Paradox Spiral(後編)◆C8THitgZTg
「―――ようやくか」
魔術師は、壁際に転がる士郎へ顔を向けた。
口の端からは夥しい量の血が溢れ、四肢は力なく投げ出されている。
誰が見ても、これ以上は立ち上がれないと思うに違いない。
しかし、士郎は石材の地面に腕を突き、ゆっくりと身を起こし始めていた。
「がふっ……」
びちゃり、と白い床が赤く染まる。
疑いようもなく満身創痍。
両の脚で身体を支えることすら苦痛だろう。
それでも士郎は、黒衣の魔術師を睨み続けていた。
「しかし、まだ足りんな」
魔術師は士郎を殴りつけた拳を開閉させ、彫像のような口を動かした。
拳に付着した血液は士郎の血だけではなかった。
打撃を繰り出した側であるはずの拳に、幾つもの深い裂傷が生じている。
まるで剣の束の切っ先を殴ったかのような傷口だ。
魔術師が士郎へと歩み寄る。
ゆっくりと、刻み込むような足取りだが、今の士郎に逃げる術はない。
無骨な手が士郎の頭を鷲掴みにした。
力任せに引き上げられ、士郎の両足が床から浮き上がる。
「あ……ぐっ……」
頭蓋を握られ、士郎は苦悶の声を漏らした。
感覚の薄れてきた右手で虚空を探る。
しかし、その手がカリバーンの柄に触れることはない。
三度目の打撃を受けたときに取り落とし、どこかに転がってしまったのだ。
骨の軋む音がする。
まるで拷問器具にかけられているかのよう。
絶望が肌を浸み込み、神経と髄を侵しながら、士郎の総身を蝕んでいく。
「こんな……ところで……」
細い息が気管を遡る。
震える左手で、魔術師の腕を掴む。
敵の腕力は文字通り桁が違う。
衛宮士郎の渾身を込めても、この腕は揺らぎもしないだろう。
だけど、まだ死ぬわけにはいかない。
何も成し遂げられず、誰も救えず、無価値に死んでいくことなんて、できない。
あいつとの約束を破って、勝手に死んでいくなんて――
「こんな……」
けれど、敵は絶対だ。
衛宮士郎では勝ち目がない。
「ところで……」
ならば、用意すればいい。
この闇を払うだけの力を創り出せばいい。
「俺は……!」
過剰な魔力が魔術回路を駆け巡る。
神経を逆撫でする激痛も、ズタズタの身体にとっては誤差の範疇。
「帰るんだ―――――――――あいつと!」
右手が架空の柄を掴む。
片足を魔術師の腹に押し当てて、全力で蹴りつける。
「むぅ―――っ!」
一閃―――
顔にめり込んだ指の間から、士郎は魔術師の姿を垣間見た。
右腕の肘から先を喪失し、それでもなお表情を変えぬ超越者―――
「それでいい―――己が本質を思い出せ―――」
「衛宮さんっ!」
景色が、入れ替わる。
暖かな陽光。
無風の大気。
静謐さすら湛えた言峰教会の中庭で、士郎はぽつりと立ち尽くしていた。
「……え、あれ?」
黒い魔術師の姿はどこにもない。
幽霊のように気配のない存在だったが、跡形もなく消え失せるなんて。
思わず、自分の身体を検める。
右手には、最初から持ち歩いていたカリバーンが握られているだけ。
死にそうなほどの激痛も、吐き散らしたはずの鮮血も、痕跡すら残さず消えていた。
魔術師との戦いそのものが、まるで白昼夢のように消失してしまったのだ。
「こんなところでボーっとして、どうしたんですの?」
「あ、えっと、おかしいな……」
状況の変化についていけず、士郎は辺りをきょろきょろと見渡した。
黒子はそんな士郎を呆れた様子で見上げている。
「まぁ、いいです。そんなことより、ここの無人販売機の場所が分かりましたわ。
贋作ペリカが消えないうちに買い物してしまいましょう」
黒子はデイパックを士郎に返すと、足早に礼拝堂の方へ歩いていった。
まだ納得し切れていないのか、士郎は何度か頭を掻き毟ったが、すぐに黒子の後を追った。
「士郎さーん! 早く来てくださいましー!」
「わかった、今行く!」
―――己が本質を思い出せ―――
「……俺の、本質」
魔術師の言葉は、士郎の心の底に深く浸み込んでいた。
それはまるで、呪いのように。
◇ ◇ ◇
5階のエレベータを降りた
荒耶宗蓮は、角に隠れたエツァリの姿を早々に見出した。
荒耶は依然として蒼崎橙子の姿を借りたままであり、右腕も正常に接合している。
「なんだ、蒼崎さんでしたか。侵入者か何かだったらどうしようかと思いましたよ」
どこか安心した素振りで、加治木ゆみに化けたエツァリが姿を現す。
この素振りも半分以上は演技だろう。
出会うことで安心感を得るほど、『蒼崎橙子』という存在を信頼してはいないはずだ。
「……それで、身体の調子はどうですか?」
「ここで可能な調整はやり終えた。後は時間経過に任せるのみだ」
荒耶はエツァリの方を見ることなく応対する。
今、荒耶宗蓮の意識を埋めているのは、目の前の魔術師などではない。
―――衛宮士郎。
調整の傍ら、荒耶は衛宮士郎に積極的な干渉を試みた。
無論、自身が言峰教会に転移して接触するような方法ではない。
衛宮士郎に使ったのは、いわば意識への介入である。
会場の何箇所かに、あらかじめ数種類の魔術的機構を仕込んである。
"新たな工房"を経由した長距離移動もその一環だ。
荒耶が表舞台から身を隠した今でも、2,3個程度なら、主催者達に気取られずに追加使用できるだろう。
『意識への介入』を行うトラップは今回で消費してしまったので、残るは1つ、ないし2つ。
貴重となったトラップを衛宮士郎に用いた理由。
それは、異界を手にするため。
かつて荒耶は、小川マンションを異界とすることで、
両儀式を虜とした。
結果として、それは両儀式の――直死の魔眼の絶対性を見誤ったがために破られ、後数歩というところで敗北を喫した。
故に全く同じ手段は使えない。
両儀式を捕えるには、四肢を物理的に固めてしまうほうが確実である。
だが、それでは多大な懸念が残る。
根源へ至るときは、両儀式という既に開いている道を辿るため、霊長の守護者が現れる恐れはない。
しかし、それ以前の『両儀式を手中に収める』『肉体を奪い取る』という段階で抑止力が働くことは否定できない。
無論、それを防ぐために幾つもの手段を講じ続けている。
衛宮士郎に接触したのもまさにそのためだ。
固有結界という魔術がある。
元は精霊や悪魔が有する異界創造能力であり、自らの心象風景を現実に侵食させ、万物を己が規律に従わせる禁術である。
その心象風景は本来の世界にとって異物そのものであるため、徹底的なまでに排除される。
結果として、人間の魔術師であれば数分、神がかり的な力を持つ存在でも数時間が精一杯なのだという。
しかしそれは『固有結界の内部は世界と隔絶されている』ということではあるまいか。
世界から切り離された結界の中で、根源に至る。
試みの方向性は荒耶が小川マンションを用いて行った儀式とよく似ている。
言い換えれば、小川マンションの結界は、固有結界を習得する才能のなかった荒耶が、魔術を駆使して創造した擬似固有結界なのだ。
アーチャーが斃れた現在、固有結界を確実に習得しうるのは、衛宮士郎ただ一人。
衛宮士郎に固有結界を自覚させ、世界を侵食する異界を手に入れて、根源に至る舞台とする。
それが衛宮士郎に干渉した目的である。
当然だが、これは優先度が低い予備計画の一つでしかない。
衛宮士郎が固有結界を会得するとは限らず、膨大な魔力もどこかから調達しなければならない。
そもそも先ほどの接触は、ちょっとした切っ掛けを与えたに過ぎないのだから。
しかし―――
「解せんな」
己は、衛宮士郎という男に意識を傾け過ぎたのではあるまいか。
そんな疑念が荒耶の脳裏をかすめた。
言峰綺礼に
白井黒子を足止めさせ、貴重な仕掛けを消費してまで、接触を試みる必要があったのだろうか。
――否、と荒耶は自ら否定する。
白井黒子の足止めは、ただの"ついで"だ。
言峰綺礼が
キャスターの亡骸を回収したいというので、工房と教会の間の道を開くついでに言いつけた用件に過ぎない。
仕掛けの発動も適正である。
アレはキャスターが教会を神殿化させようとした影響で酷く損耗していた。
今のうちに使わなければ、数時間と待たずに消滅したことだろう。
いずれ消えるものを利用したに過ぎず、決して過剰な投入ではない。
荒耶宗蓮は言い聞かせるように、そう結論した。
そんなことより、そろそろ更なる行動を起こすべきだろう。
穴熊のように引き篭もっていてはどうにもならない。
差し当たっては両儀式の確保と邪魔者の排除か。
「蒼崎さん……ひとつ質問があるんですが」
「どうした、加治木ゆみ」
思索から荒耶の意識を引き戻したのは、エツァリの声だった。
いつの間にか曲がり角から離れ、目の前まで移動してきている。
「主催に対抗する術がここにあるんですよね……。
それって、どんなものなんでしょうか」
無言で、荒耶は眉を動かした。
その不快感とも取れる仕草を見て、エツァリは慌てたように取り繕う。
「疑っているわけじゃありません! ただ、ちょっと不安になって……」
「理解した。君の疑念は正当だ」
不確定な保障に不安がる少女――実に上手く演じている。
技量を評価しろというなら、荒耶は一定の賞賛を贈るだろう。
荒耶は踵を返し、降りたばかりのエレベータへ向かっていった。
「しかし、今すぐここに出して見せられるものでもない。
――だが、調整の合間に得た情報ならここで教えられる」
流すようにエツァリを見やる。
エツァリは無言で首肯し、荒耶の言葉を待っていた。
最後の名を読み上げた瞬間、エツァリの顔色が明らかに変わった。
その理由、荒耶宗蓮には思い当たらぬものではない。
「……いえ、何でもありません」
「そうか」
荒耶はそれきり追求を止めた。
下手に追求すれば、正体を見破っていることを気取られかねない。
だが、たったこれだけの一押しでも、行動を煽るには充分だ。
荒耶は再度エツァリに背を向けて、エレベータの筐の中へと入っていった。
◇ ◇ ◇
「あら、ペリカードも売ってますのね」
「カードのレンタルは無料で購入は有料って、買う意味があるのか?」
士郎と黒子は販売機の前で肩を寄せて話し合っている。
首輪換金機と無人販売機。
二つの機械は、確かに言峰綺礼が告げた通りの部屋に設置されていた。
あそこで嘘をつくメリットはないのだから、当然だろう。
参加者が装備を整え、殺し合いに備えるのは主催としても望み通りに違いない。
「完全に同じなら、わざわざ分けたりしないでしょう。
もしかしたら、レンタルは時間制限があるのかもしれませんわ」
武器よりも小額の紙幣を挿入し、ペリカードを購入。
そのまま別の挿入口にカードを入れて、ペリカのチャージを開始する。
「チャージするのは全額でいいよな」
「ええ、カードに変えてもデメリットはないようですし」
山のような量の紙幣を、士郎が一束ずつ無人販売機に入れていく。
元々は、首輪を換金して得た札束をチャージするための機能なのだろう。
一枚ずつではなく、大量の紙幣を一気に取り込めるようになっている。
形状も自動販売機の挿入口というよりATMのそれに近い。
「それにしても、こんな部屋にあるのをよく見つけたな」
「えっと……虱潰しに探そうとしたら、幸運にもすぐ見つかったんですの」
士郎の正直な賞賛を、黒子は言葉を濁しながら受け止めた。
この部屋は特別な空間ではない。
教会に幾つもあるような居住空間なのだ。
間違っても、真っ先に怪しいと思える部屋ではなかった。
やたらと殺風景な内装と、それでいて充実した高級酒類の数々は、元の住人の趣向なのだろう。
「…………」
黒子は、言峰綺礼との遭遇を士郎に話していない。
この部屋も黒子が偶然にも発見したことになっている。
本当なら、すぐにでも情報を共有して、最善の対策を練るべきなのだろう。
それをしなかったのは、第一に言峰綺礼が『怪しすぎた』からだ。
聖杯戦争仮説を立てた直後、更には士郎から言峰綺礼の存在を聞いた矢先に、本人と遭遇するなど偶然が重なりすぎている。
首輪の盗聴器で士郎との会話を聞き、その上で姿を現したと仮定するなら。
士郎に言峰綺礼の存在を伝えるのは思う壺ではないだろうか。
「…………欺瞞、ですわね」
確かに、そういう理由もあることにはある。
だけど最大の動機は違う。
もし、衛宮士郎と言峰綺礼の間に、只ならぬ因縁があったとしたら。
自分のことなど置き去りに、二人の確執を果たそうとするかもしれない。
それが怖かった。
今になって置いていかれる恐怖が、黒子の判断から理屈を追いやってしまったのだ。
「はぁ……」
いつかは話さなければならない。
その前に、言峰綺礼という人間について聞き出すのが先だろうか。
「よし、全部入った」
当の士郎は、黒子の悩みなど知る由もなく、一仕事終えて満足そうに頷いている。
黒子は私的な悩みを一旦思考の隅に追いやって、無人販売機に顔を戻した。
「……あら? 中途半端に端数が出てますのね」
「本当だ、6001万ペリカになってる」
『0』が並んだ金額表示の中に、一つだけ『1』が混ざっていた。
投影した札束は1万ペリカ札ばかりだったから、本当に一枚分だけ多かったことになる。
どうやら随分と器用な分け方をしてしまったらしい。
1万ペリカは日本円でいう10万円に相当する。
しかし会場内の物価レートでは端金だ。
食料や雑貨をそれなりに買い込める程度で、武器を買うには程遠い。
「士郎さん。よろしければ、この1万ペリカ使わせて頂けませんか?」
「ああ、構わないけど」
士郎からカードを受け取り、無人販売機と向かい合う。
100万ペリカや1000万ペリカ単位の高額商品はひとまず放置。
購入するにしても、後で士郎と相談しながらだ。
選択項目は"雑貨類"。
一覧でも「雑貨類:500ペリカ~10万ペリカ」と大雑把にしか書かれていない項目だ。
それを選び、更に細かな品揃えを確認する。
「ひとつ1500ペリカですから……6本買って1000ペリカ余りますわね」
「……何を買ってるんだ?」
士郎は不思議そうに表示画面を眺めている。
"雑貨類"の項目に書かれた商品は、どれもあえて買い求めるような品とは思えなかった。
「これですわ」
購入した品を士郎に見せる。
それは綺麗な細工が成された銀色のペーパーナイフであった。
教会の一室にでも置かれていたら、見事な雰囲気が演出されるであろう逸品だ。
「こんな品でも、わたくしのテレポートと組み合わせれば、強力な武器になりますの」
黒子が武装の強化に走った理由――言うまでもなく、言峰綺礼である。
あのときは咄嗟に筆記用具を代用としたが、プラスティックのペンの強度など高が知れている。
地面や壁に服を釘付けにして身動きを取れなくするのが、黒子の基本的な捕縛方法だ。
釘役の素材が脆ければ、磔にしても力尽くで破壊されてしまう。
そのため、金属製で細長く安価な品を買い求めたのだ。
形状や量の面を考えるとサイズの大きな釘が理想的だったが、残念ながらここの販売機には置いていなかった。
どうしても手に入れたいのなら、南西のショッピングセンター辺りに行くべきなのだろう。
代わりに購入したのが、条件に合う中で最も安価なペーパーナイフ。
1万ペリカという予算の中では6本しか買えないが、無いよりはずっと心強い。
「それと……はい、士郎さん」
「……?」
さり気なく手渡されたそれを受け取る。
手の平大で長方形の、茶色い紙包装。
実に一般的なメーカーのミルクチョコレートだ。
「一枚500ペリカでしたので、余った1000ペリカで購入したんですの。
疲れた時には甘い食べ物が欲しくなりますから」
そういう黒子は、とっくに包装を空けてチョコレートに噛り付いていた。
確かに、疲労を回復するのに糖分はぴったりだろう。
板チョコを軽く齧ったとき、ふとあることを思い出す。
さっきから、この少女は自分のことを何と呼んでいた?
「なぁ、白ら……」
「黒子ですの」
取り付く島もなく返される。
士郎は少し間を置いて、新しい呼び方で黒子を呼んだ。
「……黒子。その……士郎さんって」
「ええ。わたくしが下の名前で呼ばれているんですから、士郎さんも合わせるべきではありませんこと?」
堂々と言い切られてしまった。
不意打ちだ。
どんな顔をすればいいのか分からない。
困惑する士郎を横目で眺め、黒子は悪戯っぽく笑ってみせた。
「士郎さん、士郎ちゃん、シロさん、シロちゃん、お兄様。呼び方は色々考えてありましてよ?」
「……頼むから普通に呼んでくれ」
より一層、士郎は頭を抱えていた。
◇ ◇ ◇
これは、遠い遠い昔話。
あるところに、一人のお坊さんがいました。
お坊さんは、苦しむ人々を救おうと、あちこちを駆け回っていました。
間に合ったこともあります。
間に合わなかったこともあります。
救えたこともあります。
救えなかったこともあります。
お坊さんがどんなに頑張っても、全員を救うことはできません。
人間は、どうしようもなく死ぬモノだからです。
お坊さんは、救えない代わりに覚えていようとしました。
救えないのなら、その苦しみを記憶して、生きた証にしてやろうと考えました。
世界のはじまりから終わりまでを記録して、その全てを調べれば、シアワセとは何か分かると考えました。
報われなかった人も。
救われなかった人も。
その全部を一から見なおせば、何がシアワセだったのか分かるはずです。
世界が終わった後に、その全部を一から見なおせば、何がシアワセだったのか分かるはずです。
無意味に死んだ人たちにも、意味が与えられるはずなのです。
だから、お坊さんは世界の終わりを目指したのです。
一人でも多くの人を救いたい。
そんな願いの末路として。
今では、お坊さん自身さえも忘れてしまった昔話。
今では、歪んで固定されてしまった、理想の話。
お坊さんは今も世界の終わりを目指しています。
かつてのお坊さんとは変わってしまい、人間を憎むようになったけれど。
終わった世界を調べ上げて、汚くて醜い人間達は救われない存在なのだと結論するために。
それを知って安心するために。
お坊さんは、今この時も、世界の終わりを目指しています。
【C-5/神様に祈る場所(言峰教会) 一階 言峰綺礼の私室/一日目/午後】
【衛宮士郎@Fate/stay night】
[状態]: 健康、魔力消費(中)、額に軽い怪我(処置済み)
[服装]: 穂村原学園制服
[装備]: カリバーン@Fate/stay night 、衛宮邸の自転車(二号)
[道具]: 基本支給品一式、特上寿司×20人前@現実、
基本支給品外の薬数種類@現地調達 、ペリカード(残金6000万)、参加者位置情報2時間(
秋山澪、
明智光秀)
[思考]
基本:主催者へ反抗する。黒子と共に生きてこの世界から出る。
0:お兄様って……
1:『神様に祈る場所』を調査する。
2:『円形闘技場』で秋山澪と明智光秀と合流する。
3:首輪の情報を技術者へ伝え、解除の方法を探す。
4:黒子を守る。しかし黒子が誰かを殺すなら全力で止める
5:女の子を戦わせない。出来るだけ自分で何とかする
6:黒い魔術師(荒耶宗蓮)への警戒心
7:
一方通行、
ライダー、
バーサーカーを警戒
[備考]
※参戦時期は第12話『空を裂く』の直後です
※残り令呪:なし
※Eカード、鉄骨渡りのルールを知りました
※エスポワール会議に参加しました
※帝愛の裏には、黒幕として魔法の売り手がいるのではないかと考えています。
そして、黒幕には何か殺し合いを開きたい理由があったのではとも思っています。
※衛宮士郎の【解析魔術】により、首輪の詳細情報(魔術的見地)を入手しました。
上記単体の情報では首輪の解除は不可能です。
※投影魔術自体は使用可能です。しかし能力を正確に把握していません。
※ゼクスの手紙を読みました。
※ユーフェミアの外見的特長を把握しました。
※
原村和が主催者に協力している可能性を知りました。
※『黒子の仮説』を聞きました。
※このゲームに言峰綺礼が関わっている可能性を考えています。
※『ペリカの投影』には『通常の投影』より多大な魔力を消費します。
よって『ペリカの投影』は今後は控える方向性です。
※白井黒子の能力について把握しました。
※自身の歪みについて気が付きました。
【白井黒子@とある魔術の禁書目録】
[状態]:健康、精神疲労(中)
[服装]:常盤台中学校制服、両手に包帯
[装備]:スタンガン付き警棒@とある魔術の禁書目録
[道具]:基本支給品一式、ペーパーナイフ×6@現実
[思考]
基本:衛宮さんと共に生きてこの世界から出る。
0:困ってる困ってる……
1:衛宮さんと秋山澪の所までむかい、合流する。
2:衛宮さんが解析した首輪の情報を技術者へ伝え、解除の方法を探す。
3:お姉さまを生き返らせるチャンスがあるなら……?
4:衛宮さんが勝手に行ってしまわないようにする
5:衛宮さんが心配
6:衛宮さんはすぐに人を甘やかす
7:一方通行、ライダー、バーサーカー、言峰綺礼を警戒
8:少しは衛宮さんを頼る
[備考]
※本編14話『最強VS最弱』以降の参加です
※空間転移の制限
距離に反比例して精度にブレが出るようです。
ちなみに白井黒子の限界値は飛距離が最大81.5M、質量が
130.7kg。
その他制限については不明。
※Eカード、鉄骨渡りのルールを知りました
※エスポワール会議に参加しました
※美琴の死を受け止めはじめています
※帝愛の裏には、黒幕として魔法の売り手がいるのではないかと考えています。
そして、黒幕には何か殺し合いを開きたい理由があったのではとも思っています。
※衛宮士郎の【解析魔術】により、首輪の詳細情報(魔術的見地)を入手しました。
上記単体の情報では首輪の解除は不可能です。
※ユーフェミアの外見的特長を把握しました。
※原村和が主催者に協力している可能性を知りました。
※バトルロワイアルの目的について仮説を立てました。
※衛宮士郎の能力について把握しました。
【A-5/敵のアジト(小川マンション) 5階/1日目/午後】
【荒耶宗蓮@空の境界】
[状態]:身体適合率(大)、発現可能魔力多少低下、格闘戦闘力多少低下、蒼崎橙子に転身
[服装]:白のワイシャツに黒いズボン
[装備]:バイク(V-MAX)@現実
[道具]:オレンジ色のコート
[思考]
基本:式を手に入れ根源へ到る。しかし今は体を完全に適合させる事に専念する。
0:なるべくゲームに乗った者に出会わないよう、主催に気づかれないように行動する。
1:今後の方針を考える。
2:道中の危険に対し、エツァリを利用して乗り切る。
3:必要最小限の範囲で障害を排除する。
4:機会があるようなら
伊達政宗を始末しておきたい。
5:利用できそうなものは利用する。
6:可能なら、衛宮士郎の固有結界を目覚めさせ、異界として利用する。
※B-3の安土城跡にある「荒耶宗蓮の工房」に続く道がなくなりました。扉だけが残っており先には進めません。
※D-5の政庁に「荒耶宗蓮の工房」へと続く隠し扉があります。
※現在の状態で使用できる結界は『蛇蝎』のみです。常時展開し続ける事も不可能です。
※エリア間の瞬間移動も不可能となりました。
※時間の経過でも少しは力が戻ります。
※接触している加治木ゆみの正体がエツァリであることには気づいていますが、気づかないフリをしています。
※今現在、体は蒼崎橙子そのものですが、完全適合した場合に外見が元に戻るかは後の書き手にお任せします。
※
海原光貴(エツァリ)と情報を交換しました。
※エツァリに話した内容は「一応は」真実です。ただしあくまで荒耶の主観なので幾らか誤りのある可能性もあります。
※体の調整により多少適合率が上昇しました。どの程度回復しているかは後の書き手にお任せします。
【海原光貴@とある魔術の禁書目録】
[状態]:健康、疲労(中)、加治木ゆみに変身状態
[服装]:白いシャツにジーパン
[装備]:S&W M686 7ショット(7/7)in衝槍弾頭 包丁@現地調達 、黒曜石のパワーストーン@現地調達
[道具]:支給品一式、コイン20束(1束50枚)、衝槍弾頭予備弾薬35発
洗濯ロープ二本とタオル数枚@現地調達 、変装用の護符(蒼崎橙子)、加治木ゆみの首輪、変装用の衣類
[思考]
基本:主催者を打倒し死者蘇生の業を手に入れて
御坂美琴を生き返らせる。
0:蒼崎橙子(荒耶)について行き、首輪の解除と、主催を倒す方法を見つけ出す。
1:蒼崎橙子(荒耶)に対して警戒を怠らないようにする。
3:蒼崎橙子(荒耶)の力の程を見極める
4:
上条当麻、白井黒子を保護
5:バーサーカーと
本多忠勝を危険視
6:敵のアジトの雰囲気に警戒
7:円形闘技場から聞こえた歌声に少し興味
[備考]
※この海原光貴は偽者でその正体はアステカのとある魔術師。
現在使える魔術は他人から皮膚を15センチほど剥ぎ取って護符を作る事。
使えばその人物そっくりに化けることが出来る。
海原光貴の姿も本人の皮膚から作った護符で化けている。
※主催者は本当に人を生き返らせる業を持っているかもしれないと思っていますが信用はしていません。
※上条当麻には死者蘇生は効かないのでは、と予想しました。
※加治木ゆみを殺したのは学園都市の能力者だと予想しています。
※
ヴァンと情報交換を行いました。
※
東横桃子の外見的特徴を把握しました。
※『「上条当麻」か「魔術に秀でた者」、それに「異世界技術に対応した複数の技術者」を一同に揃える事』で首輪の解除が可能かもしれないと考察しています。
※荒耶宗蓮によって首輪の盗聴機能が無効化されています。破壊ではなく無効化なので、主催者側に察知される事はありません。
※蒼崎橙子の正体が荒耶宗蓮である事には気づいていません。
※加治木ゆみに化ける為に護符を使用しました。今現在の姿は加治木ゆみそのものです。
※荒耶宗蓮の話には懐疑ですが、半分程度は真実であると思っています。
【?-?/???/1日目/午後】
【言峰綺礼@Fate stay/night】
[状態]:健康
[服装]:神父服、外套
[装備]:???
[道具]:???
[思考]
基本:???
1:サーヴァントの死体(魂)を回収する
2:荒耶宗蓮に陰ながら協力する
3:この立場でバトルロワイアルを楽しむ
[備考]
※サーヴァントとの契約を結んでいるかは不明です
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最終更新:2010年03月07日 10:04