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ヒロイズム

ヒーローになりたい。そんなことを考えたことが多々ある。
まあほとんどは戦隊ヒーローとか仮面ライダー、ウルトラマンひいては上条当麻に影響をうけたのだろう。
もしくは俺の父親が泥棒だったからか。
ともかく誰かを助けたい、我が身を犠牲にしてもだ。それが自分のエゴだとしても。
このバトルロワイアルでも誰かを助けることができるだろうか。

平松はB-5の民家に入っていた。当然誰も住んでいない廃屋である。
なにか助けを呼ぶ声が聞こえた・・・ような気がする。
だいだいはこれを頼りにそこへ行くと大抵はいる。それを助ける。
1階には誰もいないので2階へとつながる階段をのぼる。
できれば誰もいないのが最高なのだが…
気配を殺し、足音も消して廊下を歩く。
すると廊下の向こうに部屋がある。ゆっくりとそこに近づく…

□□□

雨梨楓は平松が入る何分かまえにその廃屋に入っていた。
もちろんこの殺し合いには乗っていない。

「あの…誰かいませんか?」

内気な性格で引っ込み思案な彼女は友達が全くいない。不安だけが募る。
とにかく誰かに会いたい、できれば殺し合いをしてない人に会いたい。
あと一人だけいた知り合いにも…そんな希望をもって。
1階には誰もいないことを確認し2階へとのぼる。
そして部屋に入ると…

「キャッ…!」
「静かにして頂戴。自分の命が惜しければね。ああ、それとデイバッグを捨てなさい。」

部屋に入るといきなりナイフを突きつけられる。誰なのだろう…
とにかく女性の言われるがままにデイバッグを捨てる。
そして女性は自分のデイバッグからロープを取り出し、手と足を縛る。
一体彼女はなにをするのか、皆目検討をつかない。

「なにをするんですか…?」
「決まってるじゃない。犯すのよ。」
「えっ……」

聞いた瞬間、鳥肌がたつ。まさかこの人は百合とかレズの人なの?
私の考えていることが分かったのか、いやらしい笑みを女性は浮かべこう言う。

「違うわね。私の専門を男性を犯すこと。アンタなんかは趣味じゃないわ。」
「じゃあ、なんで…?」
「私の暇つぶしに付き合ってということよ。」
「え…暇つぶしのためだけに私は犯されるんですか…?」

理不尽…そうとしかいえない。しかし現実に起こっているこの殺し合いも理不尽そのものである。
女性は平然とした顔で私に近づく。

「あなたはそういうことは経験したことないんでしょ?」
コクコクとうなずくしかない。
「だから私がそれをするのよ。感謝しなさい。」
なにを感謝すればいいのか分からない。
「まずは胸を揉むわね。」

そう言うと女性は私の胸を制服の上から激しく揉みしだく。

「いや……やっ……はあ……」
「もう感じてるの?早いわね。」

感じたことのない快楽が押し寄せる。なんでなの…
女性は片方の手で胸を揉みながらもう一方の手で下のほうを触る。

「もう濡れてるじゃない…」
「いや…だめ……」
「次キスいこっか?ファーストキスでしょ?」

そう言うと女性は顔を近づける。

いや!こんな人としたくない!誰か助けて…
そう心に叫んだそのとき…

「おい!お前女性を縛って何やってるんだ?」

扉を開けて入ってきたのは男性だった。

□□□

俺が部屋に入ると奇妙な光景が広がっていた。
女性が縛られており、もう一人の女性が縛られた女性の胸を揉み、顔を近づけていた。
おそらくもう一人の女性が縛られたほうの女性を襲ったのだろう。

「嘘!なんで!足音も気配もしなかったわよ!」
「俺の父親は泥棒でね…そういう関係のは教わったんだよ。」

女性はヒステリックにわめく。そして

「いいわ…だったらまとめてあなたも犯す!」
「ああ、分かったぞ…お前たぶん逆レイプ魔だろ…」

長谷川燐。それが雨梨を襲った彼女の名前である。
巷を騒がせるレイプ魔…ではなく逆レイプ魔である。
普通なら男性が女性を襲うのだが彼女は女性、つまり男性を襲うのである。
長谷川曰く「悪いことはしてない」らしい。

「そうよ。私は逆レイプ魔よ!だから大人しくして私に犯されなさい!」

そう言うとナイフを持ち襲い掛かる。
平松は至って冷静だ。こんなの不良と同じようなものだからだ。

「残念だけど、バレバレだ!」

突っ込んできた長谷川を受け流し、背負い投げをする。
長谷川は受身をする間もなく地面に突っ伏す。ナイフもどこかに飛んだ。
さらに追い討ちをかけるために長谷川を背負い、窓の外へ落とす。

「うわあああああああ!!」
「二度とここに来るなよ!逆レイプ魔!」

間に合ってよかった…そう一息つくが

「あの…これ外してくれませんか?」
「おっ、悪いな…ロープを切るには…これでいいだろ…」

床に転がっていたナイフを拾い、ロープを切る。

□□□

ロープがほどかれまずは安心した。
もしも彼が助けにこなかったらファーストキスが女の人になっていただろう…それどころか犯されていたかもしれない…
想像しただけでも鳥肌がたつ。もう忘れよう。

とりあえず立とうとするが長谷川という女性にいろいろとされたせいか、思うように立てない。
すると助けてくれた男性が手を差し伸べる。

「立てますか?」
「あ…ありがとうございます。」

男性の手を握りなんとか立てた。

「あの…ありがとうございます…助けてくれて…」
「別にお礼はいいよ。当然のことをしただけだからね。」
「あの…私、雨梨楓っていいます。良かったら一緒に行動しませんか?」
「もちろん!俺の名前は平松晩魔だ!宜しくな、雨梨さん。俺が雨梨さんを守りますから。」
「…はい!」

自分の命を犠牲にしても…

平松はそう一人呟いた。

【B-5/民家/一日目・日中】

【平松 晩魔】
[状態]健康、強い決意
[装備]なし
[道具]支給品一式、ランダム支給品×2
[思考・行動]
基本:自分を犠牲にしても雨梨さんを守る
1:雨梨さんと行動。
2:雨梨のためならなんでもする。
3:長谷川は注意だな…

【雨梨 楓】
[状態]健康
[装備]なし
[道具]支給品一式、ランダム支給品×1
[思考・行動]
基本:生き残る
1:平松さんと行動
2:一人いる知り合いにも会いたい
3:長谷川という人は注意しよう

※長谷川のデイバッグはB-5の民家一階に放置されています。
※長谷川の顔を記憶しました

□□□

長谷川は森の中を彷徨っていた。
窓から投げ出されて、全身を強く打ってしまった。
おまけにデイバッグも民家に放置している…基本支給品だけもってきたが…最悪だ。

「あいつ…許さないから!絶対犯してやる!」

そう心に誓うとD-4の街へ向かうべく走り出した。

【C-5/森/一日目・日中】

【長谷川 燐】
[状態]健康
[装備]なし
[道具]基本支給品
[思考・行動]
基本:生き残りつつ、他の男もを犯す
1:D-4の街へ向かう
2:できれば男を犯したい。

※平松と雨梨の顔を記憶しました

【参加者特徴】

平松晩魔
ヒーローに憧れる高校2年生。
現実でも誰かを助けたりし、その人のためならば死んでも構わないほど。
父親が泥棒で泥棒に関するテクを教わり、有効活用している。

雨梨楓
高校2年生。内気で引っ込み思案な性格。ショートヘア
休み時間は一人で読書をする。
男性の友達が一人いるらしいが…

長谷川燐
巷を騒がせる逆レイプ魔。こうみえて大学2年生。ロングヘア
いろんなストレスを解消するために逆レイプをはじめた。
誰かの書き手の非リレーロワを好んで見る。

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GAME START 平松晩魔 :[[]]
GAME START 雨梨楓 [[]]
GAME START 長谷川燐 この出会いは偶然か、必然か

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最終更新:2012年02月23日 19:36
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