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  • ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
  • anko0638 川原の一家

ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー

anko0638 川原の一家

最終更新:2011年03月27日 21:00

ankoss

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管理者のみ編集可
虐待 理不尽 野良ゆ 長いです。誤字脱字はご容赦ください。

朝からゴロゴロしていた。
ヒマだ。
特に用事はない。
録画しておいたテレビ番組はあらかた観てしまったし、積んであった本も崩してしまった。
楽しみにしているゲームの発売日はまだ先だ。
とはいえ、せっかくの休み。このまま狭いアパートの一室で、ヒマを持て余すのはもったいないよな。
俺は体を起こし、だらけきった心身に気合いを入れるためにつぶやいた。
「うし! んじゃ、ここは一発」
ゆっくりでもブッ殺しに行こうかな。


「探そうとすると、なかなか見つからないんだよなあ」
ポケットの中の菓子──ゆっくりどもにくれてやるエサ──を手で弄びながら、俺はつぶやいた。
普段はウザいくらいに目にするってのにさ。
だいたいゆっくりに限らず、探し物ってのは必要な時にどうしてこう……。
まあ言ってみてもはじまらない。とりあえず、ブラブラと町を歩ってみよう。


「川原か……」
この広い道路の向こう、土手を下りたところには、町の中心を流れる川。
ざっと見渡すと、川原に人の影はないみたいだ。
夏には子ども達でごったがえしていたけど、まあ肌寒いこの季節、わざわざ水辺で遊びたがる物好きもいないだろうけどね。
そんなことを考えながら視線を流すと、草の影にポツポツと、丸いモノが二つ三つ動いているのが見えた。
「お? いたいた。いましたよ~」
俺のかわいい暇つぶしアイテム!
待ってろよ、おめーら。今すぐそっちに行ってやっかんな!
はやる気持ちをおさえながら、左右から来る車をやりすごして──この辺は車が多い──道路を渡り、俺はいそいそと川原へ下りていった。


近くに寄って確認すると、ひのふの──全部で五匹いた。
サッカーボール大のまりさとれいむが一匹ずつ。さっき見えたのはこいつらだ。
そしてその子どもと思われるテニスボール大のまりさが一匹に、れいむが二匹。
揃いも揃って、間抜けヅラでチョコマカしていやがる。
──お、こっちに気づいた。
興味深そうに俺を見つめている。
大きい二匹は少し表情を固くしたようだが、俺が間髪入れずに
「ゆっくりしていってね!」
と挨拶したら、
「ゆっくりしていってね!」
と表情を和らげて──バカヅラさげて──挨拶しかえしてきた。
ここでさらに、
「君たち、あまあま食べる?」
なんて菓子を見せてやれば、もうイチコロだ。
「ゆゆっ! あまあまさんだよ!」
「ゆっくりたべるよ!」
「むーちゃむーちゃ!」
「ち、ちあわちぇ~!」
警戒心はどこへやら。みんな仲良くがっつきはじめた。
な? ほんとチョロいわ。
「おにいさんはゆっくりできるにんげんさんだね!」
「おにいしゃん、ゆっくちしちぇいっちぇね!」
「はいはい、ゆっくりしていってね」
適当に流す。
「君たちは家族なのかな?」
「ゆっ! そうだよ! おちびちゃんたちは、まりさとれいむのじまんのおちびちゃんたちだよ!」
「ゆっくち! ゆっくち!」
頭の中に「ゆっくり一家皆殺し」というフレーズが浮かんだ。生唾ごっくん。
「そうなんだ~。今日は家族揃ってお散歩かな?」
「ゆっ! きょうはまりさのまりさに、ぷーかぷーかのれんしゅうをさせるんだよ!」
「れいむのまりさは、すごくじょうずにおみずにうかぶんだよ!」
「ゆふ~ん」
褒められて照れる親まりさ。
えーと、要するに今日は「子まりさに水に浮かぶ練習をさせにきた」ってことだな。
「ゆふふ~。まりしゃ、すてきなおぼうちしゃんでぷーかぷーかしゅるんだよ!」
自慢げに、俺に帽子を見せてくる子まりさ。
「おねえちゃんいいな~」
「れいみゅもぷーかぷーかしてみちゃい~」
「れいむたちは、まりさが羨ましいんだね」
俺がそう言うと、一匹の子れいむが嬉しそうに、
「ゆっ! でも、れいみゅはおしょらをとべるよ!」
その場でぴょんぴょん飛び跳ねはじめた。
はは。かーわいいの。すり潰しちゃいたいくらい。
そういうことなら──。
俺はおもむろに右手でその子れいむを持ち上げ、手の平に乗せる。
「ゆゆーっ! れいみゅ、おしょらをとんでりゅよー!」
「ゆわあ、おねえちゃんしゅごーい!」
「まりしゃもおしょらをとんでみちゃいよ!」
俺は右手首を軽く上下させ、手の平の子れいむをポヨンポヨンと弾ませる。
「ゆっ! ゆっ! もっちょやっちぇえ~」
おうおう、楽しそうだねえ。
「ゆ~ん。おちびちゃん、とってもゆっくりしてるよ~」
親どもも幸せそうで何よりだ。
──さて、それでは。
子れいむを持った右手に力を込める。
「ゆ? おにいしゃん、ちょっといちゃいよ?」
その手を大きく振りかぶり、
「ゆわーい!」
子れいむを斜め前方に思いきりブン投げた。
「おしょらを──」
飛んでいるみたい! の声は最後まで聞くことができなかったが、子れいむは見事にお空を飛んで──川に落ちた。
俺がいきなり体を大きく動かしたことに驚いたんだろう。一家はしばらくポカンとしていたが、俺の右手に子れいむがいないことに気づくと、親れいむはゆっくりと、それでいて少し焦ったように問いかけてきた。
「ゆ? おにいさん、おちびちゃんはどこにいっちゃったの?」
ンだよ、ちゃんと見てなかったのか?
おまえの子どもの、最初で最後の華麗な飛行っぷりを!
仕方ないので、優しい俺は川を指さし、
「あそこで、今まさに永遠にゆっくりするところだよ」
と答えてやる。
指の先では、水に浮かんだ赤いリボンがバシャバシャと飛沫を上げていたが──やがて動かなくなった。
ちっ。仰向けになってるから死に顔が見えねーじゃんよ。
「れいぶのおちびじゃんがあああああああ!!」
「おちびじゃんがしんじゃったああああああ!!」
「おねえじゃああああああん!!」
「まりしゃのかばいいいもうちょがああああああ!!」
家族は見事な四重奏を披露してくれた。
ん~、なかなかの音色ですなあ。
ま、ゆっくりの悲鳴なんて、素人さんにはただ喧しいだけの雑音に聞こえるんだろうが、慣れるとこれが病みつきになるのよ。
「お、おにいさん! なんでこんなことするの!」
「そうだよ! おにいさんはゆっくりしたにんげんさんじゃなかったの!?」
「ゆえええええん!!」
一家が俺を非難する。
「いや、俺はゆっくりした人間さんだよ? みんなにあまあまあげたでしょ?」
「ゆゆ……?」
「でしょ?」
はは、こいつらの頭の上にハテナマークが見えるようだ。
「ゆっくりできない人間」だと感づいてはいるんだろうね。
でも、あまあまをもらった記憶も強く残っている。
結果、餡子脳は激しく葛藤することになるが、でも餡子脳なので、こうなるとなかなか結論を出すことはできない。
「この人間ヤバい! 逃げないと超ヤバい!」と確信するころには──まあ大抵死んでるわな。
ああ、愛すべき餡子脳!


しょんぼりとうなだれる一家。
俺を見る目つきも変わってきたようだ。
しょうがねえな。また菓子をくれてやるよ。ざばざば~、っと。
ホレ、とっとと食え。
「ゆ、あまあまさん……」
「むーしゃむーしゃ……」
「……」
さすがに「しあわせ~」な気分にはなれないか。
おちびちゃん死んじゃったもんね。プッ!
「……なあ、おまえら、さ」
俺はつとめて優しく話しかける。
「子れいむはアレでアレしちゃったけどさ、これからはあいつの代わりにゆっくりしてやることが、残された『家族の務め』ってやつじゃないのかなあ」
「ゆう……」
「ほらほら、そんなゆっくりしてない顔してたら、死んだれいむに笑われちゃうぜ~い?」
わはは。我ながら、また随分くっさいセリフだなあ。
それでもこいつらの心には響くものがあったようだ。全員の目と眉毛がキリッとなった。
うわ、見ろよこのムカつくツラ!
「ゆっ! そうだね! これからはおちびちゃんのぶんまでゆっくりするよ!」
「まりさ! おちびちゃんたち! ゆっくりしていってね!」
「ゆっくち! ゆっくち!」
「ゆっくち~!」
連中、再び「むーしゃむーしゃ」とやらかしはじめた。今回は「しあわせ~」付きだ。
おおむね完全復活と言えるだろう。
菓子と陳腐な励ましでコレですよ。
君らの人生──いや、ゆん生か?──ずいぶんと安いんだね。
まあいいや。


「ところで、まりさ。……いや、食い散らかしてないで聞いてよ」
「むーしゃ、むーしゃ……ゆ? なに、おにいさん?」
俺は親まりさに問いかける。
「まりさは、お帽子に乗って水に浮くことができるんだよな?」
「ゆ! まりさのとくぎだよ!」
ゆっへん! と、得意げに体を反らせる親まりさ。
そのどてっ腹に風穴あけてえ……。
そんな気持ちをグッとこらえ、さらに問いかける。
「で、子どものまりさは練習中なんだよな?」
「そうだよ! きょうはおちびちゃんのれんしゅうに──」
「じゃあさじゃあさ、こっちのれいむは?」
「ゆっ!?」
親まりさはおろか、親と子、二匹のれいむも驚いてこちらを見つめ返してきた。
その目はこう言っている──なにいってるの?
「この子には、水に浮く練習させてみたのか?」
「おにいさん? れいむはぷーかぷーかできないんだよ? ゆっくりりかいしてね!」
あっ、このクソれいむ! 蔑んだ目で俺を見やがった!?
饅頭のくせに~! くきい~!
「……いや、親が、他のれいむ達ができないからって、この子ができないとは限らないだろ?」
トンビがタカを産むなんて言うし──と、言おうとしてやめた。どうせ理解できないだろうし、なによりトンビにもタカにも失礼だ。
代わりにおべっかを使う。
「だってほら、こんなにゆっくりしたいい子なんだぜ。才能に満ち溢れていそうじゃないか?」
「ゆっ?」
「我が子の才能の芽を摘み取っちゃうのは、『ゆっくりした』親とはいえないんじゃないかなあ?」
さすがにこの物言いは無理があるよね、と思ったその瞬間、両親の目と眉毛がキリッとなった。
だから、そのツラすっげえムカつくんだよ!
「ゆっ! おにいさんのいうとおりだね!」
「おちびちゃん! きょうからおとうさんといっしょにぷーかぷーかするよ!」
「ゆっ? ゆゆっ?」
言われた子は目を丸くしている。そりゃそうだよね。
何の根拠もなく、いきなり親から「おまえならできる!」なんて言われたら、人間だって、他ならぬ俺だって戸惑うっつー話だ。
とにかく両親を丸め込むことはできた。
「ふぁいとだよおちびちゃん!」「ちゃれんじせいしんだよ! ふろんてぃあすぴりっとだよ!」などと子れいむを励ます二匹を尻目に、俺は子まりさの小さな帽子を奪い取った。
ぬ、帽子の中に、小生意気にも木の枝──オール代わりだ──が入ってやがる。
「まりしゃのおぼうち! ゆっくちかえちてえええ!?」
「ごめんね、まりさ。少しだけお姉ちゃんに──あれ、妹だっけ? 貸してあげてね」
「……ゆゆう。ゆっくちかちてあげるよ……」
渋々了承してくれた。うは、ちょっと涙目になってら。
「ゆゆっ! れいみゅはやりゅよ! れいみゅは、できりゅゆっくちだよ」
「がんばっておちびちゃん!」
両親の洗脳が効いたらしい。子れいむもすっかりやる気だ。
さすが小さいだけはある。親に輪をかけて単純な脳味噌してるぜ。
ともあれ、こいつらの気が変わらないうちにとっとと済ませるか。俺は子まりさの帽子を川に浮かべた。
「それじゃ、れいむ! さっそくトライしてみようかな~?」
「まかちぇて! おにいしゃん!」
ふんふんと鼻息の聞こえてきそうな──鼻はないけど──れいむをつまみ上げ、川に浮いた帽子に、ちょこんと乗せてやった。
世にも珍しい、水上れいむの登場だ!
──珍しいったって、俺は何匹も見てきたんだけどね。
俺が生み出して、そのすべてを俺が葬ってきたのさ。
そんな輝かしいキャリアはともかく、目の前の水上れいむだ。
「ゆっ! ゆっ! れいみゅ、ぷーかぷーかしゅるよ!」
気持ちよさそうにプカプカと水の上を漂う。
なんと自信に満ち溢れた顔つきだろうか。少しその自信をわけてほしいね。
「ゆわーい! れいみゅ、おみずにうかんでるよ!」
「おちびちゃん、かっこいいよ!」
「……ゆう、まりしゃのおぼうちしゃん」
だが岸から離れるにつれ、その顔がだんだん曇ってきた。
川の真ん中付近に流れついた頃には、
「こわいよおおおお! ゆんやああああああ!!」
あらあら、泣き出しちゃったよ。
基本的なことを何も教してもらえず、いきなり水の上に放り出されたんだ。
パニックになっても無理はないな。
「たしゅけてええええ!! れいみゅ、もうぷーかぷーかしちゃくないよおおおお!」
帽子の上で体をジタバタさせている我が子を見て、両親はオロオロしている。
自信を持って送り出したのは、あなたたちでーす。
「たしゅけ……ゆびぃっ! おみずしゃんがああああ!!」
水飛沫が少し体にかかったらしい。
狭い帽子の上であんなに暴れたらなあ。
これには両親も大慌てだ。大声を張り上げた。
「おちびちゃんゆっくり! ゆっくりしてね!」
「きのえださんを、ゆっくりおくちにくわえてね!」
「ゆ、 ゆっくちりきゃいしちゃよ!」
親まりさからのアドバイスを受け、木の枝を口にくわえる子れいむ。
「つぎは、ざーぶざーぶだよ! ざーぶざーぶ!」
「ゆっ! れいみゅ、ざーぶざー──!」
あ。
「きのえだしゃんがあああああ!」
うははは! オール落としちまいやんの!
口に加えたまま騒いだら、そりゃ落とすわ。
「きのえだざんおとしちゃだめでしょおおおおお!?」
親まりさも大騒ぎ。
少なからずおまえのせいだ。何あの抽象的なアドバイス。
「ごわいよおおおおお! だれかれいみゅをたしゅけてねえええええ!!」
揉み上げを忙しなく上下させながら、水上の孤独な子れいむが泣き叫ぶ。
ピコピコ。
……ん?
「れいみゅ、まだちにたくないよおおおお!!」
ピコピコピコ。
……んん?
「まりさああ!! おちびちゃんをたすけてあげてえええ!!」
「ゆっ! おちびちゃん! いまおとうさんがたすけてあげるからね! ゆっくりまっててね!」
「ゆわあああん! おとうしゃん! ゆっくちはやくたすけてねえええ!!」
ピコピコピコピコ。
……あ、駄目だ。こりゃ我慢できないわ。
俺は足元の石を拾い上げ、川の中ほど──子れいむめがけて投げつけた。
「ゆびいっ!」
惜しい! 石は帽子をかすめ、水の中へ。
では第二球──
「おおおおにいさん、なにやってるのおおおおお!?」
親れいむが文句たれてきた。
うっせえなあ。
川に駆け出そうとしていた親まりさも、信じられないようなものを見る目で俺を見ている。
「いやね、あの『ピコピコ』ってのが死ぬほどウザくて──じゃなくて。波を立てて、れいむをこっち側に流そうと思ってさ」
適当ブッこきながら狙いを定め、改めて第二球──投げました!
石はまっすぐに子れいむに向かって──
「ゆ゛っ!」
「おっ、ストライーク! ナイスコントロール!」
あははは! 見た今の?
顔面のど真ん中にブチ当たってやんの!
最後ちょっと寄り目になってたぜ、あいつ!
いやあ、我ながら素晴らしい投球だったね。
え? 子れいむ?
もちろん引っくり返って、そのまま水中にぽちゃんだよ。
哀れ子れいむ、文字通り泡と消えました。
「れいぶのかわいいおちびぢゃんがあああああ!!」
「まりしゃのすてきなおぼうち……かわいいいもうちょがああああ!!」
ありゃ、咄嗟に本音が出ちゃった。
まりしゃちゃんは、帽子──今は川をドンブラコッコしてる──の方がショックだったんだね?
声が一つ足りないなあと思って川べりを見ると、親まりさが無言でこちらを向いていた。
我が子を救出に向かおうと、今まさに帽子を川に浮かべたところだったらしい。
その目はカッと見開かれ、全身をプルプルさせながら呆然と俺を見ている。
だらしなく開けられた口からは、声にならない声がでているようだ。
アテレコするなら、さしずめ「どぼじでこんなことするのおおおおおおお!?」ってトコかな。


水に浮かんだ親まりさの帽子を拾い上げた。
それをそっと持ち主にかぶせてやり、俺は静かに、
「なあ、まりさ」
と言いながら、その口に菓子をねじ込む。
「どぼじでこんな──ゆっ?」
「確か、お飾りのないゆっくりは、ゆっくりできないんだよな?」
こんな時になにを、という顔をしながら、まりさは、
「むーしゃむーしゃ……あたりまえだよ! おかざりのないゆっくりは、『せいさい』されてもおかしくないよ!」
強くキッパリと、そう言った。
てことは、だ。
「あれれ~? あそこのゆっくり、お飾りがないなあ~」
俺は子まりさをビシッと指さす。
「そんなことよりおにいさん──ゆっ! おちびちゃん!?」
「ゆゆっ! おちびちゃんのすてきなおぼうしが!」
両親は慌てに慌てるが、当の子まりさは、
「ゆゆ~ん……」
遠くに流されてしまった帽子を、涙を浮かべながら眺めていた。


俺は両親を掴んで、子まりさの所に連れてくる。
どんよりした顔を付き合わせる三匹。
「……まりしゃのおぼうちしゃん、ゆっくちかえちてええええ!!」
子まりさは両親の顔を見ると、ワンワン泣きはじめた。
「ゆええええええん! すてきなおぼうししゃん! かえちてよおおおおおお!!」
うわあ、これはいい泣き声。ぞくぞくしてきた。
「おちびちゃん、ゆっくり! ゆっくりしてね!」
「ゆゆっ、おとうさんとおかあさんが、すーりすーりしてあげるよ! すーりすーり!」
普段なら気持ちよく、そしてゆっくりできる両親揃っての最高の「すーりすーり」なんだろうが、帽子を無くした悲しみまでは癒せないらしい。
ゆっくりにとってのお飾りってのは、それほどまでに大事で、かけがえのないものなんだな……。
それはわかるんだけど、みなさん。
つい今しがた川に沈んだ子れいむのことも、少しは思い出してあげてください。
ここで俺が駄目押し。
「ねえねえ、おちびちゃん。君のお父さんがさ、『お飾りのないゆっくりは制裁するよ!』だってさ」
子まりさの目から、涙がドバッとあふれた。
「ゆんやああああああ! 『せいさい』ちないでええええ! ゆっくちできないよおおおお!!」
「ゆっ! ちがうよおちびちゃん! おとうさんは──」
「ゆわあああああん!! 『せいさい』こわいいいいいいい!!」
仰向けになってジタバタジタバタと、子まりさは全身で恐怖と悲しみを表現している。
あらあら、しーしーまで漏らしちゃってまあ。
「お、おかあさんのおうたをきいてゆっくりしてね! ゆっくりのひ~。まったりのひ~」
「ゆびゃああああああん!! ゆっぐぢしたいよおおおおおおお!!」
うまいんだか何だかわからない、お母さんの歌も効果なし。
転がったり飛び跳ねたりしながら、ギャンギャン泣き叫んでいる。
「ゆゆゆゆっくりしていってね~。ゆゆゆのゆ~」
それでも歌い続ける親れいむは、今にも泣きだしそうだ。
もうほとんど涙声。
そんな切羽詰まった歌じゃ、誰もゆっくりできないだろうね。
「まりしゃのすてきなおぼうちしゃああああああん!! 『せいさい』はいやぢゃよおおおおおおお!!」
俺に言わせりゃ、この子まりさの泣き声の方がよほどゆっくりできるよ。
──ん?
そういえば、親まりさが黙りこくっちゃったな。
どうしたんだろうと親まりさを見ると、奴は静かにうつむいていた。
その表情は帽子に隠れて見えない。
泣くの? 泣くの? と期待していたら、親まりさは突然、勢いよく顔を上げた。
あ、また例の表情してるよ!
ムカつく!
「おちびちゃん! ゆっくりしていってねっ!」
「ゆびゃああああ──ゆっ!? ゆっくちしちぇいっちぇね!」
父の自信に溢れる──こいつらはこれも「ゆっくりしてる」って形容するんだろう──ご挨拶に、子まりさはピタリと泣き止む。
「よくきいてね! おぼうしのなくなっちゃったおちびちゃんは、たしかにほかのゆっくりにいじめられるかもしれないよ!」
「ゆええ……」
あ、また涙がポロリと。
「おぼうしやおりぼんは、すごくたいせつなものだよ! でもね」
「ゆ?」
親まりさは優しく、ゆっくりと微笑み、
「きめたよ! おちびちゃんは、ずっとずっと、おとうさんとおかあさんがせきにんをもってゆっくりさせてあげるよ!」
「ゆゆっ!」
子まりさの大きな目が、さらに大きく見開かれる。
「おぼうしがあるかないかなんてかんけいないよ! おちびちゃんはかわいいかわいい、まりさとれいむのゆっくりしたおちびちゃんだよ! それを『ゆっくりしてない』なんていうゆっくりがいたら、そのゆっくりはおとうさんが『せいさい』してあげるよ!」
ゆっへん! と胸を張り、
「だからあんしんしてね、おちびちゃんっ!」
迷いのない真っ直ぐな瞳で、子まりさを見つめた。
「ゆゆゆうっ! ……ゆんやああああ! おとおしゃあああああん!! おかあしゃあああああん!!」
子まりさ大泣き。
さっきのような恐怖からの涙ではない。うれし涙だ。
しーしー──これも今度はうれしーしーだ──が足元に小さな水たまりを作る。
大丈夫かこいつ? 自分のしーしーで溶けちゃうんじゃないか?
「ゆゆ~ん。なかなくていいんだよ、おちびちゃん~!」
「よかったねおちびちゃんっ! よかったねっ!」
目尻を光らせながら、両親も優しく微笑んでいる。
いやいやいや。
これは素晴らしい家族愛ですなあ。
いわゆる「愛で派」なら、もらい泣き必死だね、こりゃ。
聞きようによっては、「だらしないおまえをパパとママが養ってあげるからね」という、両親によるニート公認宣言だけどな。
おお、うらやましいうらやましい。


頃合いかな。
俺は泣き笑いを続ける子まりさの背後にまわり、
「ゆっくち! ゆっくち! ゆっくちしちぇ──ゆぎょっ!?」
その後頭部を思いっきり、爪先で踏み潰してやった。
上からの強い圧力に負けた子まりさの体内の餡子が、皮膚を突き破り外に溢れ出る。
後頭部ってことは、要するに体半分を潰されたわけだが、
「い、いぢゃっ……いぢゃいよおおお!! ゆぎゃあああああああん!!」
それでも生きてるのが、こいつらのすごいところだ。
「おにいざああああああん!! なにじでるのおおおおおお!?」
「れいぶのおぢびじゃんが、はんぶんになっぢゃっだあああああああ!!」
脈絡のない俺の行動とその結果に、パニクる両親。
いや、だってさ。
「さっき、『お飾りのないゆっくりは制裁』っていってたじゃん。それを手伝ってやろうとね」
俺は悪びれなく言った。
「そのおはなしはもうおわったでしょおおおおおおお!? おちびじゃんは、まりさたちがゆっくりさせてあげるんだよおおおおお!?」
「ばかなの? しぬの?」
おめーらにバカとか言われたくないですう~。
「ああそうなんだ~。ごめんごめ~ん。でもさ。こんなかわいそうな体になっちゃったおちびちゃんだけど、それでもゆっくりさせてあげられる?」
どうなの? ん? ん?
我ながら底意地の悪いこの質問に、間髪入れずに親れいむが答えた。
「あたりまえだよ! どんなすがたになっても、おちびちゃんはかわいいおちびちゃんだよ!」
さすがはれいむ種。ゆっくりの中でも特に母性が強いとされているだけはある──その認識、近頃ちょっと怪しいけど。
「そうだよ! おちびちゃん、ぺーろぺーろしてあげるからね! ぺーろぺーろだよ!」
「おかあさんもぺーろぺーろするよ!」
揃ってぺーろぺーろしはじめるが、
「いぢゃいいいいいい!! いぢゃいよおおおおおおお!!」
痛みは引かないらしい。
そりゃそうだろ。かえって苦痛なんじゃないの?
「ひぎゃああああああ!! いぢゃいっ!! いぢゃぢゃぢゃっ!! いぢゃいいぢゃいいいいいいいいい!!」
しかしこいつ、ほんといい声で泣くなあ。
「おがあぢゃあああああん!! もういやぢゃああああああ!! おうぢがえるうううう!!」
「ぺーろぺーろ! ぺーろぺーろ!」
おうおう。この必死な姿、ニヤニヤが止まらない。
興奮しながら俺は右足を上げる。
「優しいお父さんとお母さんなんだね。じゃあこんな姿になっちゃったらどうかなあ」
言ってから、両親を避けるように右足を振り下ろした。
「ぺーろ──ゆっ! ゆっ!? ゆがあああっ!」
「れいぶのおぢびじゃんが、またはんぶんになっぢゃっだあああああああ!!」
俺の右足の下では、子れいむの顔の左側が潰れている。
ならば残された右側は無事かといえば、もちろんそんなことはない。
巻き込まれた髪や皮膚、餡子が交じりあってグチャグチャだ。
「あ、あんこじゃん……まりしゃの、なががら……でて、いがない、でえ……」
こんな状態で、それでもまだ生きてるってんだからすげえな!
まあ、俺の踏みつぶしテクもすごいんだけどね。
ギリギリ殺さず、ギリギリ生かしておく。この域に達するまで、どれだけのゆっくりを犠牲にしてきたか!
思い出すぜ。そういえばあの時は……。
「だがらおにいざん!! なにじでるのおおおおおおお!?」
あ、いかんいかん。
自分の腕に酔いしれちまったぜ。
「いやその、お兄さんは……だからその……アレだよ」
咄嗟に言い訳がでてこない。
俺もまだまだ未熟だ。
「で、でもさ。こんな体になっても、おちびちゃんをゆっくりさせてあげられるんだろ?」
「ゆっ! もちろんだよ! ねえ、まりさ!?」
親れいむは自信たっぷりに答えるが、親まりさは、
「ゆ? ゆ、ゆ~ん……」
煮えきらない表情で、傷ついた我が子をぺーぺーろしてる。
「まりさどうしたの!? おちびちゃんをゆっくり──」
「まあ待てよ、れいむ」
親れいむを遮って言った。
「まりさはわかってるんだよな?」
「ゆっ!」
親まりさの体がビクンと跳ねた。
そうだ。こいつはわかっている──子まりさは、もうダメだ。
「ゆ゛っ……いぢゃ……よ……おと……しゃ……」
まともに言葉を発することもできず、ただ体をビクビクと痙攣させている──瞳もすでに濁りかけている──我が子を見て、
「ゆう……。おにいさん。おちびちゃんをゆっくりさせてあげてほしいよ……」
親まりさは、ゆっくりとそう言った。
さすがに自分の手にかけるのは無理ということか。
「いいんだな、まりさ」
親まりさから顔を背けながら、俺は言った。
痛々しい父親を正視できないわけではない。
このニヤケヅラを見られるわけにはいかないんだっつーの。
「おねがいするよ、おにいさん……」
良かった。気づかれてないや。ウププププ。
「なるべくいたくしないであげてね……」
「ゆっ? なにいってるの、まりさ?」
わかっていないらしい親れいむに、心優しい俺が説明してやる。
「いいかい、れいむ。このおちびちゃんは、きっともう助からない。だから苦しまないよう、ゆっくりさせてやるんだ」
芝居がかったタメを作る。
「──永遠に、さ」
「なんでぞんなごどいうの! まりざああああああああ!?」
俺のカッコいいセリフに被り気味に、れいむが叫ぶ。
「ゆう……。れいむ、ゆっくりきいてね。おちびちゃんはもう……」
「そうだ。よく見てみろ、れいむ」
俺は子まりさを指でつつく。つんつくつん。
「ゆ゛っ、ゆ゛っ、ゆ゛っ」
あ、やべえ。そろそろ限界?
こりゃのんびりしてらんないぞ。
「おぢびじゃああああん!! おかあさんがぺーろぺーろしてあげるからねえええ!!」
「れいむ。傷を癒してやるというおまえのその行動も、親の選択として一つの正解だ」
れいむ種はその母性の強さ故に、我が子を殺すことなんて考えられないんだろう。
そんなもんクソ食らえのゲスなれいむも、最近は珍しくもないけどね。
俺は続ける。
「でもな。この場合、まりさの考えの方がおちびちゃんのためだと思うぜ? だから──」
「あんこさん! あんこさん! ゆっくりしないでおちびちゃんのなかにもどってねええええ!!」
れいむの絶叫を聞きながら、俺は子まりさに残された前部右半分を思いきり踏み潰す。
「…………」
断末魔の声を上げることすらできず、子まりさは永遠にゆっくりした。
「ゆぎゃっ! ゆぎゃああああああ!! おぢびぢゃああああああん!?」
ふう。
ああ良かったー! 勝手におっ死ぬ前に、きっちりとどめさせたよー!
右足をぐーりぐーり──うーむ、この感触!
「すっきりー!」とでも叫びたい気分だ。


「ごべんね……おぢびぢゃんごべんね……。だめなおとうさんでごべんねえ……。ゆっぐ、ゆっぐ……」
あ、親まりさが泣いてる。
前の二匹と違って、目の前には子どもの死骸がある。
切り替えの早さには定評のある餡子脳とはいえ、さすがに堪えるんだろうな。
「ゆっぐ、ゆっぐ……」
まあでも、そんなに責任を感じるなよ。
お前らは確かにダメでバカで愚か極まりないが、何を隠そう、今回の悲劇は全面的にこの俺が原因だ。
また菓子をくれてやるから、元気出せよ、な!
ほら、親れいむもこっちに──あれ?
さっきまで大騒ぎしていた親れいむだが、今は俯いて体を小さく震わせている。
「………」
あ。
これはもしかして。
「ゆっぐ、ゆっぐ……。ゆっすん。……れいむう、これからはおちびちゃんたちのぶんもゆっくりしてあげようね……」
「……おちびちゃんを」
「ゆっ? なに、れいむ?」
もしかして、もしかして?
「おちびちゃんをころしたまりさは、ゆっくりしねえええええええ!!」
お母さんがキレちゃったー!
強すぎる母性は時として母を凶行に駆り立てる。
叫び声を上げながら、一直線に夫である親まりさに突撃した。
「ゆゆっ、れいむ! なにするの? やめてね! やめてね!」
「ゆっくりしねえええええ!!!!」
何度も体当たりを食らわせる。おお、ナイスタックル。
「ゆっくりしね! ゆっくりしね!」
「ゆべしっ! いたいよ! いたいよ! れ、れいぶううううう!!」
「ゆっくりしね!ゆっくりしね!」
「ゆががっ! ゆぐぐっ! ごべんね。ごべんねえ、れいぶう……」
かわいい子どもの変わり果てた姿を目の当たりにしては、泣こうが謝ろうが、母の憤怒の炎は消えはしない。
その怒りをぶつける相手が愛しい夫であっても、だ。
親れいむは親まりさを組み敷き、
「ゆっくりしね! ゆっくりしね!」
「おちびぢゃんたち……れいぶ……ごべんね……。まりさをゆるじでね……!」
何度も何度も飛び跳ね、踏み続ける。
親まりさにはされるがままで、抵抗の意思は無いらしい。
餡子脳に──たとえ意識の外に追いやってしまったとはいえ──こびり付いた子ども達の死に様に、もうなにもかもを諦めてしまっているのかもしれない。
──ちっ。しょうがねえなあ。
「ゆっくりしねええええええ!!」
「まあまあ、落ちつけよ、れいむ」
「ゆっ! まりさがおわったらつぎはおにいさんのばんだよ!! ゆっくりかくごしてね!!」
ありゃま、俺も制裁されちゃうの?
まあ当たり前っちゃ当たり前か──何たって、おちびちゃん殺しの実行犯だし。
「そんなこと言うなよ~。とりあえずさ、あまあまでも食べて──」
「うるざいよおおおおお!?」
おお、おっかねえツラしてんなあ!
男ってやつは、どうもこういうツラに弱いんだ。
人間だとかゆっくりだとかは、この際関係ない。
怒った母ちゃんには決して逆らうな──きっとそういう情報が、男を形づくる遺伝子に組み込まれてるんだろうね。
いや、マジでマジで。


そんなことはともかく、こりゃ、なだめるのは無理っぽいや。
仕方ない。れいむお母さんには、この辺でご退場願いましょう。
「れいむ、れいむ」
「ゆあ!? うるざいっで──」
「ゆっくり死ね!」
れいむの横っつらに、トゥキックをブチ込んでやった。
「ゆぎょびゅっ!」
宙を舞って、ぽよよん、と地面に激突するれいむ。
俺はまりさの方をちらりと見下ろす。
「ゆう……。れいぶ…? れいぶううう!?」
よし。
ダメージで動けはしないものの、妻の身を案じる余裕はあるみたいだな。チミ、なかなかタフなのね。
「ゆふーっ! ゆふーっ!」
顔を上げると、鬼気迫る表情に磨きをかけ、親れいむが起きあがっているのが見えた。
髪の毛も逆立たんばかりに全身から怒気を発している。
すげえな。
ドスクラスならいざしらず、普通のゆっくりとは思えない迫力だぜ。
おちびちゃんたちを殺されたのが、そんなにも悔しかったんだね。プププッ!
「わがったよ……。先におにいざんがら『せいざい』しであげるよお!! おぢびぢゃんのかたぎいいいいい!!」
突っ込んできた!
と言っても、所詮はゆっくりの突撃。
俺は楽々空中で撃墜する──いわゆるボレーシュートの格好だ。
「ゆぎゃっ!」
カウンターを受け、突っ込んできた勢いそのまま、地面に向かって吹っ飛ぶれいむ。
よし、ここで追撃!
俺は軽やかなステップで親れいむに近づき、
「ゆっくり死ね! ゆっくり死ね!」
親れいむを蹴りまくる。
もちろん、十分に手加減したキックだ。
簡単に死なれてもつまらないしね。
キック! キック! キック!
「ゆぐっ! ゆぐっ! ……ごろずっ! ごろずううう!!」
キック! キック! キック!
「ごろ……じゅっ! ゆばっ! ゆぼっ!」
手加減していても、親れいむにはかなりのダメージだ。
「ゆぎゃおおおおおおおおうっ! ぎゅぎょおおおおおおおお!!」
まん丸だった体は不格好に歪み、肌色の表面が黒ずんできた。
歯は何本も折れ、口や、ところどころ破れた皮膚からは餡子が漏れている。
「ゆぎゃっ! ゆぎゃああっ!!」
お、あにゃるからも餡子が出てきたぞ。
それでもキック!
「ゆがあんっ! ……もういやじゃああ!! やめでっ! やめでえええええ!!」
お?
「ゆええええええん! れいぶ、もうおうぢがえるうう!!」
折れた!
日の光よりも優しく暖かく、海よりも深い母の愛を、怒りを、プライドをへし折ってやったぜ!
「いぢゃいよ、いじゃいよおおお!! どぼじでこんなごどするのおおおおおお!?」
半分塞がった目から滝のような涙を流す親れいむを見下ろすと、自然と口元が緩む。
くう~、この征服感! たまんねえ~!
「おにいさん! やべてあげてね!! やべてあげてね!! れいむがいたがってるよ!!」
……旦那が何か言ってるぜ。
ったく。いい気分に水を指すなよなあ。
八つ当たりで親れいむを蹴ってやる。
「ゆびゃあ!! いだいっ! もうやめでよおおおおおおお!!」
さっきよりずっと手加減したのにこの痛がりよう。
「ゆんやあああああ!! もういやじゃよおおおおお!! ゆっぐりさせでよおおおお!!」
もう完全に屈したな。
次は、と。
俺は仰向けになった親れいむに覆い被さるように、膝立ちになる。
「もうやべでよおおおおお!! れいぶなにもわるいごどしてないでしょおおおお!?」
右拳を固く握りしめ、親れいむに打ち下ろす。
「ゆぼっ!!」
間髪入れず、今度は左拳。
「ゆぼぼっ!!」
右と左、両の拳を次々と親れいむの全身へ。
「ゆぎゅぎゅ……やめでっ! ぎゅぶっ! もうやべでっ!」
ゆっくりの柔らかい体は、実に殴り心地がよい。
「ゆぶっ! おべべっ! がぎゃっ! でいぶのきれいなおべべがあっ!」
右目が弾けた。
潰れた目玉が眼窩からどろりとこぼれ、俺の拳を汚す。
この感触もたまらないね。
「ごべんなざい! ごべんなざいいいいいい! まりざたぢがわるいごどじだならあやばりばずがら!」
満足に動かせないであろう体を地面にこすりつけ、何を思ったのか親まりさが謝ってきた。
いやいやいや。謝る必要なんか全然無いよ。
むしろ俺が謝りたいくらいだ。
楽しませてもらってゴメンね~!
「いだっ! いいいっ! いだいっ! じょおお!!」
「まりざがあやばりばずがらっ! もうでいぶをいじめないでぐだざいっ!! でいぶがしんじゃいばずっ!!」
こんなに元気な声を上げられるなら──こいつも君も──まだ大丈夫だよ。
親まりさの見当違いな謝罪は、俺のテンションを上げただけだった。
思わず、
「はははははは!」
声を上げて笑ってしまう。
「ゆぎゃっ! ぼうっ! やべでっ!」
「おにいざん! やべでぐだざいっ!!」
ああ楽しい。


拳が伝える感触が、次第に鈍いものへと変わってきた。
かなり手加減しているとはいえ、もともと規格外の脆さを誇るゆっくりだ。さすがに限界なのだろう。
俺も調子に乗って、やり過ぎちゃったし。テヘ!
「ゆべ……ゆべ……ゆべ……」
「ゆゆ、れいぶう……。ゆっぐりじで、ゆっぐりじでいっでね……」
二匹とも元気がなくなってきたな……。
俺はさっきより強めに親れいむを殴る。
「ぎいっ! いだい……いだい、よお……」
「さあ、れいむ! 泣け! 叫べ! そしてえッ──」
親れいむの体をむんずと掴み上げ、小脇に抱えて土手の坂を駆け上がる。
俺に抱えられながら、
「おそら……んで……みたい」
死にかけてるくせにお約束のセリフを言ってくれる親れいむ。律儀だ。
「れいぶっ!? れいぶをつれでいがないでえっ!!」
おっと、せっかくだからお前にも来てもらうか。
俺は坂の途中でユーターン。親まりさに駆け寄る。
かわいい奥さんの最期くらい、ちゃんと目に焼きつけておきたいだろう?
慈悲深い俺がそう思いながら片手で親まりさを持ち上げると、
「ゆゆっ!? まりさ、おそらをとんでいるみたい!」
これまた約束のセリフ。
ほんと律儀だねえ。
「ゆう。おにいさん、まりさたちをゆるしてくれるの……?」
律儀というか、ただのバカか。わかってたけど。
「もうおうちにかえして──」
「さ、着いたよ。まりさ」
坂を登り切り、目の前の広い車道を見渡す。
ありゃ、来た時より交通量減っちゃってるじゃん。
車こないかなあ、っと。
親まりさを地面に下ろしてやる。二匹抱えてると、ちょっと腕が痛いや。
「おにいさん、れいむもおろしてあげてね! すーりすーりしてあげたいよ!」
「おっと、まりさ。道路に出たら危ないよ」
けなげな親まりさ──自分だって動くこともままならないくせに──を制し、俺は親れいむを抱えたまま道路脇に身を屈める。
「ゆゆっ! れいむ! もうだいじょうぶだからね! おにいさんはゆるしてくれたからね!」
「……ゆ、ばり……ざあ」
俺が中腰になったせいで近づくことができた愛しい妻に、夫が話しかけた。
表情も明るくなっている。
親れいむの方は──もう表情もクソもないっつーの。
まあ、これが最期だ。しっかりお別れを済ましておきたまえよ。
「れいむ! はやくおうちにかえってゆっくりしようね!」
二匹の会話──親まりさの独り言──を聞きながら、俺は車道に目をやり、車の行き来を眺める。
そして、親れいむを両手で持ち、胸の前に構えた。
タイミングが大事だ……。
まだよまだよ……。
「れいむ! まりさがいっぱいたべものとってくるからね! すきなだけむーしゃむーしゃしていいからね!」
……よし!
俺はさっきの続きを叫ぶ。
そしてえッ──
「ゆっくり死ね!」
親れいむを、車道の上に転がした。
「……いぶ、こー……ろ、こー……」
「ゆゆ!? しゃどうさんはあぶないよ、れいむ!!」
やべっ!
ボコりすぎて丸とも四角とも言えない体になってるせいで、いまいち転がりが悪い!
もうちょっと! もうちょっと先まで!
俺の願いも空しく、中途半端な場所で止まってしまう親れいむ。
「ゆっくりもどってえええええ!! こーろこーろはゆっくりできないいいいいい!!」
いやあああ! もっとこーろこーろしてえええええ!!
……ええい、時間がない。俺はそそくさと車道に飛び出し、
「えいや」
絶好の位置まで親れいむを蹴飛ばした。
急いで道路脇まで戻って身を潜める。こそこそ、っと。
「おにいざんなにじでるのおおおおおおおお!?」
へいへい、そのセリフは今日何度目だっけね?
親れいむから目を離さずにそんなことを考えた時。
俺たちの目の前を、1台の軽自動車が駆け抜けた。
ぐちゃ、っという音が聞こえたのは俺の錯覚だろうか。
親まりさは目を見開いている。
その視線の先には──真っ黒い華が咲いていた。
……なんつって。早い話が、ぺしゃんこになった親れいむですよ。
うっし、なかなかの芸術作品! 80点は堅い!
絵的にはダンプとかロードローラーの方がビシッと決まるんだけど、そんなもんはそうそう走ってないしね。
今日はこれで良しとしよう。ふう。
お、遠くに甲高いクラクションが聞こえる。
はは、ありゃさっきの軽だ。
さしずめ「汚えもん踏んじまったぜ! けっ!」ってとこかな。


さあて、まりさちゃん?
かわいい奥さんが最期に残したあの前衛アート、どう? どう?
「…………」
親まりさは、車道の黒い染みを凝視したまま固まっていた。
「なあなあ、まりさってば」
「…………」
呼びかけても指でつついても、完全にノーリアクションだ。
「まりさちゃんってばあ。なあ、あまあま食べる?」
その時、親まりさが俺に顔を向けた。
おお、完全に目が据わっている。
これはくるか?
さっきの親れいむのように、キレて突っかかってくるか?
くるなら来い! 殴り足りないと思っていた所だぜ!
そんな俺のやる気は、
「……ゆっくりのひ~、まったりのひ~」
親まりさの口から発せられる、調子っぱずれな歌声でそがれてしまった。
「ゆゆゆのゆ~、ゆっくりゆっくり~、ゆゆゆのゆ~」
あらあらまあまあ。
心身ともに打ちのめされて、頭の中がお花畑に逃避しちゃったよ。
「かわいいかわいいおちびちゃん~、ゆゆゆゆゆ~」
こいつらのちっぽけな餡子脳は、状況を処理しきれなくなるとすぐに飛んでしまう。
死ぬほどの恐怖を味わった時なんかは特にそうだ。
例えば、さんざん甘やかされて育った飼いゆっくりなんかが、捨てられて一時間もしない内にパーになっちまうことも、決して珍しくはないのだ。
こんな風になったゆっくりを、俺は今まで何度も見てきた。
それにしても──
「ちっ。つまんねえの」
俺は吐き捨てた。興ざめだ。
「ゆっくりぷれいすで~、す~やす~や~」
親まりさは下手くそな──いや、ひょっとしたら上手いのかもしれない──歌を続ける。
そのうち俺に背を向け、フラフラとした足取りでどこかに歩き始めた。
「みんなでゆっくり~していって~ね~」
ああなっちまったらもう長くはないな。
俺が手を下すまでもねえぜ。
じゃあな、優しかったお父さんまりさ。今日は楽しませてもらったぜ。
俺はフッと笑い、家路に──


──なーんて言うと思ったあ?
遊んだ後の後片付けはキッチリと。子どもの頃、そう教わりました!
振り返った俺は親まりさに向かってダッシュ。そのまま親まりさを蹴る。
「げっ!」
ほどよい距離にぽよーんと転がる親まりさ。
それを追いかけて、また蹴る。
「ぎょっ!」
延々とこれの繰り返し──要するにサッカーのドリブルだ。
親れいむに派手にやられて所々へこんでいるので、思った方向に転がらない時もあるけど、まあこれはこれで楽しい。
さあて、今度こそ帰ろうかな。
足元の歪なボールを強めに蹴る。
「ちょっと、あれ~見な~」
我ながら音程をはずした、でも決してゆっくりほど下手ではないメロディを口ずさみながら、俺は今度こそ家路についた。

(了)





以前書いたもの……

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