ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko3342 テンプレ的自滅シークエンス
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『テンプレ的自滅シークエンス』 7KB
小ネタ 姉妹 赤ゆ うんしー 9作目 元ネタ画像あり
小ネタ 姉妹 赤ゆ うんしー 9作目 元ネタ画像あり
ラブリーぺろんぺろんあきさんの「テンプレ的自滅シークエンスの巻」二枚が元ネタです
『テンプレ的自滅シークエンス』
とてつもなく高い(※5cm弱)台の上で、赤れいむはごくりと唾を呑んでいた。
(ゆ……とってもちゃかいよ……)
「ゆふふふ。れいみゅはそんなたかさもとべぇないんだじぇ! ゆうきしゃんがちゃりないじぇ? まりちゃし
ゃまならぜんっぜんりゃくしょうなんだじぇ!」
ゃまならぜんっぜんりゃくしょうなんだじぇ!」
背後で赤まりさがそう言ってゲラゲラ笑っていた。彼女は、赤れいむの姉であるが、運動神経が良いとは言え
ない赤れいむをしょっちゅう小馬鹿にしている。
母親であるれいむが、赤れいむをやたらと贔屓したがる(いわゆるでいぶの一歩手前的な存在である)のも、
それに拍車を掛けているのだろう。
ない赤れいむをしょっちゅう小馬鹿にしている。
母親であるれいむが、赤れいむをやたらと贔屓したがる(いわゆるでいぶの一歩手前的な存在である)のも、
それに拍車を掛けているのだろう。
自分の可愛さを常に誇りにしている彼女に、赤まりさは苛立ってたまにこういう意地悪を仕掛けてくるのだ。
母れいむは、たまにそれを説教するのだが、その際に「まりさはれいむにしっとしているんだね」などと言っ
たものだから、赤れいむはことあるごとに姉であるまりさに「しっちょしているんだにぇ?」とせせら笑い、鬱
陶しさに拍車を掛けていた。
たものだから、赤れいむはことあるごとに姉であるまりさに「しっちょしているんだにぇ?」とせせら笑い、鬱
陶しさに拍車を掛けていた。
ちなみに今、両親は『狩り』に出かけている。よくよく耳を澄ませば、「これうめっ! めっちゃうめえ!」
とか「おやさいさんはゆっくりできるね、れいむ! むーしゃむーしゃしあわせええええええ!」などと叫んで
いるのが聞こえていたりもする。
とか「おやさいさんはゆっくりできるね、れいむ! むーしゃむーしゃしあわせええええええ!」などと叫んで
いるのが聞こえていたりもする。
まあそれはともかく。
赤れいむと赤まりさは今、自分と同じくらいの高さがある台の上に載っていた。
「ここで度胸試しをしよう」と赤まりさが言い出したのだ。
かれこれ三十分ほど、赤れいむは高台の縁で硬直していた。
赤れいむと赤まりさは今、自分と同じくらいの高さがある台の上に載っていた。
「ここで度胸試しをしよう」と赤まりさが言い出したのだ。
かれこれ三十分ほど、赤れいむは高台の縁で硬直していた。
「ゆ……ゆうぅっ! れいみゅだってこんなのりゃくしょうだよ! じぇんっじぇんきょわくにゃいもんね!」
赤れいむはそう言って、とうとう飛び降りる決意を固めた。
「ゆぅ……ゆうううっ! ゆっくち! ゆっくち! ゆっくちぃぃぃぃっ!」
飛び降りた。
というか、落ちたという表現が正しいか。ぺとん、という音を立てて赤れいむは顔面を床に激突させた。
というか、落ちたという表現が正しいか。ぺとん、という音を立てて赤れいむは顔面を床に激突させた。
次の瞬間、彼女の全身を激痛が走り抜けた。柔らかな赤ゆっくりの肌は、衝撃を直接餡子に伝え、中枢餡はそ
れを凄まじいまでの激痛として伝達する。
れを凄まじいまでの激痛として伝達する。
「ゆぴぃぃぃぃぃぃぃ! ゆびぇぇぇぇぇぇっぇえぇえ゛え゛え゛え゛! いじゃああああい! いじゃいよお
おおおおおおおおっ!」
おおおおおおおおっ!」
顔面から落ちたにも関わらず、歯が欠けてないあたりから考慮するに、それほどの衝撃ではないにも関わらず、
この絶叫。
この絶叫。
生きているのが奇跡とまで言われる赤ゆっくりならではであろう。
涙と涎と、おそろしーしーを垂れ流しながら赤れいむは暴れに暴れ、泣きに泣いた。
「ゆびゃああああああああ! どぼじでごんないだいのおおおおお!
れいみゅなにもじでないいのにいいいいぃぃぃ!」
れいみゅなにもじでないいのにいいいいぃぃぃ!」
赤れいむは思う。
何たる悲劇なのだろうと。
母親であるれいむは、「おちびちゃんはね、いてくれるだけでゆっくりできるんだよ」と自分に言ってくれた。
何たる悲劇なのだろうと。
母親であるれいむは、「おちびちゃんはね、いてくれるだけでゆっくりできるんだよ」と自分に言ってくれた。
そう、自分は選ばれたゆっくり。ゆっくりおぶざゆっくりなのだ。
そんな自分に害を為すようなものなど、世界にあっていいはずがない。
そんな自分に害を為すようなものなど、世界にあっていいはずがない。
母れいむは言う。
「おちびちゃんはほんとうにかわいいね」と。
そう……自分は可愛い、本当に可愛いのだ。世界で一番愛しく、優しくされなければならない生命体。
それが、自分なのだ。
そんな自分が、これほどの激痛に悶え苦しむなどあっていいはずがない! ないのだ!
「おちびちゃんはほんとうにかわいいね」と。
そう……自分は可愛い、本当に可愛いのだ。世界で一番愛しく、優しくされなければならない生命体。
それが、自分なのだ。
そんな自分が、これほどの激痛に悶え苦しむなどあっていいはずがない! ないのだ!
「れいみゅきゃわいいのに! きゃわいいのにいいいいいい! どぼじでごんなひどいごどずるのおおおお!
れいみゅのすぺっしゃるっなきゃわいしゃにやきもちやきゃないでよおおおおお! しっちょはみにきゅいよお
おおおおおおお!」
れいみゅのすぺっしゃるっなきゃわいしゃにやきもちやきゃないでよおおおおお! しっちょはみにきゅいよお
おおおおおおお!」
これが悪意なのか、と赤れいむは痛みに耐えながら(傍目には耐えてないが)思った。
「れいみゅがきゃわいしゅぎるのはみちょめるけど、きょんなのあんみゃりだよおおおおおおおおおおおおお!」
それを見つつ、赤まりさはせせら笑った。
「あいきゃわらずのゆめみぎゃちなれいみゅなんだじぇ! いまからきょのまりしゃしゃまがおちぇほんをみせ
てあげりゅきゃら、ちょくとおぎゃむんだじぇ!」
「あいきゃわらずのゆめみぎゃちなれいみゅなんだじぇ! いまからきょのまりしゃしゃまがおちぇほんをみせ
てあげりゅきゃら、ちょくとおぎゃむんだじぇ!」
赤まりさは赤れいむと違い、まったく何も恐れてはいない。
別にこれは、高さが自分にとって楽勝なものかどうか判断できているのではない。
むしろ、できていないから自信満々なのだ。
別にこれは、高さが自分にとって楽勝なものかどうか判断できているのではない。
むしろ、できていないから自信満々なのだ。
赤まりさは赤れいむより、少しは体が丈夫だが……少しだけだ。そもそも赤ゆっくりたちは、生まれたてなら
ば跳ねることができないほど、薄い皮しか持っていないのだ。
二匹とも、生まれて一週間も経っていない。
つまり、この赤まりさもまた自滅に走っている訳なのだが、もちろん彼女にそれが分かるはずもない。
ば跳ねることができないほど、薄い皮しか持っていないのだ。
二匹とも、生まれて一週間も経っていない。
つまり、この赤まりさもまた自滅に走っている訳なのだが、もちろん彼女にそれが分かるはずもない。
「ゆふふふふ」
自信満々に笑いながら、赤まりさはようやく泣き止んだ赤れいむがこちらをじっと見ていることに気付いて、
わざとらしく叫んだ。
わざとらしく叫んだ。
「こーんなたかしゃなんちぇまりちゃちゃまはひとっとびなのじぇ!!」
そう言って、赤まりさは天高く飛んだ(無論、第三者の目からすれば「落ちた」と表現して差し支えないが)、
そして赤れいむと同じく顔面からべちんと落ちた。
そして赤れいむと同じく顔面からべちんと落ちた。
落ちた際の衝撃で、ぶすっと音を立ててゆならが出た。
「ゆ……ゆ……」
ぷるぷると震える赤まりさ。その柔らかい肌に伝わる、鞭で全身を叩かれたような激痛!
なけなしのプライドでしばらく我慢していた赤まりさだが、三秒で限界に到達した。
なけなしのプライドでしばらく我慢していた赤まりさだが、三秒で限界に到達した。
「ゆびぇぇぇぇえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛! いじゃ
いいじゃいいじゃいいじゃいのじぇええええええええええええええええええええええええええええええええええ!
!!!」
いいじゃいいじゃいいじゃいのじぇええええええええええええええええええええええええええええええええええ!
!!!」
涙と涎といたしーしーと、それからあにゃるからうんうんをたっぷり出しながら、赤まりさはびたんびたんと
体を叩きつけた。
体を叩きつけた。
「ゆ…………ゆぷぷぷ! まりしゃだってじぇんじぇんだめだにぇ! まりしゃのほうがうんうんしちぇるから、
もっちょだめだにぇ!」
赤れいむはそう言ってゲラゲラと笑った。
赤まりさは、まだそれを聞くことができるような精神状態ではなかった。
もっちょだめだにぇ!」
赤れいむはそう言ってゲラゲラと笑った。
赤まりさは、まだそれを聞くことができるような精神状態ではなかった。
「ゆびええええええええええ! いじゃいいじゃいいじゃいいじゃいいじゃ――――――ごびゅ」
唐突に。
モンティ・パイソンのコントのように、大きな足が赤まりさの痛みとゆん生を同時に押し潰した。
モンティ・パイソンのコントのように、大きな足が赤まりさの痛みとゆん生を同時に押し潰した。
「ゆぷぷぷぷ! おおぶじゃまじゃざm……………………………………………………………………………………
……………………………………………………………………………………………………………………………………
……………………………………………………………………………………………………………………………………
…………ゆ?」
……………………………………………………………………………………………………………………………………
……………………………………………………………………………………………………………………………………
…………ゆ?」
赤れいむは、突然赤まりさが消えたという事実を受け入れられず、餡子脳をフリーズさせた。
これはゆっくりにとって、ある意味の防衛本能なのかもしれない。目の前で、家族がゆっくりしたという事実
に目を背ければ、「家族がいた頃のゆっくり」を感じ取ることができるのだから。
その本能が故に、捕食者に食べられている番を見ながらぼけっとしているゆっくりたちが現れてしまうのは皮
肉だが。
に目を背ければ、「家族がいた頃のゆっくり」を感じ取ることができるのだから。
その本能が故に、捕食者に食べられている番を見ながらぼけっとしているゆっくりたちが現れてしまうのは皮
肉だが。
「あっちゃあ……入り込んでるか。やれやれ、面倒くせぇなあ……」
そう言いながら、未だフリーズしている赤れいむを摘み上げた。「おそらをとんでるみたい!」などという余
裕もなく、ただされるがままだ。
そう言いながら、未だフリーズしている赤れいむを摘み上げた。「おそらをとんでるみたい!」などという余
裕もなく、ただされるがままだ。
そうして、両親は赤れいむの目の前で散々痛めつけられ、命乞いも聞かれずに殺された。
ただ一人、赤れいむだけが気まぐれに生かされた。ただし、赤れいむは人間の家で一番高い場所にある棚の上
に放置された。
食べ物は、積もったほこり。
ただそれだけである。
ただ一人、赤れいむだけが気まぐれに生かされた。ただし、赤れいむは人間の家で一番高い場所にある棚の上
に放置された。
食べ物は、積もったほこり。
ただそれだけである。
「どぼじで……れいみゅ……せきゃいでいちばんきゃわいいのに……れいみゅをゆっくちさせなきゃ……にんげ
んしゃんもゆっくちできないのに……」
「黙れブサイク。俺はもうゆっくりできてんだよ」
赤れいむが必死で考えた反論も、人間にただ一言で切り捨てられ。
んしゃんもゆっくちできないのに……」
「黙れブサイク。俺はもうゆっくりできてんだよ」
赤れいむが必死で考えた反論も、人間にただ一言で切り捨てられ。
「れいみゅ……ぶさいくじゃない……ぶさいくじゃない……」
そんなことを言いつつ、埃を全部食い終わったあと、餓死した。
「れいみゅ……しんじゃう……せきゃいが……くりゃくにゃっちゃうよ……れいみゅがしにゅせいで……せきゃいが……なげくよ……」
誰も嘆くことのなかった赤れいむのゆん生、これにておしまいである。
<あとがき>
過去の作品
anko3216 愛するでいぶ
anko3238 ゆ虐思考
anko3257 赤ゆ十連発(前編)
anko3263 赤ゆ十連発(後編)
anko3271 手を触れずに殺害せよ
anko3274 子ゆっくりのゆん生が終わるまで
anko3300 何もしない 赤ゆ編
anko3312 れうこくろりぐる
anko3238 ゆ虐思考
anko3257 赤ゆ十連発(前編)
anko3263 赤ゆ十連発(後編)
anko3271 手を触れずに殺害せよ
anko3274 子ゆっくりのゆん生が終わるまで
anko3300 何もしない 赤ゆ編
anko3312 れうこくろりぐる