ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko0734 ゆっくりファンタジーXIII
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ankoss
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ゆっくりファンタジーXIII
注意 ファイナルファンタジーXIIIっぽいけど
ネタバレは一切ありませんPS3すら持ってない
人が想像で作りました、たぶん設定すら微妙です
「なぎ払え!!」
巨大な剣を掲げた巨人が猛然と突撃する
ライトニングの召還獣オーディンだ。
「うっうーー!!しゃらくさいどーー!!」
しかしその渾身の一撃をレミリアザウルスは大木
のような巨大な尾で跳ね返す。
「くそっ!!でかぶつが!!」
召喚獣シヴァをドライビングモードのバイクに変形させ
レミリアザウルスを周囲をけん制しながらスノウ・ヴィリアース
は毒づいた。
「あきらめちゃだめ!!」
召喚獣ヘカトンケイルを魔導アーマーに変形させ巨大な砲門から
絶えず援護射撃をしているのはヲルバ=ダイア・ヴァニラ。
「でもよ、何とかしないとこのまんまじゃ全滅だ!!」
特徴的なアフロ頭に載せたチョコボの雛をおさえながらサッズ・カッツロイが叫ぶ
「うっうーー♪かりしゅまお嬢様は無敵なんだどーー♪」
喜びのカリスマダンス、ゆうに10メートルを超える巨体が地響きをあげながら
ゆれる。
「このままじゃラチがあかない、みんな攻撃を絞るぞ!!一斉攻撃だ!!」
ライトニングの号令とともに全員が召還獣を変形させレミリアザウルスに
嵐のような攻撃をくわえると巨大な爆発とともにあたり一面に土煙がまき起こった。
「やったか?!・・・ぐえぁっ!!」
徐々にはれる土煙、中には倒されたレミリアザウルスが見えるハズ・・・
そう考えていたサッズが見たものは空と吹き飛ばされていく仲間達の姿。
土煙を割ってレミリアザウルスのムチのような尻尾の一撃が不意を付かれた
全員に炸裂したのだ。
「ううーー!!お嬢様にたいして無礼なんだどーーおこったんだどーー!!」
無傷、あれだけの攻撃を受けてレミリアザウルスはノーダメージとばかりに
地団駄を踏む。
「ウソだろ・・・ゴハッ!!」
痛恨の一撃をくらいまともに地面に叩きつけられスノウは戦う事はおろか
立つこが精一杯でいた、召喚獣シヴァは大きなダメージを受けた為かすでに
消えうせている。
スノウだけではない
「っ・・・だめっ体に力が入らない・・・」
ヴァニラは岩に叩きつけられる寸前召還獣に庇われたがそれでも立ち上がることが
できない。
「・・・」
サッズは生きているものの朦朧とした意識の元、耳元で騒ぐ必死にかばった
チョコボの雛の声を聞いていた。
「こんな所でやられてたまるか!!」
ライトニングは己を奮い立たせ剣を構えるが明らかに満身創痍だ。
「うっっうーーー!!生意気なんだどー!!もう許さないんだどー!!」
レミリアザウルスが短い手右手を天に掲げると小さな太陽さながらに真っ赤な光が集まりだす
最大呪文{ぐんぐにる}である。
「くらえどーー!!」
「死」その場にいた全員の脳裏にその言葉がよぎった。
ドスン・・・
しかし次の瞬間響いたのはライトニング達の断末魔でもなければ、放たれた呪文の爆発音でもない
切り落とされ、呪文を阻止されたレミリアザウルスの巨大な腕が地面に落ちる音。
一筋の斬光がレミリアザウルスの腕を切り裂いたのだ。
「ううっ?!レミリアのお手手がぁ!!ざくやーー!!ざくやーー!!」
レミリアザウルスは腕を切り落とされた痛みからその場にうずくまっている。
「よくも仲間達をいじめてくれたね!!許さないよ!!」
眼光鋭くもだえ苦しむレミリアザウルスを睨む影、先ほどの斬激の主である。
「れいむ!!遅いぞ!!」
ライトニングは言葉とは裏腹に仲間の危機を救ったれいむに
笑みを浮かべた。
「ゆゆっ!!ごめんねライトニング、これエリクサーさんだよみんなに飲ませてね。」
れいむは回復アイテムエリクサーを仲間の分渡すとクルリと反転する。
「待てれいむ!!一人じゃ無理だ」
ライトニングはレミリアザウルスに突撃するれいむに叫んだ。
「ううーー・・・ざくやー・・・痛いどー・・・」
レミリアザウルスは自分の腕が切り裂かれる瞬間を見ていた、
あのちっぽけなお饅頭、いつも自分のおやつにもならないような
くだらなく矮小な存在。
ふと顔をあげるとその饅頭が突撃してくるではないか
自分は最高のお嬢様だ、生まれてからこれほどの激痛は受けたことがない・・・
この痛みを味あわせたくそ饅頭を殺してやる!!怒りが痛みを凌駕した。
「くそ饅頭!許さないど!ぶっつぶれるどー!!」
地面を蹴り上げ猛牛のように跳ね上がると、残された巨大な左手をれいむ
めがけ振り下ろす。
「許さないのはこっちだよ!ゆっくりくらえ!!」
れいむは振り下ろされた手の指の隙間をくぐり抜け、一気腕を駆け上がると、
レミリアザウルスの顔面に雨あられと無数の攻撃をくわえる。
「うばぁっー!!ざくやー!ざくやー!」
もはやレミリアザウルスの顔面は見るも無残に腫れ上がりいたる所から中身の
肉まんが漏れている。
「ゆー!!とどめだよ!!」
れいむが構える。
「うーー!許して・・・ゆるじでぐだざいー!」
レミリアザウルスは巨体からは想像も付かない速さで地面にうずくまる
{土下座}である。
「ゆゆっ?」
意外な行動にれいむに一瞬隙が生じた。
「今だど!!」
レミリアザウルスはれいむと反対のほうに翼を広げ飛び上がる。
行く逃げたのではない、その先にはエリクサーでの治療を受けているライトニング達がいた。
あのお饅頭は悔しいが強い・・・ならば奴の仲間を殺してやる、
さぞ悔しそうな顔をするに違いない、お嬢様を愚弄した罪は重いのだ
ニヤニヤ笑いながら全力でライトニング達に向かい飛ぶ。
「おい!!あいつこっちにくるぞ!!」
エリクサーの効果により意識が回復したサッズが叫ぶ。
「くそっ!!みんな構えろ!!」
こちらは全開し、相手は満身創痍とはいえ一度は全員がかりで追い詰めたられた相手。
スノウのひたいから汗が流れた。
「負けられない」
ヴァニラも武器を構える。
「いや・・・大丈夫だ・・・もう終わったよ。」
緊張する一堂を他所にライトニングは残りのエリクサーをグィと飲み干した。
レミリアザウルスはボロボロの体にムチを打ち弾丸のように飛ぶ
もうすぐだ!!もうすぐあの生意気顔のお饅頭を情けない泣き虫顔に変えてやれる
ざまぁみろお嬢様に無礼を働いたからだ、目の前で仲間を殺される苦痛を味わうがいい!!
「やったどーー!ざまーみろど!死ねっーー!!」嬉々としてライトニング達に襲い掛かった。
ガズン!!
「うごっ?!!」
レミリアザウルスの思いは叶わない・・・
地面に派手に叩きつけられたからだ。
「ゆゆっ!!薄汚いレミリアの考えなんてお見通しだよ!!」
そうれいむには分かっていた・・・まるで何度も経験したかのように・・・
巨大なお払い棒が深々とレミリアザウルスの脳天にめりこんでいる。
それを握る巫女を形取りメカニカルなフォルムをした影、
れいむの召還獣ドリームバトルだ。
「ゆっ!!ドリームバトルその薄汚い肉まんを・・・叩きつぶしてね!!」
れいむの号令と共にドリームバトルの一撃が炸裂した
一面に巨大な爆風が巻き起こる
「うっ?うあ?あっぁーーー!!」
レミリアザウルスは状況もわからず爆風に消えていく。
「みんなーーだいじょぶー?ゆっくりしてるー!」
れいむの問いかけに仲間が答える。
「ああ!!命拾いしたぜ!!お前さんは最高仲間だよ!!」
サッズがれいむを叩く
「やっぱお前がいないと始まらないぜ!!」
スノウはれいむの頭をガシガシと掻いた
「ありがとうれいむ、また助けられたね!!」
ヴァニラはれいむに抱きついた。
「まったくお前はいつもおそいんだ!だが助かったよ!!」
ライトニングはやさしい笑みを浮かべている。
「ゆぅ、みんなくすぐったいよ」
仲間にもみくちゃにされれいむは恥ずかしそうだ。
れいむは思う、これからどんな困難があろうとこの仲間となら
かならず乗り越えられる。
「みんな!!れいむも加わったんだ先に にぃいい い」
ライトニングが全員に号令をかけるも何かおかしい
レイムは思う。あれっ?これどこかで・・・
「ゆゆっ?ライトニングどうしたの?まだ戦いのダメージが残ってるの?」
「そうだなライトニング、れいむがいりゃあ百人りきsoioi: pjjpo@ac」
サッズの言動もおかしい
ゆゆっそうだ・・・見たことあるよ
「ioevg@pwe@p そうだねweav 勝てpjeasvよwepvgwjevo」
ヴァニラはもはや何をいってるかわからない
そうだ・・これは・・・
「ゆうぅ?みんなどうしたの?ゆっくりしてーーー!!」
世界が歪み真っ黒になった
「あっ、26番チェックしてーー」
広いフロアのテーブルの上に何体ものヘッドマウントディスプレイ
を装着したゆっくりがきれいに並べられ、つながれたゲーム機の稼動音
のみが響いている。
「はいはい、26っと・・・ここかぁ」
眼鏡をかけた青年がキーボード叩くとモニターに先ほどのれいむと仲間達
そしてプログラムがずらりと並ぶ。
「あー・・・戦闘終了からイベントシーンでバグでてますねーー開発部に報告
しときますね。」
青年は内線の受話器を取ると番号を押す
「おつかれさまです。デバックです、バグ・・・はい・・・戦闘からイベントで・・・
データもうそっち送りましたから・・・いやいや・はい、よろしく」
青年はガチャりと受話器を下ろした。
「26番優秀ですねー今日3件目ですよ」
眼鏡をかけた青年は少しはなれた席の中年男性に話しかける。
「デバック向きだよ26のれいむ、まー昔は人間がやってたんだけどな」
ピピーピピー
中年男性のパソコンが警告音を放つ
「9番のまりさ、限界だわ。交換おねがい」
「はい、じゃあぱちぇりーでいいですかね」
青年は顔に9と書かれたまりさのマウントディスプレイを外すと
箱から取り出したぱちぇりーに被せマジックで9と顔に書くとスイッチを入れた
「むきゅっ」
ぱちぇりーは一言呻いたがあとは何も言わない。
交換されたまりさはビニール袋に入れられた、すでに事切れているのだ。
「交換終わりました。あー26番のれいむどうします?」
青年はビニール袋の口を縛りながら声をかけた。
「んーいいでしょ・・・このまま今のボス戦・・つぶれるまで」
中年男性はカタカタとキーボードを叩き26番れいむの
データを見る。
そこには、26番れいむ戦闘回数3158回と表示されている。
「一万超えるかね・・この調子なら」
中年男性はあごを掻きながらそうつぶやいた。
「まっていた!!れいむ!!」
仲間達の声がれいむに響いた・・・
注意 ファイナルファンタジーXIIIっぽいけど
ネタバレは一切ありませんPS3すら持ってない
人が想像で作りました、たぶん設定すら微妙です
「なぎ払え!!」
巨大な剣を掲げた巨人が猛然と突撃する
ライトニングの召還獣オーディンだ。
「うっうーー!!しゃらくさいどーー!!」
しかしその渾身の一撃をレミリアザウルスは大木
のような巨大な尾で跳ね返す。
「くそっ!!でかぶつが!!」
召喚獣シヴァをドライビングモードのバイクに変形させ
レミリアザウルスを周囲をけん制しながらスノウ・ヴィリアース
は毒づいた。
「あきらめちゃだめ!!」
召喚獣ヘカトンケイルを魔導アーマーに変形させ巨大な砲門から
絶えず援護射撃をしているのはヲルバ=ダイア・ヴァニラ。
「でもよ、何とかしないとこのまんまじゃ全滅だ!!」
特徴的なアフロ頭に載せたチョコボの雛をおさえながらサッズ・カッツロイが叫ぶ
「うっうーー♪かりしゅまお嬢様は無敵なんだどーー♪」
喜びのカリスマダンス、ゆうに10メートルを超える巨体が地響きをあげながら
ゆれる。
「このままじゃラチがあかない、みんな攻撃を絞るぞ!!一斉攻撃だ!!」
ライトニングの号令とともに全員が召還獣を変形させレミリアザウルスに
嵐のような攻撃をくわえると巨大な爆発とともにあたり一面に土煙がまき起こった。
「やったか?!・・・ぐえぁっ!!」
徐々にはれる土煙、中には倒されたレミリアザウルスが見えるハズ・・・
そう考えていたサッズが見たものは空と吹き飛ばされていく仲間達の姿。
土煙を割ってレミリアザウルスのムチのような尻尾の一撃が不意を付かれた
全員に炸裂したのだ。
「ううーー!!お嬢様にたいして無礼なんだどーーおこったんだどーー!!」
無傷、あれだけの攻撃を受けてレミリアザウルスはノーダメージとばかりに
地団駄を踏む。
「ウソだろ・・・ゴハッ!!」
痛恨の一撃をくらいまともに地面に叩きつけられスノウは戦う事はおろか
立つこが精一杯でいた、召喚獣シヴァは大きなダメージを受けた為かすでに
消えうせている。
スノウだけではない
「っ・・・だめっ体に力が入らない・・・」
ヴァニラは岩に叩きつけられる寸前召還獣に庇われたがそれでも立ち上がることが
できない。
「・・・」
サッズは生きているものの朦朧とした意識の元、耳元で騒ぐ必死にかばった
チョコボの雛の声を聞いていた。
「こんな所でやられてたまるか!!」
ライトニングは己を奮い立たせ剣を構えるが明らかに満身創痍だ。
「うっっうーーー!!生意気なんだどー!!もう許さないんだどー!!」
レミリアザウルスが短い手右手を天に掲げると小さな太陽さながらに真っ赤な光が集まりだす
最大呪文{ぐんぐにる}である。
「くらえどーー!!」
「死」その場にいた全員の脳裏にその言葉がよぎった。
ドスン・・・
しかし次の瞬間響いたのはライトニング達の断末魔でもなければ、放たれた呪文の爆発音でもない
切り落とされ、呪文を阻止されたレミリアザウルスの巨大な腕が地面に落ちる音。
一筋の斬光がレミリアザウルスの腕を切り裂いたのだ。
「ううっ?!レミリアのお手手がぁ!!ざくやーー!!ざくやーー!!」
レミリアザウルスは腕を切り落とされた痛みからその場にうずくまっている。
「よくも仲間達をいじめてくれたね!!許さないよ!!」
眼光鋭くもだえ苦しむレミリアザウルスを睨む影、先ほどの斬激の主である。
「れいむ!!遅いぞ!!」
ライトニングは言葉とは裏腹に仲間の危機を救ったれいむに
笑みを浮かべた。
「ゆゆっ!!ごめんねライトニング、これエリクサーさんだよみんなに飲ませてね。」
れいむは回復アイテムエリクサーを仲間の分渡すとクルリと反転する。
「待てれいむ!!一人じゃ無理だ」
ライトニングはレミリアザウルスに突撃するれいむに叫んだ。
「ううーー・・・ざくやー・・・痛いどー・・・」
レミリアザウルスは自分の腕が切り裂かれる瞬間を見ていた、
あのちっぽけなお饅頭、いつも自分のおやつにもならないような
くだらなく矮小な存在。
ふと顔をあげるとその饅頭が突撃してくるではないか
自分は最高のお嬢様だ、生まれてからこれほどの激痛は受けたことがない・・・
この痛みを味あわせたくそ饅頭を殺してやる!!怒りが痛みを凌駕した。
「くそ饅頭!許さないど!ぶっつぶれるどー!!」
地面を蹴り上げ猛牛のように跳ね上がると、残された巨大な左手をれいむ
めがけ振り下ろす。
「許さないのはこっちだよ!ゆっくりくらえ!!」
れいむは振り下ろされた手の指の隙間をくぐり抜け、一気腕を駆け上がると、
レミリアザウルスの顔面に雨あられと無数の攻撃をくわえる。
「うばぁっー!!ざくやー!ざくやー!」
もはやレミリアザウルスの顔面は見るも無残に腫れ上がりいたる所から中身の
肉まんが漏れている。
「ゆー!!とどめだよ!!」
れいむが構える。
「うーー!許して・・・ゆるじでぐだざいー!」
レミリアザウルスは巨体からは想像も付かない速さで地面にうずくまる
{土下座}である。
「ゆゆっ?」
意外な行動にれいむに一瞬隙が生じた。
「今だど!!」
レミリアザウルスはれいむと反対のほうに翼を広げ飛び上がる。
行く逃げたのではない、その先にはエリクサーでの治療を受けているライトニング達がいた。
あのお饅頭は悔しいが強い・・・ならば奴の仲間を殺してやる、
さぞ悔しそうな顔をするに違いない、お嬢様を愚弄した罪は重いのだ
ニヤニヤ笑いながら全力でライトニング達に向かい飛ぶ。
「おい!!あいつこっちにくるぞ!!」
エリクサーの効果により意識が回復したサッズが叫ぶ。
「くそっ!!みんな構えろ!!」
こちらは全開し、相手は満身創痍とはいえ一度は全員がかりで追い詰めたられた相手。
スノウのひたいから汗が流れた。
「負けられない」
ヴァニラも武器を構える。
「いや・・・大丈夫だ・・・もう終わったよ。」
緊張する一堂を他所にライトニングは残りのエリクサーをグィと飲み干した。
レミリアザウルスはボロボロの体にムチを打ち弾丸のように飛ぶ
もうすぐだ!!もうすぐあの生意気顔のお饅頭を情けない泣き虫顔に変えてやれる
ざまぁみろお嬢様に無礼を働いたからだ、目の前で仲間を殺される苦痛を味わうがいい!!
「やったどーー!ざまーみろど!死ねっーー!!」嬉々としてライトニング達に襲い掛かった。
ガズン!!
「うごっ?!!」
レミリアザウルスの思いは叶わない・・・
地面に派手に叩きつけられたからだ。
「ゆゆっ!!薄汚いレミリアの考えなんてお見通しだよ!!」
そうれいむには分かっていた・・・まるで何度も経験したかのように・・・
巨大なお払い棒が深々とレミリアザウルスの脳天にめりこんでいる。
それを握る巫女を形取りメカニカルなフォルムをした影、
れいむの召還獣ドリームバトルだ。
「ゆっ!!ドリームバトルその薄汚い肉まんを・・・叩きつぶしてね!!」
れいむの号令と共にドリームバトルの一撃が炸裂した
一面に巨大な爆風が巻き起こる
「うっ?うあ?あっぁーーー!!」
レミリアザウルスは状況もわからず爆風に消えていく。
「みんなーーだいじょぶー?ゆっくりしてるー!」
れいむの問いかけに仲間が答える。
「ああ!!命拾いしたぜ!!お前さんは最高仲間だよ!!」
サッズがれいむを叩く
「やっぱお前がいないと始まらないぜ!!」
スノウはれいむの頭をガシガシと掻いた
「ありがとうれいむ、また助けられたね!!」
ヴァニラはれいむに抱きついた。
「まったくお前はいつもおそいんだ!だが助かったよ!!」
ライトニングはやさしい笑みを浮かべている。
「ゆぅ、みんなくすぐったいよ」
仲間にもみくちゃにされれいむは恥ずかしそうだ。
れいむは思う、これからどんな困難があろうとこの仲間となら
かならず乗り越えられる。
「みんな!!れいむも加わったんだ先に にぃいい い」
ライトニングが全員に号令をかけるも何かおかしい
レイムは思う。あれっ?これどこかで・・・
「ゆゆっ?ライトニングどうしたの?まだ戦いのダメージが残ってるの?」
「そうだなライトニング、れいむがいりゃあ百人りきsoioi: pjjpo@ac」
サッズの言動もおかしい
ゆゆっそうだ・・・見たことあるよ
「ioevg@pwe@p そうだねweav 勝てpjeasvよwepvgwjevo」
ヴァニラはもはや何をいってるかわからない
そうだ・・これは・・・
「ゆうぅ?みんなどうしたの?ゆっくりしてーーー!!」
世界が歪み真っ黒になった
「あっ、26番チェックしてーー」
広いフロアのテーブルの上に何体ものヘッドマウントディスプレイ
を装着したゆっくりがきれいに並べられ、つながれたゲーム機の稼動音
のみが響いている。
「はいはい、26っと・・・ここかぁ」
眼鏡をかけた青年がキーボード叩くとモニターに先ほどのれいむと仲間達
そしてプログラムがずらりと並ぶ。
「あー・・・戦闘終了からイベントシーンでバグでてますねーー開発部に報告
しときますね。」
青年は内線の受話器を取ると番号を押す
「おつかれさまです。デバックです、バグ・・・はい・・・戦闘からイベントで・・・
データもうそっち送りましたから・・・いやいや・はい、よろしく」
青年はガチャりと受話器を下ろした。
「26番優秀ですねー今日3件目ですよ」
眼鏡をかけた青年は少しはなれた席の中年男性に話しかける。
「デバック向きだよ26のれいむ、まー昔は人間がやってたんだけどな」
ピピーピピー
中年男性のパソコンが警告音を放つ
「9番のまりさ、限界だわ。交換おねがい」
「はい、じゃあぱちぇりーでいいですかね」
青年は顔に9と書かれたまりさのマウントディスプレイを外すと
箱から取り出したぱちぇりーに被せマジックで9と顔に書くとスイッチを入れた
「むきゅっ」
ぱちぇりーは一言呻いたがあとは何も言わない。
交換されたまりさはビニール袋に入れられた、すでに事切れているのだ。
「交換終わりました。あー26番のれいむどうします?」
青年はビニール袋の口を縛りながら声をかけた。
「んーいいでしょ・・・このまま今のボス戦・・つぶれるまで」
中年男性はカタカタとキーボードを叩き26番れいむの
データを見る。
そこには、26番れいむ戦闘回数3158回と表示されている。
「一万超えるかね・・この調子なら」
中年男性はあごを掻きながらそうつぶやいた。
「まっていた!!れいむ!!」
仲間達の声がれいむに響いた・・・