39話 失われた日々
放送後、市役所を目指す銀時達。
しかし一行の表情は暗い。決して明るくは無い。
先の放送で銀時、エルフィ、小鉄、花丸木の知人、友人の名前が死亡者として呼ばれたのだ。
美帆の友人二人の名前は呼ばれずシャロンはこの
殺し合いに知り合いは呼ばれていないため、
前述の四人に比べれば心情は楽、だったが、素直には喜べない。
(長谷川さんと総悟が……ったく、愛する妻残して逝くなんざ洒落になんねぇだろ、長谷川さんよ……。
総悟……姉貴の所に行くにゃ、まだ早過ぎんじゃねーか……)
(ノーチラス……また会えると思っていたけど、死んでしまったのね……)
(のり子、フグ夫、仁、春巻、十三階段……信じられねぇよ、お前らが死んじまったなんて……。
寂しく、なっちまうな……帰ったら……)
(小鉄っちゃんの友達が、死んでしまったらむ……ちびっ子ギャングって呼んでたけど……。
死んじゃうなんて……本当に酷いゲームらむよ……)
知っている者を失った四人は
それぞれの思いを胸に巡らせていた。
そして市役所に到着し、正面入口から中に入る。
「!?」
途端、一行の鼻をついた臭いは、死臭。
市役所ロビーに複数の死体が転がっていた。既に腐敗が始まっているようだった。
その中の死体の一つに小鉄と花丸木は見覚えがあったが、それよりも、死体の山の前に立つ、
場所に不釣り合いなナース服姿の猫獣人の少女に目が行く。
「……あなたは……」
エルフィが反応する。猫の少女に見覚えがあった。
そして猫少女が振り向く。エルフィの予測は確信になった。
「テト、さん」
「……エルフィさんね」
「……こいつは……お前がやったのか?」
銀時が恐る恐る、テトに尋ねる。
「違う……私が来た時にはこうだった」
それに対しテトは否定の返答を出す。
「……のり、子? のり子!」
「小鉄っちゃん!」
「! ちょっと、二人共……」
小鉄が見覚えのある少女の死体に、堪え切れず駆け寄り、花丸木もそれに続く。シャロンが注意したが二人は聞かなかった。
「のり子……どうしてこんな……ああ、十三階段!? ……酷ぇ……こんなのって……」
「小鉄っちゃん……」
少女の死体のすぐ傍、脳漿を撒き散らして死んでいる男の死体も、二人が知っているものだった。
無惨な死体となってしまった友達と知り合いに、小鉄の一度は収まった悲しみが再び込み上がった。
「おかしいだろこんなの……何で、何で!!」
ダダダダダダダダダダダダッ!!!
突然の、猫少女が取った行動に、銀時、エルフィ、シャロン、美帆の四人は唖然とする。
持っていた短機関銃を、悲しむ小鉄と花丸木に向け掃射したのだ。
「あ……? 何、だ……よ?」
「熱、あ、つい、らむ」
身体を無数の灼熱に貫かれた小鉄と花丸木は、間も無く死体の山の仲間入りを果たす。
「…あ、あああぁああああぁあ!?」
「小鉄君、花丸木君!?」
「ひ、酷い、どうしてテトさん」
「て、テメェェエエエエエエエエエエ!!!」
美帆が悲鳴を上げ、シャロンが悲痛な叫びを上げ、エルフィが呆然とし、銀時が怒り狂う。
テトは左手を四人に向け翳し、
「さようなら」
無数の氷柱が出現し、四人に襲い掛かった。
一本一本が非常に鋭利な槍となった氷柱は、四人の身体をいとも容易く刺し貫き、その命を絶った。
「……はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、こ、れ、で、あと、何人、か、な……はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
激しく体力を消耗し、その場にへたり込んだテトの双眸に宿るのは明らかなる狂気の光――――。
【大沢木小鉄@浦安鉄筋家族:死亡】
【花丸木@浦安鉄筋家族:死亡】
【有田美帆@オリキャラ死亡】
【シャロン@オリキャラ:死亡】
【エルフィ@自作キャラでバトルロワイアル:死亡】
【坂田銀時@銀魂:死亡】
【残り:9人】
【午前/D-4市役所】
【テト@自作キャラでバトルロワイアル】
[状態]肉体疲労(極大、命の危険あり)、軽い火傷、精神に異常
[装備]イングラムM10(11/32)、ナース服(調達品)
[持物]基本支給品一式、イングラムM10のマガジン(4)、焼夷手榴弾(3)、洞爺湖の木刀(血塗れ)@銀魂、果物ナイフ、
ベレッタM92FS(12/15)、ベレッタM92のマガジン(3)、スタンガン(違法改造済、残りバッテリー75%)
[思考・行動]
0:皆殺しにする。主催者も殺したい。
1:みんな、殺す……。
2:クラスメイトの中でも太田太郎丸忠信、壱里塚徳人、吉良邑子は惨たらしく殺す。
[備考]
※本編最終話直後からの参戦です。
※能力は特に制限されていないようです。
※相馬祐実の容姿を記憶しました。
※放送は聞いています。
※病院にてナース服を調達しました。
※能力の使い過ぎにより、体力が非常に消耗しています。命の危険があります。
最終更新:2011年07月20日 23:33