38:白い季節の中、冷たい空の下
◆ymCx/I3enU氏と
◆8nn53GQqtY氏が死んだらしい。
自分のオリキャラの一人、長谷川祐治も死んだようだ。
正直、書き手仲間が死んでしまったのは少し悲しいと、◆VxAX.uhVsMは思う。
とは言っても、ymを殺害したのは他ならぬ彼なのだが。
「残り28人、ね……」
殺し合いが始まって四時間で30人が死んだのだ、後四時間で何人死ぬのだろうか。
人数が減っているとは言え禁止エリアによって行動範囲は狭められ、他参加者と遭遇する可能性はそれほど変わらないだろう。
「優勝は正直狙ってた訳じゃないけど、この分なら……」
「Vxさん!」
「ん?」
少女の声で名前を呼ばれた。
声の方に向くと、小学生ぐらいの少女が息を切らして立っていた。
山道を歩いてきたのだろうか服は泥や木の葉で汚れている。
「Vxさんだ……! やっと会えた……! 私です、神谷茜です!」
少女は涙目になりながら、Vxにふらふらと歩み寄って行く。
その目は、捜し求めていた人にやっと出会えた、そんな喜びで溢れていた。
チャキ。
その喜びの表情が、一瞬にして凍り付いた。
冷たい銃口が自分に向けられたから。
―――どうして?
少女――神谷茜は、なぜVxがいきなり自分に銃を向けるのか、全く理解出来なかった。
自分の中の◆VxAX.uhVsMと言う人物は、全てを知っている訳では無いが、少なくともこんな事をするような人物では無い。
いきなり銃を向けるような――――。
ダァン!!
胸元に衝撃を感じた。喉の奥から熱い液体が込み上げる。とても、胸が熱い。
ダァン!!
今度は腹に衝撃を感じた。痛い。一気に意識が遠退く。
ダァン!!
もうどこを撃たれているのかも分からなくなってきた。
意識がどんどん薄くなっていく、何も考えられなくなっていく、何も見えなくなっていく。
―――どうして? どうして? どうして? どう――――し――――――――。
ダァン!!
何も分からないまま、神谷茜は最後に頭を撃ち抜かれ、死んだ。
Vxはこの少女を知っていた。
この殺し合いにも参加している◆6LQfwU/9.Mが生み出したオリキャラとして。
6Lの過去の作品に、自分がこの少女と同行しているシーンがあった。
恐らく、その時の自分と今の自分を勘違いしたのだろう。
「残念だねぇ……その作品の俺なら、助けたかもしれないけどさ」
冷酷な笑みを浮かべながら、「こちら」のVxは神谷茜の荷物を漁り出した。
【神谷茜@◆6LQfwU/9.M氏のオリキャラ 死亡確認】
【残り 21人】
【午前/C-3住宅街】
【◆VxAX.uhVsM@非リレーロワスレ書き手】
[状態]健康
[装備]ニューナンブM60(1/5)
[持物]基本支給品一式、.38SP弾(7)、金属バット、麻痺毒入特殊細工万年筆(1)
[思考・行動]
基本:殺し合いに乗る。
1:他の書き手さんに会っても別段容赦する気は無い。
2:自分のオリキャラに会ったら……?
[備考]
※◆ymCx/I3enU、◆6LQfwU/9.M、自分のオリキャラの情報を持っています。
最終更新:2012年02月21日 23:15