ボクは、死なないといけない。
ボクは、ある目的を果たさないといけない。
ボクは、この
殺し合いで死なないといけない。
ボクは、■■■に殺されないといけない。
ボクは、ボク自体が憎かった。
ボクは、ボク自体が嫌いだった。
ようやく、死ねるようだな。
『■■■■■‥‥運命には逆らうな。』
■■■■■はそう言っていた。
何年も、その言葉に縛られてきて、苦脳していた。
そして、二人の人間を殺した。理由は、その言葉。
ボクは、運命には逆らえない。
この世界の全ては、ただ循環しているだけなんだ。
「何も、感じない。君には、そんな冷たい人間にはなって欲しくない。」
◇
伊達坂拳。拳と書いて、『こぶし』と読む。
彼の親は、伊達坂浩二。南雲市警察の、刑事。
理想のエリート家庭、になるはずだった。彼も、刑事になるはずだった。
長谷川雫に、妹を殺されるまでは。家庭は崩壊した。
母は、精神病を患い、自殺。父である、浩二は仕事人間になってしまった。
高校も中退し、軽蔑していた不良といわれる集団に関わるようになった。
そして、長谷川雫は捕まった。が、判決は精神喪失による減刑。
死刑にはならない。
復讐、その言葉が、彼を今動かしている。
「親父も、あの女も、殺す。絶対ぇな。」
「あの女‥‥私のことでしょうか?」
聞いたことのある、憎い声。
長谷川雫。女はその人であるということを。
憎くて憎くて、堪らない。母と妹を殺した女。
拳の拳は、動いていた。
「長谷川ああああああああああああ!!!!!!」
ドズッ
ドタ
倒れたのは、伊達坂拳。
届くことは無かった拳。そして、腹部からスタンガンを退ける長谷川。
◇
おやおや人を呼び捨てにするなって、無礼なお方ですね。
私が、貴方の事を忘れたとでも、お思いだったでしょうか?
嫌でも忘れませんよ。貴方のお父様が、私を牢獄にぶち込んだのですから。
まったく、親子二代にわたって、失礼な家族です。
「殺す前に少し、楽しませてあげましょう。」
伊達坂拳さんのズボンのベルトを外そうと手にかけたその時でした。
ドアが思いっきり開きました。
しかも、そのお客さんは、一人の少女ではありませんか。
私は立ち上がりました。そして、追いかけますよ、そりゃーね。
楽しみたいですもの。
【一日目/深夜/E-1・小屋】
【伊達坂拳@出すつもりだったキャラ】
[状態]健康 気絶
[装備]不明
[道具]基本支給品、戦利支給品×0~3
[思考]
基本:父親(伊達坂浩二)と長谷川雫を殺す。
1:不明
◇
じめじめとした、森の中は、深夜に来るとやはり薄気味悪い。
建物も、建築物も、何も見られないから、てっきりこの世界じゃないかと思ってしまう。
本当薄気味悪い。だから、気持ち悪くなっちゃう。
殺し合い?
まったく馬鹿みたい。
知らない人を殺せる奴なんていないってのに。
あの主催者の男も変よ。
あーあ、変なことがいっぱい。
「ちょっといいかな‥‥?」
後ろから来たのは、サングラスとかけた、丸坊主の男。
いかにも、ヤクザですって感じの。
馬鹿じゃないの、絶対馬鹿よ。
殺し合いなのに、人に声をかけるとか馬鹿よ。
ビンタしたわ。
もちろん。
「ちょ、何でビン‥‥って、うあああ、許して!!!」
ビンタすれば、相手をネガティブにさせる。
そんな能力なの。だから、二つ名は、デリケートハート。
私の名前は五条ひとみ。それ以外はただの高校生。
馬鹿ね。本当に。
「ああああああああ!!!死にたくないよぉぉぉぉ!!!!許して許してぇぇぇぇぇ!!!!」
笑いながら、近くの建物の、扉を開けたわ。
そしたら、女の人と、男の人がやらしいことしようとしていた。
もちろん、その場から焦って逃げるわ。
そんな所にいたら、何されるか分からないもの。
走った。
こう見えても、中学の頃陸上部だった。
何でか、女の人が追いかけてきたの。
って何でなのよ!!
走る。
走る。
走る。
相手は歩いているのに、凄く早く感じる。
え、嘘‥‥行き止まり‥‥
「それでは、楽しみましょう。」
「いやあああああああああああああああああああ!!!!!!」
【一日目/深夜/D-1・森】
【ク・ラナドナ・キゲー@ネタキャラ】
[状態]健康 ネガティブ
[装備]不明
[道具]基本支給品、戦利支給品×0~3
[思考]
基本:不明
1:不明
◇
ボクは、今日中に死ぬ。
結局、ボクは運命には逆らえない。
■■■■■が言っていたとおりにしか出来ない。
支給されたのは、ブルドックリボルバー。
あの時見たものと同じ。最初から分かっていた。そして運命どおりだ。
銃弾は、第二回放送までには空になる。そして■■■■■に奪われる。
それが、逆らえない運命。
「きゃああああああああああああああああああ!!!!!!!」
近くの木陰から、悲鳴が聞こえた。
助けに行くべきか、行かざるべきか。
あの時の記憶。その記憶の声を、ゆっくりと思い出す。
正しい記憶であれば、その声には聞き覚えがある。
そうなると、助けないと運命に逆らうことになる。
「児童虐待とは、相変わらずだな。長谷川。」
銃を向けた相手は女。長谷川雫。
よく知っている、女だ。
ボクの記憶が正しいなら、強姦魔で、人を殺した犯罪者。
だが、この女は、殺してはいけない。運命に逆らうことになる。
「大人しく退けば、撃ちやしない。動けば‥分かっているだろう。」
撃ちたくない。
撃てば運命に逆らうことになってしまう。
運命を裏切るわけには行かない。
裏切れば━━が━━━━してしまうのかも知れない。
「邪魔ばかりされますね。いささか不愉快ですよ。」
良かった。
殺さずに済むみたいだ。
長谷川雫は、森に消える。
今のところ運命どおり順調であるというわけか。
そう思いながらも、ゆっくりと、長谷川が去って行く姿を確認する。
ボクは、少女の事も知っている。五条ひとみ、能力者と呼ばれる人間。
五条ひとみの手のひらが、勢い良く、ボクの頬に当たった。
ビンタすることで相手の心を捻じ曲げる。つまり、ネガティブにさせる。
となると‥‥もうそろそろか‥‥
ドス
腹部には、アイスピック。そして、血が吹き出ている。
この類の痛みには、慣れている。悲鳴も、うめき声も出さなかった。
内臓にまでは達していない。それが、幸い。
「残念だと思うが、ボクにソレは通じない。」
「死んじゃえ‥‥‥死んじゃえ!!死んじゃえ!!!死んじゃえ!!!!」
言葉を聞いて、弱い力であるが何度も何度も腹部を殴られた。
腹部からは、致死量ではなかったが血が噴出している。
ボクはナイフを抜いて床に刺した。
血が出ている。痛みも少しある。
「良いか、聞ける状況ではないことは良く分かっている‥‥だが、聞いてくれないか?」
「うっ‥‥う‥‥。」
「君は、躊躇っていない。躊躇うのは英雄だ。だが、躊躇わないのはただの殺人鬼だ。」
「うっ‥‥ううう‥‥。」
「君には、躊躇って欲しいんだ。」
「うわああああああああああああああ!!!」
我慢しないでいい、泣け。泣いてくれ。
悲しいというのならば、まだ君には感情のある。
ボクみたいに、感情が無くなったら最後だ。
何も、感じない。君には、そんな冷たい人間にはなって欲しくない。
◇
【一日目/深夜/E-2・森】
【五条ひとみ@二つ名キャラ】
[状態]健康 ショック 着衣の乱れ
[装備]不明
[道具]基本支給品、戦利支給品×0~3
[思考]
基本:うああああああああああ!!!
1:(強いショック)
【一日目/深夜/E-2・森】
【細身の男@伏線キャラ】
[状態]腹部から出血
[装備]ブルドックリボルバー(5/5)
[道具]基本支給品、戦利支給品×0~3 アイスピック
[思考]
基本:“運命”に逆らわない
1:ある目的を果たす
2:■■■に殺される。
※一定の参加者の情報や支給品の情報を、何故か知っています。
◇
【コレは、BRが始まる少し前のお話】
「長谷川ちゃん。アンタ楽しみたいでしょ。」
「はい、そうですね。」
「いい、情報をあーげる。」
【一日目/深夜/E-2・森】
【長谷川雫@伏線キャラ】
[状態]健康
[装備]スタンガン
[道具]基本支給品、戦利支給品×0~2
[思考]
基本:ジョーカーとして、ゲームを盛り上げる
1:違う意味で楽しむ。
2:おやおや、残念ですね‥‥
◇
[オリキャラ紹介]
細身の男(本名不明)
血の付着したソフト帽を深く被っている青年。目元まで隠れている。
頬にわずかに傷がある。関勝宏と関春翔の両親を殺した犯人。
長谷川雫(はせがわ・しずく)
女だけど連続強姦殺人犯。両性愛主義者。終末思想の持ち主。
伊達坂拳(だてさか・こぶし)
18歳で無職。茶髪で不良っぽい。伊達坂浩二の息子。妹を長谷川に殺されている。
五条ひとみ(デリケートハート)
ただの高校生。相手をビンタすることで、相手をネガティブにさせる。
ク・ラナドナ・キゲー
893みたいな人。ゲームオタク。
最終更新:2012年05月06日 15:38