとか救わないとかそういうのにはならねぇ!)

カイジは自分が無力に近いことも分かりきっている。
そこは皆で協力し合い、力を補うしかない。

(戦国武将にかぶれる訳じゃないが、たしか『三本の矢』とかいう逸話もあった……ような気がする)

ちなみに、その『三本の矢』の逸話の持ち主が、人を駒のように扱ったりする世界もある。

ここでカイジ、ハッと思い至る。

「天江にこの事を伝えなきゃならねぇな…」

どう伝えていいかも分からないが、カイジはレシーバーを手に取る。

「天江、聞こえるか?」
『……』
「おーい、天江! 聞こえてないのか?」
『うるさい! この人殺し!』
「な!?」

◇ ◇ ◇


カイジが利根川を撃ち殺した……。
その事実を前にして恐怖に駆られた衣はひとまずスイートルームに戻ってきた。

「か、カイジが利根川を……」

その瞬間、衣の脳裏に血の海に沈む利根川の姿がフラッシュバックする。

「ひぃっ!? こ、衣も利根川みたいに殺されるのか……?」

思えば真宵がいないのは既に殺されたからではないか。
となれば、残っているのは最早自分だけ。
その自分の身に危険が迫っている。
だが、衣は動く事ができず、ただ震えるほかない。

「ひっく、と、と~かぁ……グラハムぅ……ひっく、誰でもいい、誰か衣をた、助け…ひっく」

それどころか泣くのをこらえるので精一杯だった。
無理もない。
孤独な日々を送っていたとはいえ、自分が殺されるなどと考える事は当然無かった。
平和な世界で暮らす人間がこの環境に適応するなんてそうそうできる事ではない。
衣ほど精神的に幼ければなおさらである。

そのまま数分、いや数十分が過ぎたように衣は感じた。
その頃になると、ようやく落ち着いてきた。

「うぅ……そう、とーかもグラハムもここにはいない。衣はまたひとりぼっちになってしまったのだ……」

しかし、落ち込んではいられない。
死んでしまっては友達を作るなど夢のまた夢。
……自分で道を開くしかない。
衣はそう心を固めて次に打つべき手を考える。
ここでふと、疑問が浮かぶ。

(何故カイジはすぐに行動してこない?)

こちらに来るにしろレシーバーから様子を探るにしろ、殺す気があるのであれば早めに動くのが最善のはず。

(よもやあれが全て不慮の事故だったとでも言うのか? いや、まだ分からない……)


そう考えるにはまだ材料が揃っていない。
不用意な打牌は敗北を呼ぶ事になる。
そして、この場合の敗北は即座に死を招く事になりかねない。
まずはどこかに避難すべきだと考える。
しかし、下手に動くと捕まる可能性も高い。
外に逃げても殺し合いに乗る者が近くにいないとも限らない。

(そうだ、戦闘禁止エリアのギャンブルルームへ向かおう!)

ギャンブルルームへのギャンブル目的以外での長期滞在は禁止だが、カイジの様子を窺いつつ動く分には申し分ないだろう。
それに衣には別の目算もあった。
それこそ自分にしかできないような事の……。

「そうと決まれば早速動かないと!」

ここ、3階スイートルームから2階ギャンブルルームまで距離としてはそんなでもないが、
甲板にいるカイジが戻ってくる可能性も否めない。
衣はチーズくんを抱えなおして入り口に向かう。
いや、正確には入り口に向かう直前で足を止めた。
ベッドの上に置いたままのレシーバーを思い出したからだ。
――その時。

『天江、聞こえるか?』
「……!!」

カイジからの連絡が来た。
何故こんなタイミングで連絡してくるのか衣には計りかねた。
それ故に一旦様子を見る。

『おーい、天江! 聞こえてないのか?』

それにしても、穏やかな口ぶりだった。
人を2人も殺した人間とは思えない冷静さが感じられた。
もっとも、それはカイジ側でも気持ちの整理をつけていたからなのだが、衣はそれを知る由もない。
ある種、暢気とも言える口ぶりに、衣はカッと頭に血を上らせる。

「うるさい! この人殺し!」
『な!?』

……しまった。
衣は自らがした事の愚かさを呪う。
これではカイジが2人を殺したのを見たと言っているようなものだ。
落ち着いて話を合わせ、逃げる算段を整えるのが最善だったと今さらに思う。

こうなった以上、一刻の猶予もない。
衣はスイートルームを出てギャンブルルームへ向かう。

◇ ◇ ◇


『うるさい! この人殺し!』
「な!?」

天江はここの様子を見ていた……?
だが、全てを見ていたならば、カイジの行動に多少は仕方がないと思う部分があってもいいはず。
しかし、今の口ぶりからだとそんな様子は一切感じられない。

(か、勘違いされてるんだっ……! 俺が殺し合いに乗っている者だとっ……!!)

このまま勘違いされてはたまらない。
カイジは急いでレシーバーで反論する。

「ち、違うんだっ……話を聞いてくれ!」
『バタバタバタ……バタン!!』
「くそっ! レシーバーを置いていきやがった!!」

カイジは甲板の扉を開け、3階へと駆け下りる。
そして廊下の向こう側を凝視する。

「あの子供みたいな体格と長い金髪っ……! 間違いなく天江っ……!!」

カイジは誤解を解くべく、全力で追いかける。

「待てっ、待ってくれ!! 天江っ!!」

大声を出すカイジの存在に衣も気付く。

(誰が待つものか……!!)

先を走る衣は階段へと差し掛かる。
しかし、一見小学生のような衣と成人男性のカイジでは身体能力に差がありすぎた。
衣が2階への階段を半ばまで下りようかという頃、カイジも階段まで到着する。


「天江っ!! 待てって言ってるだろ!」
「誰が人殺しの言う事なぞ聞くものか!」
「だから、それには色々勘違いがあるんだよっ……!!」

階段においても一段飛ばしで衣に迫るカイジ。
もう両者の差はほぼないに等しかった。

「とりあえず、話を聞けっ!!」

カイジが衣に手を伸ばす。
衣もそれに気付くが、最早どうしようもない。

(捕まる……いや、こんな所で捕まるわけにいくものか!)

――その瞬間、エスポワール内の全ての照明が消えた。

「なっ……!? うわぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

叫び声と共に衣の横を何かが転がり落ちる音がする。
衣はそれに目もくれず、ギャンブルルームへとひた走る。
その姿は仄かに青白く包まれており、正に異彩を放っていた。
そして数十秒後、エスポワール内の照明が再び灯った。

ざわ…
ざわ…

ざわ…
ざわ…

――2階の階段前。
1人の男が倒れ伏していた。
打ち所が悪かったのか、ピクリとも動かない。
今わの際にその男は何を思ったのだろうか。
何にせよ、物言わぬ人間の意思など分かるはずもない。
今、分かるのはまた1人の若者の命が失われたという事だけである……。

【伊藤開司@逆境無頼カイジ Ultimate Survivor 死亡】


「って、死んでねぇぇぇぇぇぇ!!!!」

ガバッと起き上がる男、伊藤カイジ。

【伊藤開司@逆境無頼カイジ Ultimate Survivor 生存確認】

「なんなんだよ、今のビジョンは!!」

ふん、死んでいなかったか、カイジ。

「え、何今のナレーション? もしかして利根川なのか!?」

さて、何のことだか分からんな。

「というか、2階まであと数段で足踏み外したところで捻挫が関の山だろうよ。幸い俺に怪我はなかったが……」

そんな事より奴を追わないで良いのか? カイジよ。

「そうだった。こんな所で、利根川の亡霊と話してる暇はなかった。
その前に利根川っ! お前を殺してしまった俺だが、許してくれとは言わない。
俺自身がお前を許せるような気にはならないからだ。
だけど、もし俺が死ぬ時が来たらそっちに行って殺してしまったことは詫びるっ……!!」

……ふん、せいぜい生き地獄を味わうがいい。

「ああっ、そうさせてもらう!!」

駆け出すカイジ。その背中には何の迷いもない、か……。
ヒヨッコが……せいぜい貴様の生き様を見させてもらおうか。

◇ ◇ ◇
カイジもまたギャンブルルームへと辿り着く。
衣がここにいるような予感が何となくしたからだ。

「天江……やっぱりここにいたか」

カイジが見据えるその先には仁王立ちする衣の姿があった。

「カイジ、如何にお前が殺し合いに乗っていようとも、ここで戦闘はできん」
「だから、俺は殺し合いになんか乗ってないっての……」
「問答無用! とはいったものの、衣にも違和感がある……だから」

神妙な顔つきの衣。
これが日常であれば、アンバランスなその表情に笑う事もできるだろうが、ここは非日常である。
カイジは緊迫した面持ちで、さらに続く衣の言葉に耳を傾ける。

「だから?」
「だからカイジ。衣と麻雀で勝負せよ!」
「……は?」

緊迫したこの状況で衣から出た言葉、それは麻雀っ……!!
これにはカイジ、意表を突かれるっ……!!

「ま、待て。何でそうなる?」
「衣にはこの状況を打開できる手段が麻雀しかないのだ。
それに、相手が全力で来るならその人となりも何となくは分かる」
「マジかよ……」

天江衣の麻雀における支配。
それは1人に狙いを定めたものならば絶対的なものとなる。
まるで相手の思考を読むかのように……。
名門・風越の池田などは8万以上あった点棒を0になるまで弄ばれるという始末だった。

「どうした。やるのか、やらないのか」
「待った。俺は県大会に出たとかいうようなお前ほどの力はない。
 麻雀の勝ち負けで俺が殺し合いに乗っているかどうか定めるのは暴挙だ」
「その事に関しては問題ない。何も衣に勝てといっているわけではない。
 お前が全力で戦い、その姿勢を見たいと衣は言っているのだ。これでもまだ戦おうとはせぬか?」
「……俺はいいにしても、黒服に聞く事がいくつかある」

そう言い放つとカイジは傍に佇んでいた黒服に目を向ける。
朝方、利根川とここにいるカイジによって無残なほどの惨敗を喫した黒服。
ほぼ廃人状態になっていたのも昔の話とばかりに平静を保っている。

「ん? よく見るとあんた、別人じゃないか?」
「ギャンブル以外の質問には一切答えられない」

明らかに別人だった。
皆が離れていた時に何があったのだろうか。
ラジコンを操縦していた時も船の入り口を通って黒服が交代するのを見た覚えはない。
となると、このエスポワール内に他の人員が詰めているとも考えられる。
一旦カイジはその考えを打ち切って、黒服へと再び目を向ける。


「今、ディーラーを必要とするギャンブルはどうなってる?
 確か使用不能になってたはずだ」
「その件についてだが、つい先ほどまた解禁となった」
「それはディーラーが交代したからか?」
「ギャンブル以外の質問には一切答えられない」

やはり、黒服が入れ替わるとギャンブルゲームはまた使用可能になるらしい。
入れ替わる時がいつだったのかが分からないのが不気味ではあるが……。

「カイジ! まだか」
「もう少し待て。麻雀についての詳しい説明を聞こうか」
「いいだろう」

ルールについてはおよそ一般の麻雀と変わらないものだった。
ただ、賭けるものが血液か、はたまたペリカか、ということである。

「100点で10万ペリカ……ということは2万5千点で2500万ペリカか」
「さらに、このエスポワール内の麻雀には特別ルールがある」
「特別ルールだぁ?」

エスポワールでの麻雀の特別ルール。
それはオンライン麻雀かオフライン麻雀かということである。
オンライン麻雀だと各地にある端末に繋がった相手と打つことができる。
こちらにはハロが打牌を反映して打つ仕組みである。
参加者が打った牌もICチップの認証で相手側に認識される。
もう1つのオフライン麻雀。こちらもそう難しくはない。
要は船に集まった参加者と打つという事だけである。
少し違うのはレートを参加者の合意で変えられる事である。
ただし、最低が1000点=10万ペリカなので、レートは上げる事しかできない。
また、イカサマ(通しなど)が発覚した場合は即首輪を爆破される。
能力じみた物に関してはその限りではない。

「って事は、オフラインだとディーラーも入るのか?」
「いや、参加者が足りない場合はディーラーではなく主催側の用意した人員がハロに反映される」

これであらかたの内容は聞いた。
カイジは改めて衣に向き直る。

「天江、賭けるものはどうするんだ?」
「残っているペリカがあるはずだ」
「……なるほどな」

幸いにも5000万ペリカ以上はまだ残っていた。
会議室から取ってくれば使える。

「どうした。まだやる気にならないのか?」
「いつまでも勝手な事言ってるなよ。俺だってやる時はやるんだっ……!!」
「そうでなくてはな!」

卓に着く衣。
カイジは一旦ギャンブルルームを出て会議室から5000万ペリカを取って戻ってくる。
それを黒服に渡すや否や席に着く。
特殊な端末に接続されたハロ2機も席に着く。

「ソアッ! ソアッ!」
「ツカエナイコ! ツカエナイコ!」

そしてカイジと衣の真剣勝負が始まる。


東一局 ドラ表示牌・西
東家 ギャンブル船01(カイジ):25000(親)
南家 のどっち :25000
西家 紫炎姫 :25000
北家 ギャンブル船02(衣):25000

(いきなり俺の親番か……天江がどんな打ち手かも分からないから不利か)

さらにカイジの配牌もあまりいいものではなく、この局は守りに徹するしかない。
だが、衣はカイジの守勢を見切ったかのように一気に攻勢に出る。

「ポン」
「ポン」

(あっと言う間に天江が2副露……)

衣が鳴いたのは一索と一筒。
チャンタか、はたまた清老頭・混老頭の可能性も捨てがたい。
そして三順目。

「ツモ」

7⑤⑤⑤北北北 7 一一一①①①

「な、なんだその手牌は!? どう考えても早すぎるっ……!!」

思わず立ち上がるカイジ。
イカサマじゃないかと黒服の方を見やる。

「伊藤カイジ、座れ。爆破されたいか」
「……ああ」

しかし、予想に反して黒服は何も言わない。
考えてみれば、イカサマすれば即爆破すると言っていたのだから、既にしていないとおかしい。
ただし、『能力じみた物に関してはその限りではない』とも言っていた。
カイジは再び座る。

(どういう事だ? これじゃまるで天江に能力があるとか言ってるようなものじゃないか。
 だが、そんなのはありえない。そう、これはまぐれだ! それ以外の何物でもない!)

カイジ、能力を認めようとはせず、またもこれはまやかしと切り捨てる。
だが、天江衣の麻雀における力、それはまさしく本物。
それに気付かなければ、カイジに勝機は訪れないっ……!!

「トイトイ北ドラ3。3000-6000」
「……」
「どうした、臆したか。カイジ」
「なんだとっ……!!」
「臆したというならば……世界が暗れ塞がると共に、お前の命脈も尽き果てる!」

平常とは打って変わって好戦的な衣に若干戸惑うカイジ。
だが、カイジも伊達に死線を潜り抜けてはいない。
この程度で臆するはずもない。

「ふざけるなよっ……勝負はまだこれからだろうがっ……!!」
「その意気やよし! 来い、カイジ!!」

希望とはかけ離れた船、エスポワール。
その内部で続く2人の戦いはまだ始まったばかり……。







【現在のカイジと衣の勝負経過】
東二局開始前
東家 ギャンブル船01(カイジ):19000
南家 のどっち :22000(親)
西家 紫炎姫 :22000
北家 ギャンブル船02(衣):37000


【B-6/ギャンブルルーム/一日目/昼】

【伊藤開司@逆境無頼カイジ Ultimate Survivor】
[状態]:健康
[服装]:私服(Eカード挑戦時のもの)
[装備]:シグザウアーP226(15/15+1/予備弾倉×3)@現実、レイのレシーバー@ガン×ソード
[道具]:基本支給品、Draganflyer X6(残りバッテリー・20分ほど)@現実、Draganflyer X6の予備バッテリー×4@現実
[思考]
基本: 皆の命は皆で守るっ……!!
1:天江に勝つ……そして誤解を解くっ……!!(※勝ち負けは関係ないと言われても負けるのは悔しい)
2:麻雀が終わったら、またエスポワールに近づく参加者を見張る
3:魔法、超能力を認めようと努力するが難しく、ちょっと困ってる
4:『5分の退室可能時間』、『主催の観覧方法』が気になる。
[備考]
※Eカード開始直前、賭けの対象として耳を選択した段階からの参加。
※以下の考察を立てていますが、半信半疑です
 ・帝愛はエスポワールや鉄骨渡りの主催と同じ。つまり『会長』(兵藤)も主催側。
 ・利根川はサクラ。強力な武器を優遇され、他の参加者を追い詰めている。かつギャンブル相手。
 ・『魔法』は参加者達を屈服させる為の嘘っぱち。インデックスはただの洗脳されたガキ。
 ・戦国武将はただの同姓同名の現代人。ただし本人は武将だと思い込んでいる。
 ・八九寺真宵は自分を幽霊だと思い込んでいる普通人。
 ・天江衣の麻雀はおそらく運に任せたまぐれ。
※エスポワール会議に参加しました
※利根川との議論で以下の考察を立てました。
 ・澪と光秀は手を組んでいて、ゲームに乗っているかもしれない。
 ・グラハムと衣は手を組んでいて、ゲームに乗っているかもしれない(ただしカイジはあまり信じていない)。
 ・参加者は精神異常者ではないか。
※甲板には利根川の死体とデイパックが放置されています。



【天江衣@咲-saki-】
[状態]:健康
[服装]:いつもの私服
[装備]:チーズくんのぬいぐるみ@コードギアス反逆のルルーシュR2
[道具]:
[思考]
基本:殺し合いには乗らない、麻雀を通して友達を作る
0:来いカイジ! ついでに打ち筋からカイジの性根を見切る
1:エスポワール会議組と一緒に行動する(※ただしカイジをのぞく)
2:ひとまず一万ペリカを手に入れて、ギャンブル船で『麻雀牌セット』を手に入れる
3:そしてギャンブルではない麻雀をして友達をつくる
4:グラハムが帰ってきたら麻雀を教える
5:チーズくんを持ち主である『しーしー』(C.C.)に届けて、原村ののかのように友達になる
【備考】
※参戦時期は19話「友達」終了後です
※利根川を帝愛に関わっていた人物だとほぼ信じました。
※Eカード、鉄骨渡りのルールを知りました。
※エスポワール会議に参加しました

【天江衣の能力について】
賭博各種において常に強大な手を引き出す。
所謂、豪運(少なくとも麻雀、ポーカーで発揮可能)
満月の夜になるとさらに力を発揮する。
どの程度の能力か、麻雀の他に使えるかどうかは後の書き手にお任せします。
また、気が昂ぶると自分がいる建物を停電させる事ができる。

※軍用ジープと4500万ペリカを交換しました
 カイジと衣が麻雀用に5000万ペリカ使用中です
 銃器などとペリカを交換したかどうかは後にお任せします
 ペリカ残量、最大5800万ペリカ(ペリカード分含む)
※会議室に以下の物が置かれています
基本支給品×3、神原のブルマ@化物語、ティーセット@けいおん!、特上寿司×21@現実、
空のワインボトル×4@現実、ルイスの薬剤@機動戦士ガンダムOO、
シャトー・シュヴァル・ブラン 1947 (1500ml)×26@現実、紬のキーボード@けいおん!
ペリカード(3000万ペリカ)@その他、2800万ペリカ@その他
※スイートルームにレイのレシーバー@ガン×ソードが置かれています。

【ギャンブル船について(追記)】
ギャンブルルームの黒服は自身が持つペリカ限度額まで負けると、他の黒服と交代になる。
交代方法及び、交代された側の黒服の行方については不明。
黒服の交代に伴い、カードゲーム、ディーラーを必要とするギャンブルは再度使用可能。

【ギャンブル船の麻雀ルール】
オンライン麻雀とオフライン麻雀の2つがある。
オンライン麻雀は各地の端末と対戦可能。ルールも同じ。
オフライン麻雀はギャンブル船内での対戦となる。
参加者が足りない場合はオンラインと同じく主催側から面子を補充。
ルールはオンライン麻雀と同じだが、レートの引き上げが可能(ただし参加者の合意の上)



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141:試練、あるいは黙示録 伊藤開司 168:麻雀残酷物語(前編)
141:試練、あるいは黙示録 天江衣 168:麻雀残酷物語(前編)






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最終更新:2009年12月29日 00:04