27話 EGO-IZUMU
白いライトバンが市街地を走る。
運転するのは太田太郎丸忠信、助手席には狼の少女、安達洋子。
「あん…あいつは」
「……」
太田が前方に見覚えのある人影を発見する。
「壱里塚じゃねーか…」
「ご主人様が話していた…」
「ああ…面倒だな、あいつ、獣人嫌い、って言うかそんな感じだからな」
「……」
徳人は完全に太田の運転する車の進路上にいる。
この
殺し合いの中で獣人に嫌悪感を抱いている彼がどのような行動に出ているのかは想像がつく。
折角得られた奴隷を下らない事で失いたくは無い。
しかし、素通りは出来そうにないので、仕方無く太田は車を止め、降りた。
「よお、壱里塚じゃねーか」
「…太田か…ん、そっちは…」
「ああ、こいつは俺の奴隷だ」
「……」
予想通り、徳人は獣人である洋子に蔑みの眼差しを送る。
それに気付き、洋子は少し不愉快そうな表情を浮かべた。
そして、いきなり持っていた一〇〇式機関短銃の銃口を洋子に向ける。
「!」
「おい」
突然の徳人の行動に驚く洋子、そして徳人に洋子から譲り受けたレバーアクション式小銃、
ウィンチェスターM1873の銃口を向ける太田。
「どういうつもりだ? 壱里塚…俺の奴隷に勝手な真似すんなよ」
「…獣人は見逃せない」
「下ろせ」
「…邪魔するなら君も殺す」
「てめぇ…」
「なめないで」
ガッ
「!?」
洋子が徳人の一〇〇式機関短銃の銃口を掴む。
そしてすかさずその股間を思い切り蹴り上げた。
「ぐあ……あ!」
男の最上級の痛みが徳人を襲う。
「この馬鹿が!」
そして太田がM1873の銃床で徳人の後頭部を思い切り殴り付ける。
短い悲鳴を発し、徳人は地面に崩れ落ちて気を失ってしまった。
「…獣人差別思想…とっくの昔に風化した廃退思想をまだ持ってる人がいるなんて驚きね」
「風化…はしてないと思うがな」
「え?」
「いや、それより、こいつの装備頂こうぜ」
「…この人自体はどうするんです?」
「放っておけよ。こいつがどうなろうが知ったこっちゃねえ」
「分かりました」
太田と洋子は徳人が持っているめぼしい装備品を奪い取り、その場を後にした。
【朝/D-6市街地】
【太田太郎丸忠信@自作キャラでバトルロワイアル】
[状態]健康、ライトバンを運転中
[装備]ウィンチェスターM1873(13/14)、ライトバン(運転中、調達品)
[持物]基本支給品一式、.45LC弾(20)、一〇〇式機関短銃後期型(30/30)、一〇〇式機関短銃のマガジン(5)、
コルトM1917(2/6)、フルムーンクリップ(.45ACP弾6発×3)
[思考・行動]
0:取り敢えず自分優先。
1:クラスメイトや仲間は特に捜す気は無いがテトと仲販遥は会ったら…。
2:安達洋子を奴隷として連れて行く。
[備考]
※本編死亡後からの参戦です。
※花丸木の容姿、名前を記憶しました。
※会場と外界を仕切る目印がある事に気付きました。
※ライトバンを運転しています。どこに向かっているかは不明です。
【安達洋子@オリキャラ】
[状態]健康
[装備]菊一文字RX-7@銀魂
[持物]基本支給品一式、ワルサー カンプピストル(1/1)、26.6㎜炸裂榴弾(3)
[思考・行動]
0:取り敢えず太田君の奴隷として行動。
[備考]
※太田太郎丸忠信が運転するライトバンの助手席に乗っています。
【壱里塚徳人@自作キャラでバトルロワイアル】
[状態]股間及び後頭部にダメージ、気絶
[装備]無し
[持物]基本支給品一式
[思考・行動]
0:獣人の苦しむ顔を見て殺す。人間は基本スルーするつもりだが邪魔してくるようなら相手をする。
1:(気絶中)
[備考]
※本編死亡後からの参戦です。
※三田村圭人、安達洋子の容姿を記憶しました。
最終更新:2011年07月18日 13:14