底より深い底

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「ーーーーーはァン。じゃあオマエは夢と希望の魔法少女だったってのかァ」

一方通行は鹿目まどかと情報をーーー『互いの』情報を交換していた。一方通行はまどかから、自分がすべての魔法少女を消し去る『概念』となった、という話を聞かされた。
非科学方面には弱い一方通行でさえも、概念になるということはつまり、『限りなく神に近い存在』に昇華することだとは理解できた。
が、解せない。
もしもまどかの語る『ワルプルギスの夜』なる災害レベルの魔女が訪れたとしたら、『外』の世界だからとはいえ、学園都市の技術を借りない筈がない。
学園都市とその外とでは、技術の差は数十年単位とまで言われている。あの戦争の際にも、訓練を積んだロシア兵を学園都市は技術のみで圧倒していた。
一方通行自身も、戦略兵器としてフランスの地に投下されたことがある。
そのくらい、学園都市は飛び抜けているのだ。

そして、この段階で一方通行の脳裏にはとある仮説がよぎっていた。

それは、まどかに自分の情報を語った際の反応で、『確実』へと変わる。

『あの…学園都市って、何ですか?』

仮に。
もし仮に、箱入りで育てられたお嬢様が居たとしよう。

そういう奴等の親は、必ず学園都市に子供を入学させる。
少なくとも『外』からは、治安のかなりいい町と思われているらしいから。
その学園都市を知らないのは、もはや生きている世界が根本的に違うとしか考えられないのだ。普通の科学者なら一笑に伏すレベルの話だが。
学園最強の怪物は、誰よりも歪んだ研究に触れてきたのだから分かる。
現に一部の物好きな科学者たちは、本当に複数世界は存在するかどうか日夜議論を重ね続けているらしい。

荒耶宗蓮。
奴の肉体からは、『同僚』の肉体に近付くと感じる圧迫感を感じ取った。
それも一方通行の同僚とは段違いの。

奴は得体の知れない力で、異なる世界をひとつに束ねた。
そして、この殺し合いが始まったのだ。恐らくは娯楽性ーーーーー違う変化を辿ってきた世界を殺し合わせれば誰が強いのか、という簡易な娯楽。

「でェ…さっきからこっちをジロジロ見てやがる意地汚ねェハイエナさンはどこのどいつなンでしょォかァ?」

バン!バン!

銃声が連続した。襲撃者は一瞬驚く素振りを見せながらも、実際にはしっかり急所の頭を狙ってきた。
弾丸のベクトルが反射され、篠ノ之箒の腹に穴が開く

通常より上乗せされた速度は、一撃で箒の腹から腸をあふれさせる。
            ・・
「鹿目ェッ!俺はコイツとお話してから行く。ちょっと待ってろ」

にやり、と一方通行の口元が裂けるように微笑みの形を作る。
すとんっ

「ぎゃあああああああああああああああああっ!?」

右手の指が、四本欠損していた。しかし、一方通行に気流のベクトル変換で拘束されているため、暴れることも出来はしない。
後は虐殺だった。
箒は、明らかに鹿目まどかのみに銃口を向けていた。あえて弱者に見えるまどかを狙う姑息で卑怯なやり方が気に入らなかった。
まず、腸を思い切り踏みつぶす。

「ゲッ…@#E$%TY%TRーーーーッ!」

大便が溢れだし、更には肛門からも脱糞していた。
失禁もしている。

「速く楽になりたきゃァ答えるこった。オマエは何のために戦った」

「い…いぢが……おりむら、いぢがのだめに、だだがいましだぁ」

そうか、と一方通行は言う。

「……オリムライチカなる奴は必ず助けてやる。だがオマエは許さねェ」

箒の顔に軽い蹴りを入れる。しかし、それでも処置歯などが折れるくらいの威力だ。

「最後はァ…お靴をナメナメしながら死んでもらおォか」

靴を翳す。

「ひゃ…ひゃい…ありがとう…ございましゅぅ…こんなに汚い、私に、早く、ひゃやくぅぅうううう………げぎゃあああああああああっ!あ、あ、ひゃっと、わたひ、解放しゃれ、るのだな、ギビィッ」

箒の脳は跡形もなく四散していた。
靴を最後まで嘗めさせながら、顔を踏みつぶした。

「待たせちまったなァ…アイツにはアイツでやることがあンだとよォ」

そのまま、嘘を吐いた。

【篠ノ之箒@IS】 死亡
【残り34/40人】

幸せの背景は不幸 投下順 何かいろいろ残念な話
悪人は女神と交差する 鹿目まどか
悪人は女神と交差する 一方通行
GAME START 篠ノ之箒 GAME OVER
最終更新:2011年07月14日 23:15
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