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  • anko0931 おかねさんとゆっくり

ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー

anko0931 おかねさんとゆっくり

最終更新:2011年02月26日 20:04

ankoss

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管理者のみ編集可
『ゆっくりに扱いきれるものだと思ったのか?』




人々はゆっくりを特に意識していなかった。
街中に棲むゆっくりは多くいたが、野良猫や野良犬と変わらない認識をしていた。
ただしゲスな行為に走るゆっくりは当然のごとく潰す。
生きた饅頭ゆっくりを日々の中にある一風景としてみなし、特に問題が起こることなく日々は過ぎていた。
―――ある日までは……

「ゆ~。ゆっくりのひ~。まったりのひ~」
「ゆ~ゆっゆ~。ゆっくりしていってね~」
「ゆ~ゆ~ゆ~ゆ~ゆ~」
夏と秋の間の季節。
残暑が未だに厳しい頃。
街中の公園でゆっくりが三匹声を上げている。
さらに詳しく説明すると、薄汚い身なりのれいむ種二匹とありす種一匹の饅頭が、薄汚いビニールシートの上におり、声をあげて『唄っている』。
ただの雑音に過ぎない言葉の発声が歌と判断できるのは時折三匹が、
「れいむのゆっくりできるおうたをきいてね!ゆっくりしたらおかねをいれてね!」
「れいむのおうたでたくさんゆっくりしてね!おかねさんもたくさんちょうだいね!」
と言っているからだ。
つまりこのゆっくり達はお金を稼ごうとしていたのだ。
お金を入れるための空の缶詰も用意してある。
「ゆ~。ゆっくりのひ~。まったりのひ~」
「ゆ~ゆっゆ~。ゆっくりしていってね~」
「ゆ~ゆ~ゆ~ゆ~ゆ~」
三匹はさらに『歌』を続ける。
その周りには人だかり。
ゆっくりがお歌(笑)を唄い、お金を稼ごうとしている……人々にとっては初見の光景だったのだ。
人々は面白がって写メしたり、携帯へ録音・録画したりしている。
ある人は迷惑そうな顔をし、ある人は爆笑しながら去り、ある人は無視した。
そんな状況でもゆっくり達は唄った。
(ゆ!れいむのびせいにみんなおどろいてるんだね!おうたがうまくってごめんね!)
(たくさんにんげんさんがいるよ!もっとうたえばおかねさんがたくさんもらえるよ!ゆっくりれいむのびせいにききほれてね!)
(とかいはなありすのおうたにめろめろなのね!とかいはなありすにおかねさんをわたしなさい!たくさんでいいわよ!)
三匹とも甚だしい勘違いをしつつ唄い続ける。
そんな中、ある見物人のお兄さんが缶の中に一円玉を入れた。
お歌が上手いと思ったわけではない。
ただたんに『珍しかった』のと『面白かったから』である。
だが缶の中に『コン』と音をたてて硬貨が落ちた時だった。
「ゆわあああぁぁぁ!おかねさんだよおおおおおぉぉぉ!!」
「ゆっくりしていってね!おにーさんゆっくりしていってねえええええぇぇぇ!」
「とかいはなおにーさんだわ!ゆっくりしていってね!」
よほど嬉しかったのか、お歌は中断し、賛美と賞賛の声がお兄さんに降り注ぐ。
お兄さんは少し困った顔。
周りにいる人々は面白おかしく笑った。
それにつられてか他の人もお金を入れて行く。
10円より多い事など無かったが、お金を入れられるたびにゆっくりは声を上げた。
「ゆっくりぃぃぃ!ゆっくりしてるよおおおぉぉ!!」
「とかいはなにんげんさんたちだわあああぁぁ!!ありすのおうたをきけえええええぇぇぇ!」
「ゆわーい!おかねさんがたくさんはいってくよおおおぉぉ!」
「「「ゆっくりしていってね!」」」
そんな様子は夕方頃まで行なわれた。

夕方になり人もまばらになってきた頃、三匹の元に近寄るゆっくりがいた。
「ゆ!れいむ!れいむ!ありす!おつかれなんだぜ!ゆっくりしていってね!」
「ゆ!まりさ!ゆっくりしていってね!」
「どうなのぜ!あのぱちゅりーがいっていたとおりになったのぜ!?」
れいむ達とまりさは街の野良ゆっくりで、この公園の森の中で暮らしている。
「ゆふふん。みておどろかないでよ!たくさんあつまったよ!」
れいむは誇らしげに缶の中をまりさにみせた。
その中には『ゆっくりには』数え切れないほどの硬貨が入っていた(一円と五円と十円玉ばかりで五十円分ほど)。
「ゆうう!!すごいのぜ!ほんとうにおかねさんがもらえたのぜ!?」
「ほんとうよ!あのとかはいはなぱちゅりーのいうとおりだったわ!」
「これでみんなでたくさんゆっくりできるよ!」
「ゆわ~い!ゆっくりゆっくり!」
「じゃあゆっくりかえるのぜ!かんはまりさのぼうしのなかにいれるのぜ!」
「ゆっくりかえろうね!」
「ゆっくり!ゆっくり!」
四匹はほくほく顔で巣へと帰って行った。

公園の外れの森の中。
そこで暮らす先程のれいむ二匹とありすとまりさは、最近仲間に加わった元・飼いゆっくりであったというぱちゅりーの待つ巣穴に入った。
「ぱちゅりー!ゆっくりかえったよ!」
「むきゅ!ゆっくりおかえりなさい!けっかはどうだったかしら?」
「ゆ!だいせいこうだよ!たくさんおかねさんがあつまったよ!」
「むっきゅ!やったわね!やはりこうえんのけんじゃであるわたしのかんがえにまちがいはなかったわね!」
「すごいわぱちゅりー!とってもとかいはね!」
お金稼ぎを提案したのはぱちゅりーである。
「むきゅきゅ!みんなはいままでおかねさんをあつめたことないからわからないでしょうけど……にんげんさんがゆっくりできているのは、おかねさんをたくさんもっているからなのよ!」
ぱちゅりーは飼いゆっくりであった時に、飼い主が『お金』によって自分をゆっくりさせてくれていることを知った。
同時に自分が野良ゆっくりになっているのは、飼い主がお金をなくしてしまい、自分を飼えなくなったからだということも理解していた。
ぱちゅりーは『ならば自分は自分でお金を貯めてゆっくりしてやる』と考えた。
しかしどうやればお金が手に入るかはさっぱりわからなかった。
お兄さんは『仕事』という事をしてお金を手に入れると言っていたが、朝から夕方まで家におらず、『仕事』で疲れていると言って、休日も昼間で寝ている……
それはぱちゅりーから見てゆっくりできないことだった。
『仕事』とはなんてゆっくり出来ない事か……『仕事』なんてことをせずにお金が手に入ればいい―――
そんなことを考えながら歩いていたら、いつの間にか行き倒れていた。
その時に助けてもらったのがこの四匹である。
初めは野良ゆっくりを恐れたぱちゅりーであったが、四匹は元飼いゆっくりであるぱちゅりーにも優しく接してくれる善良なゆっくりだった。
中には飼いゆっくりに嫉妬し、ゆっくり出来なくさせられて殺されてしまうこともあるのだ。
人間よりも同じゆっくりとゆっくりした方がずっといい……。
そのことに気づいたぱちゅりーは、以前に公園でお歌を唄ってお金をもらっている人間さんをみて、今回の方法を思いついたのだった。
仕事をしていたお兄さんより、お歌を唄っている人たちはゆっくりしているように見えたのだ。
さっそくお金の重要性を四匹に教え、今このような状況になっている。
「でもぱちゅりー!おかねさんをためてどうやってゆっくりするの?」
れいむが疑問を口にする。
野良であるれいむ達にとって、欲しいものといえば第一に食べ物だった。
その食べ物もそこらへんのゴミ捨て場から漁って持ってくるものだ。
だがそれは野良猫や犬、鴉の目をかいくぐって行なう危険なもの。
運悪く見つかってしまい、逆に食べられてしまったゆっくりなど数知れずである。
なのでお金を使う機会など皆無であり、そもそもお金が自分たちをゆっくりさせてくれるなどとは思いもよらなかったのだ。
「むきゅん!れいむいいところにきがついたわね!おかねさんはね、たくさんためればゆっくりできるのよ!」
「ゆゆっ?」
ぱちゅりーは自分がお兄さんから聞いたことを思い出しつつ皆に説明する。
お金があるとごはんさんが集められる。
お金があると冬に寒い思いをしなくて済む。
お金があると立派なお家に住むことができる。
だからお金を貯めれば貯めるほどたくさんのゆっくりできるのだ。
「「「「ゆっくりできるね!」」」」
「むきゅん!ゆっくりできるのよ!」
四匹はぱちゅりーの説明を聞いて目を輝かせた。
確かにお金さんはキラキラと輝いており、見ているだけもでゆっくり出来るものだった。
「じゃあもっともっとおかねさんをあつめればもっともっとゆっくりできるの!?」
「そのとおりよ!」
「とってもとかいはね!あしたからはもっとおうたをうたうわ!」
「れいむもうたうよ!」
「まりさはすこしおかねさんのあてがあるのぜ!あしたまちのなかにいってくるのぜ!」
「そのいきよ!ぱちゅはおかねさんをしまっておくから、あしたもみんなゆっくりがんばるのよ!」
「「「「ゆっゆっおー!!」」」」
ちゃっかり一番楽な役割を取るぱちゅりーであった。
その日から公園ではれいむ二匹とありすの歌声……という名の雑音を響く事となる。
決していいものではなかったが、ゆっくりの路上ライブという珍しいものが見れるということでちょっとしたスポットとなっていた。
まりさはというと、今まで街中で見かけた落ちている硬貨を必死に集めるようになった。
自販機の下や路地裏のゴミの中。
人間ならば諦める様な場所から、ゆっくりであることを最大限に利用し、落ちている硬貨を集めまくった。
(ちなみにぱちゅりーがお札をお金と認識していなかった為、硬貨のみを集めていた)
それはれいむ達より多くの収穫があった。
ぱちゅりーは巣穴の中の一番奥の部屋に硬貨をドンドン貯めて行った。
色別に分けて硬貨を積み上げ、その総額はやがて三千円を超える程になった。
そんな頃、他の街のゆっくり達にも変化が現われるようになった。
「ゆ~!いまかられいむがおうたをうたうよ!ゆっくりできたらおかねさんをちょうだいね!」
「ちょーらいね!」
なんとぱちゅりー達の他にも、お歌を唄う事によってお金を得ようとするゆっくりが現われたのだ。
一体どこから広まったのか分からないが、『おかねはゆっくりできる』という認識が、野良ゆっくりの間で広まっていた。
中には子供と共に歌を唄いお金を稼ごうとするゆっくりや、お歌以外の芸のつもりか『の~びの~びするよ!』や『こりょこりょするよ!』など、
本当にどうでもいいことでお金を稼ごうとするゆっくりもいた。
子供に何かさせてお金を稼ごうとする親ゆっくりもいた。
人々は『芸をしてお金を稼ごうとするゆっくり』という、珍しさに食いつき面白がってお金を渡した。
あるときはTV局が取材に来るなど、街中の『芸ゆっくり』はちょっとしたブームになっていた。

しかし、お金を手に入れたゆっくりが問題を起こすケースが次第に増えてきていた。

「おがねざんあるのにどぼじであまあまざんぐれないのおおおおおぉぉぉ!!」
たい焼き屋の屋台の前で叫ぶ親まりさと親れいむ、そして子ゆっくり達。
「だから言ってるだろうが!そんな少しのお金じゃ買えないんだよ!」
「なにいっでるのおおおおおぉぉぉ!!ごんなにだぐざんあるでしょおおおおおぉぉぉ!!」
「一円ばっかで百円にも届いてねーよ!ああもう!これだからゆっくりの相手するのは疲れる……!」
街中に住むゆっくりの一部は、人間が普段やっているようにお金を渡して食べ物を買おうとした。
だがお金を稼いだとしても、使い方や価値を理解して無いので商売にならなかった。
このたい焼き屋の親父もお金を持っているというので相手をしたら、一円玉が五枚だけだったのだ。
それでは買えないと説明しても一向に理解しない。
親父はうんざりしていた。
そんな中でゆっくりなんぞ眼中にも無い子供が親父に話しかける。
「おじさん!たい焼き一個頂戴!」
「ん?おお!毎度!一個百円ね!」
「はい!」
百円硬貨を一枚渡し、子供はたい焼きを手に嬉しそうに帰って行った。
「ゆ”!?」
それを見て信じられないのがゆっくり達だ。
「おい!じじい!なんであのくそがきにはたあまあまさんわたすんだぜ!?おかねさんをいちまいしかもってないんだぜ!」
「そうだよ!ずるいよ!ひきょうなんだよ!」
「じじいはおかねのけいさんもできないの!?ばかなの!?しぬの!?」
ゆっくりは『3』以降の数を数える事ができない。
なので一円玉が四枚以上あれば『たくさん』となり、百円玉一枚より価値があると考えるのだ。
(ちなみに『0』という数の認識がない為、『100円』と『1円』を形は違うが同じと考える)
「……もういい。お前らの相手なんぞしてられん」
親父は屋台の中でたい焼き作りに集中する事にした。
「じじい!きいてるのかだぜ!おかねをもってるおきゃくさまをむしするなんていいどきょうなんだぜ!」
「おとうさんやっちゃえー!」
「ばかなじじいはせいっさいだよ!」
「まりさやっちゃって!」
「ゆゆーん!くらうんだぜ!」
親まりさは屋台に体当たりした。
親父が精魂こめて造り上げた屋台はびくともしない。
逆に屋台の角に額を突き立てることとなった。
「ゆぎゃあ”あ”あ”あ”あ”ぁぁぁ!?ばりざのうずぐじいびがおがあ”あ”あ”あ”あ”ぁぁぁあああ!?!?」
「おどうじゃんんんんん!?」
「ばりざあ”あ”あ”あ”あ”ぁぁぁ!じっがりじでえ”え”え”え”え”ぇぇぇえええ!!」
プチン
「てめえら……」
あまりの煩さに親父はキレた。
「ゆ!じじいがやっとくちをきいたよ!おとうさんをいたいいたいするじじいはさっさとまりささまにあまあまよこすんだよ!たくさんでいいよ!」
「……ああ、いいぜ……そんなにあまあまが欲しいなら……『ゆ?おそらをとんでるみたい!』一緒にぶちこんでやる!」
親父は予備の鉄板を取り出すと油を大量にひき、火にかけた。
そして廃棄予定の餡子と一緒に子まりさを鉄板の上に落とした。
「ゆわあ!あまあまだぁ!うめっ!これめっちゃうっめ!」
「ゆ?じじい!れいむのおちびちゃんばかりにあまあまたべさせないでれいむにもちょうだいね!たくさんでいいよ!」
「かわいいれいむにもよこしてね!」
「ゆぎいぃ……いちゃいよおおおぉぉ……」
痛がるまりさを放置し、親れいむと子れいむは親父に詰め寄る。
一方鉄板の上の子まりさは餡子を貪っていたが、やがて変化に気づく。
「ゆ?なんだかあつくなってきたよっ!ゆ?あんこさんのしたにかかたかたさんが……ゆ”!?あづい!?なんなのこれえええぇぇ!!」
足元の餡子を食べていた子まりさは、その下にある鉄板へと行き着いた。
「ゆゆっ!?あんよがあついよ!?じじい!まりささまをしたにおろしてね!」
熱せられた餡子が子まりさの底部を熱し始めたのだ。
「やだね」
「ゆ!?じじい!?どれいはまりささまの『言ったはずだ。一緒にぶち込んでやるとな!』いうこと、ゆ!?」
親父は餡子と子まりさを乗せていない方の鉄板……つまりかぶせる方の鉄板を、子まりさの上に覆いかぶせた。
「ゆ”ぎゅうううううぅぅぅううう!?あじゅびい”い”い”い”い”ぃぃぃい”い”い”!?」
ジューという餡子の焼ける音と、子まりさの絶叫が聞える。
本来耳を覆うほどに煩いはずのその声は、鉄板にサンドイッチされてしまったためほとんど聞えなかった。
「ゆ?れいむのおちびちゃんのこえがきこえないよ!じじい!おちびちゃんをどうしたの!?」
「あ?しらねーよ。それよりてめえらあまあまが欲しいんだよな。これでよかったら喰えばいいぜ」
親父は鉄板をひっくり返し、子まりさ混じりの餡子焼きを地面に落とした。
ちなみに鯛焼き型に焼きあがっている。
「ゆ!?あまあま!?がつがつ!うっめ!これめっちゃうっめえええぇぇ!!」
「むーしゃむーしゃ!しあわせえええぇぇ!!」
途端に餡子に群がるれいむ親子。
熱い餡子のはずだが、甘さに熱さも吹っ飛んでいるようだ。
「ゆ?このあんこさんすごくあまいよ!たくさんたべるよ!」
そこはちょうど子まりさがいた部分である。
「おかあさんれいむもたべるよ!ちょうだいね!」
「うるさいよ!おちびちゃんはそっちのあんこたべてね!おかあさんはこそだてでいそがしいからおいしいぶぶんをたべるんだよ!」
「どぼじでぞんなごどい”う”のおおおぉぉ!?」
「がーつ!がーつ!ゆん!かりかりかんがとってもしんせんだねっ!やわらないおだんごさんもさいっこう!だよっ!しあわせえええぇぇ!!」
「ゆぎぃぃぃ!かわいいれいむにもたべさせろおおおぉぉ!くそばばあああぁぁ!!」
醜いものである。
親れいむはあんよの方から子まりさの中身を食い散らす。
「おい。帽子被ったちびはどうしたんだ?」
「ゆ?しらないよ!れいむににてなくてあまあまをさきにたべるくそちびなんてどうでもいいよ!」
「ほー。じゃあ、その餡子の下にあるものはなんだ?」
「……ゆ?これはおちびちゃんのぼうし?どうしてこんなところにあるの?」
さらによく見てみると、自分が食べていた餡子の中には、白い歯やおめめ、さらには金髪などが混じっている。
「あーらら。お前、自分のおちびちゃん食べちゃったんだ」
「ゆ”っ!?」
「餡子に混ざってたとはいえ、自分の子供をがつがつ喰うなんて……恐ろしいねえ~」
親父はニヤニヤと笑いながら親れいむに言う。
餡子の中のお目めが親れいむをジッと睨んでいた。
「ゆ”……ゆ”げえええええぇぇぇ!!おげえええええぇぇぇ!!」
親れいむは今食べた分の餡子を必死に吐き出そうとした。
だが既に体の一部となった餡子はそう簡単に出てきてはくれない。
「おいガキンチョ。お前の母親は姉妹を食べるゲスだぞ。お前も食われるぞ?」
「ゆひっ!?……ほんとなの……おかあさん……」
「ゆ”!?ち、ちがうよ!おちびちゃん!これはじこだよ!おかあさんはたべたくてたべたんじゃないよ!」
「でも、『うっめ!これめっちゃうっめ!』とか言って喰ってたよな~」
それにしてもこの親父ノリノリである。
元虐待お兄さんなのだろうか?
「ゆ……ゆわ……ゆわあああぁぁ……!こわいよぉぉぉ!おとうさんんん!!」
「おちびちゃんまってねえええぇぇ!!」
二匹は茂みの中へと消えていった。
ちなみに親まりさは既にこの場からいなくなっていた。
痛みに耐え切れず、番と子を捨てて逃亡していたようだ。
とはいえあの家族にもう平安は訪れないだろう。
同族食いもそうだが、再びお金を使おうとする事があれば、今度こそ間違いなく処分される。
ゆっくりがいなくなり辺りは一気に静かになった。
「はぁ~。暇つぶしにはなったが、売り上げが伸びるわけじゃねーよなあ」
親父はそうぼやきつつ、子まりさ混じりの餡子をゴミ箱に捨てた。

親子のように金額を理解せず使おうとするゆっくり。
お金を『使おう』とせず、ただ『見せた』だけで全てをすまそうとするゆっくり。
お金を持っていると嘘をついてモノをせびるゆっくり。
通りがかりの人間にお金を見せて『どれいになれ』と催促するゆっくり。
さらにはお店に入店するゆっくりも出始めた。
そして衛生や公衆マナーなど存在しないゆっくりに対して苦情が殺到した。
そこでお店がとった行動は……ゆっくりの入店拒否。
あらかじめお店の前に掲げられる言葉。
それによってゆっくり達は、例えお金を持っていようともお店に入ることすらできなくなった。
お店の前に立てば店員に速やかに拉致され、店の裏で潰されていた。
ゆっくりは馬鹿なので、追い返してもまた来てしまう。
そういう迷惑なゆっくりを駆除する事に対して世間はなにも言わないのだ。

それでもゆっくりはお金を集めようとした。
お金を『使う』という認識を理解できず、もしくは知らず、お金をたくさん持っていればゆっくり出来ると考えたゆっくりもいたのだ。
中途半端な知識による勘違いがこれである。
そしてそれはゲスによるお金目当ての犯罪まがいの行動を増加させた。

「ゆ!おいそこのにんげん!まりささまをみてゆっくりできたんだぜ!?だったらおかねさんをおいていくんだぜ!」
「はあ?いきなり何を……芸ゆっくりか?お前?」
「むっきゃきゃ!おばかなにんげんにみせるげいなんてないわ!さっさとまりさとぱちゅりーにおかねさんをだしなさい!」
「……どっか行けバカ」
「ゆぎぃ!まりささまはばかじゃないんだぜ!ひとがしたでにでればつけあがりやがってだぜ!
 くそにんげんはまりささまにおかねさんをわたしたくなるようにしっかりとしつけるひつようがあるようだぜ!」
「むきゅん!そのとおりよまりさ!おばかなにんげんにかくのちがいをみせてあげましょう!」
「……カツアゲ?」
「ゆん!さっさとおかねさんをだすんだぜくそにんげん!でないといたいめ『うぜえ、死ね』ゆ?……おそらをと、ぶぎゅん!!」
「ゆ……?ゆぎゃあ”あ”あ”あ”あ”ぁぁぁ!!ばりざあ”あ”あ”あ”あ”ぁぁぁ!!……エレエレエレ」
特に何も見せるわけでもないのに、お金だけをせびるゲスゆっくり。

「あれ?玄関が汚れてる……野良猫か?ちっ、コンビニ行くのに開けておいたのがまずかったかな……って!?」
「ゆ!にんげんがかえってきたよー。わかるよー!」
「にんげんでゃにぇー」
「みょん!にんげん!おかねさんはどこにあるんだみょん!かくすとためにならないみょん!」
「は?」
「わかるよー!にんげんさんはおうちにおかねさんをたくさんもってるんだよー!だったらゆっくりしてるちぇんたちがもらってあげるんだよー。わかってねー!」
「わきゃれよー」
「そういうことだみょん!ゆっくりしているみょんたちがおかねさんをもらってやるみょん!かんしゃするみょん!」
「……お家宣言ならまだしもお金要求かよ……ゆっくりもかわったねえ……」
「ゆ!わかったんだねー。ちぇんたちにおかねさ……ゆ?おそらをとんでるみたいなんだねー!」
「おしょら(ry」
「お(ry」
「ここならいいな。じゃ、強盗はどうなるか身をもって知れ」
「ゆ?なにいって、ゆぎゅん!」
「ゆ?おかーしゃ、びゅん!!」
「みょん!?ぢぇんんんんn!?どうじでごんあご、ずじゅん!」
家に侵入しお金を盗ろうとするゆっくり。

「ゆふふ……あのよぼよぼのじじいならおかねをたくさんもってそうだぜ……」
「さすがまりさだね!」
「まりささまにかかればおかねなんてあっというまにあつまるんだぜ……さあいくのぜ!」
「まりさ!がんばってね!」
「そろーり、そろーり!うしろからゆっくりじじいをおそうのぜ!いくのぜえ~ゆ”、ゆん!?」
「ゆ?まりさ?……どうしてふたつになってるの?まりさ?」
「やれやれ。最近は通り魔までやるようになったか。じゃが、このワシを狙ったのが運の尽きじゃな」
「ゆ?れいむのおかおさん!どうしてそこにあるの!ゆっくりしないでこっちにきてね!ゆ?なんだかいたいよ!ゆっくりできないよ!……!!……!!」
今回は未遂に終わったが、お金を奪おうとする強盗ゆっくりまでいた(大体が返り討ちになっていたが)。

そして変化はゆっくりの間でも起きていた。
「ゆっふっふっふ……れいむはおかねもちなんだよ!そこらへんののらがなにえらそうにしてるの!さっさとみちをあけるんだよ!」
「ゆっへん!れいむさまのおとうりだぜ!きたないゆっくりはさっさとどくんだぜ!」
恐る恐る道をあけるゆっくり達。
とある公園を根城にするこのれいむは、たまたま拾った財布に大量のお金が入っているのを見つけてそれを自分のものにした。
その幾らかを他のゆっくりに渡し、懐柔し、街のドンとして君臨したのだ。
「ゆゆ~ん!おかあしゃんゆっくちみょん!」
「おちびちゃん~。ゆっくりしていってねみょん!」
目の前を幸せそうなみょん親子が横切った。
「ゆ!そこののらみょん!れいむさまのめのまえをよこぎるとはいいどきょうだよ!とんでもないげすだね!げすはせいっさい!だよ!」
たまたまれいむの目に付いた哀れなみょん親子の運命はここに決した。
「みょん?なにいってるみょん!ここはみんなのゆっくりりぷれい……みょん!?」
「ゆゆ!?なにするみょん!?」
金持ちれいむの周りにいる、取り巻きゆっくり達がみょん親子に群がる。
「きれいなみょんねぇぇぇ!!ありすがとかいはなあいをわけてあげるわあああぁぁ!!」
「まりささまはこっちのおちびをいただくのぜ!ちいさいほうがもえるのぜ!」
「な、なにするみょん!みょんたちはただゆっくりしてただけみょん!」
親みょんは叫ぶが、取り巻き達は一向に聞こうとしない。
「ゆうぅ!?おかあさん!たすけてみょんんん!」
「おちびちゃん!?」
親子は引き離され、子みょんは数匹のゆっくりにどこかに連れて行かれそうになっている。
「ゆぅ!!だ、だれかたすけてみょん!みょんのおちびちゃんをたすけてみょん!」
親みょんは周りにいる他のゆっくりに助けを求める。
……だが、周りのゆっくりは目を背けるようにしてその場から立ち去ってしまう。
「みょんんんんん!?た、たすけてみょんんんんんん!!」
「んほおおおおおぉぉぉ!!」
レイパーの声と親みょんの声が重なる。
そして子みょんが連れさらわれた裏路地からかすかな悲鳴―――助ける者など誰もいない。
数十分後、そこには黒ずんで打ち捨てられたみょん親子の亡骸だけが転がっていた……。
その夜れいむは、公園にある他のゆっくりに作らせたダンボールハウスで、他のゆっくりから奪ったあまあまを貪っていた。
「うっめ!これめっちゃうっめ!」
涎を撒き散らしつつお菓子を貪るその姿は醜悪以外の何者でもない。
そこに近寄る二つの影……。
「がーつ!がーつ!むーしゃむーしゃ!!し、しあわs『ドガッ』ゆ”う”う”う”う”う”ぅぅぅ!?!?」
れいむのダンボールハウスの横に立っていたのは二人の若者だった。
蹴りでダンボールと屋根代わりのブルーシートが吹っ飛び、入り口の『けいっかい!』と中にいたれいむも外に吹き飛ばした。
「……う”う”う”う”う”ぅぅぅ!?おぞらをだんでるみ”っ!ゆべっ!」
近くの木に激突し、地面にのびるれいむ。
「随分でかいゆっくりだな~。それにしてもホントにあんのか?」
転がったダンボールの中をガサゴソと漁りながら何かを探す若者たち。
「ああ!この公園に間違いないんだ。最近ゆっくりが金を集めてるからもしかしてと思って」
「ふーん。確かにゆっくりが金を集めてるって……ん?お、なんか財布が出てきたぞ!」
「マジ!?あっー!これだこれ!よっしゃあああぁぁ!俺の給料様ーーーー!!……よっしゃあああぁぁ!ほとんど無事いいいぃぃ!!」
「ほー、それはよかったな。……で、何か言う事ない?」
「ん!ご苦労!褒美としてそこの饅頭をくれて……って、嘘ですー!ごめんなさいー!夕飯をしっかりおごりますー!!」
そんな会話をしつつ若者たちは去っていった。
「ゆぎぎ……あのくそにんげんども……れいむの……おうちと、おかねさんを……よくも……」
と、そんなれいむに近づく他の影が。
「ゆ?やっときたね!れいむのどれいたちははやくれいむをたすけるんだよ!」
今までれいむが取り巻きにしていたゆっくり達だ。
だが、何か様子がおかしい。
「ゆほおおお~。れいむはもうおかねさんをもってないわねえええぇぇ」
「もんなしれいむなんてゆっくりしてないんだぜ!」
「むいちもんれいむなんていきていてもかちないんだねー。わかるよー」
ギラギラした、明らかに『ゆっくりさせてくれない』気配でにじり寄ってくる取り巻きゆっくり達。
「ゆゆっ!?なにいっでるの!?おかねさんがなくてもかわいいれいむのみりょくはかわらないんだよっ!そんなこともわからないの!?ばかなの!?しぬの!?」
まともらしいことを言っているが、所詮は饅頭の遠吠えである。
「なにかんちがいしてるんだぜ!?れいむにみりょくなんてないんだぜ!おかねさんもってるれいむにかちがあったんだぜ!」
「そうだよー。やくただずのれいむにかちなんてないんだよー。むいちもんだからなおさらなんだねー。わかるねー」
「どぼじでぞんなごどいうのお”お”お”お”お”ぉぉぉ!?」
「ゆ!いままでこきつかわれたはらいせなんだぜえええぇぇ!」
「んほおおおおおぉぉぉ!!」
「ゆぎゃあ”あ”あ”あ”あ”ぁぁぁ」
ゆっくり同士のお金をめぐるトラブル。
それが至るところで頻発し、言い争いや潰しあい、それによる騒音や散らかりなど、迷惑を及ぼす事例が数多く寄せられた。

そしてついに、決定的なある事件がおきた。

「ゆ~。ゆっくりのひ~。まったりのひ~」
「ゆっきゅりしちぇいっちぇにぇ!」
今日もある公園で親れいむと親まりさ。
その赤れいむと赤まりさがお歌でお金を稼ごうとしていた。
親の前で二匹の赤ゆっくりが懸命に歌っている。
その様子を人だかりが見ているいつもの光景。
人だかりの中から、一人の幼児が母親から渡された十円玉を、ゆっくりが置いた缶の中に入れようとしたときだった。
「あっ」
「ゆ~ゆっきゅりしちぇぶびょ!!」
「ゆ~。ゆっくりの……ゆ……?」
幼児がバランスを崩し、お歌を唄っていた赤まりさを潰してしまったのだ。
「ゆ……ゆぎゃあ”あ”あ”あ”あ”ぁぁぁ!!れいむのあがぢゃんがあ”あ”あ”あ”あ”ぁぁぁ!?!?」
「おねえぢゃんがあ”あ”あ”あ”あ”ぁぁぁ!!」
「ゆっぐりじだばりざに”のがわいいがわいいあいどるがあああああぁぁぁ!?」
途端に絶叫と飛び散る体液で喚き散らすゆっくり達。
人々の輪が一斉に間隔を広げた。
一方の幼児はそのゆっくり達の絶叫に驚き、その場で泣き始めてしまった。
「ぎいいいぃぃ!!な”にな”いでるんだああああぁぁぁ!!ぐぞがぎいいいいいぃぃぃ!!おぢびぢゃんをごろじだぐぜにいいいいいぃぃぃ!!」
「ゆがああああぁぁ!なぎだい”の”はごっぢなんだぜええええぇぇぇ!!」
「こんにゃくしょぎゃくしぇーしゃいしちぇにぇ!」
親れいむと親まりさが地団太を踏むようにその場で飛び跳ねる。
赤れいむにいたっては制裁を口にする。
そこに幼児の母親が駆けつける。
子供をあやしつつ、親れいむに謝罪を言った。
そしてその瞬間、親れいむと親まりさは叫ぶのをピタリと止め、勝ち誇ったかのような顔でいった。
「ゆふん!わるいとおもうなられいむにおかねさんをちょうだいね!たっくさんでいいよ!!」
「おちびをころしたくそがきとばばあにしゃざいとばいしょうをようきゅうするのぜ!さっさとだすんだぜ!」
「しぇーしゃ……ゆ?おきゃーしゃん?おとーしゃん?」
その言葉に、その場にいた人間と赤れいむは固まった。
「おい」
背後からかけられる男の声。
「ゆん?なにかよう!?れいむはこどもをくそがきにころされてかわいそうなんだよ!かわいそうなれいむにおかねさんをちょうだいね!」
相変らずお金の要求しかしない親れいむ。
男はそれを無視し尋ねる。
「お前ら、まさかわざと子供を潰させたのか?」
その言葉に、親まりさは自慢するように体をそらせつつ答える。
「ゆふん!まえのにんげんもあかちゃんをつぶしたときおかねさんをくれたんだぜ!だからあかちゃんをにんげんさんにつぶさせればおかねさんがたくさんてにはいるんだぜ!
 にんげんがおかねをいれにきたらまえのほうにでるようにあかちゃんにおしえたんだぜ!」
「かんっぺき!なさくせんだよっ!けいかくどおりだよっ!さっさとにんげんはおわびとしゃざいのためにれいむにおかねさんをちょうだいね!!」
「にゃ、にゃんでぇ……?おとーしゃん、おかーしゃん、れいみゅたちを、ころちゅちゅもりだっちゃにょ……?」
「ひとぎきのわるいこといわないでね!おかねさんとこうかんするんだよ!」
「あかちゃんなんていくらでもつくれるんだぜ!だったらおかねさんとこうかんしたほうがゆっくりできるんだぜ!
ばかなにんげんはそんなこともわからずおかねをさしだすんだぜ!まさにかんっぺき!なさくせんなんだぜ!」
そして二匹は母親の方を見た。
「「かわいそうなれいむ(まりさ)におかねさんをちょうだいね!(よこすんだぜ!)たくさんでいいよ!!(いいんだぜ!!)」
二匹は気づかない。
周りにいた人間の、どこまでも冷めきった視線に。
一人、また一人と、その場から去って行く。
そして幼児の母親も、おぞましいものを見る目で二匹を見つつ、子供を連れてその場から去ろうとする。
「ゆ!?なににげようとしてるんだぜ!?さっさとしゃざいとばしょうをさしだすんだぜ?!」
まりさは声を荒げるが、母親は子供の手を引っ張り歩く。
「ゆぎいいいぃぃ!!にげるなだぜえええぇぇ!!さっさとおかねさんをわたせえええぇぇ!!」
まりさはダッと跳躍すると、幼児の背中に向かって体当たりをした。
バスケットボールほどの大きさのある成体ゆっくりが、まだ歩きなれない幼児に体当たりをすればどうなるか……。
幼児の体が宙を浮き、そのまま地面に押し倒された。
幼児がさらに大きな泣き声をあげる。
だが、まりさはさらに追い討ちを仕掛けようとする。
「さっさとするんだぜ!もっといたいめ、ぎゅばあ!?!?」
母親による決死のタックルによって幼児は守られた。
見ると幼児は頭から血を流しているではないか!
母親は周りの人間に必死に助けを呼び求めた。
「ゆぎいいいぃぃ……ぐぞにんげ、ぶぎょ!!」
そこに第三者の足が振り下ろされた。
「大丈夫ですか!?」
「今救急車呼びましたからね!とりあえずこのタオル使ってください!」
「ぎいいぃぃ!!な”に”ずるんだ!ごのぐぞにんげ……ん……」
そこまで言って、まりさは人間達の冷たい視線に気がついた。
今まで自分達を見てきた視線とは明らかに違う。
何故か薄ら寒さを感じるものだった。
「ゆ……ゆう……」
「ばっ!ばりざあああああぁぁぁ!!むがぼぼb!?」
「お、おショらをちょんじぇりゅうううううぅぅ!?」
「ゆっ!?」
見るとれいむと赤れいむが作業服を着た公園管理員によって袋につめられているところだった。
まりさは知っている。
あの服を着た人間に連れさらわれたゆっくりは、『保健所』という所に連れて行かれ永遠にゆっくりさせられてしまうということを。
管理員はまりさ達の稼いだお金の入っていた空き缶を手に取った。
「ゆ!ちょっとまつんだぜ!」
「?」
踏んでいる男と管理員は「?」という顔をして手を止めた。
「ゆっくりきくんだぜ!そのおかねさんをあげるから……まりさだけはみのがしてほしいんだぜ!」
「ばりざあぁ!?な”に”い”っでる”のお”お”お”お”お”ぉぉぉおおお!?」
「おちょうしゃんんん!!たしゅけちぇえええぇぇ!!」
「だまるんだぜ!れいむもおちびもまたつくれるけどまりさのいのちはいっこなんだぜ!おまえらなんかよりずっとだいじなんだぜ!」
袋に向かって怒鳴ったまりさは、へつらう様な顔を男に向ける。
「にんげんさんもおかねがほしいのぜ?まりささまならいくらでもかせいでこれるのぜ?だからまりささまをいかしておいたほうがおとくなのぜ?だからゆっくりこのきたないあし、っぎいぃ!?」
途端に男の足に力がこめられた。
管理員も缶を回収していた。
「ゆぎいぃぃぃ!?いだい”んだぜえええぇぇ!?な”に”ずるんだぜええ!?ばりざざまのはなじい”い”い”い”い”ぃぃぃ!!」
男はさらに圧力をかけて行く。
「……な、なんで、なんだぜえええぇぇ……!?にんげん、だっで、おがね、ざん……ほじいい、の、ぜえええええぇぇぇ!?」
まりさの体に亀裂が走る。
すでにあにゃるからは餡子がひり出され、目は飛び出さんばかりになっている。
まりさがつぶれる間際、男は言った。
「ゆっくりに金を貰うほど人間は落ちぶれちゃいねえ。……ああ、そうだ。そこが間違いなんだよ。
 ゆっくりごときが、人間の金を使おうなんていう思い上がり。それ自体が間違ってたんだよ。だから死ね。自分の領分を履き違えた糞饅頭はここで死ね」
「ば、ばりざば、ばがじゃ、ばびびびっびいびb!!びゅぶん!」
親まりさは弾けた。
このことは大きく報道される事となる。
『芸ゆっくりが幼児に襲い掛かる!幼児は一週間の怪我!』
『死ね!殺す!糞人間!ゆっくりの暴言が公園に響き渡る!』
『子供を殺させて金を稼ぐ!非道なゆっくり!』
『お金に汚い?ゆっくりの醜い本性が浮き彫りに!』
『他にも同じような事件が各地で多発!問題となるゆっくり!』
『空き巣、強盗、お年寄りを狙う犯行。狡猾なゆっくり達!』
『野良ゆっくりの凶暴性が増す?お金をめぐるゆっくり同士の殺しあい!』
事実と違う報道もあったが、お金絡みでゆっくりが引き起こした事件の数々がクローズアップされた。
それにより何よりも変化があったのは、人々のゆっくりに対する態度である。
それまではそこらへんの野良生物と同じという認識だったが、一転して『害虫』のように見るようになったのだ。
それはまるで憑き物が落ちたかのような劇的な変化だった。
人々はもはやゆっくりを『金に汚い、醜い生物』としか思わない。
世間の影響を受けて、保健所への飼いゆっくりの処分依頼が殺到した。
街中で野良として生活しているゆっくりの駆除も始まった。
もはやゆっくりはただの嫌われ者。
街中のゆっくり達は次々と処分されていった。

「ゆ~。ゆ~ゆっくりしていってね~」
「ゆ~ゆ~ゆ~ゆ~ゆ~」
「ゆ~……ゆぅ……おかしいわね……。ぜんぜんにんげんさんがおかねさんをくれないわ……」
れいむ達はいつもの公園で、いつもどおりにお歌を唄っていた。
人通りはあるのに誰も自分たちに寄り付かない。
以前ならば誰かしらが寄ってきてお金を入れてくれた。
だが最近は全くそんなこと無くなってしまった。
おかげでお金のたまり具合も悪い。
「ゆうぅ……これじゃゆっくりできないよ……」
お歌もだんだん小さくなってくる。
そんな暗い雰囲気にさらに追い討ちをかけるものが来る。
「ゆ?」
れいむ達の頭の上に網が覆いかぶさった。
「ゆ?なにこれ?あみさん!れいむのうえからゆっくりどいてね!」
「ゆうう!?あみさんどいてね!」
「ゆ!れいむ!あのにんげんさんがなげたのよ!」
ありすは一人の人間が近くに立っており、その人間が網の端っこを持っているのを見た。
「にんげんさん!れいむたちはおうたをうたってるんだよ!じゃまをしないでゆっくりはなしてね!」
「こんなのとかいはじゃないわよ!とかいはなにんげんさんならありすたちのじゃまをしないでね!」
「……」
しかし人間は何も言わない。
作業服をまとったその男の胸には『○○町保健所』と印字があった。
そのまま網を纏め上げ、三匹を網の中に閉じ込めた。
そして網を持って歩き出す。
「「「ゆう!おそらをとんでるみたい!!」」」
三匹が同じ言葉をハモる。
やれ出せの、やれ離せのと叫んでいたが、その声は一台のごみ収集車の前に来てガラッと変わる。
「ゆ!?ゆっくりできないにおいがするよ!」
「ゆっくりできないよ!ここはゆっくりできないよ!」
「ゆうう!?とかいはじゃないわあああぁぁ!ここからだしなさい!このいなかものおおおぉぉ!!」
それはゆっくりとっての処刑台。
全てを粉砕する地獄の車。
人間にとっては甘ったるい匂いを漂わせる車だが、ゆっくりにとっては死臭に満ちた悪夢の箱。
男は三匹の叫びを無視し、収集車へと近づく。
「ゆぎい”い”い”い”い”!!ごごばゆ”っぐり”でぎばい”い”い”い”い”ぃぃぃい”い”い”!!」
「ばなぜえ”え”え”え”え”ぇぇぇえ”え”え”!!でいぶだぢをばなぜえ”え”え”え”え”ぇぇぇえ”え”え”!!」
「ゆっぐりでぎないばあ”あ”あ”あ”あ”ぁぁぁあ”あ”あ”!!ゆっぐりい”い”い”い”い”ぃぃぃい”い”い”!!ゆっぐりい”い”い”い”い”ぃぃぃい”い”い”!!」
男は袋の口を開けると、投入口に三匹を一匹ずつ叩きつける様に投げつけた。
これによって目を回したゆっくりはすぐには動けなくなる。
「ゆげえ!?」
「ゆっぶ!!?」
「ゆびい!」
投入口横のボタンがポチッと押された。
大きな音をたてて回転を始める刃。
「ゆ~ん……おほしさまがとんでるみた『ZUN』ゆびっ!!」
刃がれいむのお顔の半分を抉った。
「ゆ~ん……?ゆ?れい、む?」
「ゆ?」
「ゆkhlちゃl;いlはjkj、ゆkはhかhbjはjhgjkhmぁ;j;おじゅえh」
れいむとありすは、顔を半分抉られて、意味不明な言葉を繰り返すしゃべり饅頭と化したれいむを見た。
「ゆわあああああぁぁぁ!!れいむのおかおがあああああぁぁぁ!!」
「れいむうううううぅぅぅ!!おかおがないなんてとかいはじゃないわあああああぁぁぁ!!ゆっくりしていってねえええええぇぇぇ!!」
その時だった。
投入口へ射していた日の光が小さくなってきた。
この収集車の投入口には蓋がついていて、ゆっくりの逃亡防止用に閉じるようになっているのだ。
ゆっくりを投げ入れたら閉めるが基本である。
「ゆううう!?だしてえええぇぇ!!ここからだしてえええぇぇ!!」
「ごごばゆっぐりでぎだいいいぃぃ!!ゆっぐりだじでえええええぇぇぇ!!」
れいむとありすの叫びも空しく、蓋は重々しい音と共に閉じられた。
後は機械の動く音と、わずかな悲鳴が聞えるだけだった。
―――その悲鳴を聞いて、足早に去って行く丸い影があった。

「むきゅ~……おそいわ、よにんとも……」
ぱちゅりーは巣の中で他の四人の帰りを待っていた。
巣の奥には貯めた硬貨がたくさんあり、金額にして5千円を超えるほどだった。
「むきゅ!これだけあればふゆさんもゆっくりできるわ!」
キラキラと輝く硬貨に満ちた巣の中。
このお金を使って人間さんから食べ物や毛布を買えば冬も簡単に乗り切れる。
ぱちゅりーはしっかりした計画を立てたうえでお金を使うつもりだったのだ。
その時、入り口のほうから音がした。
「むきゅ?まりさ!ゆっくりおかえりなさい!」
入り口にいたのはまりさだった。
しかし、何か様子がおかしい。
何故か体のあちこちに傷があり、大事にしている帽子も汚れている。
「むきゅ?まりさ?どうしたのそのきずは?おぼうしもよごれ『だまれこのげすがあああああぁぁぁ!!』むぎゅ!?」
まりさがいきなりぱちゅりーに体当たりした。
「おばえのぜいだあああぁぁ!!おばえがおがね”ざんがあればゆっぐりでぎる”なんでい”う”がらだあああああぁぁぁ!!」
「むぎゅっ!?ば、ばでぃむぎぃっ!?やべでっむっ!!えげっ!えげえええええぇぇぇ!!」
まりさは立て続けに体当たりをぶちかます。
ぱちゅりーはその衝撃に耐え切れずクリームを吐き出す。
「まぢのびんなもっ!れいぶもっ!れいぶもっ!あでぃずもっ!おばえがごろじだんだあああああぁぁぁ!!
 じねえええええぇぇぇ!!じんでざんにんにばびろおおおおおぉぉぉ!!げすぱぢゅりいいいぃぃがあああああぁぁぁ!!」
まりさは今日も街にお金を拾いに行った。
だがそこで、人間の行なうゆっくり駆除に巻き込まれたのだ。
悲鳴を上げ逃げ惑うゆっくり達。
あるゆっくりは自分が持つお金を使い人間に見逃して欲しいと頼んだ。
だが人間はそんなことに一切耳を貸さずにゆっくりを殺し、そのお金を取り上げていった。
そして自分も危うく殺されかけた。
お金はゆっくりできるんじゃなかったのか?
どうしてこんなめにあうの?
そして公園に帰ってきて目にしたのは、人間に回収され車の中で悲鳴をあげたれいむ達だった。
お金を必死に集めたのに、ゆっくりできない方法で永遠にゆっくりしてしまったれいむ達。
まりさはぱちゅりーを恨んだ。
お金など全然ゆっくりできない。
ぱちゅりーに騙されたのだ。
まりさはぱちゅりーの上で跳ね続けた。
「じねっ!じねえええええぇぇぇ!!じんでじまえええええぇぇぇ!!」
遠のく意識の中でぱちゅりーは思った。
『死んだ?街のゆっくりが死んだ?三人とも死んだ?でも、どうしてそれがぱちゅりーのせいなの?どうしてまりさはそんなに怒ってるの?どうして?どうして?』
声も出せず、もうじき死に行くことを悟ったぱちゅりーの瞳に、巣の奥に蓄えられていた硬貨が目に映った。
「ど、ど、う、じ、でぇぇぇ……えげっ」
それは自分が死ぬ事に対してか。
それともお金に対する問いかけだったのか。
最後に大きなクリームの塊を吐き出して、ぱちゅりーは動かなくなった。
「ゆふぅ~げすはせいっさい!したよ!かたきはとったのぜ、さんにんとも……」
晴れ晴れとした顔で言うまりさ。
「ゆ……ゆぅ?」
その瞳に巣の奥に蓄えられた硬貨が目に映る。
その輝きに魅入られたのか、まりさの瞳が濁った気がした。
「ゆふぅ~……ゆへへっ!これはまりさがぜんぶもらうのぜっ!こんなにおかねさんをかくしておいただなんて、やっぱりとんだげすだったのぜ!」
ぱちゅりーはまりさ達にもしっかり見せていたが、そんなことは頭から飛んでるまりさである。
「ゆっくりするのぜ!おかねさんはぜんぶまりさのものなのぜぇ!ゆへへへへへ!!」
まりさは巣の中で外れた調子で笑う。
その時、入り口のほうでドスンと音がした。
「ゆ?なんのおとなのぜ?」
まりさが入り口の様子を見に行こうとした時だった。
「ゆゆっ『バッシャアアア』ゆうううううぅぅぅ!?!?」
大量の水が巣の中に入り込んできたのだ。
「ゆうううぅぅ!?どぼじでおみずざんがおう”ぢのな”がに”はい”っでぐるんだぜえええええぇぇぇ!?」

その頃、巣の上では。
「これで大丈夫だ。これでこの公園のゆっくりは全滅かな?」
さっきの作業員と同じ作業着を着た男。
「多分。はい、満タンです。水止めてきます」
女性の作業員が公園から引っ張ってきた水を止めに行く。
男は水が止まったことを確認し、コンクリートブロックで塞がれた入り口から、ホースを抜いて水を止める。
「よーし。これで町の掃除も終わりだ。ご苦労だったな」
戻ってきた女性に男が言った。
「はい。後は駆除車両の掃除だけです」
「かぁぁ!まだそれがあったか……はー……あれが一番めんどいんだよなあ……」
男性の愚痴を意に返さず、女性は手元の時計を見る。
「……5分です。もうゆっくりもふやけているはずです。コンクリートどかします」
「ああ、俺がやる。よっと……。ゆっくりしていってね!」
男がコンクリートをどけつつ、巣の中に声をかける。
巣の中には水が満ちており、声も返ってこず、幾らかの草や木の実が浮いているだけで他には何も無かった。
「どうやらまりさ種はいなかったようだな。よし、完了。帰るぞ~」
「はい」
コンクリートとホースを持って二人は退散した。

巣の中は水で満ちていた。
先に潰されていたぱちゅりーの皮が、ふよふよとくらげのように漂っている。
まりさは水の中で沈んでおり、既に体中に穴が開き、餡子が漏れ出している。
「ゆ……ゆぶ……ぶ……ゆ、ぶ……」
まりさ種は帽子を水に浮かべ、水の上である程度活動できたはずである。
それが何故こんなことになっているのか?
よく見ると帽子は水中に没しており、地面に張り付いたように動かない。
その中には今までまりさたちが集めたお金がキラキラと光っていた。
まりさは水が入ってきた際、お金を帽子につめてそれに乗って水に浮こうとした。
だがお金の重さによって帽子は水に浮かぶ事ができず、まりさはそのまま水没してしまったのだ。
「ゆ……ゆっぐ、り、ざぜろ……」
まりさは自分の大事な帽子の中で、ゆっくりと光るお金に言う。
「お、がね、ゆっぐり……ざぜろ……。まりざ、を……ゆっぐり、ざ・ぜ・ろ」
お金はキラキラ光るだけで何も答えない。
「ゆ”っ……ゆ”っ……ゆ”っ……」
まりさの瞳から意思の光が消え、何も映さなくなっていく。
やがて帽子も水に溶けてなくなった。

巣の中に散らばった硬貨達は、ただ静かに、冷たい輝きを放っていた。





お金は人間を破滅に追い込む事もあります。
人間でさえ上手く扱えないモノを、ゆっくりなどという下等饅頭が手を出せば……

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