ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko1004 一週間
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俺は虐待鬼威参。
月曜日は嫌になる。これから一週間が始まると思うと気が乗らない。
憂鬱を吹き飛ばしてくれるコ○ラさんも居なるわけもなし。
そんな事を考えて出勤する、毎度の事だが何か良いアイディアはないか?
で、思いついたのが曜日ごとにテーマを決めてゆ虐をする、という事だった。
在り来たりかもしれないが、何もないよりは幾らかマシである。
いろいろ考えながら仕事をしていたら、あっという間に月曜日は終わってしまった。
月曜日
月、つき、ツキ…月を使ってゆ虐なんて出来ないし…
早速行き詰ってしまった。
まてよ、月が使えないなら月に送ってしまえば良いじゃないか。
「というわけで、お前ら今から月に行って来い!!」
「どういうわけなのぉぉぉぉぉ?!!!」
これは帰り道で見かけた(探した)シングルマザー、親れいむと赤れいむ2匹だ。
こいつらがどうして野良をやっているかは知らないが、まあ、性格の問題もあるだろう。
そんなこいつらを有効利用することにする。
季節はまだ秋といった所、ちょうど欠けたお月様が美しい。ここは川原の土手なので風が気持ち良い。
まずは赤れいむ1匹を虐待用に買っておいた打ち上げ花火(一発物タイプ)の上にボンドで固定する。
「ゆんやぁぁぁ!あんよがうぎょきゃないよぉぉぉぉ!!」
「おちびちゃんになにするのぉぉぉ!くそにんげんはおちびちゃんにあやまってねぇぇぇ!!!」
「これかられいむちゃんは、お月様に向かって飛んで行くんだよ、ゆっくり理解してね」
そう言って花火に点火する。
邪魔が入らないように親れいむを足で押さえ、赤れいむの残りを指で摘み上げておく。
何が起こるかも解らないくせに、騒ぎ立てるれいむ達。
これは記念すべき第一歩だ、ゆっくりの夜明けだ。
シュルルルルル……ポン!………ドンッ!パラパラパラパラッ
「?!」
一瞬の事で何が何だか解らなかった。
しばらくするとおそらく赤れいむの物だったのだろう、リボンの残骸がヒラヒラ舞い降りてきた。
れいむ親子はいきなりの音と光に呆気に取られて硬直している。
ぽかんとした間抜け面をさらす親子、それを照らす月明かり…風情があるな。
「なにがおこったのぉぉぉぉぉぉ?!!おちびちゃんはどこへいったのぉぉぉぉ??!!」
「おねーしゃんがいないよぉぉぉ!?ゆんやぁぁぁぁぁ!!!」
「俺に言われても解らん、いったい何がどうなったのやら?」
「なにいってるのぉぉぉぉ!!じじいがなにかしたにきまってるでしょぉぉぉぉぉ!!」
一応母性(笑)というやつがあるのか、必死に騒ぐ親れいむ。
おかげでかなり満足してしまった、月曜の憂鬱が赤れいむと一緒に文字通り吹っ飛んでしまったのだ。
はっきり言って、もうこいつらはどうでも良いんだが……
俺はこの町を愛する鬼威参、町の美化に協力せねばなるまい。
先ほどの赤れいむは砕け散ったようだが、それで諦めてしまっては砕けたれいむに申し訳がない。
先人達の失敗があるから成功があるのだ。
「まあ、お前らも月に行って来てくれ!」
「なにをするのぉぉぉ!おちびちゃんをはなせぇぇぇぇぇ!!!」
俺は赤れいむを摘み上げると、ロケット花火をあにゃるに挿入してボンドで固定した。
「ゆふんっ!れいみゅのあにゃるしゃんがへんじゃよぉぉぉ!いちゃうけじょきもちいいにょぉぉぉ!!」
「おひびちゃんになにじでるぅぅぅ!やべろくそじじぃぃぃぃ!!!」
これだけでは当然月になんか行ける訳がない。俺は残りのロケット花火を赤れいむに対角になるように紐で縛りつける。
念のためボンドでも固定しておく。導火線を長くし一本にまとめておく。
れいむ型ロケット2号の完成だ。
「お前の死は無駄にしない、安心して月に逝って来い!」
「やべろくそじじぃぃぃ!れいむのおちびちゃんをかえせぇぇぇぇ!!」
「いやじゃぁぁぁ!こりぇとっちぇぇぇぇ!!!」
親子の涙の別れも済ませた所で、導火線に火をつける。
人類の期待を乗せてカウントダウンといきたいところだが、今度は見逃さないに集中しよう。
どんどん短くなっていく導火線、纏められていた所が燃え尽きいよいよ個体ロケットブースターに点火だ。
ヒュヒュヒューーーーン! パーーーーーン!!
「おそらをとんでるみたい」すら言う間も与えず飛び去ったれいむ2号。
角度が悪かったのか、川の方へ飛び去り破裂した。
呆然とれいむ2号が飛び去っていった方角を見つめる親れいむ。
ショックだったのか、微かに震えているがいまだに硬直したままである。
月をバックにこの間抜け面の写真をとっておけばよかったかな?
「おぉぉちびちやぁぁぁぁぁぁぁぁんん!!!」
ようやく石化解除されたれいむが泣き叫ぶ、おちびちゃんの尊い犠牲に月夜に吼える。
実際のところ、本当に赤れいむが居なくなって泣いているのか怪しいところではあるが…
…秋の長夜のゆ虐は絵になるな。
「ぐぞじじぃぃぃ!よぐもおじびじゃんをぉぉぉ!でいぶがじんぐるまざぁぁじゃなぐなっじゃっだでじょぉぉぉ!!」
もう十分堪能してしまったのだが、これも駆除しないと町の美観を損ねる。
どう処理しようか考えた挙句…
そうだ、この方法なら月に届くぞ!
それに気が付いた俺は、れいむを鷲づかみにして川に向かって放り投げる。
「よろこべれいむ!お前が月面到着ゆっくり第一号だ!!」
「はなぜぇぇぇぇ!!……おそらをぉぉぉぉん」ザッパーン!
醜い姿の月面着陸船は、水面に映った月に到着すると同時に水飛沫を上げ黒い夜の川に消えた。
しばらくもがいていたのか水面がゆれていたが、すぐに静寂が訪れる。
そこにはただ有明の月ぞ残れり…なんてね。
火曜日
昨日は上質なゆ虐を堪能したため、今日はより質の高いゆ虐をしたいのだが…
火、火を使った虐待は有り触れているからな。
そんな事を考えながら仕事をしていると、
「おーい、こっち来て野良を片付けてくれ」
どうやら、職場に野良ゆが紛れ込んでたようだ。
俺の職場の工場は、山のふもと近くにある工業団地の一角にある。
山が近いせいか、野生のゆっくりがそのまま野良化することが多いようだ。
食料はそれほど無いと思うのだが、住みやすいのか廃材を家にしたり閉鎖された工場内に進入してたりするらしい。
そういうわけで、この辺りではかなりの高確率でゆっくりに遭遇する。
工場内に野良ゆが紛れ込んできて仕事の邪魔をするので、定期的に排除しなくてはならない。
俺の勤めている工場の人間は、殆どがゆっくりをゴキブリくらいに思っているので、
駆除は専ら新人の俺が行う。人面で喋るゆっくりは、駆除するのを躊躇う人間も多いのだ。
俺は平気だけど。
そんなわけで、これから駆除を行うわけだが……
作業を中断しようとして、ふと今持っていた物に目が留まる。
これは使えるな。
「きたないてでさわるんじゃないんだせぇぇ!はなせくそにんげん!」
汚い手、それもその筈だろう。素手で触るにはこのまりさは汚れ過ぎている。
なので作業用の手袋をつけたまま、まりさを掴み頭を逆さにして落ちない程度に、
潰れない程度に万力で固定する。
「いだぃぃぃ!やべるんだぜぇぇぇ!いまならゆるしてやるからさっさとこれをはずすんだぜぇぇ!!」
苦痛に顔を歪めるまりさ、汚いあんよ醜いあにゃるを必死によじり脱出を試みる。
俺は早速準備を始める事にする。使う道具はガス溶接機。
慣れた手つきですばやくガスに点火する。
勢いよく燃える赤い炎、これだけでも十分汚物は消毒ごっこが出来るのだが、それではただの火炎放射器。
酸素の量を調整していくと、赤い炎の色と形状が変化を始める。
色は赤から青く、青白く輝いていく。形は放射されていた物がだんだん小さく細くなっていく。
肉眼で見るのが少し眩しくなるほどの輝きに変わったそれを、ブリブリしているまりさのあんよに近づける。
「?!…………………ぎょべぼももぶがぼどぶべごごご…!!」
炎を当てた瞬間、炎より少し大きめに黒い丸が出来る。
余りの高温に即炭化してしまったまりさのあんよ、それもすぐに崩れ落ち餡がむき出しになる。
周囲には焦げっぽい甘い香りが立ち込める。
本来ならば、餡が漏れ出すのだろうが、餡も焦げ固まっているためそれが蓋となり餡の流出を防いでいる。
何をされたのか解らなかったのだろう、少し間があって解読不明な言語を撒き散らすまりさ。
目玉をひん剥き号泣するその姿は不細工極まりない。
痛みのためか恐怖のためか分からないが、しーしーまで撒き散らす始末。
本来なら鉄を溶接するための炎だ、熱くないわけが無いのだ。
「ぐびごぢぼぼげどどどごぼぼぼぼでぎげごぐぐぐ…!!!」
今だに凄まじい苦悶の呪詛を吐くまりさ。
今度はその汚らしいしーしー穴と、あにゃるに炎を当ててみる事にする。
「…?!のごべべべぐばごばごごごごご…!!!」
一瞬ビクリと反応した後、より一層大きく目を見開き身を震わす。
しーしー穴周は先ほどと同じく黒い水玉模様に変化した。水漏れの突貫工事も無事終了だ。
続いてあにゃるにも同様の処理を行う。これでもう二度とあにゃるが遣われることも無いだろう。
「なにやってるんだ君は?さっきから変な音が聞こえるんだが…
なんだこれ!ぶっさいくなゆっくりだな…」
まりさの撒き散らす騒音を聞きつけ、職場の先輩が現れる。
俺は駆除もかねての実験と称して、この状況を説明する。
ためしに実演すると、必死に身をよじり苦しむまりさに何か感じるものがあったのだろう。
俺にもやらせろと加わってきた。まともに言葉も発することも出来なくもがき苦しむまりさ。
その様子を見て先輩の目の色が変わり始める。ゆ虐の楽しさを解ってもらえのだろうか?
「お前ら揃って何やってるんだ?今は休憩時間だって言うのに…」
「いまはおやつのじかんなんだよーわかるねー?」
そういって現れたのは、ここの親方と愛猫(?)のちぇんだ。
このちぇんは野良なのだが、猫好きな親方が可愛がっているので駆除を免れている。
甘やかされている性か最近ゲスの兆候が見られるのだった。
俺達は事情を説明すると、興味深そうに様子を見守る。
「ぼぐごごご!ぎゅべもも!ぼぼどど!ぶべぐぐぐ!!」
炎を当てられる度に増えていく黒い水玉模様、さながら新種のゆっくりのような姿だ。
もはや言葉すら忘れてしまったのではないかと思われるほど意味不明な叫び声を撒き散らす。
涙はもう枯れてしまったのか、先ほどから出なくなっていた。
「意外とこれは面白いな、新人に危険性を勉強させるのにもいいかもしれんな…」
親方のこの言葉のおかげで、このゆ虐は正式に認可された。
「ごわいよぉぉぉぉぉ!!わがらないよぉぉぉぉぉ!!!」
野良まりさのあまりの惨状を目の前にして、ゲス気味ちぇんが叫びを上げる。
親方がそれをなだめるが、この性でせっかく認可が下りたゆ虐が廃止されても困る。
俺はすかさずフォローに入る。
「ちぇん、怖がらなくていいよ。このまりさはゲスな野良だからこんな目にあっているんだよ。
ゆっくり出来ないゆっくりだからお仕置きをしてるんだ。こんな目に合うのは人間に汚い言葉を使ったり、
あまあま持って来いと要求したりする悪いゆっくりだけだよ、安心していいよ。」
そう言って俺はちぇんに怪しく微笑む、親方は俺の言葉に満足したのかそれに同意した。
ちぇんはガチガチ震え、涙としーしーを垂れ流していた。
これで少しはゲス治療になるだろうか?そんな事を考えている内に体中に黒い水玉の出来たまりさが完成した。
目と口は潰してない。髪は所々焦げており、円形脱毛されているところもある。全身から焦げた甘い匂いをはなっている。
もはや声も出ないのか、大きく目を開き歯を剥き出しガチガチ震えるのみだった。
「これでも生きているなんてすごいな、不思議生物だな、また駆除する時は教えてくれ」
「確かに生命力だけは凄いですね…意外と面白かったですか?」
「結構楽しかったかもしれない…」
先輩と俺は大満足。今日のゆ虐も大成功だ。
ちなみに万力から解放されたまりさは一応親方とちぇんに見せに行った。
親方は面白そうにまりさを見ると、空の植木鉢にまりさを入れて飾っていた。
さながらどこかの珍植物のようだ。ちぇんは恐怖に震えるだけだった。
水曜日
今日は水曜日、本日も仕事中に来訪者が現れる。
先輩に呼ばれて見に行けば、そこには親ありす、親まりさ、子ありす、子まりさの家族が居た。
「ゆっふっふ!またあたらしいどれいがきたのぜ!」
「はやくひざまづきなさい!とかいはなありすのどれいにしてあげるわ!」
「やい!そどれい!はやくあまあまもってくるのじぇ!」
「おとーさんたちはつよいのよ!はやくいうこときいたほうがみのためよ!」
言いたい放題のアホ一家。先輩はそれを見て嬉しそうにしている。
「昨日のあれ、またやってみるか?昨日と違う種類も居るし…」
乗ってきてくれるのは有難いが今日は水曜日、せっかくなので水を使いたい所なのだが…
そう言って手に持っていたこれに気がつく。
これも水じゃないか…
「どがいば!!!あづいぃぃぃぃ!!!」
「ゆぼべぇへ!!ゆぎゃぁぁぁぁあ!!!」
水圧に耐え切れず吹っ飛ぶゲス夫妻、熱水を浴びた顔の一部が醜く垂れ下がる。
そう、今回使っているこれはスチーム洗浄器だ。
知らない人もいると思うので簡潔に説明すると、
これは熱水を高圧力で排出し頑固な油汚れ等を落とす洗浄器だ。
消防士が水を巻くのに使っているアレを思い浮かべてほしい。
水圧はあれほどではないが、吐き出されるのが水ではなく高温の熱水なのだ。
偉そうにしていたゲスが醜くうごめく様子に先輩も清掃に参加する。
「おちょーしゃん!おきゃーしゃん!ゆっくりしty…?!ゆごぼぶ!!」
「きょわいよぉぉぉ!!とかいはじゃにゃいわぁ…?!げぼごぼぼ!!」
先輩は子ゆっくりに向けて放水した。
熱水と水圧のコラボに耐え切れなかったのか一瞬で崩れ饅頭になる。
グズグズに溶けてしまった饅頭をさらに洗浄してみれば、あっという間に解けて流れ消えていく。
「子供は意外ともろいんだな…あっけ無かったな…」
「まあ、まだ親が残ってますし…一匹ずつやりますか?」
あっさりと崩れ落ちた子饅頭に少しがっかりした様子の先輩だったが、俺の言葉に目を輝かせる。
こんなに楽しそうに笑う先輩は初めて見た。俺と先輩は仲良く饅頭夫妻を分けることにした。
先輩はありす、おれはまりさを駆除することになり、再び洗浄を始める。
「やべでぇ!ぼごべぶ!!あづいばぼぼごべ!!」
熱水を浴びせられながらも器用に悲鳴を上げるありす。
顔は次第に垂れ下がっていき、自慢の金髪も流れ落ち始めている。
水圧に皮が負けカスタードが流れ出す様子はまるでふやけたシュークリームだ。
「なんだか、シュークリームが食べたくなった…」
先輩も同じことを考えていたようだ。
声も発することが出来なくなったありすは、そのまま溶けて流れていった。
もがき苦しんでいたまりさだったが、その様子を見ている内にどんどん青ざめていった。
「ごべんなざいぃぃ!まりざをゆるじでくだざいぃぃぃ!なんでぼじまずがらぁぁぁ!!」
「…どうしようかこれ?」
先輩の表情が曇り始める、普段怖そうなイメージがある先輩だが意外とやさしいのだ。
「気にしない方がいいですよ、こいつら訳も分からずに言ってるだけですし…
これ、謝ってますけど何で謝ってるのか分かってないんですよ。ただの命乞いです。
生き延びる為にはなんでもする下衆な奴等なんですよ」
「…最低だな…情け無用か…腐った根性を洗い流してやってくれ」
俺は先輩の言葉にしたがいまりさの帽子目掛けて放水する。
帽子は簡単に吹っ飛びすぐに溶け出し磯のりのような物に変わっていく。
「ゆっぴぃぃ?!まりざのずできばおぼうじがぁぁぁぁ!!!」
変わり果てた帽子を必死になめているまりさ、当然そんなことで帽子が直る筈も無い。
知らない人が見れば、帽子無しゆっくりが号泣しながら磯のりを舐めているように見えるだろう。
俺はさらに帽子に熱水を浴びせる。磯のりとなったそれは流れに乗って排水溝に吸い込まれていった。
「ゆぎょわぁぁぁぁぁん?!おぼうじがながれていっじゃっだよぉぉぉぉ!!!」
ふと、視線に気がつく。遠くから俺達の様子を興味深そうに見守る親方とちぇん。
親方の口元が少し緩んでいるのと対照的にちぇんは号泣しながら震えていた。
「さあ?覚悟はいいかまりさ?安心しろ、きっと下水で溶けたお帽子と一緒に混ざり合えるよ」
「ゆががががが…」
俺は残された哀れなゴミ袋も綺麗に溶かし洗浄を終えた。
木曜日
今日は木曜日、木を使ってゆ虐してみたいんだが…
爪楊枝や割り箸を使うのも面白くないな。
そう考えていると先輩がなにやら大きめのポリバケツを運んできていた。
中身を見せてもらうと70?の容量いっぱいに木の削り粉が入っていた。
先輩はこれを花壇の肥料に使うために近所の木工所から貰って来たそうだ。
これは使えるかもしれない。
「先輩、これまだ余ってますかね?……」
45?の容積のゴミ袋いっぱいに木の削り粉を貰って家に帰る。
途中でお腹をすかせたれいむを運良く発見したのでお持ち帰りだ。
「おにいさん、れいむをかってくれるんだね、れいむはおなかがぺこぺこだよ!
はやくなにかたべさせてね!いっぱいでいいよ!!」
嬉しそうに揉み上げを動かすれいむ、そのウザきもさに耐えながら家に向かう。
れいむを直接持つのは汚いので、コンビニのビニール袋に入れて運ぶ。
楽しそうに雑音と大差の無いお歌をうたうアホ饅頭。
自分が幸せになると信じて疑わないのだろう。
「ちょっとせまいけどきにいったよ!ここはれいむのおうちだよ!おにいさんはどれいにしてあげるね!」
帰宅してれいむを袋から出したとたんに、おうち宣言&奴隷宣言。
得意そうにしている顔が俺をイライラさせる。
この自信はどこから沸いて出てくるのだろうか?
「どれいははやくごはんをもってきてね!あまあまでもいいよ!たくさんもってくるんだよ!!」
早速食べ物を要求してくるアホ饅頭。俺はその要望に答えてやる事にする。
「れいむちゃんはお腹がすいているんだね?沢山食べたいのかい?」
「そうだよ!れいむはおなかがすいているんだよ!りかいできたらさっさとうごいてね!」
得意そうにふんぞり返る醜い塊、目の前にいる人間が自分の奴隷になったと信じて疑わないのだろう。
餡子脳の思考回路はどうなっているのか早く学者に解明してもらいたいものだ。
まあ、お腹をすかせたご主人様気取りのれいむを待たせるのも可愛そうなので俺は食事の準備をする。
食事の準備といっても俺のなのだが…
れいむを透明ケースに閉じ込め目の前で食事を開始する。
なにやら喚いている様だがこの箱は防音加工されているので気にならない。
恨めしそうに涎をたらしながらこちらを見つめるれいむ。
…これは不味いな、食欲をなくすな。
あわててれいむ入りのケースをテーブルから下ろす。なにやらピコピコワサワサしているが見なかった事にする。
不細工なゆっくりと一緒には食事が出来ないな。
そう思いながら、さっさと食事を終わらせれいむをテーブルに戻す。
ケース内に涎を撒き散らしていたのでかなり汚い。
テーブルを汚さないように新聞紙を敷いてからその上にれいむを置く。
自由になったれいむは早速く汚い口を開く。
「どれいのくせに、れいむよりさきにごはんをたべるなんてなまいきだよ!!
せいさいされたくなかったらさっさとあまあまもってきてね!!」
「…そうだな…あまあまはないが…これを腹いっぱい食べせてやろう。」
そう言って取り出したのは今日貰ってきた木の削りカス。
鰹節の削り粉にも見えなくも無いそれをれいむの目の前に出す。
「なにいってるの?こんなものはたべないよ!あやくあまあまもってきてね!」
「腹減っている野良の癖に贅沢だな、食べてみれば結構上手いかも知れんぞ?」
「それならどれいがたべればいいでしょぉぉ!ばかなのぉ?しぬのぉぉ?!」
そう叫ぶれいむの口を無理やり開かせ、削り粉を流し込む。
堪らず吐き出そうとするが、俺は口を押さえそれを阻止する。
さっきまでの威勢のよさが嘘のようにれいむは目を剥き涙を流す。
「ふぼごぼぶぼっ!ぱーしゃ、ぱーしゃ、ふしあわしぇー」
口を閉じたままどうやって喋っているのかは知らないが器用な奴だ。
そんな様子を見ていてあることを思い出した俺は、れいむの口を押さえつつ忘れ物を取りにいく。
棚から布製のガムテープを取り出し適度な長さに千切ると、それをれいむのあにゃるに貼り付ける。
これをして置かないとせっかく食べさせてもうんうんとして排出されてしまう。
それでは面白くない、せっかくだから存分に木を味わってもらおう。
あにゃるにガムテープを張られたのが気持ち悪いのか、しきりに尻を振るれいむ。
ブリブリしてて気持ち悪いので一発尻を叩くと大人しくなる。
口を塞がれ尻を真っ赤にして泣いているれいむに先ほどの自信たっぷりだった姿は何処へやら。
俺は更にれいむに木屑を食べさせる。希望通りにお腹いっぱいになって貰おう。
「ぐべぼぼぼ!ぶばごば!ぼうだべらざぜないでぇ!ぺぺぼぶっ!」
持ってきた木屑の半分ほど食べさせただろうか?れいむはパンパンに晴れ上がっていた。
これ以上食べさせて爆ぜさせるのも勿体無い気がするので、ガムテープでれいむの口を塞ぐ。
眉毛を八の字に曲げて涙を流すその姿に愛嬌を感じたので、
ベランダに置いてあった大き目のポリバケツにれいむを入れて置く。
このバケツは強風でも倒れないように底に重しが入れてあるので、ゆっくり如きでは倒すことも出来ないだろう。
微かにうなり声も聞こえるが、このくらいは問題無しだ。
今日も楽しいゆ虐をありがとう、とポリバケツにそっと呟く。
金曜日
気が付いたらあっという間に一週間が経ってる。
ゆ虐の無限の可能性に感心しながら、今日の虐待テーマを考える。
金、きん、かね、ふーむ、ゆっくりに金なんて勿体無い気もするな。
そんな事を考えていると、今日の尊い犠牲となるゆっくりが馬鹿面下げて現れる。
「ゆん!きたないところだぜ!こんなところにすんでるにんげんはあわれなのぜ!」
またまりさだ、本当にれいむとまりさは数が多い。駆除しても次から次へと湧いて出てくる。
その無駄な繁殖力を絶滅を危ぶまれる動植物に分けてあげたいほどだ。
そんな事を考えていると、野良の声を聞きつけた先輩が現れる。
「あぁ、また来たんだね、今日はどんな駆除をするんだい?」
駆除というよりは虐待なのだが、先輩が楽しそうにしているのであえて突っ込みは入れないでおく。
「今日は金曜日なんで金にちなんでやってみようと思うんですけど…」
「金ってゴールドかい?それともお金?金属ってことでも良いのかな?」
「まあ、その辺りならなんでもいい気がしますが…」
そう言うと先輩は何か思いついたらしく、まりさを捕まえ万力で固定する。
月曜日にやったようにあにゃるを上向きにしてあるのだが、固定されているのは底部のほうだ。
「ゆぎぁぁぁ!あんよがいたいんだぜぇぇぇ!どれないんだぜぇぇぇ!!!」
少し斜め向きに固定されたまりさは必死に身をよじるが、そんな事で万力のから逃れられるはずもない。
先輩はそんな様子を見ると楽しそうに目を細める。滅多に見せない素敵な笑顔がそこにはあった。
そんな先輩に思わず見とれていると、今度は何か手に持っていた物をまりさのあにゃるに突き刺した。
「ゆぶずんっ?!あにゃるがいだいんだぜぇぇぇ!!でもすこしだけふしぎなかんじがするんだぜぇぇ!!」
気色の悪い事を叫ぶまりさのあにゃるをよく見れば、そこには少し太めのボルトがネジ部から刺さっていた。
更に先輩は何かを準備している、今度持ってきたのはガス溶接機のトーチ(火が出るやつです)
いや、よく見るとこれは…
先輩は楽しそうに点火して火を調節していく。
青白く輝くその炎をあにゃるに刺し込まれたボルトの頭に当てていく。
「ゆふ~~ん!なんだかあたたかくなって………ゆぎゃぁぁぁぁ!!あついんだぜぇぇぇ!!」
熱いに決まっている、熱せられたボルトの頭は徐々に赤くなってきているのだ。
オレンジ色に輝き始めだすと、先輩はトーチを操作する。
途端に激しい火花が飛び散りだし、ボルトの頭は瞬く間に溶けていった。
「ゆんぼがごごごごべえぇぇぇぇ!!!」
今回使ったのは溶接用のトーチではなく溶断用のトーチである。
これで鉄板を切ったり、こんな風にボルトの頭を切り飛ばしたり出来るのだ。
溶けたボルトがあにゃるに溶着される、あにゃる周辺には飛び散った鉄がくっついている。
焼けたボルトはまだ熱気を帯びており、煙が立ちも上っていた。鉄と饅頭の焦げた匂いがあたりに漂う。
当のまりさは全身に汗(?)をびっしり掻き、しーしと涎と涙を撒き散らしていた。
汚らしい分泌液の四重奏に思わず先輩の顔に笑みがこぼれる。
思わず可愛いと思ってしまうその横顔。
先輩は爽やかに笑いながらこっちを向くと、君もやってみるか?と問いかけてくる。
俺はまりさを万力から外すと、両手で振動を与える。
「ぐぎぼぎがががが……ぶぶっ!ゆっふ~ん!」
こんな時にでも本能には逆らえないのか、まりさはぺにぺにを立てて発情する。
そんな様子を見ていた先輩は少し顔を赤くする、やっぱり可愛いな。
俺は先輩が持ってきたものより若干細めのボルトをぺにぺにに押し当てるとそのまま押し込んでいく。
「ゆふふ~ん!ゆんっ?!ごべがあべどぼぼぼ!」
ぺにぺにを無理やり押し戻されたからか、あにゃるを塞がれた痛みを思い出したのかは解らないが、再び騒ぎ出すまりさ。
ぺにぺに…というか今はまむまむだな、をボルトで塞がれたまりさにむけて先ほど先輩がした処置を俺も施す。
「あぢゅいぃぃ!!がぼげべべべどがぼぼぼぼぐばばばばば!!!」
汚い騒音を聞きつけたちぇんと親方も側で様子を見守る。こうしてまむ&あにゃるを塞がれた改造まりさが完成した。
親方は楽しそうに改造まりさを植木鉢にねじ込むと、それを月曜日に作った水玉まりさの隣に並べた。
親方はあれから定期的に水玉まりさにオレンジジュースをやっているらしい。
だが、加減を心得ているのか一向に傷がふさがることはない。案外親方も昔は鬼威参だったのかもしれない。
そんな親方にちぇんはただ、「わからないよぉぉぉ!!」を連呼するだけだった。
土曜日
今日は仕事はお休み、ゆ虐を楽しんでいたら一週間がもう終わりだ。
本日の予定は特になかったのだが、先日先輩と園芸の話になってしまい、今は先輩宅にお邪魔している。
割と広い家に一人暮らしをしている先輩が自慢の花壇を見せてくれた。
先輩はとても楽しそうに花々の世話をしていた。そんな様子を見ていた俺も思わず笑みがこぼれる。
俺が見ていることに気が付いた先輩は少しむっとしたような顔をした。
「…こんな僕が花を愛でているのは可笑しいのかい?…」
「そんな事はないですよ、素敵な趣味だと思いますよ」
「…あぅぅ………その……ありがとう…」
そう言うと、顔を赤くした先輩は顔をそらしてしまった。
っと、こんな状況でもゆ虐は忘れていませんよ。
今日は土曜日、土を使った…というか土を作ってもらう虐待をすること決めた。
俺は木曜日に捕らえたれいむをポリバケツごと先輩宅に持ち込んでいた。そう、コンポストにするためだ。
ポリバケツの底に土を敷き詰めれいむに張ってあったガムテープを剥がす。
木曜日にはパンパンに晴れ上がっていたれいむも昨日絶食したのが良かったのか元の体系に戻っていた。
なにやら騒ぐれいむだったがそのまま再度ポリバケツの中に入ってもらう。
先輩は台所から残飯を持ってきて中に放り込む。
「ゆぶぶ!くさいよ!ゆっくりできないぃぃぃ!!」
「ゆっくり出来なくて結構、それがお前の食料だからな」
「なにいってるのぉぉぉ!こんなものたべられるわけなでしょぉぉぉ!!ばかなの?しぬのぉぉぉ?!」
「それを食べなきゃ死ぬのはお前だ、餌はそれしかやらん、死にたくなければ食べろ!」
「ゆぎぎぎぃ……………………むーしゃ、むーしゃ、ふしあわせぇぇぇ…」
絶食が効いているのか、不満を言いながら残飯を食べるれいむ。
俺とれいむのやり取りを見て楽しそうに笑う先輩だった。
日曜日
今日は何時もより早起きしてみた、せっかくの休みだから何だか勿体無い気がしたからだ。
約束の時間までまだあるので、今日は太陽の恵みを使った虐待を行うことにする。
今日使うゆっくりは昨日の帰りに拾ってきたれいむとまりさの番だ。
本当にうんざりするくらい見かける顔だが、これからの予定が楽しみなのでゆ虐にも思わず力が入る。
取り出したるは何処にでもある虫眼鏡。これをお日様を使った虐待といえばやることは一つ…
「やべでぇぇぇ!!まりさのおぼうしにあなをあけないでぇぇぇぇぇ!!」
「ぷぷっ!おかざりのないぶざまなゆっくりがいるよ、ゆっくりできないよ!おぉあわれあわれ…」
「れいむぅぅぅ!どぼじでそんなこどいうのぉぉぉ?!…ゆわぁぁぁん!おぼうじさんがぁぁぁぁ!!」
もはやテンプレなやり取りではあるが、見てて飽きないアホな連中である。
れいむとまりさは透明ケースに別々に入れてある、その目の前で帽子を虫眼鏡で焼いているのだ。
号泣するまりさとそれをあざ笑うれいむ、お前達は番じゃなかったのかと問い詰めたくなる。
ピンポーン!「……そろそろ起きているか?……」
そんな声がドアの向こうから聞こえる。
あわてて俺は玄関に向かう、ドアを開けると何時もより御洒落をしている先輩がいた。
少し恥ずかしそうにしている先輩を見ていると、
「……似合わないと思っているんだろ?……」
「そんな事はないですよ、そういう先輩も素敵ですよ」
「…はぅ………ありがとう…」
そう言って先輩は顔を赤くする。本当に可愛いな。
そう、今日の予定は先輩と買い物に出かけるのだ。まあ、言い換えればデートになるのかも知れない。
先日園芸の話で盛り上がったのだが、その際に花を育てるのが好きなゆっくりがいる事を話と先輩は大変興味を持ったようだ。
元々一人暮らししている事もあり、寂しがりやの先輩にゆっくりゆうかの事を話したのだ。
今日は一緒にペットショップに行ってゆうかを見に行く予定だ。先輩は胴付ゆうかに大変興味を持っていた。
「……所で、その手に持っている虫眼鏡は何?」
「ああ、これですか?これはですね…」
そう言って本日のゆ虐内容を話すと、自分もやってみると答えてくれた。
先輩を家に招きいれ、ベランダに案内する。
そこには未だにまりさを罵倒するれいむと、帽子を見つめひたすら泣くまりさの姿があった。
先輩に虫眼鏡を渡すと、先輩はれいむを箱から出して太陽を背(?)に向けさせる。
そのまま虫眼鏡で光を集めると、れいむの髪を焦がし始める。
「なにするの、このくそ……ゆゆっ!なんだかあたたかくなって……あづいぃぃぃぃぃ!!!どうなっでるのぉぉ?!!」
髪を太陽光で焼かれるれいむ、その姿は現代に蘇ったカチカチ山だ。
必死に揉み上げをピコピコさせるれいむを見て、楽しそうに目を細める先輩。
俺は部屋に戻り、先輩の持っているものより少し大きめの虫眼鏡を取り出す。
そんな様子を見守る先輩。
俺は帽子を見つめるまりさを箱から出すと、まりさの目が動かないように、瞼を閉じられないように押さえつける。
「ゆっぎいぃ!なにするのぉぉ!いだいでしょぉぉぉぉ!おぼうしをなおしてよぉぉぉぉ!!」
まりさの黒目を太陽に向けると、虫眼鏡で集めた光を黒めに当てる。
「ゆぎぃぃぃぃ!!まぶじいよぉぉぉ!めがいだいぃぃぃ!!ぼうやべでぇぇぇぇ!!!」
太陽の恵みをその瞳に浴びて、まりさは大きく身をよじる。
「…君は面白いことを思いつくんだな…」
感心した様に先輩が言うと、俺の真似をしてれいむの黒目に太陽光を浴びせる。
「ゆがぁ!なにをするこのくぞ……ゆぎゃぁぁぁぁ!れいむのおべべがぁぁぁぁ!!たいようさんやべでぇぇぇ!!」
そんな事を言っても太陽が光るのを止める訳でもないのに、必死に叫ぶれいむ。
あまりの滑稽さに思わず二人で笑ってしまう。
今週は楽しい一週間だったな。
完
ちなみに親方の愛猫のちぇんはあれからすっかり大人しくなってしまった。
かつてのゲス予備軍だった面影は一切見られなくなった。
俺と先輩を見る目が怯えていた。
そんな様子を楽しそうに親方は眺めるのだった。
こんな物を書いていますが、私は事務職です。
短編的な感じで一週間ゆ虐を書いていたなら何だかおかしな方向になりました。
先輩がどんどん可愛くなっていくので、勢いでこんな流れになってしまいました。
先輩が男の娘か女の子かはご想像にお任せします。
ゆっくりもうそうしていってね!!
過去に書いたもの
ふたば系ゆっくりいじめ 819 ムシゴロウ王国
ふたば系ゆっくりいじめ 826 ムシゴロウ王国2
ふたば系ゆっくりいじめ 828 ムシゴロウ王国3
ふたば系ゆっくりいじめ 831 ムシゴロウ王国~王国の仲間達~
ふたば系ゆっくりいじめ 835 罰ゲーム
ふたば系ゆっくりいじめ 836 ショート
ふたば系ゆっくりいじめ 841 ゆんセルク 絵
ふたば系ゆっくりいじめ 842 ハイテンション
ふたば系ゆっくりいじめ 848 思いを伝えよう
ふたば系ゆっくりいじめ 849 ゆんケストラ
ふたば系ゆっくりいじめ 850 即興
ふたば系ゆっくりいじめ 856 ムシゴロウ王国5
ふたば系ゆっくりいじめ 861 ゆっくり草
ふたば系ゆっくりいじめ 863 めーリンガル
ふたば系ゆっくりいじめ 869 とかいはにリフォーム
ふたば系ゆっくりいじめ 876 ゆっくり草子
ふたば系ゆっくりいじめ 879 ムシゴロウ王国6
月曜日は嫌になる。これから一週間が始まると思うと気が乗らない。
憂鬱を吹き飛ばしてくれるコ○ラさんも居なるわけもなし。
そんな事を考えて出勤する、毎度の事だが何か良いアイディアはないか?
で、思いついたのが曜日ごとにテーマを決めてゆ虐をする、という事だった。
在り来たりかもしれないが、何もないよりは幾らかマシである。
いろいろ考えながら仕事をしていたら、あっという間に月曜日は終わってしまった。
月曜日
月、つき、ツキ…月を使ってゆ虐なんて出来ないし…
早速行き詰ってしまった。
まてよ、月が使えないなら月に送ってしまえば良いじゃないか。
「というわけで、お前ら今から月に行って来い!!」
「どういうわけなのぉぉぉぉぉ?!!!」
これは帰り道で見かけた(探した)シングルマザー、親れいむと赤れいむ2匹だ。
こいつらがどうして野良をやっているかは知らないが、まあ、性格の問題もあるだろう。
そんなこいつらを有効利用することにする。
季節はまだ秋といった所、ちょうど欠けたお月様が美しい。ここは川原の土手なので風が気持ち良い。
まずは赤れいむ1匹を虐待用に買っておいた打ち上げ花火(一発物タイプ)の上にボンドで固定する。
「ゆんやぁぁぁ!あんよがうぎょきゃないよぉぉぉぉ!!」
「おちびちゃんになにするのぉぉぉ!くそにんげんはおちびちゃんにあやまってねぇぇぇ!!!」
「これかられいむちゃんは、お月様に向かって飛んで行くんだよ、ゆっくり理解してね」
そう言って花火に点火する。
邪魔が入らないように親れいむを足で押さえ、赤れいむの残りを指で摘み上げておく。
何が起こるかも解らないくせに、騒ぎ立てるれいむ達。
これは記念すべき第一歩だ、ゆっくりの夜明けだ。
シュルルルルル……ポン!………ドンッ!パラパラパラパラッ
「?!」
一瞬の事で何が何だか解らなかった。
しばらくするとおそらく赤れいむの物だったのだろう、リボンの残骸がヒラヒラ舞い降りてきた。
れいむ親子はいきなりの音と光に呆気に取られて硬直している。
ぽかんとした間抜け面をさらす親子、それを照らす月明かり…風情があるな。
「なにがおこったのぉぉぉぉぉぉ?!!おちびちゃんはどこへいったのぉぉぉぉ??!!」
「おねーしゃんがいないよぉぉぉ!?ゆんやぁぁぁぁぁ!!!」
「俺に言われても解らん、いったい何がどうなったのやら?」
「なにいってるのぉぉぉぉ!!じじいがなにかしたにきまってるでしょぉぉぉぉぉ!!」
一応母性(笑)というやつがあるのか、必死に騒ぐ親れいむ。
おかげでかなり満足してしまった、月曜の憂鬱が赤れいむと一緒に文字通り吹っ飛んでしまったのだ。
はっきり言って、もうこいつらはどうでも良いんだが……
俺はこの町を愛する鬼威参、町の美化に協力せねばなるまい。
先ほどの赤れいむは砕け散ったようだが、それで諦めてしまっては砕けたれいむに申し訳がない。
先人達の失敗があるから成功があるのだ。
「まあ、お前らも月に行って来てくれ!」
「なにをするのぉぉぉ!おちびちゃんをはなせぇぇぇぇぇ!!!」
俺は赤れいむを摘み上げると、ロケット花火をあにゃるに挿入してボンドで固定した。
「ゆふんっ!れいみゅのあにゃるしゃんがへんじゃよぉぉぉ!いちゃうけじょきもちいいにょぉぉぉ!!」
「おひびちゃんになにじでるぅぅぅ!やべろくそじじぃぃぃぃ!!!」
これだけでは当然月になんか行ける訳がない。俺は残りのロケット花火を赤れいむに対角になるように紐で縛りつける。
念のためボンドでも固定しておく。導火線を長くし一本にまとめておく。
れいむ型ロケット2号の完成だ。
「お前の死は無駄にしない、安心して月に逝って来い!」
「やべろくそじじぃぃぃ!れいむのおちびちゃんをかえせぇぇぇぇ!!」
「いやじゃぁぁぁ!こりぇとっちぇぇぇぇ!!!」
親子の涙の別れも済ませた所で、導火線に火をつける。
人類の期待を乗せてカウントダウンといきたいところだが、今度は見逃さないに集中しよう。
どんどん短くなっていく導火線、纏められていた所が燃え尽きいよいよ個体ロケットブースターに点火だ。
ヒュヒュヒューーーーン! パーーーーーン!!
「おそらをとんでるみたい」すら言う間も与えず飛び去ったれいむ2号。
角度が悪かったのか、川の方へ飛び去り破裂した。
呆然とれいむ2号が飛び去っていった方角を見つめる親れいむ。
ショックだったのか、微かに震えているがいまだに硬直したままである。
月をバックにこの間抜け面の写真をとっておけばよかったかな?
「おぉぉちびちやぁぁぁぁぁぁぁぁんん!!!」
ようやく石化解除されたれいむが泣き叫ぶ、おちびちゃんの尊い犠牲に月夜に吼える。
実際のところ、本当に赤れいむが居なくなって泣いているのか怪しいところではあるが…
…秋の長夜のゆ虐は絵になるな。
「ぐぞじじぃぃぃ!よぐもおじびじゃんをぉぉぉ!でいぶがじんぐるまざぁぁじゃなぐなっじゃっだでじょぉぉぉ!!」
もう十分堪能してしまったのだが、これも駆除しないと町の美観を損ねる。
どう処理しようか考えた挙句…
そうだ、この方法なら月に届くぞ!
それに気が付いた俺は、れいむを鷲づかみにして川に向かって放り投げる。
「よろこべれいむ!お前が月面到着ゆっくり第一号だ!!」
「はなぜぇぇぇぇ!!……おそらをぉぉぉぉん」ザッパーン!
醜い姿の月面着陸船は、水面に映った月に到着すると同時に水飛沫を上げ黒い夜の川に消えた。
しばらくもがいていたのか水面がゆれていたが、すぐに静寂が訪れる。
そこにはただ有明の月ぞ残れり…なんてね。
火曜日
昨日は上質なゆ虐を堪能したため、今日はより質の高いゆ虐をしたいのだが…
火、火を使った虐待は有り触れているからな。
そんな事を考えながら仕事をしていると、
「おーい、こっち来て野良を片付けてくれ」
どうやら、職場に野良ゆが紛れ込んでたようだ。
俺の職場の工場は、山のふもと近くにある工業団地の一角にある。
山が近いせいか、野生のゆっくりがそのまま野良化することが多いようだ。
食料はそれほど無いと思うのだが、住みやすいのか廃材を家にしたり閉鎖された工場内に進入してたりするらしい。
そういうわけで、この辺りではかなりの高確率でゆっくりに遭遇する。
工場内に野良ゆが紛れ込んできて仕事の邪魔をするので、定期的に排除しなくてはならない。
俺の勤めている工場の人間は、殆どがゆっくりをゴキブリくらいに思っているので、
駆除は専ら新人の俺が行う。人面で喋るゆっくりは、駆除するのを躊躇う人間も多いのだ。
俺は平気だけど。
そんなわけで、これから駆除を行うわけだが……
作業を中断しようとして、ふと今持っていた物に目が留まる。
これは使えるな。
「きたないてでさわるんじゃないんだせぇぇ!はなせくそにんげん!」
汚い手、それもその筈だろう。素手で触るにはこのまりさは汚れ過ぎている。
なので作業用の手袋をつけたまま、まりさを掴み頭を逆さにして落ちない程度に、
潰れない程度に万力で固定する。
「いだぃぃぃ!やべるんだぜぇぇぇ!いまならゆるしてやるからさっさとこれをはずすんだぜぇぇ!!」
苦痛に顔を歪めるまりさ、汚いあんよ醜いあにゃるを必死によじり脱出を試みる。
俺は早速準備を始める事にする。使う道具はガス溶接機。
慣れた手つきですばやくガスに点火する。
勢いよく燃える赤い炎、これだけでも十分汚物は消毒ごっこが出来るのだが、それではただの火炎放射器。
酸素の量を調整していくと、赤い炎の色と形状が変化を始める。
色は赤から青く、青白く輝いていく。形は放射されていた物がだんだん小さく細くなっていく。
肉眼で見るのが少し眩しくなるほどの輝きに変わったそれを、ブリブリしているまりさのあんよに近づける。
「?!…………………ぎょべぼももぶがぼどぶべごごご…!!」
炎を当てた瞬間、炎より少し大きめに黒い丸が出来る。
余りの高温に即炭化してしまったまりさのあんよ、それもすぐに崩れ落ち餡がむき出しになる。
周囲には焦げっぽい甘い香りが立ち込める。
本来ならば、餡が漏れ出すのだろうが、餡も焦げ固まっているためそれが蓋となり餡の流出を防いでいる。
何をされたのか解らなかったのだろう、少し間があって解読不明な言語を撒き散らすまりさ。
目玉をひん剥き号泣するその姿は不細工極まりない。
痛みのためか恐怖のためか分からないが、しーしーまで撒き散らす始末。
本来なら鉄を溶接するための炎だ、熱くないわけが無いのだ。
「ぐびごぢぼぼげどどどごぼぼぼぼでぎげごぐぐぐ…!!!」
今だに凄まじい苦悶の呪詛を吐くまりさ。
今度はその汚らしいしーしー穴と、あにゃるに炎を当ててみる事にする。
「…?!のごべべべぐばごばごごごごご…!!!」
一瞬ビクリと反応した後、より一層大きく目を見開き身を震わす。
しーしー穴周は先ほどと同じく黒い水玉模様に変化した。水漏れの突貫工事も無事終了だ。
続いてあにゃるにも同様の処理を行う。これでもう二度とあにゃるが遣われることも無いだろう。
「なにやってるんだ君は?さっきから変な音が聞こえるんだが…
なんだこれ!ぶっさいくなゆっくりだな…」
まりさの撒き散らす騒音を聞きつけ、職場の先輩が現れる。
俺は駆除もかねての実験と称して、この状況を説明する。
ためしに実演すると、必死に身をよじり苦しむまりさに何か感じるものがあったのだろう。
俺にもやらせろと加わってきた。まともに言葉も発することも出来なくもがき苦しむまりさ。
その様子を見て先輩の目の色が変わり始める。ゆ虐の楽しさを解ってもらえのだろうか?
「お前ら揃って何やってるんだ?今は休憩時間だって言うのに…」
「いまはおやつのじかんなんだよーわかるねー?」
そういって現れたのは、ここの親方と愛猫(?)のちぇんだ。
このちぇんは野良なのだが、猫好きな親方が可愛がっているので駆除を免れている。
甘やかされている性か最近ゲスの兆候が見られるのだった。
俺達は事情を説明すると、興味深そうに様子を見守る。
「ぼぐごごご!ぎゅべもも!ぼぼどど!ぶべぐぐぐ!!」
炎を当てられる度に増えていく黒い水玉模様、さながら新種のゆっくりのような姿だ。
もはや言葉すら忘れてしまったのではないかと思われるほど意味不明な叫び声を撒き散らす。
涙はもう枯れてしまったのか、先ほどから出なくなっていた。
「意外とこれは面白いな、新人に危険性を勉強させるのにもいいかもしれんな…」
親方のこの言葉のおかげで、このゆ虐は正式に認可された。
「ごわいよぉぉぉぉぉ!!わがらないよぉぉぉぉぉ!!!」
野良まりさのあまりの惨状を目の前にして、ゲス気味ちぇんが叫びを上げる。
親方がそれをなだめるが、この性でせっかく認可が下りたゆ虐が廃止されても困る。
俺はすかさずフォローに入る。
「ちぇん、怖がらなくていいよ。このまりさはゲスな野良だからこんな目にあっているんだよ。
ゆっくり出来ないゆっくりだからお仕置きをしてるんだ。こんな目に合うのは人間に汚い言葉を使ったり、
あまあま持って来いと要求したりする悪いゆっくりだけだよ、安心していいよ。」
そう言って俺はちぇんに怪しく微笑む、親方は俺の言葉に満足したのかそれに同意した。
ちぇんはガチガチ震え、涙としーしーを垂れ流していた。
これで少しはゲス治療になるだろうか?そんな事を考えている内に体中に黒い水玉の出来たまりさが完成した。
目と口は潰してない。髪は所々焦げており、円形脱毛されているところもある。全身から焦げた甘い匂いをはなっている。
もはや声も出ないのか、大きく目を開き歯を剥き出しガチガチ震えるのみだった。
「これでも生きているなんてすごいな、不思議生物だな、また駆除する時は教えてくれ」
「確かに生命力だけは凄いですね…意外と面白かったですか?」
「結構楽しかったかもしれない…」
先輩と俺は大満足。今日のゆ虐も大成功だ。
ちなみに万力から解放されたまりさは一応親方とちぇんに見せに行った。
親方は面白そうにまりさを見ると、空の植木鉢にまりさを入れて飾っていた。
さながらどこかの珍植物のようだ。ちぇんは恐怖に震えるだけだった。
水曜日
今日は水曜日、本日も仕事中に来訪者が現れる。
先輩に呼ばれて見に行けば、そこには親ありす、親まりさ、子ありす、子まりさの家族が居た。
「ゆっふっふ!またあたらしいどれいがきたのぜ!」
「はやくひざまづきなさい!とかいはなありすのどれいにしてあげるわ!」
「やい!そどれい!はやくあまあまもってくるのじぇ!」
「おとーさんたちはつよいのよ!はやくいうこときいたほうがみのためよ!」
言いたい放題のアホ一家。先輩はそれを見て嬉しそうにしている。
「昨日のあれ、またやってみるか?昨日と違う種類も居るし…」
乗ってきてくれるのは有難いが今日は水曜日、せっかくなので水を使いたい所なのだが…
そう言って手に持っていたこれに気がつく。
これも水じゃないか…
「どがいば!!!あづいぃぃぃぃ!!!」
「ゆぼべぇへ!!ゆぎゃぁぁぁぁあ!!!」
水圧に耐え切れず吹っ飛ぶゲス夫妻、熱水を浴びた顔の一部が醜く垂れ下がる。
そう、今回使っているこれはスチーム洗浄器だ。
知らない人もいると思うので簡潔に説明すると、
これは熱水を高圧力で排出し頑固な油汚れ等を落とす洗浄器だ。
消防士が水を巻くのに使っているアレを思い浮かべてほしい。
水圧はあれほどではないが、吐き出されるのが水ではなく高温の熱水なのだ。
偉そうにしていたゲスが醜くうごめく様子に先輩も清掃に参加する。
「おちょーしゃん!おきゃーしゃん!ゆっくりしty…?!ゆごぼぶ!!」
「きょわいよぉぉぉ!!とかいはじゃにゃいわぁ…?!げぼごぼぼ!!」
先輩は子ゆっくりに向けて放水した。
熱水と水圧のコラボに耐え切れなかったのか一瞬で崩れ饅頭になる。
グズグズに溶けてしまった饅頭をさらに洗浄してみれば、あっという間に解けて流れ消えていく。
「子供は意外ともろいんだな…あっけ無かったな…」
「まあ、まだ親が残ってますし…一匹ずつやりますか?」
あっさりと崩れ落ちた子饅頭に少しがっかりした様子の先輩だったが、俺の言葉に目を輝かせる。
こんなに楽しそうに笑う先輩は初めて見た。俺と先輩は仲良く饅頭夫妻を分けることにした。
先輩はありす、おれはまりさを駆除することになり、再び洗浄を始める。
「やべでぇ!ぼごべぶ!!あづいばぼぼごべ!!」
熱水を浴びせられながらも器用に悲鳴を上げるありす。
顔は次第に垂れ下がっていき、自慢の金髪も流れ落ち始めている。
水圧に皮が負けカスタードが流れ出す様子はまるでふやけたシュークリームだ。
「なんだか、シュークリームが食べたくなった…」
先輩も同じことを考えていたようだ。
声も発することが出来なくなったありすは、そのまま溶けて流れていった。
もがき苦しんでいたまりさだったが、その様子を見ている内にどんどん青ざめていった。
「ごべんなざいぃぃ!まりざをゆるじでくだざいぃぃぃ!なんでぼじまずがらぁぁぁ!!」
「…どうしようかこれ?」
先輩の表情が曇り始める、普段怖そうなイメージがある先輩だが意外とやさしいのだ。
「気にしない方がいいですよ、こいつら訳も分からずに言ってるだけですし…
これ、謝ってますけど何で謝ってるのか分かってないんですよ。ただの命乞いです。
生き延びる為にはなんでもする下衆な奴等なんですよ」
「…最低だな…情け無用か…腐った根性を洗い流してやってくれ」
俺は先輩の言葉にしたがいまりさの帽子目掛けて放水する。
帽子は簡単に吹っ飛びすぐに溶け出し磯のりのような物に変わっていく。
「ゆっぴぃぃ?!まりざのずできばおぼうじがぁぁぁぁ!!!」
変わり果てた帽子を必死になめているまりさ、当然そんなことで帽子が直る筈も無い。
知らない人が見れば、帽子無しゆっくりが号泣しながら磯のりを舐めているように見えるだろう。
俺はさらに帽子に熱水を浴びせる。磯のりとなったそれは流れに乗って排水溝に吸い込まれていった。
「ゆぎょわぁぁぁぁぁん?!おぼうじがながれていっじゃっだよぉぉぉぉ!!!」
ふと、視線に気がつく。遠くから俺達の様子を興味深そうに見守る親方とちぇん。
親方の口元が少し緩んでいるのと対照的にちぇんは号泣しながら震えていた。
「さあ?覚悟はいいかまりさ?安心しろ、きっと下水で溶けたお帽子と一緒に混ざり合えるよ」
「ゆががががが…」
俺は残された哀れなゴミ袋も綺麗に溶かし洗浄を終えた。
木曜日
今日は木曜日、木を使ってゆ虐してみたいんだが…
爪楊枝や割り箸を使うのも面白くないな。
そう考えていると先輩がなにやら大きめのポリバケツを運んできていた。
中身を見せてもらうと70?の容量いっぱいに木の削り粉が入っていた。
先輩はこれを花壇の肥料に使うために近所の木工所から貰って来たそうだ。
これは使えるかもしれない。
「先輩、これまだ余ってますかね?……」
45?の容積のゴミ袋いっぱいに木の削り粉を貰って家に帰る。
途中でお腹をすかせたれいむを運良く発見したのでお持ち帰りだ。
「おにいさん、れいむをかってくれるんだね、れいむはおなかがぺこぺこだよ!
はやくなにかたべさせてね!いっぱいでいいよ!!」
嬉しそうに揉み上げを動かすれいむ、そのウザきもさに耐えながら家に向かう。
れいむを直接持つのは汚いので、コンビニのビニール袋に入れて運ぶ。
楽しそうに雑音と大差の無いお歌をうたうアホ饅頭。
自分が幸せになると信じて疑わないのだろう。
「ちょっとせまいけどきにいったよ!ここはれいむのおうちだよ!おにいさんはどれいにしてあげるね!」
帰宅してれいむを袋から出したとたんに、おうち宣言&奴隷宣言。
得意そうにしている顔が俺をイライラさせる。
この自信はどこから沸いて出てくるのだろうか?
「どれいははやくごはんをもってきてね!あまあまでもいいよ!たくさんもってくるんだよ!!」
早速食べ物を要求してくるアホ饅頭。俺はその要望に答えてやる事にする。
「れいむちゃんはお腹がすいているんだね?沢山食べたいのかい?」
「そうだよ!れいむはおなかがすいているんだよ!りかいできたらさっさとうごいてね!」
得意そうにふんぞり返る醜い塊、目の前にいる人間が自分の奴隷になったと信じて疑わないのだろう。
餡子脳の思考回路はどうなっているのか早く学者に解明してもらいたいものだ。
まあ、お腹をすかせたご主人様気取りのれいむを待たせるのも可愛そうなので俺は食事の準備をする。
食事の準備といっても俺のなのだが…
れいむを透明ケースに閉じ込め目の前で食事を開始する。
なにやら喚いている様だがこの箱は防音加工されているので気にならない。
恨めしそうに涎をたらしながらこちらを見つめるれいむ。
…これは不味いな、食欲をなくすな。
あわててれいむ入りのケースをテーブルから下ろす。なにやらピコピコワサワサしているが見なかった事にする。
不細工なゆっくりと一緒には食事が出来ないな。
そう思いながら、さっさと食事を終わらせれいむをテーブルに戻す。
ケース内に涎を撒き散らしていたのでかなり汚い。
テーブルを汚さないように新聞紙を敷いてからその上にれいむを置く。
自由になったれいむは早速く汚い口を開く。
「どれいのくせに、れいむよりさきにごはんをたべるなんてなまいきだよ!!
せいさいされたくなかったらさっさとあまあまもってきてね!!」
「…そうだな…あまあまはないが…これを腹いっぱい食べせてやろう。」
そう言って取り出したのは今日貰ってきた木の削りカス。
鰹節の削り粉にも見えなくも無いそれをれいむの目の前に出す。
「なにいってるの?こんなものはたべないよ!あやくあまあまもってきてね!」
「腹減っている野良の癖に贅沢だな、食べてみれば結構上手いかも知れんぞ?」
「それならどれいがたべればいいでしょぉぉ!ばかなのぉ?しぬのぉぉ?!」
そう叫ぶれいむの口を無理やり開かせ、削り粉を流し込む。
堪らず吐き出そうとするが、俺は口を押さえそれを阻止する。
さっきまでの威勢のよさが嘘のようにれいむは目を剥き涙を流す。
「ふぼごぼぶぼっ!ぱーしゃ、ぱーしゃ、ふしあわしぇー」
口を閉じたままどうやって喋っているのかは知らないが器用な奴だ。
そんな様子を見ていてあることを思い出した俺は、れいむの口を押さえつつ忘れ物を取りにいく。
棚から布製のガムテープを取り出し適度な長さに千切ると、それをれいむのあにゃるに貼り付ける。
これをして置かないとせっかく食べさせてもうんうんとして排出されてしまう。
それでは面白くない、せっかくだから存分に木を味わってもらおう。
あにゃるにガムテープを張られたのが気持ち悪いのか、しきりに尻を振るれいむ。
ブリブリしてて気持ち悪いので一発尻を叩くと大人しくなる。
口を塞がれ尻を真っ赤にして泣いているれいむに先ほどの自信たっぷりだった姿は何処へやら。
俺は更にれいむに木屑を食べさせる。希望通りにお腹いっぱいになって貰おう。
「ぐべぼぼぼ!ぶばごば!ぼうだべらざぜないでぇ!ぺぺぼぶっ!」
持ってきた木屑の半分ほど食べさせただろうか?れいむはパンパンに晴れ上がっていた。
これ以上食べさせて爆ぜさせるのも勿体無い気がするので、ガムテープでれいむの口を塞ぐ。
眉毛を八の字に曲げて涙を流すその姿に愛嬌を感じたので、
ベランダに置いてあった大き目のポリバケツにれいむを入れて置く。
このバケツは強風でも倒れないように底に重しが入れてあるので、ゆっくり如きでは倒すことも出来ないだろう。
微かにうなり声も聞こえるが、このくらいは問題無しだ。
今日も楽しいゆ虐をありがとう、とポリバケツにそっと呟く。
金曜日
気が付いたらあっという間に一週間が経ってる。
ゆ虐の無限の可能性に感心しながら、今日の虐待テーマを考える。
金、きん、かね、ふーむ、ゆっくりに金なんて勿体無い気もするな。
そんな事を考えていると、今日の尊い犠牲となるゆっくりが馬鹿面下げて現れる。
「ゆん!きたないところだぜ!こんなところにすんでるにんげんはあわれなのぜ!」
またまりさだ、本当にれいむとまりさは数が多い。駆除しても次から次へと湧いて出てくる。
その無駄な繁殖力を絶滅を危ぶまれる動植物に分けてあげたいほどだ。
そんな事を考えていると、野良の声を聞きつけた先輩が現れる。
「あぁ、また来たんだね、今日はどんな駆除をするんだい?」
駆除というよりは虐待なのだが、先輩が楽しそうにしているのであえて突っ込みは入れないでおく。
「今日は金曜日なんで金にちなんでやってみようと思うんですけど…」
「金ってゴールドかい?それともお金?金属ってことでも良いのかな?」
「まあ、その辺りならなんでもいい気がしますが…」
そう言うと先輩は何か思いついたらしく、まりさを捕まえ万力で固定する。
月曜日にやったようにあにゃるを上向きにしてあるのだが、固定されているのは底部のほうだ。
「ゆぎぁぁぁ!あんよがいたいんだぜぇぇぇ!どれないんだぜぇぇぇ!!!」
少し斜め向きに固定されたまりさは必死に身をよじるが、そんな事で万力のから逃れられるはずもない。
先輩はそんな様子を見ると楽しそうに目を細める。滅多に見せない素敵な笑顔がそこにはあった。
そんな先輩に思わず見とれていると、今度は何か手に持っていた物をまりさのあにゃるに突き刺した。
「ゆぶずんっ?!あにゃるがいだいんだぜぇぇぇ!!でもすこしだけふしぎなかんじがするんだぜぇぇ!!」
気色の悪い事を叫ぶまりさのあにゃるをよく見れば、そこには少し太めのボルトがネジ部から刺さっていた。
更に先輩は何かを準備している、今度持ってきたのはガス溶接機のトーチ(火が出るやつです)
いや、よく見るとこれは…
先輩は楽しそうに点火して火を調節していく。
青白く輝くその炎をあにゃるに刺し込まれたボルトの頭に当てていく。
「ゆふ~~ん!なんだかあたたかくなって………ゆぎゃぁぁぁぁ!!あついんだぜぇぇぇ!!」
熱いに決まっている、熱せられたボルトの頭は徐々に赤くなってきているのだ。
オレンジ色に輝き始めだすと、先輩はトーチを操作する。
途端に激しい火花が飛び散りだし、ボルトの頭は瞬く間に溶けていった。
「ゆんぼがごごごごべえぇぇぇぇ!!!」
今回使ったのは溶接用のトーチではなく溶断用のトーチである。
これで鉄板を切ったり、こんな風にボルトの頭を切り飛ばしたり出来るのだ。
溶けたボルトがあにゃるに溶着される、あにゃる周辺には飛び散った鉄がくっついている。
焼けたボルトはまだ熱気を帯びており、煙が立ちも上っていた。鉄と饅頭の焦げた匂いがあたりに漂う。
当のまりさは全身に汗(?)をびっしり掻き、しーしと涎と涙を撒き散らしていた。
汚らしい分泌液の四重奏に思わず先輩の顔に笑みがこぼれる。
思わず可愛いと思ってしまうその横顔。
先輩は爽やかに笑いながらこっちを向くと、君もやってみるか?と問いかけてくる。
俺はまりさを万力から外すと、両手で振動を与える。
「ぐぎぼぎがががが……ぶぶっ!ゆっふ~ん!」
こんな時にでも本能には逆らえないのか、まりさはぺにぺにを立てて発情する。
そんな様子を見ていた先輩は少し顔を赤くする、やっぱり可愛いな。
俺は先輩が持ってきたものより若干細めのボルトをぺにぺにに押し当てるとそのまま押し込んでいく。
「ゆふふ~ん!ゆんっ?!ごべがあべどぼぼぼ!」
ぺにぺにを無理やり押し戻されたからか、あにゃるを塞がれた痛みを思い出したのかは解らないが、再び騒ぎ出すまりさ。
ぺにぺに…というか今はまむまむだな、をボルトで塞がれたまりさにむけて先ほど先輩がした処置を俺も施す。
「あぢゅいぃぃ!!がぼげべべべどがぼぼぼぼぐばばばばば!!!」
汚い騒音を聞きつけたちぇんと親方も側で様子を見守る。こうしてまむ&あにゃるを塞がれた改造まりさが完成した。
親方は楽しそうに改造まりさを植木鉢にねじ込むと、それを月曜日に作った水玉まりさの隣に並べた。
親方はあれから定期的に水玉まりさにオレンジジュースをやっているらしい。
だが、加減を心得ているのか一向に傷がふさがることはない。案外親方も昔は鬼威参だったのかもしれない。
そんな親方にちぇんはただ、「わからないよぉぉぉ!!」を連呼するだけだった。
土曜日
今日は仕事はお休み、ゆ虐を楽しんでいたら一週間がもう終わりだ。
本日の予定は特になかったのだが、先日先輩と園芸の話になってしまい、今は先輩宅にお邪魔している。
割と広い家に一人暮らしをしている先輩が自慢の花壇を見せてくれた。
先輩はとても楽しそうに花々の世話をしていた。そんな様子を見ていた俺も思わず笑みがこぼれる。
俺が見ていることに気が付いた先輩は少しむっとしたような顔をした。
「…こんな僕が花を愛でているのは可笑しいのかい?…」
「そんな事はないですよ、素敵な趣味だと思いますよ」
「…あぅぅ………その……ありがとう…」
そう言うと、顔を赤くした先輩は顔をそらしてしまった。
っと、こんな状況でもゆ虐は忘れていませんよ。
今日は土曜日、土を使った…というか土を作ってもらう虐待をすること決めた。
俺は木曜日に捕らえたれいむをポリバケツごと先輩宅に持ち込んでいた。そう、コンポストにするためだ。
ポリバケツの底に土を敷き詰めれいむに張ってあったガムテープを剥がす。
木曜日にはパンパンに晴れ上がっていたれいむも昨日絶食したのが良かったのか元の体系に戻っていた。
なにやら騒ぐれいむだったがそのまま再度ポリバケツの中に入ってもらう。
先輩は台所から残飯を持ってきて中に放り込む。
「ゆぶぶ!くさいよ!ゆっくりできないぃぃぃ!!」
「ゆっくり出来なくて結構、それがお前の食料だからな」
「なにいってるのぉぉぉ!こんなものたべられるわけなでしょぉぉぉ!!ばかなの?しぬのぉぉぉ?!」
「それを食べなきゃ死ぬのはお前だ、餌はそれしかやらん、死にたくなければ食べろ!」
「ゆぎぎぎぃ……………………むーしゃ、むーしゃ、ふしあわせぇぇぇ…」
絶食が効いているのか、不満を言いながら残飯を食べるれいむ。
俺とれいむのやり取りを見て楽しそうに笑う先輩だった。
日曜日
今日は何時もより早起きしてみた、せっかくの休みだから何だか勿体無い気がしたからだ。
約束の時間までまだあるので、今日は太陽の恵みを使った虐待を行うことにする。
今日使うゆっくりは昨日の帰りに拾ってきたれいむとまりさの番だ。
本当にうんざりするくらい見かける顔だが、これからの予定が楽しみなのでゆ虐にも思わず力が入る。
取り出したるは何処にでもある虫眼鏡。これをお日様を使った虐待といえばやることは一つ…
「やべでぇぇぇ!!まりさのおぼうしにあなをあけないでぇぇぇぇぇ!!」
「ぷぷっ!おかざりのないぶざまなゆっくりがいるよ、ゆっくりできないよ!おぉあわれあわれ…」
「れいむぅぅぅ!どぼじでそんなこどいうのぉぉぉ?!…ゆわぁぁぁん!おぼうじさんがぁぁぁぁ!!」
もはやテンプレなやり取りではあるが、見てて飽きないアホな連中である。
れいむとまりさは透明ケースに別々に入れてある、その目の前で帽子を虫眼鏡で焼いているのだ。
号泣するまりさとそれをあざ笑うれいむ、お前達は番じゃなかったのかと問い詰めたくなる。
ピンポーン!「……そろそろ起きているか?……」
そんな声がドアの向こうから聞こえる。
あわてて俺は玄関に向かう、ドアを開けると何時もより御洒落をしている先輩がいた。
少し恥ずかしそうにしている先輩を見ていると、
「……似合わないと思っているんだろ?……」
「そんな事はないですよ、そういう先輩も素敵ですよ」
「…はぅ………ありがとう…」
そう言って先輩は顔を赤くする。本当に可愛いな。
そう、今日の予定は先輩と買い物に出かけるのだ。まあ、言い換えればデートになるのかも知れない。
先日園芸の話で盛り上がったのだが、その際に花を育てるのが好きなゆっくりがいる事を話と先輩は大変興味を持ったようだ。
元々一人暮らししている事もあり、寂しがりやの先輩にゆっくりゆうかの事を話したのだ。
今日は一緒にペットショップに行ってゆうかを見に行く予定だ。先輩は胴付ゆうかに大変興味を持っていた。
「……所で、その手に持っている虫眼鏡は何?」
「ああ、これですか?これはですね…」
そう言って本日のゆ虐内容を話すと、自分もやってみると答えてくれた。
先輩を家に招きいれ、ベランダに案内する。
そこには未だにまりさを罵倒するれいむと、帽子を見つめひたすら泣くまりさの姿があった。
先輩に虫眼鏡を渡すと、先輩はれいむを箱から出して太陽を背(?)に向けさせる。
そのまま虫眼鏡で光を集めると、れいむの髪を焦がし始める。
「なにするの、このくそ……ゆゆっ!なんだかあたたかくなって……あづいぃぃぃぃぃ!!!どうなっでるのぉぉ?!!」
髪を太陽光で焼かれるれいむ、その姿は現代に蘇ったカチカチ山だ。
必死に揉み上げをピコピコさせるれいむを見て、楽しそうに目を細める先輩。
俺は部屋に戻り、先輩の持っているものより少し大きめの虫眼鏡を取り出す。
そんな様子を見守る先輩。
俺は帽子を見つめるまりさを箱から出すと、まりさの目が動かないように、瞼を閉じられないように押さえつける。
「ゆっぎいぃ!なにするのぉぉ!いだいでしょぉぉぉぉ!おぼうしをなおしてよぉぉぉぉ!!」
まりさの黒目を太陽に向けると、虫眼鏡で集めた光を黒めに当てる。
「ゆぎぃぃぃぃ!!まぶじいよぉぉぉ!めがいだいぃぃぃ!!ぼうやべでぇぇぇぇ!!!」
太陽の恵みをその瞳に浴びて、まりさは大きく身をよじる。
「…君は面白いことを思いつくんだな…」
感心した様に先輩が言うと、俺の真似をしてれいむの黒目に太陽光を浴びせる。
「ゆがぁ!なにをするこのくぞ……ゆぎゃぁぁぁぁ!れいむのおべべがぁぁぁぁ!!たいようさんやべでぇぇぇ!!」
そんな事を言っても太陽が光るのを止める訳でもないのに、必死に叫ぶれいむ。
あまりの滑稽さに思わず二人で笑ってしまう。
今週は楽しい一週間だったな。
完
ちなみに親方の愛猫のちぇんはあれからすっかり大人しくなってしまった。
かつてのゲス予備軍だった面影は一切見られなくなった。
俺と先輩を見る目が怯えていた。
そんな様子を楽しそうに親方は眺めるのだった。
こんな物を書いていますが、私は事務職です。
短編的な感じで一週間ゆ虐を書いていたなら何だかおかしな方向になりました。
先輩がどんどん可愛くなっていくので、勢いでこんな流れになってしまいました。
先輩が男の娘か女の子かはご想像にお任せします。
ゆっくりもうそうしていってね!!
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